JP6092312B2 - E−utranのための二次同期コードブック - Google Patents

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Description

以下は、一般に、無線通信に関し、より具体的には、無線ネットワークサイトに関する二次同期を選択するための二次同期コードブックを決定することに関する。
(関連出願の相互参照)
本非仮特許出願は、本出願の譲受人に譲渡され、参照により明確に本明細書に組み込まれている、2007年8月13日に出願され、「SECONDARY SYNCHRONIZATION CODEBOOK FOR E−UTRAN」という名称の仮特許出願第60/955,623号の優先権を主張する。
無線通信システムは、例えば、音声コンテンツ、データコンテンツなどの様々なタイプの通信コンテンツを提供するように広く展開されている。通常の無線通信システムは、利用可能なシステムリソース(例えば、帯域幅、送信電力)を共有することによって複数のユーザを相手にした通信をサポートすることができる多元接続システムであることが可能である。そのような多元接続システムの例には、CDMA(符号分割多元接続)システム、TDMA(時間分割多元接続)システム、FDMA(周波数分割多元接続)システム、OFDMA(直交周波数分割多元接続)システムなどが含まれることが可能である。
一般に、無線多元接続通信システムは、複数の移動デバイスに関する通信を同時にサポートすることができる。各移動デバイスは、順方向リンク上で伝送、および逆方向リンク上の伝送を介して1つまたは複数の基地局と通信することができる。順方向リンク(またはダウンリンク)とは、基地局から移動デバイスに至る通信リンクを指し、逆方向リンク(またはアップリンク)とは、移動デバイスから基地局に至る通信リンクを指す。さらに、移動デバイスと基地局の間の通信は、SISO(単一入力単一出力)システム、MISO(多入力単一出力)システム、MIMO(多入力多出力)システムなどを介して確立されることが可能である。
MIMOシステムは、一般に、データ伝送のために複数(N個)の送信アンテナと、複数(N個)の受信アンテナとを使用する。N個の送信アンテナおよびN個の受信アンテナによって形成されるMIMOチャネルは、空間チャネルと呼ばれることが可能な独立したN個のチャネルに分解されることが可能であり、ただし、N≦{N,N}である。独立したN個のチャネルのそれぞれは、或る次元に対応する。さらに、MIMOシステムは、複数の送信アンテナ、および複数の受信アンテナによって作られるさらなる次元が利用される場合、向上したパフォーマンス(例えば、より高いスペクトル効率、より大きいスループットおよび/またはより高い信頼性)をもたらすことができる。
マルチ伝送無線アクセスサイトによってもたらされる向上したパフォーマンス、スループット、および信頼性は、さらなるシステム複雑性を生じさせることも可能である。例えば、複数の基地局が、共通の区域内で伝送しており、さらにそのような伝送が、単一のデバイスによって受信される場合、そのような伝送の間で区別を行う機構が、要求されることが可能である。さらに、或る基地局を別の基地局から区別し、さらに/または識別する手段が、要求される可能性がある。基地局を識別するため、および受信された伝送を区別するための1つの機構は、チャネル同期を使用することによる。同期は、一部の事例では、伝送に関する周波数情報およびタイミング情報を含むPSC(一次同期コード)、および基地局IDを提供するSSC(二次同期コード)を含むことが可能である。そのような事例では、デバイスは、PSCおよび/またはSSCによってマルチ送信機環境における1つまたは複数の伝送を区別し、復号することができる。
以下に、1つまたは複数の態様の簡略化された概要を、そのような態様の基本的な理解をもたらすために提示する。この概要は、企図されるすべての態様の広範な概観ではなく、すべての態様の重要な要素もしくは不可欠な要素を特定することも、いずれかの態様、またはすべての態様の範囲を線引きすることも意図していない。この概要の唯一の目的は、後段で提示されるより詳細な説明の前置きとして、1つまたは複数の態様のいくつかの概念を簡略化された形態で提示することである。
本開示は、少なくとも一部の態様において、複数の基地局のSSC(二次同期コード)をスクランブルするのにP−SCH(一次同期チャネル)関連のスクランブルコードを使用する。さらに、このスクランブルを達する様々な機構が、提供される。少なくとも1つのさらなる態様では、PSCベースのスクランブルコードは、SSCを生成するのに利用される多項式とは異なる多項式から生成された複数のM系列から作成される。さらに、開示されるのは、もたらされるスクランブルされたSSCの電力特性および/または相関特性に基づいて、マルチ送信機移動体サイトのためのSSCを生成するために系列ペアを選択するSSCコードブックである。その結果、デバイスにおいて受信されるマルチ送信機SSC伝送の間の干渉が、軽減されて、計画的な移動体基地局展開、半計画的な移動体基地局展開、および無計画の移動体基地局展開に関して、向上したスループット、信頼性、および一貫性がもたらされることが可能である。
一部の態様によれば、開示されるのは、無線通信のためのSSC(二次同期コード)を生成するための方法である。この方法は、基本M系列、および基本M系列の巡回シフトされた変化系列から系列行列を生成すること、およびこの系列行列の少なくとも1つのM系列を、無線通信に関連するPSC(一次同期コード)に基づく共通のバイナリスクランブルコードでスクランブルすることを備えることが可能である。さらに、この方法は、この少なくとも1つのスクランブルされたM系列からSSCを生成すること、およびこのSSCを、OFDM(直交周波数分割多重)伝送の副搬送波チャネル上にマップすることを備えることが可能である。
他の態様によれば、提供されるのは、無線通信のためのSSCを生成するための装置である。この装置は、基本M系列、および基本M系列の巡回シフトされた変化系列から系列行列を生成する論理プロセッサと、この行列の少なくとも1つの系列を、無線通信に関連するPSCに基づく共通のバイナリスクランブルコードでスクランブルするデータ変換モジュールとを備えることが可能である。さらに、この装置は、この少なくとも1つのスクランブルされた系列からSSCを生成する多重化モジュールと、このSSCを、OFDM伝送の副搬送波チャネル上にマップする伝送プロセッサとを備えることが可能である。
さらに他の態様によれば、開示されるのは、無線通信のためのSSCを生成するためのさらなる装置である。この装置は、基本M系列、および基本M系列の巡回シフトされた変化系列から系列行列を生成するための手段と、この行列の少なくとも1つの系列を、無線通信に関連するPSCに基づく共通のバイナリスクランブルコードでスクランブルするための手段とを備えることが可能である。さらに、この装置は、この少なくとも1つのスクランブルされた系列からSSCを生成するための手段と、このSSCを、OFDM伝送の副搬送波チャネル上にマップするための手段とを備えることが可能である。
本開示のさらなる態様によれば、提供されるのは、無線通信のためのSSCを生成するように構成されたプロセッサである。このプロセッサは、基本M系列、および基本M系列の巡回シフトされた変化系列から系列行列を生成する第1のモジュールと、この行列の少なくとも1つの系列を、無線通信に関連するPSCに基づく共通のバイナリスクランブルコードでスクランブルする第2のモジュールとを備えることが可能である。このプロセッサは、この少なくとも1つのスクランブルされた系列からSSCを生成する第3のモジュールと、このSSCを、OFDM伝送の副搬送波チャネル上にマップする第4のモジュールとをさらに備えることが可能である。
少なくとも1つのさらなる態様によれば、提供されるのは、無線通信のためのSSCを生成するように構成されたコンピュータ可読命令を備えるコンピュータ可読媒体である。これらの命令は、基本M系列、および基本M系列の巡回シフトされた変化系列から系列行列を生成し、さらにこの行列の少なくとも1つの系列を、無線通信に関連するPSCに基づく共通のバイナリスクランブルコードでスクランブルするように少なくとも1つのコンピュータによって実行可能であり得る。さらに、これらの命令は、この少なくとも1つのスクランブルされた系列からSSCを生成し、さらにこのSSCを、OFDM伝送の副搬送波チャネル上にマップするように少なくとも1つのコンピュータによって実行可能であり得る。
一部の態様によれば、開示されるのは、無線ネットワークサイトに関して別々のSSCを選択する方法である。この方法は、基本M系列、および基本M系列のn個の巡回シフトされた系列から系列行列を形成すること、およびこの系列行列の個々の系列ペアに実質的に(n+1)^2個の指標の1つを割り当てることを備えることが可能である。また、この方法は、系列ペアを、その系列ペアからもたらされるSSCのPAPR(ピーク対平均電力比)または信号相関に少なくとも部分的に基づいて、選択することを備えることも可能である。
さらに、他の態様によれば、提供されるのは、無線ネットワークサイトに関して別々のSSCを選択する装置である。この装置は、基本M系列、および基本M系列のn個の巡回シフトされた系列から系列行列を形成する論理プロセッサと、この系列行列の個々の系列ペアに実質的に(n+1)^2個の指標の1つを割り当てる指標付けモジュールとを備えることが可能である。一部の態様によれば、この装置は、系列ペアを、その系列ペアからもたらされるSSCのPAPRまたは信号相関に少なくとも部分的に基づいて、選択する簡潔化モジュールを備えることも可能である。
さらなる1つまたは複数の態様では、開示されるのは、無線ネットワークサイトに関して個々のSSCを選択する装置である。この装置は、基本M系列、および基本M系列のn個の巡回シフトされた系列から系列行列を形成するための手段と、この系列行列の個々の系列ペアに実質的に(n+1)^2個の指標の1つを割り当てるための手段とを備えることが可能である。さらに、この装置は、系列ペアを、その系列ペアからもたらされるSSCのPAPRまたは信号相関に少なくとも部分的に基づいて、選択するための手段を備えることが可能である。
他の少なくとも1つの態様によれば、開示されるのは、無線ネットワークサイトに関して個々のSSCを選択するように構成されたプロセッサである。このプロセッサは、基本M系列、および基本M系列のn個の巡回シフトされた系列から系列行列を形成する第1のモジュールと、この系列行列の個々の系列ペアに実質的に(n+1)^2個の指標の1つを割り当てる第2のモジュールとを備えることが可能である。さらに、このプロセッサは、系列ペアを、その系列ペアからもたらされるSSCのPAPRまたは信号相関に少なくとも部分的に基づいて、選択する第3のモジュールを備えることが可能である。
以上に加えて、提供されるのは、無線ネットワークサイトに関して個々のSSCを選択するように構成されたコンピュータ可読命令を備えるコンピュータ可読媒体である。これらの命令は、基本M系列、および基本M系列のn個の巡回シフトされた系列から系列行列を形成し、さらにこの系列行列の個々の系列ペアに実質的に(n+1)^2個の指標の1つを割り当てるように少なくとも1つのコンピュータによって実行可能であり得る。さらに、これらの命令は、系列ペアを、その系列ペアからもたらされるSSCのPAPRまたは信号相関に少なくとも部分的に基づいて、選択するように少なくとも1つのコンピュータによって実行可能であり得る。
さらなる態様によれば、開示されるのは、無線通信の方法である。この方法は、移動体ネットワーク送信機から無線伝送を受信すること、およびこの無線伝送からSSCを抽出することを備えることが可能であり、このSSCは、共通のPSCベースのバイナリスクランブルコードでスクランブルされた少なくとも2つの系列から成る。この方法は、共通のPSCベースのバイナリ逆スクランブルコードを使用して、このSSCを解読すること、およびこの解読されたSSCから移動体ネットワーク送信機のIDを特定することをさらに備えることが可能である。
他の態様によれば、提供されるのは、無線通信を行うための装置である。この装置は、移動体ネットワーク送信機から無線伝送を受信するアンテナと、この無線伝送からSSCを抽出する復調器とを含むことが可能であり、このSSCは、共通のPSCベースのバイナリスクランブルコードでスクランブルされた少なくとも2つの系列から成る。さらに、この装置は、共通のPSCベースのバイナリ逆スクランブルコードを使用して、このSSCを解読する信号プロセッサと、この解読されたSSCから移動体ネットワーク送信機のIDを特定する論理プロセッサとを含むことが可能である。
さらなる他の態様によれば、開示されるのは、無線通信を行う装置である。この装置は、移動体ネットワーク送信機から無線伝送を受信するための手段と、この無線伝送からSSCを抽出するための手段とを備えることが可能であり、このSSCは、共通のPSCベースのバイナリスクランブルコードでスクランブルされた少なくとも2つの系列から成る。さらに、この装置は、共通のPSCベースのバイナリ逆スクランブルコードを使用して、このSSCを解読するための手段と、この解読されたSSCから移動体ネットワーク送信機のIDを特定するための手段とを備えることが可能である。
さらなる態様では、提供されるのは、無線通信を行うように構成されたプロセッサである。このプロセッサは、移動体ネットワーク送信機から無線伝送を受信する第1のモジュールと、この無線伝送からSSCを抽出する第2のモジュールとを備えることが可能であり、このSSCは、共通のPSCベースのバイナリスクランブルコードでスクランブルされた少なくとも2つの系列から成る。このプロセッサは、共通のPSCベースのバイナリ逆スクランブルコードを使用して、このSSCを解読する第3のモジュールと、この解読されたSSCから移動体ネットワーク送信機のIDを特定する第4のモジュールとをさらに備えることが可能である。
さらなる1つまたは複数の態様によれば、提供されるのは、無線通信を行うように構成されたコンピュータ可読命令を備えるコンピュータ可読媒体である。これらの命令は、移動体ネットワーク送信機から無線伝送を受信し、さらにこの無線伝送からSSCを抽出するように少なくとも1つのコンピュータによって実行可能であることが可能であり、このSSCは、共通のPSCベースのバイナリスクランブルコードでスクランブルされた少なくとも2つの系列から成る。これらの命令は、共通のPSCベースのバイナリ逆スクランブルコードを使用して、このSSCを解読し、さらにこの解読されたSSCから移動体ネットワーク送信機のIDを特定するように少なくとも1つのコンピュータによってさらに実行可能であり得る。
以上の目的、および関連する目的を達するのに、1つまたは複数の態様は、本明細書で十分に説明され、さらに特許請求の範囲において特に指摘される特徴を備える。以下の説明、および添付の図面は、1つまたは複数の態様のいくつかの例示的な態様を詳細に示す。しかし、これらの態様は、様々な態様の原理が使用され得る様々な仕方のいくつかを示すに過ぎず、説明される態様は、すべてのそのような態様、およびそれらの均等物を含むことを意図している。
本明細書で説明される態様による無線通信を提供する例示的なシステムを示すブロック図。 無線通信環境で使用するための例示的な通信装置を示すブロック図。 1つまたは複数の態様によるマルチ基地局サイトのSSCの間で、より小さい干渉をもたらす例示的なシステムを示すブロック図。 SSC、スクランブルコード、さらに/または類似物のための系列を生成するための例示的な系列行列を示す図。 マルチ送信機移動体サイトにおいて、送信されたSSCに関して、より小さい干渉をもたらす例示的なシステムを示すブロック図。 SSC伝送の間の干渉を低減するために、本明細書で説明されるSSCコードブックを使用する例示的なシステムを示すブロック図。 本開示の態様による例示的な基地局を示すブロック図。 本開示のさらに他の態様による例示的な端末デバイスを示すブロック図。 本開示の態様による複数のSSC伝送の干渉を低減するための例示的な方法を示す流れ図。 1つまたは複数の態様によるOTA SSC伝送をスクランブルするためのサンプル方法を示す流れ図。 少なくとも1つの態様によるスクランブルされたSSCを生成するためのサンプル方法を示す流れ図。 本明細書で開示される一部の態様による遠隔通信を円滑にすることができる例示的なシステムを示すブロック図。 移動体通信環境に関して、より小さい干渉をもたらす例示的なシステムを示すブロック図。 もたらされるSSC信号のPAPRおよび/または相関に基づいてSSC系列を選択するサンプルシステムを示すブロック図。 マルチ送信機移動体環境において向上した受信および同期をもたらすサンプルシステムを示すブロック図。
次に、様々な態様が、すべての図面で同様の要素を参照するのに同様の符号が使用される、図面を参照して説明される。以下の説明において、説明の目的で、多数の特定の詳細が、1つまたは複数の態様の徹底的な理解をもたらすために示される。しかし、そのような態様が、これらの特定の詳細なしに実施されることが可能であることは明白であり得る。他の事例では、よく知られた構造およびデバイスは、1つまたは複数の態様を説明することを容易にするために、ブロック図の形態で示される。
さらに、本開示の様々な態様が、後段で説明される。本明細書の教示は、多種多様な形態で実現されることが可能であること、および本明細書で開示されるいずれの特定の構造および/または機能も、代表的であるに過ぎないことが明白であろう。本明細書の教示に基づいて、本明細書で開示される態様は、他のいずれの態様とも無関係に実施されることが可能であること、およびこれらの態様の2つ以上は、様々な仕方で組み合わされ得ることが、当業者には認識されよう。例えば、任意の数の、本明細書で説明される態様を使用して、装置が実施されることが可能であり、さらに/または方法が実施されることが可能である。さらに、本明細書で説明される態様の1つまたは複数に加えて、またはそのような態様以外に、他の構造および/または機能を使用して、装置が実施されることが可能であり、さらに/または方法が実施されることが可能である。一例として、本明細書で説明される方法、デバイス、システム、および装置の多くは、1つまたは複数の無線チャネルの特性を特定すること、ならびにその特定された特性の大きさに部分的に基づいて、ハンドオーバ決定をもたらすことの文脈において説明される。同様の技術が他の通信環境に適用されることも可能であることが、当業者には認識されよう。
本開示は、1つまたは複数の態様において、マルチ送信機環境における複数のSSC(二次同期コード)伝送に関して、より小さい干渉をもたらす。この環境は、計画的な移動体通信環境、半計画的な移動体通信環境、および/または無計画の移動体通信環境に関連することが可能である。通常、RAN(無線アクセス網)BS(基地局)は、移動デバイス(例えば、セルラー電話機、セルラー対応のラップトップ、マルチモード電話機、PDA[パーソナルディジタルアシスタント]、および/または類似物)を相手にしたOTA(無線(over the air))通信を円滑にするのに同期コードを使用する。移動デバイスは、関係のあるデータがBSによっていつ供給されているかを特定するために、それらの同期コード(および、一部の事例では、OTA伝送の他の部分)を監視する。比較的小さい通信サイト内に多くのBSが存在する(例えば、したがって、移動デバイスが、多くのBSから無線伝送を受信する)場合、それらの同期コードは、互いに干渉して、移動デバイスにおいて区別するのが困難になる可能性がある。したがって、同期コード干渉を軽減する、または回避する機構が、移動体通信の信頼性を向上させることができる。
一部の態様によれば、SSCを生成して、P−SCH関連のスクランブルコードでスクランブルする特定の機構が、提供される。スクランブルされたSSCは、共通の移動体環境(例えば、単一の移動体展開サイト、または複数の近くに位置する移動体サイト)において送信された際、互いに干渉する可能性がより低いことが可能である。少なくとも1つの態様では、SSCは、第1の数式によって与えられる第1の系列セットから生成されることが可能であり、さらにこれらのSSCをスクランブルするスクランブルコードが、異なる数式から生成されることが可能である。さらに、これらのスクランブルコードの系列指標が、P−SCH(一次同期チャネル)に基づいて選択されることが可能である。様々な機構が、これらのスクランブルされたSSCを生成し、さらに複数の送信元(例えば、BS)によって送信される複数のSSCの干渉を低減するのに使用されることが可能である。
SSCは、基本系列、および基本系列の変化系列(例えば、巡回シフトされた系列)を備える、系列行列から選択された複数の系列から生成されることが可能である。基本系列、選択された系列、および/またはSSCは、OTA SSCの干渉を低減するようにスクランブルコードでスクランブルされることが可能である。一実施例として、選択された系列のペアがまず、スクランブルコードによってスクランブルされることが可能であり、次に、これらの系列が、OTAメッセージにマップされることが可能な、完全な長さのスクランブルされたSSC系列を形成するように組み合わされることが可能である(例えば、系列ペアをインタリーブすることによって)。別の実施例では、系列のペアはまず、スクランブルされていない完全な長さの系列を形成するようにインタリーブされ、次に、スクランブルコードによってスクランブルされ、次に、伝送にマップされることが可能である。他の実施例では、基礎系列は、系列行列が、スクランブルされた基本系列と、スクランブルされた、基本系列の変化系列とを備えるようにスクランブルされることが可能である。そのような実施例では、スクランブルされた系列のペアは、行列から選択され、完全な長さのSSC系列を形成するようにインタリーブされ、さらにOTAメッセージにマップされることが可能である。スクランブルされたSSC系列は、送信されるSSCの、より小さい干渉をもたらすことが可能であり、さらに計画的な移動体基地局展開、半計画的な移動体基地局展開、および無計画の移動体基地局展開に関する伝送信頼性を向上させることができる。
他の1つまたは複数の態様によれば、符号化された信号の間の干渉をランダム化することができる、PSCベースのスクランブルコードを生成する機構が、提供される。複数の系列(例えば、3つの系列)が、1つまたは複数のSSCに関するスクランブルコードを生成するのに使用される。これらの複数の系列は、完全な長さの系列(または、例えば、1ビット切り捨て(one-bit truncated)などの、変更された完全な長さの系列)のセット、または自セットの他の1/2の長さの系列に付加された1/2の長さの系列のセットを備えることが可能である。少なくとも1つの態様では、完全な長さの系列および/または1/2の長さの系列のセットは、共通のM系列多項式から生成される。別の態様では、完全な長さの系列および/または1/2の長さの系列のセットは、複数のM系列多項式から生成されることが可能である。少なくとも1つのさらなる態様では、PSCベースのスクランブルコードが、SSCを生成するのに利用される多項式とは異なる多項式から生成された3つの1/2の長さのM系列から作成される。
他の1つまたは複数の態様によれば、提供されるのは、マルチ送信機移動体サイトに関するSSCを生成するためのSSCコードブックである。これらのSSCは、系列行列の様々な系列から生成されることが可能である。これらの系列は、系列のペアからもたらされるSSCのPAPR算出および/または相関算出に基づいて選択されることが可能である。このため、もたらされるSSCは、本開示のそのような態様のため、向上した伝送、およびより小さい干渉を示すことが可能である。
本開示で使用される「構成要素」、「システム」などの用語は、ハードウェア、ソフトウェア、実行中のソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、および/または以上の任意の組合せの、コンピュータ関連のエンティティを指すことを意図している。例えば、構成要素は、プロセッサ上で実行されているプロセス、プロセッサ、オブジェクト、実行可能ファイル、実行のスレッド、プログラム、および/またはコンピュータであることが可能であるが、以上には限定されない。1つまたは複数の構成要素が、プロセス内、さらに/または実行のスレッド内に存在することが可能であり、さらに構成要素は、1つのコンピュータ上に局所化されること、さらに/または2つ以上のコンピュータの間で分散されることが可能である。さらに、これらの構成要素は、様々なデータ構造が格納されている様々なコンピュータ可読媒体から実行されることが可能である。これらの構成要素は、1つまたは複数のデータパケットを有する信号に従うなどして、ローカルプロセスおよび/または遠隔プロセスを介して通信することができる(例えば、1つの構成要素からのデータが、その信号を介して、ローカルシステム内の、または分散システムにおける別の構成要素と、さらに/またはインターネットなどのネットワークを介して他のシステムと対話して)。さらに、本明細書で説明されるシステムの構成要素は、当業者には認識されるとおり、それらの構成要素に関連して説明される様々な態様、目的、利点などを実現することを円滑にするために、再構成され、さらに/または追加の構成要素によって補完されることが可能であり、特定の図に示される構成そのものに限定されない。
さらに、様々な態様が、移動通信デバイス(または、例えば、移動デバイス)に関連して本明細書で説明される。移動通信デバイスは、システム、加入者ユニット、加入者局、移動局、移動体、遠隔局、遠隔端末装置、アクセス端末装置、ユーザ端末装置、ユーザエージェント、ユーザデバイス、またはユーザ機器と呼ばれることも可能である。加入者局は、セルラー電話機、コードレス電話機、SIP(セッション開始プロトコル)電話機、WLL(無線ローカルループ)局、PDA(パーソナルディジタルアシスタント)、無線接続能力を有するハンドヘルドデバイス、または処理デバイスとの無線通信を円滑にする無線モデムもしくは類似した機構に接続された他の処理デバイスであることが可能である。
1つまたは複数の例示的な実施形態では、説明される機能は、ハードウェアで、ソフトウェアで、ファームウェアで、ミドルウェアで、マイクロコードで、または以上の任意の適切な組合せで実施されることが可能である。ソフトウェアで実施される場合、これらの機能は、コンピュータ可読媒体上に格納される、またはコンピュータ可読媒体上で1つまたは複数の命令もしくはコードとして伝送されることが可能である。コンピュータ可読媒体には、コンピュータ記憶媒体と、或る場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を円滑にする任意の媒体を含む通信媒体がともに含まれる。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされることが可能な任意の利用可能な媒体であることが可能である。例として、限定としてではなく、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM(登録商標)、CD−ROMもしくは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージもしくは他の磁気記憶デバイス、または命令もしくはデータ構造の形態で所望されるプログラムコードを伝送する、もしくは格納するのに使用されることが可能であり、さらにコンピュータによってアクセスされることが可能な他の任意の媒体を備えることが可能である。さらに、任意の接続が、コンピュータ可読媒体と適切に呼ばれる。例えば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、より対線、DSL(ディジタル加入者線)、あるいは赤外線、無線、マイクロ波などの無線技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または他の遠隔の源から伝送される場合、その同軸ケーブル、光ファイバケーブル、より対線、DSL、あるいは赤外線、無線、マイクロ波などの無線技術が、媒体の定義に含められる。本明細書で使用されるディスク(disk)およびディスク(disc)には、CD(コンパクトディスク(disc))、レーザーディスク(登録商標)、光ディスク(disc)、DVD(ディジタルバーサタイルディスク(disc))、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)、およびブルーレイディスク(disc)が含まれ、ただし、ディスク(disk)は、通常、データを磁気的に再現するのに対して、ディスク(disc)は、レーザーを使用してデータを光学的に再現する。また、以上のディスク(disk)およびディスク(disc)の組合せも、コンピュータ可読媒体の範囲内に含められなければならない。
ハードウェア実施形態の場合、本明細書で開示される態様に関連して説明される処理ユニット、様々な例示的なロジック、論理ブロック、モジュール、および回路は、1つまたは複数のASIC(特定用途向け集積回路)、DSP(ディジタル信号プロセッサ)、DSPD(ディジタル信号処理デバイス)、PLD(プログラマブル論理デバイス)、FPGA(フィールドプログラマブルゲートアレー)、ディスクリートのゲートもしくはトランジスタロジック、ディスクリートのハードウェア構成要素、汎用プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、本明細書で説明される機能を実行するように設計された他の電子ユニット、または以上の組合せの内部で実施される、または実行されることが可能である。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであることが可能であるが、代替として、プロセッサは、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態マシンであることが可能である。また、プロセッサは、コンピューティングデバイスの組合せとして、例えば、DSPとマイクロプロセッサの組合せとして、複数のマイクロプロセッサとして、DSPコアと連携する1つまたは複数のマイクロプロセッサとして、または他の任意の適切な構成として実施されることも可能である。さらに、少なくとも1つのプロセッサは、本明細書で説明されるステップおよび/またはアクションの1つまたは複数を実行するように動作可能な1つまたは複数のモジュールを備えることが可能である。
さらに、本明細書で説明される様々な態様または特徴は、標準のプログラミング技術および/またはエンジニアリング技術を使用する方法、装置、または製造品として実施されることが可能である。さらに、本明細書で開示される態様に関連して説明される方法またはアルゴリズムのステップおよび/またはアクションは、ハードウェアで、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールで、またはこの2つの組合せで直接実施されることが可能である。さらに、一部の態様では、方法またはアルゴリズムのステップおよび/またはアクションは、コンピュータプログラム製品に組み込まれることが可能な、マシン可読媒体および/またはコンピュータ可読媒体の上のコードおよび/もしくは命令の少なくとも1つまたは任意の組合せまたはセットとして存在することが可能である。本明細書で使用される「製造品」という用語は、任意のコンピュータ可読デバイス、キャリア、または媒体からアクセス可能なコンピュータプログラムを包含することを意図している。例えば、コンピュータ可読媒体には、磁気記憶デバイス(例えば、ハードディスク、フロッピーディスク、磁気ストリップなど)、光ディスク(例えば、CD(コンパクトディスク)、DVD(ディジタルバーサタイルディスク)など)、スマートカード、およびフラッシュメモリデバイス(例えば、カード、スティック、キードライブなど)が含まれることが可能であるが、以上には限定されない。さらに、本明細書で説明される様々な記憶媒体は、情報を格納するための1つまたは複数のデバイスおよび/または他のマシン可読媒体を代表することが可能である。「マシン可読媒体」という用語は、限定されることなしに、無線チャネル、ならびに命令(複数可)および/またはデータを格納すること、含むこと、さらに/または伝送することができる他の様々な媒体を含むことが可能である。
さらに、「例示的」という語は、例、事例、または例示の役割をすることを意味するように本明細書で使用される。「例示的」と本明細書で説明されるいずれの態様または設計も、他の態様または設計より好ましい、または有利であると必ずしも解釈されるべきではない。むしろ、例示的という語の使用は、概念を具体的に提示することを意図している。本出願で使用される「または」という語は、排他的な「または」ではなく、包含的な「または」を意味することを意図している。つまり、特に明記しない限り、または文脈から明らかでない限り、「Xは、AまたはBを使用する」は、自然な包含的な置換のいずれも意味することを意図している。つまり、Xが、Aを使用する場合、Xが、Bを使用する場合、またはXが、AとBをともに使用する場合、以上の事例のいずれの元においても、「Xは、AまたはBを使用する」が満たされる。さらに、本出願および添付の特許請求の範囲において使用される「或る」という冠詞は、特に明記しない限り、または単数形に向けられるべきことが文脈から明らかでない限り、「1つまたは複数の」を意味するものと一般的に解釈されなければならない。
本明細書で使用される「推測する」または「推測」という用語は、イベントおよび/またはデータを介して捕捉された観察のセットから、システム、環境、および/またはユーザの状態について推量する、または推測するプロセスを一般に指す。推測は、特定の文脈またはアクションを識別するのに使用されることが可能であり、あるいは、例えば、いくつかの状態にわたる確率分布を生成することが可能である。この推測は、確率論的である、つまり、データおよびイベントの考慮に基づく、関心対象の状態にわたる確率分布の計算であることが可能である。また、推測は、イベントおよび/またはデータのセットから、より高いレベルのイベントを構成するために使用される技術を指すことも可能である。そのような推測は、観察されたイベント、および/または格納されたイベントデータのセット、それらのイベントが、時間的に密接に互いに関係しているか否か、およびそれらのイベントおよびデータが、1つのイベントおよびソースの源に由来するか、またはいくつかのイベントおよびデータの源に由来するかということから、新たなイベントまたはアクションの構成をもたらす。
次に図面を参照すると、図1は、1つまたは複数の態様に関連して利用されることが可能であるような、複数の基地局110および複数の端末装置120を有する無線通信システム100を示す。基地局(110)は、一般に、端末装置と通信する固定局であり、さらにアクセスポイントと呼ばれる、ノードBと呼ばれる、または他の何らかの用語で呼ばれることも可能である。各基地局110は、102a、102b、および102cというラベルが付けられた、図1に3つの地理的区域として示される、或る特定の地理的区域またはカバレッジ区域に関する通信カバレッジを提供する。「セル」という用語は、この用語が使用される文脈に応じて、基地局、および/または基地局のカバレッジ区域を指すことが可能である。システム容量を向上させるのに、基地局の地理的区域/カバレッジ区域は、より小さい複数の区域(例えば、図1のセル102aに従って、より小さい3つの区域)、104a、104b、および104cに分割されることが可能である。より小さい各区域(104a、104b、および104c)は、それぞれのBTS(基地トランシーバサブシステム)によるサービスを受けることが可能である。「セクタ」という用語は、この用語が使用される文脈に応じて、BTSおよび/またはBTSのカバレッジ区域を指すことが可能である。セクタ化されたセルに関して、そのセルのすべてのセクタに関するBTSは、通常、そのセルに関する基地局内に並置される。本明細書で説明される伝送技術は、セクタ化されたセルを有するシステムに関しても、セクタ化されていないセルを有するシステムに関しても使用されることが可能である。簡明のため、以下の説明では、特に明記しない限り、「基地局」という用語は、一般に、セクタにサービスを提供する固定局に関しても、セルにサービスを提供する固定局に関しても使用される。
端末装置120は、通常、システム全体にわたって散在し、さらに各端末装置は、固定型または移動型であることが可能である。端末装置は、移動局と呼ばれる、ユーザ機器と呼ばれる、ユーザデバイスと呼ばれる、または他の何らかの用語で呼ばれることも可能である。端末装置は、無線デバイス、セルラー電話機、PDA(パーソナルディジタルアシスタント)、無線モデムカードなどであることが可能である。各端末装置120は、任意の所与の時点で、ダウンリンク上、およびアップリンク上で0の、1つの、または複数の基地局を相手に通信することが可能である。ダウンリンク(または順方向リンク)とは、基地局から端末装置に至る通信リンクを指し、アップリンク(または逆方向リンク)とは、端末装置から基地局に至る通信リンクを指す。
集中アーキテクチャの場合、システムコントローラ130が、複数の基地局110に結合され、複数の基地局110に関する調整および制御をもたらす。分散アーキテクチャの場合、基地局110は、必要に応じて、互いに通信することができる。順方向リンク上のデータ伝送は、しばしば、順方向リンクおよび/または通信システムによってサポートされ得る最大データ転送速度で、またはほぼ最大データ転送速度で1つのアクセスポイントから1つのアクセス端末装置に行われる。順方向リンクのさらなるチャネル(例えば、制御チャネル)が、複数のアクセスポイントから1つのアクセス端末装置に伝送されることが可能である。逆方向リンクデータ通信は、1つのアクセス端末装置から1つまたは複数のアクセスポイントに行われることが可能である。
図2は、様々な態様による、アドホックもしくは無計画の/半計画的な無線通信環境200の図である。システム200は、互いに、さらに/または1つまたは複数の移動デバイス204を相手に無線通信信号の受信、送信、中継などを行う1つまたは複数のセルおよび/またはセクタにおける1つまたは複数の基地局202を備えることが可能である。図示されるとおり、各基地局202は、206a、206b、206c、および206dというラベルが付けられた、4つの地理的区域として示される、或る特定の地理的区域に関する通信カバレッジを提供することが可能である。各基地局202は、当業者には認識されるとおり、送信機チェーンと、受信機チェーンとを備えることが可能であり、これらのチェーンのそれぞれは、信号送信および信号受信に関連する複数の構成要素(例えば、プロセッサ、変調器、多重化装置、復調器、逆多重化装置、アンテナなど)を備えることが可能である。移動デバイス204は、例えば、セルラー電話機、スマートフォン、ラップトップ、ハンドヘルド通信デバイス、ハンドヘルドコンピューティングデバイス、衛星ラジオ、グローバルポジショニングシステム、PDA、および/または無線ネットワーク200を介して通信するための他の任意の適切なデバイスであることが可能である。システム200は、後出の図に関連して本明細書で説明されるとおり、無線通信環境(200)において同期されたOTAメッセージ伝送を提供すること、さらに/または利用することを円滑にするために、本明細書で説明される様々な態様に関連して使用されることが可能である。
図3は、移動体通信環境における同期メッセージに関して、より小さい干渉をもたらす例示的なシステム300のブロック図である。システム300の文脈で利用される同期メッセージには、SSCが含まれることが可能である。また、本明細書で説明されるとおり、PSC(一次同期コード)の態様、またはP−SCHの態様が、SSCの干渉を低減するのに使用され得ることも認識されたい。システム300に関係する移動体通信環境は、以降、ひとまとめにしてLTEと呼ばれる、3GPP(third generation partnership project)LTE(long term evolution)システム、E−UTRAN(evolved UMTS(universal mobile telecommunication system)地上無線アクセス網)システム、または以上の組合せなどを含むことが可能であることをさらに認識されたい。例えば、OFDMA(直交周波数分割多元接続)アクセス技術、例えば、OFDM(直交FDM)、COFDM(コード化OFDM)、および/または類似したFDMを含むFDM(周波数分割多重化)を使用する他の適切な移動体通信アーキテクチャが、そのような移動体通信環境に含められる。当業者は、後述の技術を、CDMA(符号分割多元接続)環境(例えば、CDMA2000、3GPP2など)、TDMA(時分割多元接続)環境(例えば、TDMA)、TDD(時分割複信)環境、または以上の適切な組合せ(例えば、TD−CDMA、TD−SCDMA、UMTS−TDD、FDMA/TDMA/FDDなど)を含む、他の移動体通信環境に適用する適切な機構を決定することができることをさらに認識されたい。
システム300は、RAN306(例えば、E−UTRAN)の1つまたは複数の基地局に結合されたSSCジェネレータ302を備えることが可能である。1つまたは複数のデバイス304が、RAN306によるサービスを受けることが可能である。基地局(306)は、移動デバイス304を相手に、デバイス304とOTAメッセージを交換することによって、通信することができる。移動デバイス304に送信されるOTAメッセージは、通常、そのような通信を円滑にする1つまたは複数の同期メッセージを含む。例えば、PSCが、メッセージの中でデータがどこにパックされているか、メッセージ長、同期周波数などを示すのに利用されることが可能である。SSCは、この事前情報、ならびに送信側基地局306のIDを供給することができる。このため、SSCは、マルチ送信機サイト306において或る基地局(306)を別の基地局(306)と区別するように移動デバイス304によって利用されることが可能である。
複数のOTAメッセージが、実質的に同時の時点で、複数の基地局によって送信される場合、これらのメッセージ間の干渉が、もたらされることが可能である。同期情報に関する干渉は、逸せられるメッセージ、移動デバイス304における電力消費の増加、および通信の非効率につながる可能性がある。干渉が生じることを軽減するのに、SSCジェネレータ302は、2つのSSCが、受信側デバイス(304)において互いに干渉するゆう度を低減するように1つまたは複数のスクランブルコードを使用することができる。
システム300は、RAN306の基地局に関する1つまたは複数のSSCを作成するのに利用される系列行列を生成する論理プロセッサ308をさらに備えることが可能である。例えば、系列、系列ペア、系列トリプレットなどが、SSCを生成するのに利用されることが可能である。一態様では、長さ31の系列(例えば、31のバイナリビットを有するバイナリ系列)のペアが、62ビットSSCを生成するのに使用される。これらの系列ペアは、論理プロセッサ308によって生成された系列行列から選択されることが可能である。一実施例では、系列行列は、長さ31の単一の基本M系列から生成されることが可能である。そのような系列は、適切な多項式から導き出されることが可能である。他の態様では、論理プロセッサ308は、SSCスクランブルコードのための系列を生成するのにデータ変換モジュール310(後出)によって使用されるのとは異なる多項式から基本M系列を導き出す。或る特定の実施例として、基本M系列を生成するのに利用される多項式は、GF(2)上のx^5+x^2+1という形態であることが可能であり、ただし、GF(2)は、式の結果を2進数に制限するガロア体を示す。
基本系列が、論理プロセッサ308によって生成されると、系列行列をポピュレートする基本系列の変化系列が、形成されることが可能である。一部の態様では、基本系列の桁数と実質的に等しい数の変化系列が、生成される。(例えば、基本系列が、31桁を備える場合、29、30、31、または実質的に同様の数の変化系列が、生成される。)これらの変化系列は、系列行列(例えば、行列の第1の行、第2の行、第3の行などが、基本系列、第1の変化系列、第2の変化系列などをそれぞれ備え、さらに行列の第1の列、第2の列、第3の列などが、各系列の第1の桁、第2の桁、第3の桁などをそれぞれ備え、例えば、前出の図4を参照されたい)を形成するように基本系列と組み合わされる。
系列行列が定義されると、論理プロセッサは、SSCを生成するのに利用されることが可能な行列から、複数の系列を選択することができる。一実施例として、長さ31の系列のペアが、長さ62のSSCを形成するように選択されることが可能である。次に、そのような各SSCが、RAN306の1つまたは複数の基地局に割り当てられることが可能であり、さらにそのような基地局を他の基地局と区別する識別情報(例えば、基地局ID)を担持することが可能である。後出の図5および図6でより詳細に説明されるとおり、この選択は、もたらされるSSCのPAPR、または信号相関、または以上の組合せなどを含むが、以上には限定されない、複数の要因に基づくことが可能である。RAN306によって送信されるSSCの間の干渉を低減するのに、これらのSSCは、後段で説明される、PSCベースの系列などの1つまたは複数のスクランブル系列を使用することによってスクランブルされることが可能である。
システム300は、系列行列の少なくとも1つの系列を、共通のバイナリスクランブルコードでスクランブルするデータ変換モジュール310をさらに備えることが可能である。少なくとも1つの態様において、このスクランブルコードは、共通の多項式から導き出された複数の系列を使用する系列モジュール312によって生成されることが可能である。この共通の多項式および/または導き出される系列は、無線通信に関連するPSC(例えば、OTAメッセージ)に基づくことが可能である。実施例として、PSCから導き出された指標が、スクランブルコードを生成する系列ペア、系列トリプレットなどを(例えば、スクランブルコード系列行列から)選択するのに使用されることが可能である。PSCに基づくスクランブルコード系列の選択は、複数のSSCのOTA伝送に関して、より小さい干渉をもたらすことが可能である。
データ変換モジュール310は、このスクランブルコードを、多重化されたSSC、SSCの成分(例えば、そのSSCを形成する系列ペア、系列トリプレットなどの系列)、または系列行列自体の系列をスクランブルするのに使用することができることを認識されたい。1つの特定の実施例では、データ変換モジュール310は、系列行列生成するのに利用される基本系列をスクランブルすることができる。系列行列を形成するのに利用されるスクランブルされた基本系列の派生系列(例えば、巡回シフトされた変化系列)も、本来的にスクランブルされている。したがって、系列行列は、スクランブルされた系列(例えば、スクランブルされた基本系列、またはそのような系列の変化系列を使用することによって)、スクランブルされていない系列(例えば、スクランブルされていない基本系列、またはそのような系列の変化系列を使用することによって)、または以上の両方から形成されることが可能である。スクランブルされた系列の行列は、後段でより詳細に説明されるとおり、論理プロセッサ308によって選択され、多重化モジュール314によってインタリーブされ、さらに伝送プロセッサ316によってOTAメッセージにマップされることが可能である。
他の実施例では、スクランブルコードは、スクランブルされていない系列行列から選択された1つまたは複数のスクランブルされていない系列に適用されることが可能である。例えば、データ変換モジュール310が、そのような行列から選択された複数の短い系列をスクランブルすることが可能であり、次に、これらの系列が、完全な長さのSSC系列を形成するように多重化モジュール314によってインタリーブされる。別の実施例として、多重化モジュール314がまず、これらの短い系列をインタリーブし、次に、もたらされた完全な長さの系列をデータ変換モジュール312に供給することが可能であり、モジュール312は、この完全な長さの系列をスクランブルする。次に、このスクランブルされた系列が、1つまたは複数の基地局(306)に関するSSCとして利用される。
当業者に知られている、または本明細書で与えられる文脈によって当業者に明らかにされる様々なタイプのスクランブルコードが、系列モジュール312によって生成されることが可能である。前述したとおり、系列モジュール312は、共通の多項式、または異なる多項式から様々な系列(例えば、M系列)を生成することができる。少なくとも1つの態様において、3つの長さ63のM系列に基づくスクランブルコードが、生成され、それぞれの長さ63の系列は、1ビットだけ切り捨てられて、スクランブルコードが形成される(または、例えば、1ビットが、0に変更され、さらに無線伝送のDCトーンにマップされる)。別の実施例では、3つの長さ31のM系列に基づくスクランブルコードが、生成され、さらに繰り返しを使用して、3つの長さ62のスクランブルコードが生成される(例えば、Bが、長さ31の系列である場合、繰り返しは、[B,B]という形態であることが可能である)。
少なくとも1つの特定の態様において、複数のスクランブルコード系列のそれぞれが、単一の多項式から形成されることが可能である。一態様では、この多項式は、1+x^2+x^3+x^4+x^5という形態であることが可能である。もたらされるスクランブルコード系列は、C(0,n)によって表されることが可能である。適切なスクランブル系列の或る特定の例として、C(0,n)が、以下のM系列を表すことが可能である。すなわち、
C(0,n)={−1,1,1,1,−1,−1,−1,1,−1,1,−1,1,1,−1,1,−1,−1,−1,−1,1,1,−1,−1,1,−1,−1,1,1,1,1,1}
以上の系列C(0,n)は、基本M系列を表すことが可能である。基本M系列の巡回シフトされた変化系列(例えば、後出の図4を参照)が、C(k,n)=C(0,(n+k)mod N)として定義されることが可能である。したがって、長さ63のスクランブルコードは、以下のとおり獲得されることが可能である。すなわち、
[C(u,0),C(u,0),...,C(u,14),C(u,14),C(u,15),0,C(u,15),C(u,16),C(u,16),...,C(u,30),C(u,30)]
ただし、0は、周波数ベースの伝送のDCトーンにマップされることが可能である。他の長さのコードは、C(k,n)に関するkおよびnに関して適切な値を設定することによって(例えば、kおよびnは、0より大きい適切な値を有することが可能である)、生成されることが可能であることを認識されたい。長さ63の事例の場合、「u」個の異なる値を選択することによって、異なるスクランブルコードが生成されることが可能である。「u」の値は、そのような系列のセットに関するスクランブルコード系列の所望される数に基づいて、選択されることが可能である。例えば、基本M系列の5つの変化系列、10の変化系列、20の変化系列などが選択されることが可能である。可能な31の系列に関して、「u」は、セット{0,...,30}に対応することが可能である。
少なくとも1つの態様において、系列モジュール312は、式C(k,n)=C(0,(n+k)mod N)から3つのスクランブル系列を生成することができる。スクランブルコードは、「u」の以下の3つの値、すなわち、{0,10,20}に対応して、このため、基本M系列、基本系列の第10番の巡回シフトされた変化系列、および基本系列の第20番の巡回シフトされた変化系列を利用することが可能である。もたらされる3つのスクランブルコード系列は、以下のとおりである。すなわち、
C(0,n)={−1,1,1,1,−1,−1,−1,1,−1,1,−1,1,1,−1,1,−1,−1,−1,−1,1,1,−1,−1,1,−1,−1,1,1,1,1,1}
C(10,n)={−1,1,1,−1,1,−1,−1,−1,−1,1,1,−1,−1,1,−1,−1,1,1,1,1,1,−1,1,1,1,−1,−1,−1,1,−1,1}
C(20,n)={1,−1,−1,1,−1,−1,1,1,1,1,1,−1,1,1,1,−1,−1,−1,1,−1,1,−1,1,1,−1,1,−1,−1,−1,−1,1}
以上のスクランブル系列は、異なる長さのスクランブルコード(例えば、長さ62のスクランブルコード)を生成するのに使用されることが可能であり、さらにSSC系列と組み合わされることが可能である。スクランブルされた系列は、後段で説明されるとおり、無線伝送にマップされる。共通の多項式のスクランブル系列を使用することによって、送信されるSSCの間で干渉の大幅な低減が、達せられることが可能である。
システム300は、伝送プロセッサ316をさらに備えることが可能である。伝送プロセッサ316は、SSCをOTAメッセージの成分の上にマップすることができる。具体的には、SSCは、周波数ベースのメッセージ(例えば、FDM、OFDM、OFDMA)の副搬送波チャネル上に、符号ベースのメッセージ(例えば、CDMA、CDMA−2000、WCDMA(登録商標)[ワイドバンドCDMA])の符号分割上に、時間ベースのメッセージ(例えば、TDMA)の時分割上に、または複合システムメッセージ(例えば、TD−CDMA、TD−SCDMA、UMTS−TDD、FDMA/TDMA/FDDなど)の適切な下位成分(sub-component)上にマップされることが可能である。OTAメッセージは、そのメッセージおよびSSCを復号するための適切な技術を使用することができる移動デバイス304において受信されることが可能である。少なくとも1つの事例において、移動デバイス304は、SSCジェネレータがSSCを符号化する/スクランブルするために使用するように、実質的に逆のプロセスを、SSCを復号するために使用することができる。SSCを復号するための命令は、移動デバイス302上にあらかじめロードされること、ネットワークパッチなど(例えば、サービスプロバイダのネットワークサーバにおけるソフトウェアパッチおよび/またはファームウェアパッチ)からダウンロードされること、またはOTAメッセージ内に(例えば、メッセージプリアンブルなどの中に)含められることが可能である。
説明されるとおり、システム300は、無線通信に関して相当な利益をもたらすことができる。共通の多項式から生成され、対応するPSCに基づいて指標を付けられるSSCスクランブルコードは、複数の基地局(306)によって送信されるSSCに関して、より小さい干渉をもたらすことができる。そのような結果は、干渉が大きい可能性があり、さらにSNR(SN比)が比較的低い可能性がある、半計画的な展開、または無計画の展開において、多数の基地局(306)が存在する場合に、さらに大きな利益となる可能性がある。したがって、システム300は、不利な無線環境に関してさえ、より高い効率、およびより高いOTA信頼性をもたらすことができる。
図4は、本明細書で説明される様々な態様に関して同期コードおよび/またはスクランブルコードを生成するのに利用されることが可能である例示的な系列行列400を示す。系列行列400は、行列400の行によって表されるいくつかの系列を備える。行列の第1の(最上の)行は、基本系列である。行列の、より下の行は、基本系列の変化系列である。図4に示されるとおり、これらの、より下の行は、基本系列の巡回シフトされた変化系列であり、ただし、当技術分野で知られている、バイナリ基本系列の他の適切な変化系列が、400で示される系列行列と同様の系列行列を生成するのに利用されることも可能であることを認識されたい。系列行列400の間に示される矢印によって示されるとおり、巡回シフトは、基本系列の変化系列が、各系列ビットを、前の系列と比べて、1つの位置、つまり、1つの行列列だけシフトさせることによって形成される単一桁シフトである。このため、基本系列に関するビット1は、−1であり、行列の行2に示される基本系列の第1の巡回シフトされた変化系列は、第2のビット(第2の列)に同一の−1を有する。さらに、基本系列の各ビットは、第1の巡回シフトされた系列において次の右端の列に移動されている。各ビットが、前の系列に対して、単一の列ではなく、2つの列、3つの列などの移動をされるように、複数回の巡回シフトが、代わりに使用されることも可能であることを認識されたい。
行列のさらなる行は、基本系列のさらなるシフトを示す。このため、第2の巡回シフトされた系列(行3)のビットは、基本系列(行1)から2列だけ移動されており、各行にわたって以下同様である。「L」という系列長に基づいて、「L」個の列を有する行列の場合、行列は、基本系列と、基本系列のL−1個の単一巡回シフトされた変化系列とを含む少なくとも「L」個の一意の系列を備えることが可能である。そのような系列は、本明細書で説明されるとおり、同期コードおよび/またはスクランブルコードを生成するのに使用されることが可能である。「L」が、所望されるコード長と合致する場合、行列400の単独の系列が、そのようなコードを作成するのに使用されることが可能である。代替として、「L」が、所望されるコード長より短い場合、行列400の複数の系列が、コードを作成するのに使用されることが可能である。
以上を例示する例として、所望されるコード長(例えば、SSC長)が、62ビットである。「L」が、62と等しい場合、行列400の単一の系列が、コードを形成するのに利用されることが可能である。「L」が、31と等しい場合、行列400の系列ペアが、そのコードを形成するようにインタリーブされる。「L」が、21と等しい場合、系列トリプレットが、それらの系列の1つが1ビットだけ切り捨てられて、そのコードを生成するようにインタリーブされることが可能である。また、実質的に同様の系列長が、ビット切り捨ておよび/またはビット繰返しと併せて使用されることが可能である(例えば、長さ63のM系列が、長さ62のコードを形成するように1ビットだけ切り捨てられることが可能であり、また、長さ30または長さ32の系列ペアが、長さ62のコードを形成するように、それぞれ、単一ビット繰返し、または単一ビット切り捨てと併せて使用されることも可能であるといった具合である)ことも認識されたい。
数十または数百の基地局が、共通の地理的サイトにおいて動作する高密度の基地局展開の場合(例えば、前出の図1を参照)、目標コード長より短い長さの系列のペア、トリプレットなどを使用することが、有益であり得る。このことは、単独の系列と比べて、はるかに多くの一意の系列ペア、系列トリプレットなどが、系列行列400から抽出されることが可能であるという事実による。例えば、「L」が。62と等しく、さらに所望されるSSC長が、62ビットである場合、62の異なるSSCを形成する62の一意の単独の系列が、存在する。しかし、行列400が、「L」=31を有し、さらに長さ62のSSCに関する場合、961個の異なるSSCを形成することができる961(31^2)個の系列ペアが、存在する。別の例として、「L=20」または「L=21」の場合、(ビット繰返しまたはビット切り捨てを使用して)異なるSSCを生成することができる、それぞれ、8000または9261の系列トリプレット組合せが、存在する。したがって、所望されるSSC長に関して適切な系列長を選択すること、および系列のペア、トリプレットなどを使用することによって、行列(400)によって生成される一意のコードの数を増やすことができる。
主張される主題の少なくとも1つの特定の実施例において、行列400は、31と等しい長さ「L」の31のM系列を有する正方行列である。基本系列は、GF(2)上のx^5+x^2+1という形態の多項式から生成されるバイナリ系列である。さらに、さらなる系列は、基本系列の単一巡回シフトされた変化系列(例えば、系列行列400の矢印によって示されるとおりの)である。系列のペアが、異なる様々なSSCコードを形成するように選択されて、インタリーブされることが可能である。本明細書の別の箇所で説明されるとおり、SSCスクランブルは、様々な仕方で実施されることが可能である(例えば、前出の図3を参照)。一実施例では、選択されたペアが、長さ62の系列を形成するようにインタリーブされ、次に、スクランブルされることが可能である。代替として、選択された長さ31の系列が、スクランブルされ、次に、長さ62の系列を形成するようにインタリーブされることが可能である。さらに別の代替として、基本M系列は、行列400の巡回シフトされた各変化系列もスクランブルされるように、スクランブルされることが可能である。次に、スクランブルされた系列ペアが、長さ62のSSCコードを形成するように選択されて、インタリーブされることが可能である。オプションとして、0ビットが、長さ63のコードを形成するように長さ62のコードに追加されることが可能であり、ただし、この0ビットは、無線伝送のDCトーンにマップされる。このため、デバイスにおいて受信される重なり合う無線メッセージの干渉を低減する様々な機構が使用されて、向上した受信、および向上した全体的な通信がもたらされるとともに、潜在的に受信側デバイスにおける電力が低減される(例えば、再送を回避することによって)ことが可能である。
図5は、マルチ送信機移動体サイトにおいて、送信されたSSCに関して、より小さい干渉をもたらす例示的なシステム500のブロック図を示す。より具体的には、システム500は、もたらされるSSCを生成するための系列組合せを選択するための選択的コードブックを提供する。一部の態様では、これらの系列組合せは、もたらされるSSCの基礎をなす特性に基づくことが可能である。したがって、移動体通信環境において望ましい特徴をもたらすSSCを適切に選択することによって、向上した無線伝送が達せられることが可能である。
システム500は、RAN(示されていないが、306で、図3を参照)の基地局504に割り当てられることが可能な1つまたは複数のSSCを生成するための系列、または系列のグループ(例えば、系列ペア)を識別するSSC指標セレクタ502を含む。SSC指標セレクタ502は、系列、または系列のグループが選択されることが可能な系列行列を形成する論理プロセッサ506を備えることが可能である。系列行列は、基本系列、および基本系列のいくつかの変化系列を利用して形成されることが可能である。少なくとも1つの態様では、基本系列は、長さn+1のバイナリM系列であり、さらに行列は、基本系列と、基本系列のn個の巡回シフトされた変化系列とを備える(例えば、前出の図4に示されるとおり)。指標付けモジュール508が、系列行列の系列および/または系列のグループに指標を割り当てることができる。系列/系列のグループは、割り当てられた指標を参照して選択されることが可能である。本開示の少なくとも1つの態様では、指標モジュールは、実質的に(n+1)個の指標を割り当て、ただし、Xは、グループの中の系列の数である。このため、単独の系列の場合、実質的にn+1個の指標が、割り当てられる。系列ペアの場合、実質的に(n+1)^2個の指標が、割り当てられるといった具合である。
SSCを要求する基地局(504)より多くの異なるSSC系列組合せが存在する場合、簡潔化モジュール510が、もたらされるSSCの特性に基づいて、系列/系列グループを選択することができる。これらの特性は、例えば、SSCの干渉、電力損失、相互相関、および同様の特性を算出することができる信号エミュレータの結果に基づくことが可能である。低いPAPRなどの、望ましい特性を有するSSCをもたらす系列/系列グループが、SSCを生成するように選択されることが可能である。
システム500の態様を例示する特定の実施例として、論理プロセッサ506が、31個の長さ31の系列を有する系列行列を定義する。この行列の系列ペアは、(u,v)によって表されることが可能であり、ただし、uとvはともに、値{0,...,30}を有する。いくつかの長さ62のSSCが、系列行列の系列ペア(u,v)に基づいて、生成されることが可能である。指標付けモジュール508が、系列行列の961個の異なる系列ペアに(n+1)^2個、つまり、961個の指標を割り当てる。r=u*31+vという形態のアルゴリズムが、これらの指標を生成するのに使用されることが可能である。この実施例の一態様では、簡潔化モジュール510が、系列ペアから成るSSC信号の特性に基づいて、961個の異なる指標のうち170個を選択する(例えば、共通のPSCベースのスクランブルコードによって提供されるとおり、系列をスクランブルすること、およびインタリーブすることを含む)。次に、選択されたSSCの1つまたは複数(例えば、ペア)が、伝送プロセッサ512によって(例えば、変調器、信号コーダなどを使用して)、無線フレームのフレーム境界を解決するように無線フレームに変調されることが可能である。この実施例の1つの特定の態様として、実質的に6.75dB(デシベル)の最大PAPRに対応する以下のSSC指標r=u*31+vが、使用されることが可能である。すなわち、
16 18 20 33 62 63 66 70 71 75 80 83 93
99 104 105 113 116 121 125 126 140 153 168 169
170 173 189 190 191 203 204 210 211 220 226 228
233 236 241 251 261 267 268 270 278 287 293 300
304 313 317 327 332 336 338 339 344 346 355 367
377 379 388 395 399 401 417 418 419 422 424 426
435 439 445 452 453 456 457 466 475 478 482 486
488 493 498 508 515 516 517 518 531 533 534 543
546 553 554 560 565 587 589 592 606 614 618 621
623 625 628 631 636 645 653 665 677 678 684 700
707 708 711 713 714 719 725 728 735 738 745 751
752 755 765 770 777 781 789 797 801 802 810 816
818 819 826 829 831 851 854 856 862 863 871 879
889 897 901 909 910 913 916 917 930 938 940 946
954
この実施例の別の態様では、簡潔化モジュール510が、やはり、選択された系列ペアから成るSSC信号の特性に基づいて、961個の異なる指標のうち340個を選択する。もたらされる340のSSCの1つまたは複数から導き出される異なるトーン(例えば、SSCのペアの異なるトーン)が、伝送プロセッサ512によって、無線フレームのフレーム境界を解決するように無線フレームに変調されることが可能である。1つの特定の態様では、実質的に7.18dBの最大PAPRに対応する以下のSSC指標r=u*31+vが、使用されることが可能である。
2 5 6 7 11 14 17 18 20 23 27 30 33
37 39 41 43 44 47 50 53 60 61 63 65 66
68 70 71 74 75 80 84 86 88 99 101 102 104
105 107 111 113 114 115 116 121 125 126 137 140
144 151 153 155 158 168 169 170 173 183 187 189
190 191 197 203 204 205 209 210 211 212 217 219
220 225 226 227 228 233 236 238 240 241 257 259
261 263 266 267 268 270 271 276 277 278 285 286
290 292 293 294 300 303 304 306 307 310 311 312
313 316 317 327 331 332 336 338 339 341 342 344
346 347 353 359 360 362 363 365 372 373 374 377
379 382 383 388 394 399 401 406 413 417 418 419
420 421 422 424 426 430 439 442 445 446 450 452
453 454 456 457 463 466 475 478 482 483 485 486
492 493 494 495 498 499 505 506 508 513 515 516
517 518 519 527 528 531 533 534 539 543 549 550
553 554 560 565 569 570 571 572 573 579 583 587
588 589 590 592 594 596 603 606 607 609 610 614
620 621 625 630 631 634 636 637 642 645 646 653
657 659 661 664 668 675 677 678 679 681 682 684
686 690 694 699 700 702 707 708 709 720 725 726
728 732 733 735 738 739 740 741 747 751 752 753
755 760 764 767 770 772 773 780 781 782 785 787
789 791 795 797 801 802 805 810 811 815 818 819
821 823 825 826 830 831 838 842 845 846 851 853
854 856 862 863 868 871 875 876 878 879 881 889
891 892 897 901 906 907 909 910 913 916 917 918
919 925 930 935 936 940 942 943 944 951 954 957
959
コード指標を選択するためのさらに別の実施例では、170、340、または別の適切な数の指標が、単一のSSCにおいて使用される重なり合うコード指標の数を最小限に抑えることに基づいて、選択されることが可能である。例えば、長さ31の系列の第1のセット「u」が、指標{0,1,2,...,19}を使用することが可能である。長さ31の系列の第2のセット「v」が、もたらされるSSCの「u」系列と「v」系列の間の重なり合いが、最小限に抑えられるように指標{11,13,14,..,30}を使用することが可能である。指標重なり合いの低減は、一部の事例では、送信される符号の間の干渉の低減をもたらすことが可能である。
前述したとおり、システム500は、送信される同期信号の基礎をなす特性に基づいて、SSCを選択するSSCコードブックを提供することが可能である。そのような結果は、移動体環境における端末デバイスに関する、向上した信号受信、繰返しのトラヒックの減少(例えば、より少ないデータ再送要求)、およびそのような端末装置に関する、より低い電力消費につながることが可能である。したがって、移動体通信環境に関して相当な利益が、システム500によって提供されることが可能である。
図6は、SSC伝送の間の干渉を低減するために、本明細書で説明されるSSCコードブックを使用する例示的なシステム600のブロック図を示す。SSCコードの選択は、シミュレートされたSSCの伝送電力特性および/または相互相関特性と、1つまたは複数のしきい値との比較に基づくことが可能である。もたらされるSSCは、伝送のフレーム境界を解決するように無線伝送(例えば、無線フレーム)に変調されることが可能である。SSC選択は、基礎をなすSSC特性に基づくため、移動体通信に関して向上した電力特性および/または相関特性が、システム600によって提供されることが可能である。
システム600は、系列行列の系列または系列のグループに指標付けをするSSC指標セレクタ602を備える。指標セレクタは、指標によって識別される或る特定の系列からもたらされる、シミュレートされたSSCコード604の電力特性および/または相互相関特性に基づいて、1つまたは複数の指標を選択することができる。特定された電力特性および/または相互相関特性は、1つまたは複数のしきい値との比較に基づいて、限定されることが可能である。例えば、簡潔化モジュール606が、SSC PAPRとPAPRしきい値(例えば、公称OFDMシンボルに基づく)の比較、SSC相互相関と相互相関しきい値の比較、またはこの両方に基づいて、或る特定の指標の選択を条件付けることができる。このため、所定の品質特性を有する、もたらされるSSCが、生成されることが可能である。
システム600は、信号シミュレーションモジュール608を使用して、或る特定の指標によって識別された系列からもたらされる、シミュレートされたSSC(604)のPAPRを算出することができる。信号シミュレーションモジュール608は、この特定されたPAPRをしきい値PAPRと比較して、結果を簡潔化モジュール606に転送することができる。無線伝送に関して比較的低いPAPRが、通常、有益であり(例えば、通常の周波数変調された信号の伝送と比べて)、多くの事例においてダウンリンク伝送に無視できるほどの影響しかもたらさない。このため、しきい値は、通常、いくつかの最大の許容可能なPAPR、所望されるPAPRの範囲内の許容可能なレンジ(例えば、所望されるPAPRの3dB範囲内)、所望されるPAPRを下回るSSCの数(例えば、所望されるPAPRを下回るPAPR値を有する30個のSSC)など、または以上の適切な組合せを指定することが可能である。
また、システム600は、或る特定の指標によって識別された系列からもたらされる、シミュレートされたSSC(604)の相互相関係数を算出する信号相関モジュール610を使用することも可能である。信号相関モジュール610は、特定された相互相関を相互相関しきい値と比較して、シミュレートされたSSC604を限定することができる。他の信号と強く相関している信号は、しばしば、大きい干渉を示すことが可能であり、このため、最小の相互相関が、所望されることが可能である。したがって、簡潔化モジュール606は、しきい値相関以下である相互相関に少なくとも部分的に基づいて、或る特定の系列指標の選択の条件とすることができる。一態様では、簡潔化モジュール606は、PAPR結果と相互相関結果の組合せ上で、或る特定の系列指標の選択を条件付けることができる。例えば、シミュレートされたSSC(604)が、しきい値PAPRより低いPAPRと、相関しきい値より低い相関とを有する場合、シミュレートされたSSC(604)に関連する指標が、選択されることが可能である。説明されるとおり、システム600は、多くの事例において向上した無線伝送、および向上した信頼性をもたらす、有益なPAPR特性および/または低い相互相関特性をもたらすために、系列行列の指標を選択するための便利な機構を提供する。
図7は、本開示の態様による、基地局702と、1つまたは複数の移動デバイス704とを備える例示的なシステム700のブロック図を示す。本開示の少なくとも1つの態様では、基地局702は、送信される同期情報の干渉を低減するように適切なSSCコードおよび/またはスクランブルコードを決定することができる。具体的には、SSCを生成して、スクランブルするため、そのようなSSCに関するスクランブルコードを生成するため(例えば、3つの長さ31のM系列に基づいて)、およびそのようなSSCの特性に基づいて系列指標を選択するための様々な機構が、基地局702によって達せられることが可能である。したがって、システム700は、移動体通信環境において1つまたは複数の移動デバイス704において受信されるOTAメッセージに関して、向上した送信特性をもたらすことによって、向上した移動体通信を円滑にする。
システム700は、複数の受信アンテナ706を介して1つまたは複数の移動デバイス704から信号を受信する受信機710と、送信アンテナ708を介して1つまたは複数の移動デバイス704に送信する送信機728とを有する基地局702(例えば、アクセスポイントなど)を備える。受信機710は、受信アンテナ706から情報を受信することができ、さらに基地局702によって供給されるPSCおよび/またはSSCに従って同期されたアップリンクデータを受信する信号受信者(図示せず)をさらに備えることが可能である。さらに、受信機710は、受信された情報を復調する復調器712に動作上、関連付けられることが可能である。復調されたシンボルは、同期コードおよび/またはスクランブルコードをもたらす系列行列を生成すること、ならびにSSCを形成するようにそのような系列を選択すること、スクランブルすること、および/または多重化すること、当技術分野で知られている、または本明細書で与えられる文脈によって当業者に明らかとなる、本明細書で説明されるSSCコードブックに従って系列を選択することと関係する情報、さらに/または本明細書で説明される様々なアクションおよび機能を実行することと関係する他の任意の適切な情報を格納するメモリ716に結合されたプロセッサ714によって分析される。
プロセッサ714は、少なくとも基本M系列、およびそのような系列の巡回シフトされた変化系列(例えば、n個の巡回シフトされた変化系列)から系列行列を生成することができる論理プロセッサ718にさらに結合される。プロセッサ714は、論理プロセッサ718によってもたらされる系列行列の様々な系列をスクランブルすることができるデータ変換モジュール720にさらに結合されることが可能である。例えば、データ変換モジュール720は、本明細書で説明されるとおり、SSCに関係する少なくとも1つのそのような系列をスクランブルするのに、無線通信に関連するPSCに基づく共通のバイナリスクランブルコードを使用することができる。
さらに、プロセッサ714は、データ変換モジュール720によってもたらされる少なくとも1つのスクランブルされた系列に基づいてSSCを生成することができる多重化モジュール722に結合されることが可能である。例えば、データ変換モジュール720が、系列行列の基本系列をスクランブルする場合、そのスクランブルされた基本系列の任意の適切な巡回シフトされた変化系列、および/またはスクランブルされた基本系列自体が、SSCを形成するのに多重化モジュール722によって利用されることが可能である。SSCは、必要に応じて、2つ以上の系列をインタリーブすること、1つまたは複数の系列の繰返し、ビットの追加/切り捨てなどによって、形成されることが可能である。
プロセッサ714は、系列モジュール724にさらに関連付けられることが可能である。系列モジュール724は、論理プロセッサ718によってもたらされる1つまたは複数の系列からスクランブルコードを生成することができる(例えば、SSC関連の系列を生成するのに使用される式とは異なる共通の多項式に基づいて)。一実施例では、系列モジュール724は、スクランブルコードを生成する、長さ63または長さ31の、3つの適切なM系列を生成することができる。これら3つのM系列は、例えば、基本M系列、および基本M系列の巡回シフトされた変化系列から生成されることが可能である。さらに、少なくとも一部の態様では、基本M系列の少なくとも20の巡回シフトされた変化系列が、作成されることが可能であり、さらに3つのM系列は、基本M系列、第10の巡回シフトされた変化系列、および第20の巡回シフトされた変化系列を備えることが可能である。しかし、基本系列の他の変化系列が、使用されることが可能であり、さらに変化系列のセットの他の選択されたメンバが、スクランブルコード系列の3つ(または、例えば、他の適切な数)のために利用されることが可能であることを認識されたい。
基地局702は、送信機728によって送信されるOTAメッセージにSSCをマップすることができる変調器726をさらに備えることが可能である。一態様では、SSCは、OFDM伝送の一部の副搬送波チャネル、またはすべての副搬送波チャネルにマップされることが可能である。OTAメッセージは、送信アンテナ708を介して移動デバイス704に送信されることが可能である。基地局702は、共通の区域において動作するいくつかの基地局(図示せず)の計画的な展開、半計画的な展開、または無計画の展開の一部であることが可能であることを認識されたい。SSCの生成、スクランブル、および割当ては、論理プロセッサ718、および系列モジュール724、あるいはメモリ716の中に格納され、さらにマルチ基地局動作に関係のあるプロセッサ714によって実行される他の命令によって規定される所定の仕方で、基地局702によって実施されることが可能である。代替として、基地局702は、セルサイトの様々な基地局へのSSCの割当てを調整するように、バックホールネットワーク(図示せず)を介して他の近辺の基地局と通信することができる。少なくとも1つの他の代替において、コード割当ては、集中エンティティ(図示されないが、前出の図3を参照)によって少なくとも部分的に規定されて、基地局702に供給されることが可能である。したがって、システム700は、複数の基地局を備えたRANの一部として機能することができる。
図8は、移動デバイス802を備える例示的なシステム800のブロック図を示す。移動デバイス802は、基地局804によって送信されるOTAメッセージ内の同期情報を受信して、復号するように構成されることが可能である。移動デバイス802における復号プロセスは、基地局804によって使用される同様のプロセスの逆であることが可能である。このメッセージを受信するため、および復号するための命令は、移動デバイス802においてあらかじめロードされる、OTAメッセージ内に少なくとも部分的に含められる、ソフトウェア/ファームウェアパッチを介して獲得される(例えば、ネットワーク、またはコンピューティングデバイスへの接続を介して)、または以上の組合せなどであることが可能である。
移動体ハンドセット802は、信号(例えば、遠隔無線通信を円滑にすることに関係のある同期情報を備える)を受信する少なくとも1つのアンテナ806(例えば、入力インターフェースを備える伝送受信機、またはそのような受信機のグループ)と、受信された信号に対して通常のアクションを実行する(例えば、フィルタリングする、増幅する、ダウンコンバートするなど)受信機808とを含む。具体的には、アンテナ806および送信機830(ひとまとめにしてトランシーバと呼ばれる)が、基地局804を相手にした無線データ交換を円滑にするように構成されることが可能である。
アンテナ806および受信機808は、受信されたシンボルを復調して、それらのシンボルを、評価のためにプロセッサ812に供給することができる復調器810に結合されることも可能である。具体的には、復調器810は、受信された無線伝送から少なくとも同期情報を抽出することができる。例えば、周波数ベースの伝送の場合、復調器810は、無線伝送の副搬送波周波数から同期情報を抽出することができる。一態様では、同期情報は、共通のPSCベースのバイナリスクランブルコードでスクランブルされた少なくとも2つの系列からさらに成る少なくとも1つのSSCを備えることが可能である。信号プロセッサ814は、共通のPSCベースのバイナリ逆スクランブルコードを使用して、受信されたSSCを備える少なくとも2つの系列を解読することができる。逆スクランブルコードは、基地局804によって使用されるスクランブルコードと実質的に均等であることが可能であり、あるいはそのようなスクランブルコードの相手方(例えば、逆転されたスクランブルコード)であることが可能である。少なくとも1つの態様では、同期情報を復号することには、SSCに関連する、その2つの系列の第1の系列に第1の逆巡回シフトを適用し、その2つの系列の第2の系列に第2の逆巡回シフトを適用するデータプロセッサ820が関与する。そのような態様では、次に、信号プロセッサ814は、シフトされた第1の系列、およびシフトされた第2の系列に逆スクランブルコードを適用して、SSCを解読することができる。
受信されたSSCが復号されると、論理プロセッサ818は、受信されたデータを送信したデバイス(804)に関係のあるID情報を抽出することができる。そのような情報は、受信されたデータ(例えば、ペイロード情報)をさらに復号し、さらに/または送信側デバイス(804)との通信を円滑にするのに利用されることが可能である。
プロセッサ812は、移動体ハンドセット802の1つまたは複数の構成要素(806、808、810、816、822)を制御し、さらに/または参照することができることを認識されたい。さらに、プロセッサ812は、移動デバイス802の機能を実行することに関係のある情報または制御を備える1つまたは複数のモジュール、アプリケーション、エンジンなど(814、818、820)を実行することができる。例えば、そのような機能には、前述したとおり、遠隔の送信元(804)からデータを受信すること、或る特定の逆スクランブルコードに基づいて、受信されたデータを復号すること、解読されたコードに関連する移動体ネットワーク送信機(804)を識別することなどが含まれることが可能である。
移動ハンドセット802は、プロセッサ812に動作上、結合されたメモリ816をさらに含むことが可能である。メモリ816は、送信されるべきデータ、受信されるべきデータなどを格納することができる。さらに、メモリ816は、前述の、プロセッサ812によって実行されるモジュール、アプリケーション、エンジンなど(814、818、820)を格納することができる。
移動体ハンドセット802は、変調器822と、例えば、基地局804、アクセスポイント、別のアクセス端末装置、遠隔のエージェントなどに生成された信号(例えば、プロセッサ812および変調器822によって)を送信する送信機824とをさらに備えることが可能である。説明されるとおり、システム800は、基地局804によって供給される符号化された同期情報を受信することを円滑にし、さらにそのようなデバイス(802、804)の間の無線通信を円滑にする符号化された情報を解読することができる移動デバイス802を提供する。同期情報は、選択されたSSCコードブックに基づいて、さらに/またはいくつかのスクランブルコードに基づいて符号化されることが可能であるため、移動デバイス802における、より小さい干渉、および向上した信頼性、およびより少ない電力消費が、潜在的に達せられることが可能である。
前述したシステムは、いくつかの構成要素、モジュール、および/または通信インターフェースの間の対話に関連して説明されてきた。そのようなシステムおよび構成要素/モジュール/インターフェースは、そのようなシステムおよび構成要素/モジュール/インターフェースにおいて指定された構成要素または部分構成要素、それらの指定された構成要素または部分構成要素のいくつか、および/またはさらなる構成要素を含むことが可能であることを認識されたい。例えば、システムは、SSCジェネレータ108、簡潔化モジュール510、および伝送プロセッサ512、またはこれら、およびその他の構成要素の異なる組合せを含むことも可能である。また、部分構成要素は、親構成要素内部に含められるのではなく、他の構成要素と通信するように結合された構成要素として実施されることも可能である。さらに、1つまたは複数の構成要素が組み合わされて、総合機能を提供する単一の構成要素にされることも可能であることに留意されたい。例えば、信号シミュレーションモジュール608は、単一の構成要素によってSSCのピーク対平均電力および相互相関を算出することを円滑にするように、信号相関モジュール610を含むことが可能であり、あるいはそのように信号相関モジュール610が、信号シミュレーションモジュール608を含むことも可能である。また、これらの構成要素は、本明細書には明記されていないが、当業者には知られている1つまたは複数の他の構成要素と対話することも可能である。
さらに、理解されるとおり、前述の開示されるシステム、および後述の方法の様々な部分は、人工知能ベース、または知識ベース、または規則ベースの構成要素、部分構成要素、プロセス、手段、方法、または機構(例えば、サポートベクトルマシン、ニューラルネットワーク、エキスパートシステム、ベイズの信頼(Bayesian belief)ネットワーク、ファジーロジック、データ融合エンジン、クラシファイアなど)を含む、またはそのような構成要素、部分構成要素、プロセス、手段、方法、または機構から成ることが可能である。そのような構成要素は、とりわけ、本明細書で既に説明された構成要素に加えて、実行されるいくつかの機構またはプロセスを自動化して、システムおよび方法のいくつかの部分をより適応的にするとともに、効率的で、インテリジェントにすることができる。
前段で説明される例示的なシステムに鑑みて、開示される主題に従って実施されることが可能な方法は、図9〜図11の流れ図を参照して、よりよく理解されよう。説明を簡単にするため、これらの方法は、一連のブロックとして示され、説明されるが、一部のブロックは、本明細書で示され、説明されるのとは異なる順序で、さらに/または他のブロックと同時に行われてもよいので、主張される主題は、これらのブロックの順序によって限定されないことを理解し、認識されたい。さらに、例示されるすべてのブロックが、以降に説明される方法を実施するのに要求されるわけではない可能性がある。さらに、以降、および本明細書の全体で開示される方法は、そのような方法をコンピュータに運ぶこと、および転送することを容易にするように、製造品上に格納されることが可能であることをさらに認識されたい。使用される、製造品という用語は、任意のコンピュータ可読デバイス、搬送波または記憶媒体と連携する任意のデバイスからアクセス可能なコンピュータプログラムを包含することを意図している。
図9は、本開示の態様による複数のSSC伝送の干渉を低減するための例示的な方法900の流れ図を示す。方法900は、902で、系列行列を生成することが可能である。系列行列は、1つまたは複数の多項式から生成されたM系列を備えることが可能である。本開示の少なくとも1つの態様において、M系列は、GF(2)上のx^5+x^2+1という形態の多項式から生成される。さらに、M系列は、基本系列と、基本系列を巡回シフトすることによってもたらされるような、基本系列の様々な変化系列とを備えることが可能である。
904で、方法900は、無線通信に関連するPSCベースのスクランブルコードで少なくとも1つのM系列をスクランブルすることが可能である。このスクランブルコードは、例えば、PSCに関連する指標によって識別される系列に基づいて、生成されることが可能である。一態様では、スクランブルコードでスクランブルされた少なくとも1つのM系列は、SSCを形成するように多重化された系列のペアを備えることが可能である。M系列のペアは、そのような多重化に先立って、またはそのような多重化の後にスクランブルされることが可能である。別の態様では、前述の系列行列の基本M系列は、符号904でスクランブルされる少なくとも1つのM系列であることが可能であり、したがって、スクランブルされた基本M系列の各変化系列もやはり、スクランブルされている。したがって、系列行列は、そのような態様によるスクランブルされた系列を備える。
906で、方法900は、スクランブルされたM系列に基づいて、SSCを生成することができる。前述したとおり、SSCは、所望される長さ(例えば、長さ62)のSSCを生成するのに要求されるのに応じて、複数の系列(例えば、系列ペア、系列トリプレット)を多重化すること、そのような系列の1つまたは複数のビットを切り捨てること、そのような系列の1つまたは複数のビットを繰り返すこと、または以上の組合せなどによって生成されることが可能である。908で、方法900は、OTAメッセージの部分構成要素(例えば、OFDM伝送の副搬送波チャネル)上にSSCをマップすることが可能である。
方法900によって生成された、PSCベースのスクランブルコードでスクランブルされたSSCは、無線通信に関する向上した干渉特性をもたらすことができる。このスクランブルコードは、SSCを生成するのに利用されるのと同一の多項式から、またはSSCを生成するのに利用されるのとは異なる多項式から生成されることが可能であることを認識されたい。少なくとも1つの態様では、このスクランブルコードを生成するのに利用される多項式は、1+x^2+x^3+x^4+x^5という形態である。さらに、そのような多項式は、基本スクランブル系列を生成するのに利用されることが可能である。この基本スクランブル系列の巡回シフトされた変化系列が、スクランブル系列行列をもたらすように生成されることが可能である。本開示の1つの特定の態様では、スクランブル系列の20個以上の巡回シフトされた変化系列が、生成され、スクランブル系列行列を形成するように基本スクランブル系列と組み合わされる。そのような態様によれば、スクランブルコードは、スクランブル系列行列の実質的に3つの系列から生成されることが可能である。例として、基本スクランブル系列、基本スクランブル系列の第10の巡回シフトされた変化系列、および基本スクランブル系列の第20の巡回シフトされた変化系列が、PSCベースのスクランブルコードを生成するのに利用されることが可能である。
図10は、1つまたは複数の態様によるOTA SSC伝送をスクランブルするためのサンプル方法1000の流れ図を示す。方法1000は、1002で、本明細書で説明されるとおり、系列行列を生成することが可能である。1004で、方法1000は、SSCを生成する2つの系列を行列から選択することが可能である。これらの系列は、選択された系列からもたらされるSSCコードの特性に基づいて、選択されることが可能である。1つの特定の実施例によれば、これらの特性は、SSCコードのPAPR、SSCコードの相互相関係数、または以上の適切な組合せを備えることが可能である。
1006で、方法1000は、これらの系列が最初に、スクランブルされるか、または多重化されるかを決定することが可能である。そのような決定は、オプションとして、RANの優勢な無線伝送特性(例えば、無線周波数伝搬技術および/または移動体通信技術の分野で知られているとおり、マルチパス散乱、信号反射/屈折など)と併せて、もたらされるSSCコードの予測される干渉特性に基づくことが可能である。これらの系列が最初に、多重化される場合、方法1000は、1014に進むことが可能であり、これらの系列が最初に、スクランブルされる場合、方法1000は、1008に進むことが可能である。
1008で、方法1000は、本明細書で説明されるとおり(例えば、前述の方法900を参照)、1つまたは複数の多項式から生成された系列行列からPSCベースのスクランブルコードを生成することができる。1010で、系列行列から選択された2つの系列が、PSCベースのスクランブルコードを利用してスクランブルされることが可能である。次に、1012で、これらの系列が、SSCを形成するようにインタリーブされることが可能である。このSSCは、OTAメッセージにマップされて、1つまたは複数の無線通信と併せて送信されることが可能である。
1014で、方法1000は、完全な長さの系列を形成するように、系列行列から選択された2つの系列をインタリーブすることが可能である。1016で、完全な長さのスクランブルコードが、本明細書で説明されるとおり、生成されることが可能である。1018で、完全な長さの系列が、符号1016で生成されたスクランブルコードを使用することによってスクランブルされることが可能である。最後に、1018で、前述したOTAメッセージにマップされることが可能なSSCが、スクランブルされた、インタリーブされた系列から生成されることが可能である。
図11は、少なくとも1つの態様による、スクランブルされたSSCを生成するためのサンプル方法1100の流れ図を示す。1102で、方法1100は、多項式からM系列を生成することが可能である。この多項式は、一部の実例では、GF(2)上のx^5+x^2+1という形態を有することが可能である。1104で、方法1100は、PSCベースのスクランブルコードでM系列をスクランブルすることが可能である。PSCベースのスクランブルコードは、1つまたは複数のスクランブル多項式から獲得された1つまたは複数のスクランブル系列から生成されることが可能である。少なくとも1つの態様によれば、スクランブル多項式は、1+x^2+x^3+x^4+x^5という形態の単一の式を備えることが可能である。
1106で、スクランブルされたM系列が、スクランブルされたM系列のn個の異なるスクランブルされた変化系列を作成するようにn回、巡回シフトされる。スクランブルされたM系列と、n個の異なるスクランブルされた変化系列は、スクランブルされた系列行列にまとめられることが可能である。1108で、このスクランブルされた系列行列のスクランブルされた系列の2つが、SSCを形成するように選択される。選択された系列は、本明細書で説明されるとおり、完全な長さのスクランブルされた系列を形成するように多重化されることが可能である。選択される2つの系列は、それらの系列から導き出されるSSCの基礎をなす特性に基づくことが可能であることを認識されたい。一態様では、基礎をなす特性は、PAPRしきい値と比べて、SSCのPAPRを備える。別の態様では、基礎をなす特性は、相関しきい値と比べて、相互相関係数を備える。さらに別の態様では、基礎をなす特性は、以上の特性の適切な組合せを備える。
少なくとも1つのさらなる態様では、選択される2つの系列は、所定の数の所望されるSSCに基づくことが可能である。特定の実施例として、スクランブルされた系列行列が、所望されるSSCコードの長さの実質的に1/2の長さの31個のスクランブルされた系列を備える場合、前述したPAPR特性および/または相互相関特性に基づいて、170または340の系列ペアが、選択されることが可能である。そのような仕方でSSC系列ペアを選択することは、送信される同期情報に関して、より小さい干渉をもたらして、潜在的に、受信側デバイスの電力消費を減らし、さらに移動体通信環境における全体的な通信品質を向上させることが可能である。したがって、方法1100は、本明細書で説明されるとおり、様々な移動体通信技術に関して相当な利益をもたらすことができる。
図12は、本明細書で開示されるいくつかの態様による無線通信を円滑にすることができる例示的なシステム1200のブロック図を示す。ダウンリンク上で、アクセスポイント1205において、TX(送信)データプロセッサ1210が、トラヒックデータを受信し、フォーマットし、符号化し、インタリーブし、変調(またはシンボルマップ)し、さらに変調シンボル(「データシンボル」)をもたらす。シンボル変調器1215が、これらのデータシンボルおよびパイロットシンボルを受け取り、処理して、さらにシンボルのストリームをもたらす。シンボル変調器1220は、データシンボルおよびパイロットシンボルを多重化して、さらに多重化されたデータシンボルおよびパイロットシンボルをTMTR(送信機ユニット)1220に供給する。各送信シンボルは、データシンボル、パイロットシンボル、または0の信号値であることが可能である。これらのパイロットシンボルは、各シンボル周期において絶えず送信されることが可能である。これらのパイロットシンボルは、FDM(周波数分割多重化される)、OFDM(直交周波数分割多重化される)、TDM(時分割多重化される)、CDM(符号分割多重化される)、または以上の適切な組合せであることが可能である。
TMTR1220は、シンボルのストリームを受け取って、1つまたは複数のアナログ信号に変換し、さらに無線チャネルを介して送信するのに適したダウンリンク信号を生成するように、これらのアナログ信号をさらに調整する(例えば、増幅し、フィルタリングし、さらに周波数アップコンバートする)。次に、このダウンリンク信号が、アンテナ1225を介して端末装置に送信される。端末装置1230において、アンテナ1235が、このダウンリンク信号を受信し、受信された信号をRCVR(受信機ユニット)1240に供給する。受信機ユニット1240は、この受信された信号を調整し(例えば、フィルタリングし、増幅し、さらに周波数ダウンコンバージョンし)、さらにこの調整された信号をディジタル化してサンプルを獲得する。シンボル復調器1245が、受信されたパイロットシンボルを復調して、チャネル推定のためにプロセッサ1250に供給する。シンボル復調器1245は、プロセッサ1250から、ダウンリンクに関する周波数応答推定をさらに受け取り、受け取られたデータシンボルに対してデータ復調を実行して、データシンボル推定(送信されたデータシンボルの推定である)を獲得し、さらにこれらのデータシンボル推定をRXデータプロセッサ1255に供給し、プロセッサ1255は、これらのデータシンボル推定を復調し(すなわち、シンボル逆マップし)、逆インタリーブし、さらに復号して、送信されたトラヒックデータを回復する。シンボル復調器1245およびRXデータプロセッサ1255による処理は、アクセスポイント1205におけるシンボル変調器1215およびTXデータプロセッサ1210による処理に対して、それぞれ、相補的である。
アップリンク上で、TXデータプロセッサ1260が、トラヒックデータを処理し、さらにデータシンボルをもたらす。シンボル変調器1265が、データシンボルをパイロットシンボルと一緒に受け取り、多重化し、変調を実行し、さらにシンボルのストリームをもたらす。次に、送信機ユニット1270が、シンボルのストリームを受け取り、処理して、アンテナ1235によってアクセスポイント1205に送信されるアップリンク信号を生成する。具体的には、このアップリンク信号は、SC−FDMA要件に準拠することが可能であり、さらに本明細書で説明されるとおり、周波数ホッピング機構を含むことが可能である。
アクセスポイント1205において、端末装置1230からのアップリンク信号は、アンテナ1225によって受信され、さらに受信機ユニット1275によって処理されて、サンプルが獲得される。次に、シンボル復調器1280が、これらのサンプルを処理して、アップリンクに関する受信されたパイロットシンボルおよびデータシンボル推定をもたらす。RXデータプロセッサ1285が、端末装置1230によって送信されたトラヒックデータを回復するように、これらのデータシンボル推定を処理する。プロセッサ1290が、アップリンク上で送信するそれぞれの活性の端末装置に関するチャネル推定を実行する。複数の端末装置が、それらの端末装置のそれぞれの割り当てられたパイロットサブバンドセットの上で、アップリンク上で同時にパイロットを送信することが可能であり、ただし、これらのパイロットサブバンドセットは、インターレースされることが可能である。
プロセッサ1290および1250が、それぞれ、アクセスポイント1205および端末装置1230における動作を指示する(例えば、制御する、調整する、管理するなど)。それぞれのプロセッサ1290および1250は、プログラムコードおよびデータを格納するメモリユニット(図示せず)に関連付けられることが可能である。また、プロセッサ1290および1250は、それぞれ、アップリンクおよびダウンリンクに関する周波数推定およびインパルス応答推定を導き出す計算を実行することもできる。
多元接続システム(例えば、SC−FDMA、FDMA、OFDMA、CDMA、TDMAなど)の場合、複数の端末装置が、アップリンク上で同時に送信することができる。そのようなシステムの場合、パイロットサブバンドは、異なる端末装置の間で共有されることが可能である。チャネル推定技術が、各端末装置に関するパイロットサブバンドが動作バンド全体(場合により、バンド端部を除いて)にわたる事例において、使用されることが可能である。そのようなパイロットサブバンド構造が、各端末装置に関して周波数ダイバーシティを得るのに望ましい。本明細書で説明される技術は、様々な手段によって実施されることが可能である。例えば、これらの技術は、ハードウェアで、ソフトウェアで、またはハードウェアとソフトウェアの組合せで実施されることが可能である。ディジタル、アナログ、またはディジタルとアナログの両方であることが可能なハードウェア実施形態の場合、チャネル推定のために使用される処理ユニットは、1つまたは複数のASIC(特定用途向け集積回路)、DSP(ディジタル信号プロセッサ)、DSPD(ディジタル信号処理デバイス)、PLD(プログラマブル論理デバイス)、FPGA(フィールドプログラマブルゲートアレー)、プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、本明細書で説明される機能を実行するように設計された他の電子ユニット、または以上の組合せの内部で実施されることが可能である。ソフトウェアの場合、実施は、本明細書で説明される機能を実行するモジュール(例えば、手順、関数など)を介することが可能である。ソフトウェアコードは、メモリユニットの中に格納されて、プロセッサ1290および1250によって実行されることが可能である。
図13、図14、および図15は、本開示の様々な態様を実施するための例示的なシステム1300、1400、1500のブロック図を与える。システム1300は、基本M系列、および基本M系列の巡回シフトされた変化系列から系列行列を生成するためのモジュール1302を備えることが可能である。基本M系列は、本明細書で説明されるとおり、多項式から生成されることが可能である。基本系列のそれぞれの巡回シフトされた変化系列のビットは、単一シフトされたビット、2重シフトされたビット、3重シフトされたビットなど、または以上の適切な組合せであることが可能である。基本系列、およびシフトされた変化系列は、モジュール1302によって、系列行列を形成するのに利用されることが可能である。
システム1300は、M系列の1つまたは複数をスクランブルするためのモジュール1304を含むことも可能である。モジュール1304は、M系列をスクランブルするのに、PSCベースのスクランブルコードなどのスクランブルコードを使用することができる。このスクランブルコードは、本明細書で説明されるとおり、多項式(例えば、系列行列を生成するのに使用されるのとは異なる)から基本スクランブル系列を作成することによって生成されることが可能である。基本スクランブル系列の巡回シフトされた変化系列が、生成されることが可能であり、さらに基本スクランブル系列、およびシフトされた変化系列の1つまたは複数が、スクランブルコードを生成するのに利用されることが可能である。
SSCを生成するためのモジュール1306が、少なくとも1つのスクランブルされたM系列を利用して、SSCを作成することが可能である。例えば、スクランブルされたM系列が、SSCの所望される長さと比べた、少なくとも1つのスクランブルされたM系列の長さに応じて適切なように、インタリーブされる、切り捨てられる、繰り返される、または以上の組合せなどを行われることが可能である。システム1300は、SSCをOTA伝送にマップするためのモジュール1308をさらに備えることが可能である。例えば、SSCのビットが、OFDM伝送の副搬送波チャネル、CDMA伝送の符号下位区分、TDMA伝送の時間下位区分、または統合されたシステムの適切な組合せにマップされることが可能である。説明されるとおり、システム1300は、移動体通信環境において、より小さい干渉を示す、スクランブルされたSSCコードを生成することができる。
システム1400は、本明細書で説明されるとおり、基本M系列、および基本M系列のn個の巡回シフトされた変化系列から系列行列を形成するためのモジュール1402を備えることが可能である。さらに、システム1400は、系列行列の系列ペアに指標付けするためのモジュール1404を備えることが可能である。このモジュールは、系列行列の異なる各系列ペアに関して少なくとも(n+1)^2個の指標を生成することが可能である。さらに、システム1400は、系列ペアからもたらされるSSCコードのPAPRおよび/または相関を算出するためのモジュール1406を備えることが可能である。モジュール1406は、PAPRしきい値および/または相互相関しきい値を満たす(例えば、所望されるPAPRを下回り、さらに/または所望される相関係数を下回る)所定の数の系列ペア(例えば、実質的に170の系列ペア、実質的に340の系列ペア、または移動体サイトにおける基地局の数に少なくとも部分的に基づく他の適切な数など)を選択することが可能である。したがって、選択された系列ペアからもたらされるSSCは、向上した無線伝送をもたらす、所望される伝送特性を有することが可能である。
システム1500は、無線伝送を受信するためのモジュール1502を備えることが可能である。モジュール1502は、移動体ネットワーク送信機(例えば、基地局)から1つまたは複数の無線OTA伝送を受信することが可能である。モジュール1502は、1つまたは複数の無線アンテナ(例えば、無線アンテナ)、受信された信号を事前調整するための受信機などを備えることが可能である。システム1500は、モジュール1502によって受信された伝送からSSCを抽出するためのモジュール1504をさらに備えることが可能である。抽出は、当技術分野で知られているとおり、信号復調、信号調整などに基づくことが可能である。SSCを逆スクランブルするためのモジュール1506が、SSCを解読するのに、共通のPSCベースのバイナリ逆スクランブルコードを使用することが可能である。一態様では、逆スクランブルコードは、SSCをスクランブルするのに使用されたスクランブルコード、またはそのようなスクランブルコードの変化系列(例えば、そのスクランブルコードのビットを逆転することによる)と実質的に同様であることが可能である。さらに、システム1500は、解読されたSSCから移動体ネットワーク送信機のIDを特定するためのモジュール1508を備えることが可能である。例えば、SSCに符号化された送信機IDが、読み取られて、メモリの中に格納されたIDに対して相互参照されることが可能である。送信機IDは、例えば、移動デバイスと移動体ネットワーク送信機の間の無線通信を円滑にするのに利用されることが可能である。受信された信号が、より小さい干渉を示す場合、システム1500は、移動体通信環境において、より少ない電力消費、および向上した通信信頼性をもたらすことが可能である。
以下に、出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
無線通信のためのSSC(二次同期コード)を生成するための方法であって、
基本M系列、および前記基本M系列の巡回シフトされた変化系列から系列行列を生成すること、
前記系列行列の少なくとも1つのM系列を、前記無線通信に関連するPSC(一次同期コード)に基づく共通のバイナリスクランブルコードでスクランブルすること、
前記少なくとも1つのスクランブルされたM系列に基づいてSSCを生成すること、および
前記SSCを、OFDM(直交周波数分割多重)伝送の副搬送波チャネル上にマップすることを備える方法。
[C2]
長さ62の系列にそれぞれ切り捨てられた複数の長さ63のM系列を使用すること、または
長さ62の系列を形成するようにそれぞれ繰り返される複数の長さ31のM系列を使用することの少なくともいずれかによって前記共通のバイナリスクランブルコードを生成することをさらに備えるC1に記載の方法。
[C3]
共通の多項式から生成された1つまたは複数のM系列から前記スクランブルコードを生成することをさらに備えるC1に記載の方法。
[C4]
異なる多項式から前記スクランブルコードM系列を生成することをさらに備えるC1に記載の方法。
[C5]
前記1つまたは複数の系列から基本スクランブル系列を生成すること、
前記基本スクランブル系列から巡回シフトされた系列のセットを定義すること、および
前記共通のバイナリスクランブルコードを形成するように前記基本スクランブル系列から複数の異なるスクランブルコードを選択することをさらに備えるC3に記載の方法。
[C6]
巡回シフトされた系列の前記セットを定義することは、前記基本スクランブル系列に加えて、少なくとも20個の巡回シフトされた系列を生成することをさらに備えるC5に記載の方法。
[C7]
前記3つの異なるスクランブルコードを選択することは、前記基本スクランブル系列、第10の巡回シフトされた系列、および第20の巡回シフトされた系列を選択することをさらに備えるC5に記載の方法。
[C8]
前記SSCを生成することは、
前記系列行列から2つのM系列を選択すること、
長さ62の系列を形成するように前記選択されたM系列をインタリーブすること、および
前記長さ62の系列に前記共通のバイナリスクランブルコードを適用することをさらに備えるC1に記載の方法。
[C9]
前記SSCを生成することは、
前記系列行列から2つのM系列を選択すること、
前記選択されたM系列に前記共通のバイナリスクランブルコードを適用して2つのスクランブルされたM系列を獲得すること、および
長さ62の系列を形成するように前記2つのスクランブルされたM系列をインタリーブすることをさらに備えるC1に記載の方法。
[C10]
前記系列行列を生成することは、前記基本M系列に前記共通のバイナリスクランブルコードを適用して、前記少なくとも1つのスクランブルされたM系列をもたらすことをさらに備えるC1に記載の方法。
[C11]
前記SSCを生成することは、
前記スクランブルされた基本M系列に2つの異なる巡回シフトを適用して、2つのスクランブルされたM系列を生成すること、および
長さ62の系列を形成するように前記2つのスクランブルされたM系列をインタリーブすることをさらに備えるC10に記載の方法。
[C12]
無線通信のためのSSCを生成するための装置であって、
基本M系列、および前記基本M系列の巡回シフトされた変化系列から系列行列を生成する論理プロセッサと、
前記行列の少なくとも1つの系列を、前記無線通信に関連するPSCに基づく共通のバイナリスクランブルコードでスクランブルするデータ変換モジュールと、
前記少なくとも1つのスクランブルされた系列に基づいてSSCを生成する多重化モジュールと、
前記SSCを、OFDM伝送の副搬送波チャネル上にマップする伝送プロセッサとを備える装置。
[C13]
共通の多項式から導き出された系列から前記スクランブルコードを生成する系列モジュールをさらに備えるC12に記載の装置。
[C14]
前記系列モジュールは、長さ62の系列にそれぞれ切り捨てられた複数の長さ63のM系列、または長さ62の系列を形成するようにそれぞれ繰り返される複数の長さ31のM系列の少なくともいずれかから前記スクランブルコードを生成するC13に記載の装置。
[C15]
前記論理プロセッサは、前記共通の多項式とは異なる多項式から前記基本M系列を導き出すC13に記載の装置。
[C16]
前記系列モジュールは、前記導き出された系列から基本スクランブル系列を生成し、前記基本スクランブル系列から巡回シフトされた系列のセットを定義し、さらに前記共通のバイナリスクランブルコードを形成するように複数の異なるスクランブルコードを、前記基本スクランブル系列から選択するC13に記載の装置。
[C17]
前記系列モジュールは、前記基本スクランブル系列に加えて、巡回シフトされた系列の前記セットを定義する少なくとも20個の巡回シフトされた系列を生成するC16に記載の装置。
[C18]
前記3つの異なるスクランブルコードは、前記基本スクランブル系列、第10の巡回シフトされた系列、および第20の巡回シフトされた系列を備えるC16に記載の装置。
[C19]
前記論理プロセッサは、前記系列行列から2つのM系列を選択し、
前記多重化モジュールは、スクランブルされていない長さ62の系列を形成するように前記選択されたM系列をインタリーブし、さらに
前記データ変換モジュールは、前記長さ62の系列に前記共通のバイナリスクランブルコードを適用するC12に記載の装置。
[C20]
前記論理プロセッサは、前記系列行列から2つのM系列を選択し、
前記データ変換モジュールは、前記選択されたM系列に前記共通のバイナリスクランブルコードを適用して、2つのスクランブルされたM系列を獲得し、
前記多重化モジュールは、長さ62の系列を形成するように前記2つのスクランブルされたM系列をインタリーブするC12に記載の装置。
[C21]
前記データ変換モジュールは、前記基本M系列に前記共通のバイナリスクランブルコードを適用して、少なくとも1つのスクランブルされたM系列をもたらし、さらに前記系列行列を生成するC12に記載の装置。
[C22]
前記論理プロセッサは、前記スクランブルされた基本M系列に2つの異なる巡回シフトを適用して、2つのスクランブルされたM系列を生成し、さらに前記SSCを生成する長さ62の系列を形成するように前記2つのスクランブルされたM系列をインタリーブするC21に記載の装置。
[C23]
無線通信のためのSSCを生成するための装置であって、
基本M系列、および前記基本M系列の巡回シフトされた変化系列から系列行列を生成するための手段と、
前記行列の少なくとも1つの系列を、前記無線通信に関連するPSCに基づく共通のバイナリスクランブルコードでスクランブルするための手段と、
前記少なくとも1つのスクランブルされた系列に基づいてSSCを生成するための手段と、
前記SSCを、OFDM伝送の副搬送波チャネル上にマップするための手段とを備える装置。
[C24]
無線通信のためのSSCを生成するように構成されたプロセッサであって、
基本M系列、および前記基本M系列の巡回シフトされた変化系列から系列行列を生成する第1のモジュールと、
前記行列の少なくとも1つの系列を、前記無線通信に関連するPSCに基づく共通のバイナリスクランブルコードでスクランブルする第2のモジュールと、
前記少なくとも1つのスクランブルされた系列に基づいてSSCを生成する第3のモジュールと、
前記SSCを、OFDM伝送の副搬送波チャネル上にマップする第4のモジュールとを備えるプロセッサ。
[C25]
無線通信のためのSSCを生成するように構成されたコンピュータ可読命令を備えるコンピュータ可読媒体であって、
前記命令は、基本M系列、および前記基本M系列の巡回シフトされた変化系列から系列行列を生成し、前記行列の少なくとも1つの系列を、前記無線通信に関連するPSCに基づく共通のバイナリスクランブルコードでスクランブルし、前記少なくとも1つのスクランブルされた系列に基づいてSSCを生成し、さらに前記SSCを、OFDM伝送の副搬送波チャネル上にマップするように少なくとも1つのコンピュータによって実行可能である媒体。
[C26]
無線ネットワークサイトに関して異なるSSCを選択する方法であって、
基本M系列、および前記基本M系列のn個の巡回シフトされた系列から系列行列を形成すること、
前記系列行列の異なる系列ペアに実質的に(n+1)^2個の指標の1つを割り当てること、および
前記系列ペアからもたらされるSSCの電力特性または信号相関特性に少なくとも部分的に基づいて、系列ペアを選択することとを備える方法。
[C27]
170個または340個の指標付けされた系列ペアを選択すること、各系列ペアから異なるSSCを生成すること、および前記無線ネットワークサイトの基地局に2つ以上の異なるSSCを割り当てることをさらに備えるC26に記載の方法。
[C28]
前記基本M系列、および前記n個の巡回シフトされた系列のために長さ31の系列を使用することをさらに備えるC26に記載の方法。
[C29]
r=u*n+vという形態のアルゴリズムを使用して、前記実質的に(n+1)^2個の指標を生成することをさらに備え、ただし、rは、0から(n+1)^2までの整数であり、さらにuおよびvは、セット{0,...n}からそれぞれ選択された系列であるC26に記載の方法。
[C30]
前記系列ペアからもたらされる前記SSCのPAPR(ピーク対平均電力比)を算出すること、および前記PAPRをしきい値と比較することをさらに備えるC26に記載の方法。
[C31]
前記PAPRと前記しきい値の前記比較を部分的に前記系列ペアを選択することの条件とすることをさらに備えるC30に記載の方法。
[C32]
前記系列ペアからもたらされる前記SSCの相互相関係数を算出すること、および前記係数をしきい値と比較することをさらに備えるC26に記載の方法。
[C33]
前記係数と前記しきい値の前記比較を部分的に前記系列ペアを選択することの条件とすることをさらに備えるC32に記載の方法。
[C34]
前記SSCの相互相関係数およびPAPRを算出すること、および前記相互相関係数を相関しきい値と比較し、さらに前記PAPRを電力しきい値と比較することをさらに備えるC26に記載の方法。
[C35]
前記PAPRが、前記電力しきい値より低いこと、および前記相互相関係数が、前記相関しきい値より低いことを部分的に前記系列ペアを選択することの条件とすることをさらに備えるC26に記載の方法。
[C36]
無線ネットワークサイトに関して異なるSSCを選択する装置であって、
基本M系列、および前記基本M系列のn個の巡回シフトされた系列から系列行列を形成する論理プロセッサと、
前記系列行列の異なる系列ペアに実質的に(n+1)^2個の指標の1つを割り当てる指標付けモジュールと、
しきい値電力またはしきい値信号相関とそれぞれ比較した、前記系列ペアからもたらされるSSCのPAPRまたは信号相関に少なくとも部分的に基づいて、系列ペアを選択する簡潔化モジュールを備える装置。
[C37]
前記簡潔化モジュールは、170個または340個の指標付けされた系列ペアを選択し、各系列ペアから異なるSSCを生成し、さらに前記無線ネットワークサイトの基地局に1つまたは複数の異なるSSCを割り当てるC36に記載の装置。
[C38]
前記論理プロセッサは、前記基本M系列、および前記n個の巡回シフトされた系列のために長さ31の系列を使用するC36に記載の装置。
[C39]
前記指標付けモジュールは、r=u*n+vという形態のアルゴリズムを使用して、前記実質的に(n+1)^2個の指標を生成し、ただし、rは、0から(n+1)^2までの整数であり、さらにuおよびvは、セット{0,...n}からそれぞれ選択される系列であるC36に記載の装置。
[C40]
前記系列ペアからもたらされる前記SSCのPAPR(ピーク対平均電力比)を算出し、さらに前記PAPRをしきい値と比較する信号シミュレーションモジュールをさらに備えるC36に記載の装置。
[C41]
前記簡潔化モジュールは、前記PAPRと前記しきい値の前記比較を部分的に前記系列ペアを選択することの条件とするC40に記載の装置。
[C42]
前記系列ペアからもたらされる前記SSCの相互相関係数を算出し、さらに前記係数をしきい値と比較する信号相関モジュールをさらに備えるC36に記載の装置。
[C43]
前記簡潔化モジュールは、前記係数と前記しきい値の前記比較を部分的に前記系列ペアを選択することの条件とするC42に記載の装置。
[C44]
前記SSCの相互相関係数を算出し、さらに前記相互相関係数を相関しきい値と比較する信号相関モジュールと、
前記SSCのPAPRを算出し、さらに前記PAPRを電力しきい値と比較する測定モジュールとをさらに備えるC36に記載の装置。
[C45]
前記簡潔化モジュールは、前記PAPRが、前記電力しきい値より低いこと、および前記相互相関係数が、前記相関しきい値より低いことを部分的に前記系列ペアを選択することの条件とするC44に記載の装置。
[C46]
無線ネットワークサイトに関して異なるSSCを選択する装置であって、
基本M系列、および前記基本M系列のn個の巡回シフトされた系列から系列行列を形成するための手段と、
前記系列行列の異なる系列ペアに実質的に(n+1)^2個の指標の1つを割り当てるための手段と、
前記系列ペアからもたらされるスクランブルされたSSCの電力または信号相関に少なくとも部分的に基づいて、系列ペアを選択するための手段と、
前記選択された系列ペアをPSCベースのスクランブルコードでスクランブルするための手段とを備える装置。
[C47]
無線ネットワークサイトに関して異なるSSCを選択するように構成されたプロセッサであって、
基本M系列、および前記基本M系列のn個の巡回シフトされた系列から系列行列を形成する第1のモジュールと、
前記系列行列の異なる系列ペアに実質的に(n+1)^2個の指標の1つを割り当てる第2のモジュールと、
前記系列ペアからもたらされるスクランブルされたSSCのPAPRまたは信号相関に少なくとも部分的に基づいて、系列ペアを選択する第3のモジュールと、
前記選択された系列ペアをPSCベースのスクランブルコードでスクランブルする第4のモジュールとを備えるプロセッサ。
[C48]
無線ネットワークサイトに関して異なるSSCを選択するように構成されたコンピュータ可読命令を備えるコンピュータ可読媒体であって、
前記命令は、基本M系列、および前記基本M系列のn個の巡回シフトされた系列から系列行列を形成し、前記系列行列の異なる系列ペアに実質的に(n+1)^2個の指標の1つを割り当て、前記系列ペアからもたらされるスクランブルされたSSCの電力または信号相関に少なくとも部分的に基づいて、系列ペアを選択し、さらに前記選択された系列ペアをPSCベースのスクランブルコードでスクランブルするように少なくとも1つのコンピュータによって実行可能である媒体。
[C49]
無線通信を行う方法であって、
移動体ネットワーク送信機から無線伝送を受信すること、
前記無線伝送から、共通のPSCベースのバイナリスクランブルコードでスクランブルされた少なくとも2つの系列から成るSSCを抽出すること、
共通のPSCベースのバイナリ逆スクランブルコードを使用して前記SSCを解読すること、および
前記解読されたSSCから前記移動体ネットワーク送信機のIDを特定することを備える方法。
[C50]
前記逆スクランブルコードを使用して前記SSCを解読することに先立って、前記無線伝送の副搬送波周波数から前記SSCを抽出することをさらに備えるC49に記載の方法。
[C51]
前記逆スクランブルコードを使用して前記SSCを解読することに先立って、前記抽出されたSSCを逆インタリーブすることをさらに備えるC49に記載の方法。
[C52]
前記抽出されたSSCを逆インタリーブすることから第1の系列および第2の系列を獲得すること、および
前記第1の系列および前記第2の系列に前記逆スクランブルコードを適用して前記SSCを解読することをさらに備えるC51に記載の方法。
[C53]
前記共通のPSCベースのバイナリ逆スクランブルコードとして、前記共通のPSCベースのバイナリスクランブルコード、またはそのようなスクランブルコードの変化系列を使用することをさらに備えるC49に記載の方法。
[C54]
無線通信を行うための装置であって、
移動体ネットワーク送信機から無線伝送を受信するアンテナと、
前記無線伝送から、共通のPSCベースのバイナリスクランブルコードでスクランブルされた少なくとも2つの系列から成るSSCを抽出する復調器と、
共通のPSCベースのバイナリ逆スクランブルコードを使用して前記SSCを解読する信号プロセッサと、
前記解読されたSSCから前記移動体ネットワーク送信機のIDを特定する論理プロセッサとを備える方法。
[C55]
前記復調器は、前記無線伝送の副搬送波周波数から前記SSCを抽出するC54に記載の装置。
[C56]
前記信号プロセッサは、前記逆スクランブルコードを使用して前記SSCを解読することに先立って、前記抽出されたSSCを逆インタリーブし、前記逆インタリーブされたSSCは、第1の系列と、第2の系列とを備えるC54に記載の装置。
[C57]
前記信号プロセッサは、前記第1の系列および前記第2の系列に前記逆スクランブルコードを適用して前記SSCを解読するC55に記載の装置。
[C58]
前記信号プロセッサは、前記共通のPSCベースのバイナリ逆スクランブルコードとして、前記共通のPSCベースのバイナリスクランブルコード、またはそのようなスクランブルコードの変化系列を使用するC54に記載の装置。
[C59]
無線通信を行う装置であって、
移動体ネットワーク送信機から無線伝送を受信するための手段と、
前記無線伝送から、共通のPSCベースのバイナリスクランブルコードでスクランブルされた少なくとも2つの系列から成るSSCを抽出するための手段と、
共通のPSCベースのバイナリ逆スクランブルコードを使用して前記SSCを解読するための手段と、
前記解読されたSSCから前記移動体ネットワーク送信機のIDを特定するための手段とを備える装置。
[C60]
無線通信を行うように構成されたプロセッサであって、
移動体ネットワーク送信機から無線伝送を受信する第1のモジュールと、
前記無線伝送から、共通のPSCベースのバイナリスクランブルコードでスクランブルされた少なくとも2つの系列から成るSSCを抽出する第2のモジュールと、
共通のPSCベースのバイナリ逆スクランブルコードを使用して前記SSCを解読する第3のモジュールと、
前記解読されたSSCから前記移動体ネットワーク送信機のIDを特定する第4のモジュールとを備えるプロセッサ。
[C61]
無線通信を行うように構成されたコンピュータ可読命令を備えるコンピュータ可読媒体であって、
前記命令は、移動体ネットワーク送信機から無線伝送を受信し、前記無線伝送から、共通のPSCベースのバイナリスクランブルコードでスクランブルされた少なくとも2つの系列から成るSSCを抽出し、共通のPSCベースのバイナリ逆スクランブルコードを使用して前記SSCを解読し、さらに前記解読されたSSCから前記移動体ネットワーク送信機のIDを特定するように少なくとも1つコンピュータによって実行可能である媒体。

Claims (13)

  1. 無線通信を行う方法において
    移動体ネットワーク送信機から無線伝送を受信すること
    前記無線伝送からSSCを抽出し、前記SSCは、PSCベースの共通のバイナリスクランブルコードでスクランブルされた少なくとも2つの系列から構成されていることと、
    SCベースの共通のバイナリ逆スクランブルコードを用いて、前記SSCを解読することと、
    前記解読たSSCから前記移動体ネットワーク送信機のIDを定することとを含み、
    前記PSCベースの共通のバイナリスクランブルコードは、共通の多項式に基づいている複数の系列から発生されており、
    前記共通の多項式は、前記SSCを形成する前記少なくとも2つの系列を発生させるのに使用される多項式とは異なる方法。
  2. 前記逆スクランブルコードを用いて前記SSCを解読するより前に、前記無線伝送の副搬送波周波数から前記SSCを抽出することをさらに含む請求項1記載の方法。
  3. 前記逆スクランブルコードを用いて前記SSCを解読するより前に、前記抽出たSSCを逆インタリーブすることをさらに含む請求項1記載の方法。
  4. 前記抽出たSSCを逆インタリーブすることから第1の系列第2の系列とを取得することと、
    記第1の系列前記第2の系列に前記逆スクランブルコードを適用して前記SSCを解読することをさらに含む請求項3記載の方法。
  5. 記PSCベースの共通のバイナリ逆スクランブルコードとして、前記PSCベースの共通のバイナリスクランブルコード、またはそのようなスクランブルコードの変化系列を用いることをさらに含む請求項1記載の方法。
  6. 無線通信を行う装において
    移動体ネットワーク送信機から無線伝送を受信するアンテナと、
    前記無線伝送からSSCを抽出し、前記SSCは、PSCベースの共通のバイナリスクランブルコードでスクランブルされた少なくとも2つの系列から構成されている復調器と
    SCベースの共通のバイナリ逆スクランブルコードを用いて、前記SSCを解読する信号プロセッサと、
    前記解読たSSCから前記移動体ネットワーク送信機のIDを定する論理プロセッサとを具備し、
    前記PSCベースの共通のバイナリスクランブルコードは、共通の多項式に基づいている複数の系列から発生されており、
    前記共通の多項式は、前記SSCを形成する前記少なくとも2つの系列を発生させるのに使用される多項式とは異なる装置。
  7. 前記復調器は、前記無線伝送の副搬送波周波数から前記SSCを抽出する請求項6記載の装置。
  8. 前記信号プロセッサは、前記逆スクランブルコードを用いて前記SSCを解読するより前に、前記抽出たSSCを逆インタリーブし、
    前記逆インタリーブたSSCは、第1の系列と第2の系列とを含む請求項6記載の装置。
  9. 前記信号プロセッサは、前記第1の系列前記第2の系列に前記逆スクランブルコードを適用して前記SSCを解読する請求項8記載の装置。
  10. 前記信号プロセッサは、前記PSCベースの共通のバイナリ逆スクランブルコードとして、前記PSCベースの共通のバイナリスクランブルコード、またはそのようなスクランブルコードの変化系列を用いる請求項6記載の装置。
  11. 無線通信を行う装置において
    移動体ネットワーク送信機から無線伝送を受信する手段と、
    前記無線伝送からSSCを抽出し、前記SSCは、PSCベースの共通のバイナリスクランブルコードでスクランブルされた少なくとも2つの系列から構成されている手段と
    SCベースの共通のバイナリ逆スクランブルコードを用いて、前記SSCを解読する手段と、
    前記解読たSSCから前記移動体ネットワーク送信機のIDを定する手段とを具備し、
    前記PSCベースの共通のバイナリスクランブルコードは、共通の多項式に基づいている複数の系列から発生されており、
    前記共通の多項式は、前記SSCを形成する前記少なくとも2つの系列を発生させるのに使用される多項式とは異なる装置。
  12. 無線通信を行うように構成されているプロセッサにおいて
    移動体ネットワーク送信機から無線伝送を受信する第1のモジュールと、
    前記無線伝送からSSCを抽出し、前記SSCは、PSCベースの共通のバイナリスクランブルコードでスクランブルされた少なくとも2つの系列から構成されている第2のモジュールと
    SCベースの共通のバイナリ逆スクランブルコードを用いて、前記SSCを解読する第3のモジュールと、
    前記解読たSSCから前記移動体ネットワーク送信機のIDを定する第4のモジュールとを具備し、
    前記PSCベースの共通のバイナリスクランブルコードは、共通の多項式に基づいている複数の系列から発生されており、
    前記共通の多項式は、前記SSCを形成する前記少なくとも2つの系列を発生させるのに使用される多項式とは異なるプロセッサ。
  13. ンピュータプログラムを記録するコンピュータ可読記憶媒体において
    前記コンピュータプログラムは、無線通信を行うように構成されているコンピュータ可読命令を含み、
    前記命令は、
    移動体ネットワーク送信機から無線伝送を受信し、
    SSCが、PSCベースの共通のバイナリスクランブルコードでスクランブルされた少なくとも2つの系列から構成されており、前記無線伝送から前記SSCを抽出し
    SCベースの共通のバイナリ逆スクランブルコードを用いて、前記SSCを解読し、
    記解読たSSCから前記移動体ネットワーク送信機のIDを定するように少なくとも1つコンピュータによって実行可能であり、
    前記PSCベースの共通のバイナリスクランブルコードは、共通の多項式に基づいている複数の系列から発生されており、
    前記共通の多項式は、前記SSCを形成する前記少なくとも2つの系列を発生させるのに使用される多項式とは異なるコンピュータ可読記憶媒体。
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