JP5384857B2 - 内視鏡装置 - Google Patents

内視鏡装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5384857B2
JP5384857B2 JP2008146050A JP2008146050A JP5384857B2 JP 5384857 B2 JP5384857 B2 JP 5384857B2 JP 2008146050 A JP2008146050 A JP 2008146050A JP 2008146050 A JP2008146050 A JP 2008146050A JP 5384857 B2 JP5384857 B2 JP 5384857B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
adapter
distal end
endoscope apparatus
endoscope
end side
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008146050A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009291314A (ja
Inventor
尚彦 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Corp filed Critical Olympus Corp
Priority to JP2008146050A priority Critical patent/JP5384857B2/ja
Publication of JP2009291314A publication Critical patent/JP2009291314A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5384857B2 publication Critical patent/JP5384857B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、アダプタが、内視鏡の挿入部の挿入方向の先端側の先端部に着脱自在な内視鏡装置に関する。
従来、内視鏡は医療分野、工業分野において広く利用されている。また、内視鏡を用いた観察対象は、生体内における管腔、配管等の内部である。このため、内視鏡検査を行う際には、観察対象を照明する発光体が必要となる。
一般的に、内視鏡には、該内視鏡が接続される外部装置に設けられた発光体としての光源装置から照明光が供給される構成を有している。具体的には、光源装置から照射された照明光は、内視鏡の挿入部に挿通されたライトガイドに供給されることによって、照明光は、ライトガイドを介して挿入部の先端部まで伝送され、該挿入部先端部に設けられた照明窓から観察対象に向けて照射される構成となっている。
また、近年においては、光源装置から照射された照明光を、ライトガイドを介して内視鏡の挿入部の先端部まで伝送する構成の他、発光体としてLED等の発光素子を挿入部の先端部に設け、該発光素子から照射された照明光によって観察対象を照明する構成を具備する内視鏡が提案されている。
尚、発光素子を先端部に設けた内視鏡、例えば電子内視鏡においては、発光素子によって照明された観察対象を先端部に設けられた撮像素子にて撮像する構成を有している。よって、内視鏡の挿入部には、撮像素子から延出される信号ケーブルの他、発光素子に電力を供給するライトガイドよりも細径の電力供給ラインが挿通されている。このことにより、細径かつ簡素な構成により、内視鏡の高機能化を図ることができる。
図12は、従来の内視鏡の先端部にアダプタが装着されている状態を概略的に示す部分斜視図、図13は、図12の内視鏡先端部を示す部分斜視図である。
ここで、特許文献1には、図13に示す内視鏡の先端部150に対し、図12に示す光学アダプタ等のアダプタ160が着脱自在であり、アダプタ160に、上述したLED等の発光素子161が設けられたアダプタ式内視鏡の構成が開示されている。
具体的には、アダプタ160に、発光素子161の他、該発光素子161に電力を供給する端子部材162が設けられているとともに、内視鏡の先端部150に、該先端部150にアダプタ160が装着された際、端子部材162に電気的に接続される端子部材152が設けられた構成が開示されている。尚、端子部材152には、上述した図示しない電力供給ラインが電気的に接続されている。
図14は、図12中のXIV−XIV線に沿う断面図である。また、特許文献1には、図14に示すように、アダプタ160における内視鏡の先端部150への装着部位となる止め輪164の内周に、アダプタ160及び内視鏡の先端部150にそれぞれ設けられた対物光学系163、153や端子部材152、162に、外部から水等の液体や塵埃等の進入を防ぐ密閉部材である環状のシール部材、例えばOリング165が設けられた水密構造が開示されている。
Oリング165は、内視鏡の先端部150にアダプタ160が装着された際、アダプタ160が具備するアダプタ本体160hの後端側に形成された押圧部160hpによって内周方向に押圧された状態で、先端部150の外周と止め輪164の内周との間に密着して位置することにより、上述した各種部材163、153、162、152へ、外部から液体や塵埃等が進入してしまうことを防止する。
図15は、従来のアダプタ位置決め用の凸部が設けられた内視鏡先端部に、アダプタが装着された状態を示す部分断面図である。
また、アダプタ式内視鏡の従来構造として、図15に示すように、内視鏡先端部150に対しアダプタ160が着脱自在な構成において、内視鏡挿入部に、処置具や各種流体を通過させるチャネル157が設けられているとともに、アダプタ160内にも内視鏡先端部150にアダプタ160が装着された際、チャネル157に連通部170において連通して処置具や各種流体を通過させるチャネル167が設けられた構成が周知である。
尚、内視鏡先端部150には、上述した対物光学系153の他、観察対象を撮像する撮像ユニット158や、該撮像ユニット158に対し電気信号を送受信する内視鏡挿入部内に挿通された信号ケーブル159や、図示しない電源供給ライン等が設けられている。
また、内視鏡先端部150の先端面に、該先端面によりも先端側に突出する凸部150tが設けられており、該凸部150tに、上述した対物光学系153の一部や、電源ラインが電気的に接続された端子部材152が設けられている(図15においては端子部材152は図示されず)。凸部150tは、アダプタ160が内視鏡先端部150に装着された際、アダプタ160の後端面に形成された凹部160hに嵌入する。
凸部150tは、平面視した状態で一部に直線部が設けられる形状を有していることにより、アダプタ160が内視鏡先端部150に装着された際、先端部150に対するアダプタ160の回転を規制することにより、対物光学系153に対する対物光学系163の位置ずれや、端子部材152に対する端子部材162の位置ずれを防止する。即ち、内視鏡先端部150に対するアダプタ160の位置決めを行う。
特開2008−036034号公報
ここで、特許文献1に開示されたアダプタ式内視鏡または従来の内視鏡では、上述したように、Oリングは、装着位置におけるアダプタの内周面または内視鏡先端部の外周面に設けられ、内視鏡先端部にアダプタが装着された際、装着位置におけるアダプタの内周と内視鏡先端部の外周との間に位置することにより、外部からの液体や塵埃の進入を防止している。
ところが、図15に示すように、チャネル157、167が設けられている構成においては、先端部150に対してアダプタ160を装着した際、各チャネル157、167の連通部170が気密に塞がれる構成を有していないことから、連通部170から凸部150tと凹部160hとの嵌合面に液体や塵埃等が進入し、該進入した液体や塵埃が対物光学系163、153や端子部材152、162に付着してしまう場合があった。尚、このような問題は、従来の構成においては、何等考慮がなされていなかった。
これは、従来までの工業用内視鏡において、アダプタ式で、かつチャンネルを有する内視鏡は、通常のアダプタ式の内視鏡よりも複雑な形状に形成されており、防水性を確保し難いことや、防水性よりも細径化が重要視されてきた背景にある。
しかしながら、近年においては、細径化のみならず防水性も重要視されている背景から、アダプタ式で、かつチャンネルを有する内視鏡であっても、チャネル157、167の連通部170に防水性を確保しなければならない事情にある。尚、防水性の確保は、医療用に用いるアダプタ式内視鏡においては、特に重要である。
また、従来の構成においては、連通部170が気密構造を有していないことから、従来のアダプタ式内視鏡においては、連通部170から各種流体の漏れが発生するため、チャネル157、167を用いた医療用内視鏡において通常行われている送気送水動作を行うことが出来ないといった問題もある。
さらに、従来の構成においては、内視鏡先端部に対するアダプタの着脱が繰り返されると、摩耗等によりOリングが破損する場合があることから、水密性を確保するため、Oリングは定期的に交換する必要があるが、通常、Oリングは溝に嵌合することにより設けられることから、内視鏡先端部やアダプタのように細径の部材においては、操作者は、溝からOリングを取り外し難く、交換性が悪いといった問題もあった。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、先端部にアダプタが着脱自在で、且つチャネルの連通部を有する内視鏡装置であって、連通部の密閉性を確保できるとともに、密閉部材の交換を容易に行うことができる構成を具備する内視鏡装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明の一態様による内視鏡装置は、入部と、前記挿入部の挿入方向の先端側の先端部に着脱自在なアダプタと、 前記先端部の前記先端側の先端面から前記先端側に突出して形成された、前記先端部に対する前記アダプタの位置決めを行う凸部と、前記凸部の前記挿入方向の後端側の外周に嵌合された密閉部材と、前記内視鏡の前記挿入部内に前記挿入方向に沿って設けられた第1のチャネルと、前記アダプタの前記後端側の後端面から前記先端側に凹んで形成された、前記先端部に前記アダプタが装着された際、前記凸部が嵌入する凹部と、前記アダプタの前記凹部の外周から前記後端側に突出して形成された、前記先端部に前記アダプタが装着された際、前記密閉部材を押圧する押圧部材と、前記アダプタの内部に前記挿入方向に沿って設けられた、前記先端部に前記アダプタが装着された際、前記第1のチャネルと連通する第2のチャネルと、を有する内視鏡装置において、前記凸部の前記外周に、前記密閉部材が嵌合する溝が、一部に溝無し部を有するよう形成されている。
また、本発明の他態様による内視鏡装置は、挿入部と、前記挿入部の挿入方向の先端側の先端部に着脱自在なアダプタと、前記先端部の前記先端側の先端面から前記先端側に突出して形成された、前記先端部に対する前記アダプタの位置決めを行う凸部と、 前記凸部の前記挿入方向の後端側の外周に嵌合された密閉部材と、前記内視鏡の前記挿入部内に前記挿入方向に沿って設けられた第1のチャネルと、前記アダプタの前記後端側の後端面から前記先端側に凹んで形成された、前記先端部に前記アダプタが装着された際、前記凸部が嵌入する凹部と、前記アダプタの前記凹部の外周から前記後端側に突出して形成された、前記先端部に前記アダプタが装着された際、前記密閉部材を押圧する押圧部材と、前記アダプタの内部に前記挿入方向に沿って設けられた、前記先端部に前記アダプタが装着された際、前記第1のチャネルと連通する第2のチャネルと、を有する内視鏡装置において、前記凸部は、前記先端面に複数設けられている。
本発明によれば、先端部にアダプタが着脱自在で、且つチャネルの連通部を有する内視鏡装置であって、連通部の密閉性を確保できるとともに、密閉部材の交換を容易に行うことができる構成を具備する内視鏡装置を提供することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。尚、以下、内視鏡装置は、ショルダ式の工業用の内視鏡装置を例に挙げて説明する。
(第1実施の形態)
図1は、本実施の形態を示す内視鏡装置の斜視図、図2は、図1の内視鏡の挿入部の先端側の先端部を示す部分斜視図、図3は、図2の先端部を拡大して示す部分斜視図、図4は、図2の先端部にアダプタが装着された状態を示す部分斜視図、図5は、図4中のV-V線に沿う断面図である。
図1に示すように、内視鏡装置1は、内視鏡2と、該内視鏡2に接続された装置本体3と、例えば光学アダプタから構成されたアダプタ55とにより主要部が構成されている。
内視鏡2は、細長で可撓性を有する細径の、例えば直径が4mmの挿入部25と、該挿入部25の挿入方向Sの後端(以下、単に後端と称す)に接続された、把持部27を有する操作部24と、該操作部24の把持部27から延出された可撓性を有するユニバーサルコード26とにより主要部が構成されている。
挿入部25に、該挿入部25の挿入方向Sの先端(以下、単に先端と称す)側から順に、アダプタ55が着脱自在な先端部15と、操作部24の湾曲操作レバー131の湾曲操作により、例えば上下/左右方向に湾曲される湾曲部22と、可撓性部材にて形成された長尺な可撓管部23とが連設されており、可撓管部23の後端部が操作部24に接続されている。
操作部24に、湾曲部22を湾曲動作させる湾曲操作レバー131が少なくとも4方向に傾倒自在となるよう直立して配設されている。
湾曲操作レバー131は、操作者により傾倒方向が変化されることによって、湾曲部22を上下/左右の4方向の内、いずれかの方向に、挿入部25内に挿通された図示しない湾曲操作ワイヤを介して湾曲動作させる。尚、操作部24には、図示しないが、湾曲操作レバー131の他、後述する撮像ユニット30(図5参照)における各種撮像動作を指示する各種スイッチが配設されている。
操作部24から延出したユニバーサルコード26の端部が接続された装置本体3は、例えば箱状を有しており、例えばマグネシウムダイキャストにより構成された外装筐体235により覆われた内部に、画像処理用のCPU等の電気部品が複数固定された基板(図示されず)や、後述するLED51(図4参照)に電源を供給する図示しないバッテリユニット等が配設されている。
また、装置本体3の外装筐体235に、内視鏡2の撮像ユニット30(図5参照)により撮像された内視鏡画像を表示するモニタ7が、外装筐体235に対し開閉自在に固定されている。尚、モニタ7は、外装筐体235に対し着脱自在であっても構わない。
また、装置本体3の携帯性を向上させるため、装置本体3を操作者の肩等に掛けるためのベルト10が、例えば装置本体3に対して着脱自在となるよう、外装筐体235に2点で固定されている。
さらに、箱状の外装筐体235の4辺に、装置本体3を戴置するためのゴム(例えばNBR)等により形成された、例えば4つの脚部258が固定されている。
次に、アダプタ110の内部の構成、先端部15の内部の構成について、図2〜図5を用いて説明する。
図5に示すように、先端部15は、略筒状に形成された先端部本体19を具備している。先端部本体19の先端面19sに、図2、図3、図5に示すように、先端面19sから先端側に突出する凸部19tが形成されている。また、凸部19tは、図2、図3に示すように、直線部19tsを有している。
凸部19tは、先端部15にアダプタ55が装着された際、アダプタ55の後述するアダプタ本体58の後端面58sに形成された凹部58hに嵌合されることにより、直線部19tsによって、先端部15に対するアダプタ55の位置決めを行う部材である。
また、図5に示すように、凸部19tの後端側の外周に、周状の溝19mが形成されており、図2、図3、図5に示すように、該溝19mに、密閉部材である環状のシール部材、例えばOリング20が嵌合されている。溝19mは、嵌合されたOリング20が、先端部15に対するアダプタ55の着脱に伴い、凸部19tの外周から脱却されてしまうのを防ぐものである。
図5に示すように、凸部19tに、挿入方向Sに沿って先端側が突出面19tbに開口する貫通孔19bが形成されており、該貫通孔19bには、第2の観察光学系である対物光学系16を保持する対物レンズ枠31が嵌入されて固定されている。尚、対物レンズ枠31は、対物光学系16の先端側のレンズの先端面が、凸部19tの突出面19tbに露出するよう、貫通孔19bに固定されている。
また、凸部19tに、図3に示すように、貫通孔19bを径方向に挟むように、挿入方向Sに沿って先端側が突出面19tbに開口する2つの貫通孔19eが形成されている。各貫通孔19eに、図2、図3に示すように、第2の電気接点である接点ピン17がそれぞれ設けられている。
接点ピン17は、先端が凸部19tの突出面19tbに臨むよう各貫通孔19eにそれぞれ設けられており、外周が絶縁パイプ17zによって覆われている。また、接点ピン17の各後端側に、上述した装置本体3内に設けられたバッテリユニットから延出され、ユニバーサルコード6、操作部24、挿入部25内に挿通された電源供給ラインの先端側がそれぞれ電気的に接続されている。
接点ピン17は、装置本体3内に設けられたバッテリユニットからの電力を、アダプタ55の後述するLED51に供給するために用いられるものである。
また、先端部本体19の内部の空間において、対物光学系16の後端側に、撮像ユニット30が位置している。さらに、撮像ユニット30に、撮像用ケーブル35内に設けられた複数の撮像用のリード線の先端における絶縁用の外皮樹脂から剥き出しになった部位が、例えば半田により電気的に接続されている。
撮像用ケーブル35は、外周が、ノイズ対策用の金属素線が編組されることにより構成されており、挿入部25、操作部24、ユニバーサルコード26内に挿通されている。尚、撮像用ケーブル35の複数の撮像用のリード線の後端は、装置本体3内に設けられた画像処理用の画像生成回路等が電気的に接続されている。複数の撮像用のリード線は、撮像ユニット30と装置本体3内の画像処理用の画像生成回路等の基板との間で、撮像信号の送受信を行うものである。
先端部本体19の凸部19tを避けた位置であって、図5中における貫通孔19bの下方に、図5に示すように、先端側が先端面19sに開口する貫通孔19wが、挿入方向Sに沿って形成されている。
また、貫通孔19wには、図5に示すように、挿入部25内に挿通され、内部に第1のチャネル18が形成された管路チューブ18kが挿通されている。第1のチャネル18は、流体の他、処置具が挿通自在となっている。
また、先端部本体19の外周において、凸部19tよりも後端側に、先端部15にアダプタ55が装着された際、アダプタ55の後述する止め輪54のネジ部が螺合するネジ部19x1が形成されている。
さらに、先端部本体19の後端部の内周に、ネジ部19x2が形成されており、ネジ部19x2に、管状の湾曲部先端硬質部36の先端側の外周が螺合されて固定されている。
図5に示すように、アダプタ55は、アダプタ本体58を具備して構成されている。アダプタ本体58は、外周が、外装カバー49、止め輪54によって覆われている。
アダプタ本体58の後端面58sにおいて、アダプタ55が先端部15に装着された際、凸部19tに対向する位置に、後端面58sから挿入方向Sに沿って先端側に凹んで形成された凹部58hが形成されている。
凹部58hは、アダプタ55が先端部15に装着された際、凸部19tが嵌合するとともに、凸部19tの突出面19tbが凹部58hの底面58htに当接するよう形成されている。
また、凹部58hの外周縁から挿入方向Sに沿って後端側に突出する押圧部材58pが形成されている。押圧部材58pの突出端には、内周方向を指向する図示しない切り欠きが形成されている。
押圧部材58pは、アダプタ55が先端部15に装着された際、Oリング20を、切り欠きによって内周方向に押圧して潰すことにより、凸部19tと凹部58hとの間を水密かつ気密に保つものである。
アダプタ本体58の凹部58hが形成された位置に、挿入方向Sに沿って貫通孔58bが形成されており、該貫通孔58bに、第1の観察光学系である対物光学系53が、一部が底面58htに露出するように嵌入固定されている。
対物光学系53は、アダプタ55が先端部15に装着された際、凹部58hに凸部19tが嵌合するとともに、突出面19tbが底面58htに当接することにより、対物光学系16と光軸が一致する。
また、アダプタ本体58の先端面には、図4、図5に示すように、LED51に電力を供給する電気基板59が固定されており、電気基板59に、発光体であるLED51が、複数固定されている。
また、アダプタ本体58の凹部58hが形成された位置であって、貫通孔58bを避けた位置に、貫通孔58bを径方向において挟むように、先端が電気基板59側に開口し、後端が凹部58hの底面58ht側に開口する2本の図示しない貫通孔が形成されている。
各貫通孔には、図4に示すように外周が図示しない絶縁パイプによって被覆された第1の電気接点である接点ピン52がそれぞれ嵌入されている。接点ピン52は、先端が電気基板59に電気的に接続されており、後端が先端部15にアダプタ55が装着された際、先端部本体19の接点ピン17に当接するようになっている。このことにより、装置本体3内に設けられたバッテリユニットからの電力は、上述した電力供給ライン、接点ピン17、52、電気基板59を介して、LED51に供給されるようになっている。
アダプタ本体58の凹部58hを避けた位置であって、図5中における貫通孔58bの下方に、図5に示すように、貫通孔58wが、挿入方向Sに沿って形成されている。
また、貫通孔58wには、図5に示すように、内部に第2のチャネル57が形成された管路57kが挿通されている。第2のチャネル57は、流体の他、処置具が挿通自在となっており、先端部15にアダプタ55が装着された際、第1のチャネル18に、連通部99において連通する。
アダプタ本体58の外周において、外装カバー49よりも後端側に、止め輪54の先端側の内周が嵌合、固定されている。止めネジ54の後端側の内周面には、先端部15にアダプタ55が装着された際、先端部本体19の外周面に形成されたネジ部19x1に螺合する図示しないネジ部が形成されている。
このように、本実施の形態においては、先端部15にアダプタ55が装着された際、凹部58hに嵌入することにより、直線部19tsによって、先端部15に対するアダプタ55の位置決めを行う凸部19tが、先端部本体19の先端面19sから先端側に突出して形成されているとともに、凸部19tの後端側の外周に、Oリング20が嵌合されていると示した。
また、先端部15にアダプタ55が装着された際、Oリング20が、凹部58hの外周縁から挿入方向Sに沿って後端側に突出する押圧部材58pの切り欠きによって、内周方向に押圧されて潰されることにより、凸部19tと凹部58hとの間が水密かつ気密に保たれると示した。
このことによれば、先端部15にアダプタ55が装着された後、チャネル18、57を介して液体の吸引を行ったり、チャネル18、57に処置具を挿通して各種処置を行ったりした際、チャネル18、57の連通部99から、液体または塵埃等が、凸部19tと凹部58hとの間に進入してしまうことを、Oリング20が防ぐことができる。このことから、各対物光学系16、53、各接点ピン17、52に液体や塵埃が付着してしまうことを、1つのOリング20のみで確実に防止することができる。
また、液体や塵埃を防ぐOリング20は、1つのみで良いことから、先端部15の省スペース化を図ることができ、細径化を実現することができる。
以上から、アダプタ55が内視鏡先端部15に装着された際、チャネル18、57の連通部99から流体や塵埃の進入を防ぐことができる構成を具備する内視鏡装置1を提供することができる。
(第2実施の形態)
図6は、本実施の形態を示す内視鏡装置における内視鏡の挿入部の先端部を拡大して示す部分斜視図である。
この第2実施の形態の内視鏡装置の構成は、上述した図1〜図5に示した内視鏡装置と比して、先端部本体の先端面に、複数の凸部を設け、電気接点を、対物レンズとは別の凸部に設けた点が異なる。よって、この相違点のみを説明し、第1実施の形態と同様の構成には同じ符号を付し、その説明は省略する。
図6に示すように、先端部15が具備する先端部本体19の先端面19sから、挿入方向Sの先端側に突出するように、凸部190tが形成されているとともに、該凸部190tを径方向に挟むように、先端面19sから、2つの凸部60が先端側に突出して形成されている。
凸部190tの内部には、上述した対物光学系16が設けられており、2つの凸部60の内部には、それぞれ接点ピン17が設けられている。
また、凸部190tの外周における後端部に、上述したOリング20が嵌合されており、2つの凸部60の外周における後端部にも、それぞれ密閉部材である環状のシール部材、例えばOリング61が嵌合されている。尚、各Oリング20、61は、各凸部190t、60の外周に形成された図示しない周状の溝に嵌合されている。
また、図示しないが、アダプタ55のアダプタ本体58の後端面58sに、先端部15に対してアダプタ55が装着された際、凸部190tが嵌入する凹部と、2つの凸部60がそれぞれ嵌入する2つの凹部がそれぞれ形成されている。
尚、凸部190tが嵌入する凹部の底面には、上述した対物光学系53の一部が露出しており、2つの凸部60がそれぞれ嵌入する2つの凹部の各底面には、接点ピン52の後端側がそれぞれ露出している。即ち、先端部15に対してアダプタ55が装着された際、接点ピン17は、接点ピン52に電気的に接続される。
このように、本実施の形態においては、対物光学系16と、各接点ピン17とが別々の凸部190t、60に設けられており、各凸部190t、60の外周の後端側に、それぞれOリング20、61が嵌合されていると示した。即ち、対物光学系16、接点ピン17毎に、水密及び気密構造を設けると示した。
このことによれば、アダプタ55が内視鏡先端部15に装着された際、チャネル18、57の連通部99から液体または塵埃等が、凸部190tと該凸部190tが嵌入する凹部との間、凸部60と該凸部60が嵌入する凹部との間に進入してしまい、各対物光学系16、53、各接点ピン17に液体や塵埃が付着してしまうことを、第1実施の形態よりも確実に防止することができる。
また、先端部本体19に対して対物光学系16、各接点ピン17を設ける位置の自由度を、第1実施の形態よりも向上させることができる。さらに、先端面19sに複数の凸部190t、60が設けられていることから、凸部190t、60を用いた先端部15に対するアダプタ55の位置規定をより強固に行うことができる。尚、その他の効果は、上述した第1実施の形態と同様である。
(第3実施の形態)
図7は、本実施の形態を示す内視鏡装置における内視鏡の挿入部の先端部を拡大して示す部分斜視図である。
この第3実施の形態の内視鏡装置の構成は、上述した図6に示した第2実施の形態の内視鏡装置と比して、先端部本体の先端面に、複数の凸部を設けるとともに、一つの凸部内に、チャネルの開口を設けた点が異なる。よって、この相違点のみを説明し、第1実施の形態と同様の構成には同じ符号を付し、その説明は省略する。
図7に示すように、先端部15が具備する先端部本体19の先端面19sにおいて、凸部190t、2つの凸部60の他、図7中、凸部190tの下方に、先端面19sから先端側に突出する凸部62が形成されている。
また、凸部62の先端面には、チャネル18が開口されている。さらに、凸部62の外周における後端部に、密閉部材である環状のシール部材、例えばOリング63が嵌合されている。尚、各Oリング63は、凸部62の外周に形成された図示しない周状の溝に嵌合されている。
また、図示しないが、アダプタ55のアダプタ本体58の後端面58sには、さらに、凸部62が嵌入する凹部が形成されている。尚、凸部62が嵌入する凹部の底面には、チャネル57が開口されている。
即ち、先端部15に対してアダプタ55が装着された際、凸部62が嵌入する凹部に嵌入した状態で、チャネル18とチャネル57とは連通する。
このように、本実施の形態においては、先端部本体19に、チャネル18が開口する凸部62が設けられており、凸部62の外周の後端側に、Oリング63が嵌合されていると示した。即ち、チャネル18にも、水密及び気密構造を設けると示した。
このことによれば、先端部15にアダプタ55が装着された際、チャネル18とチャネル57とは、Oリング63によって、水密かつ気密に連通されることから、チャネル18とチャネル57との連通部99から、液体または気体が漏れることがない。
よって、このような構成によれば、チャネル18、57を用いて、液体の送液または吸引のみならず、気体の送気も行うことが可能となる。即ち、医療用の内視鏡で行う送気送水動作を、チャネル18、57を用いて行うことができる。
以上から、アダプタ55が内視鏡先端部15に装着された際、チャネル18、57の連通部99から流体や塵埃の進入を防ぐことができるのみならず、連通部99の密閉性を確保できる構成を具備する内視鏡装置1を提供することができる。
また、上述した第2実施の形態同様、対物光学系16が設けられる凸部190tの外周における後端部にも、Oリング20が設けられ、接点ピン17が設けられる2つの凸部60の外周における後端部にも、それぞれOリング61が設けられていることから、チャネル18、57以外の経路から、液体や塵埃が、各凸部190t、60と各凹部との間に進入し、対物光学系16、接点ピン17に付着してしまうことを防止することができる。尚、その他の効果は、上述した第1、第2実施の形態と同様である。
尚、以下、変形例を、図8を用いて示す。図8は、図3の内視鏡の挿入部の先端部の凸部に形成される溝の変形例を、Oリングを外した状態で示す部分斜視図である。
上述した第1実施の形態においては、図5に示すように、凸部19tの後端側の外周に、周状の溝19mが形成されており、該溝19mに、Oリング20が嵌合されていると示した。
ここで、溝19mは、図8に示すように、一部に溝無し部71が形成されるよう、不連続に周状に形成されていても構わない。溝無し部71は、凸部19tの外周面19tgと、同一面となるように形成されている。尚、溝無し部71は、外周面19tgよりも外周方向に高く形成されていても構わない。また、溝無し部71は、溝19mの底面19mtよりも高ければ、外周面19tgよりも低く形成されていても構わない。
また、溝無し部71は、凸部19tの外周において、操作者がアプローチしやすい位置に形成されている。具体的には、先端部15の外周15tに近接する位置に形成されている。
より具体的には、凸部19tの外周面19tgが図8に示すように曲面を有する形状に形成されている場合、溝無し部71は、曲面の曲率が急激に変化する位置に形成されていればよい。尚、凸部19tの外周面19tgが角部を有する形状に形成されている場合は、溝無し部71は、角部に形成されていればよい。
このことによれば、溝19mにOリング20を嵌合させた際、溝19mが周状に形成されていると、Oリング20が溝19mに完全に嵌合してしまい、Oリング20を交換する際、溝19mからOリング20を脱却し難くなるが、図8に示す構成によれば、Oリング20は、溝19mに嵌合させた際、溝無し部71のみ嵌合しなくなることから、Oリング20を交換する際、操作者は、溝無し部71が形成された位置に指を引っ掛ける等して、容易に溝19mからOリング20を脱却させることができる。尚、この際、凸部19tの外周面19tgにおいて、溝無し部71が形成された部位に指標が形成されておれば、操作者は、容易に、溝無し部71の位置を、Oリング20の上からでも確認することができる。
さらに、Oリング20は、溝19mに溝無し部71を除いて確実に嵌合していることから、先端部15に対して、アダプタ55の着脱を繰り返したとしても、Oリング20が溝19mから脱却することがない。
尚、以上の構成は、第1実施形態の構成に限らず、第2実施の形態の各凸部190t、60の外周に形成される溝や第3実施の形態の凸部62の外周に形成される溝に適用しても、本構成と同様の効果を得ることができる。
以上から、上述した第1〜第3実施の効果に加え、容易にOリングを交換することができる構成を具備する内視鏡装置1を提供することができる。
また、以下、変形例を、図9〜図11を用いて示す。図9は、内視鏡の挿入部の先端部の凸部に形成される溝の変形例を、Oリングを外した状態で示す部分斜視図、図10は、図9の溝にOリングが嵌合された状態を示す内視鏡の挿入部の先端部の部分斜視図、図11は、図10中のXI-XI線に沿う内視鏡の挿入部の先端部の部分断面図である。
尚、図9〜図11においては、図面を簡略化するため、接点ピン17を省略して示している。
図9に示すように、凸部190tの外周に形成される溝77は、図9、図11に示すように、一部に溝無し部71を有するよう形成されている。具体的には、溝無し部71は、該溝無し部71に対して溝77が徐々に減少するよう溝77と連続的に形成されていても構わない。
尚、この場合であっても、溝無し部71は、凸部190tの外周において、操作者がアプローチしやすい位置に形成されている。具体的には、先端部15の外周15tに近接する位置に形成されている。また、本構成においても、外周面190tgに、溝無し部71を示す指標が設けられていても構わない。
よって、図9〜図11に示す構成によれば、図10に示すように、Oリング20は、溝77に嵌合させた際、溝無し部71のみ嵌合しなくなることから、Oリング20を交換する際、操作者は、溝無し部71が形成された位置に指等を引っ掛けて、容易に溝77からOリング20を脱却させることができる。
尚、上述した第1〜第3実施形態においては、内視鏡装置には、携帯性に優れたショルダ式の工業用の内視鏡装置を例に挙げて説明したが、これに限らず、挿入部を装置本体に収納する大型の工業用の内視鏡装置は勿論のこと、チャンネル式のAD内視鏡装置すべてに適用してもよいことは勿論である。
さらに、上述した第1〜第3実施の形態においては、アダプタは、直視型のアダプタを例に挙げて示したが、側視型のアダプタに適用しても構わないということは云うまでもない。
また、上述した第1〜第3実施の形態においては、発光体は、LEDを例に挙げて示したが、発光体は、LEDに限られるものではない。例えばレーザダイオード(LD)を用いた場合、装置本体側には、光源となるLDが設けられると共に、そのLDからの励起光をアダプタ側に設けた蛍光体まで導くライトガイドが必要になる。
また、発光体がLDであっても、発光する際には蛍光体が熱を発生するので、本発明の適用は有効である。
第1実施の形態を示す内視鏡装置の斜視図。 図1の内視鏡の挿入部の先端側の先端部を示す部分斜視図。 図2の先端部を拡大して示す部分斜視図。 図2の先端部にアダプタが装着された状態を示す部分斜視図。 図4中のV-V線に沿う断面図。 第2実施の形態を示す内視鏡装置における内視鏡の挿入部の先端部を拡大して示す部分斜視図。 第3実施の形態を示す内視鏡装置における内視鏡の挿入部の先端部を拡大して示す部分斜視図。 図3の内視鏡の挿入部の先端部の凸部に形成される溝の変形例を、Oリングを外した状態で示す部分斜視図。 内視鏡の挿入部の先端部の凸部に形成される溝の変形例を、Oリングを外した状態で示す部分斜視図。 図9の溝にOリングが嵌合された状態を示す内視鏡の挿入部の先端部の部分斜視図。 図10中のXI-XI線に沿う内視鏡の挿入部の先端部の部分断面図。 従来の内視鏡の先端部にアダプタが装着されている状態を概略的に示す部分斜視図。 図12の内視鏡先端部を示す部分斜視図。 図12中のXIV−XIV線に沿う断面図。 従来のアダプタ位置決め用の凸部が設けられた内視鏡先端部に、アダプタが装着された状態を示す部分断面図。
符号の説明
1…内視鏡装置
2…内視鏡
15…先端部
15g…先端部の外周
16…対物光学系(第2の観察光学系)
17…接点ピン(第2の電気接点)
18…チャネル(第1のチャネル)
19m…溝
19s…先端面
19t…凸部
19tb…突出面
20…Oリング(密閉部材)(環状のシール部材)
25…挿入部
51…LED(発光体)
52…接点ピン(第1の電気接点)
53…対物光学系(第1の観察光学系)
55…アダプタ
57…チャネル(第2のチャネル)
58h…凹部
58ht…底面
58p…押圧部材
58s…後端面
60…凸部
61…Oリング(密閉部材)(環状のシール部材)
62…凸部
63…Oリング(密閉部材)(環状のシール部材)
71…溝無し部
77…溝
99…連通部
190t…凸部
S…挿入方向

Claims (11)

  1. 入部と、
    記挿入部の挿入方向の先端側の先端部に着脱自在なアダプタと、
    前記先端部の前記先端側の先端面から前記先端側に突出して形成された、前記先端部に対する前記アダプタの位置決めを行う凸部と、
    前記凸部の前記挿入方向の後端側の外周に嵌合された密閉部材と、
    前記内視鏡の前記挿入部内に前記挿入方向に沿って設けられた第1のチャネルと、
    前記アダプタの前記後端側の後端面から前記先端側に凹んで形成された、前記先端部に前記アダプタが装着された際、前記凸部が嵌入する凹部と、
    前記アダプタの前記凹部の外周から前記後端側に突出して形成された、前記先端部に前記アダプタが装着された際、前記密閉部材を押圧する押圧部材と、
    前記アダプタの内部に前記挿入方向に沿って設けられた、前記先端部に前記アダプタが装着された際、前記第1のチャネルと連通する第2のチャネルと、
    を有する内視鏡装置において、
    前記凸部の前記外周に、前記密閉部材が嵌合する溝が、一部に溝無し部を有するよう形成されていることを特徴とする内視鏡装置。
  2. 入部と、
    記挿入部の挿入方向の先端側の先端部に着脱自在なアダプタと、
    前記先端部の前記先端側の先端面から前記先端側に突出して形成された、前記先端部に対する前記アダプタの位置決めを行う凸部と、
    前記凸部の前記挿入方向の後端側の外周に嵌合された密閉部材と、
    前記内視鏡の前記挿入部内に前記挿入方向に沿って設けられた第1のチャネルと、
    前記アダプタの前記後端側の後端面から前記先端側に凹んで形成された、前記先端部に前記アダプタが装着された際、前記凸部が嵌入する凹部と、
    前記アダプタの前記凹部の外周から前記後端側に突出して形成された、前記先端部に前記アダプタが装着された際、前記密閉部材を押圧する押圧部材と、
    前記アダプタの内部に前記挿入方向に沿って設けられた、前記先端部に前記アダプタが装着された際、前記第1のチャネルと連通する第2のチャネルと、
    を有する内視鏡装置において、
    前記凸部は、前記先端面に複数設けられていることを特徴とする内視鏡装置。
  3. 前記凸部の前記外周に、前記密閉部材が嵌合する溝が、一部に溝無し部を有するよう形成されていることを特徴とする請求項に記載の内視鏡装置。
  4. 前記溝無し部は、前記凸部の前記外周において、前記先端部の外周に近接する位置に形成されていることを特徴とする請求項1または3に記載の内視鏡装置。
  5. 前記凸部の外周面は、曲面と角部との少なくとも一方を有する形状に形成されており、前記溝無し部は、前記曲面の曲率が急激に変化する位置と前記角部が設けられた位置との少なくとも一方に設けられていることを特徴とする請求項3または4に記載の内視鏡装置。
  6. 前記溝無し部は、該溝無し部に対して前記溝が徐々に減少するよう前記溝と連続的に形成されていることを特徴とする請求項3または4に記載の内視鏡装置。
  7. 前記アダプタは、発光体を具備することを特徴とする請求項1または2に記載の内視鏡装置。
  8. 前記アダプタの内部に、第1の観察光学系が、前記凹部の底面に露出するよう設けられており、
    前記凸部の内部に、該凸部の突出面に露出する、前記先端部に前記アダプタが装着された際、前記第1の観察光学系に対向して位置する第2の観察光学系が設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の内視鏡装置。
  9. 前記発光体に電力を供給する第1の電気接点が、前記凹部の底面に露出するよう設けられており、
    前記凸部の内部に、該凸部の突出面に露出する、前記先端部に前記アダプタが装着された際、前記第1の電気接点に電気的に接続されて前記発光体に電力を供給する第2の電気接点が設けられていることを特徴とする請求項に記載の内視鏡装置。
  10. 前記凸部の内部に、該凸部の突出面に開口する前記第1のチャネルが形成されているとともに、前記アダプタの内部に、前記凹部の底面に開口する前記第2のチャネルが設けられていることを特徴とする請求項に記載の内視鏡装置。
  11. 前記密閉部材は、環状のシール部材であることを特徴とする請求項1または2に記載の内視鏡装置。
JP2008146050A 2008-06-03 2008-06-03 内視鏡装置 Expired - Fee Related JP5384857B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008146050A JP5384857B2 (ja) 2008-06-03 2008-06-03 内視鏡装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008146050A JP5384857B2 (ja) 2008-06-03 2008-06-03 内視鏡装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009291314A JP2009291314A (ja) 2009-12-17
JP5384857B2 true JP5384857B2 (ja) 2014-01-08

Family

ID=41540074

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008146050A Expired - Fee Related JP5384857B2 (ja) 2008-06-03 2008-06-03 内視鏡装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5384857B2 (ja)

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3665441B2 (ja) * 1997-02-19 2005-06-29 ペンタックス株式会社 電子内視鏡
JP3960666B2 (ja) * 1997-08-19 2007-08-15 株式会社ノリタケカンパニーリミテド ホーニング加工用内歯型砥石
JP4869717B2 (ja) * 2006-01-27 2012-02-08 オリンパス株式会社 内視鏡装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009291314A (ja) 2009-12-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8801603B2 (en) Endoscope
CN107529973B (zh) 内窥镜用摄像装置
US9636009B2 (en) Endoscope
JP5830421B2 (ja) 内視鏡
US20140155696A1 (en) Endoscope
JP5231071B2 (ja) 内視鏡装置、アダプタ
WO2016121160A1 (ja) 内視鏡
JPWO2020049654A1 (ja) 内視鏡の先端部、内視鏡挿入部、及び、内視鏡
JP2006191990A (ja) 内視鏡
JP5309279B1 (ja) 内視鏡
US20110237886A1 (en) Imaging unit and endoscope
US20210338057A1 (en) Endoscope distal end portion and endoscope
JP6302863B2 (ja) 内視鏡装置
US11125990B2 (en) Endoscope distal end portion, endoscope, and method of manufacturing endoscope distal end portion
JP2007014488A (ja) 内視鏡
JP5384857B2 (ja) 内視鏡装置
US9537574B2 (en) Optical transmitting and receiving unit
JP2018075461A (ja) スイッチユニット、該スイッチユニットを備えた内視鏡用撮像装置、該スイッチユニットを備えた内視鏡
JP5185699B2 (ja) 内視鏡用側視アダプタ、内視鏡装置
JP5160020B2 (ja) 内視鏡装置
JP2017148298A (ja) 内視鏡
WO2020121435A1 (ja) 内視鏡の先端部および内視鏡
JP6450873B2 (ja) 内視鏡装置
US10401612B2 (en) Endoscope
JPWO2016203535A1 (ja) 内視鏡

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110408

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120309

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121115

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121211

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130118

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130924

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131003

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5384857

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees
S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371