JP5383885B1 - 情報処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザへのフィードバックを迅速かつ低負荷処理で実現することができる情報処理装置を提供する。
【解決手段】UI機能部201が通信端末100から操作情報を受信し、受信された操作情報をその操作情報に応じて、その通知先としてサービスシナリオ部202か、仮想空間管理部204かを、振分情報テーブルに従って選択する。そして、仮想空間管理部204を通知先として選択した場合には、仮想空間管理部204は、空間データベース205のオブジェクト情報を書き換えることができる。一方、サービスシナリオ202を通知先として選択した場合には、サービスシナリオ202におけるシナリオ実行処理を行うとともに、仮想空間管理部204にオブジェクトの書き換え処理を依頼し、仮想空間管理部204はオブジェクト情報の書き換え処理を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、通信端末からの操作要求に応じてオブジェクトの制御を行う情報処理装置に関する。
携帯端末のジェスチャ認識機能や、6軸センサ、またはタッチパネルなどのUI(User Interface)を利用して、仮想空間上のオブジェクトを操作することが考えられている。例えば、特許文献1には、ネットワーク上における3次元仮想空間のオブジェクトに対して操作し、その操作に従ったオブジェクトの変化を全ユーザに対して共有することの記載がある。
特開2000−99437号公報
上述のとおり、近年、ネットワークのサーバにおいて3次元仮想空間を管理し、その3次元仮想空間内にオブジェクトを配置し、ネットワークを介してユーザにオブジェクトの操作をさせることが考えられている。このようにネットワーク上における3次元仮想空間のオブジェクトを操作する場合、操作に必要なとなるユーザへのフィードバックも3次元処理が必要である。例えば、操作アイコンが動く、対象オブジェクトのプロパティが変化するなどである。このような3次元処理はサーバに対して高負荷を与えるため、単純な2次元画像によるフィードバックと比較してもタイムラグが発生しやすく、ユーザ操作に支障をきたすといった問題が考えられる。
そこで、本発明においては、ユーザへのフィードバックを迅速かつ低負荷処理で実現することができる情報処理装置を提供することを目的とする。
そこで、本発明は上述の課題を解決するために、本発明の情報処理装置は、通信端末からの要求に応じて、当該通信端末においてオブジェクトを表示させるよう処理する情報処理装置において、仮想空間上にオブジェクトを表示するためオブジェクト情報を記憶する仮想空間記憶手段と、前記仮想空間記憶手段に記憶されているオブジェクト情報を定期的にチェックし、当該オブジェクト情報に基づいてオブジェクトの表示処理を行う出力手段と、オブジェクトに対する操作を示す操作情報と当該操作情報に基づいた処理を実行する通知先とを対応付けた振分テーブルを記憶する振分情報記憶手段と、前記通信端末から操作情報を受信する受信手段と、前記振分情報記憶手段に記憶されている振分テーブルに基づいた通知先に対して、前記受信手段により受信された操作情報を通知する通知手段と、前記通知手段から操作情報を受け付けると、操作情報に応じた処理を定義するシナリオ情報に基づいた処理を実行するとともに、当該処理に応じたオブジェクトの表示指示を行うシナリオ実行手段と、前記シナリオ実行手段からオブジェクトの表示指示を受け付けると、当該表示指示に基づいて仮想空間記憶手段のオブジェクト情報を書き換える仮想空間管理手段と、を備え、前記通知手段は、前記振分情報記憶手段に記憶されている振分テーブルに基づいて、前記仮想空間管理手段を通知先と決定した場合に、前記仮想空間管理手段に対して操作情報を通知し、前記仮想空間管理手段は、前記通知手段から操作情報を受け付け、当該操作情報に基づいて前記仮想空間記憶手段のオブジェクト情報を書き換える、ことを特徴とする。
この発明によれば、通信端末から操作情報を受信し、受信された操作情報をその操作情報に応じて、その通知先としてシナリオ実行手段か、仮想空間管理手段かを選択する。そして、仮想空間管理手段を通知先として選択した場合には、仮想空間管理手段は、仮想空間記憶手段のオブジェクト情報を書き換えることができる。一方、シナリオ実行手段を通知先として選択した場合には、シナリオ実行手段におけるシナリオ実行処理を行うとともに、仮想空間管理手段にオブジェクトの書き換え処理を依頼し、仮想空間管理手段はオブジェクト情報の書き換え処理を行う。このような処理により、オブジェクトに対するフィードバックなど簡易な処理の場合には、操作情報に対する通知先を仮想空間管理手段にすることにより、シナリオ実行手段を介して行う時により、その処理を簡易なものとすることができる。よって、迅速なフィードバック処理を実現することができる。
また、本発明の情報処理装置は、前記仮想空間管理手段が書き換えを行うことができるオブジェクト情報は、オブジェクトの状態を示すステータス情報であることを特徴とする。
この発明によれば、仮想空間管理手段による書き換え対象となるオブジェクト情報は、オブジェクトの状態を示すステータス情報とすることで、フィードバック処理を簡易に行うことができる。
また、本発明の情報処理装置において、前記振分情報記憶手段は、操作情報に応じたオブジェクトに対する描画処理を規定するフィードバック処理テーブルをさらに記憶し、前記仮想空間管理手段は、前記フィードバック処理テーブルに従った内容に前記オブジェクト情報を書き換えることを特徴とする。
この発明によれば、フィードバック処理テーブルに従った内容に前記オブジェクト情報を書き換えることで、操作情報に従ってオブジェクトに対してフィードバックすることができる。よって、例えば、操作情報によって、オブジェクトのフィードバックとして、周りを光らせたり、またはオブジェクトを点滅させたり、などオブジェクトの状態を変えることができる。
本発明は、オブジェクトに対する迅速なフィードバック処理を実現することができる。
本実施形態の情報処理装置200を含んだ通信システムのシステム構成図である。 情報処理装置200のハードウェア構成図である。 通知先振分情報テーブルを示す説明図である。 フィードバック処理テーブルを示す説明図である。 オブジェクトが配置される空間情報を記述する空間情報テーブルである。 オブジェクト情報を記述するオブジェクト情報テーブルである。 情報処理装置200のフィードバック処理を示すシーケンス図である。 情報処理装置200のサービスシナリオ部202による処理を示すシーケンス図である。 ジェスチャが認識されたことによるオブジェクトに対する表示処理の画面例である。
添付図面を参照しながら本発明の実施形態を説明する。可能な場合には、同一の部分には同一の符号を付して、重複する説明を省略する。
図1は、本実施形態の情報処理装置200を含んだ通信システムのシステム構成図である。図1に示されるように、この通信システムは、通信端末100と、情報処理装置200とから構成されている。この通信端末100と情報処理装置200とは、ネットワークを介して接続されている。そして、通信端末100は、タッチパネルやカメラなどの入力系ハードウェア101およびディスプレイやスピーカなどの出力系ハードウェア102を備え、情報処理装置200に対してアクセスすることができる。
一方、情報処理装置200には、オブジェクトが記憶されており、通信端末100は、情報処理装置200にネットワークを介してアクセスすることで、その内部に記憶されているオブジェクトを読み出し、操作することができる。
この情報処理装置200は、UI機能部201(受信手段、通知手段、振分情報記憶手段)、サービスシナリオ部202(シナリオ実行手段)、アプリケーション203、仮想空間管理部204(仮想空間管理手段)、空間データベース205(仮想空間記憶手段)、出力コンテンツ作成部206(出力手段)、コンテンツデータベース207、および出力調整部208を含んで構成されている。この情報処理装置200は、CPU等のハードウェアにより実現されている。
図2は、情報処理装置200のハードウェア構成図である。図2に示される情報処理装置200は、物理的には、図2に示すように、CPU11、主記憶装置であるRAM12及びROM13、入力デバイスであるキーボード及びマウス等の入力装置14、ディスプレイ等の出力装置15、ネットワークカード等のデータ送受信デバイスである通信モジュール16、ハードディスクや半導体メモリ等の補助記憶装置17などを含むコンピュータシステムとして構成されている。図1における各機能は、図2に示すCPU11、RAM12等のハードウェア上に所定のコンピュータソフトウェアを読み込ませることにより、CPU11の制御のもとで入力装置14、出力装置15、通信モジュール16を動作させるとともに、RAM12や補助記憶装置17におけるデータの読み出し及び書き込みを行うことで実現される。以下、図1に示す機能ブロックに基づいて、各機能ブロックを説明する。
UI機能部201は、通信端末100から操作情報を受け付け、その操作情報に基づいて振り分け処理を行う部分である。すなわち、このUI機能部201は、通知先振分情報テーブルを記憶しており、操作情報および操作対象となるオブジェクトのオブジェクトIDに基づいた通知先にその操作情報または座標情報を通知する。例えば、UI機能部201は、操作対象となるオブジェクトのオブジェクトIDを認識していない場合には、空間データベース205に対してその座標情報を通知することでヒット判定を行う。また、操作対象となるオブジェクトのオブジェクトIDを認識している場合には、その操作情報に応じてサービスシナリオ部202または仮想空間管理部204を通知先とする。
図3は、通知先振分情報テーブル(振分テーブル)を示す説明図である。図3に示されるように、通知先振分情報テーブルには、振分情報、入力インターフェース、入力UI、および通知先が対応付けて記憶されている。例えば、図3では、振分情報名としてサービス1向け通知先振分情報が、入力インターフェースとして3次元カメラが、入力UIとして、“オブジェクト付近で左右の手を上から下へ下す”が、通知先として、サービス1向けサービスシナリオが、それぞれ対応付けて記憶されている。図3の例では、空間データベースを通知先とする記載がないが、この通知先振分情報テーブルには、通知先として、サービスシナリオ部202、仮想空間管理部204、および空間データベース205が定義されていることが好ましい。
図4は、フィードバック処理テーブルを示す説明図である。図4に示されている通り、振分情報、入力インターフェース、入力UI、およびフィードバックのアクションが対応付けて記憶されている。例えば、図4では、振分情報としてサービス1向け通知先振分情報が、入力インターフェースとして3次元カメラが、入力UIとして“右手を回転”が、フィードバックのアクションとして“オブジェクトの周りが光る”が、それぞれ対応付けて記憶されている。
そして、ユーザが、3次元カメラの前で表示部に表示されているオブジェクトの付近で左右の手を上から下へ下すジェスチャをすると、通信端末100は、その操作情報およびそのジェスチャをした座標情報をUI機能部201に送り、UI機能部201は、通知先振分情報テーブルに従って、サービスシナリオ202のうちサービス1向けサービスシナリオに、操作情報を出力する。この座標情報は3次元座標でもよいし、通信端末100の出力系HW102(ディスプレイなど)に対して対応付けられた2次元座標としてもよい。
また、ユーザは、3次元カメラの前で右手を回転するジェスチャをすると、通信端末100はその操作情報をUI機能部201に送り、UI機能部201は、その操作情報の受信によって、空間データベース205に対してヒット判定の処理を行い、その応答をまって、振分情報テーブルおよびフィードバック処理テーブルに従って、仮想空間管理部204に対して、フィードバックアクション情報を出力する。仮想空間管理部204は、フィードバックのアクションとして、“オブジェクトの周りが光る”ように空間データベース205のオブジェクト情報を書き換える。
サービスシナリオ部202は、複数のサービスシナリオ(シナリオ情報)を有し、それぞれ操作情報に従ったシナリオを実行する部分である。例えば、サービスシナリオ部202は、アプリケーションを起動したり、オブジェクトの表示を変えるために、仮想空間管理部204にその旨の指示を出力する。このサービスシナリオ部202は、アプリケーションや機能ブロックなどのプログラムを動作させるためのロジック部であって、各プログラムの連携をとるための部分である。
アプリケーション203は、サービスシナリオ202の指示に基づいて動作するアプリケーションであって、それぞれシナリオに応じたアプリケーションが用意されている。
仮想空間管理部204は、UI機能部201から操作情報およびオブジェクトID、またはサービスシナリオ202からオブジェクトID、操作情報および視点情報を受け付けると、空間データベース205を書き換える処理を行う。例えば、仮想空間管理部204は、空間データベース205に記憶されているオブジェクトが配置される空間情報およびオブジェクト情報を書き換える処理を行う。
図5は、オブジェクトが配置される空間情報を記述する空間情報テーブルであり、図6は、オブジェクト情報を記述するオブジェクト情報テーブルである。
図5に示される通り、この空間情報テーブルには、セッションID、ユーザID、ディスプレイ情報、3D背景情報、2D背景情報、視点情報、および存在オブジェクト情報が記述されている。セッションIDは、シナリオに割り振られているセッション番号であり、ユーザIDは、ユーザを区別するための情報であって、例えば通信端末100の電話番号である。ディスプレイ情報は、作成した空間を表示する先を特定する情報であり、例えば、レンダラーIPである。視点情報はユーザがどの位置から空間を見ているかを示す情報であって、x、y、zの座標情報およびその法線ベクトルである。存在オブジェクト情報は、仮想空間内に存在している個々のオブジェクトの情報であって、図5に示されるオブジェクト情報のリストである。この空間情報テーブルは、通信端末100が情報処理装置200に対して接続してセッションが確立した時に作成されるものであり、セッションの消滅とともに削除されるものである。
図6は、オブジェクト情報テーブルであって、ここには、オブジェクト識別用のID、オブジェクトの種別、オブジェクトの形状を示すデータソース、オブジェクトの空間情報で示される仮想空間内での位置、オブジェクトの仮想空間内での向き、オブジェクトが仮想空間内に占める大きさ、およびオブジェクトの状態を示すステータス情報を記述する。
出力コンテンツ作成部206は、空間データベース205における空間情報テーブルおよびオブジェクト情報テーブルを定期的にチェックし、空間情報テーブルおよびオブジェクト情報テーブルのオブジェクトに関する情報に基づいて、通信端末100に表示するための出力情報を作成する部分である。また、出力コンテンツ作成部206は、アプリケーション203からアプリケーション演算情報(処理結果)を受け付け、アプリケーション演算情報に基づいて、通信端末100において表示させる表示情報を作成する。例えば、電話アプリケーションが起動すると、電話発信のためのメニュー画面や、そのためのオブジェクトなどの表示情報を作成する。
コンテンツデータベース207は、オブジェクトや背景情報などの画像情報(コンテンツ情報)を記憶する部分である。出力コンテンツ作成部206は、コンテンツデータベース207から必要なコンテンツ情報を取得し、出力調整部208に出力する。
出力調整部208は、出力コンテンツ作成部206から出力された表示情報を通信端末100において表示可能な状態に調整する部分である。
このように構成された情報処理装置200の処理について説明する。図7および図8は、情報処理装置200の処理を示すシーケンス図であり、図7は、フィードバックためのシーケンス図であり、図8は、サービスシナオリ202を介して処理を示すシーケンス図である。まず、通信端末100の入力系HW101からユーザ操作が入力される(S101)。これは例えば、3Dカメラなどからユーザのジェスチャが入力され、情報処理装置200に対して操作情報として送信される。
情報処理装置200では、UI機能部201によりユーザにより操作された操作情報が受信される(S102)。そして、UI機能部201では、操作情報が判断され、オブジェクトIDが不明であるとして、オブジェクトのヒットの判定のための振り分け処理が行われる(S103)。そして、UI機能部201において、空間データベース205が振り分け先として決定され、ヒット判定処理が行われる。例えば、UI機能部201において、操作情報として、“オブジェクトをタッチ”が受信されたとする。このような操作情報が受信されると、まず、オブジェクトのヒット判定処理を行うため、操作情報(タッチ操作)に基づいた座標情報が空間データベース205に送られ(S104)、その座標情報に対応するオブジェクトIDがヒット判定結果として取得される(S105)。なお、フィードバック処理におけるヒット判定は省略してもよい。
そして、UI機能部201では、オブジェクトIDが取得されると、先に受信された操作情報とに基づいてユーザ操作が検出され(S106)、フィードバック処理テーブルにしたがって、通知先が決定される。そして、その通知先に従った振り分け処理が行われる(S107)。ここでは、UI機能部201において、例えば、操作情報“オブジェクトをタッチ”とオブジェクトIDとが得られており、その通知先として仮想空間管理部204が振り分け先として決定され、その仮想空間管理部204に対して、オブジェクトIDと操作情報(オブジェクトをタッチ)とが送信される(S108)。
仮想空間管理部204では、オブジェクトIDと操作情報とが受信されると、これらオブジェクトIDと操作情報とを用いた、空間データベース205に対する更新処理が行われる(S109)。そして、空間データベース205は、オブジェクトIDに対応したオブジェクト情報(図6参照)のうちステータス情報欄を、“オブジェクトの周りが光る”旨の情報に書き換える(S110)。
一方、出力コンテンツ作成部206は、定期的に空間データベース205の記憶内容をチェックしており、空間情報およびオブジェクト情報を随時取得している(S111)。そして、S111の処理では、空間データベース205は更新されていないため、出力コンテンツ作成部206は、何も処理はしないが、S112では、空間データベース205においてステータス情報が更新されたため、その更新に基づいて描画反処理が行われる。すなわち、フィードバック処理を行うために、オブジェクトの周りを光るように、描画処理を行う(S113)。そして、出力調整部208では、通信端末100に応じた描画処理の調整が行われ、オブジェクトなどの画像データが通信端末100(出力系HW)に出力される(S114)。
そして、通信端末100では、情報処理装置200に対する操作に対して、そのフィードバックを迅速に得ることができる。例えば、オブジェクトに対してタッチ操作をすると、オブジェクトの周りが光るといったフィードバック処理がなされ、オブジェクトの選択が行われる。
つぎに、図8のシーケンス図について説明する。フィードバックされたオブジェクトに対してユーザがさらに操作を行い(S115)、UI機能部201において、操作情報が受信される(S116)。操作情報が受信されると、オブジェクトIDが不明であるとして、UI機能部201において、空間データベース205に対するヒット判定処理が行われ(S118)、ヒット判定結果(オブジェクトID)が取得される(S119)。
ヒット判定結果が取得されると、UI機能部201では、その操作情報に基づいたユーザ操作が検出され(S120)、ユーザ操作に応じた通知先の振り分け処理が行われる(S121)。ここでは、例えば、“オブジェクトの付近で左右の手を上から下に下す”とした操作情報が受信されると、サービスシナリオ部202に、オブジェクトID、操作情報、および視点情報が出力される(S122)。
サービスシナリオ部202では、操作情報に従ったシナリオ実行処理が行われ(S123)、例えば、アプリケーション203に対する起動処理が行われ、アプリケーションは、起動するとともに(S125)、その起動に伴った画面表示指示が出力コンテンツ作成部206に対して出力され、出力コンテンツ作成部206において画面表示処理が行われる。また、仮想空間管理部204に対してオブジェクトID、操作情報、および視点情報が出力される(S126)。
仮想空間管理部204では、オブジェクトIDに基づいて、空間情報テーブル(視点情報欄)が視点情報に基づいて更新され(S127)、またオブジェクト情報テーブル(オブジェクトの位置、向き等)が操作情報に応じた情報に更新される(S128)。
そして、出力コンテンツ作成部206では、そのオブジェクトの更新処理がチェックされ、描画反映処理が行われる(S129、S130)。
このようにして、UI機能部201により操作情報の振り分け処理が行われることで、フィードバックを迅速に行うことができる。
図9は、ジェスチャが認識されたことによるオブジェクトに対する表示処理の画面例であり、通信端末100の出力系HW102、すなわち表示部等において表示されるものである。
図9(a)に示される通り、ユーザが“右手を回転”といったジェスチャを行い、通信端末100の入力系HW101、例えば3次元カメラがそれを認識する。そして、情報処理装置200には、その操作情報(ジェスチャ)が出力され、そのUI機能部201では、その操作情報に基づいたヒット判定の後、“右手を回転”を認識して、仮想空間管理部204に操作情報等を出力する。
そして、仮想空間管理部204は、空間データベース205のオブジェクト情報のステータス情報欄を、“オブジェクトの周りが光る”に書き換える。出力コンテンツ作成部206は、その更新をチェックすることにより、オブジェクトの周りが光るようにオブジェクトデータを作成し、通信端末100では、図9(b)に示されるように、オブジェクトの周りが光ることによって、フィードバック(操作対象となるオブジェクトの確定)されたことユーザに知らせることができる。なお、図9(b)では、ユーザのジェスチャによって、オブジェクトを決定するとともに、他のオブジェクトを中央に寄せるよう表示処理を行っている。
ユーザはフィードバックされたオブジェクトに対してさらに操作を行うことができる。例えば、なでるようなジェスチャをするとオブジェクトを回転させるなどの操作を行うことができる(図9(c))。
つぎに、本実施形態の情報処理装置200の作用効果について説明する。本実施形態の情報処理装置200において、UI機能部201が通信端末100から操作情報を受信し、受信された操作情報をその操作情報に応じて、その通知先としてサービスシナリオ部202か、仮想空間管理部204かを、振分情報テーブルに従って選択する。そして、仮想空間管理部204を通知先として選択した場合には、仮想空間管理部204は、空間データベース205のオブジェクト情報を書き換えることができる。一方、サービスシナリオ202を通知先として選択した場合には、サービスシナリオ202におけるシナリオ実行処理を行うとともに、仮想空間管理部204にオブジェクトの書き換え処理を依頼し、仮想空間管理部205はオブジェクト情報の書き換え処理を行う。このような処理により、オブジェクトに対するフィードバックなど簡易な処理の場合には、操作情報に対する通知先を仮想空間管理部204にすることにより、サービスシナリオ22を介して行う時により、その処理を簡易なものとすることができる。よって、迅速なフィードバック処理を実現することができる。
携帯電話などの一般的な情報処理装置は、複数のモジュール化されたプログラム群を有している。従来においては、UI機能部201で受け付けた操作情報は、まずはサービスシナリオ部202に通知され、サービスシナリオ部202においてその操作情報に応じた処理を実行することができる。モジュール化されたことによってプログラムを一から作成する必要がないが、上述のとおり、細かな点において不都合が多い。本実施形態においては、従来からあるプログラムを適用しつつ、ユーザにフィードバックすべき処理については迅速に処理することができるように工夫した情報処理装置を提供することができる。
また、この情報処理装置200によれば、仮想空間管理部204による書き換え対象となる空間データベース205におけるオブジェクト情報テーブルは、オブジェクトの状態を示すステータス情報とすることで、フィードバック処理を簡易に行うことができる。なお、ステータス情報を書き換えることにより、オブジェクトに対するフィードバックをわかりやすいものとすることができるが、当然にフィードバックとして、ステータス情報を書き換えるだけではなく、オブジェクトの位置を変えたり、向きを変えるなどといったことも考えられる。
また、この情報処理装置200によれば、空間データベース205は、操作情報に応じたオブジェクトに対する描画処理を規定するフィードバック処理テーブルをさらに記憶し、仮想空間管理部204は、フィードバック処理テーブルに従った内容に記オブェクト情報を書き換える。
この発明によれば、フィードバック処理テーブルに従った内容に前記オブジェクト情報を書き換えることで、操作情報に従ってオブジェクトに対してフィードバックすることができる。よって、例えば、操作情報によって、オブジェクトのフィードバックとして、周りを光らせたり、またはオブジェクトを点滅させたり、などオブジェクトの状態を変えることができる。
100…通信端末、101…入力系ハードウェア、102…出力系ハードウェア、200…情報処理装置、201…機能部、202…サービスシナリオ部、203…アプリケーション、204…仮想空間管理部、205…空間データベース、205…仮想空間管理部、206…出力コンテンツ作成部、207…コンテンツデータベース、208…出力調整部。

Claims (3)

  1. 通信端末からの要求に応じて、当該通信端末においてオブジェクトを表示させるよう処理する情報処理装置において、
    仮想空間上にオブジェクトを表示するためのオブジェクト情報を記憶する仮想空間記憶手段と、
    前記仮想空間記憶手段に記憶されているオブジェクト情報を定期的にチェックし、当該オブジェクト情報に基づいてオブジェクトの表示処理を行う出力手段と、
    オブジェクトに対する操作を示す操作情報と当該操作情報に基づいた処理を実行する通知先とを対応付けた振分テーブルを記憶する振分情報記憶手段と、
    前記通信端末から操作情報を受信する受信手段と、
    前記振分情報記憶手段に記憶されている振分テーブルに基づいた通知先に対して、前記受信手段により受信された操作情報を通知する通知手段と、
    前記通知手段から操作情報を受け付けると、操作情報に応じた処理を定義するシナリオ情報に基づいた処理を実行するとともに、当該処理に応じたオブジェクトの表示指示を行うシナリオ実行手段と、
    前記シナリオ実行手段からオブジェクトの表示指示を受け付けると、当該表示指示に基づいて仮想空間記憶手段のオブジェクト情報を書き換える仮想空間管理手段と、
    を備え、
    前記通知手段は、前記振分情報記憶手段に記憶されている振分テーブルに基づいて、前記仮想空間管理手段を通知先と決定した場合に、前記仮想空間管理手段に対して操作情報を通知し、
    前記仮想空間管理手段は、前記通知手段から操作情報を受け付け、当該操作情報に基づいて前記仮想空間記憶手段のオブジェクト情報を書き換える、
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記仮想空間管理手段が書き換えを行うことができるオブジェクト情報は、オブジェクトの状態を示すステータス情報であることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記振分情報記憶手段は、操作情報に応じたオブジェクトに対する描画処理を規定するフィードバック処理テーブルをさらに記憶し、
    前記仮想空間管理手段は、前記フィードバック処理テーブルに従った内容に前記オブジェクト情報を書き換えることを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。

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