JP5363896B2 - 空気入りタイヤ - Google Patents
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Description
リブ状陸部の内部のブロックは、一列または複数のブロック列とすることができ、そのブロックの形状は、多角形状のみならず、円形状とすることもできる。
ここで、「細溝」とは、タイヤ転動時の接地面内で対向溝壁が相互に接触する溝をいうものとする。
また好ましくは、タイヤの回転方向を示す模様をタイヤ表面に記されている場合には、車両装着内側に最大溝幅の周溝を配置する。
なお、「ブロック群の基準区域内のブロックの個数a」は、ブロックが基準区域の内外に跨って存在し、一個として数えることができない場合は、ブロックの表面積に対する、基準区域内に残ったブロックの残存面積の比率を用いて数え、例えば、基準区域の内外に跨り、基準区域内にその半分しか存在しないブロックの場合は、1/2個と数えるものとする。
ブロック群の「実接地面積」とは、ブロック群の基準区域内にある全ブロックの総表面積(周溝分を除いた面積)をいうものとし、すなわち、基準ピッチ長さPと幅Wとの積で規定される、上記基準区域の面積から個々のブロックを区画している溝の面積を減算した面積をいうものとする。
また、この構成により、リブ状陸部全体の領域の剛性を確保して、その領域への接地圧および横力に対抗することで、ブロックへの摩耗を低減することができる。
図1は、本発明の空気入りタイヤの一の実施形態を示すトレッドパターンの部分展開図であり、図2(a)は図1のA−A切断部の拡大端面図であり、(b)は図1のB−B切断部の拡大端面図を示す図である。
タイヤ内部の補強構造は、一般的なラジアルタイヤまたはバイアスタイヤのそれと同様であるので、図示を省略する。
相互に隣り合う二本の周溝間、図ではタイヤ赤道線付近にセンターリブ状陸部4を区画し、そして、周溝2,3とトレッド側縁との間にそれぞれのショルダーリブ状陸部5を区画する。
ここでは、それぞれのブロック8をトレッド周方向に千鳥状に配置する。
好ましくは、センターリブ状陸部4には周溝に開口する細溝9を配設する。
好ましくは、ショルダーリブ状陸部5には周溝に開口する細溝15を配設する。
また、ブロック8,12のトレッド周方向長さを5〜25mm、トレッド幅方向長さを5〜25mm、表面積を25〜330mm2の範囲とし、トレッド幅方向に隣接するブロック間距離を2.5〜10mmの範囲とすることができる。
また、ブロック8をトレッド周方向に千鳥状に配置するとともに、ブロック個数密度Dを高く設定して、ブロック8に高負荷が加わった際に隣り合うブロック同士で支え合うようにすることもでき、これによればブロック8の剛性をさらに高めて耐摩耗性を一層向上させることが可能となる。
例えば、広幅周溝2のトレッド踏面に対する角度を75°、狭幅周溝3のトレッド踏面に対する角度を80〜85°とすることができる。
ここで、図1に示すような周溝の溝幅が異なるトレッドパターンでは広幅周溝2の周溝の面取り量を大きくすることが好ましい。
すなわち、ネガティブ率Nが5%未満の場合は、溝面積が小さ過ぎ排水性が不十分となる他、ブロック一つ一つの大きさが大きくなり過ぎて所要のエッジ効果の実現が難しくなるおそれがあり、一方、50%を超えると接地面積が小さくなり過ぎて、操縦安定性が低下する傾向がある。
なお、比較例タイヤは、トレッド部以外の構造については改変を要しないため、実施例タイヤに順ずるものとした。
実施例タイヤ1〜6および、比較例タイヤとのそれぞれにつき、サイズ6J×15のリムに組み付け、内圧220kPaとして、車両に装着し、一般路:高速道:山坂=4:5:1の割合で50000km走行後、周溝の残りの深さを測定し、その測定した深さから耐摩耗性を指数評価した。その評価結果を表2に示す。
なお、表中の指数値は、比較例タイヤの値をコントロールとして求めたものであり、指数が大きいほど、耐摩耗性が優れていることを示す
2 広幅周溝
3 狭幅周溝
4 センターリブ状陸部
5 ショルダーリブ状陸部
4a,5a 面取り部
6,10 ジグザグ溝
7,11 横溝
8 センターブロック
9,15 細溝
12 第一ショルダーブロック
13 第二ショルダーブロック
14 サイプ
P ブロック群の基準ピッチ長さ
W ブロック群の幅
Claims (6)
- トレッド踏面に複数本の周溝を配設し、周溝間でリブ状陸部を区画してなる空気入りタイヤにおいて、
リブ状陸部の内部に、トレッド周方向にジグザグ状に延在する複数のジグザグ溝と、相互に隣り合う当該ジグザグ溝に開口する横溝とによって区画される多数のブロックをトレッド周方向に連続で設け、
リブ状陸部の内部の、ブロックをトレッド周方向に千鳥状に配置してなることを特徴とする空気入りタイヤ。 - リブ状陸部に、周溝に向かって陸部高さが漸減する面取り部を設けてなる請求項1に記載の空気入りタイヤ。
- リブ状陸部に周溝とブロックを区画する溝に対して開口する細溝を有してなる請求項1または2に記載の空気入りタイヤ。
- 最大溝幅の周溝のトレッド踏面に対する傾斜角度を、最小溝幅の周溝のトレッド踏面に対する傾斜角度より大きくしてなる請求項1〜3のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
- タイヤの回転方向を示す模様をタイヤ表面に記されてなる空気入りタイヤにおいて、車両装着内側に最大溝幅の周溝を配置してなる請求項4に記載の空気入りタイヤ。
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