JP5390967B2 - Processor system and control method thereof - Google Patents
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Description
本発明はプロセッサシステム及びその制御方法に関し、特に、複数のCPUを具備するプロセッサシステムの電力を制御する技術に関する。 The present invention relates to a processor system and a control method thereof, and more particularly to a technique for controlling the power of a processor system including a plurality of CPUs.
プロセッサシステムの性能向上のために、複数のCPUを内蔵するマルチCPU方式が知られている(特許文献1)。 In order to improve the performance of a processor system, a multi-CPU system incorporating a plurality of CPUs is known (Patent Document 1).
一方、プロセッサシステムにおいて、メモリ制御に関する要求が多様化、複雑化してきていることに伴い、メモリを制御するメモリコントローラの回路規模が増大している(特許文献2)。シングルCPUのプロセッサシステムにおいては、このメモリコントローラの消費電力を抑制するために、メモリコントローラへの供給クロックを制御する構成が知られている(特許文献3)。 On the other hand, with the diversification and complexity of memory control requirements in processor systems, the circuit scale of memory controllers that control memory is increasing (Patent Document 2). In a single-CPU processor system, a configuration is known in which a clock supplied to the memory controller is controlled in order to suppress power consumption of the memory controller (Patent Document 3).
しかしながら、マルチCPU方式のプロセッサシステムにおいては、あるCPUがメモリコントローラを使用していないが、その他のCPUがメモリコントローラを使用しているという場合がある。このため、従来の消費電力抑制手法を、そのままマルチCPU方式のプロセッサシステムに適用すると、一方のCPUのみの制御によってメモリコントローラへの供給クロックが制御される。従って、もう一方のCPUがメモリコントローラを使用したい場合に、これを使用できない状況が発生する場合があった。 However, in a multi-CPU processor system, a certain CPU does not use a memory controller, but other CPUs may use a memory controller. For this reason, when the conventional power consumption suppression method is applied to a multi-CPU processor system as it is, the clock supplied to the memory controller is controlled by controlling only one CPU. Therefore, when the other CPU wants to use the memory controller, a situation in which it cannot be used may occur.
そこで、本発明は、マルチCPUのプロセッサシステムにおいても適用可能な、メモリコントローラの消費電力を抑制する技術を提供することを目的とする。 SUMMARY An advantage of some aspects of the invention is that it provides a technique for suppressing power consumption of a memory controller, which can be applied to a multi-CPU processor system.
上記目的を達成するため、本発明によれば、
外部メモリに接続されたプロセッサシステムであって、
メインプロセッサと、
内部メモリ及び通信インタフェースを備えた通信プロセッサと、
前記メインプロセッサ及び前記通信プロセッサが共通にアクセス可能な、前記外部メモリの使用の可否を制御するメモリ制御手段と、
を備え、
前記メモリ制御手段は、
前記メインプロセッサと前記通信プロセッサとのいずれからもアクセスがない場合は省電力状態をとり、
前記通信プロセッサの通信インタフェースを用いる処理が前記内部メモリの使用だけでは実行できない場合に、起動状態となり、前記通信プロセッサによる前記外部メモリの使用を可能にする
ことを特徴とするプロセッサシステムが提供される。
In order to achieve the above object, according to the present invention,
A processor system connected to an external memory,
A main processor;
A communication processor having an internal memory and a communication interface;
Memory control means for controlling whether or not to use the external memory, which is accessible to the main processor and the communication processor in common;
With
The memory control means includes
If there is no access from either the main processor or the communication processor, take a power saving state,
Provided is a processor system which is activated when processing using the communication interface of the communication processor cannot be executed only by using the internal memory, and allows the communication processor to use the external memory. .
本発明によれば、マルチCPUのプロセッサシステムにおいても適用可能な、メモリコントローラの消費電力を抑制する技術を提供することができる。 ADVANTAGE OF THE INVENTION According to this invention, the technique which suppresses the power consumption of a memory controller applicable also in the processor system of multi CPU can be provided.
<<第1実施形態>>
(プロセッサシステム)
本発明の第1実施形態に係るプロセッサシステムを含むハードウェア構成を、図1を参照して説明する。図1中の1は、本実施形態に係るプロセッサシステムである。2は、通信I/F(通信インタフェース)である。通信I/F2は、USB等のバス通信、有線ネットワーク、無線ネットワーク等のネットワーク通信を行うためのインターフェースである。3は外部メモリである。図1のように、プロセッサシステム1は、通信I/F2及び外部メモリ3に接続されている。
<< First Embodiment >>
(Processor system)
A hardware configuration including the processor system according to the first embodiment of the present invention will be described with reference to FIG. 1 in FIG. 1 is a processor system according to the present embodiment.
図1中の11は、通信I/Fに関する情報を処理するための通信プロセッサである。12は、プロセッサシステム1の処理の中心を担うメインプロセッサ(汎用プロセッサ)である。13は、通信プロセッサ11とメインプロセッサ12との間で情報を共有するための共有レジスタである。14は、外部メモリを制御するためのメモリコントローラである。メモリコントローラ14は、メインプロセッサ12及び通信プロセッサ11が共通にアクセス可能であり、外部メモリ3の使用の可否を制御するメモリ制御を行う。15は、プロセッサシステム1において、通信プロセッサ11、メインプロセッサ12、共有レジスタ13、及びメモリコントローラ14を接続するためのバスである。16は、プロセッサシステム1の中の各ブロックからのバス使用要求に応じて、バスの使用権をどちらに与えるかを決定するバスアービタである。
図1中の111は、通信プロセッサ11において計算処理をおこなう通信CPU(Central Processing Unit)である。112は、通信CPU111から外部メモリ3へのアクセスに伴う計算処理遅延を短縮するための、内部メモリとしての通信CPU用キャッシュメモリである。113は、通信I/Fを制御するための通信I/Fコントローラである。
なお、本発明の目的は、コンピュータプログラムやコンピュータプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記録媒体によっても実現可能である。 The object of the present invention can also be realized by a computer program or a computer-readable recording medium storing the computer program.
(メモリマップ)
図2(a)は、第1実施形態におけるハードウェアシステムのメモリマップである。00000000番地以上10000000番地未満は、外部メモリ3用に割り当てられた空間である。10000000番地以上10001000番地未満は、共有レジスタ13用に割り当てられた空間である。この内、10000010番地はメモリコントローラ管理/制御用フィールドである。
(Memory map)
FIG. 2A is a memory map of the hardware system in the first embodiment. The space from the
図2(b)は、第1実施形態に係るメモリコントローラ管理/制御用フィールドの各ビット割り当てを示す図である。ビット0(301)は、メインプロセッサ12からメモリコントローラにアクセス中か否かを表す。ビット1(302)は、通信プロセッサ11からメモリコントローラにアクセス中か否かを表す。ビット0(301)及びビット1(302)は、メモリコントローラにアクセス中の場合に値1が設定され、アクセス中でない場合に値0が設定される。
FIG. 2B is a diagram showing bit allocation in the memory controller management / control field according to the first embodiment. Bit 0 (301) indicates whether or not the
ビット2(303)は、メモリコントローラ14の状態(メモリコントローラ設定)を表す。図5を参照して後述するように、「メモリコントローラ設定」ビット303に値1が設定されているときはメモリコントローラ14は起動状態となり、値0が設定されているときは省電力状態となる。メインプロセッサ12と通信プロセッサ11との少なくともいずれかがメモリコントローラ14にアクセスするときは、「メモリコントローラ設定」ビット303に値1が設定される。なお、ビット3からビット15(304)は、未使用領域である。このように、共有レジスタ13においては、少なくとも以下の情報が保持される。
・メモリコントローラ14に設定すべき動作モードを示す設定情報(303)。
・メインプロセッサ12からのメモリコントローラ14へのアクセスの有無を示す情報(301)。
・通信プロセッサ11からのメモリコントローラ14へのアクセスの有無を示す情報(302)。
Bit 2 (303) represents the state of the memory controller 14 (memory controller setting). As will be described later with reference to FIG. 5, when the value “1” is set in the “memory controller setting”
Setting information (303) indicating an operation mode to be set in the
Information (301) indicating whether or not the
Information (302) indicating whether or not the
(プロセッサシステムの処理)
第1実施形態に係るプロセッサシステムは、以下のように動作する。通信I/F2を介して外部から通信プロセッサ11へデータが届くと、これに接続した通信I/Fコントローラ113から通信CPU111に対して処理依頼が送られる。このような場合の通信プロセッサ11とメインプロセッサ12の処理を以下に説明する。
(Processing of processor system)
The processor system according to the first embodiment operates as follows. When data arrives from the outside to the
●通信プロセッサ11の処理
通信プロセッサ11は図3のように動作する。最初に、ステップS401で、この処理が、外部メモリ3を使わずに、通信CPU用キャッシュメモリ112だけで処理可能かどうかを判定する。もし処理可能(ステップS401でYES)であれば、キャッシュメモリ112を用いて処理を実行(S402)し、終了する。
Processing of
もし処理可能でない場合(ステップS401でNO)は、メモリコントローラ14の制御を介して外部メモリ3を使用するために、以下の処理を行う。まず、共有レジスタ13にアクセスするために、バスアービタ16に対してバス使用要求を出し(S403)、バスアービタ16からアクセス使用許可を得るまで待機する(S404)。
If the processing is not possible (NO in step S401), the following processing is performed in order to use the
バスアービタ16からバスアクセス許可を得ると(S404でYES)、S405へ進む。S405では、メモリマップ中の共有レジスタ13に割り当てられた領域内の、メモリコントローラ管理/制御フィールドである、10001010番地の「通信プロセッサからアクセス中」ビット(302)を1に設定する(S405)。
If the bus access permission is obtained from the bus arbiter 16 (YES in S404), the process proceeds to S405. In S405, the “accessing from communication processor” bit (302) at
次に、同10001010番地の、「メインプロセッサからアクセス中」ビット(301)が0かどうかを確認(S406)する。「メインプロセッサからアクセス中」ビット(301)が0の場合(S406でYES)は、メインプロセッサ12がメモリコントローラ14にアクセスしていない状態に該当する。すなわち、メモリコントローラ14は省電力状態にあるため、アクセス可能な起動状態に切り替える必要がある。このため、今からメモリコントローラ14にアクセスするために、同10001010番地の、「メモリコントローラ設定」ビット303を1に設定する(S407)。そうでなければ(S406でNO)、メインプロセッサ12がメモリコントローラ14にアクセスしている状態に該当するので、S407をスキップする。
Next, it is confirmed whether or not the “accessing from main processor” bit (301) at the
次に、メモリコントローラ14にアクセスするために、バスアービタ16に対してバス使用要求を出し(S408)、バスアービタ16からアクセス使用許可を得るまで待機する(S409)。バスアービタ16からバスアクセス許可を得ると(S409でYES)、メモリコントローラ14の制御の下で外部メモリ3に対するメモリアクセスを開始し、処理を実行する(S410)。
Next, in order to access the
この処理が完了(S411)すると、同10001010番地の、「通信プロセッサからアクセス中」ビット(302)を0に設定する(S412)。続いて、同10001010番地の、「メインプロセッサからアクセス中」ビット(301)が0かどうかを確認する(S413)。「メインプロセッサからアクセス中」ビット(301)が0の場合(S413でYES)は、メインプロセッサ12もメモリコントローラ14にアクセスしていない状態に該当するので、メモリコントローラ14を省電力状態にする必要がある。このため、同10001010番地の、「メモリコントローラ設定」ビット303を0に設定する(S414)。そうでなければ、メインプロセッサ12がメモリコントローラ14にアクセスしている状態に該当するので、S414をスキップする。そして、処理を終了する。
When this process is completed (S411), the “accessing from communication processor” bit (302) at the
●メインプロセッサの処理
一方、メインプロセッサ12は図4のように動作する。まず、共有レジスタ13にアクセスするために、バスアービタ16に対してバス使用要求を出し(S501)、バスアービタ16からアクセス使用許可を得るまで待機する(S502)。バスアービタ16からバスアクセス許可を得ると(S502でYES)、S503へ進む。
Main Processor Processing On the other hand, the
S503では、メモリマップ中の共有レジスタ13に割り当てられた領域内の、メモリコントローラ管理/制御フィールドである、10001010番地の「メインプロセッサからアクセス中」ビット(301)を1に設定する。
In S503, the “accessing from main processor” bit (301), which is a memory controller management / control field in the area allocated to the shared
次に、同10001010番地の、「通信プロセッサからアクセス中」ビット(302)が0かどうかを確認する(S504)。0の場合(S504でYES)は、通信プロセッサ11がメモリコントローラ14にアクセスしておらず、メモリコントローラ14は省電力状態にあることに該当する。このため、今からメモリコントローラ14にアクセスできるようにするために、同10001010番地の、「メモリコントローラ設定」ビット303を1に設定する(S505)。そうでなければ(S504でNO)、通信プロセッサ11がメモリコントローラ14にアクセスしている状態に該当するので、S505をスキップする。
Next, it is confirmed whether or not the “accessing from communication processor” bit (302) at the
次に、メモリコントローラ14にアクセスするために、バスアービタ16に対してバス使用要求を出し(S506)、バスアービタ16からアクセス使用許可を得るまで待つ(S507)。バスアービタ16からバスアクセス許可を得ると、メモリコントローラ14の制御の下で外部メモリ3へのメモリアクセスを開始し、処理を実行する(S508)。この処理が完了(S509)すると、同10001010番地の、「メインプロセッサからアクセス中」ビット(301)を0に設定する(S510)。
Next, in order to access the
続いて、同10001010番地の、「通信プロセッサからアクセス中」ビット(302)が0かどうかを確認する(S511)。「通信プロセッサからアクセス中」ビット(302)が0の場合は、通信プロセッサ11もメモリコントローラ14にアクセスしていない状態に該当する。このため、メモリコントローラ14を省電力状態にするために、同10001010番地の、「メモリコントローラ設定」ビット303を0に設定する(S512)。そうでなければ、通信プロセッサ11がメモリコントローラ14にアクセスしている状態に該当するので、S512をスキップする。そして、処理を終了する。
Subsequently, it is confirmed whether or not the “accessing from communication processor” bit (302) at the
(「メモリコントローラ設定」ビット)
図5に示すように、10001010番地の、「メモリコントローラ設定」ビット303の値及び、プロセッサシステムのクロック信号は、AND回路の入力に接続されている。そして、このAND回路の出力は、メモリコントローラのクロック入力に接続されている。このため、同10001010番地の、「メモリコントローラ設定」ビット303が0になると、メモリコントローラのクロック入力が0になる。クロック入力が変化しないため、メモリコントローラは動作せず、省電力状態になる。
("Memory controller setting" bit)
As shown in FIG. 5, the value of the “memory controller setting”
通信プロセッサ11及びメインプロセッサ12が上記のように動作することで、図6(a)のように、メモリコントローラ14は、少なくともどちらかのプロセッサがアクセスしている間だけONになる。図6は、通信プロセッサ11又はメインプロセッサ12からのメモリコントローラ14へのアクセスの有無と、メモリコントローラ14の動作状態との関係を示す図である。これによって、メモリコントローラ14の省電力が達成される。
As the
上記のように、メモリコントローラ14は、メインプロセッサ12と通信プロセッサ11とのいずれからもアクセスがない場合は省電力状態をとる。一方、通信プロセッサ11の通信I/F2を用いる処理が通信CPU用キャッシュメモリ112の使用だけでは実行できない場合に、起動状態となり、通信プロセッサ11による外部メモリ3の使用を可能にする。このため、本実施形態によれば、マルチCPU方式のプロセッサシステムにおいて、各プロセッサが必要としていない期間は、メモリコントローラを省電力状態にすることができ、全体としてメモリコントローラの消費電力を抑制することが可能となる。
As described above, the
また、メモリコントローラ14の動作モードは共有レジスタ13が保持する情報を介して制御される。特に、本実施形態では、メインプロセッサ12と通信プロセッサ11との少なくともいずれかからメモリコントローラ14へアクセスがある場合に、起動状態とするための情報(「メインコントローラ設定」ビット”1”)が設定される。このため、本実施形態は容易に実装することが可能である。
The operation mode of the
<<第2実施形態>>
第1実施形態では、通信プロセッサ11とメインプロセッサ12との少なくともいずれかがメモリコントローラ14にアクセスしている間は「メモリコントローラ設定」ビットを1に設定して、メモリコントローラ14を動作させていた。しかし、用途によっては、メインプロセッサ12による外部メモリ3の使用が完了した時点で、通信プロセッサ11からのアクセスの有無にかかわらず、メモリコントローラ14を省電力モードに移行させることが望ましい場合がある。そこで、本発明の第2実施形態では、メインプロセッサ12からのアクセスの終了に応じて、メモリコントローラ14を省電力モードに移行させる構成を説明する。
<< Second Embodiment >>
In the first embodiment, while at least one of the
本実施形態に係るプロセッサシステムを含むハードウェアシステムの構成、ハードウェアシステムのメモリマップ、メモリコントローラ管理/制御用フィールドのビット割当て、及び通信プロセッサの動作は、前述の第1実施形態で説明したものと同様である。すなわち、プロセッサシステム1のハードウェア構成は図1で表され、メモリマップ、ビット割り当ては図2(a)、図2(b)で表され、通信プロセッサ11の動作は図3のフローチャートで表される。
The configuration of the hardware system including the processor system according to the present embodiment, the memory map of the hardware system, the bit assignment of the memory controller management / control field, and the operation of the communication processor have been described in the first embodiment. It is the same. That is, the hardware configuration of the processor system 1 is represented by FIG. 1, the memory map and bit allocation are represented by FIGS. 2 (a) and 2 (b), and the operation of the
第2実施形態に係るプロセッサシステム中、メインプロセッサ12は、図7のように動作する。図7のS801〜S810の各ステップの処理は、図4のS501〜S510と同様であるため、説明を省略する。
In the processor system according to the second embodiment, the
本実施形態では、S810の処理を終了すると、「通信プロセッサからアクセス中」ビット302の値を確認せずに、S811へ進む。S811では、メモリコントローラ14を省電力状態にするために、同10001010番地の、「メモリコントローラ設定」ビット303を0に設定する。
In the present embodiment, when the processing of S810 ends, the process proceeds to S811 without checking the value of the “accessing from communication processor”
図5に示すように、同10001010番地の、「メモリコントローラ設定」ビット303の値及び、プロセッサシステムのクロック信号は、AND回路の入力に接続されている。そして、このAND回路の出力は、メモリコントローラのクロック入力に接続されている。このため、同10001010番地の、「メモリコントローラ設定」ビット303が0になると、メモリコントローラのクロック入力が0になる。クロック入力が変化しないため、メモリコントローラは動作せず、省電力状態になる。
As shown in FIG. 5, the value of the “memory controller setting”
通信プロセッサ11及びメインプロセッサ12が上記のように動作することで、図6(b)のように、メモリコントローラ14は、どちらかのプロセッサがアクセスすればONになる。
As the
また、プロセッサシステム1の中心であるメインプロセッサ12の処理が完了すると、プロセッサシステム1としての処理も終了する。従って、通信プロセッサ11がメモリコントローラ14へアクセスしていたとしても、メインプロセッサからメモリコントローラ14へのアクセスが無くなれば、メモリコントローラ14はOFFになる。これによって、メモリコントローラ14の省電力が達成される。
Further, when the processing of the
メモリコントローラ14は、メインプロセッサ12による外部メモリ3の使用が完了したことに応じて、通信プロセッサ11からのアクセスの有無にかかわらず省電力状態へ移行する。このため、メインプロセッサ12の処理を優先的に実行する必要がある用途において、好適に適用することができる。
The
<<その他の実施形態>>
上記の構成では、通信プロセッサ11のみが専用の内部メモリ(通信CPU用キャッシュメモリ112)を備えていたが、メインプロセッサも専用メモリを備えてもよい。この場合、メモリコントローラ14は、メインプロセッサ12の処理が専用メモリの使用だけでは実行できない場合に、起動状態となって、メインプロセッサ12による外部メモリ3の使用を可能にしてもよい。このような構成によれば、メインプロセッサ12が外部メモリ3の使用を必要とする場合にだけメモリコントローラ14を起動状態にすることができ、システム全体の省電力効果を効果的に高めることができる。
<< Other Embodiments >>
In the above configuration, only the
また、メモリコントローラ14の動作モードの変更は、通信インタフェースからの情報に基づいて行ってもよい。例えば、以下のような構成とすることができる。
(構成例1):内部キャッシュだけでは処理できない事象を、通信I/F2(例えば、LAN,WLAN,USB)を用いて検出する。この通信I/F2において、特定の信号/パケット/プロトコルを検出した場合にメモリコントローラ14をONにする。
(構成例2):内部キャッシュだけでは処理できない事象を、バスアービタ16やバスアドレスデコーダ(不図示)等のハードウェアにて検出する。検出結果は、メモリコントローラ14のクロック供給部に直接接続(クロックゲーティング)し、かつ、共有レジスタ13も設定する。
(構成例3):内部キャッシュだけでは処理できない事象を、ソフトウェアにて検出する。すなわち、メモリコントローラ14をOFFする前に、当該プロセッサの内部キャッシュに特定のプログラム(キャッシュされたコードの中から外れて外部メモリ3にアクセスしに行く直前に、共有レジスタ13を設定する)をロードしておく。
The operation mode of the
(Configuration example 1): An event that cannot be processed only by the internal cache is detected using the communication I / F 2 (for example, LAN, WLAN, USB). In this communication I / F2, the
(Configuration Example 2): An event that cannot be processed only by the internal cache is detected by hardware such as a
(Configuration example 3): An event that cannot be processed only by the internal cache is detected by software. That is, before turning off the
なお、上記の構成は、通信プロセッサとメインプロセッサとの組み合わせだけでなく、複数のプロセッサを備えた構成ならばどのような構成にも適用することができる。すなわち、外部メモリに接続されたプロセッサシステムであって、第1及び第2のプロセッサと、第1及び第2のプロセッサが共通に使用可能な、外部メモリへのアクセスを制御するメモリコントローラとを備えたプロセッサシステムにも適用できる。この場合、メモリコントローラは、第1及び第2のプロセッサの少なくともいずれかによるアクセスがあるときのみ起動状態をとり、それ以外は省電力状態をとることで、マルチプロセッサシステムにおける省電力化を効果的に実現することが可能である。 The above configuration can be applied not only to a combination of a communication processor and a main processor, but also to any configuration as long as the configuration includes a plurality of processors. That is, a processor system connected to an external memory, including a first and second processor, and a memory controller that controls access to the external memory that can be used in common by the first and second processors. It can also be applied to other processor systems. In this case, the memory controller takes an activated state only when there is an access by at least one of the first and second processors, and takes the power saving state in other cases, thereby effectively reducing the power consumption in the multiprocessor system. Can be realized.
Claims (7)
メインプロセッサと、
内部メモリ及び通信インタフェースを備えた通信プロセッサと、
前記メインプロセッサ及び前記通信プロセッサが共通にアクセス可能な、前記外部メモリの使用の可否を制御するメモリ制御手段と、
を備え、
前記メモリ制御手段は、
前記メインプロセッサと前記通信プロセッサとのいずれからもアクセスがない場合は省電力状態をとり、
前記通信プロセッサの通信インタフェースを用いる処理が前記内部メモリの使用だけでは実行できない場合に、起動状態となり、前記通信プロセッサによる前記外部メモリの使用を可能にする
ことを特徴とするプロセッサシステム。 A processor system connected to an external memory,
A main processor;
A communication processor having an internal memory and a communication interface;
Memory control means for controlling whether or not to use the external memory, which is accessible to the main processor and the communication processor in common;
With
The memory control means includes
If there is no access from either the main processor or the communication processor, take a power saving state,
A processor system, wherein when the processing using the communication interface of the communication processor cannot be executed only by using the internal memory, the processor system is activated and the communication processor can use the external memory.
前記メモリ制御手段の動作モードは前記保持手段が保持する情報を介して制御される
ことを特徴とする請求項1に記載のプロセッサシステム。 Further comprising holding means for holding setting information indicating an operation mode to be set in the memory control means;
2. The processor system according to claim 1, wherein an operation mode of the memory control unit is controlled through information held by the holding unit.
前記設定情報は、前記メインプロセッサと前記通信プロセッサとの少なくともいずれかから前記メモリ制御手段へアクセスがある場合に、起動状態とするための情報が設定される
ことを特徴とする請求項2に記載のプロセッサシステム。 The holding means further holds information indicating presence / absence of access to the memory control means from the main processor and information indicating presence / absence of access to the memory control means from the communication processor,
3. The setting information is set to information for setting an activation state when at least one of the main processor and the communication processor accesses the memory control unit. Processor system.
前記メモリ制御手段は、前記メインプロセッサの処理が前記専用メモリの使用だけでは実行できない場合に、起動状態となり、前記メインプロセッサによる前記外部メモリの使用を可能にする
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のプロセッサシステム。 The main processor includes a dedicated memory,
The memory control means is activated when the processing of the main processor cannot be executed only by using the dedicated memory, and allows the main processor to use the external memory. 4. The processor system according to any one of 3 above.
前記プロセッサシステムは、
メインプロセッサと、
内部メモリ及び通信インタフェースを備えた通信プロセッサと、
前記メインプロセッサ及び前記通信プロセッサが共通にアクセス可能な、前記外部メモリの使用の可否を制御するメモリ制御手段と、
を備え、
前記メモリ制御手段は、
前記メインプロセッサと前記通信プロセッサとのいずれからもアクセスがない場合は省電力状態をとり、
前記通信プロセッサの通信インタフェースを用いる処理が前記内部メモリの使用だけでは実行できない場合に、起動状態となり、前記通信プロセッサによる前記外部メモリの使用を可能にする
ことを特徴とするプロセッサシステムの制御方法。 A method for controlling a processor system connected to an external memory, comprising:
The processor system includes:
A main processor;
A communication processor having an internal memory and a communication interface;
Memory control means for controlling whether or not to use the external memory, which is accessible to the main processor and the communication processor in common;
With
The memory control means includes
If there is no access from either the main processor or the communication processor, take a power saving state,
A control method for a processor system, wherein when a process using a communication interface of the communication processor cannot be executed only by using the internal memory, the communication processor enters an activated state and allows the communication processor to use the external memory.
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