JP5381412B2 - 電気掃除機の被掃除面判別方法及びこれを使用した電気掃除機 - Google Patents
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以下、本発明の第1の実施の形態について図1〜図6を用いて説明する。なお、従来と同一構成の部品については同一符号を付す。
、電力供給線18が配設されており、ホース3においては、操作部4の信号をマイクロコンピュータ16へと送信する信号経路の片側と、電力供給線18の片側を共通とする構成としている。操作部4には、3つのスイッチSW1、SW2、SW3を有しており、SW1は、電動送風機2と電動機10への電力供給を停止する「停止モード」へ移行させる「停止スイッチ」、SW3は、最大の吸引力と掻き上げ力を発揮するために電動送風機2と電動機10への供給電力を最大とするよう制御する「強モード」と、静かさを優先したい時に使用する供給電力を低くした「弱モード」とを、操作する毎に切り替える「強/弱スイッチ」、SW2は、被清掃面判別手段としての判別結果によって、電動送風機2と電動機10への供給電力を自動で切り替える「自動モード」へ移行させる「自動スイッチ」として設定している。SW1、SW2、SW3の前後には抵抗r1、r2、r3、r4があり、SW1、SW2、SW3を操作した時の合成抵抗の変化によって、V1が変化することにより、マイクロコンピュータ16は、どのスイッチが操作されたか認識し、操作されたスイッチに対応したモードに切り替え、供給電力の制御を行う。
V1= Vdd × R/(R+r+r0+R1+r2) (式1)となる。ここで、V1の信号線上には、図2中に示すホース抵抗r0とrが存在するが、マイクロコンピュータ16は、図4に示すようなタイミングT1で第2の双方向性サイリスタ12のトリガオンを行って電動機10へ供給する電力を位相制御をしており、トリガオフの期間のタイミングT2にV1の信号電圧に対するスイッチの判断を行っている。このタイミングでは、信号経路に流れる電流は微少であり、r、r0<<R、r0、r1、r2となる関係で設定しているので、rとr0での電圧降下は無視できるレベルであり、r、r0=0Ωとでき、V1は、
V1= Vdd × R/(R+r1+r2) (式2)とでき、操作部4のスイッチの状態として、SW2が押されていることを判断できる。
V1= Vdd×R/(R+r1+r2+r3+r4) (式3)となる。
V1= (Vdd−r×I)×R/(R+r0+r1+r2+r3+r4)(式4)となるが、電流Iが流れるのは、コモンライン側であり、信号経路のV1がマイクロコンピュータ16に入力される経路には流れないので、r0は前述のようにr0=0Ωとすることができ、
V1= (Vdd−r×I)×R/(R+r1+r2+r3+r4) (式5)となり、操作部4を操作していない状態では、V1には、AC電流Iに応じた電圧が、(式3)で表される信号に重畳した形で、図4に示すような波形があらわれる。電流Iは、AC電流であるので、電流IによるV1の変化成分としては、
V1= (r×I)×R/(R+r1+r2+r3+r4) (式6)となって、V1は電流Iの関数として表される関係となり、ホース5の抵抗成分を利用し、操作部4が操作されていない時のV1をゼロクロスに対するタイミングT3で判断することにより、マイクロコンピュータ16は、電動機10に流れる電流を検出することができる。この時、V1に現れる電流Iに対応する信号レベルは、AC波形として現れるので、T3を電流は形のピーク付近となるよう設定し、電動機10の電流値が変化した時の変化量を、最も精度良く検出できるようにしている。
ローリングと絨毯では異なり、フローリングでは比較的小さく、絨毯では大きくなるため、電動機10に流れる電流Iの瞬間的な変動も、フローリングでは小さく、絨毯では大きくなる。床用吸い込み具8を被清掃面上を移動させた時に発生する電流変動の様子を図5に示す。
とができるというメリットもあるためである。
変動を算出しても、同様に被清掃面の負荷状況を検出できることは言うもでもない。
以下、本発明の第2の実施の形態について説明する。なお、従来と同一構成の部品については同一符号を付す。
以下、本発明の第3の実施の形態について図7を用いて説明する。なお、従来と同一構成の部品については同一符号を付す。
以下、本発明の第4の実施の形態について図8から図10を用いて説明する。なお、従来と同一構成の部品については同一符号を付す。実施の形態1と異なるのは、被清掃面判別手段15としての動作として、カウント手段のカウントを被清掃面の判別に反映するよう動作する点である。
化する確定変動幅の動きの一例を示すが、図8においては、確定変動幅がD1からD7へと変化しており、マイクロコンピュータ16は、カウント手段18の動作として、それぞれを1カウントずつカウントアップしている。また、図8において、D1、D2は、フローリングで操作されており、D3で被清掃面が絨毯に変えられた時を示している。
以下、本発明の第5の実施の形態について図11を用いて説明する。なお、従来と同一構成の部品については同一符号を付す。
以下、本発明の第6の実施の形態について図12〜13を用いて説明する。なお、従来構成の部品については同一符号を付す。
ルスの数に対して供給電力を、W_f0〜W_f3の4段階で供給電力制御を行うフローリング可変範囲と、被清掃面が絨毯であると判別した時に、塵埃検出手段25の出力するパルスの数に対して供給電力を、W_c0〜W_c3の4段階で供給電力制御を行う絨毯可変範囲とを有しており、被清掃面がフローリングと判断している時に、塵埃検出手段25の検出する塵埃がなければ、W_f0の供給電力で、塵埃が増えるに従って、塵埃の量に応じて、W_f3まで上昇させて段階的に切り替えるように制御を行う。被清掃面が絨毯と判断している時にも同様に、W_c0〜W_c4までを切り替えて制御を行う。
13 制御手段
14 電流検出手段
15 被清掃面判別手段
16 マイクロコンピュータ
18 カウント手段
21 清掃体
22 第1の回転ブラシ
23 第2の回転ブラシ
25 塵埃検出手段
Claims (5)
- 被清掃面と接触して塵埃をかきあげる清掃体を有した回転ブラシと前記回転ブラシを駆動する電動機とを内蔵した吸い込み具と、
前記電動機に供給される電流を検知する電流検出手段と、
前記電流検出手段の検出電流により、被清掃面の負荷状態、もしくは被清掃面の種類を判別する被清掃面判別手段とを有し、
前記被清掃面判別手段は、前記回転ブラシが回転して前記清掃体が被清掃面に接触するときに、被清掃面から受ける力によって発生する前記電流検出手段の検出する検出電流を所定回数サンプリングした、複数の電流値の最大値と最小値から変動幅を決定し、
サンプリング周期より長い所定の確定処理周期内に決定される変動幅を平均化等の演算を行って確定変動幅とし、前記確定変動幅に基づいて判別を行う電気掃除機の被清掃面判別方法。 - 複数の確定処理周期を有し、前記複数の確定処理周期の各々に対応して決定される複数の確定変動幅に基づいて判別を行う請求項1に記載の電気掃除機の被清掃面判別方法。
- 一方向に回転する第1の回転ブラシと、前記第1の回転ブラシとは回転方向が逆の第2の回転ブラシを備え、前記第1の回転ブラシと前記第2の回転ブラシを駆動する電動機を備えた請求項1または2に記載の電気掃除機の床面判別方法。
- 塵埃を吸引する電動送風機を内蔵する本体と、被清掃面と接触して塵埃をかきあげる清掃体を有した回転ブラシと前記回転ブラシを駆動する電動機とを内蔵した吸い込み具と、前記電動送風機と前記電動機への供給電力を制御する制御手段を有し、前記制御手段は、請求項1または2の発明の被清掃面判別方法を使用して判別を行い、その判別結果に応じて、前記電動送風機と前記電動機のうち、少なくとも何れか一方への供給電力を制御する電気掃除機。
- 吸気流路を通過する塵埃を検出する塵埃検出手段を有し、制御手段は被清掃面判別手段の判別結果と前記塵埃検出手段の検出する塵埃情報に応じて、前記電動送風機と前記電動機のうち、少なくとも何れか一方への供給電力を制御する構成において、前記塵埃情報による供給電力の可変量、もしくは、供給電力を可変するための前記塵埃情報に対する判定値を、前記被清掃面判別手段の判別結果に応じて切り換えることを特徴とした請求項4記載の電気掃除機。
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