JP5386108B2 - 荷電粒子ビーム描画装置および荷電粒子ビーム描画装置の描画データ転送方法 - Google Patents

荷電粒子ビーム描画装置および荷電粒子ビーム描画装置の描画データ転送方法 Download PDF

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Description

本発明は、荷電粒子ビーム描画装置および荷電粒子ビーム描画装置の描画データ転送方法に関する。
近年、半導体デバイスの回路パターンの微細化が飛躍的に進んでおり、電子ビーム描画装置が広く用いられている。電子ビーム描画装置を用いて描画するためには、設計データから電子ビーム描画装置用の描画データを作成する必要がある。
パイプライン方式を用いて設計データのブロックから描画データのブロックを作成する装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。この特許文献1の装置によれば、プロセッサの直列接続段数が演算ユニット間で異なっているため、演算負荷の異なる設計データのブロックを高効率で演算することができる。
しかしながら、パイプライン方式では、偏向制御回路への描画データの転送が効率良く行われないため、更なるスループットの向上に対応することができない可能性がある。また、スループットの向上と共に、偏向制御回路における描画データのブロックの欠損を確実に防止する必要がある。
特開平5−90141号公報 特開2008−34439号公報
本発明の課題は、上記課題に鑑み、偏向制御手段への描画データの転送を高効率で行うと共に、偏向制御手段における描画データのブロックの欠損を確実に防止することが可能な荷電粒子ビーム描画装置および荷電粒子ビーム描画装置の描画データ転送方法を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明の第1の態様は、ブロック単位に分散された設計データである設計ブロックデータを演算してブロック単位の描画データである描画ブロックデータを生成する複数の演算手段と、前記複数の演算手段により生成された描画ブロックデータを描画順に並べ替えて、偏向器を制御する偏向制御手段に転送する複数の並べ替え手段と、前記複数の演算手段により生成された描画ブロックデータの出力先として、前記複数の並べ替え手段から1つの並べ替え手段を選択する選択手段と、前記選択手段により選択された並べ替え手段から前記偏向制御手段に最初に転送する描画ブロックデータを設定する設定手段とを備えた荷電粒子ビーム描画装置であって、前記選択手段により選択された並べ替え手段は、前記設定手段により設定された描画ブロックデータが前記演算手段から入力されたときに、入力された描画ブロックデータ、もしくは、入力された描画ブロックを含み描画順が連続する複数の描画ブロックデータを前記偏向制御手段に転送することを特徴とする。
この第1の態様によれば、描画ブロックデータの並べ替えと偏向制御手段への転送が複数の並べ替え手段により行われるため、偏向制御手段への転送を高効率で行うことができ、スループットを向上させることができる。ところが、複数の並べ替え手段を設けると、偏向制御手段において描画ブロックデータの欠損が生じやすくなる。しかし、この第1の態様によれば、選択手段により選択された並べ替え手段から偏向制御手段に最初に転送する描画ブロックデータが設定手段により設定される。そして、設定手段により設定された描画ブロックデータが演算手段から並べ替え手段に入力されたときに、入力された描画ブロックデータ、もしくは、入力された描画ブロックデータを含み描画順が連続する複数の描画ブロックデータが、並べ替え手段から偏向制御手段に転送される。これにより、偏向制御手段における描画ブロックデータの欠損の発生を確実に防止することができる。
この第1の態様において、前記選択手段は、前記偏向制御手段への描画ブロックデータの転送を開始する際に、並べ替え手段を切り替えることが好ましい。これにより、一の並べ替え手段から偏向制御手段への描画ブロックデータの転送中に、他の並べ替え手段に演算手段から描画ブロックデータを出力することができる。そうすると、他の並べ替え手段において描画ブロックデータの並べ替えを実行することが可能である。よって、スループットを更に向上させることができる。
本発明の第2の態様は、ブロック単位に分散された設計データである複数の設計ブロックデータを演算してブロック単位の描画データである複数の描画ブロックデータを生成し、生成された複数の描画ブロックデータを複数の並べ替え手段により描画順に並べ替えて偏向制御手段に転送する荷電粒子ビーム描画装置における描画データの転送方法であって、前記複数の設計ブロックデータを複数の演算手段に分配するステップと、前記複数の演算手段により生成された描画ブロックデータの出力先として、前記複数の並べ替え手段から1つの並べ替え手段を選択するステップと、選択された並べ替え手段から前記偏向制御手段に最初に転送する描画ブロックデータを設定するステップと、前記複数の演算手段により生成された描画ブロックデータを選択された並べ替え手段に出力するステップと、設定された描画ブロックデータが選択された並べ替え手段に入力されたときに、入力された描画ブロックデータ、もしくは、入力された描画ブロックデータを含み描画順が連続する複数の描画ブロックデータを前記偏向制御手段に転送するステップとを含むことを特徴とする。
この第2の態様によれば、描画ブロックデータの並べ替えと偏向制御手段への転送が複数の並べ替え手段により行われるため、偏向制御手段への転送を高効率で行うことができ、スループットを向上させることができる。ところが、複数の並べ替え手段を設けると、偏向制御手段において描画ブロックデータの欠損が生じやすくなる。しかし、この第2の態様によれば、選択された並べ替え手段から偏向制御手段に最初に転送する描画ブロックデータが設定される。そして、設定された描画ブロックデータが並べ替え手段に入力されたときに、入力された描画ブロックデータ、もしくは、入力された描画ブロックデータを含み描画順が連続する複数の描画ブロックデータが、並べ替え手段から偏向制御手段に転送される。これにより、偏向制御手段における描画ブロックデータの欠損の発生を確実に防止することができる。
この第2の態様において、前記偏向制御手段への前記描画ブロックデータの転送を開始する際に、選択された並べ替え手段を別の並べ替え手段に切り替えるステップを更に含むことが好ましい。これにより、一の並べ替え手段から偏向制御手段への描画ブロックデータの転送中に、他の並べ替え手段に演算手段から描画ブロックデータを出力することができ、他の並べ替え手段において描画ブロックデータの並べ替えを実行することが可能である。よって、スループットを更に向上させることができる。
この第2の態様において、前記複数の演算手段により生成された前記描画ブロックデータをプールするステップを更に含み、設定された前記描画ブロックデータを選択された前記並べ替え手段に入力できるように、プールされた前記描画ブロックデータを選択された前記並べ替え手段に出力することが好ましい。これにより、多くの描画ブロックデータが生成されプールされた場合であっても、選択された並べ替え手段において描画ブロックデータの欠損の発生を防止することができる。よって、偏向制御手段における描画ブロックデータの欠損の発生を確実に防止することができる。
図1は、本発明の実施の形態による電子ビーム描画装置の構成を示す概略図である。
図1に示す電子ビーム描画装置100は、パターン描画を実行する描画部1を備えている。描画部1の電子銃2から発せられた電子ビーム(例えば、50kVに加速された電子ビーム)3は、S1アパーチャ4によって断面形状が矩形に成形される。S1アパーチャ4により成形された電子ビーム3は、投影レンズ6によりS2アパーチャ7上に投影される。このとき、S2アパーチャ7上のS1アパーチャ像の位置は、成形偏向器5により調整される。偏向制御回路15により成形偏向器5を駆動制御することによって、S1アパーチャ像とS2アパーチャ7の開口部との重なり具合が制御される。その結果、電子ビーム3の断面形状が矩形もしくは三角形に成形される。
S2アパーチャ7により成形された電子ビーム3は、対物レンズ9により縮小されて試料10に照射される。このとき、偏向制御回路15により対物偏向器8を駆動制御することによって、試料10上の電子ビーム3の照射位置が決められる。試料10は、例えば、レチクルであり、連続移動するステージ11上に保持されている。ステージ11は、図示省略するモータをステージ駆動回路12によって駆動することで、X方向、Y方向及びθ方向(水平回転方向)に駆動される。ステージ11の位置は、レーザ干渉計13の出力に基づいてステージ位置検出回路14によって検出される。
なお、図示しないが、対物偏向器8は、試料10上のサブフィールド内での電子ビームの偏向を行う副偏向器と、フレーム内でサブフィールドの位置を制御する主偏向器とによって構成することができる。
偏向制御回路15は、データ処理部16から転送された描画データ(描画ブロックデータ)に基づいて、成形偏向器5及び対物偏向器8を駆動制御するものである。データ処理部16は、設計データ(CADデータ)を分散・並列化処理することによって生成した描画ブロックデータを偏向制御回路15に転送するものである。データ処理部16は、設計データの分散・並列化処理及び描画ブロックデータの転送に関する制御を実行する制御手段としてのDPM(Data Pass Manager)20のほか、分散手段21と、複数の演算手段22と、選択手段23と、第1並べ替え手段24と、第2並べ替え手段26とを有している。複数の演算手段22は、分散手段21と選択手段23との間に1つずつ並列に配置されている。
分散手段21は、1つの設計データを複数のブロック単位の設計データ(以下「設計ブロックデータ」という。)に分散するユニットである。各演算手段22は、分散された設計ブロックデータを図形演算(展開処理を含む)し、ブロック単位の描画データ(以下「描画ブロックデータ」という。)を生成する演算ユニットである。また、各演算手段22は、生成した描画ブロックデータを一時的にプール(保持)することが可能である。選択手段23は、演算手段22によって生成された描画ブロックデータの出力先として、第1並べ替え手段24と第2並べ替え手段26の何れかを選択するものである。第1並べ替え手段24及び第2並べ替え手段26は、それぞれ入力された描画ブロックデータを描画順に並べ替えて偏向制御回路15に転送するユニットである。
第1及び第2並べ替え手段24,26は、描画ブロックデータの並べ替えに用いられるメモリ25,27をそれぞれ有している。メモリ25,27の容量は、例えば、4GB〜12GBとすることができる。なお、1つの描画ブロックデータのデータ量は、例えば、200MB〜500MBとすることができる。
図1に示す電子ビーム描画装置100は、電子ビーム描画装置100の動作全体を制御する制御部30を備えている。制御部30には、上述したステージ駆動回路12、ステージ位置検出回路14、偏向制御回路15及びDPM20のほか、記憶装置17がバス18を介して接続されている。記憶装置17には、複数の設計データが記憶されている。
次に、上記データ処理部16の動作を簡単に説明する。
DPM20は、オペレータによりパターンレイアウトが登録されると、このパターンレイアウトに対応する設計データを記憶装置17から読み出し、読み出した設計データを分散手段21に出力する。分散手段21は、入力された設計データを複数の設計ブロックデータに分散し、分散された各設計ブロックデータを空いている演算手段22に出力する。各演算手段22は、設計ブロックデータの演算処理(図形演算処理)を行うことで、描画ブロックデータDPB(Data Pass Block)を生成する。この演算処理には、圧縮された設計ブロックデータを展開する展開処理が含まれる。
ここで、分散手段21によって同じデータ量の設計ブロックデータに分散されたとしても、演算手段22によって生成されたDPBのデータ量は異なってしまう。DPBのデータ量が相違する主な理由は、パターン密度の相違である。このため、複数の演算手段22に同時に設計ブロックデータを分配したとしても、複数の演算手段22の演算終了タイミングは異なってしまう。その結果、選択手段23により選択された並べ替え手段24,26に入力されるDPBの順番は描画順と異なってしまう。そこで、偏向制御回路15にDPBを転送する前に、並べ替え手段24,26においてDPBを描画順に並べ替える必要がある。
各演算手段22は、演算処理が終了すると、生成したDPBを選択された並べ替え手段24,26に直ちに出力するのではなく、一時的にプール(Pool)する。詳細には、各演算手段22は、DPBを生成すると同時に、DPM20にプール信号を出力する。DPM20は、プール信号を出力した演算手段22から、選択手段23により選択された並べ替え手段24,26にDPBを出力させる。このとき、選択された並べ替え手段24,26のメモリ25,27の残量(空き容量)が考慮される。つまり、後述する待ちDPBが必ずメモリ25,27に記憶できるように、プールされたDPBが演算手段22から出力される。
並べ替え手段24,26は、演算手段22から入力されたDPBを内部のメモリ25,27に一時的に格納し、DPBを描画順(番号順)に並べ替えて偏向制御回路15に転送する。このとき、後述する待ちDPBが入力されると、入力された待ちDPBもしくは待ちDPBを含む連続番号の複数のDPB(DPB群)が転送される。そうすると、図2に示すように、描画ブロックデータの欠損の無い描画データが得られる。図2に示すように、描画ブロックデータの長さは一定ではなく、1つの描画ブロックデータが2つのストライプに分割されることはない。
次に、図3及び図4を参照して、上記データ処理部16における描画ブロックデータ(DPB)の転送について説明する。
図3及び図4は、本実施の形態において、データ処理部16で実行される描画ブロックデータ(DPB)の転送方法を説明するための図である。
図3(A)において破線で囲んで示すように、先ず、選択手段23によって第1並べ替え手段24が選択される。そして、図3(A)において符号「W」で示すように、上記選択された第1並べ替え手段24において、「待ちDPB」がDPB1に設定される。この「待ちDPB」とは、偏向制御回路(DEF)15に未だ転送されていないDPBのうち、番号が最小のDPB(すなわち、描画順が最も早いDPB)である。つまり、「待ちDPB」は、最初に偏向制御回路15に転送する必要があるDPBである。この待ちDPBを偏向制御回路15に転送することで、欠陥DPBの発生を防止することができる。
図3(A)に示すように、DPB2,4,5がプールされているため、これらのDPB2,4,5が第1並べ替え手段24に出力される。
第1並べ替え手段24に入力されたDPB2,4,5は、第1並べ替え手段24のメモリ25に記憶される。このとき、図3(B)に示すように、第1並べ替え手段24(のメモリ25)には、待ちDPBであるDPB1が記憶されていない。このため、DPB2,4,5は、第1並べ替え手段24から偏向制御回路15に転送されない。すなわち、待ちDPBであるDPB1が入力されるまでは、第1並べ替え手段24から偏向制御回路15へのDPBの転送が禁止される。
そして、図3(B)に示すように、DPB1がプールされると、DPB1が第1並べ替え手段24に出力される。
第1並べ替え手段24に入力されたDPB1は、メモリ25に記憶される。記憶されたDPB1は待ちDPBであるので、図3(C)に示すように、DPB1が第1並べ替え手段24から偏向制御回路15に転送される。このとき、DPB1だけでなく、DPB1と連続するDPB2も一度に偏向制御回路15に転送される。偏向制御回路15は、転送されたDPB1,2に基づいて、成形偏向器5及び対物偏向器8を制御する。これにより、DPB1,2を試料10に描画することができる(以降のDPBについても同様)。
一方、DPB1,2と不連続のDPB4,5は、偏向制御回路15に転送されない。DPB4,5が転送されると、偏向制御回路15においてDPB3の欠損が生じてしまい、パターン抜けが発生してしまうためである。
なお、インターネット分野ではデータの欠損は許容されるが、電子ビーム描画装置100においてはDPBの欠損は許容されず確実に防止する必要がある。
第1並べ替え手段24から偏向制御回路15へのDPB1,2の転送が開始されると、選択手段23によって第2並べ替え手段26が選択されると共に、待ちDPB「W」がDPB3に設定される。
DPB1,2の転送中に、DPB3がプールされると、このDPB3が第2並べ替え手段26に出力される。このように偏向制御回路15への転送開始タイミングで第1並べ替え手段24と第2並べ替え手段26とを交互に切り替えることにより、並べ替え手段24,26を効率的に利用することができ、スループットを向上させることができる。
第2並べ替え手段26に入力されたDPB3は、メモリ27に記憶される。この記憶されたDPB3は待ちDPBであるので、図3(D)に示すように、DPB3が第2並べ替え手段26から偏向制御回路15に転送される。このとき、第2並べ替え手段26のメモリ27にはDPB3と連続するDPBが記憶されていないため、DPB3のみが偏向制御回路15に転送される。
第2並べ替え手段26から偏向制御回路15へのDPB3の転送が開始されると、図3(E)に示すように、選択手段23によって第1並べ替え手段24が選択され、待ちDPB「W」がDPB4に設定される。DPB4は第1並べ替え手段24に既に記憶されているため、DPB4及びこのDPB4と連続するDPB5は偏向制御回路15に転送可能である。しかし、第1並べ替え手段24と第2並べ替え手段26の両方から偏向制御回路15への転送はできない。このため、DPB3の転送が終了するのを待って、DPB4,5が転送される。図3(E)に示すように、DPB3の転送中にDPB6,7がプールされると、DPB6,7が第1並べ替え手段24に出力される。
DPB3の転送が終了すると、図4(A)に示すように、第1並べ替え手段24から偏向制御回路15へのDPB4、5,6,7の転送が開始されると共に、選択手段23によって第2並べ替え手段26が選択され、待ちDPB「W」がDPB8に設定される。
その後、図4(B)に示すようにDPB9,10,11,12がプールされると、上記と同様の方法では、DPB9,10,11,12が第2並べ替え手段26に出力可能である。しかし、図4(B)に示すように、DPB9,10,11のみが第2並べ替え手段26に出力される。これは、DPB9,10,11,12を第2並べ替え手段26のメモリ27に記憶すると、メモリ27の残量(空き容量)が待ちDPBであるDPB8の容量よりも小さくなるためである。すなわち、DPB9,10,11,12をメモリ27に記憶した後、DPB8を記憶することができなくなり、DPB8の欠損が生じてしまうためである。そこで、待ちDPBであるDPB8を記憶できるだけの残量をメモリ27に確保するため、DPB12が第2並べ替え手段26に出力されない。
その後、図4(C)に示すように、DPB8がプールされると、DPB8が第2並べ替え手段26に出力される。上述したように、第2並べ替え手段26のメモリ27はDPB8を記憶可能な残量を有するため、メモリ27にDPB8が記憶される。記憶されたDPB8は待ちDPBであるので、図4(D)に示すように、DPB8とこのDPB8と連続するDPB9,10,11が第2並べ替え手段26から偏向制御回路15に転送される。DPB8,9,10,11の転送が開始されると、図4(D)に示すように、選択手段23によって第1並べ替え手段24が選択され、待ちDPB「W」がDPB12に設定される。DPB12は既にプールされているため、DPB12が第1並べ替え手段24に出力される。
第1並べ替え手段24に入力されたDPB12は、メモリ25に記憶される。この記憶されたDPB12は待ちDPBであるので、図4(E)に示すように、DPB12が第1並べ替え手段24から偏向制御回路15に転送される。DPB12の転送が開始されると、図4(E)に示すように、選択手段23によって第2並べ替え手段26が選択される。
以上の動作を繰り返すことで、偏向制御回路15における欠損DPBの発生を防止しつつ、スループットを向上させることができる。
次に、図5を参照して、具体的な制御について説明する。
図5は、本実施の形態において、DPM20が実行するデータ転送制御ルーチンを示すフローチャートである。本ルーチンは、オペレータによりパターンレイアウトが登録された際に起動されるものである。
図5に示すルーチンによれば、先ず、設計データの分散処理を実行し、分散処理により生成した設計ブロックデータを複数の演算手段22に分配する(ステップ100)。このステップ100では、オペレータにより登録されたパターンレイアウトに対応する設計データが記憶装置17から読み出され、読み出された設計データが分散手段21に入力される。分散手段21は、入力された設計データを分散して複数の設計ブロックデータを生成し、生成した複数の設計ブロックデータを空いている演算手段22に出力する。演算手段22は、入力された設計ブロックデータを演算処理して描画ブロックデータであるDPBを生成すると、一時的にプールする。
上記ステップ100の処理の後、演算手段22により生成されるDPBの出力先として、選択手段23により第1並べ替え手段24と第2並べ替え手段26の何れか一方を選択する(ステップ102)。このステップ102では、例えば、図3(A)に示すように、第1並べ替え手段24が選択される。そして、上記ステップ102で選択された並べ替え手段において待ちDPBを設定する(ステップ104)。
上述したように、この待ちDPBとは、偏向制御回路15に転送されていないDPBのうち最小番号のDPB(すなわち、最初に描画するDPB)である。このステップ104では、例えば、図3(A)に示すように、選択された第1並べ替え手段24において、DPB1が待ちDPB(W)として設定される。
なお、このステップ104の処理は、上記本発明の第1の態様における「設定手段」に対応する。
その後、複数の演算手段22の何れかにDPBがプールされているか否かを判別する(ステップ106)。上述したように、各演算手段22は、生成したDPBをプールする際に、DPM20に対してプール信号を出力する。このステップ106では、演算手段22から入力されるプール信号に基づいて、DPBがプールされているか否かが判別される。このステップ106の処理は、演算手段22にDPBがプールされるまで繰り返し実行される。
上記ステップ106でDPBがプールされていると判別された場合には、プールされているDPBが、上記ステップ104で設定された待ちDPBであるか否かが判別される(ステップ108)。このステップ108でプールされているDPBが待ちDPBであると判別された場合には、プールされているDPBを、上記ステップ102で選択された並べ替え手段に出力する(ステップ112)。このステップ112では、例えば、図3(B)に示すように、待ちDPBであるDPB1が演算手段22から第1並べ替え手段24に出力され、メモリ25に記憶される。その後、ステップ114の処理に移行する。
一方、上記ステップ108でプールされているDPBが待ちDPBではないと判別された場合には、プールされているDPBを上記ステップ102で選択された並べ替え手段に出力すると、並べ替え手段のメモリに待ちDPB分の容量が残るか否かが判別される(ステップ110)。このステップ110で待ちDPB分の容量が残ると判別された場合には、プールされているDPBを、上記ステップ102で選択された並べ替え手段に出力する(ステップ112)。このステップ112では、例えば、図3(A)に示すように、プールされているDPB2,4,5が演算手段22から第1並べ替え手段24に出力され、第1並べ替え手段24のメモリ25に記憶される。その後、ステップ114の処理に移行する。
上記ステップ110で待ちDPB分の容量が残らないと判別された場合には、プールされているDPBが並べ替え手段に出力されず、上記ステップ106の処理に戻る。例えば、図4(B)に示すように、DPB9−11は第2並べ替え手段26に出力されるものの、DPB12は第2並べ替え手段26に出力されずプールされたままである。これは、DPB12が第2並べ替え手段26に出力されメモリ27に記憶されると、メモリ27に待ちDPBであるDPB8を記憶できなくなるためである。
ステップ114では、選択された並べ替え手段に待ちDPBが入力されたか否か、すなわち、選択された並べ替え手段のメモリに待ちDPBが記憶されたか否かが判別される。このステップ114で待ちDPBが入力されていないと判別された場合には、上記ステップ106の処理に戻る。
一方、上記ステップ114で待ちDPBが入力されたと判別された場合には、選択されていない並べ替え手段から偏向制御回路15へのDPBの転送中であるか否かを判別する(ステップ116)。このステップ116の処理は、DPBの転送が終了するまで繰り返し実行される。これにより、両方の並べ替え手段24,26から同時に偏向制御回路15にDPBの転送が行われる事態を防止することができる。例えば、図3(E)に示すように、第2並べ替え手段26から偏向制御回路15にDPB3を転送している間は、第1並べ替え手段24から偏向制御回路15へのDPB4,5の転送は行われない。
上記ステップ116でDPBの転送中ではないと判別された場合には、待ちDPB、もしくは、待ちDPBを含む連続番号の複数のDPBを偏向制御回路15に転送開始する(ステップ118)。このステップ118では、例えば、図3(C)に示すように、DPB1,2が偏向制御回路15に転送開始される。
そして、最終のDPB(図2参照)が偏向制御回路15に転送されたか否かを判別する(ステップ120)。このステップ120で最終のDPBが転送されていないと判別された場合には、並べ替え手段が切り替えられる(ステップ122)。このステップ122では、DPBを転送している並べ替え手段とは異なる並べ替え手段が選択される。その後、ステップ4に戻り、切り替え後の並べ替え手段において待ちDPBが設定される。
上記ステップ122では、例えば、図3(C)に示すように、DPB1,2を転送している第1並べ替え手段24とは異なる第2並べ替え手段26が選択される。これにより、プールされたDPBを切り替え後の第2並べ替え手段26に出力可能となると共に、第2並べ替え手段26においてDPBの並べ替えが可能となる。
その後、上記ステップ104では、上記ステップ122で切り替えられた並べ替え手段において、待ちDPBが設定される。例えば、図3(C)に示すように、第2並べ替え手段26においてDPB3が待ちDPBと設定される。その後、上記ステップ106以降の処理を実行する。
一方、上記ステップ120で最終のDPBが転送されたと判別された場合には、並べ替え手段の切り替えが不要であるため、そのまま本ルーチンを終了する。
以上述べたように、本実施の形態では、複数の並べ替え手段24,26を用いて、演算手段22により生成された描画ブロックデータの並べ替えと、並べ替えられた描画ブロックデータの偏向制御回路15への転送が行われる。これにより、並べ替え手段24,26から偏向制御回路15への描画ブロックデータの転送を高効率で行うことができるため、偏向制御回路15における描画ブロックデータの待ち時間を短縮することができるため、スループットを向上させることができる。
また、本実施の形態では、偏向制御回路15への描画ブロックデータの転送を行っている並べ替え手段24,26とは異なる並べ替え手段26,24が、演算手段22からの描画ブロックデータの出力先として選択手段23により選択される。これにより、一方の並べ替え手段から偏向制御回路15に描画ブロックデータを転送している間に、演算手段22から他方の並べ替え手段に描画ブロックデータを出力することができ、他方の並べ替え手段において描画ブロックデータの並べ替えを行うことができる。よって、スループットを向上させることができる。
また、本実施の形態では、選択手段23により選択された並べ替え手段24,26において、偏向制御回路15に未だ転送されていないDPBのうち番号が最小のDPBが待ちDPBとして設定される。そして、この待ちDPBが選択された並べ替え手段24,26に入力されると、待ちDPBもしくは待ちDPBを含む連続番号のDPBが偏向制御回路15に出力される。これにより、偏向制御回路15において欠落DPBの発生を確実に防止することができる。
尚、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々変形して実施することができる。例えば、上記実施の形態では電子ビームを用いたが、本発明はこれに限られるものではなく、イオンビームなどの他の荷電粒子ビームを用いた場合にも適用可能である。
また、上記実施の形態では並べ替え手段を2つ設けているが、本発明はこれに限られるものではなく、並べ替え手段を3つ以上設けてもよい。
本発明の実施の形態による電子ビーム描画装置の構成を示す概略図である。 描画ブロックデータの欠損の無い描画データを示す図である。 本発明の実施の形態において、データ処理部16で実行される描画ブロックデータ(DPB)の転送方法を説明するための図である(その1)。 本発明の実施の形態において、データ処理部16で実行される描画ブロックデータ(DPB)の転送方法を説明するための図である(その2)。 本発明の実施の形態において、DPM20が実行するデータ転送制御ルーチンを示すフローチャートである。
符号の説明
100 電子ビーム描画装置
1 描画部
5 成形偏向器
8 対物偏向器
10 試料
15 偏向制御回路
16 データ処理部
17 記憶装置
20 DPM
21 分散手段
22 演算手段
23 選択手段
24 第1並べ替え手段
25,27 メモリ
26 第2並べ替え手段
30 制御計算機

Claims (5)

  1. ブロック単位に分散された設計データである設計ブロックデータを演算してブロック単位の描画データである描画ブロックデータを生成する複数の演算手段と、
    前記複数の演算手段により生成された描画ブロックデータを描画順に並べ替えて、偏向器を制御する偏向制御手段に転送する複数の並べ替え手段と、
    前記複数の演算手段により生成された描画ブロックデータの出力先として、前記複数の並べ替え手段から1つの並べ替え手段を選択する選択手段と、
    前記選択手段により選択された並べ替え手段から前記偏向制御手段に最初に転送する描画ブロックデータを設定する設定手段とを備え、
    前記選択手段により選択された並べ替え手段は、前記設定手段により設定された描画ブロックデータが前記演算手段から入力されたときに、入力された描画ブロックデータ、もしくは、入力された描画ブロックを含み描画順が連続する複数の描画ブロックデータを前記偏向制御手段に転送することを特徴とする荷電粒子ビーム描画装置。
  2. 請求項1に記載の荷電粒子ビーム描画装置において、
    前記選択手段は、前記偏向制御手段への描画ブロックデータの転送を開始する際に、並べ替え手段を切り替えることを特徴とする荷電粒子ビーム描画装置。
  3. ブロック単位に分散された設計データである複数の設計ブロックデータを演算してブロック単位の描画データである複数の描画ブロックデータを生成し、生成された複数の描画ブロックデータを複数の並べ替え手段により描画順に並べ替えて偏向制御手段に転送する荷電粒子ビーム描画装置における描画データの転送方法であって、
    前記複数の設計ブロックデータを複数の演算手段に分配するステップと、
    前記複数の演算手段により生成された描画ブロックデータの出力先として、前記複数の並べ替え手段から1つの並べ替え手段を選択するステップと、
    選択された並べ替え手段から前記偏向制御手段に最初に転送する描画ブロックデータを設定するステップと、
    前記複数の演算手段により生成された描画ブロックデータを選択された並べ替え手段に
    出力するステップと、
    設定された描画ブロックデータが選択された並べ替え手段に入力されたときに、入力された描画ブロックデータ、もしくは、入力された描画ブロックデータを含み描画順が連続する複数の描画ブロックデータを前記偏向制御手段に転送するステップとを含むことを特徴とする荷電粒子ビーム描画装置の描画データの転送方法。
  4. 請求項3に記載の荷電粒子ビーム描画装置における描画データの転送方法において、
    前記偏向制御手段への前記描画ブロックデータの転送を開始する際に、選択された並べ替え手段を別の並べ替え手段に切り替えるステップを更に含むことを特徴とする荷電粒子ビーム描画装置の描画データ転送方法。
  5. 請求項3又は4に記載の荷電粒子ビーム描画装置の描画データ転送方法において、
    前記複数の演算手段により生成された前記描画ブロックデータをプールするステップを更に含み、
    設定された前記描画ブロックデータを選択された前記並べ替え手段に入力できるように、プールされた前記描画ブロックデータを選択された前記並べ替え手段に出力することを特徴とする荷電粒子ビーム描画装置の描画データ転送方法。
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