JP5376875B2 - 電気外科用器具 - Google Patents

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    • A61B2218/005Irrigation using gas or vapor, e.g. for protection or purging

Description

本開示は、組織を処置するための開放手順、腹腔鏡手順または内視鏡手順における使用のためのデバイスに関する。より詳細には、本開示は、空気式組織解剖器具を含むガス対応型外科用器具(gas−enhanced surgical instruments)に関する。
本開示は、開放および閉鎖手順、腹腔鏡手順および内視鏡手順の間の使用のためのデバイスに関することが認識されるけれども、論議の焦点は、主に閉鎖手順の間の使用のためのデバイスに関する。侵襲性のより低い腹腔鏡手順および内視鏡手順は、身体中の小さな切開を通じて実施される。開放手順の間とは異なり、閉鎖手順の間の外科用デバイスを操作するスペースは限られている。開放手順で慣用である外科的技法は、しばしば、腹腔鏡器具および技法、ならびに内視鏡器具および技法を用いて実施するにはより困難である。
1つのこのような外科的技法は、限られたアクセスおよびスペースが組織操作を極度に困難にし得る組織操作である。空気式解剖器具は、器具操作に関する限られたスペースの問題を取り扱うために開発された。空気式解剖器具は、ガス、例えば、COを用い、把持デバイスで組織を裂くか、または外科用メスで組織を切るのではなく、組織平坦部を分離する。組織を分離するこの技法を用いる利点は、裂くこと、または切ることに対し、組織への低減された外傷である。より侵襲性の低い空気式解剖でさえ、ある程度の損傷がなお組織に起こり、これは、出血を生じる。この出血は、手術が終了され得る前に停止されなければならず、それ故、別の器具が組織をシールするために必要である。
組織を凝固するためのガス対応型外科用器具は、当該技術分野で周知である。2005年9月15日に出願され、「GAS−ENHANCED SURGICAL INSTRUMENT」と題する米国特許出願番号第11/229814号は、1つのこのようなデバイスを教示し、この出願の全体の内容は、本明細書中に参考として本明細書によって援用される。ガス対応型電気外科用器具においては、イオン化可能なガス、例えば、アルゴンが、ガス供給から押されて器具を通り、そしてこの器具の遠位端から出る前に電極によってイオン化される。このガス供給は、内蔵式そして/または選択的に置換可能であるか、あるいは遠隔から供給され得る。器具の遠位端から出るイオン化されたガスは、代表的には、約1リットル/分より少ない速度で流れる。この流速でガスを提供することは、組織領域を効率的に曇らせ、そして組織を穏やかに凝固するイオン化可能なガス「雰囲気」を生成すると考えられている。ガス対応型外科用器具は、必要である限られた手術操作のため、腹腔鏡手順および内視鏡手順では非常に有用である。止血はまた、組織に触れることなく、または電極先端部を汚すこと、もしくは組織への過剰な熱損傷なくして制御され得る。
空気式解剖器具によって分離された組織は、外科的手順の全体で凝固または焼灼術を多くの回数要求され得る。外科医は、それ故、空気式解剖器具と電気外科用器具を用いることの間を交互することが要求される。開放手順の間ではある程度慣用的であるが、空気式解剖器具と電気外科用器具との間を交互することは、スペースが限られ、そして複数の器具を早急に操作することがよく見ても困難である腹腔鏡手順および内視鏡手順の間では複雑である。一度に1つのみの器具が用いられ得るとき、外科医は、1つの器具を、それを他で置き換える前に完全に取り出さなければならない。解剖器具と凝固器との間を絶えず交互することはまた、手術を実施する時間の長さを増加する。
本開示は、ハウジングであって、それを通って延びるチューブを含み、このチューブが近位端および遠位端を有し、この近位端が少なくともガスの第1の供給源に連結されるよう適合され、そして上記遠位端がガスを手術部位に送達するような形態であるハウジング、および上記チューブを通るガスの流れを選択的に調節するような形態のアクチュエーターであって、第1の外科的目的のために上記チューブを通って流れるガスの第1の所定速度を可能にする少なくとも第1の位置、および少なくとも第2の外科的目的のために上記チューブを通って流れるガスの少なくとも1つの異なる速度を可能にする少なくとも1つの次の位置を有するアクチュエーターを備える電気外科用器具を提供する。
この電気外科用器具は、上記第1の外科的目的および上記第2の外科的目的の少なくとも1つのために上記ガスを選択的にイオン化するような形態の電極アセンブリをさらに含む。
上記ガスの第1の供給源は、移動式カートリッジまたは加圧されたイオン化可能なガスを含むシリンダーであり得る。
上記電気外科用器具は、上記チューブに作動可能に連結された少なくとも1つの圧力軽減機構をさらに備え得る。この圧力軽減機構は、患者に緊密に近接して位置され得る。第1の圧力軽減機構が、上記チューブ内のガス圧力を調節するために上記チューブに作動可能に連結され、そして第2の圧力軽減機構が、上記手術部位内のガスを調節するためにハンドヘルドデバイスに作動可能に連結される。圧力軽減機構が、上記チューブを通って流れる圧力を50mmHg未満に調節し得る。
上記電気外科用器具は、上記チューブの第1の部分に作動可能に連結された第1の圧力軽減機構、およびこの第1の圧力軽減機構に近接する上記チューブの第2の部分に作動可能に連結された第2の圧力軽減機構を備え得る。
組織を解剖および凝固するための電気外科用システムがまた提供され、電気外科用発電機、少なくともガスの第1の供給源、およびハンドヘルドアプリケーターであって、ハウジングであって、それを通って延びるチューブを含み、このチューブが近位端および遠位端を有し、この近位端が少なくともガスの第1の供給源に連結されるよう適合され、そして上記遠位端がガスを手術部位に送達するような形態であるハウジング、上記チューブの遠位端を通るガスの流れを選択的に調節するような形態のアクチュエーターであって、第1の外科的目的のためにガスの流れる第1の所定速度を可能にする少なくとも第1の位置、および第2の外科的目的のために上記チューブを通って流れるガスの異なる速度を可能にする少なくとも1つの次の位置を有するアクチュエーター、および上記チューブの遠位端に近接して取り付けられる電極であって、上記電気外科用発電機に作動可能に連結され、そしてそれによって、上記ガスを選択的にイオン化するような形態である電極、を備えるハンドヘルドアプリケーターを備える。
さらに、電気外科用が提供され、ハウジングであって、それを通って延びるチューブを含み、このチューブが近位端および遠位端を有し、この近位端が少なくともガスの第1の供給源に連結されるよう適合され、そして上記遠位端がガスを手術部位に送達するような形態であるハウジング、上記チューブの遠位端を通るガスの流れを選択的に調節するような形態のアクチュエーターであって、第1の外科的目的のためにガスの流れる第1の所定速度を可能にする少なくとも第1の位置、および第2の外科的目的のために上記チューブを通って流れるガスの異なる速度を可能にする少なくとも1つの次の位置を有するアクチュエーター、上記チューブの遠位端に近接して取り付けられる電極であって、上記電気外科用発電機に作動可能に連結され、そしてそれによって、上記ガスを選択的にイオン化するような形態である電極、を備えるハンドヘルドアプリケーター、ならびに上記チューブに作動可能に付随する少なくとも1つの圧力軽減機構を備える。
本発明は、さらに以下の手段を提供する。
(項目A1)電気外科用器具であって:
ハウジングであって、それを通って延びるチューブを含み、該チューブが近位端および遠位端を有し、該近位端が少なくともガスの第1の供給源に連結されるよう適合され、そして該遠位端がガスを手術部位に送達するような形態であるハウジング;および
該チューブを通るガスの流れを選択的に調節するような形態のアクチュエーターであって、第1の外科的目的のために該チューブを通って流れるガスの第1の所定速度を可能にする少なくとも第1の位置、および少なくとも第2の外科的目的のために該チューブを通って流れるガスの少なくとも1つの異なる速度を可能にする少なくとも1つの次の位置を有するアクチュエーター
を備える、電気外科用器具。
(項目A2)上記第1の外科的目的および上記第2の外科的目的の少なくとも1つのために上記ガスを選択的にイオン化するような形態の電極アセンブリをさらに含む、項目A1に記載の電気外科用器具。
(項目A3)上記第1の外科的目的が解剖および凝固の少なくとも一方を含み、そして上記第2の外科的目的が解剖および凝固の他方を含む、項目A1またはA2のいずれか1項に記載の電気外科用器具。
(項目A4)上記アクチュエーターが、上記チューブを通るガスの流れを防ぐような形態である、項目A1〜A3のいずれか1項に記載の電気外科用器具。
(項目A5)上記ガスの第1の供給源が、移動式カートリッジである、項目A1〜A4のいずれか1項に記載の電気外科用器具。
(項目A6)上記ガスの第1の供給源が、加圧されたイオン化可能なガスを含むシリンダーを含む、項目A1〜A5のいずれか1項に記載の電気外科用器具。
(項目A7)上記チューブに作動可能に連結された少なくとも1つの圧力軽減機構をさらに備える、項目A1〜A6のいずれか1項に記載の電気外科用器具。
(項目A8)上記圧力軽減機構が、患者に緊密に近接して位置される、項目A7に記載の電気外科用器具。
(項目A9)上記チューブ内のガス圧力を調節するために該チューブに作動可能に連結された第1の圧力軽減機構、および上記手術部位内のガスを調節するためにハンドヘルドデバイスに作動可能に連結された第2の圧力軽減機構をさらに備える、項目A1〜A8のいずれか1項に記載の電気外科用器具。
(項目A10)上記チューブを通って流れる圧力を50mmHg未満に調節する、該チューブに作動可能に連結された少なくとも1つの圧力軽減機構をさらに備える、項目A1〜A9のいずれか1項に記載の電気外科用器具。
(項目A11)上記チューブの第1の部分に作動可能に連結された第1の圧力軽減機構、および該第1の圧力軽減機構に対し近位の、該チューブの第2の部分に作動可能に連結された第2の圧力軽減機構をさらに備える、項目A1〜A10のいずれか1項に記載の電気外科用器具。
(項目A12)上記電極が、上記チューブの遠位端に近接して取り付けられ、そして電気外科用発電機に作動可能に連結される、項目A2に記載の電気外科用器具。
(項目A13)組織を解剖および凝固するための電気外科用システムであって:
電気外科用発電機;
少なくともガスの第1の供給源;および
ハンドヘルドアプリケーターであって:
ハウジングであって、それを通って延びるチューブを含み、該チューブが近位端および遠位端を有し、該近位端が少なくともガスの第1の供給源に連結されるよう適合され、そして該遠位端がガスを手術部位に送達するような形態であるハウジング;
該チューブ遠位端を通るガスの流れを選択的に調節するような形態のアクチュエーターであって、第1の外科的目的のためにガスの流れる第1の所定速度を可能にする少なくとも第1の位置、および第2の外科的目的のために該チューブを通って流れるガスの異なる速度を可能にする少なくとも1つの次の位置を有するアクチュエーター;および
該チューブの遠位端に近接して取り付けられる電極であって、該電気外科用発電機に作動可能に連結され、そしてそれによって、該ガスを選択的にイオン化するような形態である電極
を備えるハンドヘルドアプリケーター
を備える、電気外科用システム。
(項目A14)上記第1の外科的目的が解剖および凝固の少なくとも一方を含み、そして上記第2の外科的目的が解剖および凝固の他方を含む、項目A13に記載の電気外科用システム。
(項目A15)上記アクチュエーターが、上記チューブを通るガスの流れを防ぐような形態である、項目A13またはA14のいずれか1項に記載の電気外科用システム。
(項目A16)上記ガスの第1の供給源が、移動式カートリッジであり、そして加圧されたイオン化可能なガスを含むシリンダーを含む、項目A13、A14およびA15のいずれか1項に記載の電気外科用システム。
(項目A17)上記チューブに作動可能に連結され、そして患者に緊密に近接して位置される、少なくとも1つの圧力軽減機構をさらに備える、項目A13、A14、A15、およびA16のいずれか1項に記載の電気外科用システム。
(項目A18)上記チューブ内のガス圧力を調節するために該チューブに作動可能に連結された第1の圧力軽減機構、および上記手術部位内のガスを調節するためにハンドヘルドデバイスに作動可能に連結された第2の圧力軽減機構をさらに備える、項目A13、A14、A15、A16、およびA17のいずれか1項に記載の電気外科用システム。
(項目A19)上記チューブを通って流れる圧力を50mmHg未満に調節する、該チューブに作動可能に連結された少なくとも1つの圧力軽減機構をさらに備える、項目A13、A14、A15、A16、A17、およびA18のいずれか1項に記載の電気外科用システム。
(項目A20)上記チューブの第1の部分に作動可能に連結された第1の圧力軽減機構、および該第1の圧力軽減機構に対し近位の、該チューブの第2の部分に作動可能に連結された第2の圧力軽減機構をさらに備える、項目A13、A14、A15、A16、A17、A18およびA19のいずれか1項に記載の電気外科用システム。
(項目B1)電気外科用器具であって:
ハウジングであって、それを通って延びるチューブを含み、該チューブが近位端および遠位端を有し、該近位端が少なくともガスの第1の供給源に連結されるよう適合され、そして該遠位端がガスを手術部位に送達するような形態であるハウジング;および
該チューブを通るガスの流れを選択的に調節するような形態のアクチュエーターであって、第1の外科的目的のために該チューブを通って流れるガスの第1の所定速度を可能にする少なくとも第1の位置、および少なくとも第2の外科的目的のために該チューブを通って流れるガスの少なくとも1つの異なる速度を可能にする少なくとも1つの次の位置を有するアクチュエーター
を備える、電気外科用器具。
(項目B2)上記第1の外科的目的および上記第2の外科的目的の少なくとも1つのために上記ガスを選択的にイオン化するような形態の電極アセンブリをさらに含む、項目B1に記載の電気外科用器具。
(項目B3)上記第1の外科的目的が解剖および凝固の少なくとも一方を含む、項目B1に記載の電気外科用器具。
(項目B4)上記第2の外科的目的が解剖および凝固の少なくとも他方を含む、項目B3に記載の電気外科用器具。
(項目B5)上記アクチュエーターが、上記チューブを通るガスの流れを防ぐような形態である、項目B1に記載の電気外科用器具。
(項目B6)上記ガスの第1の供給源が、移動式カートリッジである、項目B1に記載の電気外科用器具。
(項目B7)上記ガスの第1の供給源が、加圧されたイオン化可能なガスを含むシリンダーを含む、項目B1に記載の電気外科用器具。
(項目B8)上記チューブに作動可能に連結された少なくとも1つの圧力軽減機構をさらに備える、項目B1に記載の電気外科用器具。
(項目B9)上記圧力軽減機構が、患者に緊密に近接して位置される、項目B8に記載の電気外科用器具。
(項目B10)上記チューブ内のガス圧力を調節するために該チューブに作動可能に連結された第1の圧力軽減機構、および上記手術部位内のガスを調節するためにハンドヘルドデバイスに作動可能に連結された第2の圧力軽減機構をさらに備える、項目B1に記載の電気外科用器具。
(項目B11)上記チューブを通って流れる圧力を50mmHg未満に調節する、該チューブに作動可能に連結された少なくとも1つの圧力軽減機構をさらに備える、項目B1に記載の電気外科用器具。
(項目B12)上記チューブの第1の部分に作動可能に連結された第1の圧力軽減機構、および該第1の圧力軽減機構に対し近位の、該チューブの第2の部分に作動可能に連結された第2の圧力軽減機構をさらに備える、項目B1に記載の電気外科用器具。
(項目B13)組織を解剖および凝固するための電気外科用システムであって:
電気外科用発電機;
少なくともガスの第1の供給源;および
ハンドヘルドアプリケーターであって:
ハウジングであって、それを通って延びるチューブを含み、該チューブが近位端および遠位端を有し、該近位端が少なくともガスの第1の供給源に連結されるよう適合され、そして該遠位端がガスを手術部位に送達するような形態であるハウジング;
該チューブ遠位端を通るガスの流れを選択的に調節するような形態のアクチュエーターであって、第1の外科的目的のためにガスの流れる第1の所定速度を可能にする少なくとも第1の位置、および第2の外科的目的のために該チューブを通って流れるガスの異なる速度を可能にする少なくとも1つの次の位置を有するアクチュエーター;および
該チューブの遠位端に近接して取り付けられる電極であって、該電気外科用発電機に作動可能に連結され、そしてそれによって、該ガスを選択的にイオン化するような形態である電極
を備えるハンドヘルドアプリケーター
を備える、電気外科用システム。
(項目B14)電気外科用器具であって:
ハウジングであって、それを通って延びるチューブを含み、該チューブが近位端および遠位端を有し、該近位端が少なくともガスの第1の供給源に連結されるよう適合され、そして該遠位端がガスを手術部位に送達するような形態であるハウジング;
該チューブ遠位端を通るガスの流れを選択的に調節するような形態のアクチュエーターであって、第1の外科的目的のためにガスの流れる第1の所定速度を可能にする少なくとも第1の位置、および第2の外科的目的のために該チューブを通って流れるガスの異なる速度を可能にする少なくとも1つの次の位置を有するアクチュエーター;
該チューブの遠位端に近接して取り付けられる電極であって、該電気外科用発電機に作動可能に連結され、そしてそれによって、該ガスを選択的にイオン化するような形態である電極;および
該チューブと作動可能に関連する少なくとも1つの圧力軽減機構
を備える、電気外科用器具
(摘要)
電気外科用器具は、加圧ガスを外科的部位に提供し、そして近位端および遠位端を備えるハウジングと、それを通って規定されるチューブを有するハンドヘルドアプリケーターを含む。このチューブは、加圧ガスの供給源に連結するように適合され、そして所定容量の加圧ガスを外科的部位に選択的に送達するような形態である。上記チューブを通って流れる加圧されたイオン化可能なガスの容量を選択的に調節するような形態であるアクチュエーターがまた含まれる。このアクチュエーターは、上記チューブを通るガスの流れを選択的に調節する。このアクチュエーターは、解剖目的のための上記チューブを通って第1の所定容量の加圧されたイオン化可能なガスが流れることを可能にする第1の位置から、凝固目的のための上記チューブを通って異なる容量の加圧されたイオン化可能なガスが流れることを可能にする少なくとも1つの次の位置まで位置決め可能である。上記アクチュエーターは、上記少なくとも1つの次の位置に配置されるとき、能動電極と作動可能に連絡し、上記異なる容量の加圧されたイオン化可能なガスが上記チューブを出る前にこの異なる容量の加圧されたイオン化可能なガスをイオン化する。
本開示に従う、空気式解剖器具を有するガス対応型外科用デバイスの特定の実施形態、および方法が、描写する図面を参照して以下に詳細に説明され、図面では、同様の参照番号は、類似または同じ構造要素を識別する。
本出願は、空気式組織解剖器具として、および組織凝固器としての使用ために適合される電気外科用デバイスの種々の実施形態を開示する。この電気外科用デバイスは、加圧されたイオン化可能なガスの内蔵または遠隔の供給源を有し得、そして出血組織を制止すること、表面組織を乾燥すること、嚢胞を根絶すること、腫瘍上に焼痂を形成すること、組織を熱によりマーキングすること、および空気により組織を解剖することを含む種々の外科的機能のために用いられ得る。説明の容易さのため、本明細書中に記載される器具は、組織を分離するための空気式解剖器具として、および出血組織をシールするための凝固器としての使用のための形態である。しかし、当業者は、本開示の範囲から逸脱することなく、このデバイスがその他の外科的機能を実施し得るように、特定の改変が、本開示の電気外科用デバイスになされ得ることを認識する。さらに、組織の凝固を広めるためのイオン化可能なガスとしてアルゴンを用いることが好ましいが、その他の外科的機能のために、別のイオン化可能なガス、またはイオン化可能なガスの組み合わせが、所望の結果を達成するために利用され得る。
図1〜3を参照して、本明細書に開示される電気外科用デバイスの実施形態が示され、そして一般に電気外科用デバイス10として指定される。閉鎖手順における使用のための電気外科用デバイス10の基礎的な作動特徴が本明細書中に記載されるけれども、同じまたは類似の作動特徴が、本開示の範囲から逸脱することなく、手動またはロボットにより作動される開放手順における使用のために電気外科用デバイスに関して採用されるか、または用いられ得る。本明細書中で用いられる用語「電気外科用エネルギー」は、医療手順のために利用され得る任意のタイプの電気エネルギーをいう。
図1に示されるように、デバイス10は、近位端12、遠位端14、およびその上またはその中に複数の内部および/または外部の機械的および電気機械的構成要素を支持そして/または収容するための近位端および遠位端を通って延びる細長い本体部分15を有するハウジング11として示されるフレームを含む。この開示では、伝統的であるように、用語「近位」は、使用者により近いデバイス10(またはその他の要素)の端部をいい、その一方、用語「遠位」は、使用者からより遠い端部をいう。
細長いガス供給チャンネルまたはチューブ20がハウジング11中に規定され、そしてそれを通ってほぼ長手軸方向に走る。チューブ20は、遠位端16、近位端18およびそれらの間の中間部分17を含む。チューブ20の中間部分17は、ハウジング11の遠位端14を通って延び、そして特定の手術適用に依存して変動し得る長さを含み、例えば、より長い中間部分17が、体腔でより深く接近するために必要であり得る。チューブ20は、金属、プラスチック、ポリマーなどのような1つ以上の異なる材料を含む管材の1つ以上のセクションを含む。チューブ20はまた、イオン化可能なガスのそれを通る自由流れを許容するに十分に大きな直径を含むような寸法である。
チューブ20の遠位端16は、その中に規定される、チューブ20を通って辿るガスを発し、駆出し、または分散するような形態であるポート16aを含む。好ましくは、チューブ20の遠位端16は、1つ以上の円滑または丸い外表面を、この遠位端16がデバイス10の使用の間に偶然に接触され得る組織を損傷しないように含む。遠位端16は、遠位ポート16aからのイオン化ガスの分散を均一および一貫した様式で容易にするか、または促進するような形態であり得る。例えば、遠位端16は、その1つ側部、両側部、またはすべての側部がテーパー状であり得、イオン化されたガスを外科的部位または手術部位75に向かって向ける。あるいは、遠位ポート16aは、遠位ポート16aを出るイオン化ガスの分散または流れを混乱または撹拌し、さらなる乱れたガス流を作ることにより凝固を促進するような形態であり得る。多くの適切なデバイス、例えば、スクリュー、ファン、リボン、ブレード、らせんオシレーター、バッフル、またはその他のタイプの流れ攪拌器が、ガスを、ほぼ乱流によるか、またはその他の所定の流れ特徴でチューブ20を通り、そして/または遠位ポート16aの外へ流れるようにするために採用され得ることが企図される。遠位ポート16aまたは遠位端16は、組織解剖の間に空気流れを増加するような形態であり得ることもさらに想定される。
チューブ20の近位端18は、その端部に、ハウジング11の近位端12を通って延びる近位ポート19を含む。チューブ20の近位端18は、インターフェース202、例えば、ホース、チューブ、またはその他の機械的に連結可能な要素を経由して加圧ガスの供給源200に作動可能に連結するように適合されている。加圧ガス供給源は、デバイス10に作動可能に取り付けられるシリンダーまたは移動式カートリッジ200’であり得、例えば、ハウジング11の近位端12は、加圧ガスカートリッジ(図示されてはいない)を作動可能に保持するような形態であり得る。この実施形態では、近位ポート19は、加圧ガスシリンダーと作動可能に連結するような形態であり得る。
解剖器具としての使用の間、デバイス10のチューブ20は、遠位ポート16aを通る加圧ガスの定常流れを供給する。代わりに、デバイス10が凝固器として用いられるとき、電気外科用デバイス10のチューブ20は、加圧ガスの穏やかな流れを、チューブ20の遠位端16に隣接して位置される能動電極25の近傍に供給する。電極25は、ポート16aに近接して、遠位ポート16aから発せられたガスが、それが電極25を通過するときイオン化され得るように位置される。高度に加圧された非イオン化ガスが、デバイス10が解剖器具として用いられるとき、チューブ20の遠位ポート16aから向けられる。デバイス10が凝固器として作動されるとき、低圧のイオン化ガスが遠位ポート16aから流れる。加圧されたガスの流速は、圧力調節器(図示されてはいない)を用いて調節され得る。採用されるガス流速は、用いられる器具および/または実施される手術または手順のタイプのような因子に依存する。
電気外科用デバイス10はまた、ポート16aを通る加圧ガス供給源200からの加圧ガスの流れを起動そして/または選択的に調節するために、一般に30で指定される、少なくとも1つのアクチュエーター、例えば、ダイアル、ボタン、レバー、スイッチまたはその他の適切な要素を含む。アクチュエーター30(または第2のアクチュエーター)はまた、外科的部位75での使用のために不活性ガスをイオン化するために、エネルギー供給源から、すなわち、発電機300から能動電極25への電気外科用エネルギーの送達を起動し、そして選択的に調節するために用いられ得る。アクチュエーター30はまた、ハウジング11の頂上に支持され得るか、または遠隔に位置され得(例えば、フットスイッチ)、電極25を起動し、そして/またはガスの流速を調節する。より詳細には、アクチュエーター30は、ハウジング11に作動可能に連結し、そしてそれから延びるステム34を含むベース32を含む。ステム34は、デバイス10を凝固モードおよび解剖モードとの間をスイッチする、ベース32上、その中またはその周りに位置決めされるレバー36と作動可能に連絡する。アクチュエーター30はさらに、デバイス10を、特定の作動形態、例えば、凝固器または解剖器としてロックし、そして/または維持するような形態であるタブ38を含む。ハウジング11において規定される窪み39が含められ得、これは、タブ38と機械的にインターフェースし、デバイス10を特定の作動形態にロックする。
図1〜3に示され、そして記載されるように、レバー36が第1の位置にあるとき(図2)、デバイス10は解剖器として作動する。レバー36が第2の位置にあるとき(図3)、デバイス10は凝固器として作動する。アクチュエーター30はさらに、電気ケーブル303を経由して発電機300からの電気外科用電流を受容するような形態である。アクチュエーター30は、凝固器としてのデバイス10の使用の間、電極25に電流を選択的に送達するような形態である。解剖器としての使用の間、能動電極25に電気外科用エネルギーは送達されない。
図1〜3に示される1つの特定の実施形態では、アクチュエーター30のステム34は、それを通って規定され、チューブ20の中間部分17と連絡する開口部35を含む。ステム34は、チューブ20を通るガスの流れを仕切りする第1の位置から、チューブ20を通る変動する量のガスの流れを可能にする種々の中間または増分位置までベース32によって位置決め可能である。より詳細には、アクチュエーター30のベース32の下がりは、ステム34および開口部35の移動を引き起こす。ベース32がより多く押し下げられるほど、チューブ20を通るガスの流れへの妨害はより少ない。ベース32の完全な押し下げに際し、開口部35はチューブ20と完全に整列され、そして加圧ガスは、チューブ20を通って自由に流れることを許容される。あるいは、ベース32は、チューブを通って流れるガスの流れを増分して調節する1つ以上の機械的要素(図示はされていない)を含み得る。ステム34の位置およびチューブ20を通るガス流れの容量を示す指標(図示されてはいない)が、アクチュエーター30上に含められ得る。ステム34はまた、レバー36の解放に際し、上記第1の位置に戻るようにスプリングで付勢され得る。
代替の実施形態では、アクチュエーター30は、バルブシステムとともに、ステム34がバルブを押し下げて開き、そしてチューブ20を通るガスの流れを可能にするような形態であり得る。ここで再び、アクチュエーター30が完全に押し下げられ、そしてバルブシステムが完全に開いているときチューブ20を通るガスの妨害されない流れが生じる。このバルブシステムは、解剖モードではバルブが完全に開かれ、その一方、凝固モードではバルブが組織を凝固するために十分なガスを提供するために必要な程度まで開くことのみが許容されるような形態であり得る。ほぼガスは、押し下げられるステム34の量に依存して付与される。種々のその他のバルブおよびバルブシステムが用いられ得ることが想定される。
代わって、ステム34は、ガスの流れを調節するために、チューブ20をはさむか、または締め付けるような形態であり得る。チューブ20は、起動していない状態では、アクチュエーター30がチューブ20を通るガスの流れを防ぐようにステム34と係合するような形態であり得る。このはさむシステムは、先に記載されたバルブシステムに類似の様式で作動し得る。完全に押し下げられたステム34は、チューブ20を完全に解放するか、または開き、それ故、解剖する目的にために加圧ガスの自由流れを可能にし、その一方、部分的押し下げは、チューブ20を調節された流れを部分的にのみ妨害する。
上記で述べられたように、レバー36の相対的位置は、ステム34が凝固モードおよび解剖モードのために押し下げられ得る程度を決定する。レバー36が、エネルギー分与を制御するために、エネルギー供給源にレバー36の相対位置に関する信号を戻して提供するような形態であり得ることがまた企図される。より詳細には、レバー36が第1の解剖位置にあるとき、ベース32中に形成される窪み39は、レバー36によって妨害されないままである。このようにして、タブ38は、窪み39内に完全に受容され得、そしてステム34は、ハウジング11内に完全に押し下げられ得る。レバー36が第2の凝固位置に進められるとき、ベース32中に形成される窪み39は、レバー36によって妨害されるようになり、そしてタブ38は、窪み39内に完全に受容されることはできず、これは、次に、ステム34が完全に押し下げられることを防ぐ。
アクチュエーター30はまた、能動電極25と作動可能に連絡し、そして電気エネルギー供給源300に連結するような形態である。発電機300中で生成される電気外科用エネルギーは、ケーブル303を経由してハウジング11を通って伝達される。電気ケーブル303は、任意の位置、好ましくは近位端12でハウジング11に入り得る。電気外科用エネルギーが、次いで、チューブ20を通りそして能動電極25まで電気ケーブル303を下流に辿る前にアクチュエーター30を通過し得る。上で述べたように、レバー26の相対的位置はまた、エネルギー分与、すなわち、デバイス10の起動化を調節し得、解剖モードでは電極25にエネルギーを伝達せず、その一方、凝固モードにおける起動では、能動電極25にエネルギーを伝達する。このようにして、デバイス10は、解剖器具として用いられるとき、遠位ポート16から発せられる高圧ガスを誤ってイオン化することはできない。認識され得るように、レバー36はまた、解剖モードに配置されるとき、発電機300をオフするように位置決め可能であり得る。
図3に示されるように、デバイス10は、あるいは、チューブ20を通る加圧されイオン化可能なガスの流れを調節するアクチュエーター30’および電極25の起動を制御するスイッチ37を含み得る。チューブ20の遠位端16を出る前に、ガスはイオン化され、穏やかに組織を凝固するプラズマ雲90を形成する。
代替の実施形態では、アクチュエーター30の起動、および遠位ポート16aを通るガス流れの開始の後、1つ以上のコントローラー315(図3を参照のこと)が、電極25を順序付けるか、またはその点火を制御するために含まれ得る(例えば、機械的に、電気−機械的に、または遅延回路もしくは遅延アルゴリズム(図示されてはいない)を利用して点火を遅延する)。コントローラー(単数または複数)315を提供し、作動部位75へのイオン化ガスの送達を向上する。認識され得るように、遅延回路またはアルゴリズムは、アクチュエーター30または発電機300中に取り込まれ得る。
図2および3に示されるように、そして大部分の単極電気外科用システムにおけるように、戻り電極またはパッド306が、代表的には、患者の下に位置決めされ、そしてケーブル309を経由して、電気外科用発電機300上の異なる電位に連結される。起動の間に、戻りパッド306は、電気外科用デバイス10から発出する電気外科用エネルギーの電気的戻りとして作用する。Valleylab、Inc.−Boulder、ColoradoのTyco Healthcare Group LPの事業部によって販売されるもののような、種々のタイプの電気外科用発電機300が、電気外科用デバイス10との使用のために採用され得る。
アクチュエーター30(または発電機300)が、デバイス10、ハウジング11および/または電極25に取り付けられ得る1つ以上のセンサーと協働し得ることが企図され、これは、作動部位75における状態、例えば、組織凝固の量を連続的に測定またはモニターし、そしてこの情報を発電機300にリレーし戻すか、または操作者に視覚または音響フィードバックを提供する。例えば、コントロールシステムまたは安全回路(図示はされていない)が採用され得、これは、妨害が示される場合、自動的に(例えば、遮断スイッチを通じて)、圧力を減少させるか、またはアクチュエーター30を部分的に閉じる。あるいは、または加えて、上記安全回路は、組織400へのエネルギーを遮断し、そして/またはセンサーまたは外科医によって感知された状態(例えば、塞栓状態またはその懸念)に基づき、加圧ガスの圧力を解放するように圧力軽減バルブを起動または解放するような形態であり得る。あるいは、センサーは、アクチュエーター30または発電機300へのフィードバックを提供し得、組織タイプに基づくか、または組織応答に基づき、チューブ20中の測定されたバックプレッシャーから演繹される組織からの距離に基づき、組織400の凝固を最適にする。その他のセンサーが、チューブ20を通るガスの流れを測定するために採用され得、そして1つ以上の流れ調節器、例えば、アクチュエーター30に電気的に連結され得、チューブ20を通り、そして電極25を通過するガスの流れを自動的に調節する。
上で述べられるように、そして図1に示されるように、電気外科用デバイス10は、過剰の圧力の構築を防ぎ、そして50mmHgより大きい圧力で生じることが知られる塞栓状態の機会を低減するような形態である1つ以上の安全機構を備える形態であり得る。例えば、第1の圧力軽減機構44が含められ得、これは、このデバイスの中を通じた圧力構築を防ぐような形態である。第1の圧力軽減機構44は、チューブ20の遠位部分内に規定される開口部46の周りに位置決めされる弾性バンド45を含む。好ましくは、開口部46は、閉鎖された外科的手順の間に用いられるとき、体腔中に延びるチューブ20のセクション内に位置される。弾性バンド45は、プラスチック、ゴムなどからなり得、そして使用の間の過剰の圧力(50mmHgを超える)を軽減するために開口部46と作動可能に連絡するような形態である。より詳細には、チューブ20の遠位端16における圧力が所定の閾値(例えば、50mmHgより大きい)に到達するとき、弾性バンド45は伸張し、過剰に加圧されたガスが開口部46から逃れることを可能にする。このようにして、チューブ20の遠位端16における圧力は、50mmHgを決して超えない。
第2の圧力軽減機構55がまた含められ得、これは、閉鎖された外科的手順の間の体腔の過剰ガス注入を防ぐよう作動する。第2の圧力軽減機構55は、チューブ20の周りに適合するような寸法のスリーブ56を含む。スリーブ56は、近位端57および遠位端58を有する。スリーブ56の近位端57は、ハンドピース11の遠位端14内に受容される。弾性バンド59が、チューブ20の周りでスリーブ56の近位端57に作動可能に連結する。スリーブ56はハンドピース11の遠位端14から延び、そして好ましくは、チューブ20の遠位端16に対し近位で終結する。このようにして、チューブ20の遠位端16は、ハンドピース11から患者の体腔中に延び、それ故、体腔を外側環境と流体連結する。体腔内の圧力が、特定された量を超える場合、高圧は、スリーブ56の近位端57を通って弾性バンド59により解放され得る。
第3の圧力軽減機構65がまた、代替または余剰の圧力軽減バルブとして含められ得る。例えば、バルブ65は、特定された量を越えた圧力を解放し得る任意の従来のバルブ設計であり得る。バルブ65は、ハンドピース11の細長い本体部分15を伴うチューブ20に沿って位置され得る。バルブ65は、圧力がバルブ65を通って解放されるとき、可聴音が聞かれるような形態であり得ることが想定される。バルブ65を通って発せられる音は、低い持続音から高い音の警笛までの範囲であり得る。この音の強さおよび/または高さは、バルブ65を通って解放される圧力の関数として変化し得る。バルブ65は、チューブ20に沿って位置されるセンサー(図示されてはいない)に連結され得、そして体腔内の圧力が所定のレベルに到達するとき、開くように電気的に起動される。
デバイス10は、加湿器を含むように改変され得る。この加湿器は上記ベースと一体に形成され得るか、または遠隔に位置され得る。この加湿器は、体腔に入るガスを加湿し得、体腔が、体腔中を循環するさらなるガスのために脱水されるようにならないことを確実にする。
デバイス10は、特定の外科的目的に依存して、ペンシル用ハンドヘルドデバイスとして、またはピストル用ハンドヘルドデバイスとしての寸法であり得る。さらに、デバイス10は、ロボット取り扱いのための形態でさらにあり得る。
ここで、図4を参照して、代替の実施形態では、電気外科用デバイス100は、ホース202、202aを経由して、第1のガスの加圧供給源200および第2のガスの加圧供給源200aにそれぞれ作動可能に連結する。第1のガスの加圧供給源200および第2のガスの加圧供給源200aの各々は、同じまたは類似の内容物を含み得る。あるいは、各供給源200、200aは、異なるガスまたは同じガスの異なる濃度を含み得る。第1のガス供給源200および第2のガスの供給源200aは、各供給源がその内容物を異なる速度で分与するように異なるレベルに加圧され得る。両方のガスの供給源200、200aは、起動の前に、処理、すなわち、加熱、イオン化され得る。
電気外科用デバイス100は、第1のガス供給源200と第2のガスの供給源200aとの間で選択的に交互する形態であるバルブまたは変更器135を含む。バルブ135は、ボタンまたはスイッチ134を含む。電気外科用デバイス100はさらに、アクチュエーターアセンブリ130を含む。アクチュエーター130は、スライドスイッチまたはボタン132を含む。アクチュエーター130は、上に記載されるアクチュエーター30と類似の様式で作動する。
ここで、図5を参照して、別の実施形態では、電気外科用器具200は、それを通るガスの流れを調節するためのバルブアセンブリ234を含む。バルブアセンブリ234は、それを通って種々の流速でガスを分与するような形態であり得る。電気外科用器具200はさらに、その遠位端上に取り付けられた電極を起動するためのボタンまたはスイッチ230を含む。
空気式に組織を解剖および凝固するためのガス対応型電気外科用デバイスのいくつかの実施形態が本明細書中に記載され、そして示されている。本開示の特定の実施形態が記載されているけれども、本開示がそれに制限されることは意図されず、なぜなら、本開示は、当該技術分野が許容し、しかも本明細書が同様に読まれる範囲において広いことが意図されるからである。従って、上記の説明は、制限するとして解釈されるべきではなく、特定の実施形態の単なる例示としてである。当業者は、本明細書に添付された請求項の範囲および思想内でその他の改変を想定する。
前述の要旨、および上記の詳細な説明は、添付の図面と組み合わせて読まれるとき、より良好に理解される。本開示を説明する目的のために、1つの特定の実施形態が示される。しかし、本開示が、示される正確な配列および手段に制限されないことが理解される。
図1は、本開示に従う、ガス対応型外科用デバイスの断面側面図である。 図2は、空気式組織解剖器具として作動される、図1のガス対応型外科用デバイスの概略図である。 図3は、組織凝固器として作動される、図1および2のガス対応型外科用デバイスの概略図である。 図4は、本開示による、ガス対応型外科用デバイスの代替の実施形態の概略図である。 図5は、ガス対応型外科用デバイスの代替の実施形態の概略図である。
符号の説明
10 デバイス
11 ハウジング
15 細長い本体部分
16a ポート
19 近位ポート
20 チューブ
25 電極
30 アクチュエーター
32 ベース
34 ステム
35 開口部
36 レバー
38 タブ
39 窪み
44 圧力軽減機構
45 弾性バンド
46 開口部
55 圧力軽減機構
56 スリーブ
59 弾性バンド
65 圧力軽減機構
200’ 移動式カートリッジ
303 ケーブル

Claims (3)

  1. 電気外科用器具であって、
    ハウジングであって、該ハウジングは、それを通って延びるチューブを含み、該チューブは、近位端と遠位端とを有し、該近位端は、ガスの第1の供給源とガスの第2の供給源とに連結するように適合されており、該遠位端は、ガスを手術部位に送達するように構成されている、ハウジングと、
    該チューブを通るガスの流れを選択的に調節するように構成されたアクチュエーターであって、第1の外科的目的のために、第1の所定の速度のガスが該チューブを通って流れることを可能にする少なくとも第1の位置と、少なくとも第2の外科的目的のために、少なくとも1つの異なる速度のガスが該チューブを通って流れることを可能にする少なくとも1つの次の位置とを有するアクチュエーターと、
    ガスを該チューブに提供するために、該ガスの第1の供給源と該ガスの第2の供給源との間で選択的に交互するように構成された変更器であって、該変更器は、該ハウジングの外側に露出された、該変更器を制御するためのスイッチまたはボタンを含む、変更器と、
    該第1の外科的目的および該第2の外科的目的のうちの少なくとも1つのために、該ガスを選択的にイオン化するように構成された電極アセンブリと、
    該チューブに作動可能に連結された複数の圧力軽減機構と
    を含み、
    該複数の圧力軽減機構は、
    患者に緊密に近接して位置された第1の圧力軽減機構であって、該第1の圧力軽減機構は、該チューブの該遠位端に作動可能に連結されており、かつ、該チューブを通って流れる圧力を50mmHg未満に調節するように構成されている、第1の圧力軽減機構と、
    該第1の圧力軽減機構とは別の第2の圧力軽減機構であって、該第2の圧力軽減機構は、該手術部位内においてガスを調節するために、ハンドヘルドデバイスに作動可能に連結されており、該第1の圧力軽減機構の近位において、該チューブの第2の部分に作動可能に連結されている、第2の圧力軽減機構と
    を含み、
    該第1の外科的目的は、解剖および凝固のうちの少なくとも一方を含み、該第2の外科的目的は、解剖および凝固のうちの少なくとも他方を含み、
    該アクチュエーターは、ガスが該チューブを通って流れることを防ぐように構成されており、
    該ガスの第1の供給源は、移動式カートリッジであり、
    該ガスの第1の供給源は、加圧されたイオン化可能なガスを含むシリンダーを含む、電気外科用器具。
  2. 前記電極は、前記チューブの遠位端に近接して取り付けられ、電気外科用発電機に作動可能に連結されている、請求項1に記載の電気外科用器具。
  3. 前記ハンドヘルドデバイスは、前記ハウジングと前記アクチュエーターと前記電極アセンブリとを含む、請求項1に記載の電気外科用器具。
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