JP5389857B2 - 開発支援システム、開発支援方法及び開発支援プログラム - Google Patents
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Description
請求項1、6、7に記載の発明によれば、制御手段が、入出力手段から、開発対象プログラムのソースコードに用いる変数、メソッド又はクラスについての説明文を取得する。次に、説明文からキーワードを抽出し、抽出したキーワードに対応する参考名称を辞書記憶手段において検索し、取得した参考名称を名称候補として入出力手段に出力する。そして、入出力手段に出力された名称候補を利用して決定された名称を参考名称として、キーワードに対応させて辞書記憶手段に登録する。これにより、説明文に基づいて、利用実績がある名称を候補として特定して、出力することができる。
以下、本発明を具体化した一実施形態を、図1〜図4を用いて説明する。本実施形態では、開発対象システムにおいて用いられるモジュールにおけるプログラムの設計や開発を支援するための開発支援システムを想定する。ここでは、本発明の開発支援方法を、プログラムの開発(コーディング)時に利用する場合を想定するが、プログラムの設計時に利用することも可能である。本実施形態の開発支援システムでは、図1に示すように、クライアント端末10に接続されたコーディング支援サーバ20を用いる。
辞書特定手段212は、取得した属性情報に用いて、コーディング時に用いる辞書を特定する処理を実行する。
翻訳手段215は、説明文に含まれるキーワードを翻訳する処理を実行する。
辞書更新手段216は、変数、メソッド、クラスについて決定された名称を名称辞書データ記憶部23に登録する処理を実行する。
コード表示手段218は、クライアント端末10において、モジュールのソースコードを表示するとともに、このソースコードを翻訳した結果を出力する処理を実行する。
スキルレベルデータ領域には、この担当者のスキルを評価したレベルに関するデータが記録されている。
名称事例データ領域には、この分野において用いられた名称の事例に関するデータが記録されている。本実施形態では、この名称事例は、ソースコードに用いる名称を決めるための参考名称として利用される。
関連語データ領域には、名称事例について、ソースコードのコメント文に用いられるキーワードに関するデータが記録されている。コメント文から複数のキーワードを抽出した場合には、このデータ領域に、抽出したすべてのキーワードを関連語として記録する。
スキルレベルデータ領域には、利用者のスキルを評価したレベルを特定するための識別子に関するデータが記録されている。
翻訳語データ領域には、この見出し語を、スキルレベルに応じて翻訳した内容に関するデータが記録されている。本実施形態では、この翻訳語も、ソースコードに用いる名称を決めるための参考名称として利用される。
まず、コーディング支援処理を、図3に従って説明する。このコーディング支援処理においては、ソースコードにおける変数、メソッド、クラスの名称を決定する。ここでは、変数やメソッドを決定する場合を想定する。コーディングを行なう場合、担当者は、クライアント端末10を用いて、コーディング支援サーバ20にアクセスする。
なお、アクセス修飾子が「private 」の場合(ステップS1−6において「YES」の場合)、アクセス修飾子に応じて検索範囲の特定処理(ステップS1−7)をスキップする。
次に、仕様書生成処理を、図4に従って説明する。この場合、担当者は、クライアント端末10を用いて、コーディング支援サーバ20にアクセスする。
次に、ソースコード表示処理を、図4に従って説明する。各ソースコードを確認する場合、担当者は、クライアント端末10を用いて、コーディング支援サーバ20にアクセスする。この場合、担当者を特定するためのログイン認証が行なわれる。
次に、コーディング支援サーバ20の制御部21は、スキルレベルの特定処理を実行する(ステップS3−7)。具体的には、制御部21のコード表示手段218は、アクセス時のログイン認証において特定した利用者管理レコード220に記録されたスキルレベルを取得する。
(1)本実施形態においては、コーディング支援サーバ20の制御部21は、入力されたコメントに含まれるキーワードを取得する(ステップS1−4)。そして、制御部21は、名称事例の検索処理を実行し(ステップS1−8)、名称候補を出力する(ステップS1−11)。これにより、コメント文に基づいて、利用実績がある名称候補を出力することができる。
本発明を具体化した第2の実施形態を図5に従って説明する。第2の実施形態は、第1の実施形態のコーディング支援処理において、システム規模や設計書を利用する構成であり、同様の部分については詳細な説明を省略する。この場合、コーディング支援サーバ20は、設計書データ記憶部に接続できるようにしておく。この設計書データ記憶部には、システム開発時における基本設計や詳細設計において作成された設計書に関するファイルが記録されている。更に、候補検索手段214に、システム規模、利用頻度に対応させて、名称長さの基準文字数を決定するための長さ決定テーブルを保持させておく。この長さ決定テーブルにおいては、システム規模が大きい場合や利用頻度が高い場合に、名称の構成文字数が多くなるように設定された基準文字数が記録されている。
次に、コーディング支援サーバ20の制御部21は、設計書の取得処理を実行する(ステップS4−3)。具体的には、制御部21の候補検索手段214は、設計書データ記憶部から開発対象プログラムの設計書ファイルを取得する。
(7)本実施形態においては、候補検索手段214に、システム規模、利用頻度に対応させて、名称長さの基準文字数を決定するための長さ決定テーブルを保持させておく。この長さ決定テーブルにおいては、システム規模が大きい程、利用頻度が高い程、名称の構成文字数が多くなるように設定された基準文字数が記録されている。そして、コーディング支援サーバ20の制御部21は、開発対象情報の設定処理を実行する(ステップS4−1)。ここでは、システム規模を取得する。更に、コーディング支援サーバ20の制御部21は、各キーワードの利用頻度の算出処理を実行する(ステップS4−5)。そして、コーディング支援サーバ20の制御部21は、システム規模、利用頻度に応じて名称の長さ基準の基準文字数の決定処理を実行する(ステップS4−6)。具体的には、制御部21の候補検索手段214は、取得したシステム規模、利用頻度に応じた基準文字数を、長さ決定テーブルを用いて決定する。そして、コーディング支援サーバ20の制御部21は、基準文字数に応じて優先順位の決定処理を実行する(ステップS4−15)。
・ 上記各実施形態では、名称事例の登録がない場合(ステップS1−9、S4−13において「NO」の場合)、コーディング支援サーバ20の制御部21は、翻訳処理を実行する(ステップS1−10、S4−14)。これに代えて、名称事例の登録がある場合にも翻訳処理を行なうようにしてもよい。
Claims (7)
- キーワードに対応して参考名称を記録した辞書記憶手段と、
入出力手段に接続される制御手段とを備えた開発支援システムであって、
前記制御手段が、
前記入出力手段から、開発対象プログラムのソースコードに用いる変数、メソッド又はクラスについての説明文を取得する手段と、
前記説明文からキーワードを抽出する手段と、
前記抽出したキーワードに対応する参考名称を前記辞書記憶手段において検索し、取得した参考名称を名称候補として前記入出力手段に出力する手段と、
前記入出力手段に出力された名称候補を利用して決定された名称を参考名称として、前記キーワードに対応させて前記辞書記憶手段に登録する手段と
を備えたことを特徴とする開発支援システム。 - 前記辞書記憶手段において、参考名称は分野に関連付けられて記録されており、
前記制御手段が、前記開発対象プログラムが用いられる分野を特定し、前記特定した分野に関連付けられた参考名称を検索することを特徴とする請求項1に記載の開発支援システム。 - 前記開発対象プログラムが含まれるシステムの属性情報を取得し、
前記属性情報に基づいて、名称候補の長さ基準を決定し、
前記辞書記憶手段において、前記長さ基準に基づいた優先順位で参考名称を名称候補として出力することを特徴とする請求項1又は2に記載の開発支援システム。 - 前記属性情報として、前記開発対象プログラムが含まれるシステムの規模を取得し、
前記規模に基づいて、名称候補の長さ基準を決定することを特徴とする請求項3に記載の開発支援システム。 - 前記属性情報として、前記開発対象プログラムが含まれるシステムの設計書ファイルを取得し、
前記設計書ファイルにおいて、前記辞書記憶手段に記録された各キーワードの利用回数を算出し、前記利用回数に基づいて、名称候補の長さ基準を決定することを特徴とする請求項3又は4に記載の開発支援システム。 - キーワードに対応して参考名称を記録した辞書記憶手段と、
入出力手段に接続される制御手段とを備えた開発支援システムを用いて、開発を支援するための方法であって、
前記制御手段が、
前記入出力手段から、開発対象プログラムのソースコードに用いる変数、メソッド又はクラスについての説明文を取得する段階と、
前記説明文からキーワードを抽出する段階と、
前記抽出したキーワードに対応する参考名称を前記辞書記憶手段において検索し、取得した参考名称を名称候補として前記入出力手段に出力する段階と、
前記入出力手段に出力された名称候補を利用して決定された名称を参考名称として、前記キーワードに対応させて前記辞書記憶手段に登録する段階と
を備えたことを特徴とする開発支援方法。 - キーワードに対応して参考名称を記録した辞書記憶手段と、
入出力手段に接続される制御手段とを備えた開発支援システムを用いて、開発を支援するためのプログラムであって、
前記制御手段を、
前記入出力手段から、開発対象プログラムのソースコードに用いる変数、メソッド又はクラスについての説明文を取得する手段、
前記説明文からキーワードを抽出する手段、
前記抽出したキーワードに対応する参考名称を前記辞書記憶手段において検索し、取得した参考名称を名称候補として前記入出力手段に出力する手段、
前記入出力手段に出力された名称候補を利用して決定された名称を参考名称として、前記キーワードに対応させて前記辞書記憶手段に登録する手段
として機能させることを特徴とする開発支援プログラム。
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JP2011106415A JP5389857B2 (ja) | 2011-05-11 | 2011-05-11 | 開発支援システム、開発支援方法及び開発支援プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2011106415A Expired - Fee Related JP5389857B2 (ja) | 2011-05-11 | 2011-05-11 | 開発支援システム、開発支援方法及び開発支援プログラム |
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2011
- 2011-05-11 JP JP2011106415A patent/JP5389857B2/ja not_active Expired - Fee Related
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