JP5362814B2 - バックホールの品質情報を用いたサービスする基地局の選択 - Google Patents

バックホールの品質情報を用いたサービスする基地局の選択 Download PDF

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Description

関連技術
本出願は、本出願人にその権利が譲渡され、本願において参考文献とされている仮米国特許出願第61/046996号(2008年4月22日に出願された「SYSTEMS AND METHODS FOR BACKHAUL QUALITY INFORMATION EXCHANGE AMONG BASE STATIONS」)に基づいて優先権を主張している。
本開示は、一般に通信に関するものであり、そしてより明確には無線通信ネットワークにおいて端末機に対してサービスする基地局を選択するための複数の技術に関するものである。
無線通信ネットワークは、音声、ビデオ、パケットデータ、メッセージング、ブロードキャスト等のような、様々な通信内容を提供するために広く展開される。これらの無線ネットワークは、利用可能な複数のネットワーク資源を共有することによってマルチプルなユーザをサポートすることが可能であるマルチプルアクセスのネットワークであることができる。そのようなマルチプルアクセスのネットワークの例は、符号分割多元接続(CDMA)ネットワーク、時分割多元接続(TDMA)ネットワーク、周波数分割多元接続(FDMA)ネットワーク、直交FDMA(OFDMA)ネットワークおよび単一キャリアのFDMA(SC−FDMA)ネットワークを含む。
無線通信ネットワークは、多くの端末機に対する通信をサポートすることができる多くの基地局を含むことができる。端末機は、何時でも、ゼロまたは複数の基地局のカバレッジ内にあることができる。1つ以上の基地局が利用可能である場合には、ネットワークのキャパシティを向上すると同時に、端末機について優れたパフォーマンスが達成できるので、端末機をサービスするための適切な基地局を選択することは望ましい。
無線通信ネットワークにおいて、端末機に対してサービスする基地局を選択するための複数の技術が、ここに記述される。ある態様では、サービスする基地局は、複数の候補の基地局のバックホールの品質を考慮に入れることによって選択されることができる。各候補の基地局は、端末機に対してサービスする可能性のある基地局である。サーバーを選択するエンティティは、端末機が最初にネットワークにアクセスするあるいは現在のサービスする基地局からハンドオフされる時に、端末機に対してサービスする基地局を選択することができる。サーバーを選択するエンティティは、端末機、現在のサービスする基地局、または何か他のネットワークエンティティであることができる。サーバーを選択するエンティティは、複数の候補の基地局に関するバックホールの品質情報を得ることができ、そして端末機に対してサービスする基地局を選択するために、この情報を使用することができる。
1つの設計では、基地局は、その現在のバックホールの品質を示すバックホールの品質情報を決定することができる。バックホールの品質情報は、基地局に関するバックホールの残留容量、バックホールの全容量、バックホールの容量の現在のローディングまたは利用、バックホールのエネルギー効率等、を具備することができる。基地局は、サーバーを選択するエンティティ(server selection entity)による使用のために、バックホールの品質情報を伝送することができる。1つの設計では、基地局は、バックホールの品質情報を具備しているオーバーヘッドメッセージ(overhead message)を生成することができ、そして複数の端末機へ空中を通じて、オーバーヘッドメッセージを伝送することができる。別の設計では、基地局は、バックホールの品質情報を具備しているバックホールメッセージ(backhaul message)を生成することができ、そしてサーバーを選択するエンティティとして作動しているネットワーク制御装置または隣の基地局へバックホールを介してこのメッセージを伝送することができる。
別の設計では、サーバーを選択するエンティティは、例えば、各候補の基地局からのバックホールメッセージまたはオーバーヘッドメッセージを介して、端末機に対する少なくとも1つの候補の基地局に関するバックホールの品質情報を受信することができる。サーバーを選択するエンティティはまた、各候補の基地局に関する少なくとも1つの測定基準(metric)を決定することができる。その時、サーバーを選択するエンティティは、少なくとも1つの候補の基地局に関する少なくとも1つの測定基準とバックホールの品質情報に基づいて、端末機に対してサービスする基地局を選択することができる。
なお別の設計では、端末機は、少なくとも1つの候補の基地局の各々からオーバーヘッドメッセージを受信することができる。端末機は、その候補の基地局から受信されるオーバーヘッドメッセージから各候補の基地局に関するバックホールの品質情報を得ることができる。端末機は、バックホールの品質情報に基づいてサービスする基地局の選択を容易にすることができる。1つの設計では、端末機は、バックホールの品質情報に基づいてサービスする基地局を選択することができる。別の設計では、端末機はそれに現在のサービスする基地局へバックホールの品質情報を伝送することができる。現在のサービスする基地局は、(i)端末機に対して新しいサービスする基地局を選択するために、バックホールの品質情報を使用する、または(ii)サーバーを選択するエンティティに対してバックホールの品質情報を転送する、ことができる。
本開示の様々な態様および特徴は、更に詳細に下に記述される。
図1は、無線通信ネットワークを示す図。 図2は、ハイブリッド自動再送(HARQ)を用いたデータ送信を示す図。 図3は、中継を用いた無線通信ネットワークを示す図。 図4は、中継をサポートしているフレーム構造を示す図。 図5は、基地局に関するバックホールの品質情報を運ぶためのプロセスを示す図。 図6は、基地局に関するバックホールの品質情報を運ぶための装置を示す図。 図7は、サーバーの選択を行うプロセスを示す図。 図8は、サーバーの選択を行う装置を示す図。 図9は、バックホールの品質情報を受信するためのプロセスを示す図。 図10は、バックホールの品質情報を受信するための装置を示す図。 図11は、端末機と基地局を示す構成図。
ここに記述される複数の技術は、CDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、SC−FDMAおよび他のネットワークのような、様々な無線通信ネットワークのために使用されることができる。「ネットワーク」および「システム」という用語はしばしば置換可能に使用される。CDMAネットワークは、ユニバーサル地上ラジオアクセス(UTRA)、cdma2000等のような無線技術を実施することができる。UTRAは、広帯域CDMA(WCDMA)およびCDMAのその他複数の変形を含む。cdma2000は、IS−2000、IS−95およびIS−856規格をカバーする。TDMAネットワークは、汎ヨーロッパディジタル移動通信システム(GSM)(登録商標)のような無線技術を実施することができる。OFDMAネットワークは、発展型UTRA(E−UTRA)、ウルトラ・モバイル・ブロードバンド(UMB)、IEEE 802.11(Wi−Fi)、IEEE 802.16(WiMAX)、IEEE 802.20、フラッシュ−OFDM(登録商標)等のような無線技術を実施することができる。UTRAおよびE−UTRAは、ユニバーサル・モバイル・テレコミュニケーション・システム(UMTS)の一部である。3GPPロング・ターム・エボリューション(LTE:Long Term Evolution)およびLTE−アドバンスド(LTE−A:LTE-Advanced)は、ダウンリンクではOFDMAを使用し、アップリンクではSC−FDMAを使用する、E−UTRAを用いたUMTSの新しいリリースである。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTE、LTE−AおよびGSMは、「第3世代パートナシップ計画」(3GPP)と命名された組織からの複数の文書に記載されている。cdma2000およびUMBは、「第3世代パートナシップ計画2」(3GPP2)と命名された組織からの複数の文書に記載されている。
図1は、無線通信ネットワーク100を示し、それは多くの基地局および他のネットワークエンティティを含むことができる。簡単化のため、図1は、2つの基地局120と122、および1つのネットワーク制御装置150のみを示す。基地局は、複数の端末機と通信する固定局であることができ、そしてまたアクセスポイント、ノードB、発展型ノードB(eNB)として参照されることができる。基地局は、特定の地理的なエリア対する通信のカバレッジを提供することができる。基地局のオーバーオールなカバレッジエリアは、より小さな複数のエリアへ分割されることができ、また各より小さなエリアは、それぞれの基地局のサブシステムによってサービスされることができる。用語「セル」は、該用語が使用される文脈に応じて、基地局のカバレッジエリアおよび/またはこのカバレッジエリアをサービスする基地局のサブシステムを指すことができる。
基地局は、マクロセル、ピコセル、フェムトセルおよび/または他のタイプのセルのための通信のカバレッジを提供することができる。マクロセルは、比較的大きな地理的なエリア(例えば、半径において数キロメーター)をカバーすることができ、また無線ネットワークにおけるサービスの申し込みをした全ての端末機に対する通信をサポートすることができる。ピコセルは、比較的小さな地理的なエリアをカバーすることができ、またサービスの申し込みをした全ての端末機に対する通信をサポートすることができる。フェムトセルは、比較的小さな地理的なエリア(例えば、ホーム)をカバーすることができ、またフェムトセルと関連を有する複数の端末機のセット(例えば、ホームの複数の居住者に属している複数の端末機)に対する通信をサポートすることができる。マクロセルのための基地局は、マクロ基地局として称されることができる。ピコセルのための基地局は、ピコ基地局として称されることができる。フェムトセルのための基地局は、フェムト基地局あるいはホーム基地局として称されることができる。
無線ネットワーク100はまた、複数の中継局を含むことができる。中継局は、アップストリーム(upstream)の局からのデータおよび/または他の情報の送信を受信する局であり、そしてダウンストリーム(downstream)の局へ該データおよび/または他の情報の送信を伝送する局である。アップストリームの局は、基地局、別の中継局、または端末機であることができる。ダウンストリームの局は、端末機、別の中継局、または基地局であることができる。中継局はまた、他の複数の端末機のための複数の送信を中継する端末機であることができる。
ネットワーク制御装置150は、複数の基地局のセットに結合されることができ、そしてこれらの基地局に対して調整と制御を提供する。ネットワーク制御装置150は、バックホール124を介して基地局120と、そしてバックホール126を介して基地局122と、通信することができる。基地局120および122はまた、例えば、無線あるいは有線のバックホールを介して直接的にあるいは間接的に互いに通信し合うことができる。各基地局に関するバックホールは、何れのインターフェースを用いて実施されることができ、また何れのキャパシティを有することができる。
端末機110は、無線ネットワーク100によってサポートされる多くの端末機のうちの1つであることができる。端末機110は、固定あるいは移動可能であることができ、そしてまたアクセス端末(AT)、移動局(MS)、ユーザ機器(UE)、加入者ユニット、局等として参照されることができる。端末機110は、携帯電話、携帯情報端末(PDA)、無線モデム、無線通信デバイス、ハンドヘルドデバイス、ラップトップコンピュータ、コードレス電話、無線ローカルループ(WLL)局等であることができる。端末機110は、ダウンリンクおよびアップリンクを介して基地局と通信することができる。ダウンリンク(または順方向リンク)は、基地局から端末機への通信リンクを指し、またアップリンク(または逆方向リンク)は、端末機から基地局への通信リンクを指す。
無線ネットワーク100は、データ送信の信頼性を向上するために、HARQをサポートすることができる。HARQについては、送信機は、データ送信を伝送することができ、そして受信機によって該データが正しく復号されるか、あるいは最大数の送信が伝送されたか、あるいは何か他の終了条件に遭遇するまで、必要とされる場合には、1つまたは複数の追加の送信を伝送することができる。
図2は、HARQを用いたダウンリンク上の実例的なデータ送信を示す。送信のタイムライン(timeline)は、複数のフレームの複数のユニットへ分割されることができる。各フレームは、所定の時間の持続時間、例えば、1ミリセカンド(ms)、をカバーすることができる。フレームはまた、サブフレーム、スロット等として参照されることができる。
基地局120は、端末機110へ伝送するためのデータを有することができる。基地局120は、データパケットを処理し、ダウンリンク上に該パケットの送信を伝送することができる。端末機110は、ダウンリンクの送信を受信し、該受信した送信を復号することができる。端末機110は、パケットが正しく復号された場合には、肯定応答(ACK)を、あるいはパケットが誤って復号された場合には、否定応答(NAK)を伝送することができる。基地局120は、ACK/NAKのフィードバックを受信することができ、NAKを受信した場合には、該パケットの別の送信を伝送し、ACKを受信した場合には、新規のパケットの送信を伝送するか、あるいは終了することができる。パケットの送信およびACK/NAKのフィードバックは、同様の仕方において継続することができる。
0からM−1のインデックスを有するMのHARQのインタレースは、ダウンリンクおよびアップリンクのそれぞれに対して定義されることができ、そこでMは、4、6、8あるいは何か他の値に等しくあることができる。各HARQのインタレースは、Mのフレームだけ離して間隔を空けられた複数のフレームを含むことができる。パケットは、1つのHARQのインタレース上で伝送されることができ、またパケットの全ての送信は、同じHARQのインタレースの異なる複数のフレーム中で伝送されることができる。パケットの各送信は、HARQ送信として称されることができる。
無線ネットワーク100は、例えば、複数のマクロ基地局だけあるいは複数のホーム基地局だけの、1つのタイプのだけの複数の基地局、を備える同種ネットワークであることができる。無線ネットワーク100はまた、例えば複数のマクロ基地局、複数のピコ基地局、複数のホーム基地局、複数の中継局等の異なるタイプの複数の基地局を備えた、異種ネットワークであることができる。これらの異なるタイプの基地局は、異なるパワーレベルで送信し、異なるカバレッジエリアを有し、ならびに無線ネットワークにおける干渉上に異なる影響を有することができる。
端末機110は、マルチプルな複数の基地局のカバレッジ内に在ることができる。これらのマルチプルな複数の基地局のうちの1つは、端末機110をサービスするために選択されることができる。サービスする基地局の選択は、サーバーの選択(server selection)、として称されることができる。最良な受信された信号の品質を有する基地局が、サービスする基地局として選択されることができる。受信された信号の品質は、信号対干渉雑音比(SINR:signal-to-noise-and-interference ratio)、信号対雑音比(SNR)、キャリア対干渉比(C/I)等によって、数量化できる。SINRおよびC/Iは、下の記述の多くの中で受信した信号の品質を示すために使用される。最良のダウンリンクのSINRを有する基地局をサービスする基地局として選択することは、下記の複数の欠点を有することができる:
・マクロ、ピコおよび/またはホームの基地局の混合が存在するときは、効率的でない、
・選択された基地局が、制限されたアソシエーションを有する基地局であり、また端末機110が、該制限されたセットのメンバーでない場合は可能でない、および
・複数の中継局に対しては、効率的でない。
ある態様では、サービスする基地局は、1つまたは複数の測定基準に基づいて選択されることができる。一般に、測定基準は、測定されるまたは指定されることができる1つまたは複数のパラメータに基づいて定義されることができる。幾つかの測定基準は、複数の制約として役立つが、その一方で他のものは、複数の最適化変数(optimization variables)として役立つことができる。複数の制約は、与えられた候補の基地局が、サービスする基地局として選択されることができるかどうかを決定するために使用されることができる。制約は、測定基準が所定のしきい値より上またはより下にあることを必要とすることによって、定義されることができる。しきい値は、基地局の性能に基づいて設定されることができ、あるいは複数の基地局のセットにおける最小または最大の値に対して相対的であることができる。複数の最適化変数は、選択に最も適切な基地局を決定するために使用されることができる。例えば、最良の測定基準を有する候補の基地局が選択されることができ、ここでの「最良」とは、どのように測定基準が定義されるかに依存することができ、また最高のまたは最低の値を指すことができる。選択された候補の基地局は、別の候補の基地局のそれよりも低いSINRを有することができる。このサービスする基地局の選択スキーム(scheme)は、ある複数の利点、例えば、ネットワークにおける減らされた干渉、を提供することができる。
サービする基地局は、1つまたは複数の条件に更に基づいて選択されることができる。条件は、適切な基地局が選択されることを確実にするために使用されることができる。例えば、ホーム基地局は、端末機110がホーム基地局にアクセスすることができるという条件を満たす場合にのみ選択されることができる。別の例として、それが端末機110のQoSトラフィックに対する最低限のサービス品質(QoS)の保証を提供できる場合にのみ、基地局は選択されることができる。
1つの設計では、下記の測定基準が、サービスする基地局を選択するために使用されることができる。
・送信エネルギーの測定基準−送信エネルギーを示す、
・パス損失−基地局と端末機の間のチャネルの利得を示す、
・有効な幾何学−受信された信号の品質を示す、
・見積られたデータレート(projected data rate)−端末機についてサポート可能なデータレートを示す、および
・制御チャネルの信頼性−複数の制御チャネルの信頼性を示す。
各測定基準は、下に詳細に記述される。他の複数の測定基準も、サーバーの選択のために使用されることができる。
上記に与えられた複数の測定基準の何れの組み合わせも、ダウンリンクおよび/またはアップリンクに対してサービスする基地局を選択するために使用されることができる。1つの設計では、単一の基地局が、ダウンリンクとアップリンク上の両方で端末機110をサービスするために選択されることができる。この設計では、ダウンリンクのための最良の基地局が、アップリンクのための最良の基地局と異なる場合には、ダウンリンクとアップリンクの複数の最良の基地局から遠くないサービスする基地局を選択することが望ましい。別の設計では、1つの基地局は、ダウンリンク上で端末機110をサービスするために選択されることができ、そして、別の基地局は、アップリンク上で端末機110をサービスするために選択されることができる。この設計では、各リンクに対してサービスする基地局は、複数の測定基準のうちの何れに基づいて選択されることができる。
送信エネルギーの測定基準は、付加白色ガウス雑音(AWGN:additive white Gaussian noise)のチャネルおよび単一の送信アンテナと単一の受信アンテナを有する1×1のアンテナ構成に関して、以下のように決定されることができる。送信アンテナの出力におけるエネルギーおよび受信アンテナの出力におけるエネルギーは、次のように表されることができる:
Figure 0005362814
ここでは、hは、受信アンテナの出力に対する送信アンテナの出力からのチャネルの利得である、Eb,txは、送信アンテナの出力におけるビットあたりのエネルギーである、Eb,rxは、受信アンテナの出力におけるビットあたりのエネルギーである、Es,rxは、受信アンテナの出力におけるシンボルあたりのエネルギーである、rは、ビット/秒/ヘルツ(bps/Hz)におけるスペクトル効率である、Cは、受信された信号のパワーである、Iは、受信された干渉パワーである。
方程式(1)は、1×1のアンテナの構成および複数のAWGNチャネルに関する送信エネルギーの測定基準を示す。送信エネルギーの測定基準はまた、異なるのアンテナの構成、またはフェーディングする複数のチャネル(fading channels)に対して決定されることができる。
ダウンリンクについては、送信アンテナの出力は、基地局にあり、また受信アンテナの出力は、端末機110にある。アップリンクについては、送信アンテナの出力は、端末機110にあり、また受理アンテナの出力は、基地局にある。Cは、望ましい信号の受信されたパワーである。Iは、望ましい信号に対する熱雑音と干渉の受信されたパワーである。CとIは、受信されたパワーの合計Prxの異なる複数のコンポーネントであることができ、それはPrx=C+Iとして与えられることができる。
Figure 0005362814
の近似は、線形の領域において使用されることができる。その時、方程式(1)は、次のように表されることができる:
Figure 0005362814
ここでは、Es,rx=C/S、Sはシンボルレートであり、そしてp=1/hはパス損失である。
方程式(2)の中で示されたように、送信エネルギーの測定基準Eb,txは、干渉Iおよびパス損失pに比例し、そしてチャネルの利得hおよびシンボルレートSに反比例する。方程式(2)は、ダウンリンクに関する送信エネルギーの測定基準、Eb,tx,DL、と同様にアップリンクに関する送信エネルギーの測定基準、Eb,tx,UL、を計算するために使用されることができる。ダウンリンクに関するパス損失は、基地局によって送信されるパイロットに基づいて見積もられることができる。アップリンクに関するパス損失は、ダウンリンクに関するパス損失と等しくなると仮定されることができる。アップリンク上の干渉は、ダウンリンク上の干渉とは異なることができる。ダウンリンク上の干渉は、端末機110によって測定され、そしてEb,tx,DLを計算するために使用されることができる。各候補の基地局におけるアップリンク上の干渉は、Eb,tx,ULを計算するために使用されることができる。各基地局は、その基地局によって観測される干渉をブロードキャスト(broadcast)することができ、それはEb,tx,ULを計算するために使用されることができる。ダウンリンクとアップリンクの両方に関して、干渉は、送信エネルギーの測定基準が計算されている基地局に依存することができる。更に、干渉は、異なる複数のHARQのインタレースについては異なることができる。この場合は、送信エネルギーの測定基準は、候補の基地局が端末機110に対するデータ送信をスケジュールする可能性のある各アクティブなHARQのインタレースに関して見積もられることができる。
図1に示される例において、基地局120か122かのどちらかが、端末機110に対してサービスする基地局として選択されることができる。基地局120および122は、ダウンリンク上で互いに干渉し合うことができる。Eb,tx,DLは、次のように計算されることができる:
・ダウンリンクに関して干渉の緩和が、基地局120および122の間で行われる場合には、その時に基地局120または122に関するEb,tx,DLを計算するために使用される干渉Iは、他の複数の基地局からの干渉と周囲雑音の合計になる。この状態は、しばしば最低のパス損失を有する基地局の選択に結びつく。
・ダウンリンクに関して干渉の緩和が、基地局120および122の間で行われない場合には、その時に基地局120に関するEb,tx,DLを計算するために使用される干渉Iは、他の複数の基地局はもとより基地局122からの干渉と周囲雑音の合計になる。同様に、基地局122に関するEb,tx,DLを計算するために使用される干渉Iは、基地局120からの干渉を含む。
b,tx,ULもまた、アップリンク上で干渉の緩和が行われるか否かを考慮に入れることによって計算されることができる。
1つの設計では、最低のEb,tx,DLを有する基地局が、ダウンリンク上の干渉を減らすために選択されることができる。最低のEb,tx,ULを有する基地局が、アップリンク上の干渉を減らすために選択されることができる。方程式(2)において示されるように、Eb,txは、パス損失に比例する。最低のパス損失を有する基地局は、干渉を減らし、そしてネットワークのキャパシティを向上するために選択されることができる。この基地局は、例えば、ダウンリンク上で熱制限(thermal limited)されていないことの制限下に置かれる、そのダウンリンクのSINRが弱くあり得る場合にも、選択されることができる。Eb,txの(SINRあるいはC/Iの代わりの)使用は、より少ないパス損失を有する、より低いパワーの基地局の選択に有利であることができ、それはサービスしている端末機110において更に効率的である。
有効な幾何学は、以下のように決定されることができる。基地局に関する名目上の幾何学は、次のように表されることができる:
Figure 0005362814
ここでは、Cavg,kは、基地局kに関する受信された信号のパワーの平均値である、Iavg,kは、基地局kに関する受信された干渉パワーの平均値である、およびGnom,kは、基地局kに関する名目上の幾何学である。
ダウンリンクに関する有効な幾何学は、次のように表されることができる:
Figure 0005362814
ここでは、Im,kは、HARQのインタレースm上の、基地局kに関する受信された干渉パワーである。Fは、基地局kによって割り当てられる複数の資源の典型的な一部(fraction)である、およびGDL,eff,kは、基地局kに関する有効なダウンリンクの幾何学である。
は、典型的な端末機に対して基地局kによって割り当てられることができる複数の資源の一部である。Fは、0と1の間の値(または0≦F≦1)であることができ、そして基地局kによってブロードキャストされるか、または端末機110によって知られることができる。例えば、Fは、ホーム基地局に関しては1に等しくあることができ、マクロ基地局に関しては1より少ない値であることができる。Fはまた、セル中の端末機の数に基づくことができる。Fはまた、各端末機に対して個々に設定されることができ、そして例えば信号方式を介して、端末機に通信されることができる。
方程式(4)は、log(l+C/I)のキャパシティの関数を使用して、各HARQのインタレースに関する幾何学Cavg,k/Im,kをキャパシティに変換する。全てのMのHARQのインタレースの複数のキャパシティは合計され、そして平均のダウンリンクのキャパシティを得るためにMで割られる。その時、有効なダウンリンクの幾何学は、割り当て可能な複数の資源の典型的な量と平均のダウンリンクのキャパシティに基づいて計算される。方程式(4)は、全てのMのHARQのインタレースが、端末機110に対して使用されることができることを仮定する。総和(summation)もまた、MのHARQのインタレースのサブセット上に行なわれることができる。
アップリンクに関する有効な幾何学は次のように表されることができる:
Figure 0005362814
ここでは、IoTm,kは、HARQのインタレースm上での基地局kに関する、熱雑音分の干渉パワー(interference-over-thermal)である、pCoTは、基地局kにおけるアップリンクのパイロットに関する熱雑音に対するキャリアの比(carrier-over-thermal)である、Dは、パイロットPSDに相対的な、期待されるデータのパワースペクトラル密度(PSD)である、およびGUL,eff,kは、基地局kに関する有効なアップリンクの幾何学である。
IoTm,kは、ダウンリンクのパイロットの測定に基づいて端末機110によって見積もられるか、あるいは基地局kによってブロードキャストされることができる。基地局kにおける端末機110に関するpCoTは、アップリンクに対して望ましいパフォーマンスを達成するためのパワー制御のメカニズムを用いて調整されることができる。Dは、基地局kにおける端末機110のためのパイロットPSDと期待されるデータPSDに基づいて決定されることができる。Dはまた、基地局kによって、(例えば、レイヤ1またはレイヤ3の信号方式を介して)割り当てられることができ、または分散されたパワー制御のアルゴリズムを実行している端末機110によって決定されることができる。Dはまた、端末機110のパワーアンプ(PA)の空き高(headroom)、使用されている干渉の緩和のスキーム等に依存することができる。データに関する熱雑音に対するキャリアの比、CoTは、CoT=D・pCoTとして与えられることができる。
方程式(5)は、キャパシティの関数を使用して、各HARQのインタレースに関する幾何学をキャパシティに変換する。その後、方程式(5)は、全てのMのHARQのインタレースのキャパシティを平均し、そして平均のアップリンクのキャパシティに基づいて有効なアップリンクの幾何学を計算する。
方程式(4)および(5)は、それぞれダウンリンクおよびアップリンク上の空中経由の(over-the-air)伝送に対して、有効なダウンリンクおよびアップリンクの幾何学を提供する。基地局は、バックホールを介してネットワークエンティティへデータを伝送することができる。有効なダウンリンクおよびアップリンクの幾何学は、次のように、バックホールの帯域幅を考慮して計算されることができる。
Figure 0005362814
ここでは、Bは、基地局kに関する正規化されたバックホールの帯域幅であり、そしてbps/Hzの複数のユニットで与えられることができる。
各候補の基地局に関する複数の見積られたデータレートは、次のような、有効な幾何学に基づいて決定されることができる:
Figure 0005362814
ここでは、Wは、基地局kに関する利用可能な帯域幅である、RDL,kは、基地局kに関するダウンリンクのための見積られたデータレートである、およびRUL,kは、基地局kに関するアップリンクのための見積られたデータレートである。
は、基地局kに関するシステムの帯域幅の全体であることができる。あるいは、Wは、システムの帯域幅の小部分であることができ、そして基地局kによってブロードキャストされることができる。複数の見積られたデータレートはまた、他の仕方において、例えば、有効な複数の幾何学とは他の複数のパラメータを使用して、決定されることができる。
端末機110は、方程式(2)に基づいて、各候補の基地局のためのダウンリンクおよびアップリンクの送信エネルギーの測定基準、Eb,tx、DLおよびEb,tx、ULを決定することができる。端末機110はまた、各候補の基地局に関するダウンリンクとアップリンクの見積られたデータレートRDL,kとRUL,kおよび/または有効なダウンリンクとアップリンクの幾何学GDL,eff,kとGUL,eff,kを決定することができる。複数の有効な幾何学、複数の見積られたデータレート、および送信エネルギーの複数の測定基準を決定するために使用される様々なパラメータは、端末機110によって測定されるか、複数の候補の基地局によってブロードキャストされるか、あるいは他の仕方において得られることができる。
マクロ基地局は、ピコまたはホーム基地局の有効なダウンリンクの幾何学を向上するために、複数の端末機によって報告される情報に基づいて、特定の複数のHARQのインタレースをリザーブすることができる。これは、例えば、送信エネルギーの測定基準に基づいて、マクロの基地局に優先して、ピコまたはホーム基地局を選択するという結果になることができる。
各候補の基地局に関する測定基準は、上に記述されたように、その基地局に関する複数のパラメータに基づいて決定されることができる。これは、基地局が、バックホールを介して他の複数のネットワークエンティティと通信できる、非中継の配置(deployment)を仮定する。中継の配置については、データは、バックホールに達する前に、1つまたは複数の中継局を介して転送されることができる。測定基準は、中継局の能力を考慮に入れることによって、決定されることができる。
図3は、中継を用いた無線通信ネットワーク102を示す。簡単化のために、図3は、1つの基地局130と1つの中継局132のみを示す。端末機110は、直接アクセスリンク140を介して基地局130と直接に通信することができる。基地局130は、有線のバックホール146を介して、ネットワーク制御装置150と通信することができる。あるいは、端末機110は、中継アクセスリンク142を介して中継局132と通信することができる。中継局132は、中継バックホールリンク144を介して基地局130と通信することができる。
図4は、ネットワーク102のために使用されることができるフレーム構造400を示す。各フレームは、1からSまでのマルチプルな複数のスロットへ分割されることができる。図4の中で示される例において、各フレーム中のスロット1は、中継バックホールリンク144のために使用されることができる。各フレーム中の残りのスロット2からSまでは、直接アクセスリンク140および中継アクセスリンク142のために使用されることができる。一般に、何れの数のスロットが、各リンクのために使用されることができる。
図3に戻って参照し、端末機110は、基地局130への直接アクセスリンク140については、Rの見積られたデータレートを、そして中継局132への中継アクセスリンク142に関しては、Raの見積られたデータレートを、有することができる。中継局132は、基地局130への中継バックホールリンク144については、Rのデータレートを有することができる。RとRは、スペクトル効率によって与えられることができ、そして中継局132に関する見積られたデータレートRは、次のように表されることができる:
Figure 0005362814
方程式(10)は、サービスされている端末機は1つだけであり、そして中継アクセスリンク142および中継バックホールリンク144の間の分割は、最適な仕方において行われることを仮定する。中継アクセスリンク142と中継バックホールリンク144の間の分割が所定である場合(例えば、ある基準に基づいて基地局130によって設定される)、その時は、中継アクセスおよびバックホールの複数のリンクに関する複数のデータレートが(複数のスペクトル効率の代わりとして)計算されることができる。その時、見積られたデータレートRは、R=min(R,R)として与えられることができ、そして直接アクセスリンク140に関するデータレートRと比較されることができる。マルチプルな複数の中継局があるときは、Rの寄与は、中継アクセスリンク142上の空間分割多元接続(SDMA:spatial division multiple access)を説明するために測られる(scaled)ことができる。例えば、同時に送信しているNの中継局がある場合には、Nが使用されることができる。何れの場合においても、方程式(10)の中で示されるように、中継アクセスリンク142および中継バックホールリンク144の両方が、中継局132に関する見積られたデータレートを計算することにおいて考慮されることができる。中継局132に関する送信エネルギーの測定基準Eb,txはまた、中継バックホールリンク144に関するEb,txと中継アクセスリンク142に関するEb,txの合計として計算されることができる。
ダウンリンクおよびアップリンクの送信エネルギーの複数の測定基準、有効なダウンリンクおよびアップリンクの複数の幾何学、見積られたダウンリンクおよびアップリンクの複数のデータレートおよび/または他の複数の測定基準が、各候補の基地局に対して決定されることができる。該複数の測定基準は、様々な仕方において、サーバーの選択のために使用されることができる。幾つかの設計では、複数の測定基準は、サービスする基地局を選択するために直接使用されることができる。例えば、1つの設計では、最も高いRDL,kおよび/または、最も高いRUL,kを備えた基地局が、端末機110に関する最も高いデータレート得るために選択されることができる。別の設計では、最低のEb,tx,DLおよび/または、最低のEb,tx,ULを備えた基地局が、それぞれダウンリンクおよびアップリンク上の最小の干渉を得るために選択されることができる。
他の複数の設計では、マルチプルな複数の測定基準は、オーバーオールな測定基準を得るための関数に基づいて組み合わせられることができる。その時、最良のオーバーオールな測定基準を備えた基地局が選択されることができる。1つの設計では、複数の所定のしきい値より下のEb,tx,ULおよび/または、Eb,tx,DLを備えた、全ての基地局中で最も高いRUL,kおよび/または、RDL,kを備えた基地局が、選択されることができる。この設計は、干渉を複数のターゲットレベルより下で維持していると同時に、端末機110に対する最も高いデータレートを提供することができる。この設計については、オーバーオールな測定基準は、RDL,kおよび/またはRUL,kに基づいて定義されることができ、そしてEb,tx,DLおよび/または、Eb,tx,ULが複数の所定のしきい値を超える場合には、ゼロに設定されることができる。
1つまたは複数の制御チャネルは、ダウンリンクとアップリンク上のデータ送信をサポートするために使用されることができる。サービスする基地局は、望ましい信頼性が全ての制御チャネルのために達成されるように選択されることができ、それは信頼性のある複数のデータサービスを確実にすることができる。制御チャネルのパフォーマンスは、その受信された信号の品質によって決定されることができ、それはSINR、SNR、C/I、CoT等によって与えられることができる。各制御チャネルの受信された信号の品質は、測定され、そして制御チャネルが十分に信頼できるかどうかを決定するために、適切なしきい値に対して比較されることができる。制御チャネルの信頼性はまた、誤り率および/または他の複数の測定基準に基づいて決定されることができる。複数の制御チャネルが十分に信頼できると見なされた場合に、基地局は選択されることができる。一般に、制御チャネルの信頼性は、受信された信号の品質(例えば、SINR、SNR、C/I、CoT等)、制御チャネルのパフォーマンス(例えば、メッセージの誤り率、消去率(erasure rate)等)および/または、他の情報に基づいて、確認(ascertained)されることができる。制御チャネルは、その受信された信号の品質が所定のしきい値を超える、その誤り率または消去率が所定のしきい値より下である、等の場合に制御チャネルの信頼性を満たすと見なされることができる。
サービスする基地局はまた、端末機および/またはネットワークユーティリティの複数の測定基準に基づいて選択されることができる。1つの設計では、ネットワークユーティリィティの測定基準は、次のうちの1つに従って各候補の基地局に関して定義されることができる:
Figure 0005362814
ここでは、Tl,kは、基地局kによってサービスされる端末機lの処理能力である、Lは、基地局kによってサービスされる端末機の数である、およびUは、基地局kに関するネットワークユーティリティの測定基準である。
方程式(11)は、基地局kによってサービスされる全ての端末機の処理能力の算術平均を提供し、そしてオーバーオールな処理能力を最大限にするために使用されることができる。方程式(12)は、複数の端末機の処理能力の対数平均を提供し、そして釣り合った公平性(proportional fairness)を達成するために使用されることができる。方程式(13)は、複数の端末機の処理能力の調和平均を提供し、そして等しいサービス程度(GoS)を達成するために使用されることができる。複数の基地局からなる1セットの複数の処理能力の平均は、これらの基地局に関するオーバーオールなユーティリティーの測定基準U、または全体の処理能力を得るために合計されることができる。サービスする基地局は、異なる複数の候補の基地局のユーティリィティの複数の測定基準U、オーバーオールなユーティリィティの測定基準U、および/または、送信エネルギーの測定基準Eb,tx,DLおよび/またはEb,tx,UL、有効な幾何学GDL,eff,kおよび/またはGUL,eff,k、見積られたデータレートRDL,kおよび/またはRUL,k等のような他の複数の測定基準に基づいて決定されることができる。
各基地局は、バックホールを介してコアネットワークと通信することができる。最新の複数のコミュニケーションネットワークでは、異なる基地局のバックホールの品質の複数のパラメータは、類似していると仮定される。従って、バックホールの品質は、サーバーを選択するための考慮に入れられない。
端末機110は、マルチプルな複数の基地局の近辺内に在ることができ、それは、時間と共に変動することができる非常に異なるバックホールの品質を有することができる。バックホールの品質における幅広いバリエーションは、異なるタイプの複数の基地局を備えた異種ネットワークにおいてより一般的であることができ、それはコアネットワークに対して異なる複数のタイプのバックホールを有することができる。基地局のバックホールの品質は、端末機110に対してサービスするための、基地局の能力を制限することができる。
別の態様では、複数の候補の基地局のバックホールの品質を考慮に入れることによって、端末機110に対してサービスする基地局が選択されることができる。サーバーを選択するエンティティ(または、決定するエンティティ)は、該端末機が最初にネットワークにアクセスする、あるいは現在のサービスする基地局からハンドオフされるときに、端末機110に対してサービスする基地局を選択することができる。サーバーを選択するエンティティは、端末機110、現在のサービスする基地局、あるいは何か他のネットワークエンティティであることができる。サーバーを選択するエンティティは、複数の候補の基地局に関するバックホールの品質情報を得ることができ、そして端末機110に対してサービスする基地局を選択するためにこの情報を使用することができる。サーバーを選択するエンティティは、様々な仕方において複数の候補の基地局に関するバックホールの品質情報を得ることができる。
1つの設計では、基地局は、空中を通じてブロードキャストされることができるオーバーヘッドメッセージの中で、そのバックホールの品質を通知することができる。端末機110は、端末機によって検出された複数の候補の基地局から複数のオーバーヘッドメッセージを受信することができる。端末機110は、複数のオーバーヘッドメッセージに基づいて、複数の候補の基地局の現在のバックホールの品質を確かめることができる。1つの設計では、端末機110は、サーバーを選択するエンティティであることができ、そして複数の候補の基地局のバックホールの品質を考慮に入れることによって、それにサービスする基地局を選択することができる。別の設計では、サーバーを選択するエンティティは、端末機110以外のエンティティであることができる。その時、端末機110は、例えば、拡張されたパイロットレポートの一部として、サービスする基地局へ複数の候補の基地局に関するバックホールの品質情報を伝送することができる。1つの設計では、サービスする基地局は、サーバーを選択するエンティティであり、そして端末機110に対して新しいサービスする基地局を選択するためにバックホールの品質情報を使用することができる。別の設計では、サービスする基地局は、サーバーを選択するエンティティではない。その場合にサービスする基地局は、端末機110に対して新しいサービスする基地局を選択するために使用するサーバーを選択するエンティティへ、端末機110から受信されるバックホールの品質情報を転送することができる。全ての設計について、バックホールの品質の空中経由の通知は、ハンドオフを決定するエンティティが、近隣における異なる複数の基地局の間に適切なバックホールの接続性(connectivity)がないときでさえも、複数の候補の基地局に関するバックホールの品質情報を得ることを可能にすることができる。
別の設計では、基地局は、例えば、異なる複数の基地局の間のバックホールを使用して、その近辺の他の複数の基地局にそのバックホールの品質を報告することができる。その時、各基地局は、隣の複数の基地局のバックホールの品質を考慮に入れることによって、その複数の端末機に対するサーバーの選択を行うことができる。
なお別の設計では、基地局は、サーバーを選択するエンティティとして機能しているネットワークエンティティに、(例えば、バックホールを介して)そのバックホールの品質を報告することができる。その時、ネットワークエンティティは、複数の候補の基地局のバックホールの品質を考慮に入れることによって、複数の端末機に対するサーバーの選択を行うことができる。
基地局は、例えば、複数の端末機へ空中を通じて伝送されるオーバーヘッドメッセージの中で、あるいは1つまたは複数のネットワークエンティティへ伝送されるバックホールメッセージの中で、そのバックホールの品質を周期的に運ぶことができる。基地局に関するバックホールの品質情報は、例えば、基地局に関するバックホールの残留容量、バックホールの全容量、バックホールの容量の現在のローディング/利用、バックホールのエネルギー効率等を含むことができる。バックホールのエネルギー効率は、バックホールが、(例えば、中継基地局に関する)無線バックホールリンクである場合は、特に適切であることができ、それはRFチャネルの複数の変動によって変化することができる。
サーバーを選択するエンティティは、例えば、複数のオーバーヘッドメッセージおよび/または複数のバックホールメッセージを介して、端末機110に関する全ての候補の基地局の現在のバックホールの品質を得ることができる。サーバーを選択するエンティティは、例えば、最初のアクセスまたはハンドオフに関して、端末機110に対してサービスする基地局を選択するためにこの情報を使用することができる。従って、サーバーを選択するエンティティは、サービスする基地局を選択するために通常使用されることができる他の複数の測定基準(例えば、アクセスチャネルの品質)に加えて、各候補の基地局に関連したバックホールの品質/コストについての情報を有することができる。これは、サーバーを選択するエンティティが、端末機110にサービスするためのより適切な基地局を選択することを可能にすることができる。
一般に、サーバーの選択は、端末機110、あるいは基地局またはネットワーク制御装置のようなネットワークエンティティによって行なわれることができる。複数の基地局は、端末機110に複数の測定基準を計算することを可能にするために、(例えば、ブロードキャストおよび/またはユニキャストの複数のチャネルを介して)情報を伝送することができる。その時、端末機110は、計算された複数の測定基準および利用可能な情報に基づいてサービスする基地局を選択することができる。あるいは、端末機110は、ネットワークエンティティへ、計算された複数の測定基準および/または他の情報を伝送することができる。その時、ネットワークエンティティは、利用可能な情報に基づいて端末機110に対してサービスする基地局を選択することができる。サービスする基地局は、ハンドオーバメッセージあるいは何か他のメッセージを介して、端末機110へ通信されることができる。
基地局は、サーバーの選択に使用されることができる様々なタイプの情報を伝送することができる。1つの設計では、基地局は、例えば、ブロードキャストのチャネルを介して、次のうちの1つまたは複数を伝送することができる:
・ダウンリンクとアップリンク上の利用可能な複数のHARQのインタレースの複数のインデックスおよび/または数、
・端末機に対して割り当てられることができる複数の資源の一部F
・異なる複数のHARQのインタレースおよび/または異なる周波数の複数のサブバンドに関する複数の干渉レベルIm,k、例えば、実際および目標の値、
・ダウンリンクおよびアップリンク上の中間または末尾のデータレート、
・複数のQoS保証、例えば、50msのレイテンシが達成できるかどうか、
・バックホールの品質情報、例えば、バックホールの帯域幅B等、
・等価等方放射電力(EIRP)、
・最大のパワーアンプ(PA)の出力パワー、
・受信機の雑音指数、および
・バッテリー式である場合は、基地局のバッテリーのパワーレベル。
上に記述されるように、M、F、Im,kおよびBのような幾つかのパラメータは、複数の測定基準を計算するために使用されることができる。複数のQoS保証、中間または末尾の複数のデータレート等のような他の複数のパラメータは、複数の制約として使用されることができる。EIRPおよび最大のPAの出力パワーは、パス損失を見積るために使用されることができ、それは次に複数の測定基準を計算するために使用されることができる。IoTと関連する雑音指数は、干渉パワーの合計を計算するために使用されることができる。バッテリー式である場合、基地局のバッテリーのパワーレベルは、基地局に接続している複数の端末機に関する複数のハンドオフの決定を行うために使用されることができる。
基地局はまた、例えば、ユニキャストのチャネルを介して、次のうちの1つまたは複数を伝送することができる:
・予期されるユーザ経験、
・例えば、パス損失の差異(differential)に関する、別の基地局へのハンドオフの境界のバイアス、および
・端末機が基地局の外および内に手渡されることによる、ネットワークのユーティリティーにおいて予期される変化。
端末機110は、サーバーの選択を行うネットワークエンティティへ(例えば、拡張されたパイロットレポートの中で)次のうちの1つまたは複数を伝送することができる:
・候補のおよび干渉する複数の基地局の複数のパイロットの強さ、
・候補のおよび干渉する複数の基地局に対するパス損失、
・計算される複数の測定基準、例えば、送信エネルギーの測定基準、名目上の幾何学、有効な複数の幾何学および/または各候補の基地局に関する見積られた複数のデータレート、
・他の複数の基地局から受信したブロードキャストの情報、および
・端末機110の現在のパフォーマンス、例えば、データレート、レイテンシ等。
最初のアクセスについては、端末機110は、端末機110によって得られる複数の測定および複数の候補の基地局からのブロードキャストの情報に基づいてサーバーの選択を行うことができる。端末機110はまた、最初の接続を確立するために最良のダウンリンクのSINRを使用することができる。ハンドオフについては、端末機110は、複数の候補の基地局へ拡張された複数のパイロットレポートを伝送することができ、そしてサーバーの選択のために使用されることができるユニキャストおよび/またはブロードキャストの情報を受信することができる。
一般に、パイロットの複数の測定は、複数の基地局および複数の中継局によって送信される何れのタイプのパイロットに基づいて行われることができる。例えば、複数の測定は、複数の基地局によって送信される複数の標準パイロットに基づいて行われることができ、そして同期、獲得等のために、複数の端末機によって使用されることができる。複数の測定はまた、低い再使用の複数のパイロットまたは複数のプリアンブル(LRPs:low reuse pilots or preambles)に基づいて行われることができ、それらは、与えられた時間および/または周波数の資源上で、より少ない複数の基地局および/または複数の中継局によって、低い時間および/または周波数の再使用を用いて送信される複数のパイロットである。低い再使用の複数のパイロットは、より少ない干渉を観測することができ、また従って複数のより正確なパイロットの測定という結果になることができる。
図5は、バックホールの品質情報を運ぶためのプロセス500の設計を示す。プロセス500は、(下記に述べられるような)基地局あるいは何か他のエンティティ(例えば、中継局)によって行なわれることができる。基地局は、その現在のバックホールの品質を示すバックホールの品質情報を決定することができる(ブロック512)。バックホールの品質情報は、基地局に関するバックホールの残留容量、バックホールの全容量、バックホールの容量の現在のローディングまたは利用、バックホールのエネルギー効率、および/または他の情報を具備することができる。
基地局は、端末機に対してサービスする基地局を選択するための、サーバーを選択するエンティティによる使用のために、バックホールの品質情報を伝送することができる(ブロック514)。1つの設計では、基地局は、バックホールの品質情報を具備しているオーバーヘッドメッセージを生成することができ、そしてそのオーバーヘッドメッセージを複数の端末機へ空中を通じて伝送することができる。別の設計では、基地局は、バックホールの品質情報を具備しているバックホールメッセージを生成することができ、少なくとも1つのネットワークエンティティに対して、バックホールを介してそのメッセージを伝送することができる。該少なくとも1つのネットワークエンティティは、サーバーを選択するエンティティとして作動しているネットワーク制御装置あるいは少なくとも1つの隣の基地局を具備することができる。基地局は、その現在のバックホールの品質を運ぶためにバックホールの品質情報を周期的に伝送することができる。
図6は、バックホールの品質情報を運ぶための装置600の設計を示す。装置600は、基地局に関するバックホールの品質情報を決定するためのモジュール612、および端末機に対してサービスする基地局を選択するための、サーバーを選択するエンティティによる使用のために、基地局からのバックホールの品質情報を伝送するためのモジュール614を含む。
図7は、サーバーの選択を行うためのプロセス700の設計を示す。プロセス700は、サーバーを選択するエンティティによって行なわれることができ、それは端末機、端末機対する現在のサービスする基地局、あるいは何か他のネットワークエンティティであることができる。サーバーを選択するエンティティは、各候補の基地局が、端末機に対してサービスする可能性のある基地局である状態で、端末機に対する少なくとも1つの候補の基地局に関するバックホールの品質情報を受信することができる(ブロック712)。1つの設計では、サーバーを選択するエンティティは端末機であることができる。端末機は、各候補の基地局からオーバーヘッドメッセージ受信することができ、そしてオーバーヘッドメッセージから、各候補の基地局に関するバックホールの品質情報を得ることができる。別の設計では、サーバーを選択するエンティティは、現在のサービスする基地局またはネットワーク制御装置であることができる。サーバーを選択するエンティティは、バックホールを介して、各候補の基地局からメッセージを受信することができ、そして該メッセージから候補の基地局に関するバックホールの品質情報を得ることができる。
サーバーを選択するエンティティはまた、各候補の基地局に関する少なくとも1つの測定基準を決定することができる(ブロック714)。各候補の基地局に関する少なくとも1つの測定基準は、送信エネルギーの測定基準、有効な幾何学の測定基準、見積られたデータレートの測定基準、ユーティリティーの測定基準、および/または他の複数の測定基準を具備することができる。サーバーを選択するエンティティは、少なくとも1つの候補の基地局に関する、少なくとも1つの測定基準およびバックホールの品質情報に基づいて、端末機に対してサービスする基地局を選択することができる(ブロック716)。1つの設計では、端末機は、それにサービスする基地局を選択するためにプロセス700を行うことができる。別の設計では、現在のサービスする基地局は、端末機に対して新しいサービスする基地局を選択するためにプロセス700を行うことができる。なお別の設計では、端末機に対してサービスする基地局を選択するように指定されたネットワークエンティティが、プロセス700を行うことができる。
図8は、サーバーの選択を行うための装置800の設計を示す。装置800は、端末機に対する少なくとも1つの候補の基地局に関するバックホールの品質情報を受信するためのモジュール812、各候補の基地局に関する少なくとも1つの測定基準を決定するためのモジュール814、および少なくとも1つの候補の基地局に関する少なくとも1つの測定基準およびバックホールの品質情報に基づいて、端末機に対してサービスする基地局を選択するためのモジュール816を含む。
図9は、バックホールの品質情報を受信するためのプロセス900の設計を示す。プロセス900は、(下記に述べられるような)端末機あるいは何か他のエンティティ(例えば、中継局)によって行なわれることができる。端末機は、端末機に対する少なくとも1つの候補の基地局の各々からオーバーヘッドメッセージを受信することができる(ブロック912)。端末機は、その候補の基地局から受信されるオーバーヘッドメッセージから各候補の基地局に関するバックホールの品質情報を得ることができる(ブロック914)。
端末機は、少なくとも1つの候補の基地局に関するバックホールの品質情報に基づいて、端末機に対してサービスする基地局の選択を容易にすることができる(ブロック916)。ブロック916の1つの設計では、端末機は、少なくとも1つの候補の基地局に関するバックホールの品質情報に基づいて、それにサービスする基地局を選択することができる。ブロック916の別の設計では、端末機は、それの現在のサービスする基地局へバックホールの品質情報を伝送することができる。例えば、端末機は、バックホールの品質情報を具備している拡張されたパイロットレポートを生成することができ、そして現在のサービスする基地局へ該レポートを伝送することができる。
図10は、バックホールの品質情報を受信するための装置1000の設計を示す。装置1000は、端末機に対する少なくとも1つの候補の基地局の各々からオーバーヘッドメッセージを受信するためモジュール1012、その候補の基地局から受信されたオーバーヘッドメッセージから各候補の基地局に関するバックホールの品質情報を得るためのモジュール1014、および少なくとも1つの候補の基地局に関するバックホールの品質情報に基づいて、端末機に対してサービスする基地局の選択を容易にするためのモジュール1016を含む。
図6、8および10における複数のモジュールは、複数のプロセッサ、複数のエレクトロニクスデバイス、複数のハードウェアデバイス、複数のエレクトロニクスコンポーネント、複数の論理回路、複数のメモリ等、あるいはそれらの何れの組み合わせを具備することができる。
図11は、端末機110と基地局120の設計の構成図を示す。この設計では、基地局120は、Tのアンテナ1134aから1134tまでを装備され、および端末機110は、Rのアンテナ1152aから1152rまでを装備される、ここでは一般にT≧1およびR≧1である。
基地局120では、送信するプロセッサ1120は、データ送信装置1112から1つまたは複数の端末機に関するデータを受信し、1つまたは複数の変調および複数のコーディングスキームに基づいて各端末機に関するデータを処理し(例えば、符号化するおよび変調する)、そして全ての端末機に対して複数のデータシンボルを提供することができる。送信するプロセッサ1120はまた、制御装置/プロセッサ1140からブロードキャストおよび制御情報(例えば、サーバーの選択のために使用される情報)を受信し、該情報を処理し、そして複数のオーバーヘッドシンボルを提供することができる。送信する(TX)多入力多出力(MIMO:multiple-input multiple-output)プロセッサ1130は、複数のデータシンボル、複数のオーバーヘッドシンボル、および複数のパイロットシンボルを多重化することができる。プロセッサ1130は、多重化された複数のシンボルを処理し(例えば、事前コード化する)、そしてTの変調器(MOD)1132aから1132tまでに対してTの出力されるシンボルストリームを提供することができる。各変調器1132は、出力されるサンプルストリームを得るために、それぞれの出力されるシンボルストリームを(例えば、OFDM、CDMA等のため)処理することができる。各変調器1132は、ダウンリンクの信号を得るために出力されるサンプルストリームを更に処理する(例えば、アナログへ変換する、増幅する、フィルタするおよびアップコンバートする)ことができる。変調器1132aから1132tまでからのTのダウンリンクの信号は、それぞれTのアンテナ1134aから1134tまでを介して送信されることができる。
端末機110では、Rのアンテナ1152aから1152rまでは、基地局120から複数のダウンリンクの信号を受信し、また複数の受信された信号を、それぞれ復調器(DEMOD)1154aから1154rまでに提供することができる。各復調器1154は、受信された複数のサンプルを得るために、それぞれの受信された信号を調える(例えば、フィルタする、増幅する、ダウンコンバートするおよびデジタル化する)ことができ、そして受信された複数のシンボルを得るために、受信された複数のサンプルを(例えば、OFDM、CDMA、等のため)更に処理することができる。MIMOの検出器1160は、(適用可能である場合には)全てのRの復調器1154aから1154rまでから受信された複数のシンボル上にMIMOの検出を行ない、そして検出された複数のシンボルを提供することができる。受信するプロセッサ1170は、検出された複数のシンボルを処理し(例えば、復調するおよび復号する)、端末機110に関する復号されたデータをデータ受信装置1172へ提供し、そして制御装置/プロセッサ1190へ復号されたブロードキャストおよび制御情報を提供することができる。チャネルプロセッサ1194は、サーバーの選択に使用される複数のパラメータ(例えば、チャネルの利得h、パス損失p、信号のパワーC、干渉I等)に関する複数の測定を行うことができる。
端末機110における、アップリンク上では、データ送信装置1178からのデータと制御装置/プロセッサ1190からの制御情報(例えば、サーバーの選択、あるいは選択されたサービスする基地局を確定するために使用される情報)は、送信するプロセッサ1180によって処理され、(適用できる場合には)TX MIMOプロセッサ1182によって事前コード化され、変調器1154aから1154rまでによって調えられ、そしてアンテナ1152aから1152rまでを介して送信されることができる。基地局120では、端末機110からの複数のアップリンクの信号は、複数のアンテナ1134によって受信され、複数の復調器1132によって調えられ、MIMO検出器1136によって検出され、そして端末機110によって送信される制御情報およびデータを得るために、受信するプロセッサ1138によって処理されることができる。
複数の制御装置/複数のプロセッサ1140および1190は、それぞれ基地局120および端末機110におけるオペレーションを管理することができる。基地局120におけるプロセッサ1140および/または他の複数のプロセッサおよび複数のモジュールは、図5におけるプロセス500、図7におけるプロセス700および/または、ここに記述される複数の技術に関する他の複数のプロセスを行うまたは管理することができる。端末機110における、プロセッサ1190および/または他の複数のプロセッサおよび複数のモジュールは、図7におけるプロセス700、図9におけるプロセス900および/または、ここに記述される複数の技術に関する他の複数のプロセスを行うまたは管理することができる。メモリ1142と1192は、それぞれ基地局120および端末機110のためのデータとプログラムの複数のコードを格納することができる。スケジューラ1144は、アップリンクおよび/またはダウンリンク上の複数の送信のために複数の端末機をスジュールすることができ、そしてスケジュールされた複数の端末機に対して複数の資源を割り当てることができる。通信(Comm)装置1146は、バックホールを介して、他の複数の基地局およびネットワーク制御装置150との通信をサポートすることができる。
当業者は、情報および複数の信号が、様々な異なる科学技術および専門技術の何れを使用しても、表されることができることを理解するだろう。例えば、上の記述の全体にわたって、参照されることができるデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁気のフィールドまたはパーティクル(particles)、光学のフィールドまたはパーティクル、あるいはそれらの何れの組み合わせによって、表わされることができる。
当業者は、この開示に関連して記述された、様々な例示的な、論理ブロック(logical blocks)、モジュール、回路、およびアルゴリズムのステップは、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、あるいは両方の組み合わせとして、実施されることができることを、更に評価するだろう。明白にハードウェアとソフトウェアのこの互換性を例示するために、様々な例示的なコンポーネント、ブロック、モジュール、回路およびステップは、概してそれらの機能性の点から、上に記述されている。そのような機能性が、ハードウェアまたはソフトウェアとしてインプリメントされるかどうかは、オーバーオールなシステムに課された特定のアプリケーションおよび設計の制約に依存する。当業者は、それぞれの特定のアプリケーションに関するに多様の仕方(ways)において、該記述された機能性を実施することができるが、そのような実施の決定は、本開示の範囲から逸脱すると解釈されるべきでない。
この開示に関連して記述される、様々な例示的な、論理ブロック、モジュール、および回路は、一般目的のプロセッサ、デジタル・シグナル・プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブル(programmable)ゲートアレー(FPGA)あるいは他のプログラマブル論理デバイス、個別のゲートまたはトランジスタロジック、個別のハードウェアコンポーネント、あるいはここに記述された複数の機能を行うために設計されたそれらの何れの組み合わせによって実施されるまたは行われることができる。一般目的のプロセッサは、マイクロプロセッサであることができるが、その代わりにおいて、プロセッサは、何れの従来型のプロセッサ、制御装置、マイクロコントローラーまたはステート(state)マシンであることができる。プロセッサはまた、例えば、DSPとマイクロプロセッサの組み合わせ、複数のマイクロプロセッサ、DSPのコアと結合している1つまたは複数のマイクロプロセッサ、あるいは他の同様な構成等の、コンピューティングデバイスの組み合わせとして、実施されることができる。
この開示に関連して記述されるアルゴリズムまたは方法の複数のステップは、ハードウェアにおいて、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールにおいて、あるいは2つの組み合わせにおいて、直接具体化(embodied)されることができる。ソフトウェアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD−ROM、または当技術において知られる記憶媒体の何れの他の形において、常駐する(reside)ことができる。典型的な記憶媒体は、プロセッサが記憶媒体から情報を読みならびにそれに情報を書くことができるように、プロセッサに結合されることができる。代わりにおいて、記憶媒体は該プロセッサに不可欠であることができる。プロセッサと記憶媒体は、ASICに常駐することができる。ASICは、ユーザ端末機に常駐することができる。代わりにおいて、プロセッサと記憶媒体は、ユーザ端末機の個別のコンポーネントとして常駐することができる。
1つまたは複数の典型的な設計では、記述された複数の機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェアあるいはそれらの何れの組み合わせにおいて実施されることができる。ソフトウェアにおいて実施される場合は、複数の機能は、コンピュータ可読媒体上でコードあるいは1つまたは複数の命令として送信されるあるいは格納されることができる。コンピュータ可読媒体は、1つの場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を容易にする何れの媒体を含む通信媒体と、コンピュータの記憶媒体との両方を含む。記憶媒体は、一般目的あるいは専用目的のコンピュータによってアクセスされることができる何れの利用可能な媒体であることができる。限定としてではなく、例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMまたは他の光ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置、あるいは他の磁気ディスク記憶装置のデバイス、あるいは複数のデータ構造または複数の命令の形式において望ましいプログラムコードの手段を格納するあるいは運ぶために使用されることができ、そして一般目的または専用目的のプロセッサあるいは一般目的または専用目的のコンピュータによってアクセスされることができる、何れの他の記憶媒体を具備することができる。更に、何れの接続は、コンピュータ可読媒体と厳密には称されることができる。例えば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、あるいは赤外線、電波、およびマイクロ波のような無線技術を使用して、ウェブサイト、サーバーあるいは他のリモートのソースから送信される場合は、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、DSL、あるいは赤外線、電波、およびマイクロ波のような無線技術は、媒体の定義に含まれる。ここに使用されるディスク(Disk)およびディスク(disc)は、コンパクト・ディスク(CD)、レーザーディスク(登録商標)、光ディスク、ディジタルビデオディスク(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスクおよびブルーレイディスクを含んでいる、ここではディスク(disks)は、通常磁気的にデータを再生し、一方ディスク(discs)は、レーザーを用いて光学的にデータを再生する。上記の複数の組み合わせもまた、コンピュータ可読媒体の範囲内に含まれるべきである。
本開示についての前の記述は、何れの当業者が、本開示を作るあるいは利用することができるようにするために提供される。本開示に対する様々な変更(modification)は、当業者にとっては、容易に(readily)明白であることができ、ここに定義された一般的な(generic)複数の法則は、本開示の精神または範囲から外れることなく、他のバリエーション(variation)へ応用されることができる。従って、本開示は、ここに記述される複数の例および複数の設計に制限されるようには意図されず、ここに開示される複数の法則および複数の新規の特徴と一致する最も広い範囲を与えられることになる。
以下に、本願の出願当初請求項に記載された発明を付記する。
[1]
下記を具備する、無線通信のための方法:
基地局に関するバックホールの品質情報を決定すること;および
端末機に対してサービスする基地局を選択するためのサーバーを選択するエンティティによる使用のために、前記基地局から前記バックホールの品質情報を伝送すること。
[2]
上記[1]に記載の方法、ここにおいて前記バックホールの品質情報を前記伝送することは下記を具備する、
前記基地局に関する前記バックホールの品質情報を具備しているオーバーヘッドメッセージを生成すること、および
複数の端末機へ空中を通じて、前記オーバーヘッドメッセージを伝送すること。
[3]
上記[1]に記載の方法、ここにおいて前記バックホールの品質情報を前記伝送することは下記を具備する、
前記基地局に関する前記バックホールの品質情報を具備しているメッセージを生成すること、および
少なくとも1つのネットワークエンティティにバックホールを介して前記メッセージを伝送すること。
[4]
上記[3]に記載の方法、ここにおいて前記少なくとも1つのネットワークエンティティは、少なくとも1つの隣の基地局または前記サーバーを選択するエンティティとして動作しているネットワーク制御装置を具備する。
[5]
上記[1]に記載の方法、ここにおいて前記バックホールの品質情報は、前記基地局によって周期的に伝送され、そして前記基地局の現在のバックホールの品質を示す。
[6]
上記[1]に記載の方法、ここにおいて前記バックホールの品質情報は、前記基地局に関するバックホールの残留容量、前記バックホールの全容量、前記バックホールの容量の現在のローディングまたは利用、および前記バックホールのエネルギー効率のうちの少なくとも1つを具備する。
[7]
下記を具備する、無線通信のための装置:
基地局に関するバックホールの品質情報を決定するための手段;および
端末機に対してサービスする基地局を選択するための、サーバーを選択するエンティティによる使用のために、前記基地局から前記バックホールの品質情報を伝送するための手段。
[8]
上記[7]に記載の装置、ここにおいて前記バックホールの品質情報を伝送するのための前記手段は下記を具備する、
前記基地局に関する前記バックホールの品質情報を具備しているオーバーヘッドメッセージを生成するための手段、および
複数の端末機まで空中を通じて、前記オーバーヘッドメッセージを伝送するための手段。
[9]
上記[7]に記載の装置、ここにおいて前記バックホールの品質情報を伝送するための前記手段は下記を具備する、
前記基地局に関する前記バックホールの品質情報を具備しているメッセージを生成するための手段、および
少なくとも1つのネットワークエンティティにバックホールを介して前記メッセージを伝送するための手段。
[10]
下記を具備する、無線通信のための方法:
端末機に対する少なくとも1つの候補の基地局に関するバックホールの品質情報を受信すること、各候補の基地局は、前記端末機に対してサービスする可能性のある基地局である;および
前記少なくとも1つの候補の基地局に関する前記バックホールの品質情報に基づいて、前記端末機に対してサービスする基地局を選択すること。
[11]
上記[10]に記載の方法、ここにおいて前記バックホールの品質情報を受信することは下記を具備する、
前記端末機において各候補の基地局からオーバーヘッドメッセージを受信すること、および
前記候補の基地局から受信した前記オーバーヘッドメッセージから、各候補の基地局に関するバックホールの品質情報を得ること。
[12]
上記[10]に記載の方法、ここにおいて前記バックホールの品質情報を受信することは下記を具備する、
バックホールを介して各候補の基地局からメッセージを受信すること、および
前記候補の基地局から受信した前記メッセージから各候補の基地局に関するバックホールの品質情報を得ること。
[13]
更に下記を具備する、上記[10]に記載の方法:
各候補の基地局に関する少なくとも1つの測定基準を決定すること、ここにおいて前記端末機に対して前記サービスする基地局は、各候補の基地局に関する前記少なくとも1つの測定基準に更に基づいて選択される。
[14]
上記[13]に記載の方法、ここにおいて各候補の基地局に関する前記少なくとも1つの測定基準は、送信エネルギーの測定基準、有効な幾何学の測定基準、見積られたデータレートの測定基準、およびユーティリティーの測定基準のうちの少なくとも1つを具備する。
[15]
上記[10]に記載の方法、ここにおいて前記バックホールの品質情報を受信することおよび前記サービスする基地局を選択することは、前記端末機によって行われる。
[16]
上記[10]に記載の方法、ここにおいて前記バックホールの品質情報を受信することおよび前記サービスする基地局を選択することは、前記端末機に対して新しいサービスする基地局を選択するために、前記端末機に対する現在のサービスする基地局によって行われる。
[17]
上記[10]に記載の方法、ここにおいて前記バックホールの品質情報を受信することおよび前記サービスする基地局を選択することは、前記端末機に対して前記サービスする基地局を選択するように指定されたネットワークエンティティによって行われる。
[18]
下記を具備する、無線通信のための装置:
端末機に対する少なくとも1つの候補の基地局に関するバックホールの品質情報を受信するための手段、各候補の基地局は、前記端末機に対してサービスする可能性のある基地局である;および
前記少なくとも1つの候補の基地局に関する前記バックホールの品質情報に基づいて前記端末機に対してサービスする基地局を選択するための手段。
[19]
上記[18]に記載の装置、ここにおいてバックホールの品質情報を受信するための前記手段は下記を具備する、
前記端末機において各候補の基地局からオーバーヘッドメッセージを受信するための手段、および
前記候補の基地局から受信される前記オーバーヘッドメッセージから各候補の基地局に関するバックホールの品質情報を得るための手段。
[20]
上記[18]に記載の装置、ここにおいてバックホールの品質情報を受信するための前記手段は下記を具備する、
バックホールを介して各候補の基地局からメッセージを受信するための手段、および
前記候補の基地局から受信される前記メッセージから各候補の基地局に関するバックホールの品質情報を得るための手段。
[21]
更に下記を具備する、上記[18]に記載の装置:
各候補の基地局に関する少なくとも1つの測定基準を決定するための手段、およびここにおいて前記端末機に対して前記サービスする基地局は、各候補の基地局に関する前記少なくとも1つの測定基準に更に基づいて選択される。
[22]
下記を具備する、無線通信のための手段:
端末機に対する少なくとも1つの候補の基地局の各々からオーバーヘッドメッセージを受信すること、各候補の基地局は、前記端末機に対してサービスする可能性のある基地局である;
前記候補の基地局から受信される前記オーバーヘッドメッセージから各候補の基地局に関するバックホールの品質情報を得ること;および
前記少なくとも1つの候補の基地局に関する前記バックホールの品質情報に基づいて、前記端末機に対してサービスする基地局の選択を容易にすること。
[23]
上記[22]に記載の方法、ここにおいて前記端末機に対してサービスする基地局の選択を前記容易にすることは、前記少なくとも1つの候補の基地局に関する前記バックホールの品質情報に基づいて、前記端末機に対する前記サービスする基地局を選択することを具備する。
[24]
上記[22]に記載の方法、ここにおいて前記端末機に対してサービスする基地局の選択を前記容易にすることは、前記端末機に対する現在のサービスする基地局へ前記少なくとも1つの候補の基地局に関する前記バックホールの品質情報を伝送することを具備する。
[25]
上記[22]に記載の方法、ここにおいて前記端末機に対してサービスする基地局の選択を前記容易にすることは下記を具備する、
前記少なくとも1つの候補の基地局に関する前記バックホールの品質情報を具備している拡張されたパイロットレポートを生成すること、および
前記端末機に対する現在のサービスする基地局へ前記拡張されたパイロットレポートを伝送すること。
[26]
下記を具備する、無線通信のための装置:
端末機に対する少なくとも1つの候補の基地局の各々からオーバーヘッドメッセージを受信するための手段、各候補の基地局は、前記端末機に対してサービスする可能性のある基地局である;
前記候補の基地局から受信される前記オーバーヘッドメッセージから各候補の基地局に関するバックホールの品質情報を得るための手段;および
前記少なくとも1つの候補の基地局に関する前記バックホールの品質情報に基づいて、前記端末機に対してサービスする基地局の選択を容易にするための手段。
[27]
上記[26]に記載の装置、ここにおいて前記端末機に対してサービスする基地局の選択を容易にするための前記手段は、前記少なくとも1つの候補の基地局に関する前記バックホールの品質情報に基づいて、前記端末機に対して前記サービスする基地局を選択するための手段を具備する。
[28]
上記[26]に記載の装置、ここにおいて前記端末機に対してサービスする基地局の選択を容易にするための前記手段は、前記端末機に対する現在のサービスする基地局へ前記少なくとも1つの候補の基地局に関する前記バックホールの品質情報を伝送するための手段を具備する。
[29]
下記を具備する、無線通信のための装置:
端末機に対する少なくとも1つの候補の基地局の各々からオーバーヘッドメッセージを受信するように、前記候補の基地局から受信される前記オーバーヘッドメッセージから各候補の基地局に関するバックホールの品質情報を得るように、および前記少なくとも1つの候補の基地局に関する前記バックホールの品質情報に基づいて、前記端末機に対してサービスする基地局の選択を容易にするように構成される少なくとも1つのプロセッサ、各候補の基地局は、前記端末機に対してサービスする可能性のある基地局である。
[30]
上記[29]に記載の装置、ここにおいて前記少なくとも1つのプロセッサは、前記少なくとも1つの候補の基地局に関する前記バックホールの品質情報に基づいて、前記端末機に対して前記サービスする基地局を選択するように構成される。
[31]
上記[29]に記載の装置、ここにおいて前記少なくとも1つのプロセッサは、前記端末機に対する現在のサービスする基地局へ前記少なくとも1つの候補の基地局に関する前記バックホールの品質情報を伝送するように構成される。
[32]
下記を具備する、コンピュータプログラム製品:
コンピュータ可読媒体、前記媒体は下記を具備する:
少なくとも1つのコンピュータに、端末機に対する少なくとも1つの候補の基地局の各々からオーバーヘッドメッセージを受信させるためのコード、各候補の基地局は、前記端末機に対してサービスする可能性のある基地局である、
前記少なくとも1つのコンピュータに、前記候補の基地局から受信される前記オーバーヘッドメッセージから各候補の基地局に関するバックホールの品質情報を得させるためのコード、および
前記少なくとも1つのコンピュータに、前記少なくとも1つの候補の基地局に関する前記バックホールの品質情報に基づいて、前記端末機に対してサービスする基地局の選択を容易にさせるためのコード。

Claims (32)

  1. 下記を具備する、無線通信のための方法:
    基地局に関するバックホールの品質情報を決定すること、ここで、前記バックホールの品質情報は、前記基地局とコアネットワークとの間のバックホールの品質を示す;および
    端末機に対してサービスする基地局を選択するためのサーバーを選択するエンティティによる使用のために、前記基地局から前記バックホールの品質情報を伝送すること、ここで、前記端末機は、前記端末機に対して前記サービスする基地局の選択後、前記サービスする基地局と通信する
  2. 請求項1に記載の方法、ここにおいて前記バックホールの品質情報を前記伝送することは下記を具備する、
    前記基地局に関する前記バックホールの品質情報を具備しているオーバーヘッドメッセージを生成すること、および
    複数の端末機へ空中を通じて、前記オーバーヘッドメッセージを伝送すること。
  3. 請求項1に記載の方法、ここにおいて前記バックホールの品質情報を前記伝送することは下記を具備する、
    前記基地局に関する前記バックホールの品質情報を具備しているメッセージを生成すること、および
    少なくとも1つのネットワークエンティティに前記バックホールを介して前記メッセージを伝送すること。
  4. 請求項3に記載の方法、ここにおいて前記少なくとも1つのネットワークエンティティは、少なくとも1つの隣の基地局または前記サーバーを選択するエンティティとして動作しているネットワーク制御装置を具備する。
  5. 請求項1に記載の方法、ここにおいて前記バックホールの品質情報は、前記基地局によって周期的に伝送され、そして前記基地局の現在のバックホールの品質を示す。
  6. 請求項1に記載の方法、ここにおいて前記バックホールの品質情報は、前記基地局に関する前記バックホールの残留容量、前記バックホールの全容量、前記バックホールの容量の現在のローディングまたは利用、および前記バックホールのエネルギー効率のうちの少なくとも1つを具備する。
  7. 下記を具備する、無線通信のための装置:
    基地局に関するバックホールの品質情報を決定するための手段、ここで、前記バックホールの品質情報は、前記基地局とコアネットワークとの間のバックホールの品質を示す;および
    端末機に対してサービスする基地局を選択するための、サーバーを選択するエンティティによる使用のために、前記基地局から前記バックホールの品質情報を伝送するための手段、ここで、前記端末機は、前記端末機に対して前記サービスする基地局の選択後、前記サービスする基地局と通信する
  8. 請求項7に記載の装置、ここにおいて前記バックホールの品質情報を伝送するための前記手段は下記を具備する、
    前記基地局に関する前記バックホールの品質情報を具備しているオーバーヘッドメッセージを生成するための手段、および
    複数の端末機まで空中を通じて、前記オーバーヘッドメッセージを伝送するための手段。
  9. 請求項7に記載の装置、ここにおいて前記バックホールの品質情報を伝送するための前記手段は下記を具備する、
    前記基地局に関する前記バックホールの品質情報を具備しているメッセージを生成するための手段、および
    少なくとも1つのネットワークエンティティに前記バックホールを介して前記メッセージを伝送するための手段。
  10. 下記を具備する、無線通信のための方法:
    端末機に対する少なくとも1つの候補の基地局に関するバックホールの品質情報を受信すること、各候補の基地局は、前記端末機に対してサービスする可能性のある基地局である、ここで、各候補の基地局に関する前記バックホールの品質情報は、前記候補の基地局とコアネットワークとの間のバックホールの品質を示す;および
    前記少なくとも1つの候補の基地局に関する前記バックホールの品質情報に基づいて、前記端末機に対してサービスする基地局を選択すること、ここで、前記端末機は、前記端末機に対して前記サービスする基地局の選択後、前記サービスする基地局と通信する
  11. 請求項10に記載の方法、ここにおいて前記バックホールの品質情報を受信することは下記を具備する、
    前記端末機において各候補の基地局からオーバーヘッドメッセージを受信すること、および
    前記候補の基地局から受信した前記オーバーヘッドメッセージから、各候補の基地局に関するバックホールの品質情報を得ること。
  12. 請求項10に記載の方法、ここにおいて前記バックホールの品質情報を受信することは下記を具備する、
    前記候補の基地局に関する前記バックホールを介して各候補の基地局からメッセージを受信すること、および
    前記候補の基地局から受信した前記メッセージから各候補の基地局に関するバックホールの品質情報を得ること。
  13. 更に下記を具備する、請求項10に記載の方法:
    各候補の基地局に関する少なくとも1つの測定基準を決定すること、ここにおいて前記端末機に対して前記サービスする基地局は、各候補の基地局に関する前記少なくとも1つの測定基準に更に基づいて選択される。
  14. 請求項13に記載の方法、ここにおいて各候補の基地局に関する前記少なくとも1つの測定基準は、送信エネルギーの測定基準、有効な幾何学の測定基準、見積られたデータレートの測定基準、およびユーティリティーの測定基準のうちの少なくとも1つを具備する。
  15. 請求項10に記載の方法、ここにおいて前記バックホールの品質情報を受信することおよび前記サービスする基地局を選択することは、前記端末機によって行われる。
  16. 請求項10に記載の方法、ここにおいて前記バックホールの品質情報を受信することおよび前記サービスする基地局を選択することは、前記端末機に対して新しいサービスする基地局を選択するために、前記端末機に対する現在のサービスする基地局によって行われる。
  17. 請求項10に記載の方法、ここにおいて前記バックホールの品質情報を受信することおよび前記サービスする基地局を選択することは、前記端末機に対して前記サービスする基地局を選択するように指定されたネットワークエンティティによって行われる。
  18. 下記を具備する、無線通信のための装置:
    端末機に対する少なくとも1つの候補の基地局に関するバックホールの品質情報を受信するための手段、各候補の基地局は、前記端末機に対してサービスする可能性のある基地局である、ここで、各候補の基地局に関する前記バックホールの品質情報は、前記候補の基地局とコアネットワークとの間のバックホールの品質を示す;および
    前記少なくとも1つの候補の基地局に関する前記バックホールの品質情報に基づいて前記端末機に対してサービスする基地局を選択するための手段、ここで、前記端末機は、前記端末機に対して前記サービスする基地局の選択後、前記サービスする基地局と通信する
  19. 請求項18に記載の装置、ここにおいてバックホールの品質情報を受信するための前記手段は下記を具備する、
    前記端末機において各候補の基地局からオーバーヘッドメッセージを受信するための手段、および
    前記候補の基地局から受信される前記オーバーヘッドメッセージから各候補の基地局に関するバックホールの品質情報を得るための手段。
  20. 請求項18に記載の装置、ここにおいてバックホールの品質情報を受信するための前記手段は下記を具備する、
    前記候補の基地局に関する前記バックホールを介して各候補の基地局からメッセージを受信するための手段、および
    前記候補の基地局から受信される前記メッセージから各候補の基地局に関するバックホールの品質情報を得るための手段。
  21. 更に下記を具備する、請求項18に記載の装置:
    各候補の基地局に関する少なくとも1つの測定基準を決定するための手段、およびここにおいて前記端末機に対して前記サービスする基地局は、各候補の基地局に関する前記少なくとも1つの測定基準に更に基づいて選択される。
  22. 下記を具備する、無線通信のための方法
    端末機に対する少なくとも1つの候補の基地局の各々からオーバーヘッドメッセージを受信すること、各候補の基地局は、前記端末機に対してサービスする可能性のある基地局である;
    前記候補の基地局から受信される前記オーバーヘッドメッセージから各候補の基地局に関するバックホールの品質情報を得ること、ここで、各候補の基地局に関する前記バックホールの品質情報は、前記候補の基地局とコアネットワークとの間のバックホールの品質を示す;
    記少なくとも1つの候補の基地局に関する前記バックホールの品質情報に基づいて、前記端末機に対してサービスする基地局の選択を容易にすること;および
    前記端末機に対して前記サービスする基地局の選択後、前記端末機によって、前記サービスする基地局と通信すること
  23. 請求項22に記載の方法、ここにおいて前記端末機に対してサービスする基地局の選択を前記容易にすることは、前記少なくとも1つの候補の基地局に関する前記バックホールの品質情報に基づいて、前記端末機に対する前記サービスする基地局を選択することを具備する。
  24. 請求項22に記載の方法、ここにおいて前記端末機に対してサービスする基地局の選択を前記容易にすることは、前記端末機に対する現在のサービスする基地局へ前記少なくとも1つの候補の基地局に関する前記バックホールの品質情報を伝送することを具備する。
  25. 請求項22に記載の方法、ここにおいて前記端末機に対してサービスする基地局の選択を前記容易にすることは下記を具備する、
    前記少なくとも1つの候補の基地局に関する前記バックホールの品質情報を具備している拡張されたパイロットレポートを生成すること、および
    前記端末機に対する現在のサービスする基地局へ前記拡張されたパイロットレポートを伝送すること。
  26. 下記を具備する、無線通信のための装置:
    端末機に対する少なくとも1つの候補の基地局の各々からオーバーヘッドメッセージを受信するための手段、各候補の基地局は、前記端末機に対してサービスする可能性のある基地局である;
    前記候補の基地局から受信される前記オーバーヘッドメッセージから各候補の基地局に関するバックホールの品質情報を得るための手段、ここで、各候補の基地局に関する前記バックホールの品質情報は、前記候補の基地局とコアネットワークとの間のバックホールの品質を示す;
    記少なくとも1つの候補の基地局に関する前記バックホールの品質情報に基づいて、前記端末機に対してサービスする基地局の選択を容易にするための手段;および
    前記端末機に対して前記サービスする基地局の選択後、前記端末機によって、前記サービスする基地局と通信するための手段
  27. 請求項26に記載の装置、ここにおいて前記端末機に対してサービスする基地局の選択を容易にするための前記手段は、前記少なくとも1つの候補の基地局に関する前記バックホールの品質情報に基づいて、前記端末機に対して前記サービスする基地局を選択するための手段を具備する。
  28. 請求項26に記載の装置、ここにおいて前記端末機に対してサービスする基地局の選択を容易にするための前記手段は、前記端末機に対する現在のサービスする基地局へ前記少なくとも1つの候補の基地局に関する前記バックホールの品質情報を伝送するための手段を具備する。
  29. 下記を具備する、無線通信のための装置:
    少なくとも1つのプロセッサ、前記少なくとも1つのプロセッサは、端末機に対する少なくとも1つの候補の基地局の各々からオーバーヘッドメッセージを受信するように構成されここで、各候補の基地局は、前記端末機に対してサービスする可能性のある基地局であり、前記少なくとも1つのプロセッサはさらに、前記候補の基地局から受信される前記オーバーヘッドメッセージから各候補の基地局に関するバックホールの品質情報を得るように構成されここで、各候補の基地局に関する前記バックホールの品質情報は、前記候補の基地局とコアネットワークとの間のバックホールの品質を示し、前記少なくとも1つのプロセッサはさらに、前記少なくとも1つの候補の基地局に関する前記バックホールの品質情報に基づいて、前記端末機に対してサービスする基地局の選択を容易にし、前記端末機に対して前記サービスする基地局の選択後、前記端末機によって、前記サービスする基地局と通信するように構成される。
  30. 請求項29に記載の装置、ここにおいて前記少なくとも1つのプロセッサは、前記少なくとも1つの候補の基地局に関する前記バックホールの品質情報に基づいて、前記端末機に対して前記サービスする基地局を選択するように構成される。
  31. 請求項29に記載の装置、ここにおいて前記少なくとも1つのプロセッサは、前記端末機に対する現在のサービスする基地局へ前記少なくとも1つの候補の基地局に関する前記バックホールの品質情報を伝送するように構成される。
  32. ンピュータ可読記憶媒体、前記媒体は下記を具備する:
    少なくとも1つのコンピュータに、端末機に対する少なくとも1つの候補の基地局の各々からオーバーヘッドメッセージを受信させるためのコード、各候補の基地局は、前記端末機に対してサービスする可能性のある基地局である、
    前記少なくとも1つのコンピュータに、前記候補の基地局から受信される前記オーバーヘッドメッセージから各候補の基地局に関するバックホールの品質情報を得させるためのコード、ここで、各候補の基地局に関する前記バックホールの品質情報は、前記候補の基地局とコアネットワークとの間のバックホールの品質を示す、
    記少なくとも1つのコンピュータに、前記少なくとも1つの候補の基地局に関する前記バックホールの品質情報に基づいて、前記端末機に対してサービスする基地局の選択を容易にさせるためのコード、および
    前記少なくとも1つのコンピュータに、前記端末機に対して前記サービスする基地局の選択後、前記端末機によって、前記サービスする基地局と通信させるためのコード
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