JP5385815B2 - 点灯装置及びそれを用いた照明器具 - Google Patents

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Description

本発明は、発光ダイオード等の直流で点灯する電気的光源を直流点灯制御するための点灯装置及びそれを用いた照明器具に関するものである。
従来、照明用の光源として蛍光ランプが主流であり、インバータ点灯装置を用いて高周波点灯する照明器具が広く普及している。しかしながら、近年、蛍光ランプに代表される放電ランプ以外の電気的光源として、発光ダイオード(LED)が注目を浴びている。発光ダイオードは特に寿命の観点において蛍光ランプより優れており、今後の技術向上によってベース照明用の蛍光ランプとして主流であるFHF32を越える効率も期待されている。しかしながら、発光ダイオードは放電ランプと異なり、直流電力を出力する点灯回路によって点灯されるため、従来のインバータ点灯装置をそのまま使用することはできず、発光ダイオードの特性と使用個数に合わせた専用の直流電源を必要とする。
直流電力を出力するための代表的な回路例として降圧チョッパ方式が知られている。降圧チョッパの基本構成として、特許文献1のようなスイッチング素子を直流電源のグランド側に接続する構成と、スイッチング素子を直流電源の正電位側に接続する構成がある。
特表2006−511078号公報 特開平1−274670号公報 特開2002−354783号公報
特許文献1のようなスイッチング素子を直流電源のグランド側に接続する構成は、スイッチング素子に駆動信号を出力する制御回路が簡単に構成できる利点があるが、発光ダイオードが高電位側に接続されるため、発光ダイオードの点灯装置への接続有無などの負荷異常検出が比較的困難であること、及び発光ダイオードのアノード、カソードの対地電圧が比較的高電位となるため、発生電圧に対応した絶縁対策などを行い、使用者の安全に配慮する必要がある。
一方、スイッチング素子を直流電源の正電位側に接続する構成では、発光ダイオードが低電位側に接続されるため、発光ダイオードの負荷異常検出が簡易化され、さらに発光ダイオードのアノード、カソードの対地電圧は比較的低電位となるため、絶縁対策などを簡素化してもより安全となる利点があるが、スイッチング素子の制御が困難になる課題がある。
特許文献2、3は、二つのスイッチング素子を直列に接続したときの高電位側スイッチング素子を制御する高圧側制御回路のための高圧側制御電源の生成に関する課題が開示されている。これらの従来文献では、高電位側スイッチング素子を制御する高圧側制御回路を安定に制御するために、低圧側に設けたスイッチング素子を利用することによって、高圧側制御電源を確実に生成して高圧側制御回路を安定に制御している。しかしながら、これらの従来文献の構成では、低圧側スイッチング素子としてMOSFETなどに代表される高耐圧のスイッチング素子と制御回路が必要であるため、点灯装置が高価、かつ複雑なものとなる課題がある。
本発明は、スイッチング素子を直流電源の正電位側に接続しても簡単かつ安価な構成で高圧側制御電源を確実に生成して高圧側制御回路を安定に制御できる点灯装置及びそれを用いた照明器具を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、上記の課題を解決するために、図1に示すように、直流電源部1の出力端間に接続されるとともにスイッチング素子Q1と、インダクタL1と、直流点灯する電気的光源3とを直列接続して構成される電圧変換回路(降圧チョッパ部2)と、前記スイッチング素子Q1をオンオフするための駆動信号を出力する制御部4と、前記直流電源部1の出力端に電圧が発生するのに応じて前記制御部4に制御電源Vccを供給する制御電源部5とを備えた点灯装置において、前記スイッチング素子Q1は前記直流電源部1の出力端の正電位側に接続され、前記直流点灯する電気的光源3は前記直流電源部1の出力端のゼロ電位側に接続され、前記スイッチング素子Q1の駆動信号を生成するための制御電源用コンデンサC2が前記スイッチング素子Q1のオフ時に前記制御電源部5から充電され、前記直流電源部1の出力端の正電位側または制御電源部5の少なくとも一方から前記直流点灯する電気的光源3へ直流電流を供給する経路に抵抗成分を持ったインピーダンス素子R1を接続され、前記制御部4は制御電源Vccが供給された所定時間後に前記スイッチング素子Q1をオンオフするための駆動信号を出力する遅延手段を有することを特徴とするものである。
請求項2の発明は、請求項1記載の点灯装置において、前記直流点灯する電気的光源3はソケットを介して着脱自在に接続されることを特徴とする(図8、図7)。
請求項3の発明は、請求項1または2のいずれかに記載の点灯装置を備えることを特徴とする照明器具である(図5、図6、図7)。
請求項1の発明によれば、電気的光源が接続されている場合には、制御電源用コンデンサが充電されて、スイッチング素子の駆動信号が生成され、また、電気的光源が断線等により非接続状態になると、インピーダンス素子を介して電気的光源の正電位側の電位が上昇するので、制御電源用コンデンサが充電されなくなり、スイッチング素子の駆動信号が自動的に停止する利点がある。
請求項2の発明によれば、電気的光源が接続されている場合には、制御電源用コンデンサが充電されて、スイッチング素子の駆動信号が生成され、また、電気的光源が取り外されると、インピーダンス素子を介してソケットの接続端子の電位が上昇するので、制御電源用コンデンサが充電されなくなり、スイッチング素子の駆動信号が自動的に停止する利点がある。
請求項3の発明によれば、直流点灯する電気的光源が接続されている場合に、同光源を直流点灯できる照明器具を提供できる。
本発明の実施形態1の回路図である。 本発明の実施形態1に用いるLEDモジュールの電圧−電流特性を示す特性図である。 本発明の実施形態1の動作を示すタイミングチャートである。 本発明の実施形態2の回路図である。 本発明の実施形態3の回路図である。 本発明の実施形態3の点灯装置の外観を示す正面図である。 本発明の実施形態3の点灯装置を用いた照明器具の外観を示す斜視図である。 本発明の実施形態3に用いる電気的光源の概略構成を示す斜視図である。
(実施形態1)
図1は本発明の実施形態1の回路図である。直流電源部1の出力端に、スイッチング素子Q1、インダクタL1、コンデンサC1、ダイオードD1からなる降圧チョッパ部2が接続される。スイッチング素子Q1は直流電源部1の正電圧出力端に接続されており、さらにインダクタL1、平滑コンデンサC1と直列接続される。コンデンサC1に並列に、複数個の発光ダイオードにて構成されるLEDモジュール3が接続されている。
直流電源部1は例えば商用交流電源を全波整流器と昇圧チョッパ回路等を用いて直流電圧に変換して出力する構成としても良い。
以下、降圧チョッパ部2の動作を説明する。スイッチング素子Q1がオンしているときに、直流電源部1からスイッチング素子Q1、インダクタL1を介してLEDモジュール3に電流が流れる。スイッチング素子Q1のオフ時には、インダクタL1に蓄積されたエネルギーはLEDモジュール3、ダイオードD1を介して放出される。スイッチング素子Q1のオンオフ周波数は数十kHzとすることが一般的である。
駆動制御部4は、蛍光灯用安定器に使用されるハーフブリッジ式インバータにおいて2個の直列接続されたスイッチング素子を交互にオンオフ制御するための駆動信号を出力する高耐圧ドライブICのように、直流電源部1の正電圧出力端に接続されるスイッチング素子Q1をオンオフするための駆動信号を供給する高耐圧ドライブの機能を有していればよく、端子Houtから駆動信号が出力される。駆動制御部4の動作電源端子であるVcc端子には、制御電源部5から出力される制御電源電圧が供給される。Vcc端子がグランド電位(直流電源部1の負電圧出力端の電位)に対して、所定の制御電源電圧となることで駆動制御部4は動作可能となる。
駆動制御部4はスイッチング素子Q1へ駆動信号を出力する回路の制御電源を生成するためにHVcc端子、及びHgnd端子を有している。HVcc端子とHgnd端子間にはコンデンサC2が接続され、Hgnd端子はスイッチング素子Q1のソース側に接続されているため、スイッチング素子Q1のソース電位が略0[V]付近まで低下することによって、コンデンサC2は制御電源部5からダイオードD2を介して、ほぼ制御電源電圧Vccに等しい電圧に充電されることになる。このコンデンサC2に充電された電圧を電源としてスイッチング素子Q1へ駆動信号を出力する回路は動作する。
以上のように、一般的な降圧チョッパ方式と同等の構成となっているが、本例では直流電源部1の正電圧出力端とLEDモジュール3との間に抵抗R1を接続している。
降圧チョッパ部2の出力に、図2に示す電圧−電流特性のLEDを複数個直列に接続した場合、所定の光束を出すための電圧をVf2、電流をIf2とすると、降圧チョッパ部2の出力電圧はVf2×(LED直列接続の個数)となる。また、同図に示すようにLEDはアノード・カソード間に電流を流すためのしきい値電圧Vthを有しているため、降圧チョッパ部2の出力電圧が、Vth×(LED直列接続の個数)を下回ると、LEDの電流はほぼ0[A]に等しく消灯することになる。
例えば、直流電源部1を一旦遮断して再度投入する場合、降圧チョッパ部2の出力電圧が低下することでLEDモジュール3が一旦消灯すると、降圧チョッパ部2の出力段に接続された平滑コンデンサC1からLEDモジュール3へ供給される電流はほぼ0[A]となるために、平滑コンデンサC1の電荷は自然放電によって緩やかに放出されることになる。この平滑コンデンサC1の電荷放出が不十分のとき、例えば、平滑コンデンサC1の電圧が制御電源電圧よりも高い時に直流電源部1を再度投入すると、上述のように制御電源部5からダイオードD2を介してコンデンサC2へ充電電流を供給できなくなってしまう。
ここで、図2に示すようなしきい値電圧Vthに対し、直流電源部1を再度投入した後に直流電源部1の出力電圧が、Vth×(LED直列接続の個数)を超えるとLEDモジュール3に電流が流れ始める。さらに、同図に示すようなしきい値電圧Vthより高く、所定の光束を出すための電圧Vf2より低い電圧Vf1に対し、直流電源部1の出力電圧がVf1×(LED直列接続の個数)に達すると、LEDモジュール3に流れる電流がIf1に増大し、LEDモジュール3の等価インピーダンス値は大きく低下する。
このときのLEDモジュール3の電圧が、Vf1×(LED直列接続の個数)<(制御電源部5の制御電源電圧)の関係を満足することによって、制御電源部5→ダイオードD2→コンデンサC2→インダクタL1→LEDモジュール3の経路で電流が流れ始める。また、LEDモジュール3の電圧が、Vf1×(LED直列接続の個数)<(制御電源部5の制御電源電圧−スイッチング素子Q1のオン電圧)となると、スイッチング素子Q1の駆動が可能となる。
以上、直流電源部1を遮断し、再投入する場合について説明したが、次に直流電源部1を初投入する際の各部波形について、図3のタイミングチャートを用いて説明する。
図3(a)に示すように、時間t0で直流電源部1を投入する。制御電源部5は同図(b)に示すように直流電源部1の投入に応じて生成される。直流電源部1の投入後、直流電源部1の出力電圧は徐々に高くなり、時間t1において前述のようにVth×(LED直列接続の個数)を超えることで、同図(c)に示すようにLEDモジュール3へ直流電源部1から抵抗R1を介して電流が流れ始める。また、同図(e)に示すようにLEDモジュール3に電流が流れ、LEDモジュール3の等価インピーダンスが低下することでコンデンサC2に電圧が充電される。コンデンサC2の充電時間は、LEDモジュール3の等価インピーダンスとコンデンサC2の容量によって決まる時間となる。さらにこのときのスイッチング素子Q1のソース側電圧値は、スイッチング素子Q1に駆動信号が供給されていないため、LEDモジュール3の両端に発生する電圧に略等しい。
制御電源電圧が所定電圧を超え、あらかじめ決められた所定時間が経過した時間t2において、同図(d)に示すように駆動制御部4から駆動信号が出力され、スイッチング素子Q1はオンオフを繰り返すことになる。前述のように、スイッチング素子Q1のオン時にインダクタL1に蓄積されたエネルギーは、スイッチング素子Q1のオフ時に放出されてダイオードD1が導通することで、スイッチング素子Q1のソース電圧は略0[V]に低下し、同図(e)のように駆動信号に応じてオンオフを継続する波形となる。
ここで、時間t2を決めるタイマ手段の具体例は図示していないが、蛍光灯用安定器を制御する際に先行予熱などの時間を決めて動作周波数を変えたり、所定の時間を決めて動作停止するなどのタイマ制御が広く知られており、本例においても駆動制御部4に同様なタイマ手段を設ければよい。
スイッチング素子Q1のオンオフ動作によって、コンデンサC2の電圧は略制御電源電圧に等しい電圧まで上昇し、降圧チョッパ部2が動作することでLEDモジュール3に所定の電流If2が流れることになる。
以上の動作を行うことによって、降圧チョッパ部2を構成するスイッチング素子Q1が直流電源部1の正電圧出力端に接続される場合においても安定に動作を継続することができる。
さらに万一、降圧チョッパ部2の出力端とLEDモジュール3が配線の接続不良などの理由で接続されない場合や、あるいはLEDモジュール3に断線が生じたような場合には、抵抗R1を介して平滑コンデンサC1の電圧は直流電源部1の出力電圧に略等しい電圧まで充電されるため、上述の理由により、コンデンサC2の電圧が充電されなくなり、スイッチング素子Q1へ駆動信号が供給されなくなる。よって、特別な接続不良の検出回路を付加しなくてもスイッチング素子Q1のスイッチング動作を停止することができるため、駆動制御部4を安価な構成とすることもできる。
以上の説明、及び図1に示すLEDモジュール3では、複数のLEDを直列接続するものとしたが、LEDを多数使用し、これをすべて直列接続すると、図3における時間t1からt2の間、LEDモジュール3の電圧が制御電源電圧よりも高くなることによって、上述の動作を行わなくなるため、時間t1からt2の間のLEDモジュール3の電圧が制御電源電圧より低くなる関係を満足するよう、LEDの使用個数に応じて直列接続と並列接続とを併用することが望ましい。
また、直流点灯する電気的光源としては、LEDモジュール3に代えて、LEDと同様に直流点灯することで知られる有機ELを用いたモジュール構成としてもよい。さらに、抵抗R1は直流電流を流せるのであれば、抵抗に限らず例えばバイポーラトランジスタを能動領域にて使用して抵抗値を持たせたり、ツェナーダイオードなどを用いるような構成としてもよい。
さらに制御電源部5の具体構成や具体動作は省略したが、一般的に用いられる制御電源回路の構成でよく、図3(b)に示すように、直流電源部1の出力電圧に応じて制御電源電圧を出力すればよい。例えば、直流電源部1の出力電圧を抵抗により分圧し、ツェナーダイオードにより定電圧化して直流低電圧を出力するような構成でも良い。
(実施形態2)
図4は本発明の実施形態2の回路図である。基本構成は実施形態1と同じである。実施形態1では直流電源部1から供給される直流出力を抵抗R1を介してLEDモジュール3へ供給したが、本実施形態では、制御電源部5から出力される直流出力をダイオードD3と抵抗R1との直列回路を介してLEDモジュール3へ供給する。本実施形態では、直流電源部1の出力電圧>制御電源部5の出力電圧であるために、図3の時間t1からt2の間のLEDモジュール3の電圧が制御電源電圧より低くなる関係を満足するようにLEDを直列接続する個数を低減する必要があるが、時間t2以降にはLEDモジュール3の両端に発生する電圧>制御電源部5の出力電圧となるために抵抗R1に電流が流れず、抵抗R1で余分に消費される電力を節約することができる。
(実施形態3)
図5は本発明の実施形態3の回路図である。本実施形態は、上述の実施形態1または2で説明したLEDなどの直流点灯する光源と、蛍光ランプに代表される放電ランプとをいずれも点灯できる点灯装置である。図5では、放電ランプLaを接続した例を示しており、放電ランプLaと点灯装置とを電気的に接続可能なコネクタCON1、CON2を有しており、実施形態1または2で説明したLEDモジュール3を接続する際にはコネクタCON2に接続する。
LEDモジュール3を接続した場合は、実施形態1または2と同じ構成である降圧チョッパ部2の出力端からコネクタCON2の端子d−c間に直流電力が供給される。直流電源部1が投入された直後の動作は実施形態1または2と同じであり、直流電源部1の出力端から抵抗R1を介して直流出力をLEDモジュール3へ供給する。
放電ランプLaを接続した場合は、図5に示すように直流電源部1の出力端に接続され、スイッチング素子Q2、Q3を有するインバータ部6において高周波出力が出力される。この高周波出力は、共振用インダクタL2、共振用コンデンサC5、直流カット用コンデンサC4で構成される共振部7へ入力されており、共振用コンデンサC5に蛍光ランプLaが並列に接続されるように、上記コネクタCON1、CON2が接続されている。共振用インダクタL2の2次巻線n2の出力はコンデンサC6を介してコネクタCON1の端子a−b間に供給されており、放電ランプLaの高電位側のフィラメントに予熱電流を供給する。
インバータ部6のスイッチング素子Q2,Q3は、インバータ駆動制御部8のHout端子、及びLout端子から出力される駆動信号に応じて交互にオンオフ駆動される。また、Hout端子から出力される駆動信号を生成するための制御手段は、インバータ駆動制御部8のHVcc端子とHgnd端子間に接続されるコンデンサC3を電源としており、このコンデンサC3は、スイッチング素子Q3のオン時にダイオードD3を介して制御電源電圧に略等しい電圧に充電される。
ここで、本発明の点灯装置は、図5に示す電子部品を少なくとも1枚のプリント基板上に実装し、この実装基板を図6に示すようなケース20内に収納することで構成される。また、上述のコネクタCON1、CON2は、装置外部で放電ランプLaまたはLEDモジュール3と接続可能なように配置されている。CON3は電源側のコネクタであり、商用交流電源を直流電源部1に供給するための配線が接続される。ケース20は両端に固定用のねじ穴21を備えている。このようなケース外郭に覆われた点灯装置は、図7に示す照明器具30の器具本体31に内蔵される。点灯装置のコネクタCON1、CON2は放電ランプLaの口金部が接続及び挿入可能であるソケット部32へそれぞれ接続される。
LEDモジュール3は、このような照明器具に接続及び挿入可能なように、図8に示すような構成とすればよく、複数個のLEDを基板上に実装し、放電ランプLaと略同形状で透光性を持った筐体内に収め、放電ランプLaと同形状の端子a、b、c、dを設ければよい。
このようなLEDモジュール3と放電ランプLaの接続判別は、コネクタCON2の端子d−c間に接続される接続検出部10と、接続検出部10からの検出信号を入力してLEDモジュール3と放電ランプLaとのどちらの光源が接続されているかを判定し、判定結果に応じて駆動制御部4またはインバータ駆動制御部8のいずれか一方に動作開始を指示する動作切り替え部9において判定される。
動作切り替え部9の具体構成は図示していないが、例えばマイコンを用いて、接続検出部10から入力される検出信号に応じて“H”または“L”の二値信号を駆動制御部4とインバータ駆動制御部8へ出力するように構成し、このとき駆動制御部4とインバータ駆動制御部8は、“H”信号入力時に動作し、“L”信号入力時に停止するよう構成すればよい。
蛍光ランプに代表される放電ランプLaが接続されている場合、コネクタCON2の端子d−c間にフィラメントが接続されることになり、市販される蛍光ランプのフィラメントの抵抗値はおよそ10[Ω]より低い値となるため、比較的高抵抗値を持つ抵抗R2、R3で構成される接続検出部10から出力される検出信号はほぼ0[V]に近い値になる。一方、LEDモジュール3が接続されている場合、LEDに電流が流れる前のLEDモジュール3の等価抵抗はほぼ∞であるため、接続検出部10から出力される検出信号は抵抗R2、R3の分圧比によって決まる電圧にほぼ等しくなる。さらにLEDに電流が流れ始めた際はLEDモジュール3の等価抵抗値が低くなるため、LEDモジュール3に電流が流れる直前の時間t1までにLEDモジュール3の接続判定を行うことが望ましい。
以上の説明のように、本発明の点灯装置を用いることで、放電ランプ用照明器具で必要とされる点灯装置の接続用端子やソケットの数を増やすことなく、放電ランプとLEDモジュールとを自由に選択することができ、放電ランプ用照明器具の製造設備を用いて安価に照明器具を組み立てることができる。
1 直流電源部
2 降圧チョッパ部
3 LEDモジュール
4 駆動制御部
5 制御電源部
R1 抵抗
Q1 スイッチング素子
L1 インダクタ
C2 制御電源用コンデンサ

Claims (3)

  1. 直流電源部の出力端間に接続されるとともにスイッチング素子と、インダクタと、直流点灯する電気的光源とを直列接続して構成される電圧変換回路と、前記スイッチング素子をオンオフするための駆動信号を出力する制御部と、前記直流電源部の出力端に電圧が発生するのに応じて前記制御部に制御電源を供給する制御電源部とを備えた点灯装置において、前記スイッチング素子は前記直流電源部の出力端の正電位側に接続され、前記直流点灯する電気的光源は前記直流電源部の出力端のゼロ電位側に接続され、前記スイッチング素子の駆動信号を生成するための制御電源用コンデンサが前記スイッチング素子のオフ時に前記制御電源部から充電され、前記直流電源部の出力端の正電位側または制御電源部の少なくとも一方から前記直流点灯する電気的光源へ直流電流を供給する経路に抵抗成分を持ったインピーダンス素子を接続され、前記制御部は制御電源が供給された所定時間後に前記スイッチング素子をオンオフするための駆動信号を出力する遅延手段を有することを特徴とする点灯装置。
  2. 前記直流点灯する電気的光源はソケットを介して着脱自在に接続されることを特徴とする請求項1記載の点灯装置。
  3. 請求項1または2のいずれかに記載の点灯装置を備えることを特徴とする照明器具。
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