JP5378325B2 - 管状バーナ - Google Patents

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本発明は、燃料ガスと一次空気とが流入する後端の流入口と、流入口に対し縮径したベンチュリー部と、ベンチュリー部から前方に向けて次第に拡径するテーパー管部とを有する混合管を備え、混合管の前端部に、複数の炎口を有する炎口部材が嵌合された管状バーナに関する。
従来、この種のバーナとして、特許文献1に記載のものが知られている。このものでは、炎口部材を焼結金属製の厚肉のものとしている。そして、炎口部材に前後方向に貫通する複数の炎口を形成し、燃料ガスと一次空気との混合ガスがこれら炎口から噴出して燃焼するようにしている。
ここで、混合管から炎口部材に向かう混合ガスの流れは、テーパー管部の影響で径方向外方に向かう方向成分を持つ。そのため、炎口部材の厚さを薄くしたのでは、火炎が径方向外方に広がりやすくなる。これに対し、上記従来例のものでは、炎口部材が厚いため、各炎口で混合ガスの流れが前方に向くように整流され、火炎が径方向外方に広がることを防止できる。
然し、上記従来例では、炎口部材を材料費の高い焼結金属製のものにするため、コストアップを招く不具合がある。
米国特許第5186620号明細書
本発明は、以上の点に鑑み、炎口部材を板金製として、コストダウンを図ることができるようにし、且つ、火炎が径方向外方に広がることを防止できるようにした管状バーナを提供することをその課題としている。
上記課題を解決するために、本発明は、燃料ガスと一次空気とが流入する後端の流入口と、流入口に対し縮径したベンチュリー部と、ベンチュリー部から前方に向けて次第に拡径するテーパー管部とを有する混合管を備え、混合管の前端部に、複数の炎口を有する炎口部材が嵌合され、燃料ガスと一次空気との混合ガスがこれら炎口から噴出して燃焼するようにした管状バーナであって、炎口部材は、板金製の前板と、前板よりも後方に位置する板金製の後板とで構成され、前板に、中央部の第1炎口と、第1炎口の周囲に位置する消炎距離以下の幅のスリット状の複数の第2炎口とが形成され、後板に、中央部の第1通気孔と、第1通気孔の周囲に位置する、第1通気孔よりも小径の複数の第2通気孔とが形成され、後板と前板との少なくとも一方に、第1通気孔に流入した混合ガスを第1炎口に導く筒部が設けられることを特徴とする。
本発明によれば、炎口部材を板金製の前後2枚の板で構成するため、焼結金属製の炎口部材を用いる上記従来例に比し、コストダウンを図ることができる。更に、本発明では、炎口部材を板金製としても、火炎が径方向外方に広がることを防止できる。
即ち、本発明では、第1通気孔に流入した混合ガスを第1炎口に導く筒部を設けることで、第1炎口に向かう混合ガスの流れが筒部によって整流され、第1炎口から前方に向けて混合ガスが勢いよく噴出する。一方、後板の比較的小径の第2通気孔を介して前板のスリット状の第2炎口から噴出する混合ガスの流速は比較的低く抑えられる。そのため、第2炎口から噴出する混合ガスが第1炎口から高速で噴出する混合ガスの流れに引き寄せられ、火炎が径方向外方に広がることを抑制できる。
尚、筒部を設けずに、第1炎口を前板から前方に突出する筒状に形成した場合も、第1炎口から噴出する混合ガスの流れを整流して、火炎の径方向外方への広がりを抑制する効果が得られる。然し、これでは、第1炎口の筒状部に入熱される火炎からの熱量が大きくなり、第1炎口の過熱で逆火し易くなる。これに対し、本発明では、第1炎口を筒状に形成せずに、火炎の外方への広がりを抑制する効果が得られ、第1炎口の過熱による逆火を防止できる。また、第2炎口を消炎距離以下の幅のスリット状に形成することで、第2炎口における逆火も防止できる。
また、本発明において、筒部の後部は、第1通気孔から前方に向けて次第に縮径し、この後部より前方の筒部の部分は、第1通気孔より小径の円筒状に形成されることが望ましい。これによれば、混合ガスの整流作用に加え、混合ガスの流速を第1通気孔への流入速度より速くする増速作用が得られ、火炎の径方向外方への広がりを効果的に抑制できる。
また、筒部の長さは、後板と前板との間の前後方向距離と同等であることが望ましい。尚、この「同等」は、筒部の長さが後板と前板との間の前後方向距離と同一である場合だけでなく、筒部の長さが後板と前板との間の前後方向距離よりも僅かに短く、後板に設けた筒部の前端と前板との間又は前板に設けた筒部の後端と後板との間に前後方向の隙間を生じても、筒部に流れた混合ガスや第1通気孔に流入した混合ガスがこの隙間から前板と後板との間の筒部外方の空間に漏れることがない場合も含むことを意味する。これによれば、第1通気孔に流入した混合ガスが全て第1炎口に導かれ、第1炎口から噴出する混合ガスの流速が速くなって、火炎の径方向外方への広がりを効果的に抑制できる。
また、後板に筒部を設ける場合、第1炎口の口径は、筒部の前端の内径以上であることが望ましい。これによれば、筒部に流れた混合ガスが前板に阻害されずにスムーズに第1炎口から噴出し、第1炎口から噴出する混合ガスの流速が速くなると共に、圧力損失も少なくなる。
尚、第2炎口が前板の径方向に長手のスリット状である場合は、第1炎口寄りの前板の部分に、内側の第2炎口が周方向に等ピッチで複数形成されると共に、内側の第2炎口の径方向内端と外端との中間部に位置する前板の部分と内側の第2炎口の径方向外端よりも径方向外方に位置する前板の部分との間に、外側の第2炎口が内側の第2炎口に対し周方向に半ピッチ位置をずらして複数形成されることが望ましい。これによれば、前板にバランス良く第2炎口を配置することができる。
本発明の第1実施形態のバーナの切断側面図。 第1実施形態のバーナの斜視図。 第1実施形態のバーナの切断斜視図。 本発明の第2実施形態のバーナの切断斜視図。
図1を参照して、1は本発明の実施形態の管状バーナを示している。このバーナ1は、暖房機の熱源として用いるものであり、室内空気との熱交換を行う熱交換パイプPの流入端に対向して配置される。
バーナ1は、混合管2と、混合管2の前端部に嵌合させた炎口部材3とで構成されている。図2、図3も参照して、混合管2は、後端の流入口21と、流入口21に対し縮径したベンチュリー部22と、ベンチュリー部22から前方に向けて次第に拡径するテーパー管部23とを有している。そして、流入口21に臨ませて配置したガスノズル(図示せず)から噴射する燃料ガスと一次空気とが流入口21から混合管2内に流入し、混合管2内で燃料ガスと一次空気との混合ガスが生成されるようにしている。尚、混合管2は、板金製であって、プレス成形されたステンレス鋼板等の2枚の板金2a,2aを重ね合わせて形成される。
また、図示しないが、管状バーナ1は複数並設されている。そして、混合管2を構成する2枚の板金2a,2aの前端部に、他の板金2aから離れる方向の窪み部2bを形成し、この窪み部2bによって両板金2a,2a間に生ずる隙間により、隣接するバーナに火移りさせるスリット状の火移り炎口2cを形成している。
混合管2の前端部は、テーパー管部23の前端のアール状の拡径部23aから前方にのびる円筒状に形成されている。そして、混合管2の前端部に嵌合させる炎口部材3は、ステンレス鋼板等の板金で形成された前板4と、前板4よりも後方に位置する、ステンレス鋼板等の板金で形成された円板状の後板5とで構成されている。
前板4は、円板状の前面部分の外周から後方にのびて混合管2の前端部内周面に嵌合する筒状部4aを有している。また、前板4には、その前面中央部の第1炎口41と、第1炎口41の周囲に位置する、消炎距離以下の幅(例えば0.7mm)のスリット状の複数の第2炎口42とが形成されている。
ここで、第2炎口42は、前板4の径方向に長手のスリット状である。尚、このような第2炎口42を周方向に等ピッチで単純に形成すると、周方向に隣接する第2炎口42,42間の間隔が径方向外方部分で広くなり過ぎてしまう。そこで、本実施形態では、第1炎口41寄りの前板4の部分に、内側の第2炎口42inを周方向に等ピッチで複数形成すると共に、内側の第2炎口42inの径方向内端と外端との中間部に位置する前板4の部分と内側の第2炎口42inの径方向外端よりも径方向外方に位置する前板4の部分との間に、外側の第2炎口42outを内側の第2炎口42inに対し周方向に半ピッチ位置をずらして複数形成している。これによれば、前板4にバランス良く第2炎口42を配置することができる。
尚、第2炎口42は、前板4の周方向に長手のスリット状であってもよい。即ち、第1炎口41と同心の内外複数の同心円上に、前板4の周方向に長手のスリット状の第2炎口を複数形成してもよい。
また、前板4の筒状部4aの前部には、前板4の前面部分に向けて所定の曲率で湾曲して、混合管2の前端部内周面から離隔するコーナーアール部4bが形成されている。そして、コーナーアール部4bに、周方向の間隔を存してスリット状の複数の保炎口43を形成している。
後板5には、中央部の第1通気孔51と、第1通気孔51の周囲に位置する、第1通気孔51よりも小径の複数の第2通気孔52とが形成されている。後板5には、更に、第1通気孔51の孔縁から第1炎口41に向けて前方に突出する筒部53が形成されている。そして、第1通気孔51に流入した混合ガスが筒部53を介して第1炎口41に導かれるようにしている。
ここで、筒部53の後部は、第1通気孔51から前方に向けて次第に縮径し、この後部より前方の筒部53の部分(筒部53の前部)は、第1通気孔51より小径の円筒状に形成されている。また、筒部53の長さは、後板5と前板4との間の前後方向距離と同一であり、筒部53の前端と前板4との間に前後方向の隙間を生じないようにしている。また、第1炎口41の口径は、筒部53の前端の内径以上である。本実施形態では、第1炎口41の口径を筒部53の前端の外径にほぼ等しくしている。
上述した本実施形態の管状バーナ1によれば、炎口部材3を板金製の前後2枚の板4,5で構成するため、焼結金属製の炎口部材を用いる上記従来例に比し、コストダウンを図ることができる。また、炎口部材3を板金製にすると、燃料ガスと一次空気との混合ガスが混合管2のテーパー管部23の影響で径方向外方に向かう方向成分を持って噴出して、火炎が径方向外方に広がりやすくなる。然し、本実施形態では、火炎が径方向外方に広がることを抑制でき、熱交換パイプPに火炎を確実に送り込むことができる。以下、その理由について詳述する。
本実施形態では、第1通気孔51に流入した混合ガスを第1炎口41に導く筒部53を設けることで、第1炎口41に向かう混合ガスの流れが筒部53によって整流され、第1炎口41から前方に向けて混合ガスが勢いよく噴出する。一方、後板5の比較的小径の第2通気孔52を介して前板4のスリット状の第2炎口42から噴出する混合ガスの流速は比較的低く抑えられる。そのため、ベルヌーイの定理により、第2炎口42から噴出する混合ガスが第1炎口41から高速で噴出する混合ガスの流れに引き寄せられる。その結果、第1炎口41から噴出する混合ガスの燃焼で形成される火炎に第2炎口42から噴出する混合ガスの燃焼で形成される火炎が合体して、前方に細長く伸びる集合火炎Faが形成され、火炎が径方向外方に広がることを抑制できる。
また、本実施形態では、筒部53の前部を第1通気孔51より小径の円筒状に形成しているため、混合ガスの整流作用に加え、混合ガスの流速を第1通気孔51への流入速度より速くする増速作用が得られる。従って、第1炎口41から噴出する混合ガスの流速が一層速くなって、火炎の径方向外方への広がりを効果的に抑制できる。
ところで、筒部53を設けずに、第1炎口を前板から前方に突出する筒状に形成した場合も、第1炎口から噴出する混合ガスの流れを整流して、火炎の径方向外方への広がりを抑制する効果が得られる。然し、これでは、第1炎口の筒状部に入熱される火炎からの熱量が大きくなり、第1炎口の過熱で逆火し易くなる。これに対し、本実施形態では、第1炎口41を筒状に形成せずに、火炎の径方向外方への広がりを抑制する効果が得られ、第1炎口41の過熱による逆火を防止できる。また、第2炎口42を消炎距離以下の幅のスリット状に形成することで、第2炎口42における逆火も防止できる。
尚、スリット状の第2炎口42に代えて、消炎距離以下の径の丸孔を多数形成し、この丸孔で第2炎口を構成しても、逆火を防止できる。但し、本実施形態の如く、第2炎口42をスリット状に形成した方が、加工が容易になると共に、圧力損失も低減でき、有利である。
また、筒部53の長さを後板5と前板4との間の前後方向距離よりも短くすることも可能である。然し、これでは、筒部53の前端と前板4との間に前後方向の隙間を生じ、筒部53に流れた混合ガスの一部がこの隙間から前板4と後板5との間の筒部53外方の空間に漏れて、第1炎口41から噴出する混合ガスの流速が低下してしまう。これに対し、本実施形態では、筒部53の長さを後板5と前板4との間の前後方向距離と同一にして、筒部53の前端と前板4との間に前後方向の隙間を生じないようにしている。そのため、第1通気孔51に流入した混合ガスが全て第1炎口41に導かれ、上述した増速作用と相俟って第1炎口41から噴出する混合ガスの流速が一層速くなり、火炎の径方向外方への広がりを一層効果的に抑制できる。
尚、本実施形態では、筒部53の長さを後板5と前板4との間の前後方向距離と同一に設定しているが、これに限定されない。即ち、筒部53の長さが後板5と前板4との間の前後方向距離よりも僅かに短く、筒部53の前端と前板4との間に前後方向の隙間を生じても、筒部53に流れた混合ガスがこの隙間から前板4と後板5との間の筒部53外方の空間に漏れることがない場合には、上記と同様の効果が得られる。
また、本実施形態では、第1炎口41の口径を筒部53の前端の内径以上にしているため、筒部53に流れた混合ガスが前板4に阻害されずにスムーズに第1炎口41から噴出し、第1炎口41から噴出する混合ガスの流速が速くなると共に、圧力損失も少なくなる。
また、各保炎口43から噴出する混合ガスは、混合管2の前端内周面に衝突して、コーナーアール部4bと混合管2の前端内周面との間に生ずる環状の隙間内で周方向に拡散した後、この隙間から前方に噴出する。そして、この隙間からの混合ガスの噴出速度は、混合管2の前端内周面への混合ガスの衝突拡散で低下するため、リフトしにくい火炎Fbが形成され、保炎性が確保される。
次に、図4に示す第2実施形態について説明する。第2実施形態の基本的な構造は上記第1実施形態と特に異ならず、第1実施形態と同様の部材、部位に上記と同一の符号を付している。第2実施形態の第1実施形態との相違点は、第1炎口41の口径を筒部53の前端の外径よりも大きくしたことである。
第2実施形態においても、筒部53に流れた混合ガスが前板4に阻害されずにスムーズに第1炎口41から噴出する。そのため、第1実施形態と同様に、第1炎口41から噴出する混合ガスの流速が速くなると共に、圧力損失も少なくなる。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、上記実施形態では、後板5に筒部53を形成したが、前板4に、第1炎口41の口縁から第1通気孔51に向けて後方に突出する筒部を形成し、第1通気孔51に流入した混合ガスをこの筒部を介して第1炎口41に導くようにしてもよい。この場合、筒部の長さを後板5と前板4との間の前後方向距離と同等にし、筒部の後端と後板5との間に、第1通気孔51に流入した混合ガスが後板5と前板4との間の筒部外方の空間に漏れる隙間を生じないようにすることが望ましい。尚、筒部の長さを後板5と前板4との間の前後方向距離よりも長くし、筒部の後端部を第1通気孔51に嵌合させることも可能である。また、前板4に筒部を形成する場合も、筒部の後部を第1通気孔51から前方に向けて次第に縮径させ、筒部の前部を第1通気孔51より小径で第1炎口41と同径の円筒状に形成することが望ましい。但し、前板4にこのような筒部を形成する場合は、筒部の加工が面倒になるため、上記実施形態の如く後板5に筒部53を形成した方が有利である。
また、後板5に第1通気孔51の孔縁から前方に突出する筒部を形成すると共に、前板4に第1炎口41の口縁から後方に突出する筒部を形成し、両筒部を後板5と前板4との間で嵌合させて、第1通気孔51に流入した混合ガスを両筒部を介して第1炎口41に導くようにしてもよい。尚、前板4と後板5との少なくとも一方に、これら板4,5とは別体の筒部を取付けることも可能である。更に、上記実施形態では、板金製の混合管2を用いたが、鋳造品から成る混合管を用いることも可能である。また、上記実施形態の保炎口43は省略してもよい。また、上記実施形態は、暖房機用の管状バーナに本発明を適用したものであるが、暖房機以外の燃焼装置で用いる管状バーナにも同様に本発明を適用できる。
1…管状バーナ、2…混合管、21…流入口、22…ベンチュリー部、23…テーパー管部、3…炎口部材、4…前板、41…第1炎口、42…第2炎口、42in…内側の第2炎口、42out…外側の第2炎口、5…後板、51…第1通気孔、52…第2通気孔、53…筒部。

Claims (5)

  1. 燃料ガスと一次空気とが流入する後端の流入口と、流入口に対し縮径したベンチュリー部と、ベンチュリー部から前方に向けて次第に拡径するテーパー管部とを有する混合管を備え、混合管の前端部に、複数の炎口を有する炎口部材が嵌合され、燃料ガスと一次空気との混合ガスがこれら炎口から噴出して燃焼するようにした管状バーナであって、
    炎口部材は、板金製の前板と、前板よりも後方に位置する板金製の後板とで構成され、
    前板に、中央部の第1炎口と、第1炎口の周囲に位置する消炎距離以下の幅のスリット状の複数の第2炎口とが形成され、
    後板に、中央部の第1通気孔と、第1通気孔の周囲に位置する、第1通気孔よりも小径の複数の第2通気孔とが形成され、
    後板と前板との少なくとも一方に、第1通気孔に流入した混合ガスを第1炎口に導く筒部が設けられることを特徴とする管状バーナ。
  2. 前記筒部の後部は、前記第1通気孔から前方に向けて次第に縮径し、この後部より前方の筒部の部分は、第1通気孔より小径の円筒状に形成されることを特徴とする請求項1記載の管状バーナ。
  3. 前記筒部の長さは、前記後板と前記前板との間の前後方向距離と同等であることを特徴とする請求項1又は2記載の管状バーナ。
  4. 前記後板に前記筒部が設けられ、前記第1炎口の口径は、筒部の前端の内径以上であることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項記載の管状バーナ。
  5. 前記第2炎口は、前記前板の径方向に長手のスリット状であって、第1炎口寄りの前板の部分に、内側の第2炎口が周方向に等ピッチで複数形成されると共に、内側の第2炎口の径方向内端と外端との中間部に位置する前板の部分と内側の第2炎口の径方向外端よりも径方向外方に位置する前板の部分との間に、外側の第2炎口が内側の第2炎口に対し周方向に半ピッチ位置をずらして複数形成されることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項記載の管状バーナ。
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