JP5377764B2 - スプレーヘッド - Google Patents

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Description

本発明はスプレーヘッドに関する。該スプレーヘッドは、請求項1に記載のように、少なくとも1つのノズルを有するスプレーヘッド胴体部と、感熱性トリガエレメントと、スプレーヘッドに関連して配される保護手段と、を有し、保護手段は、スプレーヘッドが非作動状態のときに保護位置においてノズルの前面に位置してトリガエレメントを機械的に保護し、さらに、保護手段は、少なくとも1つのノズル及びトリガエレメントを保護しない第2の位置に移動可能である。
このようなスプレーヘッドは、特に消化の用途に利用されるものが周知であり、例えば、欧州特許第1150747号明細書に開示されている。スプレーヘッドのノズル及びトリガエレメントを保護するドーム状の部材は、ホルダボディに対して移動可能である装置により解放される。当該明細書は、ドーム状部材を解放し、スプレーヘッドを準備位置に配置するための他の異なる代替例を開示している。
欧州特許第1150747号明細書 国際公開第2007/082988A1号パンフレット
また、国際公開第2007/082988A1号パンフレットに開示の手段が周知であり、ここでは、スプリンクラーボディが移動可能に形成され、該ボディが保護手段に力を付与して保護手段を解放するものが開示されている。当該パンフレットにおける手段の問題点は、保護手段の解放が、スプリンクラーの質量的に相対的に大きな移動可能部材を設けることによってなされることである。これにより、スプリンクラーの形成が構造的により複雑化し、製造コストが増加することとなる。さらに、該開示による手段は、高さが高いため、スプレーヘッドに利用可能なスペースが制限されている用途ではかなり不利となる。このような用途としては、例えば、公共の場所や電車等の移動手段がある。
本発明の目的は、保護手段がスプレーヘッド及びトリガエレメントの前面から効果的に取り除かれることにより、必要なスペースを最小限とする新しいタイプのスプレーヘッドを提供することである。他の目的は、スプレーヘッド、具体的には、スプレーヘッド及びスプレーヘッドの保護手段を解放する装置のより単純な組合せを実現することにより、操作上の信頼性を向上させることである。
本発明は、スプレーヘッドのトリガエレメントの固定胴体部が2つの位置間を移動するように配設されるコンセプトに基づいており、スプレーヘッドのトリガエレメントの固定胴体部は保護手段のリリース(解放)手段として機能する。
本発明によるスプレーヘッドの特徴は、トリガエレメントはトリガエレメントの固定胴体部に嵌合し、固定胴体部は第1の位置と第2の位置との間をスプレーヘッド胴体部に対して移動可能であり、前記第1の位置では、スプレーヘッドは非作動状態にあり、トリガエレメントの固定胴体部は収縮(後退)しており、前記第2の位置では、トリガエレメントの固定胴体部が突出しており、トリガエレメントの固定胴体部は、媒体の圧力の影響により第1の位置から第2の位置へとスプレーヘッド胴体部に対して移動し得るように配設されるとともに、保護手段を保護位置から第2の位置に移動させるため保護手段に力を付与するように配設され、スプレーヘッドは、トリガエレメントの固定胴体部の第2の位置において準備状態に位置することである。
本発明による装置は、請求項2〜10に記載の特徴も有する。
本発明の解決策により、多くの重要な利点がもたらされる。スプレーヘッドのトリガ手段の固定胴体部を移動可能に配設すること及びこれを用いて保護手段を解放することにより、厳しい環境下におけるスプレーヘッドを準備状態に置くための非常に良好に機能する解決策がもたらされる。スプレーヘッドを移動させるために消火媒体を用いることにより、スプレーヘッドの前面から保護手段を取り除く手段のための有利な組合せが実現する。スプレーヘッドのバルブスピンドル又はその一部をトリガエレメントの固定胴体部として用いることにより、媒体の圧力を保護手段に伝える運動力に変換するための十分に大きな表面が得られる。固定胴体部上で横断方向にトリガエレメントを配設することにより、構造を省スペース化することができる。本発明によるスプレーヘッドは適用可能な固定部材に容易に接続可能である。本発明は、周辺環境からのスプレーヘッドの保護が必要な状況下に配設するのに非常に適している。前記状況には、移動手段(例えば、電車)などの利用可能なスペースが制限される公共の場所などが含まれる。本発明は、特に消火用途、具体的には高液体量の媒体ミストが消火媒体として使用される用途に非常に適している。
以下、添付の図面を参照して、より具体的に本発明を説明する。
第1の位置における本発明による装置の部分断面図。 例えば、準備位置である第2の位置における本発明による装置の部分断面図。 例えば、起動位置である第3の位置における本発明による装置の部分断面図。 本発明によるスプレーヘッドの断面図。 図4aの線B−Bにおける本発明によるスプレーヘッドの断面図。
図1は、天井、壁又は他の対応する面などの固定面10に配設される本発明によるスプレーヘッド1を示す。スプレーヘッド1にはパイプライン7又は媒体用導管が配設され、これにより、スプレーされる媒体がスプレーヘッド1に供給される。パイプラインは、固定具11により固定面10に固定される。壁や天井の構造体は、吊り天井等のカバーボード9を含み、カバーボード9は、固定面から所定の距離を隔てて配されており、これにより、固定面10とカバーボード9との間にパイプライン7用のスペース14が生じる。カバーボード9には開口部15が形成される。開口部15には取付ボックス8が配設され、取付ボックス8の壁部及びベース部分は、開口部15から内側に(つまり、図中のパイプライン7に向かって)延びている。スプレーヘッドの少なくとも1つのノズル3の前面でかつトリガエレメント5の前面に保護手段6が配設される。図1の実施例における保護手段6は、開口部15及びスプレーヘッド1を覆うように配されるプレートである。固定手段17は、これに対応する対応部材16に適合するように保護手段上に配置される。図示した実施例では、対応部材16は、取付ボックス8に設けられているが、開口部15の壁部などカバーボード9に設けてもよい。他の実施例として、保護手段をスプレーヘッドに配設してもよい。この場合、保護手段6の形状は、例えば、ドーム型とすることができる。
図1は、第1の位置におけるスプレーヘッド1の部分断面図である。スプレーヘッド1は、パイプライン7に配された固定部に配設される。この固定部にスプレーヘッドの胴体部(すなわち、スプレーヘッド胴体部2)が配設される。
スプレーヘッドには、感熱性トリガ手段(例えば、所定の温度で壊れるアンプル(ampoule))などのトリガエレメント5が配設される。トリガエレメント5は、トリガエレメントの固定胴体部4において配設される。
図示した実施例におけるトリガエレメント5は、省スペース化をもたらすようにトリガエレメントの固定胴体部4に対して横断方向に延びている。トリガエレメントは、図1の側方(すなわち、実質的にカバーボード9の方向)に延びている。図1の実施例におけるトリガエレメント5は、スプレーヘッド胴体部2と保護手段6との間に位置する。
トリガエレメントの固定胴体部4は、少なくとも第1の位置(すなわち、図1の非作動位置)と第2の位置(すなわち、図2の準備位置)との間でスプレーヘッド胴体部2に対し移動し得るように嵌合している。
少なくとも1つのノズル3は、スプレーヘッドの胴体部2に配設される。図示したスプレーヘッドは複数のノズル3を有する。
スプレーヘッド胴体部2にはダクト13が設けられており、このダクト内において、トリガエレメントの固定胴体部4が第1の位置と第2の位置との間を移動する。パイプライン7内における媒体の圧力が増加すると、該圧力がトリガエレメントの固定胴体部4の面に作用する。この面の形成は、トリガエレメントの固定胴体部4が胴体部2のダクト13内の第1の位置から第2の位置(すなわち、スプレーヘッド胴体部2のダクトスペースの対応面18)へと移動し得るようになされる。トリガエレメントの固定胴体部4は、ショルダ12を含み、該ショルダは、スプレーヘッド胴体部のダクトスペースの対応面18に対応する。したがって、ショルダ12は、移動を制限するリミッタ部材として機能する。固定胴体部4の移動の結果、保護手段6側及び/又はトリガエレメント5における固定胴体部4の端部41は、保護手段6に作用する。保護手段6は、固定位置(図1)から外れて、スプレーヘッド胴体部のノズル及びトリガエレメント5の前面から離れるように移動する(図2)。
スプレーヘッドは、少なくとも1つのノズル3を有するスプレーヘッド胴体部2、感熱性トリガエレメント5及び保護手段6を含む。保護手段6は、ノズル3の前面に位置し、スプレーヘッドが非作動状態にあるときにトリガエレメント5を機械的に保護する。また、保護手段6は、該手段がノズル3及びトリガエレメント5を保護しない第2の位置へと移動し得る。
トリガエレメントの固定胴体部4は、スプレーヘッド胴体部2に対して、2つの位置の間、つまりスプレーヘッドが非作動状態にある第1の位置と、トリガエレメントの固定胴体部4が引き出された第2の位置との間で移動する。トリガエレメントの固定胴体部4は、媒体圧力の作用により第1の位置から第2の位置へとスプレーヘッド胴体部に対して移動するように配設されるととともに、保護位置から第2の位置へと移動させるため保護手段6に対して力を付与するように配置される。トリガエレメントの固定胴体部4の第2の位置では、スプレーヘッドは準備状態に配置される。スプレーヘッド胴体部2は、ダクト13(すなわち、シリンダスペース)を含む。トリガエレメントの固定胴体部4の少なくとも一部は、ピストンとして形成され、媒体圧力の作用により第1の位置から第2の位置へとシリンダスペース内を移動するように配設される。
一実施例では、通常、移動に使用される媒体は消化剤である。他の適用可能な媒体を用いてもよい。
トリガエレメント5及びノズル3を保護する保護手段6は、スプレーヘッドと関連して配設される。図1によると、保護手段6は、カバーボード9の開口部15に配設される取付ボックス8の壁部におけるリング状の対応部材(カウンタエレメント)16に対して保護位置(図1)に固定される。リング状の対応部材16は取付ボックス8の壁部上に配されている。保護手段6上に固定部分17が位置する。保護手段6の固定部分17及びリング状の対応部材16は、ロック部を形成し、保護手段を保護位置における所定の位置に保持する。保護手段6は、保護位置における所定の位置に留まり、これにより、スプレーヘッドの重要な部材がスプレーヘッド周辺環境の影響から十分に保護される。保護される重要な部材としては、例えば、トリガエレメント5(通常はアンプル)及びノズル3などがある。スプレーヘッドは、不純物、ほこりや破損行為(汚損)にさらされる種々の環境下に置かれることがあり、かかる場合、スプレーヘッドの作動が害されるため保護手段6なしではスプレーヘッドが故障してしまう。一方で、保護手段6は、トリガエレメント5の望ましくないトリガを防止する(例えば、高温ガス流をスプレーヘッドに導くことにより防止する)。このような状況は、例えば、高速道路のトンネルにおいて生じることがあり(例えば、トラックの排気ガスが一瞬にしてスプレーヘッドへと直接導かれる)、又は、破損行為(例えば、故意にスプレーヘッドに向けられるライターの炎)によって生じ得る。
スプレーヘッドは、媒体を圧力でパイプライン7に導くことにより準備状態に位置し得る。その結果、媒体の圧力は、スプレーヘッドにおけるトリガエレメントの固定胴体部の面に及び、これにより、スプレーヘッド胴体部における第1の位置から第2の位置(すなわち、図2の下方)へとトリガエレメントの固定胴体部を押圧する力が生じる。トリガエレメントの固定胴体部4は、保護手段6に対して作用する。トリガエレメントの固定胴体部4により保護手段6に加わる力が保護手段を所定の位置に保持する力を越えると、保護手段は、その位置から外れて、図2による非保護位置へと移動する。図における固定胴体部は、最も外側の部材(すなわち、支持部材41)の位置において、保護手段6に対して固定胴体部の移動方向に作用する。
準備状態では(図2)、スプレーヘッドは、トリガエレメント5の補助(例えば、熱の影響による破壊等)により通常の方法で作動し、ノズル3が消化剤を噴射する。準備状態では、本発明によるトリガエレメントの固定胴体部における第1の端部はスプレーヘッド胴体部からある程度離間して延びており、一方の端部において燃焼している対象物により近接して、固定地点(例えば、天井や壁部の面)から所定の距離だけ離間している。
パイプライン7は、通常、いわゆる乾燥管であり、消化剤を含んでいない。消化剤がパイプライン7に導かれると、消化剤は前述のように作用して、トリガエレメントの固定胴体部を第1の位置から第2の位置へと準備状態に移動させ、保護手段6はロック状態から外れる。準備状態において、スプレーヘッドのアンプル5が、例えば、熱の影響により破裂すると、消化剤がスプレーヘッドのノズル3から噴射される。
図3は、本発明による作動時のスプレーヘッドを図示する。この場合、トリガエレメントは、破裂し、同時にトリガエレメントの支持部材41がトリガエレメント5の固定胴体部4から離れる。このときノズルの前面には噴射を妨げる部材は存在しない。
図4a及び図4cは、本発明によるスプレーヘッドの断面図である。
本発明はスプレーヘッドに関する。スプレーヘッドは、少なくとも1つのノズル3を有するスプレーヘッド胴体部2と、感熱性トリガエレメント5と、スプレーヘッドに関連して配される保護手段6と、を有する。保護手段は、スプレーヘッドが非作動状態のときに保護位置においてノズル3の前面に位置してトリガエレメント5を機械的に保護し、さらに、保護手段6は、少なくとも1つのノズル3及びトリガエレメント5を保護しない第2の位置に移動可能である。トリガエレメント5はトリガエレメントの固定胴体部4に嵌合し、固定胴体部は第1の位置と第2の位置との間をスプレーヘッド胴体部2に対して移動可能であり、前記第1の位置では、スプレーヘッドは非作動状態にあり、トリガエレメントの固定胴体部4は収縮(後退)しており、前記第2の位置では、トリガエレメントの固定胴体部が突出しており、トリガエレメントの固定胴体部は、媒体の圧力の影響により第1の位置から第2の位置へとスプレーヘッド胴体部2に対して移動し得るように配設されるとともに、保護手段を保護位置から第2の位置に移動させるため保護手段6に力を付与するように配設され、スプレーヘッドは、トリガエレメントの固定胴体部の第2の位置において準備状態に位置する。
本発明の1つの好ましい実施例によると、スプレーヘッド胴体部2は、シリンダスペース13を含み、トリガエレメントの固定胴体部4の少なくとも一部は、ピストン部材として形成され、媒体の圧力の影響により第1の位置から第2の位置へとシリンダスペース13内を移動し得るように配設される。
本発明の1つの好ましい実施例によると、トリガエレメントの固定胴体部4は、移動を制限するショルダ等からなるリミッタ手段12を含み、スプレーヘッド胴体部2はリミッタ手段に対応する対応面18を含む。
トリガエレメント5は、トリガエレメントの固定胴体部4の移動方向に対して横断方向に延びて配設される。
本発明の1つの好ましい実施例によると、トリガエレメントの固定胴体部4は、支持部材41を含み、保護手段6がトリガエレメント及びスプレーヘッド少なくとも1つのノズル3を保護する際に、支持部材は、保護手段6側におけるトリガエレメントの固定胴体部4の端部に対応する。
本発明の1つの好ましい実施例によると、保護位置において、保護手段6は、カバーボード9の開口部15内、取付ボックス8内又はスプレーヘッドの対応する取付開口内に嵌合する。
本発明の1つの好ましい実施例によると、熱の影響により破裂するアンプルなどのトリガエレメント5がトリガし、スプレーヘッドがスプレーするために起動すると離れる(外れる)ように、トリガエレメントの固定胴体部4の支持部材41が嵌合する。
スプレーヘッドは、ロック手段43を含み、該手段は第1のつめ44及び第2のつめ45を有する。ロック手段43は、支持軸46を中心として回転可能に配設される。例えば、温度上昇によりトリガエレメント5が壊れると、ロック手段43は支持軸46を中心として回転し、これにより、図4aの第1のつめ44が等距離だけ右方に移動し、トリガエレメントの固定胴体部に対する支持部材41を溝47にロックしている第2のつめ45が上方に移動して、固定胴体部4の溝47における支持部材41のロック状態が解かれる。
別の実施例として、例えば、解放可能に嵌合するトリガエレメントのホルダを開示する国際公開第98/56463号パンフレットに記載の方法で、トリガエレメントの固定胴体部の支持部材を配設することができる。
本発明の1つの好ましい実施例によると、トリガエレメントの固定胴体部4は、スプレーヘッドの作動状態時に媒体をスプレーするスプレーノズル42を含む。
スプレーヘッドは、公共の場や移動手段の消火システムに適用される。
本発明のスプレーヘッドは、高い液体量の消火剤をスプレーするのに好適である。スプレーヘッドの用途及び特徴等については、欧州特許第1150747号明細書及び国際公開第01/26742号パンフレットを参照されたい。
本発明は上記の例示的な実施例に限定されるものではなく、本発明の範囲内で種々の変更がなされることを当業者であれば理解されるであろう。

Claims (10)

  1. スプレーヘッドであって、少なくとも1つのノズル(3)を有するスプレーヘッド胴体部(2)と、感熱性トリガエレメント(5)と、前記スプレーヘッドに関連して配される保護手段(6)と、を有し、
    前記保護手段は、前記スプレーヘッドが非作動状態のときに保護位置において前記ノズル(3)の前面に位置して前記トリガエレメント(5)を機械的に保護し、さらに、前記保護手段(6)は、前記ノズル(3)及び前記トリガエレメント(5)を保護しない第2の位置に移動可能である、スプレーヘッドにおいて、
    前記トリガエレメント(5)はトリガエレメント固定胴体部(4)に嵌合し、
    前記トリガエレメント固定胴体部(4)は第1の位置と第2の位置との間を前記スプレーヘッド胴体部(2)に対して移動可能であり、前記第1の位置では、前記スプレーヘッドは非作動状態にあり、前記トリガエレメント固定胴体部(4)は収縮しており、前記第2の位置では、前記トリガエレメント固定胴体部(4)が突出しており、
    前記トリガエレメント固定胴体部(4)は、媒体の圧力の影響により前記第1の位置から前記第2の位置へと前記スプレーヘッド胴体部(2)に対して移動し得るように配設されるとともに、前記保護手段(6)を前記保護位置から前記第2の位置に移動させるため前記保護手段(6)に力を付与するように配設され、
    前記スプレーヘッドは、前記トリガエレメント固定胴体部(4)の前記第2の位置において準備状態にあり、該準備状態は、前記ノズル(3)が媒体を噴射するように、前記トリガエレメント(5)の補助により前記スプレーヘッドが作動し得る状態であることを特徴とするスプレーヘッド。
  2. 前記媒体が消火媒体であることを特徴とする請求項1に記載のスプレーヘッド。
  3. 前記スプレーヘッド胴体部(2)は、シリンダスペース(13)を含み、前記トリガエレメント固定胴体部(4)の少なくとも一部は、ピストン部材として形成され、前記媒体の圧力の影響により前記第1の位置から前記第2の位置へと前記シリンダスペース(13)内を移動し得るように配設されることを特徴とする請求項1又は2に記載のスプレーヘッド。
  4. 前記トリガエレメント固定胴体部(4)は、移動を制限するショルダ等からなるリミッタ手段(12)を含み、前記スプレーヘッド胴体部(2)は前記リミッタ手段(12)に対応する対応面(18)を含むことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のスプレーヘッド。
  5. 前記トリガエレメント(5)は、前記トリガエレメント固定胴体部(4)の移動方向に対して横断方向に延びて配設されることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のスプレーヘッド。
  6. 前記トリガエレメント固定胴体部(4)は、支持部材(41)を含み、前記保護手段(6)が前記トリガエレメント(5)及び前記ノズル(3)を保護する際に、前記支持部材は、前記保護手段(6)側における前記トリガエレメント固定胴体部(4)の端部に対応することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のスプレーヘッド。
  7. 前記保護位置において、前記保護手段(6)は、カバーボード(9)の開口部(15)内、取付ボックス(8)内又は前記スプレーヘッドの対応する取付開口内に嵌合することを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のスプレーヘッド。
  8. 熱の影響により破裂するアンプルなどのトリガエレメント(5)がトリガし、前記スプレーヘッドがスプレーするために起動すると離間するように、前記トリガエレメント固定胴体部(4)の前記支持部材(41)が配設されることを特徴とする請求項6に記載のスプレーヘッド。
  9. 前記トリガエレメント固定胴体部(4)は、前記スプレーヘッドの作動状態時に前記媒体をスプレーするスプレーノズル(42)を含むことを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載のスプレーヘッド。
  10. 前記スプレーヘッドは、公共の場や移動手段の消火システムに適用されることを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載のスプレーヘッド。
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