JP5384651B2 - W−cdmaハードハンドオーバにおけるセルタイミング獲得 - Google Patents

W−cdmaハードハンドオーバにおけるセルタイミング獲得 Download PDF

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Description

本記述はユーザ機器の周波数間(inter-frequency)ハードハンドオーバに関し、さらに詳細には、ターゲットセルへの同期を妨げうる低品質のチャネル状態におけるそのようなハンドオーバに関する。
モバイルデバイスが、ネットワークによって、1つのセルから別のセルへのハードハンドオーバを実行するように指示されると、それは、ユーザトラフィックが再確立されるように、ターゲットハンドオーバーセルのタイミングを迅速に獲得しなければならない。多数の状況が周波数間ハードハンドオーバを必要とする。例えば、あるセルが周りのセルよりも多くのキャリアを使用するホットスポットシナリオである。別の例として、マクロ、マイクロ、およびピコ層が異なる周波数上に存在する階層的なセル構造である。さらに別の例として、ハンドオーバは、異なるオペレータ間で行われうる。さらなる例として、ハンドオーバは、異なる無線アクセステクノロジシステム(例えば、UMTS TDD、UMTS FDDおよびGSM(登録商標))の間で行われうる。
ターゲットハンドオーバーセルは、その周波数およびプライマリスクランブリングコード(PSC)によって特定される。典型的に、スロットレベルのタイミングを検出するために最初にプライマリ同期チャネル(P-SCH)をサーチし、次に、比較的小さいサーチウィンドウを通して共通パイロットチャネル(CPICH)を検出するためにそのスロットタイミング仮説(slot timing hypothesis)および特定されたPSCを使用することによって達成される。そのサーチウィンドウは、P-SCH検出タイミングのためにCPICHに対してより小さくなりうる。多数のネットワーク構成において、P-SCHチャネルの電力レベルはCPICHよりも著しく弱い。厳しいチャネル状態(challenging channel condition)において、モバイルがP-SCHチャネルを検出することはきわめて難しい。本発明は、セルタイミングを獲得する最初の試みが失敗した場合に、典型的なタイミング獲得技術と進歩したタイミング獲得技術とを動的に切り換えることによって、厳しいチャネル状態におけるハードハンドオーバパフォーマンスを改善する。
以下に、開示される態様のうちのいくつかの態様の基本的な理解を提供するために簡単な概要を提示する。この概要は広範囲な概観ではなく、キーまたは不可欠な要素を識別すること、あるいは、そのような態様の範囲を描写することを意図しない。その目的は、後に示される、より詳細な記述への前置きとして、記述される態様のいくつかのコンセプトを簡易な形で提示することである。
1つ以上の態様およびその対応する開示に従って、プライマリ同期チャネル(P-SCH)を検出し、続いて共通パイロットチャネル(CPICH)を検出することにより、最初にターゲットハンドオーバーセルの検出を試みることで、厳しいチャネル状態においてセルタイミングを検出することに関連して様々な態様が記述される。それが失敗した場合、CPICH上でフルウィンドウサーチを使用してN回の再試行が実行される。フルウィンドウCPICHサーチは、有利に、P-SCHからの任意のスロットタイミング情報なしにブラインドに実行される。パフォーマンスは、質の良いチャネル状態におけるより迅速な獲得方法の利益を維持しつつ改善される。フルウィンドウサーチは時間をより消費するが、より強いCPICH送信を利用する。質の良いチャネル状態において、モバイルデバイスは標準的なタイミング獲得方法で迅速に行われることができる。失敗した場合、モバイルデバイスは、ハードハンドオーバ手順を完了させる成功率がより高い、より長いサーチに切り換えることができる。全体的な効果は、セルタイミング獲得における時間消費が一様 (uniform)に増加することのない、ハードハンドオーバのより高い成功率である。
一態様において、方法は、厳しいチャネル品質環境において周波数間ハードハンドオーバを実行する。スロットタイミングを決定するためにターゲット基地ノードの同期チャネルの獲得を試み、続いて、セルタイミングを決定するために共通パイロットチャネルの部分的なウィンドウサーチが行われる。ターゲット基地ノードの獲得失敗が決定される。共通パイロットチャネル(CPICH)のフルウィンドウサーチが、セルタイミング獲得における時間消費の一様の増加なくハードハンドオーバの間により高い成功率でターゲット基地ノードを獲得するために、スロットタイミング情報なしに、ブラインドに実行される。
別の態様において、少なくとも1つのプロセッサが厳しいチャネル品質環境において周波数間ハードハンドオーバを実行する。第1のモジュールは、スロットタイミングを決定するためにターゲット基地ノードの同期チャネルの獲得を試み、続いて、セルタイミングを決定するために共通パイロットチャネルの部分的なウィンドウサーチを行う。第2のモジュールは、ターゲット基地ノードの獲得失敗を決定する。第3のモジュールは、セルタイミング獲得における時間消費の一様の増加なくハードハンドオーバの間により高い成功率でターゲット基地ノードを獲得するために、共通パイロットチャネル(CPICH)のフルウィンドウサーチを、スロットタイミング情報なしに、ブラインドに実行する。
さらなる態様において、コンピュータプログラム製品が厳しいチャネル品質環境における周波数間ハードハンドオーバを実行する。コンピュータ読み取り可能記憶媒体は、スロットタイミングを決定するためにコンピュータに、ターゲット基地ノードの同期チャネルの獲得を試行させ、続いて、セルタイミングを決定するために共通パイロットチャネルの部分的なウィンドウサーチを行わせる第1のコードセットを備える。第2のコードセットは、コンピュータに、ターゲット基地ノードの獲得失敗を決定させる。第3のコードセットは、セルタイミング獲得における時間消費の一様の増加なくハードハンドオーバの間により高い成功率でターゲット基地ノードを獲得するために、コンピュータに、共通パイロットチャネル(CPICH)のフルウィンドウサーチを、スロットタイミング情報なしに、ブラインドに実行させる。
さらなる態様において、装置は、厳しいチャネル品質環境において周波数間ハードハンドオーバを実行する。手段は、スロットタイミングを決定するためにターゲット基地ノードの同期チャネルの獲得を試み、続いて、セルタイミングを決定するために共通パイロットチャネルの部分的なウィンドウサーチを行うために提供される。手段はターゲット基地ノードの獲得失敗を決定するために提供される。手段は、セルタイミング獲得における時間消費の一様の増加なくハードハンドオーバの間により高い成功率でターゲット基地ノードを獲得するために、共通パイロットチャネル(CPICH)のフルウィンドウサーチを、スロットタイミング情報なしに、ブラインドに実行するために提供される。
さらに別の態様において、装置は、厳しいチャネル品質環境における周波数間ハードハンドオーバを実行する。受信機は、スロットタイミングを決定するために、ターゲット基地ノードの同期チャネルの獲得を試み、セルタイミングを決定するたに共通パイロットチャネルの部分的なウィンドウサーチを行う。コントローラはターゲット基地ノードの獲得失敗を決定する。受信機は、セルタイミング獲得における時間消費の一様の増加なくハードハンドオーバの間により高い成功率でターゲット基地ノードを獲得するために、共通パイロットチャネル(CPICH)のフルウィンドウサーチを、スロットタイミング情報なしに、ブラインドに実行する。
前述および関連した目的を達成するために、1つ以上の態様は、以下に十分に記述され、特許請求の範囲で特に示される特徴を備える。以下の記述および添付図は、1つ以上の実施形態のある例示的な態様を詳細に示し、態様およびバージョンの原理が用いられる様々な方法のほんの一部を示す。本開示の別の態様、利点、特徴は、図面を考慮したとき以下の詳細な説明から明確になり、開示された態様は、そのような全ての態様およびそれらの均等物を含むよう意図される。
本開示の特徴、性質、および利点は、同一の参照文字が全体を通して同一のものを示す図面を参照すると、以下に示される発明の詳細な説明により、より明白になるであろう。
図1は、ソース無線アクセスネットワーク(RAN)のカバレッジエリアから、周波数間ハードハンドオーバを保証する隣接RANのカバレッジエリアに移動するユーザ機器(UE)の無線通信システムのブロック図を例示する。 図2は同期チャネルの図を例示する。 図3は、ハンドオーバをサポートするように改良された通信システムのブロック図を例示する。 図4は、ハンドオーバをサポートするための一態様に従った多元接続無線通信システムの図を例示する。 図5はW-CDMAプロトコル構造の図を例示する。 図6は、無線ベアラ(RB)レベル、論理チャネル、トランスポートチャネル、および物理チャネルを有する通信デバイスのための通信チャネルを例示する。 図7は周波数間ハードハンドオーバに関する方法論のフロー図を例示する。 図8は、W-CDMAハードハンドオーバにおけるセルタイミング獲得の最適化のためのタイミング図を例示する。 図9は、コンピュータに、ハンドオーバ間のダウンリンク遅延を減少する助けとなる複数の機能を実行させるように構成された複数のモジュールを有するユーザ機器(UE)のブロック図を例示する。 図10は、ハンドオーバ間のダウンリンク遅延を減少する助けとなる複数の機能を実行するための複数の手段を有するユーザ機器(UE)のブロック図を例示する。
発明の詳細な説明
広帯域符号分割多元接続(WCDMA)システムにおいて、プライマリ同期チャネル(P-SCH)、セカンダリ同期チャネル(S-SCH)、および共通パイロットチャネル(CPICH)のような同期チャネルのいくつかが、新しいセルを発見および検出するために使用される。現在のセルおよびターゲットセルの両方が同一の周波数上にある場合、周波数内(intra-frequency)セル獲得および同期化が、3つのステップのプロセスを使用することによって実行される。第1に、P-SCHが新しいセルを検出するために使用される。第2に、新しいセルが検出されると、新しいセルのタイミングおよびスクランブリングコードグループを発見するためにS-SCHが使用される。第3に、新しいセルのタイミングが発見されると、新しいセルの信号強度を測定するためにCPICHが使用される。
しかし、現在のセルおよびターゲットセルが異なる周波数上にある場合、周波数間セル獲得および同期化が実行される。タイミングおよびスクランブリングコードグループに対してS-SCHを使用するという第2のステップは、かなり長い時間が要求され、デバイスの周波数が単一のモードに限定されるため実行されない。かくして、周波数間ハンドオーバは、CPICHの前に、スロットタイミングのためにPSCHを検出する。好都合に、セルタイミングの獲得に失敗すると、周波数間ハードハンドオーバの完了に成功する機会を増やすために、ブラインドフルウィンドウがCPICHのスロットタイミング情報の助けを借りずに実行される。
様々な態様が図に関してここに記述される。以下の記述において、説明の目的のために、1つ以上の態様の全体的な理解を提供するために多数の特定な詳細が示される。しかし、様々な態様がこれらの特定な詳細なく実施されうることは明白である。別に例において、これらの態様の記述を容易にするために、周知の構造およびデバイスがブロック図の形態で示される。
本出願において使用されるように、「コンポーネント」、「モジュール」、「システム」という用語およびそのようなものは、ハードウェア、ハードウェアとソフトウェアの組み合わせ、ソフトウェア、または実行中のソフトウェアのいずれかのコンピュータ関連エンティティを指すことを意図する。例えば、コンポーネントは、プロセッサ上で実行中のプロセス、プロセッサ、オブジェクト、実行ファイル、実行スレッド、プログラム、またはコンピュータであるが、それに限定されない。例として、サーバ上で実行中のアプリケーションおよびそのサーバはいずれもコンポーネントでありうる。1つ以上のコンポーネントは、プロセスおよび/または実行スレッド内に存在し、1つのコンポーネントは、1つのコンピュータ上に局所化(localize)され、または2つ以上のコンピュータ間に分散される。
「例示的」という用語は、「実例、事例、または例証として提供される」を意味するために本明細書で使用される。「例示的」として本明細書に記述されている任意の態様または設計は、必ずしも他の態様または設計より有利または優先されるとして解釈されるわけではない。
さらに、1つ以上のバージョンは、ソフトウェア、ファームウェア、ハードウェアまたはそれらの任意の組み合わせを生産し、開示される態様を実施するようにコンピュータを制御するために、標準のプログラミングまたはエンジニアリング技術を使用する方法、装置、または製品として実施される。本明細書で使用されるような「製品(article of manufacture)(または、代替として「コンピュータプログラム製品」)」という用語は、任意のコンピュータ読み取り可能デバイス、キャリア、または媒体からアクセス可能なコンピュータプログラムを包含することを意図する。例えば、コンピュータ読み取り可能媒体は、磁気記憶デバイス(例えば、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップなど)、光学ディスク(例えば、コンパクトディスク(CD)、デジタルビデオディスク(DVD)など)、スマートカード、およびフラッシュメモリデバイス(例えば、カード、スティックなど)を含むが、それに限定されない。加えて、搬送波が、電子メールの送信および受信、および、インターネットまたはローカルエリアネットワーク(LAN)などのネットワークへのアクセスに使用されるデータなどのコンピュータ読み取り可能電子データを伝達するために用いられうることは認識されるべきである。当然、当業者は、開示される態様の範囲を逸脱することなく、この構成に多くの変更が行われうることを認識するであろう。
様々な態様は、多数のコンポーネント、モジュールおよびそのようなものを含みうるシステムという見地から提示されるであろう。様々なシステムが、さらなるコンポーネント、モジュールなどを含むこと、または、図に関連して議論されるコンポーネント、モジュールなどの全てを含まないことは理解および認識されるべきである。これらのアプローチの組み合わせも、また、使用される。本明細書に開示される様々な態様は、タッチスクリーンディスプレイ技術、またはマウス/キーパッドタイプのインターフェースを利用するデバイスを含む電気デバイス上で実行されうる。そのようなデバイスの例は、コンピュータ(デスクトップおよびモバイル)、スマートフォン、携帯情報端末(PDA)、かつ、有線および無線の両方の別の電子デバイスを含む。
まず図1を参照すると、通信システム100は、ソース基地ノード106のソースセル104にあるユーザ機器(UE)102が、102’で描写されるように、ターゲット基地ノード110のターゲットセル108に移動する時に周波数間ハードハンドオーバをサポートする。UE 102は、ターゲット基地ノード110との通信を獲得および確立するために、W-CDMAプロトコル通信、特に、プライマリ同期チャネル112(すなわち、プライマリ同期チャネル(P-SCH)およびセカンダリ同期チャネル(S-SCH))および共通パイロットチャネル(CPICH)114を獲得する。
UMTS(Universal Mobile Telecommunications System)は第3世代(3G)セル電話テクノロジの1つであり、それは、また、4Gテクノロジへと開発されつつある。現在、UMTSの最も一般的な形態は、基礎をなす無線インターフェースとしてW-CDMAを使用する。それは3GPPによって標準化され、それは、3Gセルラ無線システムについて、ITU IMT-2000要求に対するヨーロッパの応答である。競合するネットワークテクノロジとUMTSを区別するために、UMTSは、時々、3G のテクノロジの性質と、後任となるように設計されたGSM(登録商標)規格との組み合わせであることを強調して、3GSMとして市場に出される。
UTRAN 116(UMTS地上無線アクセスネットワーク(UMTS Terrestrial Radio Access Network)の略)は、UMTS無線アクセスネットワーク110を形成する基地局(ノードB)106、110および無線ネットワークコントローラ(RNC)118、120についての集合的な用語である。この通信ネットワークは、一般に、3G(第3世代無線モバイル通信テクノロジの略)と呼ばれ、実時間の回線交換からIPベースのパケット交換に多数のトラフィックタイプを伝達することできる。UTRAN 116は、UE(ユーザ機器)102とコアネットワーク122との間の接続性(connectivity)を可能にする。各RNC 118、120は、1つ以上のノードB 106、110に制御機能性を提供する。典型的な実施は、中央オフィスに位置し、複数のノードB 106、110をサービスする個別のRNCを有するが、ノードB 106、110およびRNC 118は同一のデバイスでありうる。それらが物理的に分離される必要はないという事実に関らず、それらの間に、Iubとして知られる論理インターフェースが存在する。RNC 118およびその対応ノードB 106、110は無線ネットワークサブシステム(RNS)124と呼ばれる。2つ以上のRNSがUTRANに存在しうる。
UTRAN 116を内部的または外部的に他の機能性エンティティに接続する4つのインターフェース(Iu、Uu、Iub、およびIur)が存在する。Iuインターフェースは、RNCをコアネットワーク(CN)に接続する外部のインターフェースである。Uuもまた外部のインターフェースであり、それはノードB 102とユーザ機器(UE)102とを接続する。Iubは、RNC 118とノードB 106、110とを接続する内部インターフェースである。また、大抵は内蔵インターフェースであるが、例外としていくつかのネットワーク構成の場合に外付けインターフェースにもなりうるIurインターフェースが少なくとも存在する。Iurは、2つのRNC 118および120を互いに接続する。
UE 102は、ターゲットセル108を獲得するための方法論132を実行する周波数間ハードハンドオーバ装置130を含む。まず、スロットタイミング情報を検出するために同期チャネル112が使用される(ブロック134)。例えば、新しいセルを検出するためにP-SCHが使用される。次に、新しいセルが検出されると、新しいセルのタイミングおよびスクランブリングコードグループを発見するためにS-SCHが使用される。新しいセルのタイミングが発見されると、新しいセルの信号強度を測定するためにCPICHが使用される(ブロック136)。セルタイミングの獲得に失敗すると、周波数間ハードハンドオーバの完了に成功する機会を増加させるために、CPCICHのスロットタイミング情報の助けを借りずに、ブラインドなフルウィンドウが実行される(ブロック138)。
このように、モバイルデバイスなどのUE 102が、ネットワーク116によって、1つのセル104から別のセル108にハードハンドオーバを実行するように指示されると、それは、ユーザトラフィックが再確立されるように、ターゲットハンドオーバーセル108のタイミングを迅速に獲得する必要がある。多くの状況が周波数間ハードハンドオーバを必要とする。例えば、セルが周りのセルよりも多くのキャリアを使用するホットスポットシナリオである。別の例として、マクロ、マイクロ、およびピコ層が異なる周波数上にある階層的なセル構造である。さらなる例として、ハンドオーバは異なるオペレータ間で行われる。さらなる例として、ハンドオーバは、異なる無線アクセステクノロジシステム(例えば、UMTS TDD、UMTS FDD、およびGSM)の間で行われる。
ターゲットハンドオーバーセル108は、その周波数およびプライマリスクランブリングコード(PSC)によって特定される。典型的に、これは、最初にスロットレベルのタイミングを検出するためにプライマリ同期チャネル(P-SCH)112をサーチし、次に、比較的小さいサーチウィンドウを通して共通パイロットチャネル(CPICH)114を検出するために、そのスロットタイミングの仮説および特定されたPSCを使用することによって達成される。サーチウィンドウは、P-SCH検索タイミングのおかげでCPICH 114に対してより小さくなりうる。多数のネットワーク構成において、P-SCH 112のチャネル電力レベルはCPICH 114のそれよりも顕著に弱い。厳しいチャネル状態において、UE(モバイルデバイス)102がP-SCH 112を検出することは非常に難しい。それにより、厳しいチャネル状態において、ハードハンドオーバのパフォーマンスは、セルタイミングを獲得する最初の試みが失敗した時に、典型的なタイミング獲得技術と進歩したタイミング獲得技術とを動的に切り替えることによって改善される。
図2において、同期チャネルの態様が200に描写される。同期チャネル(SCH)はセルサーチに使用されるダウンリンク信号である。SCHは2つのサブチャネル(プライマリSCHおよびセカンダリSCH)から構成される。プライマリSCHおよびセカンダリSCHの1ミリ秒の無線フレームは、各々の長さが2560チップである15個のスロットに分割される。上記の図は、SCH無線フレームの構造を例示する。プライマリSCHは、長さが256チップの変調コードから構成され、プライマリ同期コード(PSC)はスロット毎に一回送信される。PSCはシステム内の全てのセルに対して同一である。セカンダリSCHは、長さ256チップの変調コードの長さ15のシーケンスの繰り返し送信からなり、セカンダリ同期コード(SSC)はプライマリPCHと同時に送信される。SSCはcs i,kと表される。ここで、i=0、1…63はスクランブリングコードグループ数であり、k=0、1、…14はスロット番号である。各SSCは、長さ256の16個の異なるコードのセットから選択される。セカンダリSCH上のこのシーケンスは、セルのダウンリンクスクランブリングコードがコードグループのどれに属するかを示す。
無線通信システムが、音声、データ等の様々なタイプの通信コンテンツを提供するために広く展開されることは認識されるべきである。これらのシステムは、利用可能なシステムリソース(例えば、帯域幅および送信電力)を共有することによって複数のユーザとの通信をサポートすることが可能な多元接続システムである。そのような多元接続システムの例は、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、3GPP LTEシステム、および、直交周波数分割多元接続(OFDMA)システムを含む。
一般的に、無線多元接続通信システムは、複数の無線端末に対して通信を同時にサポートすることができる。各端末は、順方向リンクおよび逆方向リンク上での送信を介して1つ以上の基地局と通信する。順方向リンク(またはダウンリンク)は基地局から端末への通信リンクを指し、逆方向リンク(またはアップリンク)は端末から基地局への通信リンクを指す。この通信リンクは、単一入力単一出力、多重入力単一出力、または多重入力多重出力(MIMO)システムを介して確立されうる。
MIMOシステムは、データ送信のために、複数(NT個)の送信アンテナおよび複数(NR個)の受信アンテナを備える。NT個の送信アンテナとNR個の受信アンテナとで形成されるMIMOチャネルは、NS個の個別チャネルに分解され、それは、また、空間チャネルとも呼ばれる。ここで、NS≦min{NT+NR}である。NS個の個別チャネルの各々はディメンションに対応する。MIMOシステムは、複数の送信アンテナおよび受信アンテナによって作成されたさらなるディメンション性が利用される場合に、改善されたパフォーマンス(例えば、より高いスループットまたはより良い信頼性)を提供することができる。
MIMOシステムは、時分割二重通信(TDD)および周波数分割二重通信(FDD)システムをサポートする。TDDシステムにおいて、順方向および逆方向リンクの送信は、相反定理(reciprocity principle)が逆方向リンクから順方向リンクチャネルの推定可能にするように、同一の周波数領域上に存在する。これは、アクセスポイントが、複数のアンテナがアクセスポイントで利用可能な場合に、順方向リンク上で送信ビームフォーミング利得を抽出することを可能にする。
図3を参照すると、一態様に従った多元接続無線通信システムが例示される。アクセスポイント400(AP)は、あるグループが404および406を含み、別のグループが408および410を含み、さらに別のグループが412および414を含む複数のアンテナグループを含む。図3において、2つのアンテナのみが各アンテナグループに対して示されるが、より多く数のアンテナまたはより少ない数のアンテナが各アンテナグループに利用されうる。アクセス端末416(AT)はアンテナ412および414と通信状態にあり、アンテナ412および414は順方向リンク420を通してアクセス端末416に情報を送信し、逆方向リンク418を通してアクセス端末416から情報を受信する。アクセス端末422はアンテナ406および408と通信状態にあり、アンテナ406および408は順方向リンク426を通してアクセス端末422に情報を送信し、逆方向リンク424を通してアクセス端末422から情報を受信する。FDDシステムにおいて、通信リンク418、420、424、および426は通信のために異なる周波数を使用する。例えば、順方向リンク420は、逆方向リンク418で使用されるそれとは異なる周波数を使用する。
アンテナグループの各々またはそれらが通信するように設計されたエリアは、しばしば、アクセスポイントのセクタと呼ばれる。その態様において、アンテナグループは各々、アクセスポイント400によってカバーされるエリアのセクタにおいてアクセス端末と通信するように設計される。
順方向リンク420および426上の通信において、アクセスポイント400の送信アンテナは、異なるアクセス端末416および424に対する順方向リンクの信号対雑音比を改善するためにビームフォーミングを利用する。加えて、そのカバレッジ全体にランダムに分散されたアクセス端末に送信するためにビームフォーミングを使用するアクセスポイントは、単一のアンテナを通して全てのアクセス端末に送信するアクセスポイントよりも少ない干渉を隣接セル内のアクセス端末に引き起こす。
アクセスポイントは複数の端末と通信するために使用される固定局であり、それは、また、アクセスポイント、ノードB、またはいくつかの別の用語で呼ばれる。アクセス端末は、また、アクセス端末、ユーザ機器(UE)、無線通信デバイス、端末、アクセス端末、またはいくつかの別の用語で呼ばれる。
図4は、MIMOシステム500における送信機システム510(アクセスポイントとしても知られている)および受信機システム550(アクセス端末としても知られている)の態様のブロック図である。送信機システム510において、多数のデータストリームに対するトラフィックデータがデータソース512から送信(TX)データプロセッサ514に提供される。
ある態様において、各データストリームはそれぞれの送信アンテナを通して送信される。TXデータプロセッサ514は、符号化データを提供するために、そのデータストリームに対して選択された特定の符号化スキームに基づいて、各データストリームに対するトラフィックデータをフォーマット、符号化、およびインターリーブする。
各データストリームに対する符号化データは、CDMA技術を使用してパイロットデータと共に多重送信される。パイロットデータは、典型的に、既知の方法で処理される既知のデータパターンであり、それは、チャネル応答を推定するために受信機システムで使用される。各データストリームに対する、多重送信されたパイロットと符号化データは、次に、変調シンボルを提供するために、そのデータストリームに対して選択された特定の変調スキーム(例えば、BPSK、QSPK、M-PSK、またはM-QAM)に基づいて、変調(すなわち、シンボルマップ)される。各データストリームに対するデータレート、符号化、および変調は、プロセッサ530によって実行される命令によって決定されうる。
全てのデータストリームに対する変調シンボルは、次に、TX MIMOプロセッサ520に提供され、それは、その変調シンボル(例えば、CDMAのための)をさらに処理する。TX MIMOプロセッサ520は、次に、NT個の変調シンボルストリームをNT個の送信機(TMTR)522a〜522rに提供する。ある実施例において、TX MIMOプロセッサ520は、ビームフォーミング重みをデータストリームのシンボルと、シンボルが送信されているアンテナとに適用する。
各送信機522は、1つ以上のアナログ信号を提供するために、それぞれのシンボルストリームを受信および処理し、MIMOチャネルを通る送信に適切な変調信号を提供するために、そのアナログ信号をさらに調整(例えば、増幅、フィルタ、およびアップコンバート)する。送信機522a〜522rからのNT個の変調信号は、次に、NT個のアンテナ524a〜524tからそれぞれ送信される。
送信機システム550において、送信された変調信号は、NR個のアンテナ552a〜552rによって受信され、各アンテナ552からの受信信号は、それぞれの受信機(RCVR)554a〜554rに提供される。各受信機554は、それぞれの受信信号を調整(例えば、フィルタ、増幅、およびダウンコンバート)し、サンプルを提供するために調整信号をデジタル化し、対応する「受信された」シンボルストリームを提供するためにそのサンプルをさらに処理する。
RXデータプロセッサ560は、次に、NT個の「検出された」シンボルストリームを提供するために、特定の受信機処理技術に基づいて、NR個の受信シンボルストリームをNR個の受信機554から受信および処理する。RXデータプロセッサ560は、次に、データストリームに対するトラフィックデータを復元するために、検出されたシンボルストリームの各々を復調、デインターリーブ、および復号する。RXデータプロセッサ560による処理は、送信機システム510のTX MIMOプロセッサ520およびTXデータプロセッサ514によって実行される処理と相補的である。
プロセッサ570は、どのプリコーディング行列が使用されるかを周期的に決定する(以下に議論される)。プロセッサ570は、行列インデックスの部分およびランク値の部分を備える逆方向リンクメッセージを形式化する。
逆方向リンクメッセージは、通信リンクまたは受信されたデータストリームに関する様々なタイプの情報を備える。逆方向リンクメッセージは、次に、多数のデータストリームに対するトラフィックデータをデータソース536から受信するTXデータプロセッサ538によって処理され、変調器580によって変調され、送信機554a〜554rによって調整され、送信機システム510に送信される。
送信機システム510において、受信機システム550からの変調信号は、アンテナ524によって受信され、受信機522によって調整され、復調器540によって復調され、受信機システム550によって送信された逆方向リンクメッセージを抽出するために、RXデータプロセッサ542によって処理される。プロセッサ530は、次に、ビームフォーミング重みを決定するためにどのプリコーディング行列を使用するかを決定し、次に抽出されたメッセージを処理する。
ある態様において、論理チャネルは、制御チャネルおよびトラフィックチャネルに分類される。論理制御チャネルは、システム制御情報を同報するためのDLチャネルである報知制御チャネル(BCCH)を備える。ページング制御チャネル(PCCH)はページング情報を転送するDLチャネルである。マルチキャスト制御チャネル(MCCH)は、マルチメディアブロードキャスト/マルチキャストサービス(MBMS)スケジューリングおよび1つまたはいくつかのMTCHについての制御情報を送信するために使用されるポイント・ツー・マルチポイントのDLチャネルである。一般的に、RRC接続を確立した後、このチャネルは、MBMS(注:旧式のMCCH+MSCH)を受信するUEによってのみ使用される。個別制御チャネル(DCCH)は、個別チャネル情報を送信するポイント・ツー・ポイントの双方向チャネルであり、RRC接続を有するUEによって使用される。一態様において、論理トラフィックチャネルは、ユーザ情報の転送用であり1つのUE専用のポイント・ツー・ポイントの双方向チャネルである個別トラフィックチャネル(DTCH)を備える。加えて、マルチキャストトラフィックチャネル(MTCH)は、トラフィックデータを送信するためのポイント・ツー・マルチポイントのDLチャネルである。
ある態様において、トランスポートチャネルはDLおよびULに分類される。DLトランスポートチャネルは、同報チャネル(BCH)、ダウンリンク共有データチャネル(DL-SDCH)およびページングチャネル(PCH)を備える。UE電力節減(DRXサイクルはネットワークによってUEに示される)をサポートするPCHは、セル全体にわたって同報され、別の制御/トラフィックチャネルに使用されうるPHYリソースにマップされる。ULトランスポートチャネルは、ランダムアクセスチャネル(RACH)、要求チャネル(REQCH)、アップリンク共有データチャネル(UL-SDCH)、および複数のPHYチャネルを備える。PHYチャネルは、DLチャネルおよびULチャネルのセットを備える。
DL PHYチャネルは、共通パイロットチャネル(CPICH)、同期チャネル(SCH)、共通制御チャネル(CCCH)、共有DL制御チャネル(SDCCH)、マルチキャスト制御チャネル(MCCH)、共有UL割当チャネル(SUACH)、肯定応答チャネル(ACKCH)、DL物理共有データチャネル(DL-PSDCH)、UL電力制御チャネル(UPCCH)、ページングインジケータチャネル(PICH)、および負荷インジケータチャネル(LICH)を備える。
UL PHYチャネルは、物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)、チャネル品質インジケータチャネル(CQICH)、肯定応答チャネル(ACKCH)、アンテナサブセットインジケータチャネル(ASICH)、共有要求チャネル(SREQCH)、UL物理共有データチャネル(UL-PSDCH)、およびブロードバンドパイロットチャネル(BPICH)を備える。
プライマリSCHは、チップ、スロット、およびシンボルの同期化を可能にし、全てのセルにおいて同じである256チップから構成される。セカンダリSCHは、フレーム同期化およびコードグループ(すなわち、64の内の1つ)を提供し、セカンダリ同期コードの15コードのシーケンスである。64個のスクランブリングコードグループに対応する64個のS-SCHシーケンスが存在する。256個のチップは、異なるセルおよびスロットインターバルに対して異なる。CPICHは、プライマリスクランブリングコードを発見するために使用される8個のスクランブリングコードのうちの1つである。PCCPCH(プライマリ共通制御物理チャネル)は、拡散係数256で、27kbpsレートで固定の30kbpsチャネルである、スーパーフレーム同期化およびBCCH情報のためのものである。SCCPCH(セカンダリ共通制御物理チャネル)はFACHおよびPCHチャネルを可変ビットレートで伝達する。
図5において、例示的なW-CDMAプロトコル構成600は、システムに大幅な柔軟性を与えるように設計された階層構造を有する。2つの主要部分は、図1に描写されるように、コアネットワーク(CN)および無線アクセスネットワーク(RAN)である。RANの構造、およびいくつかの重要な用語とそれとの関連性が、W-CDMAプロトコル構造600に例示される。この図が単に例示的なものであることを認識することは重要である。チャネルの数およびタイプ、ユーザサービスの数およびタイプ、およびこの構造内のブロック構成を含む正確な構造は、システムの現在の必要性を満たすために、ある時間にわたって変化するであろう。アップリンクおよびダウンリンクの構造はかなり類似しているが、いくつかのタイプのチャネルは、別のタイプのチャネルが双方向に存在する一方で、一方向にのみ存在する。
WCDMA構造600は、「アクセス層」602および「非アクセス層」604に垂直に分割され、「制御プレーン」606および「ユーザプレーン」608に水平に分割される。プロトコル層1(L1)610および2(L2)612はアクセス層602内に存在する。プロトコル層3(L3)614は、アクセス層602と非アクセス層604との間で分割される。層2および3(610、612)において、制御プレーンおよびユーザプレーン情報は個々のチャネル上で伝達される。層1 612内で、いくつかのチャネルは、制御プレーン情報のみを伝達し、別のチャネルはユーザおよび制御プレーンデータの両方を伝達する。
例示的な態様における非アクセス層604は、制御プレーン606上に、呼制御(CC)、モバイル管理(MM)、GPRS移動性管理(GMM)等の機能に関するネットワーク制御616を備える。ユーザプレーン608上で、非アクセス層604は、適応マルチレート(AMR)音声コンポーネント618、回路交換(CS)コンポーネント620、およびパケットサービス(PS)コンポーネント622を含む。
アクセス層602のL3 614において、ネットワーク制御616からの通信は、無線リソース制御(RRC)624および無線アクセスベアラ626を通してL2 612の無線リンク制御(RLC)628に進む。AMR音声コンポーネント618、CSデータコンポーネント620、およびPSコンポーネント622は、無線アクセスベアラ630(1−n)、無線アクセスベアラ(1-m)626を通してL2 612のパケットデータ収束プロトコル(PDCP)コンポーネント632およびRLC 628に進む。L2層612に続いて、論理チャネル(DCCH、CCCH、PCCH、BCCHおよびDTCH)は、媒体アクセス制御(MAC)634に進む。次に、MAC 634 は、L1 610の符号化、レートマッチング、拡散、および変調コンポーネント636でトランスポートチャネル(DCH、PCH、BCH、RACH、FACH)を介して通信する。それは、次に、物理チャネル(DPCH、P-CCPCH、PRACH、S-CCPCH、AICH、PICH)を介して無線で通信する。
無線リソース制御(RRC)は、UMTS WCDMAプロトコルスタックに属し、UE(ユーザ機器)とUTRANとの間で層3の制御プレーンシグナリングを処理し、接続確立および接続解除、システム情報のブロードキャスト、無線ベアラ確立/再構成および解除、RRC接続移動性手順、ページング通知および解除、外部のループ電力制御のための機能を実行する。
図6において、L3情報を受信するRB 0 654を有する無線ベアラ(RB)レベル652を有する通信デバイス650が描写される。一方向の通信は論理チャネルレベル660のPCCH 656に進み、双方向の通信は論理チャネルレベル660のCCCH 658と交換される。PCCH 656は、一方向の通信をトランスポートチャネルレベル664のPCH 662に進める。CCCH 658は一方向の送信をトランスポートチャネルレベル664のFACH 668に送り、一方向の通信をトランスポートチャネルレベル664のRACH 670から受信する。物理チャネルレベル672は、AICH 674と、ダウンリンク(DL)678の一部となる、PCH 662から制御を受信するPICH 676とを含む。加えて、S-CCPCH 680は、通信をPCH 662とFACH 668の両方から受信し、それは、DL 678の一部である。物理チャネルレベル672は、また、入力をアップリンク(UL)684から受信し、RACH 670に伝達するPRACH 682を有する。
図7において、周波数間ハードハンドオーバ700についての方法論が描写される。ブロック702において、再試行カウンタはゼロ(0)に設定される。次に、ブロック704において、再試行カウンタが、高い可能性のターゲットセル獲得について十分に徹底的となるように選択されるN回の再試行よりも少ない数か否かについて決定される。N回の再試行に到達すると、ブロック706において、方法論は終了する。N回の再試行に到達していない場合、ブロック708において、初期状態である(すなわち、再試行カウンタが0である)か否かについての決定が行われる。初期状態である場合、ターゲットセルを迅速に獲得する試みが行われる。ブロック710において、P-SCHのサーチを実行することが描写され、次に、ブロック712において、ピークが発見されたか否かについて描写される。ピークが発見されない場合、次に、ブロック714において、再試行カウンタがインクリメントされ、プロセスはブロック704に戻る。ブロック710において成功すると、次に、ブロック716において、狭いウィンドウCPICHサーチが実行される。ブロック718において、ピークがCPICHで発見されなかったと決定されると、次に、プロセスはさらなる再試行のために714に戻る。ブロック718において成功すると、次に、ブロック720において、同報チャネル(BCH)が復号される。ブロック722において、サイクリック冗長チェック(CRC)が通るか否かを決定することによって成功した場合、次に、方法論700はブロック706で終了するか、そうでなければ、さらなる再試行のためにブロック714に戻る。
セルサーチ手順でのこの初期試行を別の方法で説明するために、セルサーチの間、UEはセルをサーチし、そのセルのダウンリンクスクランブリングコードおよびフレーム同期を決定する。セルサーチは、典型的に、3つの段階で実行される。第1段階はスロット同期である。セルサーチ手順の第1段階の間、UEは、セルへのスロット同期を獲得するために、SCHのプライマリ同期コードを使用する。これは、典型的に、全てのセルに共通であるプライマリ同期コードに整合された単一の整合フィルタ(または、任意の類似デバイス)を用いて実行される。セルのスロットタイミングは、整合フィルタ出力のピークを検出することによって獲得される。第2段階はフレーム同期およびコードグループ識別に関する。セルサーチ手順の第2段階の間、UEは、フレーム同期を発見し、第1段階で発見されたセルのコードグループを識別するためにSCHのセカンダリ同期コードを使用する。これは、受信された信号を全ての起こりうるセカンダリ同期コードシーケンスと相関させ、そして、最大相関値を識別することによって実行される。シーケンスのサイクルシフトが一意的であるため、コードグループ並びにフレーム同期が決定される。第3段階は、スクランブリングコード識別のためのものである。セルサーチ手順の第3段階の間、UEは、発見されたセルによって使用される正確なプライマリスクランブリングコードを決定する。プライマリスクランブリングコードは、典型的に、第2段階で識別されたコードグループ内の全てのコードと、CPICHに対するシンボル毎の相関を通して識別される。プライマリスクランブリングコードが識別された後、プライマリCCPCHが検出されうる。また、システムおよびセル固有のBCH情報が読み取られうる。どのスクランブリングコードをサーチするかということについての情報をUEが受信すると、上記の第2および第3段階は簡単化される。
しばしば成功するが、厳しいチャンル品質状態において、UEは、これらの態様の同期チャネルの検出に成功することができないかも知れない。ブロック712または718のいずれかで失敗が生じた場合、効果のない試行の継続を回避するために、ブロック704および708での決定は、獲得の成功がより一層見込まれるアプローチを使用する時間を示すであろう。ブロック724において、フルウィンドウCPICHサーチは、あるいは不正確なスロットタイミング情報の助けを借りずに、ブラインドに実行される。ブロック726において、ピークが発見されないと、再試行がブロック714に戻ることで行われ、それが成功すると、BCHの復号がブロック720で発生する。
図8において、WCDMAハードハンドオーバにおけるセルタイミング獲得801は、P-SCHを使用し、続いてタイミング情報を用いてサーチされたCPICHをすることによって獲得に成功した場合であっても、さらに短くされる。周波数間ハードハンドオーバ(IFHHO)手順(IFHHO)は、ハードハンドオーバを暗に意味するRRCメッセージを用いてUTRANから開始される。UEが、アクティブ化時間「今」で、あるいはRRC命令を含む最後のTTIの終端からDhandover秒よりも早くハードハンドオーバを暗に意味するRRCメッセージを受信すると、UEは、RRC命令を含む最後のTTIの終端からDhandover秒内に新しいアップリンクDPCCHの送信を開始する準備をする。
DPCCHについて、個別物理制御チャネルはUMTSからの用語である。これはシグナリングが送信される物理チャネル(UE(ユーザ機器)からノードB(トランシーバ基地局)へのアップリンク上、およびノードBからUEへのダウンリンク上で)である。
TTIについて、送信時間インターバルは、無線リンク層上で送信するために、より高い層からフレームにデータをカプセル化することに関連するUMTS(および、別のデジタル電気通信ネットワーク)におけるパラメータである。TTIは、無線リンク上で独立して復号可能な送信の長さを指す。TTIは、より高いネットワーク層から無線リンク層に送られるデータブロックのサイズに関連する。無線リンクデータ上でのフェージングおよび干渉による誤りを解消するために、送信機でブロックに分割され、次に、ブロック内のビットは符号化およびインターリーブされる。そのようなブロックを1つ送信するために要求される時間の長さがTTIを決定する。受信機において、所与のブロックからの全てのビットは、それらがデインターリーブおよび復号されうる前に受信される必要がある。ビットを復号化し、受信機はビット誤り率(BER)を推定することができる。さらに、最短の復号可能な送信が1つのTTIであるため、BERが推定されうる最短の期間もまた1つのTTIである。このように、推定されたBERに基づくリンク適応技術を備えるネットワークにおいて、リンク上の状態に適応するために使用される推定されたパフォーマンスの複数の報告の間の最短のインターバルは、少なくとも1つのTTIである。無線リンクにおいて変化する状態に迅速に適応可能であるために、通信システムはより短いTTIを有さなければならない。インターリービングの効果からより利益を得るため、さらに、誤り訂正および圧縮技術の効率を上げるために、システムは、一般的に、より長いTTIを有す必要がある。これら2つの矛盾する要件がTTIの選択を決定する。
アクセスが、RRC命令を含む最後のTTIの終端からDhandover秒よりも遅い指示されたアクティブ化時間まで遅れた場合、UEは、指定のアクティブ化時間で新しいアップリンクDPCCHを送信開始する準備をする。
中断時間。Dhandoverは、TS 25.331のセクション13.5.2に定義されるRRC手順の遅延と中断時間との加算に等しい。中断時間(すなわち、古いDPDCH上にトランスポートブロックを含む最後のTTIと、UEが新しいアップリンクDPCCHの送信を開始する時間との間の時間)は、ターゲットセルがUEに対して知られているか否かに依存する。
IFHHOが命令され、周波数間測定を実施するためにUEが圧縮モードを必要とする場合、中断時間は、Tinterrupt2よりも短い:
Figure 0005384651
ここにおいて、TIUは、古いセルから新セルにタイミングが変わるときの中断不確実性(interruption uncertainty)である。TIUは最大で1つのフレームでありうる。KCはメッセージ内の既知のターゲットセルの数であり、OCはメッセージ内の未知のターゲットセルの数である。Fmaxは、同一のCCTrCH(符号化圧縮トランスポートチャネル)に多重化される全てのトランスポートチャネルの送信時間インターバル内の無線フレームの最大数を表す。40ミリ秒という数値は、TS 25.214セクション4.3.1.2に示されるように、ダウンリンクDPCCHチャネルを測定するために要求される時間である。中断要求Tinterrupt2において、セルは、そのセルが最後の5秒の間にUEによって測定された場合に知られる。要求は、ここで、N 312が可能性のある最小値を有する(すなわち、たった1つのインシンク(insync)のみが要求される)と仮定する。
新しい周波数における獲得サーチ。ブラインドなIFHHOにおいて、ピークを発見するためにリストサーチがフレーム全体にわたって行われる。別の方法は、スロットタイミング発見するためにP-SCHに基づいて初期サーチを行い、それが成功した場合、続いて、圧縮モードで周波数間セルサーチとして15のリストサーチを行うことである。
PCCPCH復号およびSFN読取。SFN(セルシステムフレーム番号)は、ノードB上のセルのフレーミング(framing)およびタイミングを識別するためにUMTSシステムにおいて使用される。引き込み(pull-in)成功後、UEは、PCCPCH復号およびのために物理チャネルを割り当て、SFNを読み取る。一般的に、PCCPCH TTI境界の開始を決定するために、2つの物理チャネルが代替のオフセット仮定(offset hypothesis)を用いて割り当てられる。CRC通過基準は、PCCPCHの同期化を宣言する前に、閾値をパスするために2回チェックされ、SFNの読み取りに成功する。このプロセスは、引き込みの成功とSFN読取の成功との間のトータル時間内に、復号の際に時間がかかり、さらに、フレーム境界を待つ際に時間がかかる。この時間は、単に1つの仮説がCRCを通過し、もう一方の仮説が通過しないことによって、804で描写されるようにIFHHOの間の成功する基準を定義することによって減らされうる。両方が通過した場合、または両方が通過しなかった場合、第2のチェックが決定するために実行される。この変更だけの場合に時間が削減されうる。
DCHの停止から獲得サーチの開始までの手順。DCHを停止した後、一般的に、UEは、SW 遊休状態に入り、次に、獲得を開始するためにACQ状態に入る。これらは単にソフトウェア状態であるが、これらの状態において初期化を実行するこれらの遷移の間に、いくらかの遅延があるように見える。DCHからACQ状態への直接な遷移は、806で描写されるように、この遅延を、~5秒またはそれ以上減らすことができる。
DCHにおけるSFN読取とDPCH割当の手順。SFNの読取に成功した後、一般的に、UEは、SFN読取チャネルを非アクティブ化および再度アクティブ化することによって進行し、PCCPCH(BCH)のための物理チャネル(PhCH)CCTrCH設定を行う。次に、UEは、DCHに入り、PhCHをDPCHに割り当てを開始する。これらの2つのプロセスは、それぞれ15ミリ秒および14ミリ秒かかる。好都合に、これら2つのチャネルのセットを同時に設定することによって(すなわち、SFN読取のためにPhCHを分解する前にDPCHを設定する)、Tinterrupt2遅延はさらに〜10ミリ秒分だけ減らされうる。
図9の別の態様において、ユーザ機器900は、コンピュータに、厳しいチャネル品質環境において、周波数間ハードハンドオーバを実行させるための手段を提供するモジュールを含む。モジュール902は、スロットタイミングを決定するためにターゲット基地ノードの同期チャネルの獲得を試み、続いて、セルタイミングを決定するために共通パイロットチャネルの部分的なウィンドウサーチを行う。モジュール904は、ターゲット基地ノードの獲得の失敗を決定する。モジュール906は、セルタイミング獲得時の時間消費の一様の増加なく、ハードハンドオーバの間により高い成功率でターゲット基地ノードを獲得するために共通パイロットチャネル(CPICH)のフルウィンドウサーチを、スロットタイミング情報なしに、ブラインドに実行する。
図10の別の態様において、ユーザ機器920は、コンピュータに、厳しいチャネル品質環境において周波数間ハードハンドオーバを実行させるための手段を含む。手段922は、スロットタイミングを決定するためにターゲット基地ノードの同期チャネルの獲得を試み、続いて、セルタイミングを決定するために共通パイロットチャネルの部分的なウィンドウサーチを行う。手段924は、ターゲット基地ノードの獲得の失敗を決定する。手段926は、セルタイミング獲得時の時間消費の一様の増加なく、ハードハンドオーバの間イに、より高い成功率でターゲット基地ノードを獲得するために共通パイロットチャネル(CPICH)のブラインドなフルウィンドウサーチを、スロットタイミングなしに、実行する。
上に記述されたことは、様々な態様の例を含む。当然、様々な態様を記述する目的でコンポーネントおよび方法論の全ての想像できる組み合わせを記述することは不可能であるが、当業者は、多数の追加の組み合わせおよび置換が可能であることを認識する。従って、主題の仕様は、添付の特許請求の範囲の精神および範囲に含まれる全てのそのような代替、変更、および変化を包含することを対象とする。
特に、上に記述されたコンポーネント、デバイス、回路、システム、およびそのようなものによって実行される様々な機能性に関して、そのようなコンポーネントを記述するために仕様される用語(
[手段]への参照を含む)は、そうではないと示されない限り、例示的な態様が示される本明細書における機能を実行する、記述された構造に等価的でない場合においても、記述されたコンポエーント(例えば、機能性等化物)の特定の機能を実行する任意のコンポーネントに対応することを意図する。これに関して、また、様々な態様が、様々な方法の動作またはイベントを実行するためのコンピュータ実行可能命令を有するシステム並びにコンピュータ読み取り可能媒体を含むことが認識されるであろう。
加えて、特定の特徴がいくつかの実施のうちの1つに関してのみ記述されるが、任意の所与ののまたは特定のアプリケーションに対して所望されるまたは有益であるとして、そのような特徴は別の実施の1つ以上の別の特徴と組み合わされうる。「含む」および「含まれている」という用語およびそれの変形が発明の詳細な説明または特許請求の範囲のいずれかで使用される場合、これらの用語は、「備える」という用語に類似した方法で包括的であることを意図する。さらに、発明の詳細な説明または特許請求の範囲のいずれかで使用される「または」という用語は、「非排他的なまたは」を意図する。
さらに、認識されるように、開示されたシステムおよび方法の様々な部分は、技術的知能、機械読み取り、または知識またはルールベースのコンポエーント、サブコンポーネント、プロセス、手段、方法論、またはメカニズム(例えば、ベクトル機械のサポート、中間ネットワーク、専門システム、ベイズの信念ネットワーク、ファジー論理、データフュージョンエンジン、分類器)などを包含し、またはそれらで構成されうる。そのようなコンポーネントは、とりわけ、システムおよび方法の部分をより適応的および効果的かつ知的にするために、それによって実行される特定のメカニズムまたはプロセスを自動化する。それに制限されない例として、発展型RAN(例えば、アクセスポイント、ノードB)は、同様な状況下での同一または類似した機械との以前のインタラクションに基づいて、少ない待ち時間および接続エラーで、他のタイプのRATへのハンドオーバを容易にするためのデータトラフィック状態および機会を推測または予測する。
上に記述された例示的なシステムの観点から、開示された主題に従って実施される方法論がいくつかのフロー図に関連して記述された。説明を簡単にする目的のために、方法論は、一連のブロックとして提示および記述されるが、いくつかのブロックは、ここに描写および記述されたものとは異なる順序あるいはそれとは別のブロックと同時に発生するため、請求される主題がブロックの順序によって限定されないことは理解および認識されるべきである。さらに、全ての示されたブロックが本明細書に記述された方法論を実施するために要求されるわけではない。加えて、本明細書に開示される方法論が、そのような方法論をコンピュータに移送および遷移を容易にするために、製品に記憶されうることはさらに認識されるべきである。製品という用語は、本明細書で使用されるように、コンピュータ読み取り可能デバイス、キャリア、媒体からアクセス可能なコンピュータプログラムを包含することを意図する。
参照によって全体的または部分的に組み込まれるとされた任意の特許、公報、または他の開示マテリアルは、組み込まれるマテリアルが既存の定義、ステートメント、または、本開示に示された他の開示マテリアルと矛盾しない範囲においてのみ、本明細書に組み込まれることは認識されるべきである。そのように、および必要な限り、本明細書に明確に示される本開示は、参照により本明細書に組み込まれる任意の矛盾するマテリアルにとって代わる。本明細書に参照によって組み込まれるが既存の定義、ステートメント、あるいは、本明細書に示された別の開示マテリアルと矛盾する任意のマテリアル、またはその一部は、その組み込まれたマテリアルと既存の開示されたマテリアルとの間に矛盾が生じない場合に限って組み込まれるであろう。
なお、本願の出願当初の請求項と同一の記載を以下に付記する。
[C1]厳しいチャネル品質環境において周波数間ハードハンドオーバのための方法であって:
スロットタイミングを決定するためにターゲット基地ノードの同期チャネルの獲得を試行し、続いて、前記セルタイミングを決定するために共通パイロットチャネルの部分的なウィンドウサーチを行うことと;
前記ターゲット基地ノードの獲得失敗を決定することと;
セルタイミング獲得における時間消費の一様の増加なく、ハードハンドオーバの間に高い成功率で前記ターゲット基地ノードを獲得するために、前記共通パイロットチャネル(CPICH)を、スロットタイミング情報なしに、ブラインドなフルウィンドウサーチを実行することと;
を備える方法。
[C2]前記ターゲット基地局へのスロット同期を獲得するためにプライマリ同期コードを使用することと;
前記コードグループの前記狭いウィンドウを通してシンボル毎の相関によってプライマリスクランブリングコードを決定することと;
によって前記同期チャネルの獲得を試行することをさらに備える、C1の方法。
[C3]前記CPICHのピークを発見するために複数の再試行を実行することと;
前記発見されたピークに基づいて同報チャネルを符号化することと;
サイクリック冗長チェック(CRC)を満たすと決定する時に、前記ターゲット基地局を獲得することと;
によって、前記共通パイロットチャネル(CPICH)の前記フルウィンドウサーチを実行することをさらに備える、C2の方法。
[C4]前記CPICHのピークを発見するために複数の再試行を実行することと;
前記発見されたピークに基づいて同報チャネルを符号化することと;
サイクリック冗長チェック(CRC)を満たすと決定するときに前記ターゲット基地局を獲得することと;
によって前記共通パイロットチャネル(CPICH)の前記フルウィンドウサーチを実行することをさらに備える、C1の方法。
[C5]個別チャネル(DCH)停止状態から獲得状態に直接遷移することによってハンドオーバ遅延を減らすことをさらに備える、C1の方法。
[C6]同時に実行される4つのリストサーチを用いて前記全ウィンドウサイズを4または8に区分することによってピークを発見するために、フレーム全体にわたってリストサーチを実行することによって、ブラインドな周波数間ハードハンドオーバを実行することをさらに備えるC1の方法。
[C7]次に圧縮モードで15のリストサーチを実行することをさらに備える、C6の方法。
[C8]獲得引き込みに成功した後に、物理チャネルをプライマリ共通制御物理チャネル(PCCPCH)復調に割り当て、2つの物理チャネルを代替のオフセット2つの仮定を用いて割り当てることによってシーケンスフレーム番号を読み取ることと;
PCCPCH復調に対するサイクリック冗長チェック(CRC)通過基準をチェックすることと;
1つの仮定はCRCを一度通過し、もう一方の仮定は通過しないように成功基準を定義することによって、PCCPCHの同期化を宣言し、SFNを正確に読み取ることと;
をさらに備える、C1の方法。
[C9]シーケンスフレーム番号(SFN)の読み取りに成功した後に、共通制御物理チャネル(PCCPCH)に対する物理チャネル(PhCH)符号化複合トランスポートチャネル(CCTrCH)を設定することと;
物理チャネル(PhCH)を個別物理チャネル(DPCH)に割り当てるために個別チャネル(PhCH)に同時に入ることと;
をさらに備える、C1の方法。
[C10]厳しいチャネル品質環境において周波数間ハードハンドオーバのための少なくとも1つのプロセッサであって:
スロットタイミングを決定するためにターゲット基地ノードの同期チャネルの獲得を試行し、セルタイミングを決定するために共通パイロットチャネルの部分的ウィンドウサーチを行うための第1のモジュールと;
前記ターゲット基地ノードの獲得に失敗したことを決定するための第2のモジュールと;
セルタイミング獲得における時間消費の一様の増加なく、ハードハンドオーバの間により高い成功率で前記ターゲット基地ノードを獲得するためにブラインドに前記共通パイロットチャネル(CPICH)のフルウィンドウサーチを、スロットタイミング情報なしに実行するための第3のモジュールと;
を備える少なくとも1つのプロセッサ。
[C11]コンピュータ読み取り可能媒体を備える、厳しいチャネル品質環境における周波数間ハードハンドオーバのためのコンピュータプログラム製品であって、前記コンピュータ読み取り可能媒体は:
コンピュータに、スロットタイミングを決定するためにターゲット基地ノードの同期チャネルの獲得を試行させ、セルタイミングを決定するために共通パイロットチャネルの部分的なウィンドウサーチを行わせるための第1のコードセットと;
前記コンピュータに、前記ターゲット基地ノードの獲得失敗を決定させるための第2のコードセットと;
前記コンピュータに、セルタイミング獲得における時間消費の一様の増加なく、ハードハンドオーバの間に、より高い成功率で前記ターゲット基地ノードを獲得するためにブラインドに前記共通パイロットチャネル(CPICH)のフルウィンドウサーチを、スロットタイミング情報なしに実行させるための第3のコードセットと;
を備える、コンピュータプログラム製品。
[C12]厳しいチャネル品質環境における周波数間ハードハンドオーバのための装置であって: スロットタイミングを決定するためにターゲット基地ノードの同期チャネルの獲得を試行し、続いて、セルタイミングを決定するために共通パイロットチャネルの部分的なウィンドウサーチを実行するための手段と;
前記ターゲット基地ノードの獲得失敗を決定するための手段と;
セルタイミング獲得における時間消費の一様の増加なく、ハードハンドオーバの間により高い成功率で前記ターゲット基地ノードを獲得するためにブラインドに前記共通パイロットチャネル(CPICH)のフルウィンドウサーチを、スロットタイミング情報なしに、実行するための手段と;
を備える装置。
[C13]厳しいチャネル品質環境における周波数間ハードハンドオーバのための装置であって: スロットタイミングを決定するためにターゲット基地ノードの同期チャネルの獲得を試行し、続いて、セルタイミングを決定するために共通パイロットチャネルの部分的なウィンドウサーチを実行するように構成された受信機と;
前記ターゲット基地ノードの獲得失敗を決定するためのコントローラと;
を備え、
前記受信機は、セルタイミング獲得における時間消費の一様の増加なく、ハードハンドオーバの間により高い成功率で前記ターゲット基地ノードを獲得するためにブラインドに前記共通パイロットチャネル(CPICH)のフルウィンドウサーチを、スロットタイミング情報なしに実行するようにさらに構成される、装置。
[C14]前記受信機は、
前記ターゲット基地局を獲得するためにプライマリ同期コードを使用することと;
前記コードグループの前記狭いウィンドウにわたって、シンボル毎の相関によってプライマリスクランブルコードを決定することと;
によって、前記同期チャネルの獲得を試みるようにさらに構成される、C13の装置。
[C15]前記受信機は、
前記CPICHのピークを発見するために複数の再試行を実行することと;
前記発見されたピークに基づいて同報チャネルを符号化することと;
サイクリック冗長チェック(CRC)を満足すると決定するとき前記ターゲット基地局を獲得することと;
によって、前記共通パイロットチャネル(CPICH)の前記フルウィンドウサーチを実行するようにさらに構成される、C14の装置。
[C16]前記受信機は、
前記CPICHのピークを発見するために複数の再試行を実行すること;
前記発見されたピークに基づいて同報チャネルを符号化することと;
サイクリック冗長チェック(CRC)を満たすと決定するときに前記ターゲット基地局を獲得することと;
によって前記共通パイロットチャネル(CPICH)の前記フルウィンドウサーチを実行するようにさらに構成される、C13の装置。
[C17]前記受信機は、個別チャネル(DCH)を中止状態から獲得状態に直接遷移することによって、ハンドオーバ遅延を減らすようにさらに構成される、C13の装置。
[C18]前記受信機は、4リストサーチが同時に実行されることによりウィンドウサイズを4または8に区分することによって、ピークを発見するために前記フレーム全体にわたってリストサーチを実行することによりブラインドな周波数間ハードハンドオーバを実行するようにさらに構成される、C13の装置。
[C19]前記受信機は、その後に圧縮モードで15のリストサーチを実行するようにさらに構成される、C18の装置。
[C20]前記受信機は、
獲得引き込み成功の後に、プライマリ共通制御物理チャネル(PCCPCH)復調に物理チャネルを割り当て、代替的なオフセット仮定を用いて2つの物理チャネルを割り当てることによってシーケンスフレーム番号を読み取り、
PCCPCH復調のためにサイクリック冗長チェック(CRC)通過基準を宣言し、1つの仮定はCRCを一度通過し、もう一方の仮定は通過しないように成功基準を定義することによってSFNの読み取りに成功する、
ようにさらに構成される、C13の装置。
[C21]前記受信機は、
シーケンスフレーム番号(SFN)の読み取りに成功した後に、共通制御物理チャネル(PCCPCH)についての物理チャネル(PhCH)符号化混合トランスポートチャネル(CCTrCH)を設定し;
専用物理チャネル(DPCH)に物理チャネル(PhCH)を割り当てるために専用チャネル(PhCH)に同時に入る;
ようにさらに構成される、C13の装置。

Claims (17)

  1. 厳しいチャネル品質環境において周波数間ハードハンドオーバのための方法であって:
    スロットタイミングを決定するためにターゲット基地ノードの同期チャネルの獲得を試行し、続いて、前記セルタイミングおよびスクランブリングコードグループを決定するために共通パイロットチャネルの部分的なウィンドウサーチを行うことと;
    前記ターゲット基地ノードの獲得失敗を決定することと;
    セルタイミング獲得における時間消費の一様の増加なく、ハードハンドオーバの間に高い成功率で前記ターゲット基地ノードのプライマリスクランブリングコードを獲得するために、スロットタイミング情報なしにブラインドに、前記共通パイロットチャネル(CPICH)のフルウィンドウサーチを実行することと;
    前記ターゲット基地局へのスロット同期を獲得するためにプライマリ同期コードを使用することによって、前記同期チャネルの獲得を試行することと;
    前記コードグループの狭いウィンドウを通してシンボル毎の相関によってプライマリスクランブリングコードを決定することと;
    前記CPICHのピークを発見するために複数の再試行を実行することによって、前記共通パイロットチャネル(CPICH)の前記フルウィンドウサーチを実行することと;
    前記発見されたピークに基づいて同報チャネルを復号することと;
    サイクリック冗長チェック(CRC)を満たすと決定する時に、前記ターゲット基地局を獲得することと;
    備える方法。
  2. 前記CPICHのピークを発見するために複数の再試行を実行することによって前記共通パイロットチャネル(CPICH)の前記フルウィンドウサーチを実行することと
    前記発見されたピークに基づいて同報チャネルを復号することと;
    サイクリック冗長チェック(CRC)を満たすと決定するときに前記ターゲット基地局を獲得することと
    さらに備える、請求項1の方法。
  3. 個別チャネル(DCH)停止状態から獲得状態に直接遷移することによってハンドオーバ遅延を減らすことをさらに備える、請求項1の方法。
  4. 同時に実行される4つのリストサーチを用いて前記全ウィンドウサイズを4または8に区分することによってピークを発見するために、フレーム全体にわたってリストサーチを実行することによって、ブラインドな周波数間ハードハンドオーバを実行することをさらに備える請求項1の方法。
  5. 次に圧縮モードで15のリストサーチを実行することをさらに備える、請求項の方法。
  6. 獲得引き込みに成功した後に、2つの物理チャネルを代替のオフセット2つの仮定を用いて割り当てることによって、物理チャネルをプライマリ共通制御物理チャネル(PCCPCH)復調に割り当て、シーケンスフレーム番号を読み取ることと;
    PCCPCH復調に対するサイクリック冗長チェック(CRC)通過基準をチェックすることと;
    1つの仮定はCRCを一度通過し、もう一方の仮定は通過しないように成功基準を定義することによって、PCCPCHの同期化、および、SFNの読み取り成功を宣言することと;
    をさらに備える、請求項1の方法。
  7. シーケンスフレーム番号(SFN)の読み取りに成功した後に、共通制御物理チャネル(PCCPCH)に対する物理チャネル(PhCH)符号化複合トランスポートチャネル(CCTrCH)を設定することと;
    同時に、物理チャネル(PhCH)を個別物理チャネル(DPCH)に割り当てるために個別チャネル(DCHに入ることと;
    をさらに備える、請求項1の方法。
  8. 厳しいチャネル品質環境において周波数間ハードハンドオーバのための少なくとも1つのプロセッサであって:
    スロットタイミングを決定するためにターゲット基地ノードの同期チャネルの獲得を試行し、セルタイミングおよびスクランブリングコードグループを決定するために共通パイロットチャネルの部分的ウィンドウサーチを行うための第1のモジュールと;
    前記ターゲット基地ノードの獲得に失敗したことを決定するための第2のモジュールと;
    セルタイミング獲得における時間消費の一様の増加なく、ハードハンドオーバの間により高い成功率で前記ターゲット基地ノードのプライマリスクランブリングコードを獲得するためにブラインドに前記共通パイロットチャネル(CPICH)のフルウィンドウサーチを、スロットタイミング情報なしに実行するための第3のモジュールと;
    前記ターゲット基地局へのスロット同期を獲得するためにプライマリ同期コードを使用することによって、前記同期チャネルの獲得を試行するための第4のモジュールと;
    前記コードグループの狭いウィンドウを通してシンボル毎の相関によってプライマリスクランブリングコードを決定するための第5のモジュールと;
    前記CPICHのピークを発見するために複数の再試行を実行することによって、前記共通パイロットチャネル(CPICH)の前記フルウィンドウサーチを実行するための第6のモジュールと;
    前記発見されたピークに基づいて同報チャネルを復号するための第7のモジュールと
    サイクリック冗長チェック(CRC)を満たすと決定する時に、前記ターゲット基地局を獲得するための第8のモジュールと;
    を備える少なくとも1つのプロセッサ。
  9. しいチャネル品質環境における周波数間ハードハンドオーバのためのコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって
    コンピュータに、スロットタイミングを決定するためにターゲット基地ノードの同期チャネルの獲得を試行させ、セルタイミングおよびスクランブリングコードグループを決定するために共通パイロットチャネルの部分的なウィンドウサーチを行わせるための第1のコードセットと;
    前記コンピュータに、前記ターゲット基地ノードの獲得失敗を決定させるための第2のコードセットと;
    前記コンピュータに、セルタイミング獲得における時間消費の一様の増加なく、ハードハンドオーバの間に、より高い成功率で前記ターゲット基地ノードのプライマリスクランブリングコードを獲得するためにブラインドに前記共通パイロットチャネル(CPICH)のフルウィンドウサーチを、スロットタイミング情報なしに実行させるための第3のコードセットと;
    前記コンピュータに、前記ターゲット基地局へのスロット同期を獲得するためにプライマリ同期コードを使用することによって、前記同期チャネルの獲得を試行させるための第4のコードセットと;
    前記コンピュータに、前記コードグループの狭いウィンドウを通してシンボル毎の相関によってプライマリスクランブリングコードを決定させるための第5のコードセットと;
    前記コンピュータに、前記CPICHのピークを発見するために複数の再試行を実行することによって、前記共通パイロットチャネル(CPICH)の前記フルウィンドウサーチを実行させるための第6のコードセットと;
    前記コンピュータに、前記発見されたピークに基づいて同報チャネルを復号させるための第7のコードセットと
    前記コンピュータに、サイクリック冗長チェック(CRC)を満たすと決定する時に、前記ターゲット基地局を獲得させるための第8のコードセットと;
    を備える、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体
  10. 厳しいチャネル品質環境における周波数間ハードハンドオーバのための装置であって:
    スロットタイミングを決定するためにターゲット基地ノードの同期チャネルの獲得を試行し、続いて、セルタイミングおよびスクランブリングコードグループを決定するために共通パイロットチャネルの部分的なウィンドウサーチを実行するための手段と;
    前記ターゲット基地ノードの獲得失敗を決定するための手段と;
    セルタイミング獲得における時間消費の一様の増加なく、ハードハンドオーバの間により高い成功率で前記ターゲット基地ノードのプライマリスクランブリングコードを獲得するためにブラインドに前記共通パイロットチャネル(CPICH)のフルウィンドウサーチを、スロットタイミング情報なしに、実行するための手段と;
    前記ターゲット基地局へのスロット同期を獲得するためにプライマリ同期コードを使用することによって、前記同期チャネルの獲得を試行するための手段と;
    前記コードグループの狭いウィンドウを通してシンボル毎の相関によってプライマリスクランブリングコードを決定するための手段と;
    前記CPICHのピークを発見するために複数の再試行を実行することによって、前記共通パイロットチャネル(CPICH)の前記フルウィンドウサーチを実行するための手段と;
    前記発見されたピークに基づいて同報チャネルを復号するための手段と;
    サイクリック冗長チェック(CRC)を満たすと決定する時に、前記ターゲット基地局を獲得するための手段と;
    を備える装置。
  11. 厳しいチャネル品質環境における周波数間ハードハンドオーバのための装置であって:
    スロットタイミングを決定するためにターゲット基地ノードの同期チャネルの獲得を試行し、続いて、セルタイミングおよびスクランブリングコードグループを決定するために共通パイロットチャネルの部分的なウィンドウサーチを実行するように構成された受信機と;
    前記ターゲット基地ノードの獲得失敗を決定するためのコントローラと;
    を備え、
    前記受信機は、
    セルタイミング獲得における時間消費の一様の増加なく、ハードハンドオーバの間により高い成功率で前記ターゲット基地ノードのプライマリスクランブリングコードを獲得するためにブラインドに前記共通パイロットチャネル(CPICH)のフルウィンドウサーチを、スロットタイミング情報なしに実行し、
    前記ターゲット基地局を獲得するためにプライマリ同期コードを使用することによって、前記同期チャネルの獲得を試み、
    前記コードグループの狭いウィンドウにわたって、シンボル毎の相関によってプライマリスクランブルコードを決定し、
    前記CPICHのピークを発見するために複数の再試行を実行することによって、前記共通パイロットチャネル(CPICH)の前記フルウィンドウサーチを実行し、
    前記発見されたピークに基づいて同報チャネルを復号し、
    サイクリック冗長チェック(CRC)を満足すると決定するとき前記ターゲット基地局を獲得する
    うにさらに構成される、装置。
  12. 前記受信機は、
    前記CPICHのピークを発見するために複数の再試行を実行することによって、前記共通パイロットチャネル(CPICH)の前記フルウィンドウサーチを実行し、
    前記発見されたピークに基づいて同報チャネルを復号し、
    サイクリック冗長チェック(CRC)を満たすと決定するときに前記ターゲット基地局を獲得する、
    うにさらに構成される、請求項11の装置。
  13. 前記受信機は、個別チャネル(DCH)を中止状態から獲得状態に直接遷移することによって、ハンドオーバ遅延を減らすようにさらに構成される、請求項11の装置。
  14. 前記受信機は、4リストサーチが同時に実行されることによりウィンドウサイズを4または8に区分することによって、ピークを発見するために前記フレーム全体にわたってリストサーチを実行することによりブラインドな周波数間ハードハンドオーバを実行するようにさらに構成される、請求項11の装置。
  15. 前記受信機は、その後に圧縮モードで15のリストサーチを実行するようにさらに構成される、請求項14の装置。
  16. 前記受信機は、
    獲得引き込み成功の後に、代替的なオフセット仮定を用いて2つの物理チャネルを割り当てることによって、プライマリ共通制御物理チャネル(PCCPCH)復調に物理チャネルを割り当て、シーケンスフレーム番号を読み取り、
    PCCPCH復調のためにサイクリック冗長チェック(CRC)通過基準をチェックし、
    1つの仮定はCRCを一度通過し、もう一方の仮定は通過しないように成功基準を定義することによって、PCCPCHの同期化、および、SFNの読み取り成を宣言する
    ようにさらに構成される、請求項11の装置。
  17. 前記受信機は、
    シーケンスフレーム番号(SFN)の読み取りに成功した後に、共通制御物理チャネル(PCCPCH)についての物理チャネル(PhCH)符号化混合トランスポートチャネル(CCTrCH)を設定し;
    同時に、専用物理チャネル(DPCH)に物理チャネル(PhCH)を割り当てるために専用チャネル(DCHに入る;
    ようにさらに構成される、請求項11の装置。
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