JP5385455B2 - 改善されたミキサ回路 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば無線送受信機の中で使用可能な、改善されたミキサ回路を開示する。
ミキサ回路は、例えば無線送受信機およびレーダシステムにおける重要な構成要素である。当該ミキサ回路は、通常、使用されて、無線周波数(RF)信号を中間周波数(IF)信号にシフトし、または、IF信号をRF信号にシフトする。ミキサ回路における重要なパラメータは、例えば、変換利得、線形性および雑音指標、並びにミキサ回路の異なるポート間の分離である。
ミキサのある特定のグループは、いわゆるアクティブミキサである。アクティブミキサは、「2乗(square law)」ミキサおよび「単一平衡(single balanced)」ミキサのような種類のミキサを含む。
2乗ミキサは、良好な線形性性能を有するが、かなり大きいいわゆるLO(局所発振器)電力の入力を必要とし、また、望ましくない高い雑音指標および低い変換利得を示す場合もある。単一平衡ミキサでは、発生し得る問題は、乏しい線形性である。
文書US4,636,663は、6つのトランジスタのグループを用いる2重平衡ミキサ回路を開示する。
上記のように、以前のミキサよりもより小さいLO電力の入力を必要とし、かつ以前のミキサよりもより低い雑音指標およびより高い変換利得を有する、ミキサ回路が必要である。当該回路は、「2乗」ミキサおよび「単一平衡」ミキサの両方、並びに、その名が示すように2つの単一平衡ミキサを含む「2重平衡(double balanced)」ミキサで、使用可能であるべきである。
当該ミキサ回路が、本発明により提供される。本発明は、それぞれ第1の入力信号および第2の入力信号のための第1の入力ポート並びに第2の入力ポートと、混合信号を出力するための出力ポートと、を伴うミキサコンポーネントとしてトランジスタを含むミキサ回路を開示する。本発明によれば、上記ミキサ回路は、上記ミキサコンポーネントの上記第1の入力ポートおよび上記第2の入力ポートを反転結合(inverting coupling)を介して誘導的に(inductively)接続する変圧器も含む。
以下により詳細に説明されるように、変圧器を用いて、本発明のミキサ回路は、線形性、変換利得、雑音指標およびLO電力レベルにおける改善を示す。
一実施形態では、本発明の上記ミキサ回路は、それぞれ第1の入力信号および第2の入力信号のための第1の入力ポート並びに第2の入力ポートと、混合信号を出力するための出力ポートと、を伴う第2のミキサコンポーネント、並びに、上記第2のミキサコンポーネントの上記第1の入力ポートおよび上記第2の入力ポートを反転結合を介して誘導的に接続する変圧器をさらに含む。この実施形態では、上記第1のミキサコンポーネントの上記出力ポートおよび上記第2のミキサコンポーネントの上記出力ポートは、相互に接続されて、共同出力ポートを形成する。
ふさわしくは、上記ミキサコンポーネントは、トランジスタであり、バイポーラトランジスタまたは電界効果トランジスタ(FET)のいずれかである。バイポーラトランジスタの場合に、上記第1の入力ポートは上記トランジスタのベースであり、上記第2の入力ポートは上記トランジスタのエミッタであり、上記出力ポートは上記トランジスタのコレクタである。電界効果トランジスタ(FET)の場合に、上記第1の入力ポートは上記トランジスタのゲートであり、上記第2の入力ポートは上記トランジスタのソースであり、上記出力ポートは上記トランジスタのドレインである。
本発明は、添付の図面を参照して以下により詳細に説明される。
本発明の基本的な実施形態を示す。 本発明の基本的な実施形態を示す。 本発明の基本的な実施形態を示す。 本発明の基本的な実施形態を示す。 図1の実施形態のより詳細なバージョンを示す。 本発明のさらなる実施形態を示す。 本発明のさらなる実施形態を示す。 本発明のさらなる実施形態を示す。
本発明は、いくつかの実施形態の例を用いて以下に詳細に説明される。示され説明される実施形態の例では、ミキサ回路は、いわゆる「下方変換ミキサ(down-converting mixer)」として、すなわち、中間周波数での出力信号であるIF信号を生成するために無線周波数(RF)信号を局所発振器(LO)信号で混合する(乗じる)ミキサとして、一貫して示さる。
しかしながら、本発明のミキサ回路を、「上方変換ミキサ(up-converting mixer)」としても、すなわち、RFでの出力信号を生成するためにIF信号をLO信号で混合する(乗じる)ミキサとしても、同様に良好に使用することができる、ということが指摘されるべきである。
また、以下に示される実施形態の例では、2つ(より多く)の信号を、各々1つの入力ポートで適用する。上記例での入力信号を「逆の順序」でも適用することができる、すなわち、ミキサ回路の各入力ポートをいずれの入力信号にも使用することができる、ということが明らかにされるべきである。
図1aは、本発明の基本的な実施形態10の簡略図を示す。バイポーラトランジスタ11が、いわゆる「2乗」ミキサの構成において使用される。示されるように、RF信号は、トランジスタ11のベース13で適用されるように構成される。また、LO信号は、トランジスタのエミッタ12で適用されるように構成される。したがって、ベース13およびエミッタ12は、トランジスタの第1の入力ポートおよび第2の入力ポートとして機能する。見ることができるように、RF信号およびLO信号は、DCシールドとしてのコンデンサ(capacitor)18および19を介して適用されるように構成される。出力信号は、トランジスタ11のコレクタ14で生成される。出力信号は、入力信号、すなわちRF信号およびLO信号の積を含む。出力信号は、キャパシタ17を介してDC遮蔽される(DC-shielded)ようにも構成され、出力ポートで構成される負荷16が適当にある。
本発明によれば、変圧器15が、ミキサ回路10に含まれる。変圧器15の(ベースでの)第1の巻線および(エミッタでの)第2の巻線は、使用されて、図1において点を用いて示されるように、反転の手法(inverting manner)でベース13とエミッタ12とを誘導的に相互に接続する。トランジスタ11のエミッタ12へのLO入力は、(直列的に接続されて)変圧器15の巻線よりもエミッタに「より近い」、ということも分かる。図1に示される例では、変圧器15の両方の巻線は、巻線の間でn:1の割合でACアース(AC ground)に接続される。
変圧器15の誘導的な反転結合(inverting inductive coupling)に起因して、エミッタ12でLO信号が適用されると、180°の逆位相の信号が、変圧器15によってベース13で引き起される。したがって、これは、変圧器15を伴わない類似の従来技術のミキサと比べて、ベースとエミッタとの間の電圧振幅の相違を増加させる。同様に、RF信号がベース13に適用されると、ベースとエミッタとの間のRF電圧振幅の相違は、従来技術のソリューションと比べて増加する。
図1bは、図1aのミキサ回路のバージョンを示す。当該バージョンでは、出力ポートでのコンデンサ17と直列であるローパスフィルタまたはバンドパスフィルタ16’が、図1aで示されたACアースへの負荷16に取って代わっている。
本発明の効果の分析が以下に与えられる。理想的な変圧器は、以下の巻数比(または巻線比)を特徴とする。
Figure 0005385455
当該巻数比(または巻線比)は、1つの巻線から他の巻線へと上がる/下がる電圧ステップを決める。すなわち、
Figure 0005385455
等式(1)を用い、「点の変換(dot convention)」を考慮すると、トランジスタ11のベース−エミッタを横切るLO信号は以下のようになることが分かる。
Figure 0005385455
また、トランジスタ11のベース−エミッタを横切るRF信号は、以下のようになる。
Figure 0005385455
したがって、等式(2)および(3)を用いて、全体的なベース−エミッタの電圧の相違VBEは以下により与えられることが分かる。
Figure 0005385455
コレクタの電流IとVbeとの非線型の関係は、c、c...cとして与えられる係数を用いて以下のように知られる。
Figure 0005385455
これは、RF信号およびIF信号が以下のように正弦曲線である場合に、Iの中に存在するIF成分
Figure 0005385455
をもたらす。
Figure 0005385455
等式(4)、(5)および(6)を用いて、Iの中のIF成分は以下のように与えられることが分かる。
Figure 0005385455
また、変換利得Gは、以下のように得られる。
Figure 0005385455
変圧器15を伴わない従来型の2乗ミキサについて、対応する変換利得は、以下により与えられる。
Figure 0005385455
したがって、本発明により開示された変圧器15により、発明のミキサの変換利得は、従来技術のミキサと比べてn>0で(1+n)(1+1/n)の係数により増加する。
発明のミキサの線形性および雑音指標への変圧器の影響についても、少し述べることができる。等式(2)に見られるように、ベースおよびエミッタを横切るLO電圧振幅が増加する場合に、ベース−エミッタの電圧の傾斜にも増加がある。これは、線形性性能でミキサの利益になり、LO電力レベルを増加させることに等しく、したがって線形性の要求を満たすのに必要な電力レベルを低減する。変換利得とLO電圧の傾斜との両方における増加に起因して、発明のミキサの雑音指標も低減される。
本発明の他の実施形態および形態が解説される前に、本発明のミキサ回路の中で用いられるミキサコンポーネントの性質について少し述べる。本発明は、ミキサコンポーネントをバイポーラトランジスタとして示して言及する図1aを参照する一実施形態において説明された。しかしながら、バイポーラトランジスタは本発明で用いることができるミキサコンポーネントの一例にすぎないということが強調されるべきである。他の種類のミキサコンポーネントも本発明の範囲内で用いることができることを強調するために、ミキサ回路の代替の実施形態20が図1bに示される。図1bでは、図1のバイポーラトランジスタ11の代わりに、電界効果トランジスタ(FET)が用いられる。
図2で見ることができるように、図1のミキサ回路10に存在したコンポーネントは、図2の実施形態20において参照番号を維持している。したがって、図1と図2との間の相違は、FETトランジスタ21が用いられることである。それにより、第1の入力ポート(または、複数のFETを伴う実施形態では、第1の入力ポート群)はトランジスタのゲート23であり、第2の入力ポート(または、複数のFETを伴う実施形態では、第2の入力ポート群)はトランジスタのソース22であり、出力ポート(または、複数のFETを伴う実施形態では、出力ポート群)はトランジスタ21のドレイン24である。
バイポーラトランジスタとFETとのこの「取替え」または「置換」は、本発明の実施形態の全てに適用されることが可能である。
図3は、図1の実施形態10のより精巧なバージョン30を示す。図3において見られるように、負荷またはフィルタ16’は、ここでは、誘導器(inductor)33およびコンデンサ32を伴う並列LC共振器回路31により取って代わられている。LC共振器回路31は、IFポートと「分巻接続」される。これは、IFポートと直列に接続されるバンドパスフィルタ系列に等しい。
LC共振器回路31は、以下の共振周波数がIF周波数と等しくなるように設計されるべきである。
Figure 0005385455
電圧VCは、出力ポート14、すなわちトランジスタのコレクタに適用される。また、トランジスタにDCバイアスを提供するために、電圧Vがトランジスタのベース13に適用される。
本発明を用いてLO信号とRF信号との間の分離を増加させるために、実施形態400では、図4に示されるように、いわゆる2重平衡ミキサの設計を用いることができる。図4に示され、また点線「S」を用いて示されるように、実施形態400は、相互に接続される2つの実質的に同様の回路410、420を含む。上記点線「S」は、2つの回路410、420の間の「境界」を示す。2つの回路410、420は互いに実質的に同様であり、図4を見ることにより設計の対称性が理解されるので、それらのうちの1つのみ、すなわち回路410が、詳細に説明される。
回路410は、図5に単独で示される。見ることができるように、回路410は、図3の回路30との多くの類似点を示す。そのため、回路30の中に存在する、回路410の中のコンポーネントは、図3からそれらの参照番号を維持している。図5において見ることができるように、回路40と回路410との間の相違は、回路410が追加のトランジスタ11’を有するということである。トランジスタ11’は、追加の変圧器15’を介して相互に誘導的に接続されるエミッタ12’およびベース13’を有する。変圧器15’は、本発明により教示されたように、反転の手法でエミッタ12’とベース13’とを誘導的に相互に結合する。
実施形態410の2つのトランジスタ11および11’は、それぞれのコレクタ14、14’を介して相互に接続される。コレクタ14、14’は、コンデンサ17を介してアクセス可能である出力VIFに接続する。2つのトランジスタのエミッタ12、12’は、「正」および「負」のLO信号VLO+、VLO−のための入力を形成し、それぞれのコンデンサ19、19’を介してアクセスされる。各トランジスタのベース13、13’は、「正」および「負」のRF信号VRF+、VRF−のための入力を形成し、それぞれのコンデンサ18、18’を介してアクセスされる。
ここで図4の実施形態400に戻ると、図4の2重平衡の設計400は2つの実質的に同様の回路410、420を含み、回路410が図5に示され説明された、ということが分かる。回路400では、2つの回路410、420は、それらのトランジスタのうちの1つのベースを介して相互に接続される。当該1つは、この特定の場合には、VRF+、VRF−のための入力として機能するトランジスタである。このように、図4に示されるように、回路400は、信号VRF、VLOの各々についての正および負の2つの入力を有し、また、正および負のVIF信号のための出力端子を示す。
ここで、本発明のさらなる実施形態60が、図6を参照して説明される。実施形態60は、いわゆる「単一平衡」ミキサの設計に基づき、図6において79および78として示されて点線を用いて分けられる2つの実質的に同様の部分を含む。見ることができるように、2つの部分79および78は、互いの「鏡像」である。また、さらに、以下でも説明される第3の部分がある。
部分79と部分78との間の「鏡類似(mirror similarity)」のため、部分79は部分78を同様に代表するので、部分79がここで説明される。前実施形態で説明された部分79の中のコンポーネントは、図6において対応する参照番号を与えられている。
部分79は、バイポーラトランジスタ11を含む。バイポーラトランジスタ11では、ベース13およびエミッタ12が、それぞれ第1の入力信号および第2の入力信号のための第1の入力ポートおよび第2の入力ポートとして機能し、コレクタ14が、混合信号を出力するための出力ポートとして機能する。ベース13およびエミッタ12は、変圧器15を介して誘導的に相互に結合される。変圧器15は、反転の手法でそれらを相互に結合するように構成される。しかしながら、前実施形態とは対照的に、部分79の中のベース13に入力される信号は、変圧器15を介して入力されるバイアス電圧(biasing voltage)Vである。
見ることができるように、2つの部分79および78は、エミッタ12、72を介して変圧器の「外側」にある接続で相互に結合される。すなわち、各エミッタ12、72は、まず「各エミッタ12、72の」変圧器15、75に直列に接続され、そして他方の部分のトランジスタのエミッタに接続される。
したがって、2つのエミッタ12、72は、相互に接続され、第3のトランジスタ61、すなわち当該トランジスタのコレクタ64にも接続される。第3のトランジスタ61のエミッタ62は、この実施形態では、アース(ground)に接続される。第3のトランジスタ61のベース63は、RF信号のための入力として機能する。当該RF信号は、ミキサ回路60の中でIF周波数へと混合される。すなわち、当該RF信号は、この場合に下方変換される。バイアス電圧Vb1も、第3のトランジスタのベース63に入力される。また、RF信号のためのポートが、DC遮蔽するコンデンサ68を介してベース63に接続される。
図6に示されるように、2つの部分79および78の中のトランジスタのエミッタは、図6の中でVLO+、VLO−として示される正および負のLO信号のための入力として機能する。また、2つの部分79および78の中のトランジスタのコレクタは、図6の中でVIF+、VIF−として示される正および負のIF信号のための出力として機能する。
明らかなように、本発明は、変圧器を用いて反転の手法でトランジスタの2つの入力ポートを誘導的に相互に接続することによって、多くのやり方で利用されることが可能である。すべての当該実施形態は、当然ながら、本発明の範囲内にある。図6に示された実施形態の新たな参照番号で、この実施形態は、例えば、2重平衡ミキサの周知の種類であるいわゆるギルバートミキサの中で利用されることが可能であるということが強調されるべきである。
本発明は、上記のように説明され図に示された実施形態の例に限定されず、添付の特許請求の範囲の範囲内で自由に変更され得る。

Claims (8)

  1. それぞれ第1の入力信号および第2の入力信号のための第1の入力ポート(13、23)並びに第2の入力ポート(12、22)と、混合信号を出力するための出力ポート(14、14’、24、74)と、を伴う第1のミキサコンポーネント(11、11’、21、71)としてトランジスタを含み、
    前記第1のミキサコンポーネント(11、11’、21、71)の前記第1の入力ポート(13、23)および前記第2の入力ポート(12、22)の一方に信号が適用されると、他方に逆位相の信号が引き起こされるように、前記第1のミキサコンポーネント(11、11’、21、71)の前記第1の入力ポート(13、23)および前記第2の入力ポート(12、22)を電磁誘導による結合を介して接続する変圧器(15)も含む
    ことを特徴とするミキサ回路(10、10’、20、30、410、420、60)。
  2. 前記第1の入力ポートおよび前記第2の入力ポートのうちの1つの入力ポート(13)並びに前記出力ポート(14)のDCバイアスのための入力と、
    出力ポートでの負荷としてのインピーダンス(16、31)と、
    をさらに含む、請求項1のミキサ回路(30、410、420、60)
  3. 前記第1の入力ポートおよび前記第2の入力ポート(13、14、23、24)への接続は、DCシールドとして静電容量(18、18’)を含む、請求項1または2のミキサ回路(10、10’、20、30、400、410、60)。
  4. 前記出力ポートへの接続は、DCシールドとして静電容量(17)を示す、請求項1から3のいずれかのミキサ回路(10、10’、20、30、400、410、60)。
  5. それぞれ第3の入力信号および第4の入力信号のための第1の入力ポート(13’)並びに第2の入力ポート(12’)と、第2の混合信号を出力するための出力ポート(14’)と、を伴う第2のミキサコンポーネント(11’)、並びに、
    前記第2のミキサコンポーネント(11’)の前記第1の入力ポート(13’)および前記第2の入力ポート(12’)の一方に信号が適用されると、他方に逆位相の信号が引き起こされるように、前記第2のミキサコンポーネント(11’)の前記第1の入力ポート(13’)および前記第2の入力ポート(12’)を電磁誘導による結合を介して接続する変圧器(15’)
    をさらに含み、
    前記第1のミキサコンポーネント(11)の前記出力ポートおよび前記第2のミキサコンポーネント(11’)の前記出力ポートは、相互に接続されて、共同出力ポートを形成する、
    請求項1から4のいずれかのミキサ回路(400、410)。
  6. それぞれ第3の入力信号および第4の入力信号のための第1の入力ポート(73)並びに第2の入力ポート(72)と、出力ポート(74)と、を伴う第2のミキサコンポーネント(71)、並びに、
    前記第2のミキサコンポーネント(71)の前記第1の入力ポート(73)および前記第2の入力ポート(72)の一方に信号が適用されると、他方に逆位相の信号が引き起こされるように、前記第2のミキサコンポーネント(71)の前記第1の入力ポート(73)および前記第2の入力ポート(72)を電磁誘導による結合を介して接続する変圧器(75)
    をさらに含み、
    前記第1のミキサコンポーネントの前記第2の入力ポートおよび前記第2のミキサコンポーネントの前記第2の入力ポートは、相互に接続されて、共同入力ポートを形成
    各ミキサコンポーネントの前記第1の入力ポート(13、73)は、バイアス電圧の入力に用いられるように構成され、
    前記ミキサ回路(60)は、第1の入力ポート(63)および第2の入力ポート(62)と、前記第1のミキサコンポーネントおよび前記第2のミキサコンポーネントの前記共同入力ポートに接続される出力ポート(64)と、を伴うさらなるミキサコンポーネント(61)を含
    前記第1の入力信号および前記第3の入力信号は、バイアス電圧であり、前記第2の入力信号および前記第4の入力信号は、正および負の局所発振器(LO)信号であり、
    前記さらなるミキサコンポーネント(61)の前記第1の入力ポート(63)は、無線周波数(RF)信号または中間周波数(IF)信号のための入力として機能し、前記第1のミキサコンポーネントの前記第2の入力ポートおよび前記第2のミキサコンポーネントの前記第2の入力ポートは、局所発振器(LO)信号のための入力として機能する、
    請求項1から4のいずれかのミキサ回路(60)。
  7. 前記トランジスタ(11、11’)は、バイポーラトランジスタであり、
    前記第1の入力ポートは、前記トランジスタのベース(13)であり、
    前記第2の入力ポートは、前記トランジスタのエミッタ(12)であり、
    前記出力ポートは、前記トランジスタのコレクタである、
    請求項6のミキサ回路(400、410、60)。
  8. 前記トランジスタ(21)は、電界効果トランジスタ(FET)であり、
    前記第1の入力ポートは、前記トランジスタのゲート(23)であり、
    前記第2の入力ポートは、前記トランジスタのソース(22)であり、
    前記出力ポートは、前記トランジスタのドレインである、
    請求項6のミキサ回路(20)。
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