JP5362705B2 - 発電装置 - Google Patents

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Description

本発明は、上空の風を受けて遊泳する遊泳体を利用した発電装置に関する。
風力を利用して発電する発電装置として、所謂風力発電装置が存在する。風力発電装置は、風力によって回転するブレード(羽根)に連動する発電機の軸(ロータ)を回転させることにより電力を生成する。この風力発電装置は、一般に、地面から離れたところにおける風を受けて回転する大きなブレードを支えるために、地上からの高さが高く、地中の土台も強固にする必要があって巨大な施設となっている。
このような施設の巨大化を抑制するために、近年、遊泳体を用いた発電装置の提案がなされてきている。例えば、特許文献1に記載の発電装置は、空中に2個の浮遊装置(遊泳体)を遊泳させ、地上側の発電機に連係された索条(制御紐)によりこれら浮遊装置(遊泳体)を相補的に牽引したり繰り出したりして発電機のロータを双方向に交互に回転させて電力を生成している。また、本願発明者が発明者である特許文献2に記載の発電装置は、空中に1個の遊泳体を遊泳させ、地上側の発電機と連動する巻上軸に連係された制御紐により遊泳体を繰り出して発電機のロータを回転させ、かつ、発電のときと逆方向に巻上軸を回転させて遊泳体を牽引することを繰り返して電力を生成している。このような発電装置は、遊泳体が空中にあり発電機が地上側にあるため、施設が小型化され、かつ、施工場所の自由度が増えるという利点がある。
特開2004−232461号公報 特許第4208153号公報
しかしながら、遊泳体を用いた発電装置は、研究の歴史が浅いこともあり、発電効率を上げるうえで改良の余地は少なくない。
本発明は、係る事由に鑑みてなされたものであり、その目的は、より発電効率を高めることができる遊泳体を用いた発電装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の好ましい実施形態に係る発電装置は、風を受けて遊泳するものであって、風を受ける遊泳本体、遊泳本体の外郭近傍の複数箇所に接続される姿勢制御紐、該姿勢制御紐の少なくとも一部が接続される姿勢制御具を有する遊泳体と、少なくとも一部の先端が前記姿勢制御具に接続される第1の制御紐と、第1の制御紐を第1の基地体に取り込む第1の制御紐取込機と、前記姿勢制御紐それぞれの進退動作を制御する進退制御機と、第1の制御紐の基端側が巻かれ、第1の制御紐が繰り出されるときに一方向に回転し、第1の制御紐を巻き込むときに他方向に回転する第1の巻上機と、先端が前記姿勢制御具に接続される第2の制御紐と、第2の制御紐を第1の基地体から離れて設置される第2の基地体に取り込む第2の制御紐取込機と、第2の制御紐の基端側が巻かれ、第2の制御紐が繰り出されるときに一方向に回転して発電機を稼動させ、第2の制御紐を巻き込むときに他方向に回転する第2の巻上機と、を備え、前記第1の制御紐により遊泳体の少なくとも前後傾斜を制御し、この前後傾斜に応じ前記第2の制御紐の繰り出し巻き込み動作を行わせて発電する。
好ましくは、前記姿勢制御具に接続されたものの残りの第1の制御紐の先端部近傍が、姿勢制御具に設けられた貫通孔を挿通し、前記姿勢制御具に接続されたものの残りの前記姿勢制御紐になっている。
好ましくは、前記第1の制御紐が繰り出されるときに、前記第1の巻上機が一方向に回転して発電機を稼動させ、更に好ましくは、前記第2の制御紐と前記姿勢制御具との接続/非接続を選択する機構が設けられている。
好ましくは、先端が前記姿勢制御具に接続される第3の制御紐と、第3の制御紐を第1の基地体及び第2の基地体から離れて設置される第3の基地体に取り込む第3の制御紐取込機と、第3の制御紐の基端側が巻かれ、第3の制御紐が繰り出されるときに一方向に回転して発電機を稼動させ、第3の制御紐を巻き込むときに他方向に回転する第3の巻上機と、を備え、前記第1の制御紐により遊泳体の前後傾斜を制御し、この前後傾斜に応じ前記第3の制御紐の繰り出し巻き込み動作を行わせて発電する。
本発明の好ましい実施形態に係る発電装置によれば、第1の制御紐がその長さを略一定にした状態で遊泳体の前後傾斜を制御し、この前後傾斜に応じ第2の制御紐の繰り出し巻き込み動作を行わせて発電することができるので、遊泳体が風を効果的に受けて風のエネルギーを最大限に利用し、より発電効率を高めることができる。
本発明の第1の実施形態に係る発電装置の全体構成を示す側面視概略模式図である。 同上の遊泳体の斜視図である。 同上の第1の基地体に設けられる各部の構成を示す斜視概略模式図である。 同上の滑車制御器の構成を示す模式図である。 同上の管状体近傍の例を説明する模式図である。 同上の発電装置の変形例を説明する概略図である。 本発明の第2の実施形態に係る発電装置の全体構成を示す側面視概略模式図と平面視概略模式図である。
以下、本発明を実施するための好ましい形態を図面を参照しながら説明する。図1は本発明の第1の実施形態に係る発電装置1の全体構成を示す側面視概略模式図である。この発電装置1は、風を受けて遊泳する遊泳体2と、遊泳体2に連結される第1の制御紐30と、第1の制御紐取込機31、進退制御機32、第1の巻上機33、第1の電動発電機34、第1の制御機35を筐体3aに収容して第1の制御紐30の進退動作を行う第1の基地体3と、遊泳体2に連結される第2の制御紐40と、第2の制御紐取込機41、第2の巻上機43、第2の電動発電機44、第2の制御機45を筐体4aに収容して第2の制御紐40の進退動作を行う第2の基地体4と、を主要構成部材としている。遊泳体2は、この実施形態では平面視大略四辺形であり、図1においては、その左右方向が紙面に対して垂直方向となる。遊泳体2は、いわゆる凧、カイト、パラグライダーなどを例示することができる。また、第1の基地体3及び第2の基地体4は、陸上や海洋上、湖沼上、河川上にあって発電のために内部に収容された各部が作動するものであり、第1の制御紐30と第2の制御紐40が異なる方向から遊泳体2に連結されるように互いに平面的に離れて設置されている。また、第1の基地体3及び第2の基地体4は、遊泳体2との相対的な位置が制御できればよく、海洋上、湖沼上、河川上の場合は、碇などによって第1の基地体3及び第2の基地体4を搭載した船等の水底に対する位置を保持してもよく或いはその船等が移動しながら発電するものであってもよい。
図2は遊泳体2を具体的に示す斜視図である。遊泳体2は、軽く柔軟性のある材料、例えば、ナイロンにより形成された風を受ける遊泳本体21と、遊泳本体21の外郭近傍の複数個所(例えば、四隅)に先端が接続される姿勢制御紐20と、姿勢制御紐20の少なくとも一部が接続される姿勢制御具22と、を有する。遊泳本体21は、姿勢制御紐20と姿勢制御具22を介して、第1の制御紐30により前後傾斜や左右姿勢が制御される。なお、遊泳本体21(遊泳体2)の前後傾斜の角度θは、第1の制御紐30の軸線に対して遊泳本体21の前部端面と後部端面を結ぶ線の角度である(図1参照)。姿勢制御具22には、姿勢制御紐20の一部の基端、第1の制御紐30の一部の先端、第2の制御紐40の先端、が接続されている。第1の制御紐30の残りの先端部近傍が、姿勢制御具22に設けられた貫通孔22a、22bを挿通して姿勢制御紐20の残りになっている。
この実施形態では、姿勢制御紐20は、前部左制御用、前部右制御用、後部左制御用、後部右制御用の紐20fl、20fr、20bl、20brからなり、紐20fl、20frが姿勢制御具22の前方部に接続される。第1の制御紐30は、前部制御用、後部左制御用、後部右制御用の紐30f、30bl、30brからなり、その紐30fが姿勢制御具22に接続される。残りの紐30bl、30brがそれぞれ姿勢制御具22に設けられた2個の貫通孔22a、22bを挿通して姿勢制御紐20を構成する紐20bl、20brになる。なお、2個の貫通孔22a、22bを共通の1個にしてもよい。また、貫通孔22a、22b内の各紐30bl、30brの動きを円滑にするため、これらに接する滑車を設けてもよい。
図3は第1の基地体3に設けられる各部の構成を示す斜視概略模式図である。第1の基地体3の筐体3aの内部には、遊泳体2に連結された第1の制御紐30を第1の基地体3に取り込んで後続の各部に渡す第1の制御紐取込機31、第1の制御紐30を構成する紐30f、30bl、30brそれぞれの進退動作を制御し、それにより姿勢制御紐20を構成する紐20fl、20fr、20bl、20brそれぞれの進退動作を制御する進退制御機32、進退制御機32を介して第1の制御紐30の基端側が巻かれ、第1の制御紐30が繰り出されるときに一方向に回転し、第1の制御紐30を巻き込むときに他方向に回転する第1の巻上機33、第1の巻上機33の回転を制御する第1の電動発電機34、これらの各部を制御したり第2の基地体4と通信したりするコンピュータなどから構成される第1の制御機35、が収容されている。
第1の制御紐取込機31には、遊泳体2に連結される第1の制御紐30を構成する紐30f、30bl、30brの各々を張架する3個の滑車310f、310bl、310br(全体として制御紐取込用滑車310と称する)が設けられ、各々の軸に接続して制御器311f、311bl、311br(全体として滑車制御器311と称する)が設けられている。図4は滑車制御器311の構成を示す模式図である。滑車制御器311には、制御紐取込用滑車310との間に紐30f、30bl、30brのいずれか(全体として紐30と称する)を挟んでその脱線を防止する脱線防止用滑車312、制御紐取込用滑車310の軸に一端が接続され紐30に常に適度な張力を加えてその緩みを防止する軽負荷用スプリング313、軽負荷用スプリング313の他端に接続され紐30にかかる小さな張力を測定する軽負荷センサー314、が設けられる。なお、脱線防止用滑車312は、簡易な押さえ部材であってもよい。また、制御紐取込用滑車310が脱線防止用滑車312から一定距離以上離反しないようにする滑車離反防止手段315a、315bが設けられ、紐30により制御紐取込用滑車310に重負荷がかかると、制御紐取込用滑車310の軸に接続された一方の滑車離反防止手段315aが、脱線防止用滑車312の軸に接続された他方の滑車離反防止手段315bに接して、脱線防止用滑車312は制御紐取込用滑車310とともに移動するようになる。なお、他方の滑車離反防止手段315bは軽負荷センサー314の他端に接続されている。また、滑車制御器311には、軽負荷センサー314の他端に一端が接続され重負荷のときに作動する重負荷用スプリング316、重負荷用スプリング316の他端に接続され紐30にかかる大きな張力を測定する重負荷センサー317、が設けられる。重負荷センサー317の他端は筐体3aに接続される。重負荷用スプリング316は、伸びるときは速度が遅いが戻るときは速くなるようなアブソーバ付きが望ましい。また、破壊防止のため、重負荷用スプリング316が一定以上伸びないようにする過伸張防止手段318a、318bが設けられ、重負荷用スプリング316が一定まで伸びると、重負荷用スプリング316の一端に接続された一方の過伸張防止手段318aが、重負荷用スプリング316の他端に接続された他方の過伸張防止手段318bに接するようにしている。
第1の制御紐取込機31では、第1の制御紐30を構成する紐30f、30bl、30brが緩まないように作用し、軽負荷センサー314と重負荷センサー317を用いて紐30f、30bl、30brにかかる張力を測定して、第1の制御機35を介して進退制御機32等を制御する情報とする。
第1の制御紐取込機31の天頂側に、筐体3aの天蓋に固定され朝顔の花のように天蓋方向に広がり、中を第1の制御紐30が通過する管状体3aa(図5参照)を有するようにすることも可能である。そして、管状体3aaの下部周囲に送風装置(図示せず)を設けることが可能である。それによって、遊泳体2を第1の基地体3に取り込んで収納する場合、管状体3aaから風を送ることで安定して遊泳体2の離陸(発出)及び着陸を補助することができる。管状体3aaの第1の制御紐30との接触部にはローラ等を設けることもできる。
また、図5の(a)、(b)に示すように、管状体3aaの中心近傍から筐体3aの側面近傍まで移動可能な少なくとも2個の収納制御体3ab、3abを設けることもできる。収納制御体3ab、3abは、収納時に遊泳体2の姿勢制御具22を管状体3aaの中に引き込むとき、姿勢制御紐20(前部左制御用、前部右制御用、後部左制御用、後部右制御用の紐20fl、20fr、20bl、20br)のいずれか2本を少なくとも引っ掛けて筐体3aの側面に向かって移動することで、遊泳本体21を水平方向に広げることが可能である。収納制御体3abが姿勢制御紐20と接触する部分は、滑車を取り付けるなどして滑り易くする。姿勢制御紐20に収納制御体3abを引っ掛けて移動するには、例えば、収納制御体3abに鉤型の部分を設けるなどして姿勢制御紐20を把持できるようにし、センサーにより姿勢制御紐20の位置及び把持したことを認識して管状体3aaの周囲(例えば、図5中の符号3acで示す位置)や管状体3aaの端部などからロボットアーム等で引っ張るようにすればよい。或いは、管状体3aaの中心近傍の水平位置で図5の紙面の垂直方向から収納制御体3abを挿入することができるようにし、管状体3aaの表面に沿って収納制御体3abを移動するようにすればよい。離陸時には、図5の(a)、(b)に示すように、遊泳体2が風に乗るまで、収納制御体3ab、3abを自由に移動する。着陸時には、図5の(b)から(a)の状態にして収納する。なお、図5では、第2の制御紐40の図示は省略している。
進退制御機32には、固定部材321aが回転軸に垂直に接続された左右姿勢制御モーター321、紐30blを張架する後部左制御用の滑車322bl、紐30brを張架する後部右制御用の滑車322brが設けられる。滑車322blと滑車322brは、互いに軸を平行にし、それらの軸を結ぶ固定部材321aの中央に左右姿勢制御モーター321が、両端に滑車322blと滑車322brがそれぞれ位置するように配設される。また、進退制御機32には、固定部材323aが回転軸に垂直に接続された前後姿勢制御モーター323、紐30fを張架する前部制御用の滑車324f、紐30blを張架するもう1つの後部左制御用の滑車324bl、紐30brを張架するもう1つの後部右制御用の滑車324brが設けられる。なお、滑車324fの前段には紐30fの角度調整のための滑車322fが設けられている。滑車324f、324bl、324brは、互いに軸を平行にし、それらの軸を結ぶ固定部材323aの中央に前後姿勢制御モーター323が、一端に滑車324fが、他端に滑車324bl、324brがそれぞれ位置するように配設される。滑車324blと滑車324brは、軸方向に配置してそれらの軸を共通にしてもよい。
滑車322blと滑車322brは、左右姿勢制御モーター321の軸の回転に応じて互いに逆方向に移動し、それにより、それらと第1の制御紐取込機31の滑車310bl、310brまでの紐30bl、30brの長さを変える。その結果、第1の基地体3から遊泳体2までの紐30blと紐30brの互いの相対的な長さを変えて遊泳体2の左右の姿勢を差動制御する。滑車324fと滑車324bl、324brは、前後姿勢制御モーター323の軸の回転に応じて互いに逆方向に移動し、それにより、それらと第1の制御紐取込機31の滑車310f、310bl、310brまでの紐30f、30bl、30brの長さを変える。その結果、第1の基地体3から遊泳体2までの紐30fと紐30bl、30brの互いの相対的な長さを変えて遊泳体2の前後傾斜の角度θを差動制御する。このようにして、進退制御機32は、第1の基地体3の第1の制御紐取込機31を基準にして、第1の制御紐30を構成する紐30f、30bl、30brの個別の進退動作を制御しているのである。
第2の基地体4は、前述のように、第1の基地体3とは離れた位置に設置されている。第2の基地体4の筐体4aの内部には、遊泳体2に連結された第2の制御紐40を取り込むための第2の制御紐取込機41、第2の制御紐取込機41を介して第2の制御紐40の基端側が巻かれ、第2の制御紐40が繰り出されるときに一方向に回転し、第2の制御紐40を巻き込むときに他方向に回転する第2の巻上機43、第2の巻上機43の回転を制御し、かつ、第2の巻上機43が一方向に回転したときに発電機として稼動する第2の電動発電機44、これらの各部を制御したり第1の基地体3と通信したりする第2の制御機45が収容されている。つまり、第2の基地体4には、遊泳体2の姿勢を制御する進退制御機はない。第2の基地体4の各部の詳細は、前述した第1の基地体3の対応する各部と同様である。また、遊泳体2を第2の基地体4に取り込んで収納する場合、上記の管状体3aaや収納制御体3abと同様のものを第2の基地体4に設けることもできる。
次に、発電装置1の全体の動作を説明する。この発電装置1は、第1の基地体3と第2の基地体4の地面から離れた上空で、風が大略第1の基地体3から第2の基地体4に向かって吹いているときに起動する。遊泳体2は、第1の基地体3や第2の基地体4などから発出する。遊泳体2は、上空において強い風を受けて揚力及び抗力を生じ、第1の制御紐30及び第2の制御紐40の繰り出し或いは巻き込み(牽引)により、姿勢及び位置が制御されながら上昇する。ここで、揚力及び抗力は第1の制御紐30及び第2の制御紐40の張力となる。遊泳体2は、第2の基地体4の上方あたりに移動するように制御され、第1の制御紐30の第1の基地体3から遊泳体2までの長さが、例えば、第1の基地体3と第2の基地体4の間の距離程度になった状態で固定される。
次に、遊泳体2の仰角φ(図1に示す風向Wに対する遊泳本体21の角度)を大きくして十分な揚力が生じるように、少なくとも前後傾斜の角度θの制御を含めた姿勢の制御を行う。遊泳体2は、揚力によって第2の基地体4から上方向或いは横方向に離反する。ここで重要なことは、第1の制御紐30の長さはほぼ一定に保たれているため、遊泳体2は風を効果的に受け、揚力(及び抗力)が大きいということである。従って、大きい揚力を得た遊泳体2は、強い力で第2の制御紐40を引っ張りながら第2の基地体4から離反していくこととなる。それにより、第2の巻上機43が一方向(例えば右回り)に回転し、その回転が第2の電動発電機44に伝達されて発電機として稼動し、発電が行われる。発電により生成された電力は、例えば、第2の制御機45のバッテリに一旦蓄えられ、外部(遠隔地にある送電所や工場など)に送出されると共に、一部は発電装置1を構成する各部の電力に用いられる。
遊泳体2は、第2の基地体4から所定の最大距離まで離反すると、遊泳体2の仰角φを小さくして揚力及び抗力が小さくなるように、少なくとも前後傾斜の角度θの制御を含めた姿勢の制御を行う。具体的には、遊泳体2の後部を制御する第1の制御紐30のうちの紐30bl、30brを進行させて、すなわち繰り出して仰角φを約0度前後としたり、更に繰り出して後端が自由な状態としたりする。その状態において、第2の電動発電機44を電動機として稼動させることにより第2の巻上機43が他方向(例えば左回り)に回転し、第2の制御紐40が巻き込まれて遊泳体2が牽引される。そして、遊泳体2が第2の基地体4から所定の最小距離まで接近すると、再度、紐30bl、30brを退行させて、すなわち牽引して上記発電の動作となる。
こうして、第1の制御紐30の長さをほぼ一定に保つことによって遊泳体2が風を効果的に受け得るようにして風のエネルギーを最大限に利用し、第1の制御紐30で少なくとも遊泳体2の前後傾斜の角度θの制御を含めた姿勢の制御を行い、第2の制御紐40の繰り出しと巻き込み(牽引)を交互に繰り返して、電力を生成するのである。それにより、高い発電効率の発電が可能になる。
この第1の実施形態である発電装置1は、例えば、以下のように変形することが可能である。
例えば、上記の例では、第1の電動発電機34は電動機としてのみ稼働していたので電動の機能だけ有していればよかったが、第1の制御紐30が繰り出され第1の巻上機33が一方向に回転したときに発電できるようにすることも可能である。すなわち、第1の制御紐30により遊泳体2の前後傾斜を制御し、この前後傾斜に応じ第1の制御紐30の繰り出し巻き込み動作を行わせながら、第1の電動発電機34を発電機としても稼働させて発電することが可能である。こうすると、風が大略第2の基地体4から第1の基地体3に向かって吹いているときには、第2の制御紐40の長さをほぼ一定に固定しておくと、揚力を得た遊泳体2が第1の制御紐30を引っ張り、第1の巻上機33を一方向に回転させて発電することができる。
また、第1の電動発電機34を発電機としても稼動させるようにすると、第2の制御紐40と姿勢制御具22との接続/非接続を選択する機構を設け、第1の制御紐30を繰り出して第1の巻上機33を回転させることのみで発電できるようにすることも可能である。例えば、図6(a)、(b)に示すように、第2の制御紐40の先端に輪状の金具40cを設け、姿勢制御具22に金具40cの脱着が可能なかぎ形状の部分22cを形成する。姿勢制御具22から金具40cを外して第2の制御紐40と姿勢制御具22とを非接続の状態とすると、遊泳体2が風圧に追従して移動した(風の方向に引きずられる)ときに第1の制御紐30を繰り出して第1の巻上機33が一方向に回転し発電する。第1の制御紐30により遊泳体2の前後傾斜を制御しながら、この前後傾斜に応じ第1の制御紐30の繰り出し巻き込み動作を行わせて第1の制御紐30単独で発電する。この動作の詳細は、本発明の本旨ではないので省略するが、背景技術の欄で示した特許文献2の記載の通りである。こうする利点は、非常な強風のとき受ける風圧を実質的に弱めて故意に発電効率を下げ、基地体全体として定格に合わせて発電できることである。
また、第1の制御紐30や姿勢制御紐20の本数は増減が可能である。例えば、遊泳本体21の姿勢や形状(風を受ける実効面積が変わる形状など)を細かく制御するために第1の制御紐30や姿勢制御紐20の本数を増加したり、第1の制御紐30を構成する前部制御用の紐30fを前側左と前側右を独立に制御するように2本に分けたりすることが可能である。また、姿勢制御具22に通信機や上述の進退制御機32と同等のものを搭載し、第1の基地体3との間で通信を行い、遊泳本体21の姿勢(前後傾斜の角度θや左右の姿勢)を姿勢制御紐20を用いて直接制御するようにすると、第1の制御紐30の本数を、例えば1本に減少することも可能である。
また、第2の巻上機43、第2の電動発電機44、第2の制御機45、を第1の基地体3の内部に設置するようにし、第2の基地体4に有る第2の制御紐取込機41から渡される第2の制御紐40を第1の基地体3の内部で受けることも可能である。こうすると、発電装置1の多くの構成部品を近接して設けることができ、それらの監視及びメンテナンスが容易になる。
次に、本発明の実施形態に係る第2の発電装置1Aについて説明する。この発電装置1Aは、図7(a)の側面視概略模式図、図7(b)の平面視概略模式図に示すように、上記の発電装置1の構成に第3の基地体5と遊泳体2に連結される第3の制御紐50が追加されたものである。第3の基地体5は、第1の基地体3及び第2の基地体4とは平面的に三角形状をなすように離れた位置に設置される。第3の基地体5には、第2の基地体4と同様に、筐体5aの内部には、遊泳体2に連結された第3の制御紐50を取り込むための第3の制御紐取込機51、第3の制御紐取込機51を介して第3の制御紐50の基端側が巻かれ、第3の制御紐50が繰り出されるときに一方向に回転し、第3の制御紐50を巻き込むときに他方向に回転する第3の巻上機53、第3の巻上機53の回転を制御し、かつ、第3の巻上機53が一方向に回転したときに発電機として稼動する第3の電動発電機54、これらの各部を制御したり第1の基地体3又は第2の基地体4と通信したりする第3の制御機55が収容されている。第3の基地体5の各部の詳細は、前述した第2の基地体4の対応する各部と同様である。
発電装置1Aにおける第1の基地体3及び第2の基地体4に関する動作は、発電装置1と同様である。第3の基地体5では、揚力による遊泳体2の離反に伴って繰り出される第3の制御紐50によって発電が行われる。好適には、第1の制御紐30の長さをほぼ一定に保っておき、遊泳体2を第2の基地体4の上方と第3の基地体5の上方の間を横方向に移動させ、すなわち、第2の基地体4からの離反と第3の基地体5からの離反を順に繰り返して発電する。こうすると、発電に寄与しない期間を減じることができる。なお、発電装置1と同様に上述の実施形態の変形が可能である。
以上、本発明の実施形態に係る発電装置について説明したが、本発明は、実施形態に記載したものに限られることなく、請求の範囲に記載した事項の範囲内でのさまざまな設計変更が可能である。例えば、実施形態に記載した遊泳体や基地体の形状や構造は適宜変形できることは勿論である。遊泳体の位置の正確な検知などのために、遊泳体にカメラ、加速度計、傾き検出計、風速計、GPS、点滅ランプ、コンピュータ等を設けたり基地体にカメラを設けたりすることもできる。また、避雷針を有する遊泳体を備え、実施形態に記載した遊泳体よりも高度に位置させておくようにすることもできる。また、4個以上の基地体を設けたり2個以上の遊泳体を設けたりして、本発明を適用した複雑な発電システムを構築することも可能である。
1、1A 発電装置
2 遊泳体
20 遊泳体の姿勢制御紐
21 遊泳体の遊泳本体
22 遊泳体の姿勢制御具
3 第1の基地体
30 第1の制御紐
31 第1の制御紐取込機
32 進退制御機
33 第1の巻上機
34 第1の電動発電機
35 第1の制御機
4 第2の基地体
40 第2の制御紐
41 第2の制御紐取込機
43 第2の巻上機
44 第2の電動発電機
45 第2の制御機
5 第3の基地体
50 第3の制御紐
51 第3の制御紐取込機
53 第3の巻上機
54 第3の電動発電機
55 第3の制御機
θ 前後傾斜の角度

Claims (5)

  1. 風を受けて遊泳するものであって、風を受ける遊泳本体、遊泳本体の外郭近傍の複数箇所に接続される姿勢制御紐、該姿勢制御紐の少なくとも一部が接続される姿勢制御具を有する遊泳体と、
    少なくとも一部の先端が前記姿勢制御具に接続される第1の制御紐と、
    第1の制御紐を第1の基地体に取り込む第1の制御紐取込機と、
    前記姿勢制御紐それぞれの進退動作を制御する進退制御機と、
    第1の制御紐の基端側が巻かれ、第1の制御紐が繰り出されるときに一方向に回転し、第1の制御紐を巻き込むときに他方向に回転する第1の巻上機と、
    先端が前記姿勢制御具に接続される第2の制御紐と、
    第2の制御紐を第1の基地体から離れて設置される第2の基地体に取り込む第2の制御紐取込機と、
    第2の制御紐の基端側が巻かれ、第2の制御紐が繰り出されるときに一方向に回転して発電機を稼動させ、第2の制御紐を巻き込むときに他方向に回転する第2の巻上機と、を備え、
    前記第1の制御紐により遊泳体の少なくとも前後傾斜を制御し、この前後傾斜に応じ前記第2の制御紐の繰り出し巻き込み動作を行わせて発電することを特徴とする発電装置。
  2. 請求項1に記載された発電装置において、
    前記姿勢制御具に接続されたものの残りの第1の制御紐の先端部近傍が、姿勢制御具に設けられた貫通孔を挿通し、前記姿勢制御具に接続されたものの残りの前記姿勢制御紐になっていることを特徴とする発電装置。
  3. 請求項1又は2に記載された発電装置において、
    前記第1の制御紐が繰り出されるときに、前記第1の巻上機が一方向に回転して発電機を稼動させることを特徴とする発電装置。
  4. 請求項3に記載された発電装置において、
    前記第2の制御紐と前記姿勢制御具との接続/非接続を選択する機構が設けられていることを特徴とする発電装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれかに記載された発電装置において、
    先端が前記姿勢制御具に接続される第3の制御紐と、
    第3の制御紐を第1の基地体及び第2の基地体から離れて設置される第3の基地体に取り込む第3の制御紐取込機と、
    第3の制御紐の基端側が巻かれ、第3の制御紐が繰り出されるときに一方向に回転して発電機を稼動させ、第3の制御紐を巻き込むときに他方向に回転する第3の巻上機と、を備え、
    前記第1の制御紐により遊泳体の前後傾斜を制御し、この前後傾斜に応じ前記第3の制御紐の繰り出し巻き込み動作を行わせて発電することを特徴とする発電装置。
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