JP3074836U - ユニバーサルアダプタ - Google Patents

ユニバーサルアダプタ

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JP3074836U
JP3074836U JP2000004955U JP2000004955U JP3074836U JP 3074836 U JP3074836 U JP 3074836U JP 2000004955 U JP2000004955 U JP 2000004955U JP 2000004955 U JP2000004955 U JP 2000004955U JP 3074836 U JP3074836 U JP 3074836U
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クウォン チェウン タト
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クウォン チェウン タト
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 かさばらず、多くの金属を必要とせず、製造
コストの安価なユニバーサルアダプタを提供する。 【解決手段】 第1端部に出力ソケット孔が設けられ、
出力ソケット孔の少なくとも2つがピン20に電気的に
接続されており、ピン20は、壁ソケットに係合するよ
う、本体部分12の第2端部に設けられた4対の開口の
1つから、選択的に延ばすことができ、開口の少なくと
も2対は、互いに角度をもって傾斜しており、それによ
って、アダプタ10は、複数の形式の壁ソケットに係合
できる。各々の導電性ピンが、対になった開口を通して
延びる場合、電気的絶縁性のアダプタピンに係合可能で
ある。本体部分12の第2端部は、互いに実質的に直交
する2つの表面を有し、少なくとも一対の開口がこれら
2つの表面のそれぞれに設けられている。アダプタ10
は、壁ソケットの接地ピン孔に係合するよう、電気的絶
縁性の第3のピンを有している。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、ユニバーサルアダプタに関し、さらに詳細には、壁ソケットが様々 に構築されている、世界中の色々な国で使用することのできるアダプタに関する 。
【0002】
【従来技術】
現在、ユーザが他国を旅行中に使用できる様々な携帯式電気機器がある。この ような機器には、ポータブルコンピュータ、移動電話およびファクシミリ機器が 含まれる。各都市の電源電圧の相違に適応するため、このような機器の多くには 、内蔵式電圧コンバータが取り付けられており、ユーザが必要に応じて都市電源 電圧を昇圧もしくは降圧できる。
【0003】 このような機器を、様々な国で使用することに関連する別の問題は、壁ソケッ トの孔の形状や配置が国ごとに異なることである。現在、世界には4つの形式の 壁ソケット配置が存在する。英国、香港、シンガポールなどでは、壁ソケットは BS型であり3つの矩形孔を有している。米国、カナダ、日本および台湾などで は、壁ソケットはUL型であり2つの平坦な孔を有している。他のヨーロッパ各 国においては、壁ソケットはVDE型であり2つの丸孔を有している。オースト ラリアおよびニュージーランドにおいては、壁ソケットはSAA型であり2つの 傾斜した平坦な孔を有している。
【0004】 前述の状況に鑑みて、多くの電気機器を世界中で使用できる、様々な電気的ア ダプタが工夫されてきた。しかし、多くのアダプタは、少なくとも従来の電気プ ラグやソケットに比して、幾分かさばっている。更に、そのようなアダプタの構 成部品を製造するには、比較的多くの金属が必要であり、製造コストが高くなっ てしまう。
【0005】 リーに付与された米国特許第5,159,545号は、ケーシングと3プラグ を含んでおり、壁ソケットの孔へ係合するために、プラグを選択的に前進移動さ せることができるユニバーサルアダプタが説明されている。これら3プラグの各 々は、異なる形状のピンで構成されており、アダプタを様々な国の種々の壁ソケ ットに差し込むことができる。しかし、孔の様々な形状と配置とを有する壁ソケ ットに差し込むために、種々のプラグを利用している。また、そのようなアダプ タは前記と同じ問題、すなわち、かさばり、製造に多くの金属を必要とするとい う問題があった。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
従って、本考案の目的は、前述の問題点を低減したユニバーサルアダプタを提 供するか、もしくは、少なくとも公共にとって有用な代替品を提供することにあ る。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案の第1の形態によれば、本体および一対の導電性ピン部材を備えるユニ バーサルアダプタが設けられており、本体は少なくとも第1端部と第2端部を有 し、第1端部に少なくとも2つの孔が設けられ、孔は、電気機器のプラグに係合 するようになっており、各々の孔は、電気的導電性ピン部材の1つに電気的に接 続され、導電性ピン部材は、壁ソケットに係合するよう、第2端部に設けられた 複数対の開口の1つを通って選択的に延びることができ、少なくとも2対の開口 は、互いに角度をもって傾斜しており、それによってアダプタは、複数の形式の 壁ソケットに係合でき、アダプタは、さらに電気的絶縁材料で作られた第3のピ ン部材を有し、第3のピン部材は、壁ソケットの接地ピン孔に係合するよう、本 体の第2端部の開口を通って延びることができる。
【0008】 本考案の第2の形態によれば、本体および一対の導電性ピン部材を備えるユニ バーサルアダプタが設けられており、本体は少なくとも第1端部と第2端部を有 し、第1端部に少なくとも2つの孔が設けられ、孔は、電気機器のプラグに係合 するようになっており、各々の孔は、電気的導電性ピン部材の1つに電気的に接 続され、導電性ピン部材は、壁ソケットに係合するよう、第2端部に設けられた 複数の対の開口の1つを通って選択的に延びることができ、少なくとも2対の開 口は、異なる寸法であり、それによってアダプタは、複数の形式の壁ソケットに 係合でき、アダプタは、さらに電気的絶縁性材料で作られた第3のピン部材を有 し、第3のピン部材は、壁ソケットの接地ピン孔に係合するよう、本体の第2端 部の開口を通って延びることができる。
【0009】 本考案の第3の形態によれば、本体および一対の導電性ピン部材を備えるユニ バーサルアダプタが設けられており、本体は少なくとも第1端部と第2端部を有 し、第1端部に少なくとも2つの孔が設けられ、孔は、電気機器のプラグに係合 するようになっており、孔は、ピン部材に電気的に接続され、ピン部材は、壁ソ ケットに係合するよう、第2端部に設けられた複数対の開口の1つを通って、選 択的に延びることができ、ピン部材が対の開口の1つを通って延びる場合、各々 のピン部材が、アダプタ部材に係合でき、それによってアダプタが、複数の壁ソ ケットに係合できる。
【0010】 本考案の第4の形態によれば、本体および一対の導電性ピン部材を備えるユニ バーサルアダプタが設けられており、本体は少なくとも第1端部と第2端部を有 し、第1端部に少なくとも2つの孔が設けられ、この孔は、電気機器のプラグに 係合するようになっており、孔は、ピン部材に電気的に接続され、ピン部材は、 壁ソケットに係合するよう、第2端部に設けられた複数対の開口の1つを通って 選択的に延びることができ、第2端部は、互いに実質的に直交する少なくとも第 1表面と第2表面とを有し、少なくとも一対の開口は、第1と第2表面の各々に 設けられる。
【0011】 本考案の好適な実施例が添付図面を参照して以下に説明する。
【0012】
【実施例】 図1から図3には、本考案による第1のユニバーサルアダプタが示されており 、概括的に符号10で表わされている。アダプタ10は、第1本体部14、第2 本体部16および第3本体部18を備える本体部12を有する。第1本体部14 からは導電性材料、例えば銅で作られた一対のピン20が延びている。壁ソケッ トから電気を得るためにピン20をそこに挿入することがでる。
【0013】 第1本体部14の主表面28には、3対の開口22、24および26が設けら れている。第1本体部14の主表面28の上側には同様に、開口24´が設けら れており開口24と共に用いることが意図されている。第1本体部14と第2本 体部16とが互いに係合される場合、第1本体部14と第2本体部16とは結合 して一対の円形開口30を副表面32に形成する。
【0014】 開口22が、開口24に対して直角であることが分かる。開口26は、開口2 4に対して鋭角で傾斜しており、開口22に対して鈍角で傾斜している。開口2 2と開口26とは実質的に同じ形状と寸法であるが、開口24と開口24´とは 、より大きな寸法であることが分かる。更に、開口22、24、24´および2 6が四角形であるのに対して孔30は円形である。
【0015】 図1において、一対の導電性ピン20が、アダプタ10の本体部分12の内部 から、第1本体部14の主表面28から抜け出して、開口22を貫通して延びて いることが分かる。このように配置することで、アダプタ10を米国、カナダ、 日本および台湾で使用されているUL型の壁ソケットに差し込むことができる。 アダプタ10を種々の形式の壁ソケットに係合可能にするために、以下に説明す る方法で、ピン20は同様に、アダプタ10の本体部分12の内部から、第1本 体部14の主表面28を抜け出して、対の開口24、26および30の各々を貫 通して選択的に延びることができる。
【0016】 特に図2を参照すると、アダプタ10の本体部分12の第3本体部18は、主 表面34を有しており、そこには幾つかのソケット孔36および36´が設けら れており、ピン20との間で電気的な接続関係にあるように、例えば電気機器( 図示せず)の様々な種類のプラグ(2ピン型または3ピン型や、平ピン型または 丸ピン型)のピンを挿入できることが分かる。ソケット孔36´は、使用するプ ラグの形式に関係なく常に使用され、ピン20との間で電気的な接続関係にある 唯一のソケット孔であることに注目されたい。このように配置することで、アダ プタ10を壁ソケットに差し込んで、電気機器のプラグをアダプタ10の適当な ソケット孔36、36´に差し込めば、電気機器を作動させるための電力を一般 電源から得ることができる。
【0017】 第1本体部14は、側壁40に一対の係合爪38(図3にはそのうちの1つの みが示されている)を有している。各々の爪38は、第1本体部14を第2本体 部16に対して解除可能に係合するために、第2本体部16の側壁44の凹部4 2(図3にはそのうちの1つのみが示されている)内に収容可能である。爪38 と凹部42との間の係合は、ピン20の配置を必要に応じて変更できるように、 手動で解除できる。
【0018】 第3本体部18は同様に、第2本体部16の対応する係合面48(図5および 図6参照)に係合可能な一対の係合爪46を有している。爪46と表面48とは 一旦係合すると外側からアクセスきないので、一旦組み立てられると第2本体部 16と第3本体部18との間の係合を手動で解除できないようになっている。
【0019】 図4から図6は、導電性ピン20とソケット孔36´内のクリップ50との間 の内部電気接続を示している。各々のピン20が、各々の電線52の一端へ接続 ブロック54を経由して接続されているのが分かる。接続ブロック54は、電気 的な絶縁性材料、例えばポリ塩化ビニル(PVC)で作られている。電線52の 他端は、クリップ50の導電性接片58に係合して電気的接触状態にある導電性 の小接片56に固定されている。このように配置することで、ピン20とクリッ プ50とは互いに電気的接続状態にある。
【0020】 図7Aおよび図7Bは、電線52を接続ブロック54内でピン20に接続する 方法を示している。接続ブロック54が、2つの入口を備えるチャンバ60を有 しているのが分かる。ピン20の一端が、入口の一方を経由してチャンバ60に 挿入され、電線52の一端が入口の他方を経由してチャンバ60に挿入される。 電気的な接触をなすために、ピン20はチャンバ内で電線52の剥き出しにされ た銅線に接触している。
【0021】 ピン20が種々の形式の壁ソケットに係合できるように、電気的絶縁性材料で 作られたアダプタピンが設けられている。図8Aから図9Bにアダプタピン62 の第1の形式が示されている。アダプタピン62は、円形ベース64と、細長い 実質的に円筒形のピン本体66および半球形ヘッド68を含んでいる。ベース6 4から細長いピン本体66の長手方向を貫通する中央スロット70が設けられて いる。アダプタピン62のスロット70は、図9Aから図9Bに示されるように 、導電性ピン20を収容するような寸法と形状である。図9Bに示されているよ うに、ピン20がアダプタピン62に係合する場合、アダプタピン62のベース 64は接続ブロック54に位置し、ピン20の2つの細長い表面72は外部に露 出する。このことは、ピン20が円形孔の壁ソケットに差し込まれる場合に、壁 ソケットと電気的に接触した状態になることを保証する。
【0022】 英国、香港、シンガポールなどにおける壁ソケットは、3つの矩形孔を備えて おり、その寸法は本明細書におけるアダプタのピン20の寸法よりも大きい。特 に、この地域の壁ソケットは接地ピンを挿入するための接地ピン孔を含んでいる 。このような壁ソケットには安全機構が組み込まれており、接地ピンを持たない プラグを差し込むことができないようになっている。この状況にうまく対処する ために、図10Aおよび図10Bに示されるように、アダプタ接地ピン74が設 けられている。アダプタ接地ピン74は、電気的絶縁性材料で作られており、実 質的に矩形の角柱形状の細長いピン本体76と、矩形ブロック78を含んでいる 。このアダプタ接地ピン74は、BS型の壁ソケットの接地ピン孔への挿入に適 する寸法と形状である。
【0023】 別の形式のアダプタピンが、図11Aから図12Bに示されており、符号80 で表されている。このようなアダプタピン80は、ベース82と、細長いピン本 体84を有している。ピン本体84の細長い表面の片側に凹部86が設けられて おり、その凹部86はアダプタ80のベース82を通ってスロット88の形で延 びている。従って、導電性ピン20は、アダプタピン80の凹部86中にベース 82の下からスロット88を貫通して収容することができる。ピン20をアダプ タピン80に一層よく固定するために、凹部86中に突起90が設けられており 、ピン20の対応する寸法と形状の開口部92(図4、図6および図7Aを参照 )に係合するようになっている。ピン20が、アダプタピン80に係合する場合 は、ピン20とアダプタピン80の細長いピン本体84とが結合して、外部に露 出するピン20の主要な細長い表面を備える、実質的に矩形の角柱を形成する。 つまり、結合されたピン20とアダプタピン80とは、電気的接触を確立するた めに矩形孔を有する壁ソケットに挿入できる。
【0024】 アダプタピン62、80とアダプタ接地ピン74とは、使用されない場合には 、アダプタ10の本体部分12内に収容できる。特に、図13に示されるように 、アダプタ接地ピン74は、第1本体部14の低部にあるキャビティ内に収容で きる。図14に示されるように、アダプタピン62は、第2本体部16の細長い 円形孔94に収容できる。アダプタピン80については、第2本体部16の細長 い矩形孔96に収容できる。孔94の寸法は、アダプタピン62の各々のベース 64よりも小さいので、アダプタピン62が孔94に収容される場合には、ベー ス64は孔94の外側に残る。同様に、孔96の寸法は、アダプタピン80のベ ース82よりも小さいので、アダプタピン80が孔96内に収容される場合には 、ベース82が孔96の外側に残る。つまり、これらのピン62、74および8 0は、必要に応じて取り出して使用できる。
【0025】 図15Aから図15Cは、ユニバーサルアダプタ10が、米国、カナダ、日本 および台湾において使用されるUL型の壁ソケットに差し込まれる場合のピン2 0と電線52との配置を示す。この構成において、ピン20はアダプタピン62 又は80のいずれにも係合せず、アダプタ10の第1本体部14の開口22を通 って延びている。
【0026】 図16Aから図16Cは、ユニバーサルアダプタ10が、ヨーロッパ各国(英 国を除く)において使用されるVDE型の壁ソケットに差し込まれる場合のピン 20と電線52との配置を示す。この構成において、導電性ピン20は、前述の 方法で電気的に絶縁しているアダプタピン62に係合しており、VDE型の壁ソ ケットの円形孔に挿入するのに適した実質的に円筒状外形を呈している。アダプ タピン62とピン20とは、アダプタ10の内部から第1本体部14の副表面3 2の開口30から抜け出して延びている。
【0027】 図17Aから図17Cは、ユニバーサルアダプタ10が、オーストラリアおよ びニュージーランドにおいて使用されるような、2つの傾斜した平坦な孔を有す る、SAA型の壁ソケットに差込み接続される場合の、ピン20と電線52との 配置を示す。この配置にあっては、ピン20は、アダプタピン62もしくは80 のいずれにも係合せず、また、アダプタ10の第1本体部14にある開口26を 通って延びる。
【0028】 図18Aから図18Cは、ユニバーサルアダプタ10が、英国、香港、シンガ ポールなどにおいて使用されるBS型の壁ソケットに差し込まれる場合の、ピン 20と電線52との配置を示す。このような壁ソケットは、3つの矩形孔を有し 、そのうちの中央のものは接地ピンを収容するためのものである。この構成にお いて、電気的に絶縁しているアダプタ接地ピン74が、アダプタ10の第1本体 部14の開口24´を通って延びている。ピン20は、より大きな寸法の矩形角 柱形状を呈している電気的に絶縁しているアダプタピン80に係合している。ピ ン20に係合するアダプタピン80は、アダプタ10の第1本体部14の開口2 4を通って延びている。
【0029】 本考案は、世界中の種々の形式の壁ソケットに接続して使用するために容易に 調節できる、コンパクトなユニバーサルアダプタ10を提供し、そのソケット孔 36、36´に差し込まれる種々の電気機器に電気を供給できることが分かる。 アダプタ10は、従来の電気プラグに比して著しく大きいものではなく、金属の 構成部品の数が最小限になっているので比較的軽量である。更に、金属の構成部 品の使用を極力減らしたので、製造コストが従来技術のアダプタよりも安価にな る。
【0030】 本考案による第2のユニバーサルアダプタ10Xが、図19Aから図19Bに 示されている。第1のアダプタ10と同じ全体構成を有しており、文字Xを添え た同じ参照符号で表される等価部品を備えている。唯一の主要な相違点は、導電 性ピン20Xとクリップ(図示していないが前述のクリップ50と等価である) との間の内部電気接続にある。
【0031】 各々のピン20Xは、一体的に形成されて電気的に導電性の若干拡大された円 筒形突き合わせ端部54Xを有していることが分かる。前述の電線52は、その 一体部分としてそれぞれの小接片56Xを含んでいる、一対の帯状電気銅導体5 7により置き換えられている。図示のように導体57は、並列に配意され、第2 本体部16Xの内部主表面に縦に配置されており、各々には、表面上の対応する 突起により位置決めするための3つの孔が形成されている。4つの弾性変形可能 な接触タブ57A−57Dを備える各々の導体57が長手方向に沿って一体的に 設けられており、タブは導体57の本体上に折り返されており、第1本体部14 Xの開口22X、24X、26Xおよび30Xと位置合せされている。
【0032】 このように配置されているので、前述のように、2つの本体部14Xと16X と、開口22X、24Xもしくは26Xを貫通して予め挿入されたピン20Xと が互いに係合される場合に、ピン端部54Xが、対応するタブ57A、57Bも しくは57Cと容易に弾性接触状態になる。これはピン20Xの各々のクリップ (前述のクリップ50と等価)に対する小片56X経由の電気的接続をもたらす 。
【0033】 残りのタブ57Dは、対応する開口30Xの内部にぴったりとその一面に配置 されており、前述の方法でアダプタピン62によって形状が変更されるピン20 Xに接触するように用意されている。
【0034】 前述したものは本考案の好ましい実施例を説明したものであり、種々の変形や 変更が、本考案の精神から逸脱することなく行なえることが理解できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案によるユニバーサルアダプタの正面斜視
図である。
【図2】図1に示されるユニバーサルアダプタの背面斜
視図である。
【図3】図1に示されるユニバーサルアダプタの分解組
立図であり、理解を容易にするために導電性ピンを取り
外してある。
【図4】図1に示されるユニバーサルアダプタの第1本
体部と第2本体部との分解組立図である。
【図5】図1に示されるユニバーサルアダプタの第2本
体部の背面斜視図であり、出力ソケットクリップへの接
続を示す。
【図6】図1に示されるユニバーサルアダプタの中間本
体部の背面斜視図であり、接続小接片経由で導電性ピン
への出力ソケットクリップの接続を示す。
【図7A】図6に示される接続小接片と導電性ピンとの
間の接続を示す。
【図7B】図6に示される接続小接片と導電性ピンとの
間の接続を更に示す。
【図8A】図1に示されるユニバーサルアダプタに使用
される第1の形式のアダプタピンの平面図である。
【図8B】図8Aに示される第1の形式のアダプタピン
の側面図である。
【図8C】図8Bの線A−Aに沿った第1の形式のアダ
プタピンの断面図である。
【図9A】図8Aに示される、電線に接続された第1の
形式のアダプタピンの側面図である。
【図9B】図9Aの線B−Bに沿った断面図である。
【図10A】図1に示されるユニバーサルアダプタに使
用される接地ピンの側面図である。
【図10B】図10Aに示される接地ピンの平面図であ
る。
【図11A】図1に示されるユニバーサルアダプタに使
用される第2の形式のアダプタピンの縦側断面図であ
る。
【図11B】図11Aに示される第2の形式のアダプタ
ピンの平面図である。
【図11C】図11Aに示される第2の形式のアダプタ
ピンの平面図である。
【図12A】図11Aに示される第2の形式のアダプタ
ピンの導電性脚の間の係合を示す縦側断面図である。
【図12B】図11Aに示される第2型アダプタピンの
導電性脚の間の係合を示す平面図である。
【図13】図1に示されるユニバーサルアダプタの第1
本体部への接地ピンの収容を示す。
【図14】図1に示されるユニバーサルアダプタの第2
本体部へのアダプタピンの収容を示す。
【図15A】導電性脚が第1の構成である場合の、図1
に示されるユニバーサルアダプタの第1本体部の背面図
である。
【図15B】導電性脚が第1の構成である場合の、図1
に示されるユニバーサルアダプタの側部断面図である。
【図15C】図15Bに示されるユニバーサルアダプタ
の平面断面図である。
【図16A】導電性脚が第2の構成である場合の、図1
に示されるユニバーサルアダプタにある第1本体部の背
面図である。
【図16B】導電性脚が第2の構成である場合の、図1
に示されるユニバーサルアダプタにある第1本体部の側
部断面図である。
【図16C】図16Bに示されるユニバーサルアダプタ
の部分断面平面図である。
【図17A】導電性脚が第3の構成である場合の、図1
に示されるユニバーサルアダプタにある第1本体部の背
面図である。
【図17B】導電性脚が第3の構成である場合の、図1
に示されるユニバーサルアダプタにある第1本体部の側
部断面図である。
【図17C】図17Bに示されるユニバーサルアダプタ
の平面断面図である。
【図18A】導電性脚が第4の構成である場合の、図1
に示されるユニバーサルアダプタにある第1本体部の背
面図である。
【図18B】導電性脚が第4の構成である場合の、図1
に示されるユニバーサルアダプタにある第1本体部の側
部断面図である。
【図18C】図18Bに示されるユニバーサルアダプタ
の底部断面図である。
【図19A】本考案による若干異なったユニバーサルア
ダプタの分解組立図である。
【図19B】図19Aに示されるユニバーサルアダプタ
の、同様の分解組立図である。
【符号の説明】
10 アダプタ 12 本体部分 14 第1本体部 16 第2本体部 18 第3本体部 20 ピン 24 開口 24´ 開口 26 開口 28 主表面 30 孔/開口 34 主表面 36 ソケット孔 36´ ソケット孔 38 係合爪 42 凹部 44 側壁 46 係合爪 48 係合表面 50 クリップ 52 電線 54 接続ブロック 56 小接片 58 接片 60 チャンバ 62 アダプタピン 64 円形ベース 66 ピン本体 68 半球状ヘッド 70 中央スロット 72 ピン20の表面 74 アダプタ接地ピン 76 ピン本体 78 矩形ブロック 80 他のアダプタピン 82 ベース 84 ピン本体 86 凹部 90 突起 92 開口部 94 孔 96 矩形孔 10X 第2のユニバーサルアダプタ 54X 円筒形突き合わせ端部 57 導体

Claims (33)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体および一対の導電性ピン部材を備え
    るユニバーサルアダプタであって、前記本体は少なくと
    も第1端部および第2端部を有し、前記第1端部には少
    なくとも2つの孔が設けられており、前記孔は、電気機
    器のプラグに係合するようになっており、前記孔の各々
    は、前記電気的導電性ピン部材の1つに電気的に接続さ
    れ、前記導電性ピン部材は、壁ソケットに係合するよ
    う、前記第2端部に設けられた複数対の開口の1つを通
    って、選択的に延びることができ、前記少なくとも2対
    の開口は、互いに角度をもって傾斜しており、それによ
    って前記アダプタは、複数の形式の壁ソケットに係合で
    き、前記アダプタは、更に電気的絶縁性材料で作られた
    第3のピン部材を有し、前記第3のピン部材は、前記壁
    ソケットの接地ピン孔に係合するよう、前記本体の前記
    第2端部の開口を通って延びていることを特徴とするユ
    ニバーサルアダプタ。
  2. 【請求項2】 前記対の開口の少なくとも1つが、別の
    前記対の開口に対して直交していることを特徴とする請
    求項1に記載のユニバーサルアダプタ。
  3. 【請求項3】 前記対の開口の少なくとも1つが、別の
    前記対の開口に対して鋭角で傾斜していることを特徴と
    する請求項1に記載のユニバーサルアダプタ。
  4. 【請求項4】 前記対の開口の少なくとも1つが、別の
    前記対の開口に対して鈍角で傾斜していることを特徴と
    する請求項1に記載のユニバーサルアダプタ。
  5. 【請求項5】 少なくとも3対の開口が、前記第2端部
    に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のユ
    ニバーサルアダプタ。
  6. 【請求項6】 前記第2端部に設けられる前記少なくと
    も3対の開口が、互いに角度を有して傾斜していること
    を特徴とする請求項5に記載のユニバーサルアダプタ。
  7. 【請求項7】 前記接地ピン部材が、前記本体の内部に
    完全に収容可能であることを特徴とする請求項1に記載
    のユニバーサルアダプタ。
  8. 【請求項8】 前記本体が、解除可能に係合できる2つ
    の本体部材を有していることを特徴とする請求項1に記
    載のユニバーサルアダプタ。
  9. 【請求項9】 本体および一対の導電性ピン部材を備え
    るユニバーサルアダプタであって、前記本体は少なくと
    も第1端部および第2端部を有し、前記第1端部に少な
    くとも2つの孔が設けられており、前記孔は、電気機器
    のプラグに係合するようになっており、前記孔の各々
    は、前記電気的導電性ピン部材の1つに電気的に接続さ
    れ、前記導電性ピン部材は、壁ソケットに係合するよ
    う、前記第2端部に設けられた複数対の開口の1つを通
    って選択的に延びることができ、前記少なくとも2対の
    開口は、異なる寸法であり、それによって前記アダプタ
    は、複数の形式の壁ソケットに係合でき、前記アダプタ
    は、更に電気的絶縁性材料で作られた第3のピン部材を
    有し、前記第3のピン部材は、壁ソケットの接地ピン孔
    に係合するよう、前記本体の前記第2端部の開口を通っ
    て延びることのできることを特徴とするユニバーサルア
    ダプタ。
  10. 【請求項10】 前記開口が、実質的に矩形であること
    を特徴とする請求項9に記載のユニバーサルアダプタ。
  11. 【請求項11】 前記第2端部に少なくとも3対の開口
    が設けられていることを特徴とする請求項9に記載のユ
    ニバーサルアダプタ。
  12. 【請求項12】 前記接地ピン部材が、前記本体内部に
    完全に収容可能であることを特徴とする請求項9に記載
    のユニバーサルアダプタ。
  13. 【請求項13】 前記本体が、解除可能に係合できる2
    つの本体部材を有していることを特徴とする請求項9に
    記載のユニバーサルアダプタ。
  14. 【請求項14】 本体および一対の導電性ピン部材を備
    えるユニバーサルアダプタであって、前記本体は少なく
    とも第1端部および第2端部を有し、前記第1端部に少
    なくとも2つの孔が設けられており、前記孔は、電気機
    器のプラグに係合するようになっており、前記孔は、前
    記ピン部材に電気的に接続され、前記ピン部材は、壁ソ
    ケットに係合するように、前記第2端部に設けられた複
    数対の開口の1つを通って選択的に延びることができ、
    前記ピン部材が前記対になった開口の1つを通って延び
    る場合には、前記ピン部材の各々が、アダプタ部材に係
    合でき、それによって、前記アダプタが、複数の壁ソケ
    ットに係合できることを特徴とするユニバーサルアダプ
    タ。
  15. 【請求項15】 前記ピン部材が、2つの形式のアダプ
    タ部材に係合可能であることを特徴とする請求項14に
    記載のユニバーサルアダプタ。
  16. 【請求項16】 前記アダプタ部材が、ベース部材およ
    び細長い部材を有し、前記細長い部材が実質的に円筒形
    であることを特徴とする請求項14に記載のユニバーサ
    ルアダプタ。
  17. 【請求項17】 前記アダプタ部材が、前記ピン部材を
    挿入するためのスロットを有していることを特徴とする
    請求項16に記載のユニバーサルアダプタ。
  18. 【請求項18】 前記アダプタ部材が、ベース部材と細
    長い部材を有し、前記細長い部材が、実質的に矩形の角
    柱形状であることを特徴とする請求項14に記載のユニ
    バーサルアダプタ。
  19. 【請求項19】 前記アダプタ部材が、その細長い表面
    の一方に前記ピン部材を収容するための凹部を有してい
    ることを特徴とする請求項18に記載のユニバーサルア
    ダプタ。
  20. 【請求項20】 前記本体が、解除可能に係合できる2
    つの本体部材を有していることを特徴とする請求項14
    に記載のユニバーサルアダプタ。
  21. 【請求項21】 前記アダプタ部材が、前記本体内部に
    完全に収容可能であることを特徴とする請求項20に記
    載のユニバーサルアダプタ。
  22. 【請求項22】 前記本体部材の少なくとも1つが、各
    々少なくとも前記アダプタ部材の一方を収容するための
    複数の凹部を有していることを特徴とする請求項20に
    記載のユニバーサルアダプタ。
  23. 【請求項23】 本体および一対の導電性ピン部材を備
    えるユニバーサルアダプタであって、前記本体は少なく
    とも第1端部および第2端部を有し、前記第1端部に少
    なくとも2つの孔が設けられており、前記孔は、電気機
    器のプラグに係合するようになっており、前記孔は、前
    記ピン部材に電気的に接続され、前記ピン部材は、壁ソ
    ケットに係合するよう、前記第2端部に設けられた複数
    対の開口の1つを通って選択的に延びることができ、前
    記第2端部は、互いに実質的に直交する少なくとも第1
    表面および第2表面を有し、少なくとも一対の開口は、
    前記第1および第2表面の各々に設けられていることを
    特徴とするユニバーサルアダプタ。
  24. 【請求項24】 複数対の開口が、前記第2表面に設け
    られていることを特徴とする請求項23に記載のユニバ
    ーサルアダプタ。
  25. 【請求項25】 前記第1表面に設けられる前記対の開
    口が、実質的に円形であることを特徴とする請求項23
    に記載のユニバーサルアダプタ。
  26. 【請求項26】 少なくとも3対の開口が、前記第2表
    面に設けられることを特徴とする請求項24に記載のユ
    ニバーサルアダプタ。
  27. 【請求項27】 前記第2表面に開口が設けられてお
    り、そこを通して接地ピン部材が延びていることを特徴
    とする請求項23に記載のユニバーサルアダプタ。
  28. 【請求項28】 前記接地ピン部材が、電気的絶縁性材
    料から作られていることを特徴とする請求項27に記載
    のユニバーサルアダプタ。
  29. 【請求項29】 前記接地ピン部材が、前記本体内部に
    完全に収容可能であることを特徴とする請求項27に記
    載のユニバーサルアダプタ。
  30. 【請求項30】 前記本体が、解除可能に係合できる2
    つの本体部材を有することを特徴とする請求項23に記
    載のユニバーサルアダプタ。
  31. 【請求項31】 前記本体が、解除可能に係合できる2
    つの本体部材を有し、前記本体部材が互いに係合される
    ことで、それとの間での電気的接続が行われるよう、対
    応する部材又は前記1つのピン部材と容易に接触する状
    態になるように、前記第1端部の各々の孔は内部導体に
    関連していることを特徴とする請求項1、9、14およ
    び23のいずれか1項に記載のユニバーサルアダプタ。
  32. 【請求項32】 前記導体が、前記本体部材の一方の内
    部表面に配置され、他方の本体部材の前記開口にそれぞ
    れ位置合わせされた部品を有していることを特徴とする
    請求項31に記載のユニバーサルアダプタ。
  33. 【請求項33】 前記導体部品が、弾性変形可能である
    ことを特徴とする請求項32に記載のユニバーサルアダ
    プタ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019129008A (ja) * 2018-01-22 2019-08-01 城下工業株式会社 電源プラグ変換アダプター

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