JP5375365B2 - 硬貨識別装置 - Google Patents

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本発明は券売機や自動販売機等に搭載される硬貨識別装置に関するものである。
自動販売機に搭載される硬貨識別装置は、使用頻度が高く、また市場で長期に渡って使用される為、初期の性能を維持する為に定期的な清掃作業が必要であり、場合によっては回収修理作業が発生することもある。この回収修理作業を的確に行う為には、市場での使用実績や不具合実績の正確な把握が不可欠である。そのため硬貨識別装置には市場での使用実態を把握する為に使用履歴情報や異常履歴情報をバックアップする機能を通常備えている。このデータのバックアップには、ほとんどの場合、不揮発性メモリ(EEPROM)を利用した方法が採用されている。
なお、この出願の発明に関する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1に記載の硬貨識別装置には、市場における使用履歴情報と異常履歴情報を記憶する硬貨識別装置が紹介されている。
すなわち、従来の硬貨識別装置は、図6のような構成であった。図6において101は硬貨を非接触で電気的に識別する識別手段、102は識別された硬貨を金種別に振り分ける振り分け手段、103は振り分けられた硬貨を収納する収納手段、104は収納された硬貨を払い出す払い出し手段、105は前記各手段を制御する制御手段、106は投入された硬貨の累積投入枚数と累積払い出し枚数と異常情報を記憶する記憶手段である。107は記憶手段106に記憶されているデータについて、外部装置(図示せず)とデータの送受信を行う入出力手段である。以上のように構成された硬貨識別装置について、以下図7、図8のフローチャートに従い、その動作を説明する。
まず、電源投入時点では外部装置が接続されていない場合(111)は、待機状態に移行するが、外部装置が接続されている場合(111)には、外部装置からの命令により記憶手段106のデータ処理を行う。外部装置側よりデータ出力命令が与えられた時(112)には、記憶手段106に記憶されているデータを入出力手段107により外部装置側へ送信(113)する。また外部装置側からデータクリア命令が与えられた時(114)には、記憶手段106に記憶されているデータのクリア処理(115)を行う。
待機状態においては、識別手段101における識別用センサ、及び収納手段103の釣銭硬貨検知用センサ、払い出し手段104の払い出し用センサが正常か否かを判断(116〜118)し、もし何れかのセンサに異常があれば異常信号を送出(120)して、記憶手段106にセンサ異常内容分類データとして記憶(121)し、異常状態が解除されるまで異常信号を送出し続ける。異常状態が解除されると異常信号をOFF(119)して、硬貨投入が無い場合(122)、または自動販売機の主制御側からの返却信号が無い場合(134)、または販売後のクリア信号が無い場合(135)、または販売後の返金金額データ信号が無い場合(142)は、再び前記各センサのチェックを繰り返す(116〜118)。
硬貨が投入された場合(122)には、投入された硬貨に対し識別手段101により正偽貨、及び金種判別を行い(123)、硬貨識別の結果、投入硬貨を正貨と判定(124)した場合には正貨信号を送出(125)すると共に、累積投入枚数を加算(126)する。更に振り分け手段102により、硬貨の金種別の振り分けを行い(127)、所定の金種筒に硬貨を収納(133)する。但し、硬貨振り分け時に硬貨詰まりが発生した場合(130)は異常信号を送出(131)して、硬貨詰まり異常発生内容分類データとして記憶手段106に記憶(132)し、異常状態が解除されるまで異常信号を送出し続ける。
一方投入硬貨を正貨と識別できなかった場合(124)には、振り分け手段102を動作させず(128)に前記投入硬貨を返却(129)する。
次に、投入された硬貨が所定の金種筒に収納されている状態においては、自動販売機の主制御側からの返却信号(134)、または販売動作後のクリア信号(135)、または販売動作後の返金金額データ信号待ち状態(142)になっており、返却信号が入力された場合には投入硬貨と同額の硬貨を同種同枚の組み合わせで払い出す(137)と共に払い出した硬貨の枚数を累積払い出し枚数に加算(138)する。販売動作後のクリア信号が入力された場合は、前記投入硬貨を収金(136)し、投入金額データをクリアする。販売動作後の返金金額データ信号が入力された場合には硬貨払い出し手段104を動作させ、前記返金金額データに基づき返金金額データと同額の硬貨を釣銭として最小の組み合わせで払い出す(143)と共に払い出した硬貨の枚数を累積払い出し枚数に加算(144)する。
前記返却信号による払い出し時、及び返金金額データに基づく釣銭払い出し時の何れにおいても正常に硬貨が払い出された場合には待機状態に復帰するが、もし払い出し時に硬貨詰まりが発生した場合(139、145)には異常信号(140、146)を送出し、硬貨詰まり異常発生内容分類データとして、硬貨詰まり発生時の該当払い出し金種及び詰まり発生時の金種払い出し順序を記憶手段106に記憶(141、147)し、異常状態が解除されるまで異常信号を送出し続け、払い出し詰まりが解除された後に待機状態に復帰する。更に、記憶手段106に記憶された内容は発生都度、最新の内容に書き換えられ、最新の情報から過去に遡って複数の情報として常に硬貨識別装置側で保有するようになっていた。
特開平07−073359号公報
しかしながら、このような従来の構成では、硬貨識別装置を市場に設置して運用中に回収修理等の目的で硬貨識別装置の識別手段を備えた検銭部を単独で他の検銭部に差し替えが行われた場合に、それまで記憶していた硬貨識別装置の記憶手段を備えた本体側の使用履歴情報と異常履歴情報が検銭部を他の検銭部に差し替えることによって、検銭部と本体部のそれぞれの正確な使用履歴情報と異常履歴情報を把握できなくなってしまうという課題があった。
本発明は、このような課題を解決するもので、検銭部が単独で差し替えられても、検銭部と本体部のそれぞれの正確な使用履歴情報と異常履歴情報を出力できる硬貨識別装置を提供することを目的とする。
この目的を達成するために本発明の硬貨識別装置は、検銭部と本体部のそれぞれに、投入された硬貨の累積投入枚数や前記払い出し手段による硬貨の累積払い出し枚数等の使用履歴情報と、硬貨識別装置で発生した異常履歴情報を記憶する記憶手段を設けた構成を有しており、これにより、例え市場で運用中に検銭部が単独で差し替えが行われても、検銭部と本体部の使用履歴情報と異常履歴情報は、検銭部と本体部のそれぞれの記憶手段に記憶しておくことができる為、この情報を出力することによって正確な使用履歴情報と異常履歴情報を把握することができる。
本発明によれば、検銭部と本体部それぞれに、投入された硬貨の累積投入枚数や前記払い出し手段による硬貨の累積払い出し枚数等の使用履歴情報と、硬貨識別装置で発生した異常履歴情報を記憶する記憶手段を設けた構成としたことにより、例え市場で運用中に検銭部が単独で差し替えが行われても、使用履歴情報と異常履歴情報は、検銭部と本体部のそれぞれの記憶手段に記憶しておくことができる為、この情報を出力することによって正確な使用履歴情報と異常履歴情報を把握することができる優れた硬貨識別装置を実現できるものである。
本発明の実施の形態における硬貨識別装置の構成図 同実施の形態の「機種品番と生産密番の記憶処理ルーチン」と「検銭部と本体部のデータ照合ルーチン」のフローチャート 同実施の形態の「外部装置へのデータ送信とクリアルーチン」のフローチャート 同実施の形態の「待機状態ルーチン」前半部のフローチャート 同実施の形態の「待機状態ルーチン」後半部のフローチャート 従来の硬貨識別装置の構成図 同従来例のフローチャート 同従来例のフローチャート
以下本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。図1は本発明の実施の形態による硬貨識別装置の構成図であり、検銭部の1は硬貨を非接触で電気的に識別する識別手段、2は識別された硬貨を金種別に振り分ける振り分け手段、3は検銭部と本体部の双方で必要な情報をやり取りする為の検銭・本体通信手段、4は前記各手段を含む検銭部全体を制御する検銭部制御手段、5は投入された硬貨の累積投入枚数等の使用履歴情報と硬貨識別装置で発生した異常履歴情報を記憶する記憶手段である。また本体部の6は振り分けられた硬貨を収納する収納手段、7は収納された硬貨を払い出す払い出し手段、8は検銭部と本体部の双方で必要な情報をやり取りする為の検銭・本体通信手段、9は前記各手段を含む、本体部全体を制御する本体部制御手段、10は投入された硬貨の累積投入枚数や累積払い出し枚数等の使用履歴情報と硬貨識別装置で発生した異常履歴情報を記憶する記憶手段である。11は記憶手段5、10に記憶されているデータについて、外部装置(図示せず)とデータの送受信を行う入出力手段である。更に検銭部と本体部は検銭・本体接続手段12(接続用コネクタ)によって接続されている。尚、記憶手段5、10は、リチウム電池または充電式ニッケルカドミニウム電池で電源をバックアップされたCMOSスタティックRAMやマイコン内のRAM、またはEEPROMを利用することが可能である。本実施の形態では記憶手段5、10として不揮発性メモリであるEEPROMを使用している。以上のように構成された硬貨識別装置について、以下図2、図3、図4、図5のフローチャートに従って、その動作を説明する。
図2に示すように、まず、硬貨識別装置を生産する時に検銭部の記憶手段5にコード化された検銭部の機種品番と生産密番を記憶(21)させ、同じく記憶手段5にコード化された本体部の機種品番と生産密番を記憶(22)させておく。続いて本体部の記憶手段10にコード化された検銭部の機種品番と生産密番を記憶(23)させ、同じく記憶手段10にコード化された本体部の機種品番と生産密番を記憶(24)させておく。
次に硬貨識別装置が市場に設置されてからの運用時においては、電源起動時に検銭部と本体部の機種品番と生産密番の照合を行う。具体的には、まずコード化された検銭部の機種品番と生産密番を検銭・本体通信手段3を介して本体部に送信(25)し、本体部は検銭・本体通信手段8を介して受信したコード化された検銭部の機種品番と生産密番と、本体部の記憶手段10に記憶してあるコード化された検銭部の機種品番と生産密番が一致するか否かを判定(26)する。一致しない場合は、受信した検銭部の機種品番と生産密番を記憶手段10に記憶(27)する。一致した場合は、コード化された本体部の機種品番と生産密番を検銭・本体通信手段8を介して、検銭部に送信(28)する。続いて検銭部は検銭・本体通信手段3を介して受信したコード化された本体部の機種品番と生産密番と、検銭部の記憶手段5に記憶してあるコード化された本体部の機種品番と生産密番が一致するか否かを判定(29)する。一致しない場合は、受信した本体部の機種品番と生産密番を記憶手段5に記憶(30)する。一致した場合は、次の外部装置へのデータ送信とクリア処理に移行する。
図3に示すように、外部装置が接続されていない場合(31)は、待機状態に移行するが、外部装置が接続されている場合(31)には、外部装置からの命令により、まず検銭部の記憶手段5のデータ処理を行う。外部装置側よりデータ出力命令が与えられた時(32)には、記憶手段5に記憶されているデータを入出力手段11より外部装置側へ送信(33)する。続いて同様に本体部の記憶手段10のデータ処理を行う。外部装置側よりデータ出力命令が与えられた時(34)には、記憶手段10に記憶されているデータを入出力手段11より外部装置側へ送信(35)する。
続いて外部装置側から検銭部データクリア命令が与えられた時(36)には、記憶手段5に記憶されているデータのクリア処理(37)を行う。続いて同様に本体部データクリア命令が与えられた時(38)には、記憶手段10に記憶されているデータのクリア処理(39)を行う。
図4、図5に示すように、待機状態においては、識別手段1における識別用センサ、及び収納手段6の釣銭硬貨検知用センサ、払い出し手段7の払い出し用センサが正常か否かを判断(40〜42)し、もし何れかのセンサに異常があれば異常信号を送出(44)して、検銭部記憶手段5と本体部記憶手段10にセンサ異常内容分類データとして記憶(45、46)し、異常状態が解除されるまで異常信号を送出し続ける。異常状態が解除されると異常信号をOFF(43)して、硬貨投入が無い場合(47)、または自動販売機の主制御側からの返却信号が無い場合(61)、または販売後のクリア信号が無い場合(62)、または販売後の返金金額データ信号が無い場合(71)は、再び前記各センサのチェックを繰り返す(40〜42)。
硬貨が投入された場合(47)には、投入された硬貨に対し識別手段1により正偽貨、及び金種判別を行い(48)、硬貨識別の結果、投入硬貨を正貨と判定(49)した場合には正貨信号を送出(50)すると共に、検銭部記憶手段5と本体部記憶手段10に累積投入枚数を加算(51、52)する。更に振り分け手段2により、硬貨の金種別の振り分けを行い(53)、所定の金種筒に硬貨を収納(60)する。但し、硬貨振り分け時に硬貨詰まりが発生した場合(56)は異常信号を送出(57)して、硬貨詰まり異常発生内容分類データとして検銭部記憶手段5と本体部記憶手段10に記憶(58、59)し、異常状態が解除されるまで異常信号を送出し続ける。
一方投入硬貨を正貨と識別できなかった場合(49)には、振り分け手段2を動作させず(54)に前記投入硬貨を返却(55)する。
次に、投入された硬貨が所定の金種筒に収納されている状態においては、自動販売機の主制御側からの返却信号(61)、または販売動作後のクリア信号(62)、または販売動作後の返金金額データ信号待ち状態(71)になっており、返却信号が入力された場合には投入硬貨と同額の硬貨を同種同枚の組み合わせで払い出す(64)と共に払い出した硬貨の枚数を検銭部記憶手段5と本体部記憶手段10の累積払い出し枚数に加算(65、66)する。販売動作後のクリア信号が入力された場合(62)は、前記投入硬貨を収金(63)し、投入金額データをクリアする。販売動作後の返金金額データ信号が入力された場合(71)には硬貨払い出し手段7を動作させ、前記返金金額データに基づき返金金額データと同額の硬貨を釣銭として最小の組み合わせで払い出す(72)と共に払い出した硬貨の枚数を検銭部記憶手段5と本体部記憶手段10の累積払い出し枚数に加算(73、74)する。
前記返却信号による払い出し時、及び返金金額データに基づく釣銭払い出し時の何れにおいても正常に硬貨が払い出された場合には待機状態に復帰するが、もし払い出し時に硬貨詰まりが発生した場合(67、75)には異常信号(68、76)を送出し、硬貨詰まり異常発生内容分類データとして、硬貨詰まり発生時の該当払い出し金種及び詰まり発生時の金種払い出し順序を検銭部記憶手段5と本体部記憶手段10に記憶(69、70、77、78)し、異常状態が解除されるまで異常信号を送出し続け、払い出し詰まりが解除された後に待機状態に復帰する。更に、検銭部記憶手段5と本体部記憶手段10に記憶された内容は発生都度、最新の内容に書き換えられ、最新の情報から過去に遡って複数の情報として常に硬貨識別装置側で保有するのである。
以上のように本実施の形態によれば、検銭部と本体部のそれぞれに、投入された硬貨の累積投入枚数や前記払い出し手段による硬貨の累積払い出し枚数等の使用履歴情報と、硬貨識別装置で発生した異常履歴情報を記憶する記憶手段を設けた構成としたことにより、例え市場で運用中に検銭部が単独で差し替えが行われても、使用履歴情報と異常履歴情報は、検銭部と本体部のそれぞれの記憶手段に記憶しておくことができる為、この情報を出力することによって正確な使用履歴情報と異常履歴情報を把握することができる。
尚、本発明の実施の形態では、記憶手段5、10に不揮発性メモリであるEEPROMを用いて説明したが、これはリチウム電池または充電式ニッケルカドミニウム電池で電源をバックアップされたCMOSスタティックRAMやマイコン内のRAMを用いても同様の効果が得られる。
本発明にかかる硬貨識別装置は、例え市場で運用中に検銭部が単独で差し替えが行われても、使用履歴情報と異常履歴情報は、検銭部と本体部のそれぞれの記憶手段に記憶しておくことができる為、この情報を出力することによって正確な使用履歴情報と異常履歴情報を把握することができる優れた硬貨識別装置を実現できるという効果を有し、券売機や自動販売機等に搭載される硬貨識別装置に有用である。
1 識別手段
2 振り分け手段
4 検銭部制御手段
5 記憶手段
6 収納手段
7 払い出し手段
9 本体部制御手段
10 記憶手段

Claims (6)

  1. 硬貨を識別する識別手段と、識別した硬貨を金種別に振り分ける硬貨振り分け手段と、前記識別手段と前記振り分け手段を含む、検銭部全体を制御する検銭部制御手段を備えた検銭部と、振り分けられた硬貨を収納する収納手段と、前記収納手段に収納された硬貨を払い出す払い出し手段と、前記収納手段と前記払い出し手段を含む、本体部全体を制御する本体部制御手段を備えた硬貨識別装置であって、前記検銭部と前記本体部のそれぞれに、投入された硬貨の累積投入枚数や前記払い出し手段による硬貨の累積払い出し枚数等の使用履歴情報と、硬貨識別装置で発生した異常履歴情報を記憶する記憶手段を設けたことを特徴とする硬貨識別装置。
  2. 前記検銭部と前記本体部は、検銭・本体通信手段と検銭・本体接続手段を介して接続され、前記検銭部は単独で差し替え可能であることを特徴とした請求項1記載の硬貨識別装置。
  3. 硬貨識別装置の生産時に、前記検銭部の記憶手段と前記本体部の記憶手段に、硬貨識別装置の機種品番と生産密番を記憶させることを特徴とした請求項1記載の硬貨識別装置。
  4. 電源起動時に、前記検銭部の記憶手段に記憶された前記機種品番と前記生産密番を前記検銭・本体通信手段を介して本体部に送信し、また前記本体部の記憶手段に記憶された前記機種品番と前記生産密番を前記検銭・本体通信手段を介して検銭部に送信することにより、検銭部と本体部それぞれが電源遮断時に差し替えられたか否かを確認することを特徴とした請求項1記載の硬貨識別装置。
  5. 前記検銭部の記憶手段と前記本体部の記憶手段に記憶される使用履歴情報や異常履歴情報は、発生都度、前記記憶手段の内容を更新し、最新、及び過去の複数の情報を常に有することを特徴とした請求項1記載の硬貨識別装置。
  6. 前記検銭部の記憶手段と前記本体部の記憶手段に記憶されている使用履歴情報や異常履歴情報を外部装置からの命令により、外部装置側へ送信する入出力手段を有する請求項1記載の硬貨識別装置。
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