JP5362749B2 - データ転送率を増加させ、且つ信頼性を改善するためにofdmシステムにおいて保護トーンを使用するための方法、装置、及びシステム - Google Patents

データ転送率を増加させ、且つ信頼性を改善するためにofdmシステムにおいて保護トーンを使用するための方法、装置、及びシステム Download PDF

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Description

35U.S.C.§119に基づく優先権の主張
本特許出願は2008年3月14日に出願され、これに関して譲請人に譲渡され、且つ引例によりここに特に組込まれる仮米国特許出願番号第61/036,849号の便益を要求する。
本開示は一般に多周波帯(マルチバンド)OFDM(直交周波数分割多重化)通信システムのような無線通信システムに関係する。特に、本開示はデータ・トーン上でWiMediaデータ・フローを保持しながら保護トーン(guard tones)上で逆間引き(depunctured)ビットを使用することによってデータ転送率(data rates)及びシステム信頼性(system robustness)を増大させる方法に関係する。
従来の直列データ・システムでは、シンボルは全体の帯域幅を占有することを許された各データ・シンボルの周波数スペクトルに関して連続的に伝送される。並行データ伝送システムはいくつかのデータの連続ストリームが同時に伝送されるものである。並行システムでは、個々のデータ要素のスペクトルは利用可能な帯域幅の小部分をただ占有するにすぎない。
古典的な並行データ・システムでは、全体の信号周波数帯域はN個の重畳周波数サブチャネルに分割される。各サブチャネルは個別のシンボルによって変調される。そのサブチャネルはそこで多重化される。
直交信号は相関技術を使用し、シンボル間干渉を取除くことによって受信器で分離される。これはキャリア間隔を有効シンボル期間の逆数に等しくするためにキャリア間隔を注意深く選択することによって達成され。直交周波数分割多重化(OFDM)は多数キャリア変調の一形式であり、そこではキャリア間隔は各サブキャリアが他のサブキャリアに直交するように選択される。
この直交性は隣接チャネル干渉を回避し、そして復調器がそれら自身以外の周波数を認めるのを防止する。OFDMの効用は高いスペクトル効率、無線周波(RF)干渉への弾力性、及び低いマルチパス歪みである。
OFDMでは、伝送のために使用されるサブキャリア・パルスは長方形(矩形波)が選ばれる。このことはパルス成形及び変調の作業(タスク)が逆高速フーリエ変換(IFFT)として非常に効率的に実施される逆離散フーリエ変換(IDFT)によって行われる利点がある。従って、受信器はこの操作を逆にするのにFFTをただ必要とするにすぎない。
入力直列データは最初に直列から並列に変換され、そして複素数を形成するためにそれぞれxビットにグループ化される。数xは16直交振幅変調(Quadrature Amplitude Modulation)といった対応サブキャリアの信号星座(信号配置)(signal constellation)を決定する。複素数はIFFTによってベースバンド方式で変調され、そして伝送のために直列データに戻される。保護シンボル(guard symbol)はマルチパス歪みによって引起こされるシンボル間干渉(inter-symbol interference :ISI)を回避するためにシンボルの間へ挿入される。個別シンボルは無線周波数(RF)上位変換のためにアナログに変換され、ローパス濾波される。受信器はそこで送信器の逆の処理を単に行う。
フーリエ変換の定理によると、図1に例示したように、長方形パルス形状はサブキャリアのスペクトルのsin(x)/x形式に通じる。サブキャリアのスペクトルは重畳する。キャリア上で伝送された情報が分離される理由は直交性の関係である。変調にIFFTを使用することによって、サブキャリアの間隔は受信信号が評価される(図1において文字A〜Eで示される)周波数において全ての他の信号がゼロになるように選択される。
パケット通信システムでは、通信されるデータは最初にデータのパケットにパケット化され、そしてそのデータ・パケットは一旦形成されると、時々不連続な間隔で通信される。一旦、受信局に配送されると、データの情報内容はパケットの情報部分を共に連結することによって確認される。通信チャネルはデータ・パケットが伝達される期間の間のみに特定の通信セッションに従ってのみ割当てられる必要があるので、パケット通信システムは一般に通信チャネルの効率的な使用を行う。場合によっては、パケット通信チャネルは個別の通信サービスが同時に行われる通信局の個別の集合によって共有される共有通信チャネルである。
構造化データ・フォーマットは動作仕様の現在の公布資料に示されている。超広帯域WiMediaまたはECMA-368/369といった規格に従って形成されたデータ・パケットのデータ・フォーマットはプリアンブル部分及びペイロード部分を含む。他のパケット通信システムはプリアンブル部分及びペイロード部分を含むパケットにデータを類似的にフォーマットする。パケットのペイロード部分は通信されるべき情報を含む。即ち、ペイロード部分は非決定的である。逆に、データ・パケットのプリアンブル部分は通信されるべき情報内容を含まないが、むしろ、他の目的のために使用される決定性データを含む。特に、WiMediaのプリアンブル部分またはECMA-368/369パケット・プリアンブルは三つの部分:パケット同期化系列、フレーム同期化系列、及びチャネル推定系列を含む。パケット同期化系列及びフレーム同期化系列は24個のOFDMシンボルの長さがあり、そしてチャネル推定系列は6個のOFDMシンボルの長さがある。合計して、その系列は9,375マイクロ秒の時間長がある。
WiMedia PHY層内では、実施は基本変調技術としてOFDMを使用する。その核心において、それは128個の固有の周波数ビン(bin)、または「トーン(tones)」を使用し、そこでそれは情報を変調する。これらの128個のトーンのうち、6個は情報を伝えないNULLトーンであり、12個はトラッキングのために使用されるデータを含むパイロット・トーンであり、100個はパケット・ペイロードを運ぶデータ・トーンであり、そして10個の保護トーンがある。
しかしながら、OFDM伝送データ率を増大させ、且つシステム信頼性を改善する継続的要求がある。
或る形態は無線通信システムにおいてデータ転送率(data rates)を増大させ、且つ信頼性(robustness)を改善するための方法を提供する。その方法は一般に無線直交周波数分割多重化(OFDM)信号について保護トーンのセットを確認(identifying)すること、OFDM伝送のためのデータを符号化すること、符号化データを間引く(puncture)ために好ましい間引きパターンを確認 (identifying) すること、好ましい間引きパターンによって符号化データを間引くこと、そして間引き符号化データを伝送することを含み、そこでは間引き符号化データの一部は保護トーンのセットの一部分の上で伝送される。
或る形態は無線通信の方法を提供する。その方法は一般に一組のデータ・トーンを使用して直交周波数分割多重化(OFDM)伝送のためにデータを符号化すること、符号化データから一組のビットを取除くために間引きパターンによって符号化データを間引くこと、間引き符号化データを伝送することを含み、そこでは間引き符号化データの一部はデータ・トーンの集合から離れた一組の保護トーンの少なくとも一部を使用して伝送される。
或る形態は無線通信システムにおいてデータ転送率を増大させ、且つ信頼性を改善するための装置を提供する。その装置は一般に無線直交周波数分割多重化(OFDM)信号について一組の保護トーンを確認する識別器、OFDM伝送のためのデータを符号化する符号化器、符号化データを間引くために好ましい間引きパターンを確認する識別器、好ましい間引きパターンによって符号化データを間引くデバイス、そして間引き符号化データを伝送する送信器を含み、そこでは間引き符号化データの一部は保護トーンの集合の一部分の上で伝送される。
或る形態は無線通信のための装置を提供する。その装置は一般に一組のデータ・トーンを使用して直交周波数分割多重化(OFDM)伝送のためにデータを符号化する符号化器、符号化データから一組のビットを取除くために間引きパターンによって符号化データを間引くデバイス、間引き符号化データを伝送する送信器を含み、そこでは間引き符号化データの一部はデータ・トーンの集合から離れた一組の保護トーンの少なくとも一部を使用して伝送される。
或る形態は無線通信システムにおいてデータ転送率を増大させ、且つ信頼性を改善するための装置を提供する。その装置は一般に無線直交周波数分割多重化(OFDM)信号について一組の保護トーンを確認するための手段、OFDM伝送のためのデータを符号化するための手段、符号化データを間引くために好ましい間引きパターンを確認するための手段、好ましい間引きパターンによって符号化データを間引くための手段、そして間引き符号化データを伝送するための手段を含み、そこでは間引き符号化データの一部は保護トーンの集合の一部分の上で伝送される。
或る形態は無線通信のための装置を提供する。その装置は一般に一組のデータ・トーンを使用して直交周波数分割多重化(OFDM)伝送のためにデータを符号化するための手段、符号化データから一組のビットを取除くために間引きパターンによって符号化データを間引くための手段、間引き符号化データを伝送するための手段を含み、そこでは間引き符号化データの一部はデータ・トーンの集合から離れた一組の保護トーンの少なくとも一部を使用して伝送される。
或る形態は無線通信システムにおいてデータ転送率を増大させ、且つ信頼性を改善するためのコンピューター・プログラム製品を提供する。コンピューター・プログラム製品は無線直交周波数分割多重化(OFDM)信号について一組の保護トーンを確認するため、OFDM伝送のためのデータを符号化するため、符号化データを間引くために好ましい間引きパターンを確認するため、好ましい間引きパターンによって符号化データを間引くため、そして間引き符号化データを伝送するために実行可能な命令によって符号化されたコンピューター可読メディアを含み、そこでは間引き符号化データの一部は保護トーンの集合の一部分の上で伝送される。
或る形態は無線通信のためのコンピューター・プログラム製品を提供する。コンピューター・プログラム製品は一組のデータ・トーンを使用して直交周波数分割多重化(OFDM)伝送のためにデータを符号化するため、符号化データから一組のビットを取除くために間引きパターンによって符号化データを間引くため、間引き符号化データを伝送するために実行可能な命令によって符号化されたコンピューター可読メディアを含み、そこでは間引き符号化データの一部はデータ・トーンの集合から離れた一組の保護トーンの少なくとも一部を使用して伝送される。
或る形態は無線通信システムにおいてデータ転送率を増大させ、且つ信頼性を改善するための無線ノードを提供する。無線ノードは一般に少なくとも一つのアンテナ、無線直交周波数分割多重化(OFDM)信号について一組の保護トーンを確認する識別器、OFDM伝送のためのデータを符号化する符号化器、符号化データを間引くために好ましい間引きパターンを確認する識別器、好ましい間引きパターンによって符号化データを間引くデバイス、そして間引き符号化データを伝送する送信器を含み、そこでは間引き符号化データの一部は保護トーンの集合の一部分の上で伝送される。
或る形態は無線通信のための無線ノードを提供する。無線ノードは一般に少なくとも一つのアンテナ、一組のデータ・トーンを使用して直交周波数分割多重化(OFDM)伝送のためにデータを符号化する符号化器、符号化データから一組のビットを取除くために間引きパターンによって符号化データを間引くデバイス、間引き符号化データを伝送する送信器を含み、そこでは間引き符号化データの一部はデータ・トーンの集合から離れた一組の保護トーンの少なくとも一部を使用して伝送される。
開示の新規の特徴と信じられる特性は付加された請求項において示される。しかしながら、開示そのもの、同様に使用の好ましい様式、さらなる対象及びその利点は付随の図と併せて読まれるとき例示の形態の次の詳細な記述の参照によって最もよく理解されるであろう。
典型OFDM信号を例示する; 周波数領域における主要(main)及び側(side)チャネル間の関係を例示する; 本開示の或る形態による逆高速フーリエ変換(IFFT)を例示する; 無線データを伝送する方法を例示する; 本開示の或る形態による送信器のブロック図を例示する; 本開示の或る形態による典型間引きパターン(R=1/2)を例示する; 本開示の或る形態による典型間引きパターン(R=5/8)を例示する; 本開示の或る形態による典型間引きパターン(R=3/4)を例示する; 本開示の或る形態による典型間引きパターン(R=2/3)を例示する; 本開示の或る形態による典型間引きパターン(R=4/5)を例示する; 本開示の或る形態による典型間引きパターン(好ましくはR=4/5)を例示する; 本開示の或る形態による典型間引きパターン(好ましくはR=8/11)を例示する; 本開示の或る形態による条件付間引きパターン(条件付のR=8/11)、データ間引きパターン、及び保護トーン間引きパターンを例示する; 本開示の或る形態による条件付間引きパターン(条件付でR=25/44)、データ間引きパターン、及び保護トーン間引きパターンを例示する; 本開示の或る形態による条件付間引きパターン(条件付でR=15/22)、データ間引きパターン、及び保護トーン間引きパターンを例示する; 本開示の或る形態による条件付間引きパターン(条件付でR=20/33)、データ間引きパターン、及び保護トーン間引きパターンを例示する; 本開示の或る形態による条件付間引きパターン(条件付でR=8/11)、データ間引きパターン、及び保護トーン間引きパターンを例示する; 本開示の或る形態によりデータ転送率を増加させ、且つ信頼性を改善するためにOFDMシステムにおいて保護トーンを使用するための典型操作を例示する。 図18に例示された操作を行うことが可能な典型構成要素を例示する。
発明の様々な形態は付随の図に関して以下でさらに十分に述べられる。しかしながら、この発明は多くの異なる形で具体化され、そしてこの開示の至る所で提示されるあらゆる特定の構造または機能に制限されるとして解釈されるべきでない。むしろ、これらの形態はこの開示が徹底的、且つ完全であり、そして発明の範囲を当業者に十分に伝達するために提供される。ここに教示に基づいて、当業者は発明の範囲が発明の他の形態とは無関係に実施され、或いは組合せられたか否かに拘らず、ここに開示された発明のあらゆる形態を網羅することを意図していると認識すべきである。例えば、ここに示された多数の形態を用いて装置は実装され、或いは方法は実行される。その上、発明の範囲は他の構造、機能性、またはここに示した発明の様々な形態に加えて、或いはそれとは別の構造及び機能性を用いて実行されるそのような装置または方法を網羅することを意図している。ここに開示された発明のあらゆる形態は請求項の一以上の要素によって具体化されることを理解すべきである。
図2は周波数領域における主及び側チャネル間の関係を例示する。保護トーン201、202は周波数領域における主データ及びパイロット・トーン210のそばでデータを変調する。実際に、保護トーンは、デバイスをデータ・トーン及びパイロット・トーンの標準仕様に非準拠にすることなく、ネットワークにおいて二つのデバイス間で情報を通信するチャネルと見なされる。
保護トーンは設計を注文制作(customizing)する際に開発者による使用のために標準規格によって公開されているビットである。図2に例示した例では、保護トーン201、202は標準データ及びパイロット・トーンによって占有された周波数の完全に外にある。
図3は本開示の或る形態による逆高速フーリエ変換(IFFT)を例示する。IFFT 310に入力される主データ要素は標準データ301、パイロット・トーン302、及び保護トーン303である。標準データ301は信号の情報内容を含む。パイロット・トーン302は信号の位相に関して受信器に通知するために使用される既知のトーンである。パイロット・トーンは位相オフセット・トラッキング及び訂正のために使用され、その中で参照パイロット・トーンの位相が受信器におけるあらゆる位相オフセットを推定し、且つ訂正するために受信トーンと比較され、斯くして送信器と受信器との間のあらゆるクロック不整合(mismatch)を訂正する。
保護トーン303はWiMediaまたはECMA-368/369において定義されたそれらと類似し、それは参照によってここに組込まれている。標準規格では周波数帯域のどちらか一方の端に位置するに10個の保護トーンがある。これらのトーンはそれらの上で伝送されるが、それらの上で変調されるのはいくつかのデータ・トーンの複製(コピー)である。本開示は無線通信の信頼性を増加させるためにこれらの保護トーンか、またはその部分集合を使用する。
図4は無線データを伝送する方法を例示する。データは符号転送率(code rate)aで符号化器/間引き器401に入力される。符号転送率はある符号化器サイクルにおいて符号化器によって出力されるチャネル・シンボルの数nに対する符号化器に入力されるビットの数kの比率として表される。
間引き符号は高い符号転送率(即ち、nに対するkの大きな比率)を達成する一般の方法である。間引き符号は転送率1/n符号化器を使用して最初にデータを符号化し、そしてそこで符号化器の出力におけるいくつかのチャネル・シンボルを削除することによって造られる。チャネル出力シンボルを削除するこのプロセスは間引き(puncturing)と呼ばれる。
例えば、転送率1/2符号から転送率3/4を造るために、次の間引きパターンに従ってチャネル・シンボルを削除する:
Figure 0005362749
但し、「1」はチャネル・シンボルが伝送されることを示し、そして「0」はチャネル・シンボルが削除されることを示す。いかにこれが転送率3/4を作るかを理解するために、各列(column)を符号化器に入力されるビットに対応するとして考え、表における各「1」を出力チャネル・シンボルに対応するとして考える。表には3個の列、及び4個の「1」がある。
間引き符号はインタリーブ器402に入力され、そしてパッド・ビットが必要ならば加えられる。そこから、その符号はマッピング器(mapper)403によって物理的伝送信号にマッピングされる。
本開示の或る形態について、ここに下記で論じられるようにデータ・トーン上でWiMediaデータ・フローを保持している間に、逆間引きビットは保護トーン上で利用される。
図18は本開示の或る形態に従ってデータ転送率を増加させ、且つ信頼性を改善するためにOFDMシステムにおいて保護トーンを使用するための典型操作を例示する。1802で、送信器は無線OFDM信号について一組(a set)の保護トーンを確認或いは識別(identifying)する。1804で、送信器はOFDM伝送のためにデータを符号化する。1806で、送信器は符号化データを間引くために好ましい間引きパターンを確認或いは識別する。1808で、送信器は好ましい間引きパターンで符号化データを間引く。1810で、送信器は間引き符号化データを伝送し、その中で間引き符号化データの一部は保護トーンの集合の一部分の上で伝送される。
図5は本開示の或る形態による多周波帯OFDM(直交周波数分割多重化)通信システムにおいて実施される送信器500のブロック図を例示する。送信器500はいくつかのPHYコア501が16QAMコンスタレーションに複製され、且つ写像される並行ビット-インタリーブ畳込み符号(bit-interleaved convolutional code:BICC)構造を含む。この複製(duplication)はWiMedia PHY層によって支援されたものより高いデータ転送率を可能にする。送信器500は2元畳込み符号(binary convolutional code:BCC)符号化器502、間引きモジュール504、WiMediaインタリーブ器506、マッピング器508、及び逆高速フーリエ変換器(IFFT)510を含む。
BCC符号化器502は入力ビットを受取り、そして符号化データを生成するために畳込んで入力ビットを符号化する。間引きモジュール504は選択された間引きパターン(例えば、間引き行列)によって符号化データを間引き、そしてこのようにして伝送ビットの数を低減し、且つ符号化率を増加させる。間引きパターンは並行に二つの個別の間引きパターン(例えば、データ間引きパターン及び保護間引きパターン)を含み、そしてもたらされた符号を最適化するために使用される。即ち、符号化データは(データ・トーンにマッピングするために)データ間引きパターンによって間引かれ、そして並行に、(保護トーンにマッピングするために)保護間引きパターンによって間引かれる。
間引きモジュール504のデータ間引きパターンの出力はWiMedia標準規格において指定されたようにビット・インタリーブのためにWiMediaインタリーブ器506に提供される。例えば、WiMedia標準規格はビット・インタリーブが三段階:6OFDMシンボル・ブロック・インタリーブ器、トーン内部OFDMシンボル・ブロック・インタリーブ器、及び内部トーン巡回シフト器で行われるように指定する。同じく、間引きモジュール504の保護間引きパターンの出力は保護インタリーブ器511に提供される。保護インタリーブ器511は三段階インタリーブ器を含むWiMediaインタリーブ器506に類似している。しかしながら、保護インタリーブ器511とWiMediaインタリーブ器506との間の相違は各ブロックのサイズ及び巡回シフト値を含む。例えば、6OFDMシンボル・ブロック・インタリーブ器は20ビット(6*20ビット)のブロック・サイズを持つ。保護トーン・インタリーブ器は5ビット(4*5ビット)のブロック・サイズを持つ。巡回シフト器は(最高のWiMedia転送率の33と比べると)シフト値3を持つ。
WiMediaインタリーブ器506と保護インタリーブ器511の出力は符号化及びインタリーブされたデータ系列をグレイ(Gray)符号コンスタレーションマッピングに従って複素コンスタレーション(complex constellation)、例えば、QPSK(四元位相シフト・キーイング)シンボル、16QAMシンボルにマッピングするために動作するマッピング器508に提供される。その上、前述のように、送信器500はいくつかのPHYコア501が16QAMコンスタレーションに複製され、そしてマッピングされる並行ビット-インタリーブ畳込み符号(BICC)構造を含む。この複製はWiMedia PHY層によって現在支援されたものより高いデータ転送率を可能にする。従って、送信器500はさらにBCC符号化器512(符号化器502に類似する)、間引きモジュール514(間引きモジュール504に類似する)、WiMediaインタリーブ器516(WiMediaインタリーブ器506に類似する)、及び保護インタリーブ器521(保護インタリーブ器511に類似する)を含む。WiMediaインタリーブ器516及び保護インタリーブ器521の出力はまた複素コンスタレーションへマッピングするためにマッピング器508へ提供される。
一旦、マッピングされると、それらのシンボルはシンボルの領域を時間領域に変換するためにIFFT 510へ提供される。変換されたシンボルは高周波チャネル上で伝送のために処理され、そして変調される。送信器500はD/A変換器及び高周波(RF)モジュールといった様々な他の構成要素または機能を含むが、送信器の図は開示の形態をよりよく理解するために単純化されていることが理解される。
WiMedia仕様はR=1/2、R=5/8及びR=3/4の符号化率を造る間引きパターンを使用する。これらは図6〜8にそれぞれ例示される。その上、他の望ましい符号化率はR=2/3及びR=4/5を含む。図9及び10はこれらの符号化率R=2/3及びR=4/5について好ましい間引きパターン(最小自由距離に関して)をそれぞれ例示する。
WiMediaデータ・フロー(保護トーン複製)内の並行BICC構造(図5)において使用されるとき、WiMedia間引きパターン(R=1/2、R=5/8、R=3/4)は640Mbps、800Mbps、960Mbpsのデータ転送率をそれぞれ造る。その上、WiMediaデータ・フロー内の好ましいR=2/3及びR=4/5は853.3Mbps及び1024Mbpsのデータ転送率をそれぞれ造る。
しかしながら、一般に、保護トーンが符号化ビットを運ぶならば、データ・トーンの単純な複製を使用するよりも、さらに強固なシステムが取得される。WiMedia準拠OFDMシステムでは10個の保護トーンがあるので、システムが符号化データのために100トーンだけを使用したならば、さらに10%の符号化データがこれらのトーン上に置かれる。有効な間引き率は次の表に従って変更される:
Figure 0005362749
新しい有効な間引きパターンを定義する一つの方法は好ましい間引きパターンを捜すことである(例えば、最小自由距離及び/または最近傍に関して)。図11及び12はR=5/11及びR=8/11に関するそのようなパターンの例を例示する。
しかしながら、「有効な(effective)」(最適よりは多分下回るが)間引き率を達成するためのさらに実用的な方法は基本(base)としてWiMedia(R=1/2、R=5/8、R=3/4)(図6〜8)または好ましい(R=2/3、R=4/5)(図9〜10)間引きパターンを使用し、そしてこの基本の上位集合である適格なパターンを造ることである。特に、基本パターンがN回複製されるならば、実効転送率はいくつかの以前に間引きされたビットを逆間引きすることによって造られる。最終効果は基本及び保護トーン・パターン(それはデータ・パターンからのいくつかの廃棄ビットを使用する)から変わらないデータ・トーン・パターンを持つことである。これらの「適格な(qualified)」パターン、及びデータ・パターン(WiMedia/好ましい基本から変わらない)及び保護パターンへの分解(breakdown)は図13〜17に例示される。これらの間引きパターン(図13〜17)の列に関する回転は同じ最小自由距離性質を持つ等価な間引きパターンになることに注目されたい。
例えば、図13には、本開示の或る形態による有効な間引き率R=5/11を達成するために使用される適格な間引きパターン1302が例示される。適格な間引きパターン1302は図6に例示された基本パターンP=[1;0;1](例えば、WiMedia R=1/2間引きパターン)を5回複製し、そしてそこで以前に間引かれたビットの一つ1303を逆間引きすることによって生成される。従って、最終効果は基本パターンから変わらないデータ間引きパターン1304及びデータ・パターンから以前に間引かれた、或いは廃棄されたビットの一つ1308を使用する保護間引きパターン1306になる。
図13〜17に例示された適格な間引きパターンは様々な基準に基づいて最適化される。これらの基準は最小自由距離を最大化すること、及び最近傍の数を最小化することを含む。好ましい適格な間引きパターンの自由距離及び最近傍プロフィールは下記で論じられる。
本開示の或る形態に関して、適格なR=5/11間引きパターン(図13)の自由距離及び最近傍プロフィールは次のように選択される、但しd=自由距離、NN=最近傍、Pbset=好ましい間引きパターン、dist_profile=距離プロフィール、そしてNN行列(matrix)は様々な位相に対応する。
Figure 0005362749
本開示の或る形態に関して、適格なR=8/11間引きパターン(図17)の自由距離及び最近傍プロフィールは次のように選択される、但しd=自由距離、NN=最近傍、Pbset=好ましい間引きパターン、dist_profile=距離プロフィール、そしてNN行列は様々な位相に対応する。
Figure 0005362749
本開示の或る形態に関して、適格なR=15/22間引きパターン(図15)の自由距離及び最近傍プロフィールは次のように選択される、但しd=自由距離、NN=最近傍、Pbset=好ましい間引きパターン、dist_profile=距離プロフィール、そしてNN行列は様々な位相に対応する。
Figure 0005362749
本開示の或る形態に関して、適格なR=15/22間引きパターン(図15)の自由距離及び最近傍プロフィールは次のように選択される、但しd=自由距離、NN=最近傍、Pbset=好ましい間引きパターン、dist_profile=距離プロフィール、そしてNN行列は様々な位相に対応する。
Figure 0005362749
図13〜17に例示した適格な間引きパターンは単なる例であること、そして多数の他の間引きパターンは他の様々な基準に従って使用されることが理解される。
現在のWiMedia PHY層実施において、保護トーンはデータ・トーンの部分集合を複製する。その結果、受信器は保護トーン(これを「システムA」と呼ぶ)を潜在的に無視し、そして信号対雑音比(SNR)が十分に高ければ、パケットをなお復号する。代りに、受信器は保護トーンに関する複製情報を使用し、そしてその性能(これを「システムA」と呼ぶ)を改善する(例えば、低SNRで同じパケットを復号する)。大きな信頼性を達成する次世代PHY層実施のための優雅な方法は現存するデータ・フローの中に留まることである。
しかしながら、データ・トーンの単純な複写の代りに、逆間引きビット(高い転送率符号を造るために通常廃棄される符号化データ)をマッピングすることはトーン複製を保護するより更に強固なシステムをもたらす。実際、受信器における同じ性質が保持され、保護トーンは性能の基本線レベル(これを「システムC」と呼ぶ)を造るために無視され、そして高い性能の受信器(れを「システムD」と呼ぶ)を造るために使用される。本開示の唯一の特質はデータ・トーン上のデータ・フローが基本線「システムA」と互換性があることである。これは現在のWiMedia PHY層仕様への自然な拡張を可能にし、そして次世代WiMedia PHY層仕様が必要とする高いデータ転送率における信頼性改善を可能にする。
現在の開示で提案したシステムでは、データは二つの別個の間引きパターン(例えば、データ間引きパターン及び保護間引きパターン)によって並行に間引かれると考えられる。データ間引きパターンの出力は第一インタリーブ器を通して宛がわれ、そしてデータ・トーンにマッピングされる。その結果、「システムA」、「システムB」、「システムC」及び「システムD」のデータ・トーンの内容は同じである。保護間引きパターンの出力は第二インタリーブ器を通して宛がわれ、それから保護トーンにマッピングされる。保護トーン上で運ばれる符号化ビット(それはデータ・パターンからの一以上の廃棄ビットを含む)は「システムD」のような高い性能の受信器を造るために使用される。さらに、いくつかのPHYコアが複製され、そして16QAMコンスタレーションにマッピングされる並行ビット-インタリーブ畳込み符号(BICC)を使用することは現在WiMedia PHY層によって支援されているものより高いデータ転送率を可能にする。
上で述べた方法の様々な操作は対応する機能を実行することが可能なあらゆる適切な手段によって行われる。その手段は回路、用途特定集積回路(ASIC)、またはプロセッサーを含め、或いはそれに制限されない、様々なハードウェア及び/またはソフトウェア構成要素を含む。一般に、図に例示した操作がある場合に、それらの操作は同じ番号の対応する対照物手段プラス機能構成要素を持つ。例えば、図18に例示したブロック1082〜1810は図18Aに例示した回路ブロック1802A〜1810Aに対応する。
ここに使用したように、用語「決定する(determining)」は多種多様な行為を包含する。例えば、「決定する(determining)」は計算する(calculating)、計算する(computing)、処理する(processing)、導く(deriving)、調査する(investigating)、検索する(looking up)(例えば、表、データベース、または別のデータ構造において検索する)、確かめる(ascertaining)等々を含む。同じく、「決定する(determining)」は受取る(receiving)(例えば、情報を受取る)、アクセスする(accessing)(例えば、メモリーのデータにアクセスする)等々を含む。同じく、「決定する(determining)」は解決する(resolving)、選択する(selecting)、選択する(choosing)、確立する(establishing)等々を含む。
上で述べた方法の様々な操作は様々なハードウェア及び/またはソフトウェア構成要素、回路、及び/またはモジュールといった、操作を行うことが可能なあらゆる適切な手段によって実行される。一般に、図に例示したあらゆる操作は操作を行うことが可能な対応する機能的手段によって実行される。
本開示に関連して述べた様々な例示の論理ブロック、モジュール、及び回路はここに述べた機能を実行するために設計された多目的プロセッサー、ディジタル信号プロセッサー(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールド・プログラマブル・ゲートアレイ(FPGA)または他のプログラマブル論理デバイス(PLD)、個別ゲートまたはトランジスター論理、個別ハードウェア部品、またはそのあらゆる組合せによって実施または実行される。多目的プロセッサーはマイクロプロセッサーであるが、これに代るものでは、プロセッサーはあらゆる商業的に利用可能なプロセッサー、コントローラー、マイクロコントローラー、または状態機械である。プロセッサーはまた計算デバイスの組合せ、例えば、DSPとマイクロプロセッサーの組合せ、複数のマイクロプロセッサー、DSPコアと連係した一以上のマイクロプロセッサー、または他のそのようなあらゆる構成として実施される。
本開示に関連して述べた方法またはアルゴリズムのステップは直接ハードウェアにおいて、プロセッサーによって実行されるソフトウェア・モジュールにおいて、またはその二つの組合せにおいて具体化される。ソフトウェア・モジュールは当技術分野において既知のあらゆる形の格納メディアに在駐する。使用される格納メディアのいくつかの例はランダム・アクセス・メモリー(RAM)、読出し専用メモリー(ROM)、フラッシュ・メモリー、EPROMメモリー、EEPROMメモリー、レジスタ、ハード・ディスク、交換可能ディスク、CD-ROM、等々を含む。ソフトウェア・モジュールは単一命令、または多数命令を含み、そしていくつかの異なるコード・セグメント上、異なるプログラム中、及び多数の格納メディアにわたって分散される。格納メディアはプロセッサーが格納メディアから情報を読出し、そして格納メディアへ情報を書込むためにプロセッサーへ連結される。これに代るものでは、格納メディアはプロセッサーへ一体化される。
ここに開示した方法は記述した方法を達成するために一以上のステップまたは行為を含む。方法ステップ及び/または行為は請求項の範囲から逸脱することなく相互に交換される。即ち、ステップまたは行為の特定の順序は指定されない限り、特定のステップ及び/または行為の順序及び/または使用は請求項の範囲から逸脱することなく修正される。
記述した機能はハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそのあらゆる組合せにおいて実施される。ソフトウェアにおいて実施されるならば、その機能はコンピューター可読メディア上に一以上の命令として格納される。格納メディアはコンピューターによってアクセスされるあらゆる利用可能なメディアである。例として、制限ではなく、そのようなコンピューター可読メディアはRAM、ROM、EEPROM、CD-ROMまたは他の光ディスク格納、磁気ディスク格納または他の磁気格納デバイス、または命令またはデータ構造の形で所望のプログラム・コードを運び、または格納し、そしてコンピューターによってアクセスされる他のあらゆるメディアを含む。ここに使用されるディスク及びディスク類はコンパクト・ディスク(CD)、レーザー・ディスク、光ディスク、ディジタル多用途ディスク(DVD)、フロッピー(登録商標)・ディスク、及び、ブルーレイ(R)・ディスクを含み、そこではディスクは通常磁気によってデータを再生し、一方、ディスクはレーザによって光学的にデータを再生する。
このように、ある形態はここに提示された操作を実行するためのコンピューター・プログラム製品を含む。例えば、そのようなコンピューター・プログラム製品はその上に格納された(且つ/または符号化された)命令を持つコンピューター可読メディアを含み、その命令はここに述べた操作を実行する一以上のプロセッサーによって実行可能である。或る形態に関して、コンピューター・プログラム製品はパッケージ化機材を含む。
ソフトウェアまたは命令はまた伝送メディア上で伝送される。例えば、ソフトウェアが同軸ケーブル、光ファイバー・ケーブル、撚り対線(twisted pair)、ディジタル加入者回線(DSL)、或いは赤外線、高周波、及びマイクロ波といった無線技術を使用してウェブサイト、サーバー、または遠隔源から伝送されるならば、同軸ケーブル、光ファイバー・ケーブル、撚り対線、DSL、或いは赤外線、高周波、及びマイクロ波といった無線技術はメディアの定義に含まれる。
ここに述べた方法及び技術を実行するためのモジュール及び/または他の適切な手段はダウンロードされ、且つ/または他の場合には適用可能なユーザー端末及び/または基地局によって取得される。例えば、そのようなデバイスはここに述べた方法を実行する手段の移動を容易にするためにサーバーと連結される。代りに、ここに述べた様々な方法はユーザー端末及び/または基地局が格納手段をデバイスに連結または提供する際に様々な方法を取得できるように格納手段(例えば、RAM、ROM、コンパクト・ディスク(CD)またはフロッピー・ディスクのような物理的格納メディア等)を介して提供される。さらに、ここに述べた方法及び技術をデバイスに提供するための他の適切な技術が利用される。
請求項は上に例示した正確な形状及び構成要素に制限されないことを理解すべきである。様々な修正、変更及び変形は請求項の範囲から逸脱することなく上で述べた方法及び装置の配置、操作及び詳細において行われる。開示した態様の前述の説明は、当業者が本開示を実施または使用できるようにするために与えたものである。これらの態様への様々な変更は当業者には容易に明らかとなり、本明細書で定義した一般原理は、本開示の範囲から逸脱することなく他の態様に適用できる。したがって、本開示は、本明細書で示した態様に限定されるものではなく、本明細書で開示した原理および新規の特徴に一致する最も広い範囲を与えられるべきである。
以下に本件出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1] 無線通信システムにおいてデータ転送率を増加させ、且つ信頼性を改善するための方法で、
無線直交周波数分割多重化(OFDM)信号について保護トーンのセットを確認すること、
OFDM伝送のためのデータを符号化すること、
符号化データを間引くために好ましい間引きパターンを確認すること、
符号化データを好ましい間引きパターンで間引くこと、及び
間引き符号化データ伝送すること、ここで前記間引き符号化データの一部は保護トーンのセットの一部分の上で伝送される、
を含む方法。
[2] 前記符号化データを間引くために好ましい間引きパターンを確認することは、
第一間引きパターンを確認すること、
第二間引きパターンを確認すること、
符号化データを第一間引きパターンによって間引くこと、及び
符号化データを第二間引きパターンによって間引くこと、
を含み、そして
前記第一間引きパターンによって間引かれた符号化データの一部は保護トーンの集合の一部分の上で伝送さる、且つ
前記第二間引きパターンによって間引かれた符号化データの一部はデータ・トーンの集合の一部分の上で伝送される、
[1]記載の方法。
[3] 前記OFDM伝送のためにデータを符号化することは第一符号化器及び第二符号化器によってデータを符号化することを含む、
前記符号化データを好ましい間引きパターンで間引くことは第一符号化器からの符号化データを間引くこと、及び第二符号化器からの符号化データを間引くことを含む、そして
前記間引き符号化データを伝送することは第一符号化器からの間引き符号化データ及び第二符号化器からの間引きデータを保護トーンの集合の一部分の上で伝送することを含む、
[1]記載の方法。
[4] 一組のデータ・トーンを使用して直交周波数分割多重化(OFDM)伝送のためのデータを符号化すること、
符号化データから一組のビットを取除くために符号化データを間引きパターンで間引くこと、及び
間引き符号化データを伝送すること、ここで前記間引き符号化データの一部はデータ・トーンの集合から分離した一組の保護トーンの少なくとも一部を使用して伝送される、
を含む、無線通信のための方法。
[5] 前記間引き符号化データの一部は間引きを介して符号化データから除去されたシンボルを含む、[4]記載の方法。
[6] 前記符号化データから一組のシンボルを取除くために符号化データを間引きパターンで間引くことは、
基本間引きパターンの上位集合を含む適格な間引きパターンを生成すること、及び
符号化データを適格な間引きパターンで間引くこと、
を含む、[4]記載の方法。
[7] 前記基本間引きパターンは第一の所定間引き率に対応する、そして
前記適格な間引きパターンは第一の所定間引き率より少ない第二の所定間引き率に対応する、[6]記載の方法。
[請求項8] 前記基本間引きパターンの上位集合を含む適格な間引きパターンを生成することは、
一以上の間引きパターンに関する自由距離及び最近傍プロフィールの少なくとも一つを決定すること、及び
決定に基づいて間引きパターンを適格な間引きパターンとして選択すること、
を含む、[6]記載の方法。
[9] 無線直交周波数分割多重化(OFDM)信号について一組の保護トーンを確認するための識別器、
OFDM伝送のためのデータを符号化するための符号化器、
符号化データを間引くために好ましい間引きパターンを確認するための識別器、
符号化データを好ましい間引きパターンで間引くためのデバイス、及び
間引き符号化データ伝送するための送信器、ここで前記間引き符号化データの一部は保護トーンの集合の一部分の上で伝送される、
を具備する、無線通信システムにおいてデータ転送率を増加させ、且つ信頼性を改善するための装置。
[10] 前記符号化データを間引くために好ましい間引きパターンを確認するための識別器は:
第一の間引きパターンを確認するための識別器、
第二の間引きパターンを確認するための識別器、
符号化データを第一の間引きパターンで間引くためのデバイス、及び
符号化データを第二の間引きパターンで間引くためのデバイス、
を含み、そして
前記第一の間引きパターンで間引かれた符号化データの一部は保護トーンの集合の一部分の上で伝送される、そして
前記第二の間引きパターンで間引かれた符号化データの一部はデータ・トーンの集合の一部分の上で伝送される、[9]記載の装置。
[11] 前記OFDM伝送のためにデータを符号化するための符号化器は第一符号化器及び第二符号化器によってデータを符号化するための符号化器を含む、
前記符号化データを好ましい間引きパターンで間引くためのデバイスは第一符号化器からの符号化データを間引くための回路、及び第二符号化器からの符号化データを間引くための回路を含む、そして
間引き符号化データを伝送するための送信器は第一符号化器からの間引き符号化データ及び第二符号化器からの間引きデータを保護トーンの集合の一部分の上で伝送するための送信器を含む、[9]記載の装置。
[12] 一組のデータ・トーンを使用して直交周波数分割多重化(OFDM)伝送のためのデータを符号化するための符号化器、
符号化データから一組のビットを取除くために符号化データを間引きパターンで間引くためのデバイス、及び
間引き符号化データを伝送するための送信器(間引き符号化データの一部はデータ・トーンの集合から分離した一組の保護トーンの少なくとも一部を使用して伝送される)
を具備する、無線通信のための装置。
[13] 間引き符号化データの一部は間引きを介して符号化データから除去されたシンボルを含む、[12]記載の装置。
[14] 符号化データから一組のシンボルを取除くために符号化データを間引きパターンで間引くためのデバイスは、
基本間引きパターンの上位集合を含む適格な間引きパターンを生成するための生成器、及び
符号化データを適格な間引きパターンで間引くための回路、を含む、[12]記載の装置。
[15] 基本間引きパターンは第一の所定間引き率に対応する、そして
適格な間引きパターンは第一の所定間引き率より少ない第二の所定間引き率に対応する、
[14]記載の装置。
[16] 基本間引きパターンの上位集合を含む適格な間引きパターンを生成するための生成器は、
一以上の間引きパターンに関する自由距離及び最近傍プロフィールの少なくとも一つを決定するためのデバイス、及び
決定に基づいて間引きパターンを適格な間引きパターンとして選択するための選択器、
を含む、[14]記載の装置。
[17] 無線直交周波数分割多重化(OFDM)信号について一組の保護トーンを確認するための手段、
OFDM伝送のためのデータを符号化するための手段、
符号化データを間引くために好ましい間引きパターンを確認するための手段、
符号化データを好ましい間引きパターンで間引くための手段、及び
間引き符号化データ伝送するための手段、ここで前記間引き符号化データの一部は保護トーンの集合の一部分の上で伝送される、
を具備する、無線通信システムにおいてデータ転送率を増加させ、且つ信頼性を改善するための装置。
[18] 符号化データを間引くために好ましい間引きパターンを確認するための手段は、
第一の間引きパターンを確認するための手段、
第二の間引きパターンを確認するための手段、
符号化データを第一の間引きパターンで間引くための手段、及び
符号化データを第二の間引きパターンで間引くための手段、
を含み、そして
第一の間引きパターンで間引かれた符号化データの一部は保護トーンの集合の一部分の上で伝送される、そして
第二の間引きパターンで間引かれた符号化データの一部はデータ・トーンの集合の一部分の上で伝送される、[17]記載の装置。
[19] OFDM伝送のためにデータを符号化するための手段は第一符号化器及び第二符号化器によってデータを符号化するための手段を含む、
符号化データを好ましい間引きパターンで間引くための手段は第一符号化器からの符号化データを間引き、且つ第二符号化器からの符号化データを間引くための手段を含む、そして
間引き符号化データを伝送するための手段は第一符号化器からの間引き符号化データ及び第二符号化器からの間引きデータを保護トーンの集合の一部分の上で伝送するための手段を含む、[17]記載の装置。
[20] 一組のデータ・トーンを使用して直交周波数分割多重化(OFDM)伝送のためのデータを符号化するための手段、
符号化データから一組のビットを取除くために符号化データを間引きパターンで間引くための手段、及び
間引き符号化データを伝送するための手段、ここで間引き符号化データの一部はデータ・トーンの集合から分離した一組の保護トーンの少なくとも一部を使用して伝送される、
を具備する、無線通信のための装置。
[21] 間引き符号化データの一部は間引きを介して符号化データから除去されたシンボルを含む、[20]記載の装置。
[22] 符号化データから一組のシンボルを取除くために符号化データを間引きパターンで間引くための手段は、
基本間引きパターンの上位集合を含む適格な間引きパターンを生成するための手段、及び
符号化データを適格な間引きパターンで間引くための手段
を含む、[20]記載の装置。
[23] 基本間引きパターンは第一の所定間引き率に対応する;そして
適格な間引きパターンは第一の所定間引き率より少ない第二の所定間引き率に対応する、
[22]記載の装置。
[24] 基本間引きパターンの上位集合を含む適格な間引きパターンを生成するための手段は、
一以上の間引きパターンに関する自由距離及び最近傍プロフィールの少なくとも一つを決定するための手段、及び
決定に基づいて間引きパターンを適格な間引きパターンとして選択するための手段
を含む、[22]記載の装置。
[25] 無線直交周波数分割多重化(OFDM)信号について一組の保護トーンを確認する、OFDM伝送のためのデータを符号化する、
符号化データを間引くために好ましい間引きパターンを確認する、
符号化データを好ましい間引きパターンで間引く、そして
間引き符号化データ伝送する、ここで前記間引き符号化データの一部は保護トーンの集合の一部分の上で伝送される、
ために実行可能な命令によって符号化されたコンピューター可読メディアを含む、無線通信システムにおいてデータ転送率を増加させ、且つ信頼性を改善するための無線通信のためのコンピューター・プログラム製品。
[26] 一組のデータ・トーンを使用して直交周波数分割多重化(OFDM)伝送のためのデータを符号化する、
符号化データから一組のビットを取除くために符号化データを間引きパターンで間引く、及び
間引き符号化データを伝送する、ここで前記間引き符号化データの一部はデータ・トーンの集合から分離した一組の保護トーンの少なくとも一部を使用して伝送される、
ために実行可能な命令によって符号化されたコンピューター可読メディアを含む、無線通信のためのコンピューター・プログラム製品。
[27] 少なくとも一つのアンテナ、
無線直交周波数分割多重化(OFDM)信号について一組の保護トーンを確認するための識別器、
OFDM伝送のためにデータを符号化するための符号化器、
符号化データを間引くために好ましい間引きパターンを確認するための識別器、
符号化データを好ましい間引きパターンで間引くためのデバイス、及び
アンテナを介して間引き符号化データを伝送するための送信器、ここで前記間引き符号化データの一部は保護トーンの集合の一部分の上で伝送される、
を具備する、無線通信システムにおいてデータ転送率を増加させ、且つ信頼性を改善するための無線ノード。
[28] 少なくとも一つのアンテナ、
一組のデータ・トーンを使用して直交周波数分割多重化(OFDM)伝送のためにデータを符号化するための符号化器、
符号化データから一組のビットを取除くために符号化データを間引きパターンで間引くためのデバイス、
アンテナを介して間引き符号化データを伝送するための送信器、ここで前記間引き符号化データの一部はデータ・トーンの集合から分離した一組の保護トーンの少なくとも一部を使用して伝送される、
を具備する、無線通信のための無線ノード。

Claims (5)

  1. 無線通信システムにおいてデータ転送率を増加させ、且つ信頼性を改善するための方法で、その方法は、
    所与のデータトーンのセット及び保護トーンのセットを有する直交周波数分割多重(OFDM)信号上で無線OFDM伝送するための符号化データを生成するためにデータを符号化すること、
    符号化データを間引くために、最小自由距離及び最近傍、または好ましい間引きパターンの最小自由距離または最近傍に関して、前記データトーンにマッピングするためのデータ間引きパターンと前記保護トーンにマッピングするための保護間引きパターンとを分解して有する好ましい間引きパターンを識別することと、
    ここで前記データ間引きパターンはN回再配列された基本パターンを備え、
    前記保護間引きパターンは、前記データ間引きパターンで間引される前記符号化データの一ビットを間引せず、他のビットを間引きするパターンであり、前記符号化データの前記一ビットは前記データ間引きパターンにより間引きされ、
    対応するデータトーンパターンを生成するために前記符号化データを前記データ間引きパターンで間引きすること、及び、対応する保護トーンパターンを生成するために前記符号化データを前記保護間引きパターンで間引きすることにより、好ましい間引きパターンによる符号化データの間引を行うことと、
    所与のOFDM信号の前記データトーンセットの部分で前記データトーンパターンを伝送すること、及び前記保護トーンパターンを伝送することにより、前記間引きされた符号化データを伝送することと、
    を備える方法。
  2. 所与のデータトーンのセット及び保護トーンのセットを有する直交周波数分割多重(OFDM)信号上で無線OFDM伝送するための符号化データを生成するためにデータを符号化するための符号化器と、
    符号化データを間引くために、最小自由距離及び最近傍、または好ましい間引きパターンの最小自由距離または最近傍に関して、前記データトーンにマッピングするためのデータ間引きパターンと前記保護トーンにマッピングするための保護間引きパターンとを分解して有する好ましい間引きパターンを識別する識別器と、
    ここで前記データ間引きパターンはN回再配列された基本パターンを備え、
    前記保護間引きパターンは、前記データ間引きパターンで間引される前記符号化データの一ビットを間引せず、他のビットを間引きするパターンであり、前記符号化データの前記一ビットは前記データ間引きパターンにより間引きされ、
    対応するデータトーンパターンを生成するために前記符号化データを前記データ間引きパターンで間引きすること、及び、対応する保護トーンパターンを生成するために前記符号化データを前記保護間引きパターンで間引きすることにより、好ましい間引きパターンによる符号化データの間引を行うためのデバイスと、
    所与のOFDM信号の前記データトーンセットの部分で前記データトーンパターンを伝送すること、及び前記保護トーンパターンを伝送することにより、前記間引きされた符号化データを伝送するための送信器と、
    を具備する、無線通信システムにおいてデータ転送率を増加させ、且つ信頼性を改善するための装置。
  3. 所与のデータトーンのセット及び保護トーンのセットを有する直交周波数分割多重(OFDM)信号上で無線OFDM伝送するための符号化データを生成するためにデータを符号化するための手段と、
    符号化データを間引くために、最小自由距離及び最近傍、または好ましい間引きパターンの最小自由距離または最近傍に関して、前記データトーンにマッピングするためのデータ間引きパターンと前記保護トーンにマッピングするための保護間引きパターンとを分解して有する好ましい間引きパターンを識別する手段と、
    ここで前記データ間引きパターンはN回再配列された基本パターンを備え、
    前記保護間引きパターンは、前記データ間引きパターンで間引される前記符号化データの一ビットを間引せず、他のビットを間引きするパターンであり、前記符号化データの前記一ビットは前記データ間引きパターンにより間引きされ、
    対応するデータトーンパターンを生成するために前記符号化データを前記データ間引きパターンで間引きすること、及び、対応する保護トーンパターンを生成するために前記符号化データを前記保護間引きパターンで間引きすることにより、好ましい間引きパターンによる符号化データの間引を行うための手段と、
    所与のOFDM信号の前記データトーンセットの部分で前記データトーンパターンを伝送すること、及び前記保護トーンパターンを伝送することにより、前記間引きされた符号化データを伝送するための手段と、
    を具備する、無線通信システムにおいてデータ転送率を増加させ、且つ信頼性を改善するための装置。
  4. 無線通信システムにおいてデータ転送率を増加させ、且つ信頼性を改善するための無線通信のために、コンピューターに実行させるための命令を格納したコンピューター可読可能な記憶媒体において、前記命令が、
    所与のデータトーンのセット及び保護トーンのセットを有する直交周波数分割多重(OFDM)信号上で無線OFDM伝送するための符号化データを生成するためにデータを符号化させための命令と、
    符号化データを間引くために、最小自由距離及び最近傍、または好ましい間引きパターンの最小自由距離または最近傍に関して、前記データトーンにマッピングするためのデータ間引きパターンと前記保護トーンにマッピングするための保護間引きパターンとを分解して有する好ましい間引きパターンを識別するための命令と、
    ここで前記データ間引きパターンはN回再配列された基本パターンを備え、
    前記保護間引きパターンは、前記データ間引きパターンで間引される前記符号化データの一ビットを間引せず、他のビットを間引きするパターンであり、前記符号化データの前記一ビットは前記データ間引きパターンにより間引きされ、
    対応するデータトーンパターンを生成するために前記符号化データを前記データ間引きパターンで間引きすること、及び、対応する保護トーンパターンを生成するために前記符号化データを前記保護間引きパターンで間引きすることにより、好ましい間引きパターンによる符号化データの間引を行うための命令と、
    所与のOFDM信号の前記データトーンセットの部分で前記データトーンパターンを伝送すること、及び前記保護トーンパターンを伝送することにより、前記間引きされた符号化データを伝送するための命令と、
    を具備する、コンピューター可読可能な記憶媒体。
  5. 少なくとも一つのアンテナ、
    所与のデータトーンのセット及び保護トーンのセットを有する直交周波数分割多重(OFDM)信号上で無線OFDM伝送するための符号化データを生成するためにデータを符号化するための符号化器と、
    符号化データを間引くために、最小自由距離及び最近傍、または好ましい間引きパターンの最小自由距離または最近傍に関して、前記データトーンにマッピングするためのデータ間引きパターンと前記保護トーンにマッピングするための保護間引きパターンとを分解して有する好ましい間引きパターンを識別する識別器と、
    ここで前記データ間引きパターンはN回再配列された基本パターンを備え、
    前記保護間引きパターンは、前記データ間引きパターンで間引される前記符号化データの一ビットを間引せず、他のビットを間引きするパターンであり、前記符号化データの前記一ビットは前記データ間引きパターンにより間引きされ、
    対応するデータトーンパターンを生成するために前記符号化データを前記データ間引きパターンで間引きすること、及び、対応する保護トーンパターンを生成するために前記符号化データを前記保護間引きパターンで間引きすることにより、好ましい間引きパターンによる符号化データの間引を行うためのデバイスと、
    所与のOFDM信号の前記データトーンセットの部分で前記データトーンパターンを伝送すること、及び前記保護トーンパターンを伝送することにより、前記間引きされた符号化データを伝送するための送信器と、
    を具備する、無線通信システムにおいてデータ転送率を増加させ、且つ信頼性を改善するための無線ノード。
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