JP5368854B2 - 燃料改質装置及びその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、炭化水素系の原燃料を改質して燃料電池の燃料となる水素を主成分とする改質ガスを生成するための複数の反応器と、それら複数の反応器を内部に収容する外装容器とを備える燃料改質装置、及び、その製造方法に関する。
燃料電池の燃料となる水素を主成分とする改質ガスは、天然ガスなどの炭化水素を含む原燃料を水蒸気改質して得るのが一般的である。原燃料の水蒸気改質によって水素を主成分とする改質ガスを生成する燃料改質装置において、その水蒸気改質反応は吸熱反応であるため、燃焼用ガスを燃焼させることで得た燃焼熱を水蒸気改質反応に必要な熱として供給する必要がある。特許文献1には、燃焼部を取り囲むように筒状の水蒸気改質部が設けられた多重円筒管型の燃料改質装置が記載されている。多重円筒管型の燃料改質装置は、燃焼部で得た燃焼熱を効率良く水蒸気改質部に伝達できるため、高い熱効率が得られる。また、外観上は単純な円柱構造物となっており、且つ、高温部分(燃焼部)が最表面に露出していないため、高性能な断熱材が不要であることに加えて、断熱施工が容易であるというメリットがある。一方で、多重円筒管型の燃料改質装置は反応器の内部構造が複雑であり、特に家庭用途などの小型の多重円筒管型の燃料改質装置の場合は、反応器の製造コストは高くなるというデメリットがある。
特許文献2には、多重円筒管型とは異なる構造の燃料改質装置が記載されている。特許文献2に記載の燃料改質装置は、改質ガスの生成処理工程で用いられる処理空間を内部に備えた平板型モジュールとして構成される反応器(燃焼部、水蒸気改質部など)を複数備え、それら複数の反応器(平板型モジュール)を並列に密着して並べて構成してある。このタイプの燃料改質装置は、複数の反応器を密着して並べればよいため、多重円筒管型の燃料改質装置に比べて反応器の内部構造が単純なので、反応器の製造コストを低くできるというメリットがある。
特開2003−252604号公報 特開2000−178003号公報
特許文献2に記載の燃料改質装置では、各反応器を接続する配管の形状が複雑になる。例えば、各反応器の処理空間は反応器の外部で配管により互いに接続されており、反応器自体の形状も、二つ皿形状の容器形成用部材をそれらの間に板状の仕切り部材を位置させた状態で溶接接続して二つの処理空間を備えるように構成されており、溶接部分が外側に突出している。
従って、特許文献2に記載の燃料改質装置では、複数の板状に成型した断熱材に対して、配管接続の形状や反応器の溶接部分などの位置に合わせた複雑な孔加工や溝加工を施した上で、それらの板状断熱材を組み合わせて断熱施工を行う必要があった。そのため、断熱材の加工コストや断熱材を含めた組み立てコストが高くなるというデメリットが生じていた。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、断熱施工に要する手間及びコストを小さくできる燃料改質装置及びその製造方法を提供する点にある。
上記目的を達成するための本発明に係る燃料改質装置の特徴構成は、炭化水素系の原燃料を改質して水素を主成分とする改質ガスを生成するための複数の反応器を有する装置本体と、前記装置本体を内部に収容する外装容器とを備え、
前記装置本体は、前記外装容器の内部において、一部の表面が板状断熱材によって覆われて断熱され、及び、他の部分の表面が粒状断熱材によって覆われて断熱され、
前記外装容器の一つの側面には開口部が形成され、
前記外装容器と前記装置本体との間に前記板状断熱材が介装されて、前記板状断熱材によって前記開口部が塞がれ、
前記開口部を塞ぐように前記外装容器と前記装置本体との間に介装されている前記板状断熱材は、少なくとも一部分が前記開口部を通して取り外し可能に分割された複数の部材により構成され、
前記開口部を塞ぐように前記外装容器と前記装置本体との間に介装されている前記板状断熱材の前記一部分を、前記粒状断熱材と前記外装容器の前記開口部とが、前記開口部を塞ぐように前記外装容器と前記装置本体との間に介装されている前記板状断熱材の残りの部分及び前記装置本体によって隔てられた状態で、前記開口部を通して取り外して形成される空間に、前記装置本体に設けられる特定部品が露出する点にある。
上記特徴構成によれば、装置本体が板状断熱材及び粒状断熱材によって覆われることで、装置本体と外装容器とを確実に断熱できる。特に、粒状断熱材を用いることで、断熱材の加工コストや断熱材を含めた組み立てコストを大きく削減できる。
また、本特徴構成によれば、外装容器の一つの側面に形成される開口部から、装置本体の一部の表面を覆う板状断熱材が露出し、その露出した板状断熱材の一部分を取り外して形成される空間に、装置本体に設けられる特定部品が露出する。つまり、開口部を塞ぐように外装容器と装置本体との間に介装されている板状断熱材の一部分を開口部を通して取り外し可能に構成することで、特定部品の交換や状況確認を容易に行える。
更に、本特徴構成によれば、外装容器の開口部は、外装容器と装置本体との間に介装されている板状断熱材によって塞がれている。つまり、外装容器の内部に充填されている粒状断熱材と外装容器の開口部とは、開口部を塞ぐように外装容器と装置本体との間に介装されている板状断熱材の残りの部分及び装置本体によって隔てられている。その結果、板状断熱材の一部分が開口部を通して取り外されたとしても、粒状断熱材が外装容器の内部から開口部を通して漏れ出すことはなく、継続して装置本体の断熱を行える。
従って、断熱施工に要する手間及びコストを小さくできる燃料改質装置を提供できる。
本発明に係る燃料改質装置の別の特徴構成は、前記複数の反応器の一つは、燃焼用ガスを燃焼して燃焼熱を発生する燃焼部であり、
前記複数の反応器の別の一つは、前記燃焼部で発生された燃焼熱を利用して前記原燃料を水蒸気改質して前記改質ガスを生成する水蒸気改質部であり、
前記特定部品は、前記燃焼部が備えるイグナイタである点にある。
上記特徴構成によれば、板状断熱材の一部分を開口部を通して取り外すことで、イグナイタの交換や状況確認を容易に行える。
本発明に係る燃料改質装置の更に別の特徴構成は、前記特定部品は、前記反応器の温度を測定する温度センサである点にある。
上記特徴構成によれば、板状断熱材の一部分を開口部を通して取り外すことで、温度センサの交換や状況確認を容易に行える。
本発明に係る燃料改質装置の更に別の特徴構成は、前記特定部品は、前記反応器を加熱するヒータである点にある。
上記特徴構成によれば、板状断熱材の一部分を開口部を通して取り外すことで、ヒータの交換や状況確認を容易に行える。
本発明に係る燃料改質装置の更に別の特徴構成は、前記板状断熱材は、前記装置本体の凹凸形状に噛み合って接するように形成されている点にある。
上記特徴構成によれば、板状断熱材が装置本体の凹凸形状に噛み合って接するので、装置本体の断熱を確実に行える。
本発明に係る燃料改質装置の更に別の特徴構成は、前記板状断熱材と前記装置本体との間には、前記装置本体の凹凸形状と噛み合うように変形可能なウール状断熱材が介装されている点にある。
上記特徴構成によれば、板状断熱材と装置本体との間に介装されるウール状断熱材が、装置本体の凹凸形状に噛み合って接するので、装置本体の断熱を確実に行える。
本発明に係る燃料改質装置の更に別の特徴構成は、前記外装容器が、金属、樹脂及びセラミックスの何れかで構成される点にある。
上記特徴構成によれば、金属、樹脂及びセラミックスの何れかを用いることで、外装容器としての必要な強度と加工のし易さを得ることができる。
本発明に係る燃料改質装置の更に別の特徴構成は、前記反応器は、前記改質ガスの生成処理工程で用いられる処理空間を内部に備えた平板型モジュールとして構成されている点にある。
装置本体の反応器が多重円筒型に構成されている場合、内部構造が複雑になるという問題があるが、本特徴構成によれば、反応器が平板型モジュールとして構成されているので、そのような問題はない。
本発明に係る燃料改質装置の更に別の特徴構成は、前記複数の反応器は、前記外装容器の上下方向と垂直な方向に向けて並列に密着して並べられ、
前記複数の反応器の前記処理空間の少なくとも一対又は全部が、前記反応器のそれぞれから前記上下方向に引き出される配管により互いに接続され、
前記板状断熱材は、前記複数の反応器の並び方向に延びる前記装置本体の側面の一部を覆う点にある。
上記特徴構成によれば、燃料改質装置を製造するに際して複数の反応器(平板型モジュール)を互いに密着して並べればよいため、多重円筒管型の燃料改質装置に比べて反応器の構造は単純で且つ製造コストを小さくできる。加えて、板状断熱材は、配管が設けられていない装置本体の側面に装着されるので、配管を通す孔などを板状断熱材に設けるための加工は不要である。
本発明に係る燃料改質装置の更に別の特徴構成は、前記反応器からの前記下方向への前記配管の引き出し部分の一部又は全部は、前記板状断熱材とは別体の、前記配管が通る空間が形成された配管用の板状断熱材によって覆われて、又は、前記配管用の板状断熱材と前記粒状断熱材との組み合わせによって覆われて断熱されている点にある。
上記特徴構成によれば、配管用の板状断熱材によって装置本体の下部が支持され且つ断熱される。よって、装置本体を、外装容器の内部で安定して保持し且つ断熱することができる。
本発明に係る燃料改質装置の更に別の特徴構成は、前記板状断熱材の表面は、金属、樹脂及びセラミックスの何れかで構成されている点にある。
上記特徴構成によれば、板状断熱材の一部が粒状又は粉状になったとしてもその周囲は金属、樹脂及びセラミックスの何れかで覆われているので、粒状又は粉状の断熱材が燃料改質装置の内部で飛散しないようにできる。
上記目的を達成するための本発明に係る燃料改質装置の製造方法の特徴構成は、上記特徴構成の何れかを備える燃料改質装置の製造方法であって、
前記外装容器が、前記開口部が形成される矩形の前記一つの側面、当該一つの側面に接する天面と底面と二つの隣接側面、及び、前記一つの側面と対向する対向側面で構成され、
前記外装容器の内部に収容された前記装置本体と前記外装容器との間に前記板状断熱材が介装されて、前記板状断熱材によって前記開口部が塞がれた状態で、前記開口部が形成される前記一つの側面を下に向け、且つ、前記対向側面の部分が上方に開放された姿勢で前記外装容器と前記装置本体との間に前記粒状断熱材を充填する工程と、
前記対向側面を閉じる工程とを含む点にある。
上記特徴構成によれば、板状断熱材によって外装容器の開口部が塞がれた状態で、且つ、その開口部の部分が底になるように外装容器を回転させた状態で、外装容器の内部に粒状断熱材が充填される。つまり、上記開口部に対応する装置本体の一つの側面を上記板状断熱材で覆い、且つ、装置本体の他の部分を粒状断熱材で覆うことができる。その結果、従来必要であった、板状に成型した高性能な断熱材に対して、配管の引き回し形状や反応器の溶接部分などの位置に合わせた複雑な孔加工及び溝加工を施した上で断熱施工を行うといった手間やコストを大きく削減できる。
従って、断熱施工に要する手間及びコストを小さくできる燃料改質装置の製造方法を提供できる。
本発明に係る燃料改質装置の製造方法の別の特徴構成は、前記対向側面を閉じる工程に引き続いて、
前記外装容器を前記天面を上にして設置した後、前記天面の部分が上方に開放された姿勢で前記外装容器と前記装置本体との間に前記粒状断熱材を充填する工程と、
前記天面を閉じる工程とを含む点にある。
上記特徴構成によれば、開口部が形成されている外装容器の一つの側面を下に向けた状態(即ち、天面を側方に向けた状態)で粒状断熱材を充填した後、外装容器の天面を上方に向けた状態でその天面の部分から粒状断熱材が更に充填される。つまり、外装容器には多方向から粒状断熱材の充填が行われる。その結果、外装容器の内部への粒状断熱材の充填をより確実に行うことができる。
本発明に係る燃料改質装置の製造方法の更に別の特徴構成は、前記粒状断熱材を充填するときに前記外装容器に振動を加える点にある。
上記特徴構成によれば、振動を加えることで粒状断熱材同士の隙間を小さくして粒状断熱材の充填率を上げることができる。その結果、装置本体の断熱を更に確実に行える。
燃料改質装置の構成を説明する図である。 装置本体が外装容器に収容されている状態を、装置本体の側面方向から見て説明する図である。 装置本体が外装容器に収容されている状態を、装置本体の上面方向から見て説明する図である。 装置本体と外装容器とを備える燃料改質装置の斜視図である。 装置本体とその下面に装着される板状断熱材との位置関係を説明する図である。 装置本体と、イグナイタが設けられている装置本体の一つの側面に装着される板状断熱材との位置関係を説明する図である。 装置本体の一つの側面を下に向けた姿勢で外装容器と装置本体との間に粒状断熱材を充填する工程を説明する図である。 外装容器の天面の部分が上方に開放された姿勢で外装容器と装置本体との間に粒状断熱材を充填する工程を説明する図である。 装置本体と、イグナイタが設けられている装置本体の一つの側面に装着される板状断熱材との位置関係を説明する図である。
以下に、図面を参照して、炭化水素系の原燃料を改質して、水素を主成分とする改質ガスを生成する燃料改質装置の構成について説明する。以下の実施形態では、発電出力700W級の家庭用燃料電池システムにおいて、燃料改質装置で生成した水素を燃料電池の燃料として供給する例を説明するが、生成した水素を別の用途に供給してもよい。
図1は、燃料改質装置の構成を説明する図である。図1に示すように、燃料改質装置Rが備える装置本体Mは、改質ガスを生成するための複数の反応器(脱硫処理部1、水蒸気生成部2、燃焼部4、水蒸気改質部3、変成処理部5、選択酸化部6)を有する。図1において、装置本体Mは断面図で示す。以下に説明するように、装置本体Mは外装容器Cに収容される。
図2は、装置本体Mが外装容器Cに収容されている状態を、装置本体Mの側面方向から見て説明する図である。図3は、装置本体Mが外装容器Cに収容されている状態を、装置本体Mの上面方向から見て説明する図である。図4は、装置本体Mと外装容器Cとを備える燃料改質装置Rの斜視図である。図2及び図3に示すように、板状断熱材TS、板状断熱材TB、及び、外装容器Cの内部に充填された粒状断熱材Kにより、複数の反応器を有する装置本体Mは外装容器Cから断熱されている。
図4に示すように、燃料改質装置Rの装置本体Mを収容する外装容器Cは、開口部Aが形成される矩形の側面C1、側面C1に接する天面C4と底面C2と二つの隣接側面C5及びC6、並びに、側面C1と対向する対向側面C3で構成される。外装容器Cと装置本体Mとの間に板状断熱材TSが介装されて、外装容器Cの一つの側面に形成される開口部Aがその板状断熱材TSによって塞がれる。本実施形態において、外装容器Cは、金属、樹脂及びセラミックスの何れかで構成される。
まず、脱硫処理部1から選択酸化部6に至るガスの流路について説明する。
図1に示すように、原燃料ガス用熱交換器Eaの原燃料ガス通流部16に原燃料ガス供給路21を接続して、そこから原燃料ガスを供給する。そして、原燃料ガス通流部16、脱硫処理部1、被改質ガス用熱交換器Epの被改質ガス通流部13、水蒸気改質部3、保温用通流部7、被改質ガス用熱交換器Epの上流側改質処理ガス通流部12、原燃料ガス用熱交換器Eaの下流側改質処理ガス通流部15、変成処理部5、選択酸化部6の順に流れるガス処理経路を形成するように、それらをガス処理用流路22で接続している。
脱硫処理部1は、供給される都市ガスなどの炭化水素系の原燃料ガス(炭化水素系の原燃料)を脱硫処理する。水蒸気生成部2は、燃焼部4から排出された燃焼ガスを通流させる水蒸気生成用加熱通流部11と、供給される原料水を水蒸気生成用加熱通流部11による加熱にて蒸発させる蒸発部Vとを有する。燃焼部4は、燃焼用ガスを燃焼して燃焼熱を発生させる。燃焼用ガスとしては、燃料電池(図示せず)から排出された排燃料ガス(発電反応に用いられなかった水素を含むガス)を用いることができ、原燃料ガスを燃焼用ガスとして用いることもできる。水蒸気改質部3は、燃焼部4で発生された燃焼熱を利用して原燃料ガスを水蒸気改質して上記改質ガスを生成する。具体的には、水蒸気改質部3には、ルテニウム、ニッケル、白金などの改質触媒を保持したセラミック製の多孔質粒状体の多数が通気可能な状態で充填される。水蒸気改質部3には、改質処理温度(即ち、反応器の温度)を検出する温度センサ38が設けられている。また、別の反応器の温度を検出する温度センサを設けてもよい。そして、水蒸気改質部3に被改質ガス(後述する脱硫原燃料ガスと水蒸気との混合ガス)を通流させて、原燃料ガスを水素と一酸化炭素と二酸化炭素とを含む改質ガスに改質する。原燃料ガスが、メタンを主成分とする天然ガスである場合、水蒸気改質部3では、燃焼部4による例えば650℃〜750℃程度の加熱下でメタンと水蒸気とが下記の反応式にて改質反応して、水素と一酸化炭素と二酸化炭素を含むガスに改質処理される。
〔化1〕
CH4+H2O→CO+3H2
〔化2〕
CH4+2H2O→CO2+4H2
変成処理部5は、水蒸気改質部3にて生成された改質ガスに含まれる一酸化炭素を低減するように処理する。具体的には、変成処理部5においては、改質処理ガス中の一酸化炭素と水蒸気とが、例えば200℃〜300℃程度の反応温度で下記の反応式にて変成反応して、一酸化炭素が二酸化炭素に変成処理される。
〔化3〕
CO+H2O→CO2+H2
選択酸化部6は、変成処理部5から排出される変成処理ガス中に残留している一酸化炭素を除去する。具体的には、選択酸化部6においては、ルテニウムや白金、パラジウム、ロジウム等の触媒作用によって、100℃〜200℃程度の反応温度で変成処理ガス中に残っている一酸化炭素が、添加された空気中の酸素によって酸化される。その結果、一酸化炭素濃度の低い(例えば10ppm以下)、水素リッチな燃料ガスが生成される。
生成された燃料ガスは、燃料ガス路23を通じて燃料電池に供給される。本実施形態では、選択酸化部6から排出された選択酸化処理ガス(燃料電池に供給される燃料ガス)の温度は100℃〜200℃程度であり、例えば固体高分子型の燃料電池の動作温度は70℃〜80℃程度であるので、燃料ガス路23には、選択酸化部6から排出された選択酸化処理ガスを、燃料電池の動作温度付近にまで冷却する燃料ガス冷却用熱交換器(図示せず)が設けられている。
また、上述したように、燃料電池から排出される排燃料ガス(発電反応に用いられなかった水素を含むガス)は、排燃料ガス路24を通じて一対のパイプバーナ44に燃焼用ガスとして供給される。
〔水蒸気生成部への原料水の供給経路〕
次に、水蒸気生成部2の蒸発部Vへの原料水の供給経路について説明する。
変成処理部5と選択酸化部6とを接続するガス処理用流路22には、原料水供給路25を流れる原料水を変成処理ガスにて予熱する原料水予熱用熱交換器17と、更に、もう1つの水冷熱交換器(図示せず)と、変成処理ガスから凝縮水を除去するドレントラップ34とが順に設けられている。
更に、原料水供給路25における原料水予熱用熱交換器17よりも下流側の箇所には、原料水を蛇行状に流す蛇行状通流部18が設けられている。蛇行状通流部18は、装置本体Mの外壁部のうちの、燃焼部4を覆う箇所に熱伝導可能に当て付けて設けられる。その結果、装置本体Mの外壁部からの伝導熱および輻射熱により、蛇行状通流部18を通流する原料水が予熱される。
以上のようにして、水蒸気生成部2の蒸発部Vに供給する原料水を、原料水予熱用熱交換器17及び蛇行状通流部18を用いて予熱する。
〔燃焼部等の装置構成〕
燃焼部4は、燃焼用ガス(排燃料ガス)を火炎を形成する状態で燃焼させる有炎燃焼部4Fと、その有炎燃焼部4Fに対して、その有炎燃焼部4Fの火炎形成方向下流側に配置されて、有炎燃焼部4Fにて燃焼しなかった燃焼用ガスを燃焼触媒4cにて燃焼させる触媒燃焼部4Cを備える。有炎燃焼部4Fには、改質装置用の加熱バーナとしての一対のパイプバーナ44が設けられる。パイプバーナ44にはイグナイタ4iを用いて点火される。燃焼部4の外表面の最高温度は例えば600℃〜700℃である。
図1において一点鎖線矢印にて示すように、燃焼用空気が、燃焼用ブロア28から燃焼用空気路29を通って一対のパイプバーナ44に供給される。
更に、燃焼用ブロア28に接続した酸化用空気供給路31が、変成処理部5と選択酸化部6とを接続するガス処理用流路22に接続される。それにより、燃焼用ブロア28からの空気は酸化用空気として選択酸化部6に供給される。但し、酸化用空気供給路31には開閉弁35が設けられており、開閉弁35を閉止作動させることで選択酸化部6への空気の供給を遮断可能である。
〔装置本体Mを通流するガスの熱交換〕
次に、装置本体Mを通流するガスの熱交換について説明する。
燃料改質装置の装置本体Mには、水蒸気改質部3から排出された高温の改質処理ガスを通流させて、水蒸気改質部3を保温する保温用通流部7と、高温の改質処理ガスにより水蒸気改質部3に供給される被改質ガスを加熱する被改質ガス用熱交換器Epと、高温の改質処理ガスにより脱硫処理部1に供給される原燃料ガスを加熱する原燃料ガス用熱交換器Eaと、変成処理部5を冷却するために冷却用流体を通流させる変成部冷却用通流部8と、変成処理部5および選択酸化部6を冷却する冷却用ファン10とが設けられている。
被改質ガス用熱交換器Epでは、保温用通流部7から排出された改質処理ガスを通流させる上流側改質処理ガス通流部12と、水蒸気改質部3に供給する被改質ガスを通流させる被改質ガス通流部13との熱交換が行われる。
原燃料ガス用熱交換器Eaでは、上流側改質処理ガス通流部12から排出された改質処理ガスを通流させる下流側改質処理ガス通流部15と、脱硫処理部1に供給する原燃料ガスを通流させる原燃料ガス通流部16との熱交換が行われる。
〔水蒸気と原燃料ガスとの混合〕
原燃料ガス供給路21から供給される原燃料ガスを脱硫処理部1で脱硫処理し、その脱硫原燃料ガスと水蒸気路26からの水蒸気とを混合する。具体的には、図1に示すように、装置本体Mにおいて、水蒸気生成用の原料水を供給する原料水供給路25を水蒸気生成部Sの蒸発部Vに接続し、蒸発部Vにて生成された水蒸気を送出する水蒸気路26を、脱硫処理部1と被改質ガス通流部13とを接続するガス処理用流路22に接続する。その結果、ガス処理用流路22を通流する脱硫原燃料ガスに改質用の水蒸気が混合される。
〔燃焼部から排出される燃焼ガスの利用形態〕
図1において、破線矢印にて示すように、燃焼部4から排出された燃焼ガスを、水蒸気生成用加熱通流部11、変成部冷却用通流部8の順に流すように、それら燃焼部4、水蒸気生成用加熱通流部11、変成部冷却用通流部8が燃焼ガス路27により接続されている。そして、水蒸気生成用加熱通流部11においては、燃焼ガスによって蒸発部Vを加熱し、変成部冷却用通流部8においては、燃焼ガスによって、発熱反応である変成反応が行われる変成処理部5を冷却する。
〔燃料改質装置の装置本体の構成〕
図1〜図3に示すように、燃料改質装置Rが備える複数の反応器(脱硫処理部1、水蒸気生成部2、燃焼部4、水蒸気改質部3、変成処理部5、選択酸化部6)は、上記改質ガスの生成処理工程で用いられる処理空間を内部に備えた平板型モジュールとしての容器Bを用いて形成される。それら複数の容器B(複数の反応器:平板型モジュール)は、並列に密着して並べられた状態で装置本体Mを構成する。複数の容器Bを並べるに当たっては、上述したような伝熱させる必要のあるもの同士は互いに密着させた状態で並べ、且つ、伝熱量を調節する必要のあるもの同士の間に伝熱量調節用の断熱材19a、19b、19c、19d、19eを介在させた状態で並べてある。また、容器Bは、皿形状の容器形成用部材b1を、それらの間に板状の仕切り部材b2を位置させた状態で溶接接続して、二つの処理空間を備えるように構成されている。本実施形態では、図1に示すように、燃焼部4を直接覆うように設けられている断熱材19cは皿状容器部材b1で覆われ、その皿状容器部材b1は板状部材b2に溶接接続される。従って、図2及び図3に示すように、燃焼部4を取り囲んでいる断熱材19cは装置本体Mの外部からは見えない。
更に、変成処理部5と選択酸化部6との間や、変成処理部5を構成する複数の容器Bの間には容器B(反応器)を加熱するための板状のヒータHが設けられている。
並列に密着して並べられた状態の複数の容器Bは、並び方向に沿った両方から外装容器Cの上記隣接側面C5、C6で挟まれて固定されている。具体的には、外装容器Cの上記隣接側面C5、C6を、その間に複数の容器Bを挟んだ状態でボルト及びナット(何れも図示せず)を用いて複数箇所で連結し、外装容器Cの上記隣接側面C5、C6の間隔を狭める方向にナットを締め付けている。
図2では、装置本体Mを側面方向から見ている。尚、図面の簡略化のため、配管は説明上必要なものだけ例示している。図2において、紙面上下方向が装置本体Mの上下方向になり、紙面に垂直な方向が装置本体Mの奥行き方向(前後方向)になる。図2に示すように、断熱材19a及び断熱材19eは、装置本体Mの上下方向において、他の断熱材19b、19dに比べて大きく形成されている。また、図2では現れていないが、断熱材19a及び断熱材19eは、装置本体Mの奥行き方向においても、他の断熱材19b、19dに比べて大きく形成されている。具体的には、装置本体Mにおける断熱材19b、19dの上下方向及び奥行き方向の寸法は、各容器Bの皿状容器部材b1と同程度であるが、装置本体Mにおける断熱材19a及び断熱材19eの上下方向及び奥行き方向の寸法は、各容器Bの皿状容器部材b1よりも大きい。
また、図2に示すように、燃焼部4の側面にはイグナイタ4iの一部、温度センサ38の一部、ヒータHなどが露出している。
図5は、装置本体Mとその下面に装着される板状断熱材TBとの位置関係を説明する図である。図5に示すように、断熱材19a、19eは、装置本体Mの上下方向及び奥行き方向において、他の断熱材19b、19dに比べて大きく形成されている。また、装置本体Mの脱硫処理部1、変成処理部5及び選択酸化部6の下面と板状断熱材TBとの間には、それら装置本体Mの脱硫処理部1、変成処理部5及び選択酸化部6の下面の凹凸形状と噛み合うように変形可能なウール状断熱材WB1が介装されている。本実施形態で言う凹凸形状としては、並列に並べられた複数の容器Bの外形により生じる形状、特に、容器Bを構成する容器形成用部材b1と仕切り部材b2とを溶接接続することにより発生する鍔状部分の形状が代表的なものとして挙げられる。
同様に、装置本体Mの水蒸気生成部2、断熱材19b、燃焼部4、水蒸気改質部3、保温用通流部7、断熱材19d及び被改質ガス用熱交換器Epの下面と板状断熱材TBとの間には、それら装置本体Mの水蒸気生成部2、断熱材19b、燃焼部4、水蒸気改質部3、保温用通流部7、断熱材19d及び被改質ガス用熱交換器Epの下面の凹凸形状と噛み合うように変形可能なウール状断熱材WB2が介装されている。
尚、装置本体Mと板状断熱材TBとの間の全て部分にウール状断熱材WB1、WB2が介装されている訳ではなく、装置本体Mの断熱材19a、19eの下面にはウール状断熱材WB1、WB2は設けられていない。よって、装置本体Mの断熱材19a、19eの下面は、ウール状断熱材WB1、WB2が設けられていない板状断熱材TBの表面と接する。つまり、図2及び図5に示すように、装置本体Mは、断熱材19a、19e及び板状断熱材TBによって、脱硫処理部1、変成処理部5及び選択酸化部6で構成される区域と、水蒸気生成部2、断熱材19b、燃焼部4、水蒸気改質部3、保温用通流部7、断熱材19d及び被改質ガス用熱交換器Epで構成される区域とに分けられる。
図6は、装置本体Mと、イグナイタ4iが設けられている装置本体Mの一つの側面に装着される板状断熱材TSとの位置関係を説明する図である。図6に示すように、断熱材19a、19eは、装置本体Mの上下方向及び奥行き方向において、他の断熱材19b、19dに比べて大きく形成されている。また、装置本体Mの脱硫処理部1、変成処理部5及び選択酸化部6の側面と板状断熱材TSとの間には、それら装置本体Mの脱硫処理部1、変成処理部5及び選択酸化部6の側面の凹凸形状と噛み合うように変形可能なウール状断熱材WS1が介装されている。同様に、装置本体Mの水蒸気生成部2、断熱材19b、燃焼部4、水蒸気改質部3、保温用通流部7、断熱材19d及び被改質ガス用熱交換器Epの側面と板状断熱材TSとの間には、それら装置本体Mの水蒸気生成部2、断熱材19b、燃焼部4、水蒸気改質部3、保温用通流部7、断熱材19d及び被改質ガス用熱交換器Epの側面の凹凸形状と噛み合うように変形可能なウール状断熱材WS2が介装されている。
装置本体Mの側面に装着される板状断熱材TSは、少なくとも一部分が開口部Aを通して取り外し可能に分割された複数の部材TS1、TS2により構成される。そして、板状断熱材TSの一部分を取り外すことによって板状断熱材TSに形成される空間に、装置本体Mに設けられる特定部品を露出させることができる。本実施形態では、板状断熱材TSは部材TS1、TS2に分割される。例えば、部材TS2は、板状断熱材TSを切り出して得られるが、板状断熱材TSとは別の部材を用いて作製してもよい。そして、部材TS2を取り外して形成される空間に、装置本体Mの側面に設けられたイグナイタ4i(特定部品の一例)が露出するので、その交換や状況確認が可能となる。尚、部材TS2を常時取り外したままにしておき、その空いた部分には別部材で蓋をするだけでもよい。
尚、装置本体Mと板状断熱材TSとの間の全て部分にウール状断熱材WS1、WS2が介装されている訳ではなく、装置本体Mの断熱材19a、19eの側面にはウール状断熱材WS1、WS2は設けられていない。よって、装置本体Mの断熱材19a、19eの側面は、ウール状断熱材WS1、WS2が設けられていない板状断熱材TSの表面と接する。つまり、図3及び図6に示すように、装置本体Mは、断熱材19a、19e及び板状断熱材TSによって、脱硫処理部1、変成処理部5及び選択酸化部6で構成される区域と、水蒸気生成部2、断熱材19b、燃焼部4、水蒸気改質部3、保温用通流部7、断熱材19d及び被改質ガス用熱交換器Epで構成される区域とに分けられる。
以上のように、本実施形態では、装置本体Mの下面とイグナイタ4iが設けられている一つの側面との合計2面に板状断熱材TB、TSが装着されている。そして、図2、図3、図5及び図6に示すように、装置本体Mを構成する断熱材19a、19eと板状断熱材TS、TBとにより、装置本体Mは、断熱材19a、19e及び板状断熱材TSによって、脱硫処理部1、変成処理部5及び選択酸化部6で構成される区域と、水蒸気生成部2、断熱材19b、燃焼部4、水蒸気改質部3、保温用通流部7、断熱材19d及び被改質ガス用熱交換器Epで構成される区域とに分けられる。
つまり、装置本体Mの中で温度を高く保つべき水蒸気生成部2、燃焼部4、水蒸気改質部3、保温用通流部7は、断熱材19a、19e及び板状断熱材TS、TBで仕切られた同じ区域内で確実に断熱される。そして、その区域内では、燃焼部4で発生する高温の熱を有効に利用できる。一方で、脱硫処理部1、変成処理部5及び選択酸化部6で構成される区域は、必要以上に高温にならないようにできる。
〔容器への配管の接続方法〕
図2及び図5を参照して、並列に密着して並べられた容器Bを配管P(例えば、ガス処理用流路22、燃料ガス路23、排燃料ガス路24、原料水供給路25、水蒸気路26、燃焼ガス路27、燃焼用空気路29)で接続する方法を説明する。尚、図面の簡略化のため、配管は説明上必要なものだけ例示している。
図示するように、容器Bには、配管Pの一部を構成する接続部47が上下方向に向けて溶接接続されている。そして、接続部47同士が、U字型の配管P(ガス処理用流路22、燃料ガス路23、排燃料ガス路24、原料水供給路25、水蒸気路26、燃焼ガス路27、燃焼用空気路29)で接続される。その結果、上述した複数の反応器の内部の処理空間が、配管Pで接続される。
以上のようにして、装置本体Mを構成する複数の容器B(反応器)の処理空間の少なくとも一対又は全部が、容器Bのそれぞれから上下方向に引き出される配管Pによって接続される。
また、図示していないが、外装容器Cの側面C5には、原燃料ガス供給路21や燃料ガス路23、排燃料ガス路24、原料水供給路25、燃焼用空気路29などを形成する配管径とほぼ同様の孔があけられていて、その孔を通して、それらの配管が燃料改質装置Rの外側に張り出しており、燃料改質装置Rの外部にある原燃料供給設備や原料水供給設備、燃焼用ブロア28、燃料電池などと接続されている。更に、外装容器Cの側面C6には装置本体Mに取り付けられている温度センサ38などの複数の温度センサ(例えば、熱電対、サーミスタなど)やヒータHなどのケーブル類を通す孔があけられている。
なお、装置本体Mの下面には板状断熱材TB及びウール状断熱材WB1、WB2が装着されている。この場合、先ず、接続部47が上下方向に向けて溶接接続されている状態の複数の容器Bを、並列に密着して並べる。その状態では、接続部47のみが容器Bに接続されているので、下方向に向けて溶接接続された接続部47が板状断熱材TB及びウール状断熱材WB1、WB2に設けた孔を貫通するように板状断熱材TB及びウール状断熱材WB1、WB2を装置本体Mの下面に装着する。次に、接続部47に対してU字型の配管Pを溶接接続することで、図2に示すように、装置本体Mの下面への板状断熱材TB及びウール状断熱材WB1、WB2の装着が完了する。配管Pは板状断熱材TBよりも外側に出るが、配管Pの周囲には粒状断熱材Kが充填されて配管Pの断熱が行われる。つまり、反応器(装置本体M)からの下方向への配管Pの引き出し部分は、板状断熱材TSとは別体の、配管用の板状断熱材TBと粒状断熱材Kとの組み合わせによって覆われて断熱されている。
〔燃料改質装置の製造方法〕
以下に、図4、図7及び図8を参照して燃料改質装置の製造方法について説明する。
図7は、装置本体の一つの側面を下に向けた姿勢で外装容器と装置本体との間に粒状断熱材を充填する工程を説明する図である。図8は、図7に示した工程に引き続いて外装容器の天面の部分が上方に開放された姿勢で外装容器と装置本体との間に粒状断熱材を充填する工程を説明する図である。
本実施形態では、外装容器Cの内部に粒状断熱材Kを充填するとき、先ず、外装容器Cの内側から板状断熱材TSが開口部Aを塞ぐように、板状断熱材TS及びその板状断熱材TSが装着される装置本体Mを外装容器Cの内部に収容し、開口部Aが形成される側面C1を下に向ける。図7に示すように、外装容器Cを構成する対向側面C3の部分は取り外し可能なパネルにより構成される。つまり、外装容器Cの内部に収容された装置本体Mと外装容器Cとの間に板状断熱材TSが介装されて、板状断熱材TSによって開口部Aが塞がれた状態で、開口部Aが形成される一つの側面C1を下に向け、且つ、対向側面C3の部分が上方に開放された姿勢にする。次に、その状態で、対向側面C3の部分が上方に開放された姿勢で外装容器Cと装置本体Mとの間に粒状断熱材Kを充填する。その後、対向側面C3を閉じる。
外装容器Cに充填される粒状断熱材K及び板状断熱材Tとしては、日本マイクロサーム社のマイクロサーム等を使用できる。このような断熱材は、燃焼部4の外表面の最高温度である例えば600℃〜700℃の温度で良好な断熱性能を示すので、使用する断熱材の量を減らすことができ、燃料改質装置をコンパクトにすることができる。なお、粒状断熱材Kとしては、例えば、粒径がおよそ0.3〜2.5mmの範囲にあり、嵩密度が150〜350kg/m3のものを用いることができる。
また、板状断熱材TSの表面は、金属、樹脂及びセラミックスの何れかで覆っても良い。このようにすると、板状断熱材TSが破損することを防ぐことができる上に、もし、板状断熱材TSの一部が破損したとしてもその周囲が金属、樹脂及びセラミックスの何れかの表面被覆部材で覆われているので、断熱材の欠片や粉が燃料改質装置Rの外部に飛散しないようにできる。
その後、図8に示すように、図7に示した工程に引き続いて、外装容器Cを天面C4を上にして設置する。外装容器Cを構成する天面C4の部分は、取り外し可能なパネルにより構成される。天面C4の部分が上方に開放された姿勢で天面C4を構成するパネルを取り外すと、外装容器Cの内部には既に粒状断熱材Kが充填されている。但し、図8では、粒状断熱材Kで覆われている装置本体Mの配置を分かり易くするため、充填されている粒状断熱材Kを一部省略して記載している。そして、この状態で、外装容器Cの内部に粒状断熱材Kを更に充填する。その後、天面C4を閉じる。このように、本実施形態では、外装容器の内部へ対向側面C3の方向及び天面C4の方向という多方向から粒状断熱材Kの充填が行われる。その結果、外装容器Cの内部への粒状断熱材Kの充填をより確実に行うことができる。また、粒状断熱材Kを充填するときに外装容器Cに振動を加えている。振動を加えることで粒状断熱材K同士の隙間を小さくして粒状断熱材Kの充填率を上げることができ、その結果、装置本体Mの断熱を更に確実に行える。
本実施形態では、最初に外装容器Cの内部に粒状断熱材Kを充填するとき、図7に示したような装置本体Mの側面が上方向に見える状態にしている。一方でもし、最初に外装容器Cの内部に粒状断熱材Kを充填するとき、図8に示したような装置本体Mの上面が見える状態であると、装置本体Mの下部に設置している板状断熱材TBと底面外装容器C2との間の、配管Pと装置本体Mとの間の複雑な形状の狭い空間が配管Pの陰になるため、その空間に粒状断熱材Kが十分に充填されない可能性がある。ところが、本実施形態では、図7に示したような装置本体Mの側面が上方向に見える状態にするので、装置本体Mの側面を上方向から見ると、装置本体Mを側面から見た図2を参照しても分かるように、配管Pと装置本体Mとの間の複雑な形状の狭い空間が上方に向けて開放されている。よって、配管Pと装置本体Mとの間の空間が配管Pの陰になること無く、その空間に粒状断熱材Kを確実に充填できる。
以上のように、本実施形態の燃料改質装置Rにおいて、外装容器Cの開口部Aは板状断熱材TSによって内側から塞がれ、及び、その板状断熱材TSの内側には装置本体Mが装着されている。つまり、外装容器Cの内部に充填されている粒状断熱材Kと外装容器Cの開口部Aとは、板状断熱材TS及び装置本体Mによって隔てられている。その結果、板状断熱材TSの一部分TS2が開口部Aを通して取り外されたとしても、粒状断熱材Kが外装容器Cの内部から開口部Aを通して漏れ出すことはなく、継続して装置本体Mの断熱を行える。
<別実施形態>
<1>
上記実施形態では、装置本体Mの側面に装着される板状断熱材TSが部材TS1、TS2に分割されており、部材TS2を取り外すと、装置本体Mの側面に設けられたイグナイタ4i(特定部品の一例)が露出する例を説明した。但し、特定部品は上述したイグナイタ4iに限定されず、他の特定部品を露出させるために板状断熱材TSの分割形態を改変してもよい。
図9は、板状断熱材TSが部材TS1、TS3、TS4に分割された場合の例である。この場合、部材TS3を取り外すと、装置本体Mに設けられたヒータH(特定部品の一例)が露出するので、その交換や状況確認が可能となる。また、部材TS4を取り外すと、装置本体Mに設けられたイグナイタ4i及び温度センサ38(特定部品の一例)が露出するので、それらの交換や状況確認が可能となる。
<2>
上記実施形態では、装置本体Mが図2などに示した複数の反応器を備える例について説明した。但し、装置本体Mの構成は適宜改変可能である。例えば、図2に示す断熱材19aに面して、水蒸気生成部2が設けられているのとは反対側に(即ち、装置本体Mの最外部に)、燃焼部4から排出された高温の燃焼ガス(給熱用ガス)と、燃焼用空気(受熱用ガス)と、燃焼部4での燃焼用ガスとして用いられる排燃料ガス(受熱用ガス)との熱交換を行う三流体熱交換器を追加で設けてもよい。
<3>
上記実施形態では、図2に示したように、反応器(装置本体M)からの下方向への配管Pの引き出し部分が、板状断熱材TBと粒状断熱材Kとの組み合わせによって覆われて断熱されている例について説明した。但し、配管Pの引き出し部分の全てを板状断熱材によって覆って断熱するように改変してもよい。例えば、図2に例示した板状断熱材TBの外側から、配管Pが嵌り込むような溝加工などを施した別の板状断熱材を被せることで、配管Pの引き出し部分の断熱を行うことができる。
或いは、板状断熱材TBを設けず、反応器(装置本体M)からの下方向への配管Pの引き出し部分を全て粒状断熱材Kによって断熱するように変更してもよい。
<4>
上記実施形態では、装置本体Mの側面及び下面のみに板状断熱材を設けた構成を例示した。但し、装置本体Mの他の面の一部又は全部を板状断熱材で覆うように改変してもよい。例えば、装置本体Mの上面の一部又は全部を板状断熱材で覆ってもよい。その場合、必要で有れば、装置本体Mの下面を覆う板状断熱材TBと同様に、板状断熱材に対して接続部47(配管P)が通過可能であるように孔加工を行えばよい。
<5>
上記実施形態では、装置本体Mの表面に断熱材が密着するように、装置本体Mの凹凸形状と噛み合うように変形可能なウール状断熱材を板状断熱材TB、TSと装置本体Mとの間に介装した。但し、他の手法を用いて装置本体Mの表面に断熱材を密着させるように改変してもよい。例えば、上述したウール状断熱材を設けず、装置本体Mに接する側の板状断熱材TB、TSの表面に、装置本体Mの凹凸形状と噛み合うような凹凸や溝を形成する手法がある。
<6>
上記実施形態では、図4に示したように外装容器Cの開口部Aから板状断熱材TSが露出する場合について説明した。但し、外装容器Cが、開口部Aを外側から覆うようなパネルを更に備えていてもよい。
<7>
上記実施形態では、外装容器Cの側面C5に、原燃料ガス供給路21や燃料ガス路23、排燃料ガス路24、原料水供給路25、燃焼用空気路29などを形成する配管径とほぼ同様の孔をあけて、その孔を通して、それらの配管が燃料改質装置Rの外側に張り出しており、燃料改質装置Rの外部にある原燃料供給設備や原料水供給設備、燃焼用ブロア28、燃料電池などと接続されている場合について説明した。これらの外装容器Cの側面C5にあけた孔と配管との隙間から粒状断熱材Kが流出する場合には、樹脂等で塞いでも良いし、板状断熱材19aに配管径とほぼ同等の孔をあけて、その孔にこれらの配管を通してから外装容器Cの側面C5にあけた孔から配管を外側に張り出させることで、板状断熱材19aを用いて粒状断熱材Kの流出を防いでも良い。
また、上記実施形態では、外装容器Cの側面C6に装置本体Mに取り付けられている温度センサ38などの複数の温度センサ(例えば、熱電対、サーミスタなど)やヒータHなどのケーブル類を通す孔があけられている場合について説明した。これらの外装容器Cの側面C6にあけた孔とケーブル類の隙間などから粒状断熱材Kが流出する場合には、その孔を樹脂等で塞いでも良い。
<8>
上記実施形態では、発電出力700W級の家庭用燃料電池システムに用いる燃料改質装置について説明したが、システムのサイズは発電出力700W級に制限されることは無く、例えば発電出力500W級〜2kW級といったような家庭用燃料電池システム用の燃料改質装置にも用いることができる。本発明は、このような断熱作業スペースが確保しにくい家庭用などの小型の燃料改質装置に特に好適であるが、その他のサイズのシステム用の燃料改質装置にも適用できる。
本発明は、断熱施工に要する手間及びコストを小さくできる燃料改質装置を製造するために利用できる。
3 水蒸気改質部
4 燃焼部
4i イグナイタ(特定部品)
38 温度センサ(特定部品)
A 開口部
B (反応器、平板型モジュール)
b1 容器形成用部材
b2 仕切り部材
C(C1、C2、C3、C4、C5、C6) 外装容器
H ヒータ(特定部品)
K 粒状断熱材
M 装置本体
P 配管
R 燃料改質装置
TB 板状断熱材(配管用の板状断熱材)
TS(TS1、TS2、TS3、TS4) 板状断熱材
WB1、WB2、WS1、WS2 ウール状断熱材

Claims (14)

  1. 炭化水素系の原燃料を改質して水素を主成分とする改質ガスを生成するための複数の反応器を有する装置本体と、前記装置本体を内部に収容する外装容器とを備え、
    前記装置本体は、前記外装容器の内部において、一部の表面が板状断熱材によって覆われて断熱され、及び、他の部分の表面が粒状断熱材によって覆われて断熱され、
    前記外装容器の一つの側面には開口部が形成され、
    前記外装容器と前記装置本体との間に前記板状断熱材が介装されて、前記板状断熱材によって前記開口部が塞がれ、
    前記開口部を塞ぐように前記外装容器と前記装置本体との間に介装されている前記板状断熱材は、少なくとも一部分が前記開口部を通して取り外し可能に分割された複数の部材により構成され、
    前記開口部を塞ぐように前記外装容器と前記装置本体との間に介装されている前記板状断熱材の前記一部分を、前記粒状断熱材と前記外装容器の前記開口部とが、前記開口部を塞ぐように前記外装容器と前記装置本体との間に介装されている前記板状断熱材の残りの部分及び前記装置本体によって隔てられた状態で、前記開口部を通して取り外して形成される空間に、前記装置本体に設けられる特定部品が露出する燃料改質装置。
  2. 前記複数の反応器の一つは、燃焼用ガスを燃焼して燃焼熱を発生する燃焼部であり、
    前記複数の反応器の別の一つは、前記燃焼部で発生された燃焼熱を利用して前記原燃料を水蒸気改質して前記改質ガスを生成する水蒸気改質部であり、
    前記特定部品は、前記燃焼部が備えるイグナイタである請求項1記載の燃料改質装置。
  3. 前記特定部品は、前記反応器の温度を測定する温度センサである請求項1又は2記載の燃料改質装置。
  4. 前記特定部品は、前記反応器を加熱するヒータである請求項1〜3の何れか一項に記載の燃料改質装置。
  5. 前記板状断熱材は、前記装置本体の凹凸形状に噛み合って接するように形成されている請求項1〜4の何れか一項に記載の燃料改質装置。
  6. 前記板状断熱材と前記装置本体との間には、前記装置本体の凹凸形状と噛み合うように変形可能なウール状断熱材が介装されている請求項1〜4の何れか一項に記載の燃料改質装置。
  7. 前記外装容器が、金属、樹脂及びセラミックスの何れかで構成される請求項1〜6の何れか一項に記載の燃料改質装置。
  8. 前記反応器は、前記改質ガスの生成処理工程で用いられる処理空間を内部に備えた平板型モジュールとして構成されている請求項1〜7の何れか一項に記載の燃料改質装置。
  9. 前記複数の反応器は、前記外装容器の上下方向と垂直な方向に向けて並列に密着して並べられ、
    前記複数の反応器の前記処理空間の少なくとも一対又は全部が、前記反応器のそれぞれから前記上下方向に引き出される配管により互いに接続され、
    前記板状断熱材は、前記複数の反応器の並び方向に延びる前記装置本体の側面の一部を覆う請求項8記載の燃料改質装置。
  10. 前記反応器からの前記下方向への前記配管の引き出し部分の一部又は全部は、前記板状断熱材とは別体の、前記配管が通る空間が形成された配管用の板状断熱材によって覆われて、又は、前記配管用の板状断熱材と前記粒状断熱材との組み合わせによって覆われて断熱されている請求項9記載の燃料改質装置。
  11. 前記板状断熱材の表面は、金属、樹脂及びセラミックスの何れかで構成されている請求項1〜10の何れか一項に記載の燃料改質装置。
  12. 請求項1〜11の何れか一項に記載の燃料改質装置の製造方法であって、
    前記外装容器が、前記開口部が形成される矩形の前記一つの側面、当該一つの側面に接する天面と底面と二つの隣接側面、及び、前記一つの側面と対向する対向側面で構成され、
    前記外装容器の内部に収容された前記装置本体と前記外装容器との間に前記板状断熱材が介装されて、前記板状断熱材によって前記開口部が塞がれた状態で、前記開口部が形成される前記一つの側面を下に向け、且つ、前記対向側面の部分が上方に開放された姿勢で前記外装容器と前記装置本体との間に前記粒状断熱材を充填する工程と、
    前記対向側面を閉じる工程とを含む燃料改質装置の製造方法。
  13. 前記対向側面を閉じる工程に引き続いて、
    前記外装容器を前記天面を上にして設置した後、前記天面の部分が上方に開放された姿勢で前記外装容器と前記装置本体との間に前記粒状断熱材を充填する工程と、
    前記天面を閉じる工程とを含む請求項12記載の燃料改質装置の製造方法。
  14. 前記粒状断熱材を充填するときに前記外装容器に振動を加える請求項12又は13記載の燃料改質装置の製造方法。
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