JP5390722B1 - 土嚢製造装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】土嚢を作るための装置であって、従来の方法に比べ、早く、人手を掛けずに楽に作ることができる土嚢製造装置を提供する。
【解決手段】土砂流入部と、支持部と、底部とから構成され、前記土砂流入部には、地面と水平な面を形成する当て板部を有し、前記底部には、当て板支持部を有し、該当て板支持部は、前記当て板部を水平方向に移動可能な回転部を介して前記土砂流入部を載置し、前記支持部を中心として前記土砂流入部を回転させることで、土嚢の上方が開放され、重機等での土嚢の移動を容易にできる土嚢製造装置
【選択図】図1

Description

本発明は、土嚢用袋に土砂を入れて土嚢を製造する土嚢製造装置に関し、より詳しくは、突発的な水害等により、緊急対応が必要とされる河川工事においても、現地での大型土嚢作りを可能とするとともに、土砂詰め作業における事故を防止し、作業効率、並びに安全性の高い土嚢製造装置の技術に関する。
従来、土嚢は色々な水害に対して使用されるが、例えば、大雨にて河川の堤防が決壊する危険性がある時には、堤防に多くの土嚢を積み上げて決壊を防止することができる。又、大雨にて家屋が浸水する場合、周りに土嚢を積み上げて家屋に水が浸入することを防止できる。そのほかにも。土嚢は色々な災害時に利用されるが、その製造が面倒であるため、効率よく製造することができない。
土嚢は、丈夫な袋に土砂を詰めたものであり、その製造方法は、一人の作業者が袋を持ち口を開け、別の作業者がスコップ等で土を掬い上げて袋に詰めるものである。この方法は、時間当たりにできる土嚢の数が限られ、しかも非常な重労働である。
また、大規模災害においては、1つの土嚢が1トンほどの大型の土嚢を製造する必要がある。その際は、土嚢作成は現地で行うことが多いが、これは土嚢の移動コストが大きいからである。その際、現地に大規模な土嚢製造装置を設置することは困難であることから、土嚢の作成には4、5人の作業者がスコップ等で土砂を袋に入れたりするため作業効率が悪く、非常に重労働であった。そのため、大型の土嚢を容易に作成できる発明が求められていた。また、災害時などでは悪天候の中で作業しなければならないことも多く、土砂の詰込作業に従事する作業者には、常に危険がつきまとうといった問題があった。従って、事故を未然に防ぐ安全性の高い土嚢製造装置に関する技術の提供が求められている。特に、2011年3月11日に起きた東日本大震災以後では、震災や水害に対する国民の不安は大きくなっており、水害に対する対応手段の構築と、河川工事における作業者への安全面の配慮が急務といえる現状にある。
このような現状により、従来からも種々の技術が提案されている。例えば、土嚢を作るための装置であって、従来の方法に比較して速く楽に作ることが出来る土嚢製造装置(特許文献1参照)が提案され、公知技術となっている。具体的には、土を入れるホッパーが支柱にて所定の高さに支持され、ホッパの底板には複数の穴を設けると共に穴の位置には複数の筒体を下方へ延ばして取着し、筒体の仲間位置には仕切りストッパをスライド可能に取り付けている。そして、筒体の下方にはベルトコンベアが配置されている。この提案にはホッパーの下に複数の土嚢袋状のものを配置する点が記載されている。しかしながら、この土嚢製造装置は、大規模であり、また、土嚢はベルトコンベアにて移動可能な程度の小型の土嚢についての装置であり、本発明の課題である大型の土嚢を現地にて製造する際に作業を容易にする発明のついての記載はない。
簡単な設備で、容易に長尺の土嚢袋に充填材を充填できる土嚢製造装置(特許文献2参照)が、公知技術となっている。具体的には、複数の長尺土嚢を製造する土嚢製造装置であって、複数の長尺土嚢袋を設置する架台と架台上に設置する走行式のホッパと、からなり、ホッパが架台上を走行することで複数の長尺土嚢袋に充填材を充填することが記載されている。
しかしながら、この土嚢製造装置は、大規模であり、また、ホッパはレール上を移動する装置であり、本発明の課題である大型の土嚢を現地にて製造する際に作業を容易にする発明のついての記載はない。
そこで、本発明者はそれらの問題を解決しようと、大型の土嚢を現地で製造する際、少ない人員で容易に且つ安全に土嚢に土砂を充填できる構造として、上部が開口するホッパーを回転自在とし、そのホッパーの上部には何らの構造体も残さないようにすれば、ユニック等の重機などにより、土嚢を上方へ搬出できるのではないかとの着想の下で、本件「土嚢製造装置」の提案に至ったものである。
特開2004−100361 特開2003−342931
本発明は上記問題点に鑑み、大型の土嚢を現地で製造する際、少ない人員で容易に土嚢袋に土砂を充填でき、土嚢を製造できる土嚢製造装置の提供を図る。
本発明に係る土嚢製造装置は、漏斗状の土砂流入部と、該土砂流入部を支持する支持部と、該支持部を回転可能に保持する台座部と、該台座部を地面に対して垂直に保持するための底部と、から構成され、前記土砂流入部には、前記支持部を中心とした反対側端部に地面と水平な面を形成する当て板部を有し、前記底部には、前記台座部を中心として対向する前記底部の両端部底部から立ち上がる複数の柱によって架設される当て板支持部を有し、該当て板支持部は、前記当て板部を水平方向に移動可能な回転部を介して前記土砂流入部を載置し、前記支持部を中心として前記土砂流入部を回転させることで、土嚢の上方が開放され、重機等での土嚢の移動を容易にできることを特徴とする土嚢製造装置とした。
また、本発明は、前記土砂流入部に回転防止用突起部を持ち、前記突起部は掛け止め用穴を持ち、回転規制用フックを前記掛け止め穴に挿入することによって、前記土砂流入部の回転が規制されることを特徴とする前記に記載の土嚢製造装置とすることもできる。
また、本発明は、前記土砂流入部と当て板支持部の少なくともいずれか一方に袋体用掛け止め部を持つことを特徴とする前記に記載の土嚢製造装置とすることもできる。
また、本発明は、前記土砂流入部に取手部を持ち、前記取手部は、前記支持部よりも前記当て板支持部に近いほうにあることを特徴とする前記に記載の土嚢製造装置とすることもできる。
本発明に係る土嚢製造装置によれば、大型の土嚢を少ない人員でより安全に製造可能であり、製造コストと作業時間の削減可能であるものである。
本発明に係る土嚢製造装置の全体構造斜視図である。 本発明に係る土嚢製造装置の三面図である。 本発明に係る土嚢製造装置の動作説明図である。 本発明に係る土嚢製造装置の実施例の図である。 本発明に係る土嚢製造装置の実施例の図である。 本発明に係る土嚢製造装置の実施例の図である。 本発明に係る土嚢製造装置の実施例の図である。 本発明に係る土嚢製造装置の他の実施例の図である。
本発明である土嚢製造装置は、大型の土嚢を現地で製造する際、少ない人員で容易に土嚢に土砂を充填できることを最大の特徴とする。以下、実施例を図面に基づいて説明する。
なお、本実施例で示される土嚢製造装置の全体形状及び各部の形状は、下記に述べる実施例に限定されるものではなく、本発明の技術的思想の範囲内、即ち、同一の作用効果を発揮できる形状及び寸法の範囲内で変更することができるものである。
図1、図2にしたがって、本発明を説明する。
図1は、本発明の全体斜視図を示す。図2は、本発明の三面図等を示す。図2(a)は上面図を示し、図2(b)は、本発明の正面図を示し、図2(c)は、本発明の側面図を示す。図2(d)は、台座方向から見た側面図である。
土嚢製造装置1は、主に、土砂流入部2及び支持部4等からなる回転する部分と、台座部7及び下部回転部6からなる回転部を支持する部分と、土砂流入部2に荷重が掛かった際に土砂流入部2の一方を支持する当て板支持部8と、全体を固定する底部11と、からなる。
土砂流入部2は、土嚢用袋13に土砂14を充填させる部分である。全体として、漏斗型をしており、上部からパワーショベル等で土砂14を入れる。実施例では、四角形の漏斗型としたが、円形の漏斗型でもよい。土砂流入部2は、一方の側面に設置させた支持部4と上部回転部5の側面から延出された腕によって支えられている。土砂流入部2の他方の側面の上部には、当て板部3が配置されている。当て板部3は、地面に水平に伸びた細長い板状であり、板状の上部には補強用の三角板が複数配置され、土砂流入部2の側面に固定されている。当て板部3は、土砂流入部2に土砂14が入り、荷重が掛かった際に土砂流入部2の荷重の一部を当て板支持部8によって支えるためのものである。
土砂流入部2は上部回転部5を軸として、回転する構造である。土砂流入部2を土砂流入部2の両端ではなく、一方で支える構造である。土砂14が入っていないときは、土砂流入部2の重量は比較的軽いので、支持部4と上部回転部5によって十分支えられる。土砂流入部2に土砂14が流入している状態では、支持部4、上部回転部5に加えて、当て板支持部8によって、土砂流入部2を両端から支える形となるので、土砂流入部2を安定して支持できる。
また、土砂流入部2には、掛け止め用ロープ12が配置されている。掛け止め用ロープ12の先端にはフック1202が配置され、土嚢用袋13の口付近に固定する。掛け止め用ロープ12によって、土嚢用袋13を土砂流入部2の方向に引っ張り、土嚢用袋13の口と土砂流入部2の先端部202の隙間がなくなるようにする(図4)。
また、土砂流入部2の側面には、取手203が配置されている。作業者は、取手203を持ち、土砂流入部2を回転させる。取手203は、支持部4の設置された面に隣接する面に配置され、支持部4からより遠い位置に配置されている。そうすることで、回転モーメント上、より小さな力で土砂流入部2を回転させることができる。また、土砂流入部2には所定位置でロックできるロック機構を備えることが好ましく、構造は特に限定しないが、更に好ましくはワンウェイロックで、ロックはかかりやすく解除にはストッパーを外すなどの安全性の高い機構であることが有効である。
土砂流入部2の回転を支持する部分は、台座部7、下部回転部6からなる。台座部7は、土砂流入部2を支持する台座であり、底部11に固定されている。台座部7の上部は、斜め形状となっている。土砂流入部2を回転させる際に、土砂流入部2の下部が台座部7にぶつかるのを防ぐためである。台座部7の上部には下部回転部6が配置されている。下部回転部6と上部回転部5は、スラスト軸受ベアリング構造となっている。上部回転部5と上部回転部5に支持された土砂流入部2等は、上部回転部5を軸として回転する。このとき、ベアリングの性能は、土砂流入部2の荷重を一人で回転できる程度にスムーズであると好適である。
当て板支持部8は、土砂流入部2に土砂14が流入された際に、土砂流入部2の荷重の一方を支持するものである。当て板支持部8は、柱802、プレート803、車輪部801からなる。当て板支持部8は、主に柱802によって底部11に固定され、プレート803によって、補強されている。当て板支持部8の上部には、車輪部801が配置され、車輪部801は、土砂流入部2の荷重が増大した際、当て板部3と当接する。この構造によって、上部回転部5、下部回転部6のベアリングの性能は、空の土砂流入部2を支持できる程度で良い。土砂流入部2を回転させるときは、土砂流入部2は基本的に空であるので、車輪をつける必要性は少ないが、使用を重ねるうちに、当て板部3と当て板支持部8の隙間が少なくなることもあるので、そのような場合であっても土砂流入部2をスムーズに回転できるように車輪を設けている。
底部11は、全体を固定するベース部分である。本発明は、土嚢を現場で製造することを目的としていることから、平坦でない設置場所であっても、問題なく作業ができる必要がある。そのため、底部11は単純な板状ではなく、複数のパイプ状の底板補強材1101で補強するなどが望ましい。また、図示はしていないが、土嚢製造装置1が不用意に移動しないように、装置固定穴1102を周囲に配置することや、地表面に対して水平に設置可能とするために、底部11の所定箇所に水平をとるための水平調査機構1103を備える。係る水平調整機構1103には、例えば、ねじ式や油圧シリンダーなど、いずれかの構造だけに限定されるものではなく、本願の土嚢製造機1及び土嚢にの重量にしっかりと耐える強度と、ねじの回転やシリンダーの摺動により、上下にアジャストするものであれば良い。
図3から図5にしたがって本発明の実施内容を説明する。図3は、本発明の実施の例を示す。図(a)から(c)にかけて、土砂流入部2を回転させる様子を示す。図4は、本発明において、土嚢袋を設置した図である。図5は、本発明において、土嚢を製造する過程を示す図である。
土砂流入部2は、上部回転部5を軸として、回転させる。図3(a)は、紙面上右側に土砂流入部2が配置されている状態であり、紙面右側の固定部9によって、土砂流入部2が不要に回転しないように固定されている。固定部9の固定を解除し、土砂流入部2を半時計周りに回転させる(図3(b))。回転は、土砂流入部2の側面の取手203等によって行う。土砂流入部2を反対側の作業位置に回転させ、左側の固定部9によって、固定する。このように、土砂流入部2は、容易に左右の作業位置間を移動でき、かつ、固定部9によって安定して作業できる。
次に、土嚢用袋13の設置について説明する。土砂流入部2の支持部4側の面、および当て板支持部8の上部には掛け止め用ロープ12が配置されている(図4)。当て板支持部8は、2つあるので、そのどちらにも掛け止め用ロープ12を配置する。掛け止め用ロープ12の先端はフック1202が配置され、土嚢用袋13の口付近を係止できる。掛け止め用ロープ12は、ゴム等の弾性体である。土嚢用袋13を土砂流入部2の下に配置し、土嚢用袋13の口を土砂流入部2の出口付近に引っ張り上げ、掛け止め用ロープ12によって、概ね4方向から、土嚢用袋13がずり落ちないように支える。こうすることで、作業者は、土嚢用袋13へ土砂14の流入させる際に土嚢用袋13を持つ必要がなく、作業が容易になる。
次に、図5に従って、土嚢を製造する過程を説明する。土砂流入部2の下に土嚢用袋13を置く(図5(a))。土嚢用袋13の口を土砂流入部2の出口付近に引き上げ、掛け止め用ロープ12によって、その状態を保持する(図5(b))。土嚢用袋13は、大型で1トン用であるが、袋はビニール等であるので軽量であり、作業は、一人でできる。パワーショベル等によって、土砂流入部2の上部開口部201から土砂14を入れる(図5(c))。土嚢用袋13への土砂14の流入完了後、掛け止め用ロープ12をはずし、土嚢用袋13の口を閉め固定する。土砂流入部2を回転させ、他方の作業位置に土砂流入部2を固定する。他の作業位置に土嚢用袋13を配置する(図5(d))。充填の完了した土嚢用袋13の上方から土砂流入部2がなくなっているので、土嚢用袋13は重機等によって、容易に移動できる。
このように、重機操作者以外の作業者は1人で、次々と土嚢を製造できる。作業者の負担も少なく、疲労も少ないことから連続して、大型の土嚢の製造が可能である。
次に、図6に従って、当て板支持部8の動作を説明する。土砂流入部2は、支持部4、上部回転部5によって、土砂流入部2の一方のみで支持され、回転可能としている。この構造によって、土砂流入部2を移動した後は、土嚢用袋13の上方にはレール等の他の要素が残らないため、重機での作業を容易におこなうことができる。しかし、土砂流入部2に土砂14を入れた際、重量が大幅に増えることから、それに耐えうるように上部回転部5、下部回転部6のベアリング構造を強化すると、きわめて頑強なつくりとしなければならず、装置も大きくなるし、装置の重量も重くなり、現場へ装置を移動することが困難になってしまう。そのため、土砂流入部2に土砂14が入っていない軽いときは、支持部4、上部回転部5による片腕支持とし、土砂流入部2に土砂14が入っており、重いときは、支持部4、上部回転部5と共に当て板支持部8を用いて両腕支持とすることで、装置の大規模化を防ぎつつ、装置の安定性を向上させることができる。図6(a)は、土砂流入部2に土砂14が入っていない状態であり、土砂流入部2は支持部4、上部回転部5によって支持されている。図6(b)は、土砂流入部2に土砂14が入った状態であり、土砂14の重さによって、土砂流入部2が傾き、土砂流入部2の右側が当て板支持部8の先端に当接する。土砂流入部2は両端で支持するので、土砂流入部2は重量が増したにもかかわらず安定して支持される。また、当て板支持部8の先端は、単なる平面であっても良いが、実際の作業では、土砂が若干残り気味のこともあり、そのような場合であっても土砂流入部2をスムーズに移動できるように、当て板支持部8の先端は車輪状にしている。また、作業を繰り返した場合に、土砂流入部2が常に傾きぎみになることもあり、そのような場合であっても、当て板支持部8の先端の車輪部801によって、土砂流入部2の回転をスムーズに行うことができる。
次に、図7に従って、固定部9の動作を説明する。図7は、本発明において、土砂流入部2の回転を規制する固定部9の説明図である。
土砂流入部2は容易に回転可能であるが、作業時には回転を規制したほうが、安定して作業できる。そこで、固定部9を用いて、土砂流入部2の回転を規制する。固定部9は、当て板支持部8の端の固定部用柱10の上部に配置され、フック901部とフック台部902から構成される。土砂流入部2に側面には固定用突起204が配置され、固定用突起204には、フック901部に対応する穴があけてある。フック901部を土砂流入部2方向に倒すことで、フック901部と固定用突起204の穴が勘合し、土砂流入部2の回転を規制する。回転の規制を解除するには、フック901部を上げ、フック901部と固定用突起204の穴が勘合を解除すればよい。このように、容易に土砂流入部2の回転の規制、規制の解除を行うことができる。
他の実施例について図8を用いて説明する。実施例1と同様の部分は省略する。
重機が1台の場合は、作業位置が2つの場合が最も効率的であるが、重機が複数ある場合は、作業位置をふやすことで、土嚢の製造効率をさらにあげることが出来る。図8(a)は作業位置が4つの場合であり、図8(b)は作業位置が3つの場合である。このような構成とすることで、一方の重機で、土砂流入部2に土砂14を流入しつつ、他の重機で完成した土嚢を移動することができる。
本発明に係る土嚢製造装置は、大型土嚢を現地で製造する装置の産業上の利用可能性は大きいと解する。
1 土嚢製造装置
2 土砂流入部
3 当て板部
4 支持部
5 上部回転部
6 下部回転部
7 台座部
8 当て板支持部
9 固定部
10 固定部用柱
11 底部
12 掛け止め用ロープ
13 土嚢用袋
14 土砂
201 上部開口部
202 先端部
203 取手
204 固定用突起
901 フック部
902 フック台部
801 回転部
802 柱
803 プレート
1101 底補強材
1102 装置固定穴
1103 水平調整機構
201 掛け止め用フック

Claims (4)

  1. 漏斗状の土砂流入部と、
    該土砂流入部を支持する支持部と、
    該支持部を回転可能に保持する台座部と、
    該台座部を地面に対して垂直に保持するための底部と、から構成され、
    前記土砂流入部には、前記支持部を中心とした反対側端部に地面と水平な面を形成する当て板部を有し、
    前記底部には、前記台座部を中心として対向する前記底部の両端部底部から立ち上がる複数の柱によって架設される当て板支持部を有し、
    該当て板支持部は、前記当て板部を水平方向に移動可能な回転部を介して前記土砂流入部を載置し、
    前記支持部を中心として前記土砂流入部を回転させることで、土嚢の上方が開放され、重機等での土嚢の移動を容易にできることを特徴とする土嚢製造装置。
  2. 前記土砂流入部は、回転防止用突起部を持ち、前記突起部は掛け止め用穴を持ち、
    回転規制用フックを前記掛け止め穴に挿入することによって、前記土砂流入部の回転が規制されることを特徴とする請求項1に記載の土嚢製造装置。
  3. 前記土砂流入部と当て板支持部の少なくともいずれか一方に袋体用掛け止め部を持つことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の土嚢製造装置。
  4. 前記土砂流入部は、取手部を持ち、前記取手部は、前記支持部よりも前記当て板支持部に近いほうにあることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1つに記載の土嚢製造装置。
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