JP5369732B2 - 車両の内装構造 - Google Patents

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本発明は、サイドエアバッグ装置及びエアベルトが設けられた車両の内装構造に関するものである。
特許文献1に開示された車両の内装構造では、サイドドアのドアトリムの下部に物品収納部が設けられ、該物品収納部の上縁に衝撃吸収部材が配設されている。
特許文献2に開示された車両の内装構造では、シートベルトのラップベルト部にエアベルトを使用している。
特開2000−16208号公報 特開2006−88899号公報
しかしながら、特許文献1のようにすると、サイドドアに衝撃吸収部材の配設スペースが必要となるので、物品収納部等の車両装備部を十分大型化することができない。そこで、衝撃吸収部材を配設する代わりに、車両側突時に膨張展開する大型のサイドエアバッグをシートに設けることにより衝撃吸収機能を確保しつつ、車両装備部を大型化することが考えられる。しかしながら、このようにした場合、車両側突時に膨張展開したサイドエアバッグが、車両装備部上方の空間に侵入し、前記車両装備部上方のドアトリムと着座乗員との間でぐらついて着座乗員の車幅方向外側への移動を十分に防止できなくなるおそれがある。
また、仮に、特許文献2のようにラップベルト部にエアベルトを使用したとしても、エアベルトとサイドエアバッグとが、各々の乗員保護機能を別個に果たすだけで、着座乗員の車幅方向外側への移動を十分に防止できるとは限らない。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、車両装備部の大型化を可能にするとともに、着座乗員の車幅方向外側への移動を十分に防止することにある。
上記の目的を達成するため、本発明は、車両側突時にエアベルトと腰保護用バッグとが車両側面視で互いにオーバーラップして膨張展開するようにしたことを特徴とする。
具体的には、本発明は、車両のサイドドアのドア本体を車室内側から覆うドアトリムと、前記ドアトリムの下部に設けられた車両装備部と、車体側面視で、前記サイドドアと重複するように車室内に配設されたシートと、前記シートに着座した着座乗員の胸部を保護する胸保護用バッグ、及び前記着座乗員の腰部を保護する腰保護用バッグを備え、前記胸保護用バッグ及び腰保護用バッグが、車両側突時にサイドエアバッグ用インフレータから供給されたガスにより前記シート側方で膨張展開するようにシートに内蔵されたサイドエアバッグ装置と、車両衝突時に前記着座乗員の移動を規制するシートベルトとを有する車両の内装構造を対象とし、次のような解決手段を講じた。
すなわち、請求項1に記載の発明は、前記シートベルトは、前記着座乗員の腰部を固定するラップベルト部を有し、前記ラップベルト部の少なくとも車幅方向外側部分は、車両側突時にエアベルト用インフレータから供給されたガスにより前記腰保護用バッグよりも着座乗員側で膨張展開するエアベルトを構成し、前記ドアトリムにおける車両装備部より上方にはアームレストが形成され、該車両装備部とアームレストとの間が車外側に凹んだ凹部に形成され、前記エアベルトと腰保護用バッグとは、前記凹部と着座乗員との間において、車両側面視で互いにオーバーラップして膨張展開することにより前記凹部と着座乗員との間のスペースを埋めるように設けられているように構成されていることを特徴とする。
この構成により、エアベルトが腰保護用バッグをバックアップとして着座乗員の腰部の車幅方向外側への移動を抑制する。また、凹部と着座乗員との間のスペースが大きくなっても、当該スペースがエアベルトと腰保護用バッグとによって埋められるので、腰保護用バッグの車幅方向へのぐらつきが抑制され、その結果、着座乗員の移動がより確実に抑制される。したがって、車両装備部の大型化と着座乗員の保護との両立を容易に実現できる。
また、エアベルト用インフレータによりエアベルトにガスが供給されるため、プリテンショナー機構がなくても、ラップベルト部のベルト長が短くなり、ラッププリテンショナーの機能が実現される。
請求項に記載の発明は、請求項1に記載の車両の内装構造において、前記サイドエアバッグ装置の胸保護用バッグと腰保護用バッグとが、車両側突時に共通のサイドエアバッグ用インフレータから供給されたガスにより膨張展開するように連通部を介して接続され、車両側突時に腰保護用バッグが胸保護用バッグよりも先に膨張するように前記サイドエアバッグ用インフレータが配置されていることを特徴とする。
この構成により、着座乗員の保護に重要な腰保護用バッグが車両側突時に早く確実に膨張するので、着座乗員をより確実に保護することができる。また、腰保護用バッグが車体装備部の上方空間に対応する位置で膨張展開すると、当該空間に入り易くなるという問題が生じるが、本発明によれば、腰保護用バッグにオーバーラップさせてエアベルトを膨張展開させるから、エアベルトが着座乗員の保護に効果的に働く。つまり、腰保護用バッグがバックアップとなってエアベルトにより着座乗員の腰部の車幅方向外側への移動が抑制される。
請求項に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の車両の内装構造において、前記シートベルトのエアベルトが、前記サイドエアバッグ装置の腰保護用バッグよりも遅れて最大膨張状態となるように構成されていることを特徴とする。
この構成により、車両側突時に膨張したエアベルトが膨張した腰保護用バッグに干渉しにくくなり、エアベルトの膨張が腰保護用バッグの膨張を阻害することが防止される。腰保護用バッグはエアベルトよりも着座乗員の保護に重要であるため、着座乗員がより確実に保護される。
本発明によれば、車両装備部より上方のドアトリムと着座乗員との間のスペースが大きくなっても、当該スペースがエアベルトと腰保護用バッグとによって埋められるので、腰保護用バッグの車幅方向へのぐらつきが抑制され、その結果、着座乗員の移動がより確実に抑制される。したがって、車両装備部の大型化と着座乗員の保護との両立を容易に実現できる。
以下、本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。
(実施形態1)
図1は、本発明の実施形態1に係る車両の内装構造が適用された車両のサイドドア1を示す。このサイドドア1は、自動車の右側前方のサイドドアであり、該サイドドア1は、図2及び図3に示すように、金属製インナパネル3と金属製アウタパネル5とからなるドア本体7を備えている。該ドア本体7の上部には、ウィンドガラス9が配設され、ドア本体7の下部には、金属製サイドシルインナ11と金属製サイドシルアウタ13とが車両前後方向に延びている。上記金属製サイドシルインナ11には、車両側突時にガスを供給する筒状エアベルト用インフレータ15が、長手方向を車両前後方向に沿わせる方向に略水平に取付用ブラケット16を介して配設され、車室内方向にガスを出力するようになっている。
また、車室内には、シートバック17及びシートクッション19を有する右側前席シート21が、車体側面視で上記サイドドア1と重複するように配設されている。該シート21は、スライドレール23を有するスライド機構25により車両前後方向にスライド可能に配設されている。上記シートバック17の上下方向中程の右端近傍には、サイドエアバッグ装置27が内蔵されている。このサイドエアバッグ装置27は、車両側突時にシート21側方、すなわちサイドドア1とシート21に着座した着座乗員Pとの間で膨張展開するサイドエアバッグ36を備えている。このサイドエアバッグ36は、2枚の布を重ねて外周を縫製することにより形成されている。サイドエアバッグ36の上部は、上記着座乗員Pの胸部を保護する胸保護用バッグ29を構成する一方、サイドエアバッグ36の下部は、上記着座乗員Pの腰部を保護する腰保護用バッグ31を構成している。これら胸保護用バッグ29及び腰保護用バッグ31は、共通のサイドエアバッグ用インフレータ33から供給されたガスにより膨張展開する。サイドエアバッグ用インフレータ33は、腰保護用バッグ31内に向けて、すなわち略下向き(図3に矢印Xで示す方向)にガスを出力するように配置されている。なお、平常時、サイドエアバッグ36は折り畳まれた状態でシートバック17に内蔵されているが、その状態のサイドエアバッグ36は図示していない。
上記ドア本体7は、樹脂製ドアトリム35によって車室内側から覆われており、該ドアトリム35は、車両前後方向に延びる略矩形状の開口部41を下部に有するドアトリム本体37を有し、該ドアトリム本体37の開口部41は、開放側を車室側に向けた状態の裏蓋部39によって車室外側から覆われている。
上記ドアトリム本体37は、壁面を車室内外方向に向けて上下方向に延びてドアトリム本体37の上部をなす第1壁部43と、該第1壁部43の下縁から車室内側方向に延びる第2壁部45と、該第2壁部45の車室内側端縁から壁面を車室内外方向に向けて下方に延びる第3壁部47とを上方から順に一体に備えている。上記第2壁部45は、車両前方に向けて上方に傾斜し、該第2壁部45の車両前後方向中程から、サイドドア1の開閉時に把持するためのグリップ部49が傾斜して上方に延びている。また、上記第3壁部47の上下方向中程に、上記開口部41が形成されている。
上記裏蓋部39は、略矩形の縦壁51と該縦壁51を挟む上壁53及び底壁55とを備えている。上記底壁55は、上記開口部41の下端縁よりも下側で延びて車室側端縁が第3壁部47に当接している。上記裏蓋部39の縦壁51と、第3壁部47における上記縦壁51と車幅方向に相対する部分と、該縦壁51及び第3壁部47をつなぐ底壁55とによって、物品収納部57が形成されている。また、上記第2壁部45と、第3壁部47と、裏蓋部39の上壁53とにより、すなわち物品収納部57上方のドアトリム35により、車室内側に膨出するアームレスト59が形成され、物品収納部57とアームレスト59との間が車外側に凹んだ凹部60に形成されている。
また、上記ウィンドガラス9の車両後方には、ピラートリム61が上下方向に延びており、該ピラートリム61の下部にはリトラクタ64が配設され、該リトラクタ64には、シートベルト63の一端が巻き付けられている。該シートベルト63は、車両衝突時に着座乗員Pの移動を規制するものであり、リトラクタ64からピラートリム61に沿って上方に延び、ピラートリム61の上部に配設されたガイド66に挿通されている。また、ガイド66より反リトラクタ64側のシートベルト63は、図示しないトングの掛通し口に挿通され、該トングは、シート21のシートクッション19の左側方に設置されたバックル装置65に着脱可能とされている。シートベルト63の他端(反リトラクタ64側端部)は、エアベルト用インフレータ15の車室内側の一端に連結されている。上記シートベルト63のエアベルト用インフレータ15側端部とトングとの間が着座乗員Pの腰部を固定するラップベルト部67を構成している。このラップベルト部67の車幅方向外側略半分は、車両側突時に上記エアベルト用インフレータ15から供給されたガスにより膨張展開するエアベルト69を構成している。
また、上記エアベルト用インフレータ15及びサイドエアバッグ用インフレータ33は、側突センサ(図示せず)による側突の検出に応じてほぼ同時にガスの供給を開始するようになっているが、エアベルト用インフレータ15の単位時間あたりのガス供給量は、サイドエアバッグ用インフレータ33の単位時間あたりのガス供給量よりも少なく設定されている。したがって、車両側突時、シートベルト63のエアベルト69が、サイドエアバッグ装置27の腰保護用バッグ31よりも遅れて最大膨張状態になる。
上記のように構成された車両の内装構造では、車両側突時、側突センサによる側突の検出に応じて、サイドエアバッグ用インフレータ33が胸保護用バッグ29及び腰保護用バッグ31にガスを供給するとともに、エアベルト用インフレータ15がエアベルト69にガスを供給する。これにより、図3に示すように、胸保護用バッグ29がアームレスト59より上方のドアトリム35と着座乗員Pの胸部との間で膨張展開するとともに、腰保護用バッグ31とエアベルト69とが、図1で示すように、物品収納部57より上方でかつアームレスト59より下方のドアトリム35(凹部60)と着座乗員Pの腰部との間において、車両側面視で互いにオーバーラップして膨張展開する。なお、エアベルト69は、腰保護用バッグ31よりも着座乗員P側で膨張展開する。これにより、エアベルト69が腰保護用バッグ31をバックアップとして着座乗員Pの腰部の車幅方向外側への移動を抑制する。また、物品収納部57より上方のドアトリム35、すなわち凹部60と着座乗員Pとの間のスペースが大きくなっても、当該スペースがエアベルト69と腰保護用バッグ31とによって埋められるので、腰保護用バッグ31の車幅方向へのぐらつきが抑制される。その結果、着座乗員Pの車幅方向外側への移動がより確実に抑制される。したがって、物品収納部57の大型化と着座乗員Pの保護との両立を容易に実現できる。
本実施形態においては、エアベルト用インフレータ15によりエアベルト69にガスが供給されるため、プリテンショナー機構がなくても、ラップベルト部67のベルト長が短くなり、ラッププリテンショナーの機能が実現される。
また、シートベルト63のエアベルト69が、サイドエアバッグ装置27の腰保護用バッグ31よりも遅れて最大膨張状態になるため、車両側突時に膨張したエアベルト69が膨張した腰保護用バッグ31に干渉しにくく、エアベルト69の膨張が腰保護用バッグ31の膨張を阻害することが防止される。腰保護用バッグ31はエアベルト69よりも着座乗員Pの保護に重要であるため、着座乗員Pがより確実に保護される。
(実施形態2)
図4は、実施形態2に係る車両の内装構造が適用された車両のサイドドア1を示す。なお、図4中、シートベルト63のガイド66より前方の部分の図示を省略している。この実施形態2では、胸保護用バッグ29及び腰保護用バッグ31の境界における前端から前後方向中程の位置に亘る部分が縫製されて区画部(連結部)38aを構成している。つまり、サイドエアバッグ装置27のサイドエアバッグ36の胸保護用バッグ29と腰保護用バッグ31とが、区画部38aにより区画されている。また、区画部38aの後端には、破断しないように強度を向上させた非膨張部38bが形成されている。また、胸保護用バッグ29及び腰保護用バッグ31の境界における非膨張部38bよりも後側の部分が連通部34を構成し、当該連通部34を介して上記胸保護用バッグ29及び腰保護用バッグ31が接続されている。そのほかの構成は実施形態1と同じであるので、同一の構成箇所には同一の符号を付してその詳細な説明を省略する。
本実施形態においては、胸保護用バッグ29及び腰保護用バッグ31の境界の一部が縫製され、かつサイドエアバッグ用インフレータ33が、腰保護用バッグ31内に向けて、すなわち略下向きにガスを出力するように配置されているので、着座乗員Pの保護に重要な腰保護用バッグ31が、胸保護用バッグ29よりも車両側突時に先に膨張する。したがって、着座乗員Pをより確実に保護することができる。
なお、上記実施形態1,2において、ドアトリム35の下方に物品収納部57、すなわちドアポケットを車両装備部として設けていたが、車両装備部は物品収納部57に限られない。例えば、物品収納部57の代わりに、荷物を吊すためのフックや車載スイッチを車両装備部として設けてもよい。
また、上記実施形態1,2に係る車両の内装構造は、右側前席シート21及び右側前方のサイドドア1に限らず、左側や後方のシート及びサイドドアにも適用できる。
また、上記実施形態1,2において、エアベルト用インフレータ15とサイドエアバッグ用インフレータ33の単位時間あたりのガス供給量が異なる値に設定されていたが、同じ値に設定し、側突センサによる側突の検出後、サイドエアバッグ用インフレータ33がエアベルト用インフレータ15よりも早くガスの供給を開始し、エアベルト69が腰保護用バッグ31よりも遅れて最大膨張状態になるようにしてもよい。
また、上記実施形態1,2において、ラップベルト部67の車幅方向外側略半分でエアベルト69を構成したが、車幅方向外側のより狭い部分でエアベルト69を構成してもよいし、ラップベルト部67全体をエアベルト69としてもよい。
また、上記実施形態1において、胸保護用バッグ29と腰保護用バッグ31とを連結して共通のサイドエアバッグ用インフレータ33によりガスが供給されるようにしていたが、胸保護用バッグ29と腰保護用バッグ31とを連結せず、別個のサイドエアバッグ用インフレータ33によりガスが供給されるようにしてもよい。
本発明は、サイドエアバッグ装置及びエアベルトが設けられた車両の内装構造として有用である。
実施形態1に係る車両の内装構造が適用された車両のサイドドアを車室内側から見た斜視図である。 通常時における図1のA−A線に相当する断面図である。 エアバッグの膨出時における図1のA−A線に相当する断面図である。 実施形態2の図1相当図である。
1 サイドドア
7 ドア本体
15 エアベルト用インフレータ
21 シート
27 サイドエアバッグ装置
29 胸保護用バッグ
31 腰保護用バッグ
33 サイドエアバッグ用インフレータ
34 連通部
35 ドアトリム
57 物品収納部(車両装備部)
59 アームレスト
60 凹部
63 シートベルト
67 ラップベルト部
69 エアベルト
P 着座乗員

Claims (3)

  1. 車両のサイドドアのドア本体を車室内側から覆うドアトリムと、
    前記ドアトリムの下部に設けられた車両装備部と、
    車体側面視で、前記サイドドアと重複するように車室内に配設されたシートと、
    前記シートに着座した着座乗員の胸部を保護する胸保護用バッグ、及び前記着座乗員の腰部を保護する腰保護用バッグを備え、前記胸保護用バッグ及び腰保護用バッグが、車両側突時にサイドエアバッグ用インフレータから供給されたガスにより前記シート側方で膨張展開するようにシートに内蔵されたサイドエアバッグ装置と、
    車両衝突時に前記着座乗員の移動を規制するシートベルトとを有する車両の内装構造であって、
    前記シートベルトは、前記着座乗員の腰部を固定するラップベルト部を有し、前記ラップベルト部の少なくとも車幅方向外側部分は、車両側突時にエアベルト用インフレータから供給されたガスにより前記腰保護用バッグよりも着座乗員側で膨張展開するエアベルトを構成し、
    前記ドアトリムにおける車両装備部より上方にはアームレストが形成され、該車両装備部とアームレストとの間が車外側に凹んだ凹部に形成され、
    前記エアベルトと腰保護用バッグとは、前記凹部と着座乗員との間において、車両側面視で互いにオーバーラップして膨張展開することにより前記凹部と着座乗員との間のスペースを埋めるように設けられていることを特徴とする車両の内装構造。
  2. 請求項1に記載の車両の内装構造において、
    前記サイドエアバッグ装置の胸保護用バッグと腰保護用バッグとが、車両側突時に共通のサイドエアバッグ用インフレータから供給されたガスにより膨張展開するように連通部を介して接続され、
    車両側突時に腰保護用バッグが胸保護用バッグよりも先に膨張するように前記サイドエアバッグ用インフレータが配置されていることを特徴とする車両の内装構造。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の車両の内装構造において、
    前記シートベルトのエアベルトが、前記サイドエアバッグ装置の腰保護用バッグよりも遅れて最大膨張状態となるように構成されていることを特徴とする車両の内装構造。
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