JP5385762B2 - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Description

本発明は、タイヤ周方向に向かって延びる周方向溝と、トレッド幅方向に向かって延びる幅方向溝とによって形成されるブロックに、トレッド幅方向に向かって延びるサイプが形成される空気入りタイヤに関する。
従来、氷雪路面(雪上路面や氷上路面)用の空気入りタイヤのトレッド踏面では、複数の溝(例えば、周方向溝や幅方向溝)によって形成されるブロックに、トレッド幅方向に向かって延びる複数のサイプが形成される。タイヤ周方向に隣接するサイプ間の間隔が広くなると、ブロックの剛性が高くなる。このため、複数のサイプを形成する小ブロックが倒れ込みにくくなり、氷雪等を引っ掻く効果(いわゆる、エッジ効果)が低下してしまうことがある。
そこで、複数のサイプに加えて、当該サイプよりも太い太溝がブロックに形成された空気入りタイヤが知られている(例えば、特許文献1参照)。太溝は、トレッド幅方向に向かって延びることによりブロックを分断する。この空気入りタイヤでは、太溝によりブロックの剛性を低下させ、複数のサイプを形成する小ブロックが倒れ込み易くなるため、エッジ効果を確保できる。
また、タイヤ周方向に隣接するブロック間の幅方向溝に底上げ部が形成された空気入りタイヤが知られている(例えば、特許文献2参照)。この空気入りタイヤでは、底上げ部が形成されることにより、ブロックのタイヤ周方向の曲げ剛性を高めて耐偏摩耗性を向上できる。
特開2000−127716号公報(第2−3頁、第2図) 特開平6−171318号公報(第2−3頁、第1−3図)
しかしながら、上述した従来の空気入りタイヤには、次のような問題があった。すなわち、ブロックが太溝により分断されることによって、ブロックの剛性が低下し過ぎて、複数のサイプを形成する小ブロックが倒れ込み過ぎてしまう。このため、エッジ効果が発揮されにくくなる場合があり、氷雪路面での操縦安定性、駆動性能及び制動性能が低下してしまう問題があった。
そこで、本発明は、ブロックにサイプが形成される場合において、氷雪路面での操縦安定性、駆動性能及び制動性能を高いレベルで両立できる空気入りタイヤの提供を目的とする。
上述した課題を解決するため、本発明は、次のような特徴を有している。まず、本発明の第1の特徴は、タイヤ周方向に向かって延びる周方向溝(周方向溝10)と、トレッド幅方向に向かって延びる幅方向溝(幅方向溝20)とによって形成されるブロック(ブロック30)に、トレッド幅方向に向かって延びるサイプ(サイプ40)が複数形成された空気入りタイヤ(空気入りタイヤ1)であって、前記サイプには、前記周方向溝に少なくとも一端が開口する第1サイプと、タイヤ周方向に対して前記第1サイプと隣接し、前記第1サイプが開口する前記周方向溝に少なくとも一端が開口する第2サイプとが設けられ、前記第1サイプと前記第2サイプとの間には、一端が前記周方向溝に開口し、他端が前記第1サイプ及び前記第2サイプよりも短くなるように前記ブロック内で終端する終端溝(切り欠き溝50)が形成され、前記終端溝は、前記第1サイプと前記第2サイプに沿って延び、タイヤ周方向に沿った前記終端溝の幅(W)は、前記第1サイプと前記第2サイプとを含むタイヤ周方向に対する前記第1サイプから前記第2サイプまでの最大距離(S)と等しいことを要旨とする。
かかる特徴によれば、終端溝の一端は、周方向溝に開口し、終端溝の他端は、ブロック内で終端する。これによれば、ブロックが終端溝によって分断されることなく、ブロックがタイヤ周方向に対して連続する部分(連続部分)が設けられる。このため、ブロックの剛性の低下を抑制できるとともに、連続部分により複数のサイプを形成する小ブロックが倒れ込み過ぎることを防止できる。従って、氷雪等を引っ掻く効果(いわゆる、エッジ効果)が発揮されやすく、氷雪路面での操縦安定性、駆動性能及び制動性能を向上できる。
また、ブロックがタイヤ周方向に対して連続する部分が設けられることによって、ブロックがトレッド幅方向に対して分断される場合と比べて、ブロックが路面に接地する面積(接地面積)を確保できる。従って、氷上雪路面での操縦安定性をも向上できる。
また、タイヤ周方向に沿った終端溝の幅は、タイヤ周方向に対する前記第1サイプから前記第2サイプまでの最大距離と等しい。これによれば、ブロックの剛性を適度に保つことができ、複数のサイプを形成する小ブロックが倒れ込み過ぎることを防止できる。
また、周方向溝には、他の周方向溝よりもタイヤ径方向の深さが浅い底上げ部が設けられる。このような底上げ部は、雪上走行時において、底上げ部のタイヤ周方向の端部エッジとして機能するため、氷雪路面での駆動性能及び制動性能を向上できる。
また、底上げ部の両端は端部終端溝及び中間終端溝に連なる。すなわち、底上げ部を介して、周方向溝の両側のブロックが連なるため、ブロックの剛性を向上できる。従って、氷上雪路面での操縦安定性及び耐偏摩耗性を向上できる。
このように、ブロックにサイプが形成される場合において、氷雪路面での操縦安定性、駆動性能及び制動性能を高いレベルで両立できる。
本発明の第2の特徴は、本発明の第1の特徴に係り、前記中間終端溝は、前記端部終端溝に対して、踏み込み側に位置することを要旨とする。
本発明の第3の特徴は、本発明の第1または2の特徴に係り、前記中間終端溝は、前記周方向溝に開口する第1開口端(開口端51B)を有し、前記第1開口端の底部(底部50Bbtm)の全域は、前記底上げ部に連なることを要旨とする。
本発明の第4の特徴は、本発明の第1乃至3の特徴に係り、前記端部終端溝は、前記周方向溝に開口する第2開口端(開口端51A)を有し、前記第2開口端の底部(底部50Abtm)の全域は、前記底上げ部に連なることを要旨とする。
本発明の第5の特徴は、本発明の第1乃至4の特徴に係り、前記端部終端溝及び前記中間終端溝のタイヤ径方向に沿った深さ(深さD1)は、前記底上げ部までのタイヤ径方向に沿った深さと同じであることを要旨とする。
本発明の特徴によれば、ブロックにサイプが形成される場合において、氷雪路面での操縦安定性、駆動性能及び制動性能を高いレベルで両立できる空気入りタイヤを提供することができる。
図1は、本実施形態に係る空気入りタイヤ1のトレッドパターンを示す展開図である。 図2は、本実施形態に係るブロック30の一部を示す拡大平面図である。 図3は、本実施形態に係るブロック30の一部を示す斜視図である。 図4は、本実施形態に係るブロック30及び底上げ部60の一部断面図である。 図5は、評価結果を示す図である。
次に、本発明に係る空気入りタイヤの実施形態について、図面を参照しながら説明する。具体的には、(1)空気入りタイヤの全体構成、(2)切り欠き溝(終端溝)の形状、(3)底上げ部の詳細構成、(4)比較評価、(5)作用・効果、(6)その他の実施形態について説明する。
なお、以下の図面の記載において、同一または類似の部分には、同一または類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、各寸法の比率などは現実のものとは異なることに留意すべきである。
したがって、具体的な寸法などは以下の説明を参酌して判断すべきものである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。
(1)空気入りタイヤの構成
まず、本実施形態に係る空気入りタイヤの構成について、図面を参照しながら説明する。図1は、本実施形態に係る空気入りタイヤ1のトレッドパターンを示す展開図である。なお、空気入りタイヤ1は、ビード部やカーカス層、ベルト層、トレッド部(不図示)を備える一般的なラジアルタイヤ(スタッドレスタイヤ)である。
図1に示すように、空気入りタイヤ1は、周方向溝10と、幅方向溝20とによって形成されるブロック30を複数備える。周方向溝10は、図1の左側から右側にかけて、周方向溝10Aと、周方向溝10Bと、周方向溝10Cと、周方向溝10Dとによって構成される。幅方向溝20は、タイヤ周方向に所定間隔を置いて複数設けられる。なお、幅方向溝20は、後述する端部ブロック30Sから中間ブロック30Mを経由して、中央ブロック30C内で終端する。
ブロック30は、複数の中央ブロック30Cと、複数の端部ブロック30Sと、複数の中間ブロック30Mとを有する。
中央ブロック30Cは、トレッド幅方向中心を通り、かつタイヤ周方向に沿うタイヤ赤道線CL上に設けられる。中央ブロック30Cは、周方向溝10B及び周方向溝10Cの間に設けられる。
端部ブロック30Sは、最もトレッド幅方向外側、すなわち、中央ブロック30C及び中間ブロック30Mよりもトレッド幅方向外側に設けられる。端部ブロック30Sは、周方向溝10Aよりもトレッド幅方向外側、または、周方向溝10Dよりもトレッド幅方向外側に設けられる。
中間ブロック30Mは、中間ブロック30Mと端部ブロック30Sとの間に設けられる。中間ブロック30Mは、周方向溝10A及び周方向溝10Bの間、または、周方向溝10C及び周方向溝10Dの間に設けられる。
このようなブロック30には、トレッド幅方向またはタイヤ周方向に向かってジグザグ状に延びるサイプ40が複数形成される。サイプ40は、複数の中央サイプ40Cと、複数の端部サイプ40Sと、複数の中間サイプ40Mとを有する。
中央サイプ40Cは、中央ブロック30Cに形成される。中央サイプ40Cは、タイヤ赤道線CLに略直交するようにトレッド幅方向に向かって延びる。中央サイプ40Cの両端は、周方向溝10に開口する。
端部サイプ40Sは、端部ブロック30Sに形成される。端部サイプ40Sは、タイヤ赤道線CLに略直交するようにトレッド幅方向に向かって延びる幅方向サイプ42Sと、タイヤ赤道線CLと略平行にタイヤ周方向に向かって延びる周方向サイプ44Sとによって構成される。なお、幅方向サイプ42Sの両端は、周方向溝10に開口する。
中間サイプ40Mは、中間ブロック30Mに形成される。中間サイプ40Mは、タイヤ赤道線CLに対して傾く幅方向サイプ42Mと、幅方向サイプ42Mと逆側に傾く周方向サイプ44Mとによって構成される。なお、幅方向サイプ42Mの両端は、周方向溝10又は幅方向溝20に開口する。
複数のブロック30のうち、端部ブロック30S及び中間ブロック30Mには、終端溝を構成する、切り欠き溝50が形成される。
周方向溝10A及び周方向溝10Dには、底上げ部60が設けられる。
なお、切り欠き溝50及び底上げ部60の構成については、後述する(図2及び図3参照)。
(2)切り欠き溝の形状
次に、本実施形態に係る切り欠き溝50の形状について、図2及び図3を用いて説明する。図2は、本実施形態に係るブロック30の一部を示す拡大平面図である。図3は、本実施形態に係るブロック30の一部を示す斜視図である。
図2及び図3に示すように、切り欠き溝50は、幅方向サイプ42Sや幅方向サイプ42Mに沿って延びる。切り欠き溝50の一端は、周方向溝10に開口し、切り欠き溝50の他端は、サイプ40よりも短くなるようにブロック30内で終端する。
切り欠き溝50は、タイヤ周方向に隣接するサイプ40間において、サイプ40に沿って延びる。つまり、切り欠き溝50は、サイプ40の延在方向すなわち、トレッド幅方向と同一方向に向かって延びる。切り欠き溝50は、タイヤ周方向に対してブロック30の中央近傍に設けられることが好ましい。
切り欠き溝50は、端部終端溝を構成する端部切り欠き溝50Aと、中間終端溝を構成する中間切り欠き溝50Bとを有する。
端部切り欠き溝50Aは、端部ブロック30Sに形成される。端部切り欠き溝50Aは、複数の幅方向サイプ42Sの1つの第1サイプである幅方向サイプ42Sと、タイヤ周方向に対して当該幅方向サイプ42Sに隣接する第2サイプである幅方向サイプ42Sとの間に全体が収まるように形成される。端部切り欠き溝50Aの一端は、周方向溝10Aまたは周方向溝10Dに開口し、端部切り欠き溝50Aの他端は、端部ブロック30S内で終端する。
切り欠き溝50の延在方向に沿った端部切り欠き溝50Aの長さL1は、周方向溝10から周方向サイプ44Sまでの幅方向サイプ42Sの長さL2よりも短い。このため、端部切り欠き溝50Aと、幅方向サイプ42Sと、周方向サイプ44Sとによって、小ブロック32Sが形成される。
中間切り欠き溝50Bは、中間ブロック30Mに形成される。中間切り欠き溝50Bは、複数の幅方向サイプ42Mの1つの第1サイプである幅方向サイプ42Mと、タイヤ周方向に対して当該幅方向サイプ42Mに隣接する第2サイプである幅方向サイプ42Mとの間に全体が収まるように形成される。中間切り欠き溝50Bの一端は、周方向溝10Aまたは周方向溝10Dに開口し、中間切り欠き溝50Bの他端は、中間ブロック30M内で終端する。
切り欠き溝50の延在方向に沿った中間切り欠き溝50Bの長さL3は、周方向溝10から周方向サイプ44Mまでの幅方向サイプ42Mの長さL4よりも短い。このため、中間切り欠き溝50Bと、幅方向サイプ42Mと、周方向サイプ44Mとによって、小ブロック32Mが形成される。
上述した端部切り欠き溝50Aと中間切り欠き溝50Bとは、周方向溝10(周方向溝10Aまたは周方向溝10D)を介して互いに対向する。また、中間切り欠き溝50Bは、端部切り欠き溝50Aに対して、踏み込み側に位置する。すなわち、中間切り欠き溝50Bは、タイヤの回転に伴って、端部切り欠き溝50Aよりも先に接地する。
図3に示すように、タイヤ周方向に沿った端部切り欠き溝50Aの幅Wは、端部切り欠き溝50Aに沿った2本の幅方向サイプ42Sを含むタイヤ周方向に対する一方の幅方向サイプ42Sから他方の幅方向サイプ42Sまでの最大距離Sと等しい。最大距離Sは、タイヤ周方向に隣接する2本の幅方向サイプ42Sの延在方向に直交する幅S1と、当該サイプ40の間隔S2とを加算した値である。
このように端部切り欠き溝50Aは、幅方向サイプ42S間の端部ブロック30Sを切り欠くことにより形成される。また、タイヤ径方向に沿う端部切り欠き溝50Aの深さD1は、タイヤ径方向に沿う幅方向サイプ42Sの深さD2と同じである。
端部切り欠き溝50Aは、周方向溝10(周方向溝10Aまたは周方向溝10D)に開口する開口端51A(第2開口端)を有する。開口端51Aの底部50Abtmの全域は、底上げ部60に連なる。すなわち、底上げ部60は、幅方向サイプ42Sの延在方向に沿って底部50Abtmに連続的に連なる。
また、中間切り欠き溝50Bは、周方向溝10(周方向溝10Aまたは周方向溝10D)に開口する開口端51B(第1開口端)を有する。開口端51Bの底部50Bbtmの全域は、底上げ部60に連なる。すなわち、底上げ部60は、幅方向サイプ42Mの延在方向に沿って底部50Bbtmに連続的に連なる。
なお、上記においては、端部ブロック30Sにおける端部切り欠き溝50Aの幅W、最大距離S、幅S1、間隔S2について、記載している。中間ブロック30Mにおける中間切り欠き溝50Bの幅W、最大距離S、幅S1、間隔S2も同様であるため、詳細の記載は省略する。
(3)底上げ部の詳細構成
次に、本実施形態に係る底上げ部60の構成について、図2乃至図4を参照しながら説明する。図4は、本実施形態に係るブロック30及び底上げ部60の一部断面図である。具体的には、図4は、底上げ部60を通るタイヤ径方向に沿った断面図を示す。図2乃至図4に示すように、底上げ部60は、他の周方向溝10よりもタイヤ径方向の深さが浅い。トレッド面視において、底上げ部60の一端62Aは、周方向溝10(周方向溝10Aまたは周方向溝10D)に開口する端部切り欠き溝50Aの底部50Abtmに連なる。
トレッド面視において、底上げ部60の他端62Bは、周方向溝10(周方向溝10Aまたは周方向溝10D)に開口する中間切り欠き溝50Bの底部50Bbtmに連なる。
トレッド面視において、底上げ部60は、開口端51Aの底部50Abtmにおける踏み込み側の端部と、開口端51Bの底部50Bbtmにおける踏み込み側の端部とを結ぶ直線に沿って形成される。具体的には、底上げ部60は、トレッド面視において、開口端51Aの底部50Abtmにおける踏み込み側の端部と、開口端51Bの底部50Bbtmにおける踏み込み側の端部とを結ぶ直線と、開口端51Aの底部50Abtmにおける蹴り出し側の端部と、開口端51Bの底部50Bbtmにおける蹴り出し側の端部とを結ぶ直線とにより区画される領域全域に設けられる。
図3及び図4に示すように底上げ部60は、底上げ部頂面62と、側面64とを有する。底上げ部頂面62は、トレッド部の踏面と略平行に形成され、底部50Abtmと、底部50Bbtmと、同一面上に形成される。従って、タイヤ径方向に沿った底部50Abtm及び、底部50Bbtmまでの深さD1は、底上げ部頂面62までのタイヤ径方向に沿った深さと同じである。すなわち、端部切り欠き溝50A及び中間切り欠き溝50Bのタイヤ径方向に沿った深さD1は、底上げ部60の底上げ部頂面62までのタイヤ径方向に沿った深さと同じである。底上げ部頂面62から、周方向溝10の底部10btmまでのタイヤ径方向に沿った高さD3と、深さD1との関係は、D1+D3が9mm〜10mmであり、20%≦(D1+D3)/D3≦23%になるように、D1,D3が設定されている。
図3に示すように、タイヤ周方向に沿った底上げ部頂面62の幅は、端部切り欠き溝50A及び中間切り欠き溝50Bの幅Wと同一である。更に、タイヤ周方向に沿った底上げ部頂面62の幅は、端部切り欠き溝50A及び中間切り欠き溝50Bの幅Wよりも広いことが好ましい。
側面64は、底上げ部頂面62のタイヤ周方向の両端部に連なり、タイヤ径方向に沿って形成される。
(4)比較評価
次に、本発明の効果を更に明確にするために、以下の比較例及び実施例に係る空気入りタイヤを用いて行った比較評価について説明する。具体的には、(4.1)各空気入りタイヤの構成、(4.2)評価結果について説明する。なお、本発明はこれらの例によって何ら限定されるものではない。
(4.1)各空気入りタイヤの構成
まず、比較例1,2及び実施例に係る空気入りタイヤについて、簡単に説明する。なお、空気入りタイヤに関するデータは、以下に示す条件において測定された。
・タイヤサイズ : 215/60R16
・車両条件 : FF車(排気量2000cc)
・内圧条件 : 正規内圧
・荷重条件 : 正規荷重
比較例1に係る空気入りタイヤは、ブロックに切り欠き溝が形成されておらず、周方向溝に底上げ部が形成されていない。比較例2に係る空気入りタイヤでは、ブロックにサイプの延在方向と異なる方向に向かって延びる切り欠き溝が形成されているが、周方向溝に底上げ部が形成されていない。比較例3に係る空気入りタイヤは、ブロックに切り欠き溝が形成されており、周方向溝に底上げ部が形成されていない。実施例に係る空気入りタイヤ1は、実施形態で説明したものである。なお、各空気入りタイヤの切り欠き溝以外の構成については、同一である。
(4.2)評価結果
次に、氷雪路面での各空気入りタイヤが装着された車両の乗り心地、駆動性能、及び制動性能の評価結果について、図5を参照しながら説明する。
(4.2A)乗り心地性
操縦安定性評価は、積雪路面のテストコースにおいて、比較例1に係る空気入りタイヤが装着された車両を走行させ、当該車両の乗り心地性を‘100’とし、その他の空気入りタイヤが装着された車両の乗り心地性をプロドライバーによりフィーリング評価した。なお、指数が大きいほど、乗り心地性に優れている。
この結果、図5に示すように、実施例に係る空気入りタイヤ1が装着された車両は、比較例1乃至3に係る空気入りタイヤが装着された車両と比べ、乗り心地性に優れていることが判った。
(4.2B)駆動性能
駆動性能評価は、積雪路面のテストコースにおいて、比較例1に係る空気入りタイヤが装着された車両の停止状態からアクセルを回転速度一定にし、当該車両が10km/h〜50km/hに達するのに要した時間(いわゆる、駆動性能)を‘100’とし、その他の空気入りタイヤが装着された車両の駆動性能をプロドライバーによりフィーリング評価した。なお、指数が大きいほど、駆動性能に優れている。
この結果、図5に示すように、実施例に係る空気入りタイヤ1が装着された車両は、比較例1乃至3に係る空気入りタイヤが装着された車両と比べ、駆動性能に優れていることが判った。
(4.2C)制動性能
制動性能評価は、積雪路面のテストコースにおいて、比較例1に係る空気入りタイヤが装着された車両が速度40km/hからフルブレーキをかけて停止するまでの距離(いわゆる、制動性能)を‘100’とし、その他の空気入りタイヤが装着された車両の制動性能をプロドライバーによりフィーリング評価した。なお、指数が大きいほど、制動性能に優れている。
この結果、図5に示すように、実施例に係る空気入りタイヤ1が装着された車両は、比較例1乃至3に係る空気入りタイヤが装着された車両と比べ、制動性能に優れていることが判った。
(5)作用・効果
以上説明した実施形態では、切り欠き溝50の一端は、周方向溝10に開口し、切り欠き溝50の他端は、サイプ40よりも短くなるようにブロック30内で終端する。これによれば、ブロック30が切り欠き溝50によって分断されることなく、ブロック30がタイヤ周方向に対して連続する部分(連続部分)が設けられる。このため、ブロック30の剛性の低下を抑制できるとともに、連続部分により複数のサイプ40を形成する小ブロックが倒れ込み過ぎることを防止できる。従って、氷雪等を引っ掻く効果(いわゆる、エッジ効果)が発揮されやすく、氷雪路面での操縦安定性、駆動性能及び制動性能を向上できる。
また、ブロック30がタイヤ周方向に対して連続する部分が設けられることによって、ブロック30がトレッド幅方向に対して分断される場合と比べて、ブロック30が路面に接地する面積(接地面積)を確保できる。従って、氷上路面での操縦安定性をも向上できる。
また、タイヤ周方向に沿った切り欠き溝50(端部切り欠き溝50A及び中間切り欠き溝50B)の幅(W)は、切り欠き溝50に沿った2本のサイプ40を含むタイヤ周方向に対する一方のサイプ40から他方のサイプ40までの最大距離(S)と等しい。これによれば、ブロック30の剛性を適度に保つことができ、複数のサイプ40を形成する小ブロックが倒れ込み過ぎることを防止できる。従って、エッジ効果が発揮されやすく、氷雪路面での操縦安定性、駆動性能及び制動性能を向上できる。
なお、切り欠き溝50の幅(W)が最大距離(S)よりも小さいと、サイプ40と切り欠き溝50との間に小ブロックが形成されてしまい、当該小ブロックが欠けてしまい、エッジ効果が発揮されにくくなってしまう。一方、切り欠き溝50の幅(W)が最大距離(S)よりも大きいと、ブロック30の剛性が低下し過ぎてしまい、複数のサイプを形成する小ブロックが倒れ込み過ぎてしまうため、エッジ効果が発揮されにくくなってしまう。
また、周方向溝10には、他の周方向溝10よりもタイヤ径方向の深さが浅い底上げ部60が設けられる。このような底上げ部60は、雪上走行時において、底上げ部60のタイヤ周方向の端部エッジとして機能するため、氷雪路面での駆動性能及び制動性能を向上できる。
また、底上げ部60の両端は端部切り欠き溝50A及び中間切り欠き溝50Bに連なる。すなわち、底上げ部60を介して、周方向溝10の両側の小ブロック32M及び端部ブロック30Sが連なるため、小ブロック32M及び端部ブロック30Sの剛性を向上できる。従って、氷上雪路面での操縦安定性及び耐偏摩耗性を向上できる。
このように、ブロック30にサイプ40が形成される場合において、氷雪路面での操縦安定性、駆動性能及び制動性能を高いレベルで両立できる。
走行時におけるタイヤは、蹴り出し側に入力があると共に、トレッド幅方向の中央から接地するため、トレッド幅方向の外側に入力がある。実施形態では、中間切り欠き溝50Bは、端部切り欠き溝50Aに対して、踏み込み側に位置する。すなわち、蹴り出し側の入力と、トレッド幅方向の外側の入力とによる合力方向に底上げ部60が設けられるため、効果的にブロックの剛性を向上できる。
走行時におけるタイヤは、トレッド幅方向の外側よりも中央側で駆動時における摩耗が大きい。実施形態では、中間切り欠き溝50Bは、周方向溝10に開口する開口端51Bを有し、開口端51Bの底部50Bbtmの全域は、底上げ部60に連なる。このため、中間切り欠き溝50Bが形成される中間ブロック30Mの踏み込み側の剛性を効果的に向上できる。すなわち、走行時におけるタイヤの駆動時における摩耗を効果的に抑制できる。
走行時におけるタイヤは、トレッド幅方向の中央側よりも外側で制動時における摩耗が大きい。実施形態では、端部切り欠き溝50Aは、周方向溝10に開口する開口端51Aを有し、開口端51Aの底部50Abtmの全域は、底上げ部60に連なる。このため、端部切り欠き溝50Aが形成される端部ブロック30Sの蹴り出し側の剛性を効果的に向上できる。すなわち、走行時におけるタイヤの制動時における摩耗を効果的に抑制できる。
実施形態では、端部切り欠き溝50A及び中間切り欠き溝50Bのタイヤ径方向に沿った深さ(深さD1)は、底上げ部60までのタイヤ径方向に沿った深さと同じである。これによれば、端部切り欠き溝50A及び中間切り欠き溝50Bから底上げ部60にかけて段差がないため、剛性差を生じることなく、中間ブロック30Mと端部ブロック30Sとを連ねることができる。従って、中間ブロック30Mと端部ブロック30Sの剛性を更に効率的に向上できる。
(6)その他の実施形態
上述したように、本発明の実施形態を通じて本発明の内容を開示したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、本発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
例えば、本発明の実施形態は、次のように変更することができる。具体的には、実施形態では、空気入りタイヤ1は、ビード部やカーカス層、ベルト層、トレッド部(不図示)を備える一般的なラジアルタイヤ(スタッドレスタイヤ)であるものとして説明したが、これに限定されるものではなく、構成が異なるその他のタイヤであってもよい。
また、空気入りタイヤ1のトレッドパターンは、目的に応じて適宜変更できることは勿論である。例えば、端部ブロック30Sや中間ブロック30Mには、幅方向サイプ42Sや幅方向サイプ42Mのみが形成さていてもよい。
また、サイプ40の両端は、周方向溝10や幅方向溝20に開口するものとして説明したが、これに限定されるものではなく、少なくとも一方の端部が周方向溝10や幅方向溝20に開口していてもよい。例えば、幅方向サイプ42Sの一端や幅方向サイプ42Mの一端は、周方向溝10に開口していてもよい。この場合、切り欠き溝50を形成する幅方向サイプ42Sや幅方向サイプ42Mは、同一の周方向溝10に開口する。
また、サイプ40は、ジグザグ状に延びるものとして説明したが、これに限定されるものではなく、直線状や曲線状に延びていてもよく、目的に応じて適宜変更できる。
また、切り欠き溝50(端部切り欠き溝50A及び中間切り欠き溝50B)の幅(W)は、一方のサイプ40から他方のサイプ40までの最大距離(S)と等しいものとして説明したが、これに限定されるものではなく、最大距離(S)にほぼ等しければよく、多少の誤差(例えば、1本のサイプ40の幅(S1)分)を含むことは勿論である。
また、切り欠き溝50は、タイヤ周方向に隣接するサイプ40間に全体が収まるように形成されるものとして説明したが、これに限定されるものではなく、タイヤ周方向に隣接するサイプ40間に一部が形成されていてもよい。
また、端部切り欠き溝50Aの長さ(L1)は、周方向溝10から周方向サイプ44Sまでの幅方向サイプ42Sの長さ(L2)よりも短いものとして説明したが、これに限定されるものではなく、長さ(L2)よりも長くてもよい。同様に、中間切り欠き溝50Bの長さ(L3)は、必ずしも周方向溝10から周方向サイプ44Mまでの幅方向サイプ42Sの長さ(L4)よりも短い必要はなく、長さ(L4)よりも長くてもよい。
また、切り欠き溝50の深さ(D1)は、サイプ40の深さ(D1)と同じであるものとして説明したが、これに限定されるものではなく、サイプ40の深さ(D1)よりも深くても浅くてもよいことは勿論である。
このように、本発明は、ここでは記載していない様々な実施の形態などを含むことは勿論である。したがって、本発明の技術的範囲は、上述の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
CL…タイヤ赤道線、S…最大距離、S1…幅、S2…間隔、W…幅、1…空気入りタイヤ、10、10A、10B、10C、10D…周方向溝、10btm…底部、20…幅方向溝、30…ブロック、30C…中央ブロック、30M…中間ブロック、30S…端部ブロック、32M…小ブロック、32S…小ブロック、40…サイプ、40C…中央サイプ、40M…中間サイプ、40S…端部サイプ、42M…幅方向サイプ、42S…幅方向サイプ、44M…周方向サイプ、44S…周方向サイプ、50…溝、50A…溝、50Abtm…底部、50B…溝、50Bbtm…底部、51A…開口端、51B…開口端、60…底上げ部、62…部頂面、62A…一端、62B…他端、64…側面

Claims (5)

  1. タイヤ周方向に向かって延びる複数の周方向溝と、トレッド幅方向に向かって延びる複数の幅方向溝とによって形成されるブロックに、トレッド幅方向に向かって延びるサイプが複数形成された空気入りタイヤであって、
    前記ブロックは、タイヤ赤道線上に設けられる中央ブロックと、最もトレッド幅方向外側に設けられる端部ブロックと、前記中央ブロックと前記端部ブロックとの間に設けられる中間ブロックとを有し、
    前記サイプには、前記周方向溝に少なくとも一端が開口する第1サイプと、タイヤ周方向において前記第1サイプと隣接し、前記第1サイプが開口する前記周方向溝に少なくとも一端が開口する第2サイプとが設けられ、
    前記第1サイプと前記第2サイプとの間には、一端が前記周方向溝に開口し、他端が前記第1サイプ及び前記第2サイプよりも短くなるように前記ブロック内で終端し、前記端部ブロックまたは前記中間ブロックに形成される終端溝が形成され、
    前記終端溝は、前記第1サイプと前記第2サイプに沿って延び、タイヤ周方向に沿った前記終端溝の幅は、前記第1サイプと前記第2サイプとを含むタイヤ周方向に対する前記第1サイプから前記第2サイプまでの最大距離と等しく、前記端部ブロックに形成され、前記端部ブロックと中間ブロックとの間に位置する前記周方向溝に開口する端部終端溝と、前記中間ブロックに形成され、前記端部ブロックと中間ブロックとの間に位置する前記周方向溝に開口する中間終端溝とを有し、
    前記周方向溝には、他の周方向溝よりもタイヤ径方向の深さが浅い底上げ部が設けられ、
    前記底上げ部の一端は、前記周方向溝に開口する前記端部終端溝の底部に連なり、
    前記底上げ部の他端は、前記周方向溝に開口する前記中間終端溝の底部に連なる空気入りタイヤ。
  2. 前記中間終端溝は、前記端部終端溝に対して、踏み込み側に位置する請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記中間終端溝は、前記周方向溝に開口する第1開口端を有し、
    前記第1開口端の底部の全域は、前記底上げ部に連なる請求項1又は2に記載の空気入りタイヤ。
  4. 前記端部終端溝は、前記周方向溝に開口する第2開口端を有し、
    前記第2開口端の底部の全域は、前記底上げ部に連なる請求項1乃至3の何れか一項に記載の空気入りタイヤ。
  5. 前記端部終端溝及び前記中間終端溝のタイヤ径方向に沿った深さは、前記底上げ部までのタイヤ径方向に沿った深さと同じである請求項1乃至4の何れか一項に記載の空気入りタイヤ。
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