JP5365886B1 - 安全変換プラグ - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は操作しやすく面積が大きなコンセントに差し込むことが可能な安全変換プラグを提供する。
【解決手段】上蓋と、上蓋に結合される台座とからなる。上蓋には、導電端子部が収容される。本発明は、第一差込孔部と、第一スライドモジュールと、第二差込孔部と、第二スライドモジュールと、第一プラグ端子部と、第二プラグ端子部と、少なくとも一つの人体工学に適合するグリップ部とを備える。第一差込孔部は上蓋上に形成され、第一スライドモジュールは、上蓋内に収容されるとともに、導電端子部上に形成される。第二差込孔部は、上蓋の一側に形成され、第二スライドモジュールは、上蓋内に収容されるとともに導電端子部の一側に配置される。第一プラグ端子部と第二プラグ端子部は台座に枢設され、第一プラグ端子部は、少なくとも一つの補助部材に連結されて作動する。グリップ部は、上蓋の外壁に形成される。
【選択図】図1

Description

本発明は変換プラグに関し、特に各種プラグの規格に適合させることができ、使用が便利な安全変換プラグに関する。
変換プラグは海外旅行中に欠かせない備品である。変換プラグによって、電気製品の最も基本的なプラグ形式を変換して、二種類の異なる規格のプラグとコンセントを電気的に接続し、それにより、電気製品は電力を得ることができる。市場には、すでに、関連特許やその製品が出回っている。
海外旅行中にプラグ形式を旅行地のコンセントの規格に合うように変換させて電気製品に電力を得させるための機能としては、上述の各種変換プラグは十分である。しかしながら、機能が多いため、コンセントの大きさに合わせて、その体積も大きくなり、使用者にとっては、旅行中の負担になる。本発明者は、これに関連する業界に長年たずさわり、同様の機能を達成しつつ変換プラグの体積を小さくする研究を行ってきた。また、一般的なドイツやフランス式コンセントには、安全のために凹溝が設けられているため、現在万能変換プラグは、その凹溝に単独で対応するプラグを設計しなければならず、その他のプラグ端子と共用させることはできない(プラグ端子が短すぎる)。もし、この難題を突破した場合は、業界に非常に大きな影響をもたらす。この種の製品は、旅行者が待ち望んでいることでもある。
本発明は、人体工学に基づいたグリップ部と、補助部材と、第一スライドモジュールと、第二スライドモジュールとを設けることにより、操作者が取出しやすく、また、補助部材によって、第一プラグ端子部を面積が大きなコンセントに差し込むことが可能な安全変換プラグを提供することを目的とする。
上述の目的を達成するために、本発明による安全変換プラグは、主に、上蓋と、前記上蓋に結合される台座とからなる。前記上蓋には、導電端子部が収容される。前記安全変換プラグは、第一差込孔部と、第一スライドモジュールと、第二差込孔部と、第二スライドモジュールと、第一プラグ端子部と、第二プラグ端子部と、少なくとも一つの人体工学に適合するグリップ部と、を備える。第一差込孔部は、前記上蓋上に形成され、第一スライドモジュールは、前記上蓋内に収容されるとともに、前記導電端子部上に形成される。第二差込孔部は、前記上蓋の一側に形成され、第二スライドモジュールは、前記上蓋内に収容されるとともに前記導電端子部の一側に配置される。第一プラグ端子部と第二プラグ端子部は前記台座に枢設され、前記第一プラグ端子部は、少なくとも一つの補助部材に連結されて作動する。少なくとも一つの人体工学に適合するグリップ部は、前記上蓋の外壁箇所に形成される。
上述の構造により、本発明を使用すると、第一スライドモジュールと第二スライドモジュールを設けたことにより、プラグの片方が差し込まれて漏電するという問題を避けることができる。また、補助部材を設けたことにより、第一プラグ端子部を面積が大きなコンセントに差し込むことができる。
本発明の実施例1の斜視図である。 本発明の実施例1の分解図である。 本発明の実施例1の実施を示した説明図1である。 本発明の実施例1の実施を示した説明図2である。 本発明の実施例1の実施を示した説明図3である。 本発明の実施例1の実施を示した説明図4である。 本発明の実施例1の実施を示した説明図5である。 本発明の実施例1の実施を示した説明図6である。 本発明の実施例1の実施を示した説明図7である。 本発明の実施例1の実施を示した説明図8である。 本発明の実施例1の実施を示した説明図9である。 本発明の実施例1の実施を示した説明図10である。 本発明の実施例2の実施を示した説明図1である。 本発明の実施例2の実施を示した説明図2である。 本発明の実施例2の実施を示した説明図3である。 本発明の実施例2の実施を示した説明図4である。 本発明の実施例2の実施を示した説明図5である。
(実施例1)
図1と図2を参照する。図1と図2は、本発明の実施例1の斜視図及び分解図である。図から分かるように、本発明による安全変換プラグは、主に、上蓋10と、上蓋10に結合される台座11とからなる。上蓋10には、導電端子部12が収容され、導電端子部12は、アースE極121を備える。前記安全変換プラグは、第一差込孔部13と、第一スライドモジュール14と、第二差込孔部15と、第二スライドモジュール16と、第一プラグ端子部17と、第二プラグ端子部18と、少なくとも一つの補助部材19と、少なくとも一つの強制接地部20と、少なくとも一つの接地部21と、少なくとも一つの人体工学に適合するグリップ部22と、からなる。
第一差込孔部13は、上蓋10に形成される。
第一スライドモジュール14は、上蓋10内に収容されるとともに、導電端子部12上に配置される。第一スライドモジュール14は、導電端子部12上に形成される第一レール台部材141と、第一レール台部材141上にスライド可能に設けられるとともに第一弾性部材142と一緒に作動する第一スライド部材143とを備える。
第二差込孔部15は、上蓋10の一側に形成される。
第二スライドモジュール16は、上蓋10内に収容されるとともに、導電端子部12の側壁に配置される。その内、第二スライドモジュール16は、導電端子部12の一側に形成する第二レール台部材161と、第二レール台部材161上にスライド可能に設けられるとともに第二弾性部材162と一緒に作動する第二スライド部材163とからなる。
第一プラグ端子部17は、台座11に枢設され、第一プラグ端子部17には、伸縮可能な延伸部171が枢設される。
第二プラグ端子部18は、台座11上に枢設されるとともに、第一プラグ端子部17と交差して設けられる。
少なくとも一つの補助部材19は、第一プラグ端子部17と連結して作動する。
少なくとも一つの強制接地部20には、アースE極121に電気的に接続された接地棒201が設けられる。
少なくとも一つの接地部21は、アースE極121に電気的に接続される。
少なくとも一つの人体工学に適合するグリップ部22は、上蓋10の外壁箇所に形成される。
台座11上には、イギリスプラグの規格に対応する接地端子部23が枢設され、上蓋10内には、少なくとも一つのインジケーターランプ24と、インジケーターランプ24及び導電端子部12に電気的に接続される抵抗器25が収容される。上蓋10内には、アメリカプラグの規格に対応する第一差込口プッシュブロック26及び第一差込口プッシュブロック26と一緒に作動する第二差込口プッシュブロック27が収容され、上蓋10内には、第二プラグ端子部18を押しだすプッシュモジュール28が設けられ、導電端子部12は、さらに、ライブL極122とニュートラルL極123を備える。
上述の構造、組合せによる本発明の使用作動状況について以下に説明を行う。図3から図6Eを参照する。図3から図6Eは、本発明の実施例1の実施を示した説明図1から説明図10である。図から分かるように、前記安全変換プラグの第一プラグ端子部17、第二プラグ端子部18は、それぞれ、ヨーロッパ式円形プラグ端子及びアメリカ式扁平型プラグ端子を例にとる。本発明の実施例1では、第一プラグ端子部17、第二プラグ端子部18の二種類のプラグ端子部の間隔が異なるようにしている。ヨーロッパ式円形プラグ端子の距離Aは広く、アメリカ式扁平型プラグ端子の距離Bは短い。それにより、アメリカ式扁平型プラグ端子をヨーロッパ式円形プラグ端子距離A内に設けた際に、両者が互いにぶつからない。収納した状態だと、第一プラグ端子部17、第二プラグ端子部18は、台座11の一面に一緒に収納され、台座11の外に突き出ず、安全変換プラグが占めるスペースを減らすことができる上、突き出ていることによって人や物を傷つけることがない。また、使用する状態だと、第一プラグ端子部17或いは第二プラグ端子部18を対応するコンセント内に差し込むことで、プラグが異なる規格のコンセントから電力を得ることができる。なお、本発明は、ヨーロッパ式のプラグ端子に限定されず、操作者が安全変換プラグを抜く時は、グリップ部22を握ることによって簡単に引きぬくことができる。また、安全に対する考慮と、各国の異なる規格のプラグに対応するために、多くの国のコンセントは接地端を備えておりコンセント上に接地孔が設けられている(例えば、イギリス等)。それに対応するため、前記安全変換プラグには、接地端子部23が設けられており、接地端子部23は台座11に枢設され、収納状態では台座11内に収納されて台座11の表面に付き出ず、使用状態では回転させて台座11上に突き出て、コンセントの対応する接地孔内に差し込むことができる。また、第一プラグ端子部17に枢設された延伸部171及び台座11上に形成された回転溝181により、第一プラグ端子部17を面積が大きい差込口内に差し込むことができる。もう一方で、プッシュモジュールにより、第二プラグ端子部18を引き出して台座11の表面に突出させる操作が行いやすくなり、それと同時に、回転溝181を用いることで第二プラグ端子部18の角度をずらすことができる。上述したイギリス式コンセントの接地孔には、安全措置が設けられており、接地端子部23を差し込んでいない状態では、対応するプラグ端子は、イギリス式コンセント内から電力を得ることはできない。本発明では、接地端子部23を設けており、安全変換プラグの第一プラグ端子部17はヨーロッパ式円形プラグ端子であるため、接地端子部23を引っ張り出すと、前記ヨーロッパ式円形プラグ端子は、イギリス式コンセントから電力を得ることができる。接地端子部23は、絶縁材料或いは導電材料からなるとともに、導電接地機能を有するものに限定されず、イギリス式コンセントの安全措置を解除でき、プラグ端子をコンセント内に差し込んで電力をとれるものであればよい。操作者が面積が大きい差込口に差し込みたい時は、補助部材19により、操作者は差込口に差し込むことができる。また、本発明には、さらに、USBプラグの規格に適合する連結孔29が設けられ、操作者が使用することができる。また、イギリスプラグの規格に対応する接地端子部23には、イスラエル、エジプト、アメリカ、スイス、イタリアのプラグ規格に適合する差込孔231が設けられ、それにより、操作者は、必要な国に対して差込棒232を差し込むことで、対応する接地を行うことができる。
(実施例2)
図7から図9Aを参照する。図7から図9Aは、本発明の実施例2の実施を示した説明図1から説明図5である。図から分かるように、操作者が、手或いは鋭い物で片側を安全変換プラグの第一差込孔部13aに差込んだ時は、第一スライド部材143aは、片側が力を受けて第一レール台部材141a上でスライドすることができなくなるため、第一スライド部材143aが第一レール台部材141aと係止されて位置が固定され、感電を防止することができる。反対に、操作者が手でプラグをもって第一差込孔部13aに差し込んだ時は、プラグが第一スライド部材143aに接触して動かすことにより、第一弾性部材142aが圧縮されると同時に、第一スライド部材143aはバランスを保ったまま、第一レール台部材141a上でスライド移動し、プラグと導電端子部が電気的に接続される。操作者が第二差込孔部15aを使用した場合の、第二スライドモジュール16aの作動は、前記動作と同じであるため、ここでは記載を省略する。また、アースE極121aには、接地部21aが形成され、接地部21aは、アースE極121aと電気的に接続される。それにより、ドイツ、フランスのプラグ規格に対応するプラグ3aを差し込む時に、極性を正確に差し込むことができる。また、上蓋10aの外壁には、強制接地部20aが設けられ、強制接地部20aには、アースE極121aに電気的に接続された伸縮可能な接地棒201aが設けられる。それにより、プラグをどの方向に差し込んでも、強制接地部20a及び接地棒201a及びアースE極121aによって、接地させ導通させることができる。
10、10a 上蓋
11 台座
12 導電端子部
121、121a アースE極
122 ライブL極
123 ニュートラルL極
13、13a 第一差込孔部
14 第一スライドモジュール
141、141a 第一レール台部材
142、142a 第一弾性部材
143、143a 第一スライド部材
15、15a 第二差込孔部
16、16a 第二スライドモジュール
161 第二レール台部材
162 第二弾性部材
163 第二スライド部材
17 第一プラグ端子部
171 延伸部
18 第二プラグ端子部
181 回転溝
19 補助部材
20、20a 強制接地部
201、201a 接地棒
21、21a 接地部
22 グリップ部
23 接地端子部
231 差込孔
232 差込棒
24 インジケーターランプ
25 抵抗器
26 第一差込口プッシュブロック
27 第二差込口プッシュブロック
28 プッシュモジュール
29 連結孔
3a プラグ

Claims (2)

  1. 上蓋と、前記上蓋に結合される台座とからなる安全変換プラグであって、
    前記上蓋には、導電端子部が収容され、前記導電端子部はアースE極を備え、
    前記安全変換プラグは、第一差込孔部と、第一スライドモジュールと、第二差込孔部と、第二スライドモジュールと、第一プラグ端子部と、第二プラグ端子部と、少なくとも一つの補助部材と、少なくとも一つの強制接地部と、少なくとも一つの接地部と、接地端子部と、差込棒とを備え、
    前記第一差込孔部は、前記上蓋上に形成され、
    前記第一スライドモジュールは、前記上蓋内に収容されるとともに、前記導電端子部上に配置され、
    前記第二差込孔部は、前記上蓋の一側に形成され、
    前記第二スライドモジュールは、前記上蓋内に収容されるとともに、前記導電端子部の側壁に配置され、
    前記第一プラグ端子部は、前記台座に枢設され、
    前記第二プラグ端子部は、前記台座に枢設されるとともに、前記第一プラグ端子部と交差して設けられ、
    前記少なくとも一つの補助部材は、前記第一プラグ端子部と連結されて作動し、
    前記少なくとも一つの強制接地部には、前記アースE極に電気的に接続された接地棒が設けられ、
    前記少なくとも一つの接地部は、前記アースE極に電気的に接続され、
    前記接地端子部は、イギリスプラグの規格に対応するとともに、前記台座に枢設され、
    前記接地端子部には、複数の差込孔が形成され、
    前記差込棒は、前記差込孔に差し込まれることを特徴とする、安全変換プラグ。
  2. 前記第一スライドモジュールは、前記導電端子部上に形成される第一レール台部材と、前記第一レール台部材にスライド可能に設けられるとともに第一弾性部材と一緒に作動する第一スライド部材とを備え、
    前記第二スライドモジュールは、前記導電端子部の一側に形成される第二レール台部材と、前記第二レール台部材上にスライド可能に設けられるとともに第二弾性部材と一緒に作動する第二スライド部材とを備え、
    前記上蓋内には、少なくとも一つのインジケーターランプと、前記インジケーターランプ及び前記導電端子部に電気的に接続される抵抗器が収容され、前記上蓋の外壁箇所には、少なくとも一つの人体工学に適合するグリップ部が形成され、
    前記導電端子部は、ライブL極とニュートラルL極を備え、前記上蓋内には、アメリカプラグの規格に対応する第一差込口プッシュブロックと、前記第一差込口プッシュブロックと一緒に作動する第二差込口プッシュブロックが収容され、
    前記台座には、第二プラグ端子部の位置をずらすことが可能な回転溝が形成され、前記第一プラグ端子部には、伸縮可能な延伸部が枢設され、
    前記上蓋内には、前記第二プラグ端子部を押しだすプッシュモジュールが設けられることを特徴とする、請求項1に記載の安全変換プラグ。
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