JP2019129008A - 電源プラグ変換アダプター - Google Patents

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Abstract

【課題】省スペースで複数の規格の電源プラグを変換することができる電源プラグ変換アダプターを提供する。【解決手段】電源プラグ変換アダプター100は、ソケット面116から収容部115まで貫通した一対のBFタイプソケット孔121と、ソケット面116から収容部115まで貫通した一対のOタイプソケット孔122と、ソケット面116から収容部115まで貫通した一対のマルチタイプソケット孔123と、ソケット面116に開口した第1ダミー孔124とを含む。第1ダミー孔124は、一方のマルチタイプソケット孔123と他方のマルチタイプソケット孔123との間に位置する。一対のOタイプソケット孔122は、第1方向(y方向)において、一対のマルチタイプソケット孔123と一対のBFタイプソケット孔121との間に位置する。【選択図】図1

Description

本発明は、電源プラグ変換アダプターに関するものである。
海外から日本に訪れる人が増えるなどの理由により、海外から持ち込んだ電気製品を日本国内で使用したいという需要がある。海外から持ち込んだ電気製品の中には、日本の規格とは異なる規格に基づく形状の電源プラグを備えるものが存在する。日本の規格に基づかない電源プラグは、そのままでは日本のコンセントに差し込むことができない。そこで、海外の規格に従った電源プラグを、日本の規格に従った電源プラグに変換する電源プラグ変換アダプターが求められる。
世界には電源プラグに関する様々な規格が存在する。そのため、例えば、ホテルにおいて、訪れる客の持ち込んだ電気製品の規格に対応できるように、複数種類の電源プラグ変換アダプターを用意しておくことも考えられる。しかし、複数種類の電源プラグ変換アダプターを用意することは、広い場所が必要となり、さらに、管理が煩雑となる。
本発明の一つの目的は、省スペースで複数の規格の電源プラグを変換することができる電源プラグ変換アダプターを提供することである。
本発明の一態様の電源プラグ変換アダプターは、一対の導電体と、電気絶縁性の筐体と、を備え、筐体が、一対の導電体の一部を収容する収容部と、筐体の外部を向いた平面形状のソケット面と、ソケット面から収容部まで貫通した一対のBFタイプソケット孔と、ソケット面から収容部まで貫通した一対のOタイプソケット孔と、ソケット面から収容部まで貫通した一対のマルチタイプソケット孔と、ソケット面に開口した第1ダミー孔と、を含み、一対のマルチタイプソケット孔の各々が、Cタイププラグピンの直径以上の直径をもつ円柱形のプラグピンを受容可能な形状をもち、一対のBFタイプソケット孔が、第1方向に沿った仮想中心線に対して線対称に位置し、一対のOタイプソケット孔が、仮想中心線に対して線対称に位置し、一対のマルチタイプソケット孔が、仮想中心線に対して線対称に位置し、第1ダミー孔が、BFタイプアースピンを受容可能な形状をもち、第1ダミー孔は、一対のBFタイプソケット孔が一対のBFタイププラグピンを受容したときにBFタイプアースピンを受容する位置にあり、第1ダミー孔が、一方のマルチタイプソケット孔と他方のマルチタイプソケット孔との間に位置し、一対のOタイプソケット孔が、第1方向において、一対のBFタイプソケット孔と第1ダミー孔との間に位置し、一対の導電体の各々が、収容部内においてBFタイプソケット孔に向いたBFタイプソケット端子と、収容部内においてOタイプソケット孔に向いたOタイプソケット端子と、収容部内においてマルチタイプソケット孔に向いたマルチタイプソケット端子と、BFタイプソケット端子とOタイプソケット端子とマルチタイプソケット端子とに電気的に接続されたAタイププラグピンと、を含む。
この一態様の電源プラグ変換アダプターによれば、第1ダミー孔が、一方のマルチタイプソケット孔と他方のマルチタイプソケット孔との間に位置するので、一対のBFタイプソケット孔と第1ダミー孔との組み合わせの全体が、一対のマルチタイプソケット孔全体の外部に位置する場合に比べて、電源プラグ変換アダプター全体を省スペース化することができる。
さらに、この一態様の電源プラグ変換アダプターによれば、一対のOタイプソケット孔が、第1方向において、一対のBFタイプソケット孔と第1ダミー孔との間に位置するので、一対のBFタイプソケット孔と第1ダミー孔との間のスペースを有効に利用し、電源プラグ変換アダプター全体を省スペース化することができる。
すなわち、この一態様の電源プラグ変換アダプターによれば、省スペースで複数の規格の電源プラグを変換することができる。
好適にはいくつかの態様の電源プラグ変換アダプターにおいて、第1ダミー孔が、O2タイプアースピンを受容可能な形状をもち、第1ダミー孔は、一対のOタイプソケット孔が一対のO2タイププラグピンを受容したときにO2タイプアースピンを受容する位置にある。
この一態様の電源プラグ変換アダプターによれば、第1ダミー孔が、O2タイプアースピンの受容とBFタイプアースピンの受容との両方に兼用されるので、O2タイプアースピンの受容孔とBFタイプアースピンの受容孔とを別々に設ける場合に比べて、省スペースで複数の規格の電源プラグを変換することができる。
好適にはいくつかの態様の電源プラグ変換アダプターにおいて、一対のマルチタイプソケット孔の各々が、B3タイププラグピンの直径以上の直径をもつプラグピンを受容可能な形状をもち、筐体が、ソケット面に開口した第2ダミー孔をさらに含み、第2ダミー孔が、B3タイプアースピンを受容可能な形状をもち、第2ダミー孔は、一対のマルチタイプソケット孔が一対のB3タイププラグピンを受容したときにB3タイプアースピンを受容する位置にあり、第2ダミー孔が、一方のBFタイプソケット孔と他方のBFタイプソケット孔との間に位置する。
この一態様の電源プラグ変換アダプターによれば、第2ダミー孔が、一方のBFタイプソケット孔と他方のBFタイプソケット孔との間に位置するので、一対のマルチタイプソケット孔と第2ダミー孔との組み合わせの全体が、一対のマルチタイプソケット孔全体の外部に位置する場合に比べて、電源プラグ変換アダプター全体を省スペース化することができる。
好適にはいくつかの態様の電源プラグ変換アダプターにおいて、一対のBFタイプソケット端子の各々が、黄銅を材料とする部材であり、一対のOタイプソケット端子の各々が、黄銅を材料とする部材であり、一対のマルチタイプソケット端子の各々が、りん青銅を材料とする部材であり、一対のマルチタイプソケット端子の各々が、円柱形のプラグピンを受容可能なマルチタイプ間隙を規定する2つのマルチタイプ対向部をもつ板バネであり、円柱形のプラグピンを受容していない状態において、マルチタイプ間隙が、4mm未満であり、一対のマルチタイプソケット端子が弾性変形することにより、マルチタイプ間隙を少なくとも4mmから5mmの範囲で変化させる。
この一態様の電源プラグ変換アダプターによれば、黄銅に比べて弾性変形しやすいりん青銅によりマルチタイプソケット端子が形成されているので、マルチタイプソケット端子のマルチタイプ間隙に複数の異なる寸法のプラグピンを挿入した場合でも、塑性変形しにくくすることができる。また、BFタイプソケット端子とOタイプソケット端子とが黄銅により形成されているので、すべてをりん青銅で形成する場合に比べてコストを減らすことができる。
好適にはいくつかの態様の電源プラグ変換アダプターにおいて、一対の導電体の各々が、第1方向と第1方向に直交する第2方向とに平行に広がる平板である基部を含み、基部とBFタイプソケット端子とAタイププラグピンとが、一体的に形成された部材であり、Oタイプソケット端子が、平板形状のプラグピンを受容可能なOタイプ間隙を規定する2つのO対向部と、2つのO対向部の間を接続するO接続部とを含む板バネであり、O接続部が、第1方向と第2方向とに平行に広がる平板であり、基部が、筐体の一部に固定され、O接続部が、第1方向と第2方向との両方に直交する第3方向において、筐体の一部と基部との間で基部から受ける力により固定された。
この一態様の電源プラグ変換アダプターによれば、基部とBFタイプソケット端子とAタイププラグピンとが一体的に形成されるので、強固な構造とすることができる。さらに、Oタイプソケット端子を基部、BFタイプソケット端子、およびAタイププラグピンとは別の部品として、基部と筐体と間に固定するので、Oタイププラグピンを抜き差しするときにOタイプソケット端子に加わる負荷が基部に伝わりにくくすることができ、電源プラグ変換アダプター全体の強度を高めることができる。
本発明によれば、省スペースで複数の規格の電源プラグを変換することができる電源プラグ変換アダプターを提供することができる。
図1Aは本発明の実施形態に係る電源プラグ変換アダプターの斜視図であり、図1Bは図1Aに示す電源プラグ変換アダプターの正面図である。 図2Aは図1Aに示す電源プラグ変換アダプターの背面図であり、図2Bは図1Aに示す電源プラグ変換アダプターの側面図であり、図2Cは図1Aに示す電源プラグ変換アダプターの平面図である。 図1Aに示す電源プラグ変換アダプターの分解斜視図である。 第1変形例の電源プラグ変換アダプターの正面図である。 図5Aは第2変形例の電源プラグ変換アダプターの正面図であり、図5Bは第3変形例の電源プラグ変換アダプターの正面図である。 図6Aは例示的なB3タイププラグの正面図である。図6Bは例示的なSEタイププラグの正面図である。図6Cは例示的なCタイププラグの正面図である。図6Dは例示的なOタイププラグの正面図である。図6Eは例示的なO2タイププラグの正面図である。図6Fは例示的なBFタイププラグの正面図である。
(全体構成)
以下、本発明の実施形態に係る電源プラグ変換アダプター(以下、アダプターと呼ぶ場合がある)について説明する。図1Aは、アダプター100の斜視図である。
本明細書において、互いに直交するx方向(第2方向とも呼ばれる)、y方向(第1方向とも呼ばれる)、及びz方向(第3方向とも呼ばれる)を規定する。x方向は、互いに逆を向くx1方向とx2方向とを区別せずに表す。y方向は互いに逆を向くy1方向とy2方向とを区別せずに表す。z方向は互いに逆を向くz1方向とz2方向とを区別せずに表す。これらの方向は、相対的な位置関係を説明するために便宜上規定するのであって、実際の使用時の方向を限定するわけではない。構成要素の形状は、「略」という記載があるかないかにかかわらず、本明細書で開示された実施形態の技術思想が実現される限り、記載された表現に基づく厳密な幾何学的な形状に限定されない。
アダプター100は、世界各国の様々な規格に基づく電源プラグを、日本の規格に基づく電源プラグに変換する。アダプター100を使用することにより、様々な規格に基づく電源プラグを備える様々な電気製品が、日本の規格に基づく電源ソケットから給電可能となる。アダプター100で使用可能な変換元の電源プラグとして、例えば、B3タイププラグ、SEタイププラグ、Cタイププラグ、Oタイププラグ、およびBFタイププラグが挙げられる。
図6Aは、例示的なB3タイププラグ510の正面図である。B3タイププラグ510は、いずれもxy平面に垂直に延びた円柱形状の一対のB3タイププラグピン511(直径5mm)と円柱形状のB3タイプアースピン512(直径7mm)とを含む。一対のB3タイププラグピン511とB3タイプアースピン512とは、二等辺三角形の頂点に配置される。B3タイププラグ510は、アラブ首長国連邦、インド、インドネシア、エジプト、シンガポール、バリ島、マレーシアなどで使用される。
図6Bは、例示的なSEタイププラグ520の正面図である。SEタイププラグ520は、xy平面に垂直に延びた円柱形状の一対のSEタイププラグピン521(直径4.8mm)を含む。SEタイププラグ520は、インドネシア、オーストリア、スウェーデン、ドイツ、フランス、ベルギーなどで使用される。
図6Cは、例示的なCタイププラグ530の正面図である。Cタイププラグ530は、xy平面に垂直に延びた円柱形状の一対のCタイププラグピン531(直径4mm)を含む。Cタイププラグ530は、アルゼンチン、アイルランド、イタリア、オーストリア、スイス、スペイン、マレーシアなどで使用される。
図6Dは、例示的なOタイププラグ540の正面図である。Oタイププラグ540は、xy平面に垂直に延びた平板形状の一対のOタイププラグピン541(厚さ1.6mm、長さ6.3mm)を含む。一対のOタイププラグピン541は、y2側からy1側に向かって徐々に間隔が広がる。Oタイププラグ540は、オーストラリア、中国、ニュージーランド、パプアニューギニア、フィリピンなどで使用される。
図6Eは、例示的なO2タイププラグ550の正面図である。O2タイププラグ550は、いずれもxy平面に垂直に延びた平板形状の一対のO2タイププラグピン551と平板形状のO2タイプアースピン552(x方向の厚さ1.6mm、y方向の長さ6.3mm)とを含む。
各O2タイププラグピン551は、O2タイプアースピン552を回転して得られる形状をもつ。一対のO2タイププラグピン551は、図6Dに示す一対のOタイププラグピン541と同じ形状である。一対のO2タイププラグピン551とO2タイプアースピン552とは、二等辺三角形の頂点に配置される。O2タイプアースピン552は、一対のO2タイププラグピン551のy1側に位置する。O2タイププラグ550は、中国などで使用される。O2タイプアースピン552は、アースとして機能する他、シャッターの開閉にも使用される。O2タイププラグ550は、Oタイププラグの分類にも含まれる。
図6Fは、例示的なBFタイププラグ560の正面図である。BFタイププラグ560は、いずれもxy平面に垂直に延びた平板形状の一対のBFタイププラグピン561(x方向の長さ6.3mm、y方向の厚さ4mm)と平板形状のBFタイプアースピン562(y方向の長さ8mm、x方向の厚さ4mm)とを含む。一対のBFタイププラグピン561とBFタイプアースピン562とは、二等辺三角形の頂点に配置される。BFタイププラグ560は、アルゼンチン、イギリス、インド、ジャマイカ、シンガポール、タイ、香港、マレーシアなどで使用される。
図1Bは、アダプター100の正面図である。図2Aは、アダプター100の背面図である。図2Bは、x1方向に見たアダプター100の側面図である。図2Cは、y2方向に見たアダプター100の平面図である。図3は、アダプター100の分解斜視図である。
図1Aに示すように、アダプター100は、電気絶縁性の筐体110と、一対の導電体150とを含む。図3に示すように、アダプター100は、第1内部ねじ190−1と第2内部ねじ190−2と外部ねじ191とをさらに含む。
(筐体)
図1Aに示すように、筐体110の外形は、全体として直方体形状に類似する。図2Aに示すように、筐体110は、主筐体111と副筐体112とを含む。後述の主筐体111の構成要素は、全体として一体的に形成される。
図1Aに示すように、主筐体111は、xy平面に平行に広がる板状の前壁113を含む。図1Bに示すように、z2方向に見たとき、前壁113は概ね、x方向に延びた2辺とy方向に延びた2辺とをもつ正方形である。前壁113の角は丸みを帯びている。
図1Aに示すように、主筐体111は、前壁113の外周縁部からz2方向に延びた中空の四角柱状の側壁114を含む。図2Aに示すように、側壁114のz2側端部は、z1方向に見たとき、概ね、x方向に延びた2辺とy方向に延びた2辺とをもつ正方形である。図3に示すように、側壁114の内側に、一対の導電体150の一部を収容する収容部115と呼ばれる空間が規定される。
図1Bに示すように、前壁113は、z1側に、筐体110の外部を向いて、xy平面に平行な平面形状のソケット面116をもつ。z2方向に見たとき、ソケット面116は、y方向に平行な仮想中心線117に対して線対称である。
筐体110は、ソケット面116から収容部115(図3)まで貫通した一対のBFタイプソケット孔121(一方を第1BF孔121−1と呼び、他方を第2BF孔121−2と呼び、両者を区別せずにBF孔121と呼ぶ場合がある)と、ソケット面116から収容部115(図3)まで貫通した一対のOタイプソケット孔122(一方を第1O孔122−1と呼び、他方を第2O孔122−2と呼び、両者を区別せずにO孔122と呼ぶ場合がある)と、ソケット面116から収容部115(図3)まで貫通した一対のマルチタイプソケット孔123(一方を第1M孔123−1と呼び、他方を第2M孔123−2と呼び、両者を区別せずにM孔123と呼ぶ場合がある)と、ソケット面116に開口した第1ダミー孔124と、ソケット面116に開口した第2ダミー孔125とを含む。
一対のBF孔121と一対のO孔122と一対のM孔123とが、y2側からy1側に向かって順に並ぶ。すなわち、一対のO孔122が、y方向において、一対のM孔123と一対のBF孔121との間に位置する。
図1Bに示すようにz2方向に見たとき、一対のBF孔121の位置および形状は、仮想中心線117に対して線対称である。x1側からx2側に向けて、第1BF孔121−1と第2BF孔121−2とが順に位置する。xy平面に平行な断面において、2つのBF孔121はいずれも、x方向に平行な2つの長辺とyに平行な2つの短辺とをもつ長方形であり、BFタイププラグピン561の断面よりわずかに大きい(x方向の長さ7mm、y方向の幅4.6mm)。BF孔121は、z方向に直線的に延びる。一対のBF孔121は、一対のBFタイププラグピン561を受容可能である。
図1Bに示すようにz2方向に見たとき、一対のO孔122の位置および形状は、仮想中心線117に対して線対称である。x1側からx2側に向けて、第1O孔122−1と第2O孔122−2とが順に位置する。xy平面に平行な断面において、一対のO孔122はいずれも、4つの辺がx方向とy方向とのいずれにも平行ではない長方形であり、Oタイププラグピン541の断面よりわずかに大きい(長さ7mm、幅2mm)。一対のO孔122の間隔は、y2側からy1側に向けて徐々に広がる。O孔122は、z方向に直線的に延びる。一対のO孔122は、一対のOタイププラグピン541を受容可能である。
図1Bに示すようにz2方向に見たとき、一対のM孔123の位置および形状は、仮想中心線117に対して線対称である。x1側からx2側に向けて、第1M孔123−1と第2M孔123−2とが順に位置する。xy平面に平行な断面において、一対のM孔123はいずれも円形状をしている。M孔123は、z方向に直線的に延びる。
一対のM孔123の各々が、Cタイププラグピン531(直径4mm)、SEタイププラグピン521(直径4.8mm)、およびB3タイププラグピン511(直径5mm)の直径以上の直径をもつ円柱形のプラグピンを受容可能である(直径5.6mm)。本実施形態における一対のM孔123の各々は、直径5mmの円柱形のプラグピンを受容可能な大きさをもつ。すなわち、一対のM孔123は、一対のCタイププラグピン531、一対のSEタイププラグピン521、および一対のB3タイププラグピン511のすべてを受容可能である。
図1Bに示すように、第1ダミー孔124は、x方向において第1M孔123−1と第2M孔123−2との間に位置する。第1ダミー孔124は、BFタイプアースピン562とOタイプアースピンとの両方を受容可能な形状をもつ。すなわち、xy平面に平行な断面において、第1ダミー孔124は、x方向に平行な2つの短辺とy方向に平行な2つの長辺とをもつ長方形である(x方向の幅4.6mm、y方向の長さ8.6mm)。第1ダミー孔124のx方向の中心は、仮想中心線117上に位置する。
第1ダミー孔124と一対のBF孔121とが、三角形の頂点に配置される。第1ダミー孔124は、一対のBF孔121が一対のBFタイププラグピン561を受容したときにBFタイプアースピン562を受容する位置にある。第1ダミー孔124は、z方向に直線的に延びる。第1ダミー孔124は、一対のO孔122が一対のO2タイププラグピン551を受容したときにO2タイプアースピン552を受容する位置にある。
図1Bに示すように、第2ダミー孔125は、x方向において第1BF孔121−1と第2BF孔121−2との間に位置する。第2ダミー孔125は、B3タイプアースピン512を受容可能な形状をもつ。すなわち、xy平面に平行な断面において、第2ダミー孔125は、円形である(直径8mm)。第2ダミー孔125のx方向の中心は、仮想中心線117上に位置する。
第2ダミー孔125と一対のM孔123とが、三角形の頂点に配置される。第2ダミー孔125は、一対のM孔123が一対のB3タイププラグピン511を受容したときにB3タイプアースピン512を受容する位置にある。第2ダミー孔125は、z方向に直線的に延びる。
図3に示すように、副筐体112は、xy平面に平行に広がる板状である。図2Aに示すように、z1方向に見たとき、副筐体112は概ね、x方向に延びた2辺とy方向に延びた2辺とをもつ正方形である。副筐体112の角は丸みを帯びている。副筐体112は、主筐体111の側壁114のz2側端部の内側に密接する。図3に示すように、主筐体111と副筐体112との間に、直方体の収容部115が規定される。
図3に示すように、副筐体112には、副筐体112をz方向に貫通した一対のAタイプ孔118が設けられている。一対のAタイプ孔118は、x方向に離間している。副筐体112には、x方向における一対のAタイプ孔118の間に、副筐体112をz方向に貫通した外部ねじ孔119が設けられている。
図3に示すように、主筐体111は、収容部115内に第1案内柱131と第2案内柱132とをさらに含む。第1案内柱131と第2案内柱132とはいずれも、図1Aに示す前壁113の内側に固定され、前壁113の内側から副筐体112の内側までz2方向に延びる。図1Bに示す第1ダミー孔124はソケット面116から、図3に示すように、第1案内柱131を貫通して延びる。図1Bに示す第2ダミー孔125はソケット面116から、図3に示すように、第2案内柱132を貫通して延びる。
図3に示すように、主筐体111は、収容部115内に第1支持柱133−1と第2支持柱133−2とをさらに含む。第1支持柱133−1と第2支持柱133−2とはいずれも、図1Aに示す前壁113の内側に固定され、前壁113の内側から副筐体112の内側までz2方向に延びる。図3に示すように、第1支持柱133−1と第2支持柱133−2とは、図1Bに示す仮想中心線117を通りyz平面に平行な仮想中心面に対して面対称な構造をもつ。
(導電体)
図3に示すように、一対の導電体150の一方を第1導電体150−1と呼び、他方を第2導電体150−2と呼び、両者を区別せずに導電体150と呼ぶ場合がある。第1導電体150−1と第2導電体150−2とは、x1側からx2側に向けて順に位置する。第1導電体150−1と第2導電体150−2とは、図1Bに示す仮想中心線117を通りyz平面に平行な仮想中心面に対して面対称な構造をもつ。
以下、第1導電体150−1について詳細に説明するが、第2導電体150−2も同様の構成要素をもつ。第1導電体150−1の各構成要素に対応する、第2導電体150−2の各構成要素の名称は、構成要素名の「第1」を「第2」と読み替え、さらに、末尾の「−1」を「−2」と読み替えることで得られる。第1導電体150−1と第2導電体150−2との対応する構成要素を区別せずに参照するときは、頭の「第1」および「第2」と、末尾の「−1」および「−2」を削除する。第1導電体150−1と第2導電体150−2との対応する構成要素をまとめて参照するときは、頭に「一対の」を付加する。
第1導電体150−1は、第1主導電体151−1と第1マルチタイプソケット端子152−1(以下、第1M端子152−1と呼ぶ場合がある)と第1Oタイプソケット端子153−1(以下、第1O端子153−1と呼ぶ場合がある)とを含む。
第1主導電体151−1は、xy平面に平行に広がる平板である第1基部160−1と、第1基部160−1からz2方向に延びた第1Aタイププラグピン161−1(以下、第1Aピン161−1と呼ぶ場合がある)と、第1基部160−1からz1方向に延びた第1BFタイプソケット端子162−1(以下、第1BF端子162−1と呼ぶ場合がある)とを含む。第1基部160−1と第1BF端子162−1と第1Aピン161−1とは、黄銅を材料として、一体的に形成された部材である。
第1基部160−1は、y方向に長尺である。第1基部160−1のx2側の縁部におけるy方向中央付近に、第1Aピン161−1のz1側端部が接続される。第1Aピン161−1は、yz平面に平行な板状である。第1基部160−1のy方向中央付近に、第1基部160−1をz方向に貫通した第1主ねじ孔163−1が設けられている。
第1基部160−1のy2側端部に、第1BF端子162−1のz2側端部が接続される。第1BF端子162−1は、概ねz1方向に線状に延びた2つの第1BF対向部164−1を含む。2つの第1BF対向部164−1は、BFタイププラグピン561を受容可能な、y方向の第1BF間隙165−1を規定する。2つの第1BF対向部164−1は、y方向に対向し、z1方向に開いている。
2つの第1BF対向部164−1は、y方向に弾性的に変形して、BFタイププラグピン561をz方向に抜き差し可能である。BFタイププラグピン561を受容していない状態において、第1BF間隙165−1は、4mm未満である。第1BF端子162−1は、少なくとも第1BF間隙165−1が最大4mmとなるまで弾性変形可能である。
第1M端子152−1は、円柱形のプラグピンを受容可能な、y方向の第1マルチタイプ間隙171−1を規定する2つの第1マルチタイプ対向部172−1と、2つの第1マルチタイプ対向部172−1を接続する第1M接続部173−1とを含む板バネである。第1M端子152−1は、りん青銅を材料とする。2つの第1マルチタイプ対向部172−1は、概ねz1方向に延びる。第1M接続部173−1は、xy平面に平行に広がる平板であり、2つの第1マルチタイプ対向部172−1のz2側端部をy方向に接続する。2つの第1マルチタイプ対向部172−1は、y方向に対向した板状部材であり、z1方向に開いている。
第1M端子152−1は、2つの第1マルチタイプ対向部172−1をy方向に弾性的に変形させることにより、Cタイププラグピン531とSEタイププラグピン521とB3タイププラグピン511とをz方向に抜き差し可能である。円柱形のプラグピンを受容していない状態において、第1マルチタイプ間隙171−1の大きさは、4mm未満である。2つの第1M端子152−1は、第1マルチタイプ間隙171−1の大きさを少なくとも4mmから5mmの範囲で変えながら、弾性変形可能である。第1M接続部173−1のz2側の面が、第1基部160−1のz1側の面におけるy1端部に密着して動かないように固定される。
第1O端子153−1は、平板形状のプラグピンを受容可能な(x1方向とy2方向との間の方向に開閉する)第1Oタイプ間隙181−1を規定する2つの第1O対向部182−1と、2つの第1O対向部182−1を接続する第1O接続部183−1とを含む板バネである。第1O端子153−1は、黄銅を材料とする。2つの第1O対向部182−1は、概ねz1方向に延びる。第1O接続部183−1は、xy平面に平行に広がる平板であり、2つの第1O対向部182−1のz2側端部を接続する。第1O接続部183−1のうち、x1方向とy1方向との間の方向の端部に、z方向に貫通した第1副ねじ孔184−1が設けられている。
2つの第1O対向部182−1は、x1方向とy2方向との間の方向に対向した板状部材であり、z1方向に開いている。第1O端子153−1は、2つの第1O対向部182−1を概ねx1方向とy2方向との間の方向に沿って弾性的に変形させることにより、Oタイププラグピン541をz方向に抜き差し可能である。平板形状のプラグピンを受容していない状態において、第1Oタイプ間隙181−1の大きさは、約0mmである。2つの第1O端子153−1は、第1Oタイプ間隙181−1の大きさを少なくとも0mmから1.6mmの範囲で変化させながら、弾性変形可能である。
図3に示すように、第1内部ねじ190−1は、第1主導電体151−1の第1主ねじ孔163−1と、第1O端子153−1の第1副ねじ孔184−1とを通って、主筐体111の第1支持柱133−1のz2側端部に設けられたねじ孔に固定される。第1基部160−1は、主筐体111の一部である第1支持柱133−1に対して動かないように固定される。第1基部160−1が第1Aピン161−1に近い位置で固定されるので、第1Aピン161−1に負荷がかかっても第1基部160−1が変形および移動しにくい。
第1O端子153−1の第1O接続部183−1は、第1主導電体151−1の第1基部160−1と主筐体111の第1支持柱133−1との間において、第1基部160−1から受ける力により密着して動かないように固定される。第1O接続部183−1のz2側の面が、第1基部160−1のz1側の面に密着して固定される。結果として、第1M端子152−1と第1O端子153−1と第1Aピン161−1と第1BF端子162−1とが、相互に電気的に接続される。
図1Bに示すように、収容部115(図3)内において、第1BF端子162−1は第1BF孔121−1に向く。すなわち、z2方向に見たとき、第1BF間隙165−1が、第1BF孔121−1を通して外部に露出される。収容部115(図3)内において、第1O端子153−1は、第1O孔122−1に向く。すなわち、z2方向に見たとき、第1Oタイプ間隙181−1が、第1O孔122−1を通して外部に露出される。収容部115(図3)内において、第1M端子152−1は、第1M孔123−1に向く。すなわち、z2方向に見たとき、第1マルチタイプ間隙171−1が、第1M孔123−1を通して外部に露出される。
同様に、収容部115(図3)内において、第2BF端子162−2は第2BF孔121−2に向く。第2O端子153−2は、第2O孔122−2に向く。第2M端子152−2は、第2M孔123−2に向く。
図2Aに示すように、副筐体112の外部ねじ孔119(図3)を通して、外部ねじ191により外部ねじ191を主筐体111に固定した状態において、第1Aピン161−1と第2Aピン161−2とが、一対のAタイプ孔118を通って外部に延びる。
(変形例)
図4の正面図に第1変形例のアダプター200を示す。図5Aの正面図に第2変形例のアダプター300を示す。図5Bの正面図に第3変形例のアダプター400を示す。図1〜図3に示す前述のアダプター100は、各構成要素の百の位が1で表されている。同様に、第1〜第3変形例における各構成要素は、それぞれ、百の位が2〜4で表されている。別段断りのない限り、異なる実施形態において百の位のみが異なる構成要素は、それぞれ、同様の構成要素を表す。
(第1変形例)
図4に示すように、第1変形例のアダプター200には、図1Bに示す第2ダミー孔125が設けられていない。第1変形例のアダプター200は、B3タイププラグ510のB3タイプアースピン512を受容する部位をもたない。
一対のM孔223の各々および一対のM端子252の各々が、Cタイププラグピン531(直径4mm)、およびSEタイププラグピン521(直径4.8mm)の直径以上の直径をもつ円柱形のプラグピンを受容可能である。本実施形態における一対のM孔223の各々および一対のM端子252の各々は、直径4.8mmの円柱形のプラグピンを受容可能な大きさをもつ。すなわち、一対のM孔223の各々および一対のM端子252の各々は、一対のCタイププラグピン531、および一対のSEタイププラグピン521を受容可能である。
(第2変形例)
図5Aに示すように、第2変形例のアダプター300において、一対のO孔322の間隔は、y1側からy2側に向けて徐々に広がる。すなわち、第2変形例のアダプター300の一対のO孔322は、図1Bに示す前述のアダプター100の一対のO孔122を180度回転させた形状をもつ。第1O端子353−1の第1Oタイプ間隙381−1は、概ねx1方向とy1方向との間の方向に開閉する。第2O端子353−2の第2Oタイプ間隙381−2、概ねx1方向とy2方向との間の方向に開閉する。
第1ダミー孔324は、O2タイプアースピン552を受容するものではない。第2変形例のアダプター300は、Oタイププラグ540のうち、アースピンをもたないプラグには対応するが、O2タイプアースピン552をもつO2タイププラグ550に対応するとは限らない。
(第3変形例)
図5Bに示すように、第3変形例のアダプター400には、第1変形例(図4)と同様に、図1Bに示す第2ダミー孔125が設けられていない。第3変形例のアダプター400は、B3タイププラグ510のB3タイプアースピン512を受容する部位をもたない。一対のM孔423の各々および一対のM端子452の各々の大きさは、第1変形例(図4)と同様である。
第3変形例のアダプター400の一対のO孔422および一対のO端子453の位置および形状は、図5Aに示す第2変形例における一対のO孔422および一対のO端子453の位置および形状と同じである。第3変形例のアダプター400は、第3変形例と同様に、O2タイププラグ550には対応するとは限らない。
(まとめ)
本発明の一態様の電源プラグ変換アダプター100は、一対の導電体150と、電気絶縁性の筐体110と、を備え、筐体110が、一対の導電体150の一部を収容する収容部115と、筐体110の外部を向いた平面形状のソケット面116と、ソケット面116から収容部115まで貫通した一対のBFタイプソケット孔121と、ソケット面116から収容部115まで貫通した一対のOタイプソケット孔122と、ソケット面116から収容部115まで貫通した一対のマルチタイプソケット孔123と、ソケット面116に開口した第1ダミー孔124と、を含み、一対のマルチタイプソケット孔123の各々が、Cタイププラグピン531の直径以上の直径をもつ円柱形のプラグピンを受容可能な形状をもち、一対のBFタイプソケット孔121が、第1方向(y方向)に沿った仮想中心線117に対して線対称に位置し、一対のOタイプソケット孔122が、仮想中心線117に対して線対称に位置し、一対のマルチタイプソケット孔123が、仮想中心線117に対して線対称に位置し、第1ダミー孔124が、BFタイプアースピン562を受容可能な形状をもち、第1ダミー孔124は、一対のBFタイプソケット孔121が一対のBFタイププラグピン561を受容したときにBFタイプアースピン562を受容する位置にあり、第1ダミー孔124が、一方のマルチタイプソケット孔123と他方のマルチタイプソケット孔123との間に位置し、一対のOタイプソケット孔122が、第1方向(y方向)において、一対のBFタイプソケット孔121と第1ダミー孔124との間に位置し、一対の導電体150の各々が、収容部115内においてBFタイプソケット孔121に向いたBFタイプソケット端子162と、収容部115内においてOタイプソケット孔122に向いたOタイプソケット端子153と、収容部115内においてマルチタイプソケット孔123に向いたマルチタイプソケット端子152と、BFタイプソケット端子162とOタイプソケット端子153とマルチタイプソケット端子152とに電気的に接続されたAタイププラグピン161と、を含む。
この一態様の電源プラグ変換アダプター100によれば、第1ダミー孔124が、一方のマルチタイプソケット孔123と他方のマルチタイプソケット孔123との間に位置するので、一対のBFタイプソケット孔121と第1ダミー孔124との組み合わせの全体が、一対のマルチタイプソケット孔123全体の外部に位置する場合に比べて、電源プラグ変換アダプター100全体を省スペース化することができる。
さらに、この一態様の電源プラグ変換アダプター100によれば、一対のOタイプソケット孔122が、第1方向(y方向)において、一対のBFタイプソケット孔121と第1ダミー孔124との間に位置するので、一対のBFタイプソケット孔121と第1ダミー孔124との間のスペースを有効に利用し、電源プラグ変換アダプター100全体を省スペース化することができる。
すなわち、この一態様の電源プラグ変換アダプター100によれば、省スペースで複数の規格の電源プラグを変換することができる。
好適にはいくつかの態様の電源プラグ変換アダプター100において、第1ダミー孔124が、O2タイプアースピン552を受容可能な形状をもち、第1ダミー孔124は、一対のOタイプソケット孔122が一対のO2タイププラグピン551を受容したときにO2タイプアースピン552を受容する位置にある。
この一態様の電源プラグ変換アダプター100によれば、第1ダミー孔124が、O2タイプアースピン552の受容とBFタイプアースピン562の受容との両方に兼用されるので、O2タイプアースピン552の受容孔とBFタイプアースピン562の受容孔とを別々に設ける場合に比べて、省スペースで複数の規格の電源プラグを変換することができる。
好適にはいくつかの態様の電源プラグ変換アダプター100において、一対のマルチタイプソケット孔123の各々が、B3タイププラグピン511の直径以上の直径をもつプラグピンを受容可能な形状をもち、筐体110が、ソケット面116に開口した第2ダミー孔125をさらに含み、第2ダミー孔125が、B3タイプアースピン512を受容可能な形状をもち、第2ダミー孔125は、一対のマルチタイプソケット孔123が一対のB3タイププラグピン511を受容したときにB3タイプアースピン512を受容する位置にあり、第2ダミー孔125が、一方のBFタイプソケット孔121と他方のBFタイプソケット孔121との間に位置する。
この一態様の電源プラグ変換アダプター100によれば、第2ダミー孔125が、一方のBFタイプソケット孔121と他方のBFタイプソケット孔121との間に位置するので、一対のマルチタイプソケット孔123と第2ダミー孔125との組み合わせの全体が、一対のマルチタイプソケット孔123全体の外部に位置する場合に比べて、電源プラグ変換アダプター100全体を省スペース化することができる。
好適にはいくつかの態様の電源プラグ変換アダプター100において、一対のBFタイプソケット端子162の各々が、黄銅を材料とする部材であり、一対のOタイプソケット端子153の各々が、黄銅を材料とする部材であり、一対のマルチタイプソケット端子152の各々が、りん青銅を材料とする部材であり、一対のマルチタイプソケット端子152の各々が、円柱形のプラグピンを受容可能なマルチタイプ間隙171を規定する2つのマルチタイプ対向部172をもつ板バネであり、円柱形のプラグピンを受容していない状態において、マルチタイプ間隙171が、4mm未満であり、一対のマルチタイプソケット端子152が弾性変形することにより、マルチタイプ間隙171を少なくとも4mmから5mmの範囲で変化させる。
この一態様の電源プラグ変換アダプター100によれば、黄銅に比べて弾性変形しやすいりん青銅によりマルチタイプソケット端子152が形成されているので、マルチタイプソケット端子152のマルチタイプ間隙171に複数の異なる寸法のプラグピンを挿入した場合でも、塑性変形しにくくすることができる。また、BFタイプソケット端子162とOタイプソケット端子153とが黄銅により形成されているので、すべてをりん青銅で形成する場合に比べてコストを減らすことができる。
好適にはいくつかの態様の電源プラグ変換アダプター100において、一対の導電体150の各々が、第1方向(y方向)と第1方向(y方向)に直交する第2方向(x方向)とに平行に広がる平板である基部160を含み、基部160とBFタイプソケット端子162とAタイププラグピン161とが、一体的に形成された部材であり、Oタイプソケット端子153が、平板形状のプラグピンを受容可能なOタイプ間隙181を規定する2つのO対向部182と、2つのO対向部182の間を接続するO接続部183とを含む板バネであり、O接続部183が、第1方向(y方向)と第2方向(x方向)とに平行に広がる平板であり、基部160が、筐体110の一部に固定され、O接続部183が、第1方向(y方向)と第2方向(x方向)との両方に直交する第3方向(z方向)において、筐体110の一部と基部160との間で基部160から受ける力により固定される。
この一態様の電源プラグ変換アダプター100によれば、基部160とBFタイプソケット端子162とAタイププラグピン161とが一体的に形成されるので、強固な構造とすることができる。さらに、Oタイプソケット端子153を基部160、BFタイプソケット端子162、およびAタイププラグピン161とは別の部品として、基部160と筐体110と間に固定するので、Oタイププラグピン541を抜き差しするときにOタイプソケット端子153に加わる負荷が基部160に伝わりにくくすることができ、電源プラグ変換アダプター100全体の強度を高めることができる。
本発明は上述した実施形態には限定されない。すなわち、当業者は、本発明の技術的範囲またはその均等の範囲内において、上述した実施形態の構成要素に関し、様々な変更、コンビネーション、サブコンビネーション、並びに代替を行ってもよい。
本発明は、複数の規格の電源プラグを変換する種々の電源プラグ変換アダプターに適用可能である。
100…電源プラグ変換アダプター、110…筐体、115…収容部、
116…ソケット面、117…仮想中心線、121…BFタイプソケット孔(BF孔)、
122…Oタイプソケット孔(O孔)、123…マルチタイプソケット孔(M孔)、
124…第1ダミー孔、125…第2ダミー孔、150…導電体、
152…マルチタイプソケット端子(M端子)、
153…Oタイプソケット端子(O端子)、160…基部、
161…Aタイププラグピン(Aピン)、
162…BFタイプソケット端子(BF端子)、
164…BF対向部、165…BF間隙、171…マルチタイプ間隙、
172…マルチタイプ対向部、173…第1M接続部、181…Oタイプ間隙、
182…O対向部、183…O接続部

Claims (5)

  1. 一対の導電体と、
    電気絶縁性の筐体と、
    を備え、
    前記筐体が、
    前記一対の導電体の一部を収容する収容部と、
    前記筐体の外部を向いた平面形状のソケット面と、
    前記ソケット面から前記収容部まで貫通した一対のBFタイプソケット孔と、
    前記ソケット面から前記収容部まで貫通した一対のOタイプソケット孔と、
    前記ソケット面から前記収容部まで貫通した一対のマルチタイプソケット孔と、
    前記ソケット面に開口した第1ダミー孔と、
    を含み、
    前記一対のマルチタイプソケット孔の各々が、Cタイププラグピンの直径以上の直径をもつ円柱形のプラグピンを受容可能な形状をもち、
    前記一対のBFタイプソケット孔が、第1方向に沿った仮想中心線に対して線対称に位置し、
    前記一対のOタイプソケット孔が、前記仮想中心線に対して線対称に位置し、
    前記一対のマルチタイプソケット孔が、前記仮想中心線に対して線対称に位置し、
    前記第1ダミー孔が、BFタイプアースピンを受容可能な形状をもち、
    前記第1ダミー孔は、前記一対のBFタイプソケット孔が一対のBFタイププラグピンを受容したときに前記BFタイプアースピンを受容する位置にあり、
    前記第1ダミー孔が、一方の前記マルチタイプソケット孔と他方の前記マルチタイプソケット孔との間に位置し、
    前記一対のOタイプソケット孔が、前記第1方向において、前記一対のBFタイプソケット孔と前記第1ダミー孔との間に位置し、
    前記一対の導電体の各々が、
    前記収容部内において前記BFタイプソケット孔に向いたBFタイプソケット端子と、
    前記収容部内において前記Oタイプソケット孔に向いたOタイプソケット端子と、
    前記収容部内において前記マルチタイプソケット孔に向いたマルチタイプソケット端子と、
    前記BFタイプソケット端子と前記Oタイプソケット端子と前記マルチタイプソケット端子とに電気的に接続されたAタイププラグピンと、
    を含む、
    電源プラグ変換アダプター。
  2. 前記第1ダミー孔が、O2タイプアースピンを受容可能な形状をもち、
    前記第1ダミー孔は、前記一対のOタイプソケット孔が一対のO2タイププラグピンを受容したときに前記O2タイプアースピンを受容する位置にある、
    請求項1に記載の電源プラグ変換アダプター。
  3. 前記一対のマルチタイプソケット孔の各々が、B3タイププラグピンの直径以上の直径をもつプラグピンを受容可能な形状をもち、
    前記筐体が、前記ソケット面に開口した第2ダミー孔をさらに含み、
    前記第2ダミー孔が、B3タイプアースピンを受容可能な形状をもち、
    前記第2ダミー孔は、前記一対のマルチタイプソケット孔が一対のB3タイププラグピンを受容したときにB3タイプアースピンを受容する位置にあり、
    前記第2ダミー孔が、一方の前記BFタイプソケット孔と他方の前記BFタイプソケット孔との間に位置する、
    請求項1または請求項2に記載の電源プラグ変換アダプター。
  4. 前記一対のBFタイプソケット端子の各々が、黄銅を材料とする部材であり、
    前記一対のOタイプソケット端子の各々が、黄銅を材料とする部材であり、
    前記一対のマルチタイプソケット端子の各々が、りん青銅を材料とする部材であり、
    前記一対のマルチタイプソケット端子の各々が、前記円柱形のプラグピンを受容可能なマルチタイプ間隙を規定する2つのマルチタイプ対向部をもつ板バネであり、
    前記円柱形のプラグピンを受容していない状態において、前記マルチタイプ間隙が、4mm未満であり、
    前記一対のマルチタイプソケット端子が弾性変形することにより、前記マルチタイプ間隙を少なくとも4mmから5mmの範囲で変化させる、
    請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の電源プラグ変換アダプター。
  5. 前記一対の導電体の各々が、前記第1方向と前記第1方向に直交する第2方向とに平行に広がる平板である基部を含み、
    前記基部と前記BFタイプソケット端子と前記Aタイププラグピンとが、一体的に形成された部材であり、
    前記Oタイプソケット端子が、平板形状のプラグピンを受容可能なOタイプ間隙を規定する2つのO対向部と、前記2つのO対向部の間を接続するO接続部とを含む板バネであり、
    前記O接続部が、前記第1方向と前記第2方向とに平行に広がる平板であり、
    前記基部が、前記筐体の一部に固定され、
    前記O接続部が、前記第1方向と前記第2方向との両方に直交する第3方向において、前記筐体の一部と前記基部との間で前記基部から受ける力により固定された、
    請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の電源プラグ変換アダプター。
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