JP5367866B2 - 弾球遊技機 - Google Patents

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本発明は、パチンコ機等の弾球遊技機に係り、詳しくは、画像表示手段用の表示窓を有し且つ遊技盤に形成された装着孔に着脱自在に装着される画像演出枠を備えた弾球遊技機に関するものである。
パチンコ機に代表される弾球遊技機では、遊技領域の略中央に、画像表示手段用の表示窓を有する画像演出枠を装着したものが多い。また最近では、液晶表示手段に表示するバーチャルな画像による演出のみではインパクトに欠けることから、これに機械的な動作を組み合わせて演出効果をより高めるべく、画像演出枠に、例えば画像表示手段の左右両側に待避する待避位置と画像表示手段の前側を略覆う被覆位置との間で左右方向に移動する可動演出手段を設けたものも存在する。
この種の弾球遊技機では、遊技球が可動演出手段に衝突すると、その衝撃による可動演出手段の動作不良や球詰まり等、種々の不具合の発生が懸念される。そこで、例えば特許文献1に記載の発明では、可動演出手段の前側を透明カバーで覆うことにより、可動演出手段の視認性を維持しつつそれら不具合の発生を防止している。
特開2004−195084号公報
特許文献1に記載の発明では、画像表示枠の下部側に、入球口に入球した遊技球を自由に転動させて前側に落下させるステージが設けられているが、このステージも可動演出手段と共に透明カバーにより前側から覆われているため、例えばステージ上の遊技球が何らかの原因により大きく跳ね上がって可動演出手段に衝突したり、可動演出手段の軌道上に停滞してその移動動作を阻害する等の問題が発生する可能性があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、可動演出手段の可動領域と遊技球の可動領域とを完全に区分して可動演出手段への遊技球の衝突等による不具合を完全に防止できる弾球遊技機を提供することにある。
本発明は、画像表示手段22用の表示窓25を有し且つ遊技盤5に形成された装着孔20に着脱自在に装着される画像演出枠13を備え、該画像演出枠13には、遊技球が入球可能な入球口39と、前記表示窓25の下側に配置され且つ前記入球口39に入球した遊技球を転動させて前側に落下させるステージ38と、前記表示窓25の前側に配置され且つ所定の駆動手段29の駆動により所定の待避位置から前記画像表示手段22の前側の被覆位置へ移動可能な可動演出手段30と、該可動演出手段30の可動領域と遊技球の可動領域とを区分する透明カバー34とを備えた弾球遊技機において、前記透明カバー34に、前記ステージ38の後側に対応して後ろ向きの凹入部55を設け、前記凹入部55を遊技球が通過可能に構成したものである。
本発明によれば、可動演出手段30の可動領域と遊技球の可動領域とを透明カバー34により完全に区分することができ、ステージ38上を含めて遊技領域内の全ての遊技球の可動演出手段30への衝突等による不具合を完全に防止することができると共に、可動演出手段30とステージ38との各配置領域を共に前後方向に十分広く確保することが可能となる。
本発明の第1の実施形態を示すパチンコ機の全体斜視図である。 遊技盤の正面図である。 画像演出枠を構成する前構造体の正面図である。 画像演出枠を構成する後構造体の正面図である。 遊技盤の要部側面断面図である。 画像演出枠の分解側面断面図である。 図3におけるA−A断面図である。 図3におけるB−B断面図である。 図3におけるC−C断面図である。 図3におけるD−D断面図である。 画像演出枠を構成する前構造体の斜視図である。 画像演出枠を構成する前構造体の斜視図である。 画像演出枠を構成する前構造体の分解斜視図である。 本発明の第2の実施形態を示すパチンコ機の遊技盤の要部側面断面図である。 画像演出枠を構成する前構造体の斜視図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳述する。図1〜図13は本発明をパチンコ機に採用した第1の実施形態を例示している。図1において、遊技機本体1は、矩形状の外枠2と、この外枠2の左右一側、例えば左側のヒンジ3を介して縦軸心廻りに開閉及び着脱自在に枢着された内枠4とを備えている。
内枠4には、その上部側に図2に示す遊技盤5等が、下部側に発射手段(図示省略)等が夫々配置されており、その内枠4の前側には、遊技盤5の前側を覆うガラス扉6と、そのガラス扉6の下側で発射手段等の前側を覆う下部開閉扉7とがヒンジ3と同じ側のヒンジ8により開閉及び着脱自在に枢着されている。ガラス扉6には、遊技盤5側の遊技領域5aに対応するガラス窓9が設けられ、また下部開閉扉7には、発射手段に供給するための遊技球を貯留する貯留皿10、発射手段を作動させるための発射ハンドル11等が設けられている。
遊技盤5の前側には、発射手段により発射された遊技球を案内するガイドレール12が略環状に装着されると共に、そのガイドレール12内の遊技領域5aには、その略中央に画像演出枠13が配置され、更にその画像演出枠13の左側に通過ゲート14が、下側に開閉式入賞手段15及び大入賞手段16が配置される他、普通入賞手段17等の各種遊技部品が装着されている。
画像演出枠13は、図3〜図6に示すように、遊技盤5に形成された装着孔20に対して前側から着脱自在に装着される前構造体21と、後側に液晶表示ユニット等の画像表示手段22が装着され且つ前構造体21に対応して遊技盤5の裏側に着脱自在に装着される後構造体23とを備えている。
後構造体23は、図4〜図6に示すように、前側が開放した略箱形に形成され且つその背壁24に画像表示手段22の表示画面22aに対応する矩形状の表示窓25が形成された本体ケース26と、この本体ケース26の前縁側から遊技盤5の背面に沿って鍔状に設けられた固定壁27と、本体ケース26の前側に配置される演出手段28とを備え、本体ケース26の背壁24の後側に画像表示手段22を装着した状態で、前構造体21の後側に対応するように固定壁27を遊技盤5の背面側に固定することにより遊技盤5に着脱自在に装着されている。
演出手段28は、例えば戦艦の船首部分をモチーフにした一部可動式の造形物で、表示窓25の前側に配置され且つ一対の駆動モータ(駆動手段)29の駆動により図示しない連動機構を介して表示画面22aの前側を略覆う被覆位置(図4に一点鎖線で示す)と表示画面22aの左右両側の待避位置(図4に実線で示す)との間で左右方向に移動可能な一対の可動演出手段30と、表示窓25の上側に配置される固定演出手段31とを備え、左右の可動演出手段30が表示画面22aの前側の被覆位置にあるとき、それら可動演出手段30とその上側の固定演出手段31とで船首部分が形成されるようになっている。
また、演出手段28は、船首部分を形成するものであるため下部側から上部側にかけて徐々に前側に迫り出しており、その上部側の一部、例えば可動演出手段30の上部側の一部と固定演出手段31の上下方向全体が、固定壁27よりも前側、即ち遊技盤5の装着孔20内に突出している。なお、演出手段28には、例えば可動演出手段30に対応する部分の中央に砲口を表す開口部32が設けられており、例えば開口部32に沿って可動演出手段30内に配置されるLED等の発光体を発光させることにより大砲の発射を演出するようになっている。
前構造体21は、図3,図5〜図13に示すように、装着孔20に沿って後構造体23側の表示窓25を取り囲むように配置される装飾枠33と、この装飾枠33の内側の窓孔33aを塞ぐように例えば装飾枠33に対して後側から装着される透明カバー34とを備えている。なお、窓孔33aは、可動演出手段30が被覆位置にある時の演出手段28の外形に沿った形状に形成されており、可動演出手段30が被覆位置にある時の演出手段28の略全体が、窓孔33a内の透明カバー34を通して遊技盤5の前側から視認可能となっている。
装飾枠33は、装着孔20の内面に沿って配置された嵌合壁35と、この嵌合壁35の前端側から遊技盤5の前面側に沿う鍔状に設けられた前面当接板36と、この前面当接板36の上部側から左右両側にかけて前向き突出状に配置された庇部37と、表示窓25の下側に沿うように下部側の前面当接板36の後側に左右方向に配置されたステージ38とを備え、例えば前面当接板36を遊技盤5に前側からねじ止めすることにより遊技盤5に対して着脱自在に固定されている。
装飾枠33の側部、例えば左右両側には、遊技球が入球可能な入球口39と、この入球口39に入球した遊技球をステージ38に案内する案内通路40とが設けられている。入球口39は、例えば庇部37の下端側に対応して設けられ、前面当接板36の前側に沿って斜め上向きに配置されている。
案内通路40は、入球口39の下流側に接続され且つ窓孔33aの内側に沿って後ろ向きに配置された横通路部40aと、この横通路部40aの後端側から略下向きに配置される縦通路部40bと、この縦通路部40bの下端側に設けられ且つ遊技球を左右方向内側に向けて排出する排出口40cとを備え、この排出口40cがステージ38の左右両端側に連通している。なお、案内通路40の背壁41は透明カバー34により構成されている。
前面当接板36は、図3に示すように、その下部側が左右両端側よりも中央が若干下がった略V型に形成されており、その下部当接板36aの後側にステージ38が後ろ向き突出状に配置されている。ステージ38は、入球口39に入球した遊技球を自由に転動させて前側に落下させるもので、図11等に示すように、例えば左右方向中央に配置されるクルーンステージ部(球転動部)42と、案内通路40側の排出口40cから排出された遊技球をクルーンステージ部42に誘導する誘導通路43が設けられた左右一対の案内ステージ部44とを備えている。
クルーンステージ部42は、遊技球を渦巻き状に転動させて中央部に設けられた複数、例えば三つの落下孔45a〜45cの何れかに落下させるもので、左右の誘導通路43よりも一段低い皿状に形成されている。三つの落下孔45a〜45cは、中央の落下孔45aが開閉式入賞手段15(図2)の上側に対応するように左右方向一列状に配置されており、クルーンステージ部42はそれに合わせて左右方向に長い平面視略楕円形に形成されている。なお、落下孔45a〜45cの前後に十分な転動領域(前後幅が遊技球二個分以上あることが望ましい)を確保するため、クルーンステージ部42はその左右両側の案内ステージ部44の後縁部よりも後側に突出するように設けられている。
また、下部当接板36aには、落下孔45a〜45cに対応して横長状の排出孔46が形成され、またステージ38の下側には、落下孔45a〜45cと排出孔46とを連結する案内樋47が設けられており、落下孔45a〜45cに落下した遊技球は、案内樋47により前向きに案内され、排出孔46から前側に排出されるようになっている。なお、案内樋47内には、図3〜図5に示すように、落下孔45a〜45cに対応して内部を左右方向三つの通路に区分する区分壁48が設けられ、また中央の落下孔45aに対応する左右方向中央の通路内には、図3,図11等に示すように、遊技球を真っ直ぐ前向きに案内するための左右一対の突条49が設けられており、中央の落下孔45aに落下した遊技球は高い確率で開閉式入賞手段15に入賞するようになっている。
案内ステージ部44は、下部当接板36aの後側に沿って前後方向略一定幅で且つ左右両端側が中央端側よりも高い傾斜状に形成されており、その上面側に、案内通路40の排出口40cとクルーンステージ部42とを連結する例えば溝状の誘導通路43が左右方向に設けられている。誘導通路43は、その左右両端側が案内ステージ部44の後端側で排出口40cと連結され、中央端側が案内ステージ部44の前縁側でクルーンステージ部42に連結されており、左右両端側から中央端側にかけて前後方向に緩やかに屈曲している。なお、誘導通路43の例えば中央端側には、高速で流下する遊技球を屈曲部に沿ってクルーンステージ部42まで確実に案内すべく、左右両側に沿って案内リブ50が立設されている。
透明カバー34は、可動演出手段30の可動領域と遊技球の可動領域とを区分するように演出手段28の前側を覆うもので、透明な合成樹脂により装飾枠33の窓孔33aに略対応する形状に形成され、装飾枠33に対して後側から装着されている。
透明カバー34は、可動演出手段30の前側を覆う上下方向略中央の中間カバー部34aと、この中間カバー部34aの上側に設けられ且つ固定演出手段31の前側を覆う上カバー部34bと、中間カバー部34aの下側に設けられ且つステージ38の後側を覆う下カバー部34cとを一体に備えている。
中間カバー部34aは、図5,図6等に示すように、可動演出手段30の前縁側の形状及びその移動軌跡に沿うように、その下部側が上部側よりも後方となる後下がりの傾斜状に配置された略平板状に形成されており、例えばその上部側は遊技盤5の前面側よりも前側に、下部側は遊技盤5の背面側よりも後側に配置されている。なお、中間カバー部34aは、可動演出手段30の移動時の干渉を避けるため、図8,図9等に示すように平面断面は左右方向に略直線状とする必要があるが、図5,図6に示す側面断面については必ずしも直線状である必要はなく、可動演出手段30の前縁形状に合わせて例えば曲線状としてもよい。
また、中間カバー部34aの左右両端側には、図8,図9,図12,図13に示すように、装飾枠33の背面側に沿って窓孔33aよりも外側に突出する延設部51が一体に設けられており、この延設部51の一部が縦通路部40bの背壁41を構成している。この背壁41の前面側には、図9,図13に示すように、縦通路部40bの側壁の内側に係合する複数の係合突起52と、縦通路部40bの上流側端部近傍に設けられ且つ縦通路部40b内を通過する遊技球を接触させて減速させるための減速突起53とが一体に設けられている。
上カバー部34bは、図5〜図7,図13等に示すように、中間カバー部34aの上縁側から上向きに延設され、固定演出手段31の前面側に沿う緩やかな曲面状に形成されており、その外縁部が窓孔33aの内側に後側から嵌合している。なお、中間カバー部34aの外縁側には、窓孔33aの内縁側よりも前側に突出した部分に後ろ向きの折り返し部54が一体に設けられ、この折り返し部54の後縁側が窓孔33aの内側に嵌合している。
下カバー部34cは、図5〜図13に示すように、中間カバー部34aの下縁側からステージ38の案内ステージ部44及び装飾枠33の後縁側に沿って例えば嵌合壁35の外縁側まで延設されており、その左右方向中央部分には、クルーンステージ部42の後部側が嵌合する後ろ向きの凹入部55が形成されている。
また、透明カバー34には、窓孔33aの内側に嵌合する上カバー部34bを除く外縁側、即ち装飾枠33の背面側に沿って窓孔33aよりも外側に延設された部分に位置決め孔56とねじ止め孔57とが夫々複数設けられており、透明カバー34は、位置決め孔56に装飾枠33の背面側の位置決め突起58を前側から嵌合させた状態で、固定ねじ59をねじ止め孔57を介して装飾枠33の背面側に設けられた固定基部60にねじ込むことにより装飾枠33の裏側に着脱自在に固定されている。
以上説明したように、本実施形態のパチンコ機では、画像演出枠13の透明カバー34が、前記可動演出手段30の前側に対応する中間カバー部34aの下部側がその上部側よりも後方で且つ前記ステージ38の後側に配置されているため、可動演出手段30の可動領域と遊技球の可動領域とを透明カバー34により完全に区分することができ、ステージ38上を含めて遊技領域5a内の全ての遊技球の可動演出手段30への衝突等による不具合を完全に防止することができると共に可動演出手段30とステージ38との各配置領域を共に前後方向に広く確保することが可能となる。
しかも、透明カバー34は、中間カバー部34aの下部側が遊技盤5の背面側よりも後側に配置され、中間カバー部34aの上部側が遊技盤5の前面側よりも前側に配置されているため、可動演出手段30とステージ38との各配置領域を前後方向に最大限広く確保できる。また、中間カバー部34aは後下がりの傾斜状に配置されているため、照明の移り込み等による視認性の低下を防止できる利点もある。
また、画像演出枠13は、遊技盤5に対して前側から装着される前構造体21と、遊技盤5の裏側に装着される後構造体23とを備え、可動演出手段30は後構造体23側に、ステージ38及び透明カバー34は前構造体21側に夫々設けられているため、例えば前構造体21と後構造体23との何れか一方を遊技盤5から取り外すだけで可動演出手段30にアクセスすることができ、メンテナンス性がよいという利点もある。
また、前構造体21は、装着孔20に沿って表示窓25を取り囲むように配置される装飾枠33を備え、透明カバー34は、その上部側が装飾枠33の内側に嵌合し、下部側の外縁部が装飾枠33の裏側を覆うように装飾枠33に対して後側から装着されているため、装飾枠33の下部側を後側から覆う部材を別途設ける必要がない。
また、装飾枠33は、入球口39に入球した遊技球をステージ38に案内する案内通路40を備え、透明カバー34は案内通路40の後側を閉鎖する背壁41を構成しており、しかもその背壁41に、案内通路40内を通過する遊技球が接触可能な減速突起53を一体に設けているため、案内通路40を単独で完全な通路に形成する場合と比べて部品点数を削減することができ、組み立て工数も削減されてコストダウンが可能である。
ステージ38は、遊技球を渦巻き状に転動させて中央部に設けられた複数の落下孔45a〜45cの何れかに落下させる皿状のクルーンステージ部42を備え、透明カバー34に、クルーンステージ部42の後部側が嵌合する凹入部55を設けているため、クルーンステージ部42のためのスペースを前後方向に広く確保することができる。
図14及び図15は本発明の第2の実施形態を例示し、第1の実施形態を一部変更して、透明カバー34を、可動演出手段30の前側を覆う中間カバー部34aと、この中間カバー部34aの下側に設けられ且つステージ38の後側を覆う下カバー部34cとで構成し、上カバー部34bを省略した例を示している。
本実施形態の場合、窓孔33aのうち、固定演出手段31に対応する上部側については透明カバー34で覆われない開口部61となるが、この開口部61は、窓孔33aに沿う上部側が庇部37で囲まれているため、画像演出枠13の外側から遊技球が進入することはない。また、透明カバー34の上縁部62に沿う下部側についても、透明カバー34の上縁部62はステージ38から十分高い位置にあり、しかも透明カバー34の中間カバー部34aは上縁部62側が前側に迫り出した後下がりの傾斜状に配置されているため、ステージ38上の遊技球が何らかの理由で跳ね上がったとしても開口部61内に進入することはない。
以上、本発明の実施形態について詳述したが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、実施形態では、透明カバー34における可動演出手段30の前側に対応する中間カバー部34aの略全体を後下がりの傾斜状に形成し、その下側の下カバー部34cでステージ38の後側を覆うように構成したが、ステージ38に対する遊技者の視界を遮らない範囲で、中間カバー部34aの下部側の一部分のみを後下がりの傾斜状に形成してもよい。
また、実施形態のように画像演出枠13を前構造体21と後構造体23とで構成する場合、透明カバー34は後構造体23の前側に装着してもよい。また画像演出枠13は、その全体を遊技盤5に対して前側から装着するように構成してもよい。
ステージ38の構成は任意であり、必ずしもクルーンステージ部42を備えていなくてもよい。また、クルーンステージ部42以外でも、遊技球二個分以上の前後幅を有する球転動部を設け、その後部側を凹入部55に前側から嵌合させてもよい。また、クルーンステージ部42等、遊技球二個分以上の前後幅を有する球転動部を備えていない場合でも、透明カバー34の下カバー部34cに、ステージ38の後部側の少なくとも一部が前側から嵌合する凹入部を設けてもよい。
透明カバー34はその全体が透明である必要はなく、表示窓25に対応する部分等以外は不透明としてもよい。
なお、実施形態ではパチンコ機について例示したが、アレンジボール機、雀球遊技機等の他の弾球遊技機でも同様に実施可能であることはいうまでもない。
5 遊技盤
13 画像演出枠
20 装着孔
21 前構造体
22 画像表示手段
23 後構造体
25 表示窓
29 駆動手段
30 可動演出手段
33 装飾枠
34 透明カバー
38 ステージ
39 入球口
42 クルーンステージ部(球転動部)
55 凹入部

Claims (1)

  1. 画像表示手段(22)用の表示窓(25)を有し且つ遊技盤(5)に形成された装着孔(20)に着脱自在に装着される画像演出枠(13)を備え、該画像演出枠(13)には、遊技球が入球可能な入球口(39)と、前記表示窓(25)の下側に配置され且つ前記入球口(39)に入球した遊技球を転動させて前側に落下させるステージ(38)と、前記表示窓(25)の前側に配置され且つ所定の駆動手段(29)の駆動により所定の待避位置から前記画像表示手段(22)の前側の被覆位置へ移動可能な可動演出手段(30)と、該可動演出手段(30)の可動領域と遊技球の可動領域とを区分する透明カバー(34)とを備えた弾球遊技機において、前記透明カバー(34)に、前記ステージ(38)の後側に対応して後ろ向きの凹入部(55)を設け、前記凹入部(55)を遊技球が通過可能に構成したことを特徴とする弾球遊技機。
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