JP5375716B2 - 基地局、通信システムおよび通信方法 - Google Patents
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Description
1.通信システムの全体構成
2.基地局の構成
3.キャリブレーション係数の初期取得
4.キャリブレーション係数の更新
5.まとめ
まず、図1を参照し、本発明の実施形態による通信システム1の全体構成を説明する。
図2は、基地局10のブランチ構成を示した説明図である。図2に示したように、基地局10のアナログ部110は、ブランチb0、ブランチb1、およびブランチb2からなる。各ブランチは、アンテナA、スイッチS、送信アナログ部Tx(DA変換部を含んでもよい。)、および受信アナログ部Rx(AD変換部を含んでもよい。)を備える。なお、図2においては、基地局10が3つのブランチを有する例を示しているが、基地局10が有するブランチの数は3つに限定されない。例えば、基地局10が有するブランチの数は2つであってもよいし、4つ以上であってもよい。
D(0,2)=Tx(0)*Rx(2)
D(1,0)=Tx(1)*Rx(0)
D(2,0)=Tx(2)*Rx(0)
K(1)=D(0,1)/D(1,0)={Rx(1)/Tx(1)}*{Tx(0)/Rx(0)}
K(2)=D(0,2)/D(2,0)={Rx(2)/Tx(2)}*{Tx(0)/Rx(0)} (数式2)
Tx(1)*K(1)/Rx(1)=Tx(0)/Rx(0) (数式3)
Tx(2)*K(2)/Rx(2)=Tx(0)/Rx(0)
上述のように、個別ブランチキャリブレーションによれば、各基地局10内の全ブランチの送信アナログ部Txの伝達関数および受信アナログ部Rxの伝達関数の比率を一定にすることができる。しかし、上述の個別ブランチキャリブレーションを各基地局10が行っても、各基地局10による個別ブランチキャリブレーションの基準アンテナが異なるので、異なる基地局10内のブランチの送信アナログ部Txの伝達関数および受信アナログ部Rxの伝達関数の比率を一定にすることはできない。すなわち、CoMP送信を行う複数の基地局10内の全ブランチを、ブランチキャリブレーションが完了した1の装置内の複数のブランチと等価に扱うことはできない。
図5は、本発明の実施形態による基地局10の構成を示した機能ブロック図である。図5に示したように、本発明の実施形態による基地局10は、アナログ部110と、バックホール通信部120と、デジタル部150と、上位レイヤ部180と、記憶部190と、を備える。
以上、本発明の実施形態による基地局10の構成を説明した。続いて、基地局10が他の基地局とCoMPを行う場合に利用するキャリブレーション係数の初期取得方法について詳細に説明する。
・個別キャリブレーション係数(i,j)
基地局10iで閉じたブランチキャリブレーションを行うことにより取得される、基地局10iのj番目のブランチのキャリブレーション係数。
基地局10iで閉じたブランチキャリブレーションを行う際に設定した基準ブランチ。
基地局10iの基準ブランチから、基地局10iのj番目のブランチへのループバック伝達関数。
基地局10iのj番目のブランチから、基地局10iの基準ブランチへのループバック伝達関数。
複数の基地局が連携したブランチキャリブレーションを行うために基地局ごとに選択されたブランチ。このブランチは、個別キャリブレーションの基準ブランチと異なってもよい。
複数の基地局が連携したブランチキャリブレーションを行うために設定した基準ブランチ。このブランチは、通信端末20またはリレーノードなどに設けられた1のブランチであってもよい。
連携キャリブレーションの基準ブランチから、基地局10iの利用ブランチへのループバック伝達関数
基地局10iの利用ブランチから、連携キャリブレーションの基準ブランチへのループバック伝達関数。
連携キャリブレーションにより取得される基地局10iの利用ブランチのキャリブレーション係数。
基地局10iの個別キャリブレーション係数(i,j)を調整して最終的なキャリブレーション係数を取得するための係数である。調整用係数(i)は、以下の数式4に従って算出される。なお、数式4におけるj番目のブランチは、連携キャリブレーションの利用ブランチと同一である。
調整用係数(i)
=連携キャリブレーション係数(i,利用)
/個別キャリブレーション係数(i,j)
(数式4)
基地局10iが他の基地局とCoMPを行う場合に利用する、基地局10iのj番目のキャリブレーション係数である。キャリブレーション係数(i,j)は、以下の数式5に従って算出される。
キャリブレーション係数(i,j)
=個別キャリブレーション係数(i,j)*調整用係数(i)
(数式5)
続いて、図6を参照し、キャリブレーション係数の取得方法の概要を説明する。図6は、キャリブレーション係数の取得方法を示したフローチャートである。まず、CoMPを行う複数の基地局10の各々は、例えば「個別ブランチキャリブレーション」において説明した方法により、個別キャリブレーション係数を取得する(ステップ1)。
図7および図8は、個別キャリブレーションの過程を示した説明図である。図7に示したように、CoMPを行う基地局10A〜10Cの各々は、まず、基準ブランチとして選択したブランチb0から無線信号を送信し、ブランチb1およびb2でその無線信号を受信する。これにより、基地局10A〜10Cの各々は、フォワードループバック伝達関数D(i,基準)(i,j)を取得できる。なお、基準ブランチとしてブランチb0を選択した本例においては、(i,基準)における「基準」は「0」に該当し、(i,j)における「j」は「1」または「2」に該当する。
個別キャリブレーション係数(i,j)
=D(i,基準)(i,j)/D(i,j)(i,基準)
(数式6)
D(A,基準)(A,1)=2.0
D(A,基準)(A,2)=3.0
D(A,1)(A,基準)=4.0
D(A,2)(A,基準)=1.5
D(B,基準)(B,1)=2.0
D(B,基準)(B,2)=1.0
D(B,1)(B,基準)=1.0
D(B,2)(B,基準)=2.0
D(C,基準)(C,1)=3.0
D(C,基準)(C,2)=4.0
D(C,1)(C,基準)=1.5
D(C,2)(C,基準)=2.0
個別キャリブレーション係数
(A,0)=1.0
(A,1)=D(A,基準)(A,1)/D(A,1)(A,基準)
=2.0/4.0=0.5
(A,2)=D(A,基準)(A,2)/D(A,2)(A,基準)
=3.0/1.5=2.0
(B,0)=1.0
(B,1)=D(B,基準)(B,1)/D(B,1)(B,基準)
=2.0/1.0=2.0
(B,2)=D(B,基準)(B,2)/D(B,2)(B,基準)
=1.0/2.0=0.5
(C,0)=1.0
(C,1)=D(C,基準)(C,1)/D(C,1)(C,基準)
=3.0/1.5=2.0
(C,2)=D(C,基準)(C,2)/D(C,2)(C,基準)
=4.0/2.0=2.0
図9および図10は、連携キャリブレーションの過程を示した説明図である。図9に示したように、CoMPを行う基地局10A〜10Cの各々から選択された利用アンテナb0は、まず、基準ブランチとして選択された通信端末20Aのブランチから送信される無線信号を受信する。これにより、基地局10A〜10Cは、フォワードループバック伝達関数D(基準)(i,利用)を取得できる。
連携キャリブレーション係数(i,利用)
=D(基準)(i,利用)/D(i,利用)(基準)
(数式7)
D(基準)(A,0)=1.0
D(A,0)(基準)=0.5
D(基準)(B,0)=3.0
D(B,0)(基準)=1.0
D(基準)(C,0)=2.0
D(C,0)(基準)=2.0
連携キャリブレーション係数
(A,0)=D(基準)(A,0)/D(A,0)(基準)
=1.0/0.5=2.0
(B,0)=D(基準)(B,0)/D(B,0)(基準)
=3.0/1.0=3.0
(C,0)=D(基準)(C,0)/D(C,0)(基準)
=2.0/2.0=1.0
各基地局10は、上記の数式4に従って調整用係数(i)を算出する。具体的には、上記の個別キャリブレーション係数(i,j)および連携キャリブレーション係数(i,利用)が得られた場合、各基地局10は調整用係数(i)を以下のように算出する。
調整用係数(A)=連携キャリブレーション係数(A,0)
/個別キャリブレーション係数(A,0)
=2.0/1.0=2.0
調整用係数(B)=連携キャリブレーション係数(B,0)
/個別キャリブレーション係数(B,0)
=3.0/1.0=3.0
調整用係数(C)=連携キャリブレーション係数(C,0)
/個別キャリブレーション係数(C,0)
=1.0/1.0=1.0
各基地局10は、上記の数式5に従って各ブランチの最終的なキャリブレーション係数(i,j)を算出する。具体的には、上記の個別キャリブレーション係数(i,j)および調整用係数(i)が得られた場合、各基地局10は各ブランチの最終的なキャリブレーション係数(i,j)を以下のように算出する。
最終的なキャリブレーション係数
(A,0)=個別キャリブレーション係数(A,0)*調整用係数(A)
=1.0*2.0=2.0
(A,1)=個別キャリブレーション係数(A,1)*調整用係数(A)
=0.5*2.0=1.0
(A,2)=個別キャリブレーション係数(A,2)*調整用係数(A)
=2.0*2.0=4.0
(B,0)=個別キャリブレーション係数(B,0)*調整用係数(B)
=1.0*3.0=3.0
(B,1)=個別キャリブレーション係数(B,1)*調整用係数(B)
=2.0*3.0=6.0
(B,2)=個別キャリブレーション係数(B,2)*調整用係数(B)
=0.5*3.0=1.5
(C,0)=個別キャリブレーション係数(C,0)*調整用係数(C)
=1.0*1.0=1.0
(C,1)=個別キャリブレーション係数(C,1)*調整用係数(C)
=2.0*1.0=2.0
(C,2)=個別キャリブレーション係数(C,2)*調整用係数(C)
=2.0*1.0=2.0
以上、複数の基地局10がブランチキャリブレーションを連携して行うことにより、複数の基地局10の全ブランチで整合のとれたキャリブレーション係数を取得できることを説明した。続いて、一部のキャリブレーション係数の更新方法について詳細に説明する。
・ターゲット基地局
キャリブレーション係数が更新される基地局。
ターゲット基地局のキャリブレーション係数の更新のために協力する基地局。
基地局10iで閉じたブランチキャリブレーションを行うことにより取得される、基地局10iのj番目のブランチのキャリブレーション係数。
連携キャリブレーションの基準ブランチから、基地局10iの利用ブランチへのループバック伝達関数
基地局10iの利用ブランチから、連携キャリブレーションの基準ブランチへのループバック伝達関数。
連携キャリブレーションにより取得される基地局10iの利用ブランチのキャリブレーション係数。
協力基地局の利用ブランチの連携キャリブレーション係数(i,利用)を、協力基地局の利用ブランチの現在のキャリブレーション係数と一致させるための係数。
補正係数により補正された連携キャリブレーション係数(i,利用)。具体的には、補正係数と連携キャリブレーション係数(i,利用)との乗算値である。
ターゲット基地局の個別キャリブレーション係数(i,j)を調整するための係数であり、この調整により更新後のキャリブレーション係数が取得される。更新用係数(i)は、以下の数式8に従って算出される。なお、なお、数式8におけるj番目のブランチは、連携キャリブレーションの利用ブランチと同一である。
更新用係数(i)=補正後連携キャリブレーション係数(i,利用)
/個別キャリブレーション係数(i,j)
(数式8)
基地局10iが他の基地局とCoMPを行う場合に利用する、基地局10iのj番目のキャリブレーション係数である。キャリブレーション係数(i,j)は、以下の数式9に従って算出される。
キャリブレーション係数(i,j)
=個別キャリブレーション係数(i,j)*更新用係数(i)
(数式9)
続いて、図11を参照し、キャリブレーション係数の更新方法の概要を説明する。図11は、キャリブレーション係数の更新方法を示したフローチャートである。図11に示したように、まず、CoMP用のキャリブレーション係数の更新が必要なターゲット基地局、および更新に協力する協力基地局を決定する(ステップ1)。続いて、ターゲット基地局が個別キャリブレーションを行い、ブランチごとに個別キャリブレーション係数を取得する(ステップ2)。
ターゲット基地局は、上述したように、CoMP用のキャリブレーション係数が更新される基地局10である。ここで、キャリブレーション係数の精度は、時間の経過と共に劣化する。そこで、基地局10は、CoMP用のキャリブレーション係数の取得または更新から一定時間が経過した場合、自身をターゲット基地局として決定してもよい。また、基地局10は、ターゲット基地局と連携キャリブレーションを行える位置に存在する基地局を協力基地局として決定してもよい。以下では、図9および図10に示した処理によりキャリブレーション係数を取得した基地局10A〜10Cのうちで、基地局10Aをターゲットセルとして決定し、基地局10Cを協力セルとして決定した場合の処理を説明する。
ターゲットセル基地局として決定された基地局10Aは、フォワードループバック伝達関数D(A,基準)(A,j)、およびバックワードループバック伝達関数D(A,j)(A,基準)を取得し、これらに基づいて個別キャリブレーション係数(A,j)を取得する。ここで、以下の個別キャリブレーション係数(A,j)が取得されたものとする。なお、以下に示すように、更新時に取得される個別キャリブレーション係数(A,j)は、初期取得時に取得される個別キャリブレーション係数(A,j)と異なることが予想される。
個別キャリブレーション係数
(A,0)=1.0
(A,1)=0.6
(A,2)=2.2
図12および図13は、連携キャリブレーションの過程を示した説明図である。図12に示したように、ターゲット基地局である基地局10Aおよび協力基地局10Cから選択された利用アンテナb0は、まず、基準ブランチとして選択された通信端末20Aのブランチから送信される無線信号を受信する。これにより、基地局10Aおよび10Cは、フォワードループバック伝達関数D(基準)(i,利用)を取得できる。
D(基準)(A,0)=0.9
D(A,0)(基準)=0.6
D(基準)(C,0)=2.1
D(C,0)(基準)=1.9
連携キャリブレーション係数
(A,0)=D(基準)(A,0)/D(A,0)(基準)
=0.9/0.6=1.5
(C,0)=D(基準)(C,0)/D(C,0)(基準)
=2.1/1.9≒1.1
協力基地局である基地局10Cは、ステップ3において取得した協力基地局の利用ブランチの連携キャリブレーション係数(C,0)を、基地局10Cの利用ブランチの現在のキャリブレーション係数(C,0)と一致させるための係数を算出する。ここで、基地局10Cの利用ブランチの現在のキャリブレーション係数(C,0)が「1.0」である場合、補正係数は以下のように算出される。
補正係数=現在のキャリブレーション係数(C,0)
/連携キャリブレーション係数(C,0)
≒0.909
ターゲット基地局である基地局10Aは、ステップ3において取得した基地局10Aの利用ブランチの連携キャリブレーション係数(A,0)と、ステップ4において算出された補正係数とを乗算し、補正後連携キャリブレーション係数(i,利用)を算出する。具体的には、補正後連携キャリブレーション係数(i,利用)は、以下のように算出される。
補正後連携キャリブレーション係数(i,0)
=連携キャリブレーション係数(A,0)*補正係数
=1.5*0.909≒1.36
基地局10Aは、補正後連携キャリブレーション係数(A,0)と、個別キャリブレーション係数(A,0)とから、上記の数式8に従って更新用係数(A)を算出する。具体的には、更新用係数(A)は以下のように算出される。
更新用係数(A)=補正後連携キャリブレーション係数(A,0)
/個別キャリブレーション係数(A,0)
=1.36/1.0=1.36
ターゲット基地局である基地局10Aは、上記の数式9に従って各ブランチの最終的なキャリブレーション係数(A,j)を算出する。具体的には、上記の個別キャリブレーション係数(A,j)および更新用係数(A)が得られた場合、基地局10Aは各ブランチの最終的なキャリブレーション係数(A,j)を以下のように算出する。
最終的なキャリブレーション係数
(A,0)=個別キャリブレーション係数(A,0)*更新用係数(A)
=1.0*1.36=1.36
(A,1)=個別キャリブレーション係数(A,1)*更新用係数(A)
=0.6*1.36≒0.82
(A,2)=個別キャリブレーション係数(A,2)*更新用係数(A)
=2.2*1.36≒2.99
以上説明したように、本発明の実施形態による基地局10は、個別にブランチキャリブレーションを行うことにより取得した個別キャリブレーション係数を、他の基地局の個別キャリブレーション係数と整合が取れるように調整することにより、CoMP用のキャリブレーション係数を取得および更新することができる。
20 通信端末
110 アナログ部
120 バックホール通信部
150 デジタル部
160 復調処理部
164 伝達関数取得部
170 変調処理部
172 キャリブレーション係数乗算部
180 上位レイヤ部
182 キャリブレーション係数取得部
184 キャリブレーション係数調整部
186 キャリブレーション係数更新部
190 記憶部
Claims (8)
- 他の基地局とCoMP送信するための複数のブランチと;
前記複数のブランチの各々からの送信信号に前記複数のブランチの各々のキャリブレーション係数を乗算する乗算部と;
を備える基地局であって、
前記キャリブレーション係数は、前記基地局内の前記複数のブランチ間のブランチキャリブレーションにより取得される個別キャリブレーション係数を、前記基地局のブランチおよび前記他の基地局のブランチ間のブランチキャリブレーション結果に基づいて調整して得られる係数である、基地局。 - 前記複数のブランチの各々の前記キャリブレーション係数は、前記複数のブランチの各々の前記個別キャリブレーション係数を、前記基地局のブランチおよび前記他の基地局のブランチ間のブランチキャリブレーションにより取得される前記基地局の前記ブランチの連携キャリブレーション係数を前記基地局の前記ブランチの前記個別キャリブレーション係数で除して得られる調整用係数、に基づいて調整して得られる係数である、請求項1に記載の基地局。
- 前記複数のブランチの各々のキャリブレーション係数は、前記複数のブランチの各々の前記個別キャリブレーション係数と前記調整用係数との乗算値である、請求項2に記載の基地局。
- 他の基地局とCoMP送信するための複数のブランチと;
前記複数のブランチの各々に対するキャリブレーション係数を記憶している記憶部と;
前記複数のブランチの各々からの送信信号にキャリブレーション係数を乗算する乗算部と;
を備える基地局であって、
前記複数のブランチの各々のキャリブレーション係数は、前記基地局内の前記複数のブランチ間のブランチキャリブレーションにより取得される個別キャリブレーション係数を、前記基地局のブランチおよび前記他の基地局のブランチ間のブランチキャリブレーション結果に基づいて調整することにより更新される、基地局。 - 前記複数のブランチの各々の前記キャリブレーション係数は、前記複数のブランチの各々の前記個別キャリブレーション係数を、前記基地局のブランチおよび前記他の基地局のブランチ間のブランチキャリブレーションにより得られる更新係数に基づいて調整することにより更新され、
前記更新用係数は、前記基地局のブランチおよび前記他の基地局のブランチ間のブランチキャリブレーションにより取得される前記基地局の前記ブランチの連携キャリブレーション係数と、補正係数との乗算値を、前記基地局の前記ブランチの前記個別キャリブレーション係数で除して得られる係数であり、
前記補正係数は、前記基地局のブランチおよび前記他の基地局のブランチ間のブランチキャリブレーションにより取得される前記他の基地局の前記ブランチの連携キャリブレーション係数を、前記他の基地局の前記ブランチの利用中の連携キャリブレーション係数とするための係数である、請求項4に記載の基地局。 - 複数の基地局を備え、
前記複数の基地局の各々は、
他の基地局とCoMP送信するための複数のブランチ、
前記複数のブランチの各々からの送信信号に前記複数のブランチの各々のキャリブレーション係数を乗算する乗算部、
を有し、
前記キャリブレーション係数は、前記基地局内の前記複数のブランチ間のブランチキャリブレーションにより取得される個別キャリブレーション係数を、前記基地局のブランチおよび前記他の基地局のブランチ間のブランチキャリブレーション結果に基づいて調整して得られる係数である、通信システム。 - 複数の基地局を備え、
前記複数の基地局の各々は、
他の基地局とCoMP送信するための複数のブランチ、
前記複数のブランチの各々に対するキャリブレーション係数を記憶している記憶部、および、
前記複数のブランチの各々からの送信信号にキャリブレーション係数を乗算する乗算部、
を有し、
前記複数のブランチの各々のキャリブレーション係数は、前記基地局内の前記複数のブランチ間のブランチキャリブレーションにより取得される個別キャリブレーション係数を、前記基地局のブランチおよび前記他の基地局のブランチ間のブランチキャリブレーション結果に基づいて調整することにより更新される、通信システム。 - 複数のブランチを有し、CoMP送信を行う複数の基地局の各々が、基地局内の前記複数のブランチ間のブランチキャリブレーションを行って前記複数のブランチの各々に対応する個別キャリブレーション係数を取得するステップと;
前記複数の基地局のブランチ間でブランチキャリブレーションを行うステップと;
前記複数のブランチの各々に対応する個別キャリブレーション係数を、前記複数の基地局のブランチ間のブランチキャリブレーション結果に基づいて調整してキャリブレーション係数を取得するステップと;
前記基地局の前記複数のブランチの各々からの送信信号に、前記複数のブランチの各々の前記キャリブレーション係数を乗算するステップと;
を含む、通信方法。
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