JPH0850090A - き裂発生モニタリング装置 - Google Patents

き裂発生モニタリング装置

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JPH0850090A
JPH0850090A JP6186948A JP18694894A JPH0850090A JP H0850090 A JPH0850090 A JP H0850090A JP 6186948 A JP6186948 A JP 6186948A JP 18694894 A JP18694894 A JP 18694894A JP H0850090 A JPH0850090 A JP H0850090A
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JP
Japan
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test piece
electrode
potentiostat
test
crack
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JP6186948A
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English (en)
Inventor
Yasu Yasuhara
縁 安原
Mikiro Ito
幹郎 伊藤
Yoshihisa Saito
宣久 斉藤
Junichi Takagi
純一 高木
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

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  • Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)
  • Testing Resistance To Weather, Investigating Materials By Mechanical Methods (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Electric Means (AREA)
  • Investigating Strength Of Materials By Application Of Mechanical Stress (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】対象構造物あるいはテストピースに対峙して溶
液中で照合電極を設けて、オンラインでき裂の発生を検
出するき裂発生モニタリング装置を提供する。 【構成】請求項1記載のき裂発生モニタリング装置は、
内包する一次系配管1近傍から分岐した入口配管2およ
び出口配管3の間に設置して前記入口配管2と出口配管
3により前記一次系配管1内包する溶液が導かれる試験
槽5と、この試験槽5内に引っ張り応力が加えられる前
記対象構造物と同一材質のテストピース7と、このテス
トピース7の対極となる白金電極8と、基準電位を得る
ための照合電極9を設置すると共に、前記テストピース
7と白金電極8の間に電圧を与えてこの時に流れる電流
を測定するポテンショスタット10と、このポテンショス
タット10の測定信号を記録する記録装置11からなること
を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、構造物に生ずるき裂の
監視に係り、特に原子力発電プラント等における炉内構
造物や配管等のき裂発生モニタリング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より原子炉構造材の健全性を評価す
るためには、ダブルカンチレバー試験片等を用いて、試
験片におけるき裂の進展をオンラインでモニターする装
置が開発されている。
【0003】これは、ある環境中にて、ある構造材にき
裂が生じた場合に、このき裂が、どのくらいの速度で進
展するかをモニターするものである。しかしながら、構
造材にき裂が発生するかどうかをモニターする装置はな
かった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】たとえば原子力発電プ
ラントの寿命を評価したり、炉内あるいは配管内の環境
が構造材に及ぼす影響を知るためには、その環境におけ
る構造材に発生したき裂の進展特性を知ることが必要で
あるが、それと共に、き裂発生の特性を知ることが重要
である。
【0005】しかし、オンラインでどこに、何時き裂が
発生したかは、モニターすることができなかったので、
このき裂の発生を知ることはできず、したがって、発生
後のき裂進展特性のみで寿命の評価せざるを得なかっ
た。
【0006】しかしながら、このき裂発生の特性が不明
であることは、その環境における構造物の状態と原子力
発電プラント等の寿命評価の正確な予測が困難であり、
信頼性と予防保全に支障をきたすことになる。
【0007】本発明の目的とするところは、対象構造材
あるいはテストピースに対峙して溶液中に照合電極等を
設けて、オンラインでき裂の発生を検出するき裂発生モ
ニタリング装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
請求項1記載の発明に係るき裂発生モニタリング装置
は、溶液を内包する対象構造物の近傍から分岐した入口
配管および出口配管の間に設置して前記入口配管と出口
配管により前記対象構造物が内包する溶液が導かれる試
験槽と、この試験槽内に引っ張り応力が加えられる前記
対象構造物と同一材質のテストピースと、このテストピ
ースの対極となる白金電極と、基準電位を得るための照
合電極を設置すると共に、前記テストピースと白金電極
の間に電圧を与えてこの時に流れる電流を測定するポテ
ンショスタットと、このポテンショスタットの測定信号
を記録する記録装置とからなることを特徴とする。
【0009】請求項2記載の発明に係るき裂発生モニタ
リング装置は、荷重負荷装置を設けて試験槽内のテスト
ピースに引っ張り応力を加えることを特徴とする。
【0010】請求項3記載の発明に係るき裂発生モニタ
リング装置は、前記試験槽内に設置するテストピース
が、U字状で開口部に予め引っ張り応力が加えられてい
ることを特徴とする。
【0011】請求項4記載の発明に係るき裂発生モニタ
リング装置は、溶液を内包した対象構造物内で予じめ応
力が存在している部分に対峙して設けた対極となる白金
電極と、基準電位を得るための照合電極とを設置すると
共に、対象構造物と白金電極との間に電圧を加えてその
時の電流を測定するポテンショスタットと、ポテンショ
スタットの測定信号を記録する記録装置とからなること
を特徴とする。
【0012】請求項5記載の発明に係るき裂発生モニタ
リング装置は、チューブ型のテストピースとこのテスト
ピース内に挿入して放射線照射により膨脹してテストピ
ースに応力を加える膨脹ペレットと、前記テストピース
の外周に対峙して設けた対極となる白金電極と、基準電
位を得るための照合電極と、前記テストピースと白金電
極の間に電圧を加えてその時の電流値を測定するポテン
ショスタットと、ポテンショスタットの測定信号を記録
する記録装置とからなることを特徴とする。
【0013】請求項6記載の発明に係るき裂発生モニタ
リング装置は、前記照合電極がテストピースあるいは対
象構造物と同一材質であることを特徴とする。
【0014】請求項7記載の発明に係るき裂発生モニタ
リング装置は、前記チューブ型のテストピース内に挿入
する膨脹ペレットが、Al2 3 +B4 Cでなることを
特徴とする。
【0015】
【作用】請求項1記載の発明は、溶液を対象構造物が内
包する溶液の一部は試験槽を通過し、この試験槽の溶液
中で応力が加えられた状態で設置されたテストピースと
白金電極との間に電流が流されている。
【0016】この電流値は、テストピースにき裂が生じ
る増加するので、この変化をポテンショスタットで測定
して、き裂発生を検知する。また、ポテンショスタット
の測定信号は記録装置で記録し、これを観察してき裂発
生時期等から、対象構造物の状態や寿命を評価する。
【0017】請求項2記載の発明は、試験槽の外部に設
けた荷重負荷装置を、試験槽内のテストピースの一端に
結合してテストピースに所定の引っ張り応力を加えて、
テストピースを対象構造物と同様の応力状態とする。
【0018】請求項3記載の発明は、試験槽内に設置す
るテストピースを、U形のベントとして開口部をボルト
とナットにより所定の引っ張り応力を加える。これによ
り荷重負荷装置が不要で、試験槽に貫通部がないので密
封化ができる。
【0019】請求項4記載の発明は、溶液を内包した対
象構造物内の応力が存在している部分に対峙して、白金
電極と照合電極を設置して、対象構造物の局部に発生す
るき裂を直接的に検出することができる。
【0020】請求項5記載の発明は、対象構造物が狭隘
部にある場合に、対象構造物の近傍に膨脹ペレットを挿
入したチューブ型のテストピースと、白金電極および照
合電極を配置する。これにより、膨脹ペレットは放射線
照射により膨脹してテストピースに応力を加えるので、
対象構造物と同様の応力状態が容易に得られる。
【0021】請求項6記載の発明は、照合電極の材質を
テストピースあるいは対象構造物の材質と同一にするこ
とにより、対象構造物が内包する溶液の液質が変化して
も、対象構造物における自然電位と照合電極において基
準とする電位の変化に相違を生じないので、液質変化に
影響を受けずに精度の高い測定ができる。
【0022】請求項7記載の発明は、Al2 3 +B4
Cは、放射線の照射を受けると膨脹することから、膨脹
ペレットとしてチューブ型のテストピース内に挿入し
て、原子炉内等に設置する。したがって、原子炉の運転
により、テストピースは対象構造物と同様の応力状態に
なる。
【0023】
【実施例】本発明の一実施例を原子力発電プラントを例
にして図面を参照して説明する。第1実施例は、配管の
構造材と同一材質のテストピースに、き裂が発生したか
どうかをモニターするものである。
【0024】図1の構成図に示すように、原子力発電所
内の一次系配管1に分岐用の入口配管2と出口配管3を
取り付け、ポンプ4により一次系配管1内を通る溶液
が、前記入口配管2と出口配管3に接続した試験槽5内
を通るようにしている。
【0025】この試験槽5の外部には荷重負荷装置6が
設けてあり、この荷重負荷装置6には対象構造材である
一次系配管1と同じ材質で、棒状のテストピース7の一
端が試験槽5を水密に貫通して取り付けてあり、テスト
ピース7の他端は試験槽5に固定されている。
【0026】さらに試験槽5内には、テストピース7と
電気的に絶縁されるようにして、対極としての白金電極
8を配置し、また、液絡管9aがテストピース7と白金
電極8の間に位置するようにして、基準電位を得るため
の銀塩化銀電極等の照合電極9が設置している。
【0027】また、前記テストピース7と白金電極8、
および照合電極9は、夫々リード線を介して試験槽5外
に設置したポテンショスタット10に接続し、このポテン
ショスタット10には記録装置11を接続して構成してい
る。なお、ポテンショスタット10は、電位差計12と外部
電源13、さらに電流計14からなっている。
【0028】次に上記構成による作用について説明す
る。なお、試験槽5内には常時、一次系配管1内を通る
溶液の一部が一次系配管1内と同一の液質、温度、圧力
にてポンプ4により流されており、また、テストピース
7には予め荷重負荷装置6により所定の引っ張り応力が
加えられ、一次系配管1と同一条件にされている。
【0029】この状態において、照合電極9の電位を基
準としたテストピース7の電位(自然電位)をポテンシ
ョスタット10の電位差計12により測定する。ここで、た
とえばテストピース7の電位がこの自然電位から+50mV
程度になるように、外部電源13によりテストピース7と
白金電極8の間に一定電圧を与えて電流を流す。
【0030】この電位の+50mV程度とは、テストピース
7と白金電極8間に流れる電流値を電流計14で検出でき
る程度のものであり、なるべく低い値としている。な
お、電流計14により測定した電流値の測定信号は記録装
置11にて記録する。
【0031】図2の特性図は、記録装置11に記録された
電流値の時間変化を模式的に表している。なお、テスト
ピース7の表面には、ある時間の後に皮膜が形成される
ので、領域15のように電流値がある値で安定する。
【0032】この後にテストピース7の表面に新らたに
き裂が発生すると、き裂内面は皮膜のついていない新生
面なので、この時にき裂の新生面から溶液を通じて白金
電極8の間に流れる電流値が増加して、記録装置11に記
録された電流値にピーク16aが現れる。
【0033】したがって、電流計14と記録装置11を観察
することにより、き裂の発生とその時期がオンラインで
わかる。なお、この電流値のピークは、き裂が発生した
都度に順次ピーク16b,16cとして現れる。
【0034】このように、テストピース7のき裂発生が
検知されれば、この環境において、この構造材に、この
応力が加わる条件であれば、き裂が発生することが分か
れば、前記一次系配管1で溶接部等の応力が加わってい
る部分に、き裂が発生する可能性があるということが判
明する。
【0035】したがって、き裂が発生する環境であるこ
とがわかれば、この構造材の寿命を評価することがで
き、また、液質を改善する等の予防保全の措置を採るこ
とも容易となる。
【0036】第2実施例は、荷重負荷機構6を使用せず
にテストピースに、き裂が発生したかどうかをモニター
するものである。図3の構成図に示ように、水密とした
試験槽5には、一次系配管1から分岐された入口配管2
および出口配管3と、ポンプ4により一次系配管1内を
通る溶液が流されている。
【0037】試験槽5の内部にはテストピース17が配置
してあり、このテストピース17は対象構造材である一次
系配管1と同じ材質でU字状(たとえばU−ベンド試験
片)であり、その開口部をボルト18とナット19により外
側部分に引っ張り応力が加えられている。
【0038】なお、その他の白金電極8や照合電極9の
配置および、リード線による外部に設置したポテンショ
スタット10と記録装置11への接続等は、上記図1と同じ
に構成している。
【0039】上記構成による作用としては、テストピー
ス17に生ずるき裂の検知は、上記第1実施例と同様にし
てポテンショスタット10と記録装置11により行う。ま
た、本第2実施例では、テストピース17に対して加える
所定の応力を予めボルト18とナット19により発生させて
いることから、荷重負荷装置6が不要で、かつ試験槽5
の密封維持が容易である。
【0040】なお、テストピース17については、ボルト
18とナット19の代りにバネを用いて引っ張り応力を加え
ることもできる。
【0041】第3実施例は、一次系配管等の局部に対し
て直接的にき裂発生をモニターするものである。図4の
構成図に示すように、白金電極8を溶液が内包されてい
る一次系配管1内にて、溶接部等の応力が存在する局部
と対峙して、一次系配管1と電気的に絶縁されるように
設置する。
【0042】また、基準電位を得るための照合電極9
を、液絡管9aが一次系配管1の局部内面と白金電極8
の間となるようにして取り付け、さらに前記一次系配管
1と白金電極8、および照合電極9をリード線によりポ
テンショスタット10に接続し、このポテンショスタット
10には記録装置11を接続して構成する。
【0043】上記構成による作用としては、テストピー
スによらずにプラントにおける一次系配管1に発生した
き裂を、白金電極8と照合電極9により直接的にモニタ
ーできる。したがって、実機の局部に発生するき裂をオ
ンラインでモニターすることができることから、構造物
ごとにき裂の早期検出と、寿命評価および保全が適切に
行える。
【0044】第4実施例は、対象構造物が炉心内等の狭
隘部にある場合をモニターするものである。図5の構成
図に示すように、原子炉内に設置された小径配管の計装
管20内にチューブ型のテストピース21を配置するが、こ
のテストピース21の中には、予めテストピース21の内径
より若干外径が小さく、例えば材質がAl2 3 +B4
Cからなる膨脹ペレット22を挿入しておく。
【0045】さらに、前記テストピース21の外周に対峙
して照合電極9の液絡管9aと、白金電極8を配置し、
この照合電極9と白金電極8、およびテストピース21と
をリード線により計装管20の外部に設置したポテンショ
スタット10に接続し、このポテンショスタット10には記
録装置11を接続して構成している。
【0046】次に上記構成による作用について説明す
る。計装管20内に配置されたテストピース21内の膨脹ペ
レット22は、放射線の照射を受けると膨らむことから、
テストピース21には外側部分に引っ張り応力が加わる。
この状態でテストピース21にき裂が発生すると、これを
ポテンショスタット10と記録装置11において検知して記
録される。
【0047】したがって、このように構成にすれば、小
径配管の構造材についても容易にき裂発生をモニターす
ることが可能で、上記第1実施例等と同様な効果が得ら
れる。
【0048】第5実施例は、モニタリングをしている周
辺の溶液の液質変化に対応するものである。照合電極9
の材質をテストピース7,17,21あるいは対象構造材の
一次系配管1等と同じ材質にして構成する。
【0049】第1実施例を例にすると、図1に示す一次
系配管1を流れる溶液の液質が変化した場合は、一次系
配管1における自然電位が変化する。これにより、一次
系配管1と同一材質としたテストピース7における自然
電位も同様に変化する。しかしながら、照合電極9の材
質がテストピース7と異なっていると、溶液の液質が一
定している場合は支障ないが、液質が変化すると照合電
極9における電位の変化がテストピース7の場合と相違
が生じて測定精度が劣化する。
【0050】したがって、溶液の液質変化が予想される
場合には、予め照合電極9の材質をテストピース7と同
一のものを採用しておけば、溶液の液質変化に対して
も、照合電極9の電位もテストピース7の電位と同じよ
うに変化する。これにより、自然電位から常に一定の電
圧がかかった状態を保持することができて、この自然電
位の変動の影響を受けず、したがって、常に水質に影響
を受けずに正確なモニタリングが行こなえる。
【0051】
【発明の効果】以上本発明によれば、配管等の構造物に
おけるき裂の発生をオンラインで検出できることから、
構造物の状態と共にき裂発生時期も記録できて、その環
境を含めた寿命評価と、これに対処して液質や応力等の
環境を改善する等の予防保全の措置を迅速で適切に実施
できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1実施例の一部切断構成図。
【図2】本発明に係る一実施例のき裂検出時の電流特性
図。
【図3】本発明に係る第2実施例の一部切断構成図。
【図4】本発明に係る第3実施例の一部切断構成図。
【図5】本発明に係る第4実施例の一部切断構成図。
【符号の説明】
1…一次系配管、2…入口配管、3…出口配管、4…ポ
ンプ、5…試験槽、6…荷重負荷装置、7,17,21…テ
ストピース、8…白金電極、9…照合電極、10…ポテン
ショスタット、11…記録装置、12…電位差計、13…外部
電源、14…電流計、15…電流の安定領域、16a〜16c…
電流のピーク、18…ボルト、19…ナット、20…計装管、
22…膨脹ペレット。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G21C 17/003 (72)発明者 高木 純一 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8番地 株 式会社東芝横浜事業所内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 溶液を内包する対象構造物の近傍から分
    岐した入口配管および出口配管の間に設置して前記入口
    配管と出口配管により前記対象構造物が内包する溶液が
    導かれる試験槽と、この試験槽内に引っ張り応力が加え
    られる前記対象構造物と同一材質のテストピースと、こ
    のテストピースの対極となる白金電極と、基準電位を得
    るための照合電極を設置すると共に、前記テストピース
    と白金電極の間に電圧を与えてこの時に流れる電流を測
    定するポテンショスタットと、このポテンショスタット
    の測定信号を記録する記録装置とからなることを特徴と
    するき裂発生モニタリング装置。
  2. 【請求項2】 荷重負荷装置を設けて試験槽内のテスト
    ピースに引っ張り応力を加えることを特徴とする請求項
    1記載のき裂発生モニタリング装置。
  3. 【請求項3】 前記試験槽内に設置するテストピース
    が、U字状で開口部に予め引っ張り応力が加えられてい
    ることを特徴とする請求項1記載のき裂発生モニタリン
    グ装置。
  4. 【請求項4】 溶液を内包した対象構造物内で予じめ応
    力が存在している部分に対峙して設けた対極となる白金
    電極と、基準電位を得るための照合電極とを設置すると
    共に、対象構造物と白金電極との間に電圧を加えてその
    時の電流を測定するポテンショスタットと、ポテンショ
    スタットの測定信号を記録する記録装置とからなること
    を特徴とするき裂発生モニタリング装置。
  5. 【請求項5】 チューブ型のテストピースとこのテスト
    ピース内に挿入して放射線照射により膨脹してテストピ
    ースに応力を加える膨脹ペレットと、前記テストピース
    の外周に対峙して設けた対極となる白金電極と、基準電
    位を得るための照合電極と、前記テストピースと白金電
    極の間に電圧を加えてその時の電流値を測定するポテン
    ショスタットと、ポテンショスタットの測定信号を記録
    する記録装置とからなることを特徴とするき裂発生モニ
    タリング装置。
  6. 【請求項6】 前記照合電極がテストピースあるいは対
    象構造物と同一材質であることを特徴とする請求項1乃
    至請求項5記載のき裂発生モニタリング装置。
  7. 【請求項7】 前記チューブ型のテストピース内に挿入
    する膨脹ペレットが、Al2 3 +B4 Cでなることを
    特徴とする請求項5記載のき裂発生モニタリング装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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