JP5391090B2 - 塵芥収集車及びその故障診断支援システム - Google Patents
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Description
また、塵芥収集車は塵芥収容箱に収容された塵芥を排出するために、塵芥投入箱(テールゲート)の上昇動作や、塵芥収容箱内に装備された排出板による塵芥押出動作等の塵芥排出動作を行う。
塵芥収集車は、これらの各機構の動作を検出するための各種センサ・スイッチ類(近接スイッチ・接触スイッチ等)の入力信号に応じて、コントローラが各機構を駆動する各アクチュエータを作動させる為の出力信号を出力する。
一般に、このコントローラの入出力信号はその場その場の処理に留まり、記録されない。
したがって、修理者は正常に作動する車両において、故障箇所を見出さなければならない為、修理に手間と時間がかかる他、故障箇所を発見できないケースも存在する。
また、異常動作を再現するものとしては特許文献2〜4がある。
記憶された過去の出力信号のデータに基づき動作を再現するにあっては、異常な動作を再現する可能性があるから、安全性が問題となる。
例えば、再現動作を観察する修理者等が、塵芥積込動作が行われるのか、塵芥排出動作が行われるのかを予め認識できない場合、これらの者に危険を与えるおそれがある。
また、異常な動作を含む可能性がある場合に、通常のアクチュエータの出力で実行してよいか否か不安がある。
前記塵芥収容箱に塵芥を積み込む塵芥積込機構と、
前記塵芥積込機構を動作させるアクチュエータと、
前記塵芥収容箱から塵芥を排出する塵芥排出機構と、
前記塵芥排出機構を動作させるアクチュエータと、
前記塵芥積込機構及び前記塵芥排出機構の動作を検出するセンサと、
操作入力装置と、
前記センサの検出信号及び前記操作入力装置の操作信号を入力信号として受け、前記機構を動作させる正規の制御プログラムに基づき前記アクチュエータを動作させる動作信号を出力信号として出力するコントローラと、
前記コントローラの入出力信号のデータを記憶する記憶装置と、
を備え、
前記操作入力装置に、前記塵芥積込機構の動作及び前記塵芥排出機構の動作のうちいずれか一方を許可し他方を禁止する選択手段が含まれ、
前記コントローラは、前記記憶装置に記憶された出力信号のデータに基づく動作再現の指令の入力を受け、前記塵芥積込機構及び前記塵芥排出機構のうち前記選択手段により選択されている方の動作再現を実行させ、他方を停止状態に維持する塵芥収集車である。
前記記憶装置から前記入出力信号のデータを読み出し、前記コントローラに前記動作再現の指令を出力し、前記入出力信号のデータのうち少なくとも前記動作再現に係る出力信号に対応する入力信号のデータを表示出力するコンピュータを備える塵芥収集車の故障診断支援システムである。
図1に示すように操作入力装置4には、メインスイッチ4aが含まれている。このメインスイッチ4aは、塵芥積込機構の動作及び塵芥排出機構の動作のうちいずれか一方を許可し他方を禁止する選択手段を構成する。図1(b)に示しようにメインスイッチ4aはトグルスイッチでレバーを一方(図中「上」)へ倒すと塵芥積込機構の動作が許可されるとともに塵芥排出機構の動作が禁止され、他方(図中「下」)へ倒すと塵芥排出機構の動作が許可されるとともに塵芥積込機構の動作が禁止され、中立位置で塵芥積込機構の動作及び塵芥排出機構の動作の双方が禁止される。操作入力装置5には、自動積込サイクル動作の起動ボタン5a、塵芥積込機構の手動操作ボタン5b,5c,5d、緊急停止ボタン5eが設けられている。操作入力装置6には、緊急停止ボタン6aが設けられている。操作入力装置7はバー状で、これを下げることによって緊急停止信号としての操作信号がコントローラに入力される。
これらの操作入力装置4、5、6,7は何れも再現動作を観察する修理者などによって操作されるスイッチであり、それらスイッチの傾倒位置や押下状況が操作信号としてコントローラに入力される。
本実施形態における塵芥排出機構としては、塵芥収容箱2の後端開口を開けるための塵芥投入箱(テールゲート)3の昇降機構、及び塵芥収容箱2内に装備され塵芥を押し出す排出板による機構を採用する。
本実施形態においてこれらの機構を動作させるアクチュエータは、油圧シリンダ等の油圧アクチュエータである。油圧アクチュエータに圧油を給送する油圧ポンプが内燃機関エンジン又は電動モータの回転動力によって駆動される。
上記各機構には、その動作を検出するためのセンサとして磁気スイッチ及び近接スイッチが付設されている。
本コンピュータは、修理者のオペレーションに従って塵芥収集車1の記憶装置から入出力信号の履歴データを読み出し、図5に示すように表示装置の表示画面8に表示出力する。図5に示す表示画面8において、8aは入出力信号のデータ表示領域、8bは履歴番号、8cは正常表示ランプ、8dは履歴順送りボタン、8eは履歴逆送りボタン、8fは動作再現ボタンである。
本コンピュータは、想定される正常動作に係る入出力信号のデータを保持しており、塵芥収集車1の記憶装置から読み出した入出力信号のデータと、正常動作に係る入出力信号のデータとを比較して正常か否か判断する。本コンピュータは、その判断結果を正常表示ランプ8cにより表示する。すなわち、入出力信号のデータ表示領域8aに表示されている履歴データに対する判断結果が正常であれば正常表示ランプ8cを点灯させ、正常でなければ正常表示ランプ8cを消灯する。
動作再現の指令の入力を受けたコントローラは、正規の制御プログラムに基づき機構を動作させる時に制御する原動機の出力よりも低出力に原動機の出力を制御した上で、動作再現を実行させる。このとき、図6のフローチャートにも示すように、コントローラは、塵芥積込機構及び塵芥排出機構のうちメインスイッチ4aにより選択されている方の動作再現を実行させ、他方を停止状態に維持する。メインスイッチ4aが中立の場合は、どちらも実行せず停止状態に維持する。
修理者が接続したコンピュータは、これに同期して目下実行されている動作再現に係る出力信号に対応する入力信号のデータ及びその履歴番号を表示画面8に表示出力する。本実施形態においては、実行されている出力信号及びこれに対応する入力信号の双方を表示画面8に表示する。
コントローラは、緊急停止信号の入力、塵芥積込動作に係る履歴データの終了のいずれかが到来するまで動作再現を実行させる。
メインスイッチ4aの選択が塵芥排出動作であって、動作再現の指令とともにコントローラに入力された履歴番号が塵芥排出動作に係るものである場合も、以上と同様に塵芥排出に係る動作再現を実行させる。
2 塵芥収容箱
3 塵芥投入箱
4,5,6,7操作入力装置
4a メインスイッチ(選択手段)
8 表示画面
8a 出入力信号のデータ表示領域
8c 正常表示ランプ
Claims (4)
- 塵芥収容箱と、
前記塵芥収容箱に塵芥を積み込む塵芥積込機構と、
前記塵芥積込機構を動作させるアクチュエータと、
前記塵芥収容箱から塵芥を排出する塵芥排出機構と、
前記塵芥排出機構を動作させるアクチュエータと、
前記塵芥積込機構及び前記塵芥排出機構の動作を検出するセンサと、
操作入力装置と、
前記センサの検出信号及び前記操作入力装置の操作信号を入力信号として受け、前記機構を動作させる正規の制御プログラムに基づき前記アクチュエータを動作させる動作信号を出力信号として出力するコントローラと、
前記コントローラの入出力信号のデータを記憶する記憶装置と、
を備え、
前記操作入力装置に、前記塵芥積込機構の動作及び前記塵芥排出機構の動作のうちいずれか一方を許可し他方を禁止する選択手段が含まれ、
前記コントローラは、前記記憶装置に記憶された出力信号のデータに基づく動作再現の指令の入力を受け、前記塵芥積込機構及び前記塵芥排出機構のうち前記選択手段により選択されている方の動作再現を実行させ、他方を停止状態に維持する塵芥収集車。 - 前記コントローラは、前記アクチュエータの動力源となる原動機の出力を制御し、前記動作再現を実行させる時は、前記正規の制御プログラムに基づき前記機構を動作させる時に制御する当該原動機の出力よりも低出力に当該原動機の出力を制御する請求項1に記載の塵芥収集車。
- 請求項1又は請求項2に塵芥収集車の故障診断支援システムであって、
前記記憶装置から前記入出力信号のデータを読み出し、前記コントローラに前記動作再現の指令を出力し、前記入出力信号のデータのうち少なくとも前記動作再現に係る出力信号に対応する入力信号のデータを表示出力するコンピュータを備える塵芥収集車の故障診断支援システム。 - 前記コンピュータは、前記記憶装置から読み出した前記入出力信号のデータと、正常動作に係る入出力信号のデータとを比較して正常か否か判断し、その判断結果を、判断対象に係る入出力信号のデータとともに表示出力する請求項3に記載の塵芥収集車の故障診断支援システム。
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