JP5360845B2 - 縦置き型シリンダおよび該縦置き型シリンダを備えたフォークリフト - Google Patents

縦置き型シリンダおよび該縦置き型シリンダを備えたフォークリフト Download PDF

Info

Publication number
JP5360845B2
JP5360845B2 JP2012028199A JP2012028199A JP5360845B2 JP 5360845 B2 JP5360845 B2 JP 5360845B2 JP 2012028199 A JP2012028199 A JP 2012028199A JP 2012028199 A JP2012028199 A JP 2012028199A JP 5360845 B2 JP5360845 B2 JP 5360845B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chamber
piston rod
upper chamber
hydraulic oil
leak
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012028199A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013164143A (ja
Inventor
大介 平田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Logisnext Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Nichiyu Forklift Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Nichiyu Forklift Co Ltd filed Critical Mitsubishi Nichiyu Forklift Co Ltd
Priority to JP2012028199A priority Critical patent/JP5360845B2/ja
Publication of JP2013164143A publication Critical patent/JP2013164143A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5360845B2 publication Critical patent/JP5360845B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、作動油の内部リークを検出可能な縦置き型シリンダおよび該縦置き型シリンダを備えたフォークリフトに関する。
フォークリフトなどの荷役装置に備えられるリフトシリンダには、例えば、シリンダチューブと、シリンダチューブ内に摺動可能に設けられ、シリンダチューブ内を下室(ボトム側室)と上室(トップ側室)とに仕切るピストンとを備え、下室に作動油が収容され、上室に作動油が収容されない縦置き型の内部ドレンシリンダが採用されている(例えば、特許文献1)。
このような縦置き型シリンダは、例えば、シリンダチューブ内を摺動するピストンの外側面に、パッキンなどのシール部材を設け、シリンダチューブとピストンの間をシールし、下室の作動油が作動油を含まない上室にリークしないように構成されている。
しかしながら、ピストンが摺動を繰り返せば、シール部材は摩耗していくため、シール部材のシール性は次第に低下していく。そのため、シリンダを継続して使用すれば、いずれ下室の作動油が上室へリークしてしまう。このようなシール部材の摩耗他、様々な原因によって、上室に内部リークが生じる。
上室に内部リークが生じた場合、ピストンロッドのストローク量が減少するという問題がある。また、内部リークによって当該シリンダを備えた装置が異常なアウトプットをすることや、内部リークにより上室の圧力が上昇してシリンダ内に設けられたセンサなどの機器が故障することもある。したがって、このような内部リークを容易かつ確実に検出できることが好ましい。
ところで、従来からシリンダには、ピストンロッドのストローク量を検出するストローク量検出センサや(例えば、特許文献2)、ピストンロッドがストロークエンドに達したことを検出するエンド検出センサなどが設けられている。しかしながら、このようなセンサは、作動油の内部リークまで検出してくれるものではない。
特開平10−009209号公報 実開平04−025005号公報
そこで、本発明が解決しようとする課題は、作動油が収容された下室から作動油が収容されない上室への作動油のリークを検出可能な縦置き型シリンダおよび該縦置き型シリンダを備えたフォークリフトを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係る縦置き型シリンダは、上端が上部カバーに覆われ、下端が下部カバーに覆われたシリンダチューブと、シリンダチューブ内に摺動可能に設けられ、シリンダチューブを上室と下室とに仕切るピストンと、ピストンから上部カバーを貫通するように延設されたピストンロッドとを備え、下室に作動油が収容され、上室に作動油が収容されない縦置き型シリンダであって、
上室においてピストンロッドに沿って移動可能に配置され、作動油が下室から上室へリークした際に作動油に対して浮くように構成されたフロート板と、上部カバーに設けられ、フロート板までの離間距離を検出する非接触型の距離検出手段と、ピストンロッドが短縮側ストロークエンドに達したことを検出するストロークエンド検出手段と、作動油の下室から上室へのリークを判定するリーク判定手段とを備え、
リーク判定手段は、ストロークエンド検出手段が短縮側ストロークエンドを検出したときに、距離検出手段により検出される離間距離が規定値より小さい場合、作動油が下室から上室へリークしていると判定することを特徴とする。
また、上記課題を解決するために、本発明に係る縦置き型シリンダは、上端が上部カバーに覆われ、下端が下部カバーに覆われたシリンダチューブと、シリンダチューブ内に摺動可能に設けられ、シリンダチューブを上室と下室とに仕切るピストンと、ピストンから上部カバーを貫通するように延設されたピストンロッドとを備え、下室に作動油が収容され、上室に作動油が収容されない縦置き型シリンダであって、
上室においてピストンロッドに沿って移動可能に配置され、作動油が下室から上室へリークした際に作動油に対して浮くように構成されたフロート板と、上部カバーに設けられ、フロート板までの離間距離を検出する非接触型の距離検出手段と、ピストンロッドが伸長側ストロークエンドに達したことを検出するストロークエンド検出手段と、作動油の下室から上室へのリークを判定するリーク判定手段とを備え、
リーク判定手段は、距離検出手段により検出される離間距離がゼロのときに、ストロークエンド検出手段が伸長側ストロークエンドを検出していない場合、作動油が下室から上室へリークしていると判定することを特徴とする。
好ましくは、距離検出手段は、離間距離からピストンロッドのストローク量を検出するストローク量検出センサである。
好ましくは、フロート板は、リング形状に形成され、ピストンロッドに外嵌されている。
また、上記課題を解決するために、本発明に係るフォークリフトは、上記の縦置き型シリンダと、荷役用のフォークとを備え、縦置き型シリンダによってフォークの昇降を行うことを特徴とする。
本発明に係る縦置き型シリンダでは、上記の構成の通り、上室に作動油がリークした場合、フロート板が作動油に浮いてピストンロッドに沿って移動する構成となっている。縦置き型シリンダは、当該構成を利用し、さらにフロート板までの離間距離を検出する距離検出手段およびストロークエンドを検出するストロークエンド検出手段を利用して、作動油が収容されない上室への内部リークを確実に検出する。
内部リークを検出できることにより、内部リークによる当該シリンダを備えた装置の異常なアウトプットを防止できるようになり、また、内部リークによって上室の圧力が上昇することによるシリンダ内のセンサなどの機器の故障を防止できる。
本発明に係る縦置き型シリンダを備えたフォークリフトの斜視図である。 本発明に係る縦置き型シリンダの構成を示す断面図である。 作動油の下室から上室へのリークを検出する方法を説明する図である。 作動油の下室から上室へのリークを検出する他の方法を説明する図である。
以下、図面を参照して、本発明に係る縦置き型シリンダおよび該縦置き型シリンダを備えたフォークリフトの実施形態について説明する。
図1に示す通り、フォークリフト1は、車体10の前方に立設されたマスト11と、マスト11に沿って昇降可能に支持されたリフトブラケット12と、リフトブラケット12に支持された左右一対の荷役用のフォーク13とを備える。また、フォークリフト1は、車体10の内部に、走行制御および油圧制御などフォークリフト1全体の制御をする制御部14を備える。
さらに、フォークリフト1は、マスト11に沿って起立して設置されたリフトシリンダ2を備える。フォークリフト1は、リフトシリンダ2を伸長および短縮することによってリフトブラケット12およびフォーク13の昇降を行う。このリフトシリンダ2が本発明に係る縦置き型シリンダである。
図2に示す通り、リフトシリンダ2は、中空の円筒形状のシリンダチューブ20を備える。シリンダチューブ20の上端には、上端を覆う上部カバー21が装着され、シリンダチューブ20の下端には、下端を覆う下部カバー22が装着され、シリンダチューブ20の両端は塞がれている。
リフトシリンダ2は、シリンダチューブ20内にピストン23を備える。ピストン23はシリンダチューブ20の軸方向に沿って摺動可能に設けられる。シリンダチューブ20は、ピストン23によって上室24(ヘッド側室)と下室25(ボトム側室)とに仕切られている。リフトシリンダ2は、下室25に作動油が収容され、上室24に作動油が収容されずエアが収容された内部ドレンシリンダである。
ピストン23の外周面にはリング状のシール部材26が設けられ、シリンダチューブ20とピストン23の間がシールされ、下室25の作動油が上室24へリーク(内部リーク)することを防止している。また、ピストン23には、ピストン23の上昇により圧縮される上室24のエアを下室25へ排出するための不図示のチェックバルブが設けられている。
リフトシリンダ2は、ピストン23からシリンダチューブ20の軸方向に沿って、上室24側に延設されたピストンロッド27を備える。ピストンロッド27は上部カバー21を摺動可能に貫通し、外部へ突出している。
下部カバー22には、下室25と連通する給排口28が設けられる。下室25への作動油の給排は、フォークリフト1に設けられた不図示の作動油タンクおよび作動油ポンプによって、給排口28から行われる。作動油が給排口28から下室24へ供給されるとピストン23が上昇してピストンロッド27が伸長し、下室25の作動油が給排口28から排出されるとピストン23が下降してピストンロッド27が短縮する。
リフトシリンダ2は、シール部材26の摩耗などによって生じる上室24への内部リークを検出できるように、以下のように構成されている。
リフトシリンダ2は、作動油が収容されない上室24にフロート板3を備える。フロート板3は、偏平なリング形状に形成され、ピストンロッド27に外嵌されており、ピストンロッド27に沿って移動可能にピストン23の上面に配置されている。フロート板3は、作動油より比重の小さい材料(例えば樹脂)からなり、作動油に対して浮く。
さらに、リフトシリンダ2は、上室24側に、フロート板3までの離間距離Lを検出する距離センサ4(距離検出手段)を備える。距離センサ4は、非接触型のセンサである。距離センサ4は、例えば、フロート板3へ超音波を当て、その反射波を受信することで離間距離Lを検出する超音波式の距離センサや、フロート板3へレーザ光を照射し、その反射光を受光することで離間距離Lを検出する光学式の距離センサである。
距離センサ4は、上部カバー21の下面と距離センサ4の前面とが面一となるように上部カバー21に設けられる。距離センサ4は、上部カバー21の下面を基準位置とし、フロート板3までの離間距離Lを検出する。
この距離センサ4は、後述する通り内部リークを検出するためのものであるが、同時にストローク量検出センサとして機能するものであり、検出した離間距離Lからピストンロッド27のストローク量を検出する。
なお、上記のように超音波またはレーザ光のフロート板3への反射を利用して離間距離Lを検出し、ストローク量を検出する構成の場合、反射面となるフロート板3の上面を反射しやすいように加工しておけば、従来のようにピストン23を反射面としてストローク量を検出する構成よりも、ストローク量の検出精度がよくなる。また、リフトシリンダ2は、作動油が収容されていない上室24側でストローク量を検出する構成であり、作動油が収容された下室25側でストロークを検出する構成より、ストローク量の検出精度がよい。
さらに、リフトシリンダ2は、ピストンロッド27がストロークエンドに達したことを検出するエンド検出センサ5(ストロークエンド検出手段)を備える。エンド検出センサ5は、例えば、リミットスイッチ、磁気センサ、エンコーダなど周知のものが適用される。エンド検出センサ5は、上部カバー21の上方に設置されている。エンド検出センサ5は、短縮側ストロークエンドおよび伸長側ストロークエンドの双方を検出可能である。
さらに、リフトシリンダ2は、作動油が下室25から上室24へリークしたことを判定するリーク判定手段6を備える。このリーク判定手段6は、距離センサ4およびエンド検出センサ5の検出信号によって、内部リークを検出する。
図3を参照して、リーク判定手段6のリーク判定方法について説明する。図3A、図3Bは、ピストンロッド27が短縮側ストロークエンドに位置している状態であって、図3Aは内部リークがない状態で、図3Bは内部リークがある状態である。
図3Aおよび図3Bのどちらの場合も、ピストンロッド27が短縮側ストロークエンドに位置しているため、エンド検出センサ5は短縮側ストロークエンドを検出している。
図3Aのように内部リークがない場合、距離センサ4はフロート板3までの離間距離Lとして、距離L1を検出する。
一方、内部リークが発生した場合を考える。上記のとおり、フロート板3は作動油よりも比重が小さい。そのため、作動油が上室24へリークすれば、フロート板3はリークしてきた作動油に浮く。結果、フロート板3は、図3Bに示す通り、ピストン23からリーク分だけ上昇している。したがって、距離センサ4は、フロート板3までの離間距離Lとして、内部リークのない場合の距離L1よりも小さい距離L2を検出する。
すなわち、内部リークがない場合と、内部リークがある場合とでは、ピストン23が同じ位置にあっても、フロート板3は同じ位置にはなく内部リークがある場合の方が高い位置にあるため、検出される離間距離Lは内部リークがある場合の方が小さくなる(L2<L1)。
したがって、リーク判定手段6は、エンド検出センサ5が短縮側ストロークエンドを検出したときに、距離センサ4により検出されるフロート板3までの離間距離Lが、距離L1(規定値)よりも小さければ、作動油が下室25から上室24へリークしていると判定する。
さらに、図4を参照して、リーク判定手段6の他の判定方法について説明する。図4A、図4Bは、ピストンロッド27が伸長し、フロート板3が上部カバー21にまで達した状態であって、図4Aは内部リークがない状態で、図4Bは内部リークがある状態である。
図4Aおよび図4Bのどちらの場合も、フロート板3が上部カバー21の下面に接触しているため、距離センサ4により検出されるフロート板3までの離間距離Lはゼロである。
図4Aのように内部リークがない場合、ピストン23は最上位まで移動しており、ピストンロッド27が伸長側ストロークエンドに達している。したがって、エンド検出センサ5は伸長側ストロークエンドを検出している。すなわち、内部リークがない場合、距離センサ4により検出される離間距離Lがゼロであれば、エンド検出センサ5は伸長側ストロークエンドを検出している。
一方、図4Bのように、内部リークがある場合、フロート板3とピストン23との間にリークした作動油があるため、ピストン23は最上位まで移動していない。そのため、図4Aと違って、ピストンロッド27は伸長側ストロークエンドに達しておらず、エンド検出センサ5は伸長側ストロークエンドを検出していない。すなわち、内部リークがある場合、距離センサ4により検出される離間距離Lがゼロでも、エンド検出センサ5は伸長側ストロークエンドを検出しない。
したがって、リーク判定手段6は、検出される離間距離Lがゼロであるときに、エンド検出センサ5が伸長側ストロークエンドを検出していない場合、内部リークがあると判定をする。
以上のように、リフトシリンダ2は、作動油が上室24へリークすると、フロート板3がリークした作動油に浮き、ピストン23から上昇することを利用して、内部リークを検出する。例えば、リーク判定手段6をフォークリフト1の制御部14に接続し、フォークリフト1が内部リークを検出したときに警告を発するように構成しておけば、オペレータは内部リークの発生を容易に知ることができる。
なお、内部リークが発生したときに、フロート板3がピストンロッド27に沿って円滑に移動できるように、フロート板3はピストンロッド27およびシリンダチューブ20に対して摺動しないようにすることが好ましい。すなわち、リング形状のフロート板3は、ピストンロッド27に多少の遊びを持って外嵌され、シリンダチューブ20との間に多少の隙間が設けられるくらいの直径を有することが好ましい。
リフトシリンダ2は、ストローク量検出センサ(距離センサ4)およびエンド検出センサ5のように、シリンダに一般的に設けられるセンサを利用して、内部リークを検出する。そのため、当該センサ4、5とは別に内部リークを検出するための専用のセンサを設けなくてもよい。
以上、本発明の好ましい実施形態を説明したが、本発明の構成はこの実施形態に限定されるものではない。
実施形態では、縦置き型シリンダが、フォークリフト1のフォーク13を昇降するためのリフトシリンダ2である例を説明したが、リフトシリンダ2に用途が限定されるものではない。
実施形態では、シリンダチューブ20と、上部カバー21と、下部カバー22とはそれぞれ別部材であったが、シリンダチューブ20と上部カバー21とが一体的に形成され、またはシリンダチューブ20と下部カバー22とが一体的に形成されるような構成でもよい。
実施形態では、エンド検出センサ5は、リフトシリンダ2に取り付けられ、ピストンロッド27の動作から短縮側および伸長側ストロークエンドを検出する構成である。このような構成ではなく、例えば、エンド検出センサ5をフォークリフト1のマスト11に取り付けて、リフトブラケット12またはフォーク13の動作から短縮側および伸長側ストロークエンドを検出する構成でもよい。
1 フォークリフト
13 フォーク
2 リフトシリンダ(縦置き型シリンダ)
20 シリンダチューブ
21 上部カバー
22 下部カバー
23 ピストン
24 上室
25 下室
27 ピストンロッド
3 フロート板
4 距離センサ(距離検出手段)
5 エンド検出センサ(ストロークエンド検出手段)
6 リーク判定手段

Claims (5)

  1. 上端が上部カバーに覆われ、下端が下部カバーに覆われたシリンダチューブと、前記シリンダチューブ内に摺動可能に設けられ、前記シリンダチューブを上室と下室とに仕切るピストンと、前記ピストンから前記上部カバーを貫通するように延設されたピストンロッドとを備え、前記下室に作動油が収容され、前記上室に前記作動油が収容されない縦置き型シリンダであって、
    前記上室において前記ピストンロッドに沿って移動可能に配置され、前記作動油が前記下室から前記上室へリークした際に前記作動油に対して浮くように構成されたフロート板と、前記上部カバーに設けられ、前記フロート板までの離間距離を検出する非接触型の距離検出手段と、前記ピストンロッドが短縮側ストロークエンドに達したことを検出するストロークエンド検出手段と、前記作動油の前記下室から前記上室へのリークを判定するリーク判定手段とを備え、
    前記リーク判定手段は、前記ストロークエンド検出手段が前記短縮側ストロークエンドを検出したときに、前記距離検出手段により検出される前記離間距離が規定値より小さい場合、前記作動油が前記下室から前記上室へリークしていると判定することを特徴とする縦置き型シリンダ。
  2. 上端が上部カバーに覆われ、下端が下部カバーに覆われたシリンダチューブと、前記シリンダチューブ内に摺動可能に設けられ、前記シリンダチューブを上室と下室とに仕切るピストンと、前記ピストンから前記上部カバーを貫通するように延設されたピストンロッドとを備え、前記下室に作動油が収容され、前記上室に前記作動油が収容されない縦置き型シリンダであって、
    前記上室において前記ピストンロッドに沿って移動可能に配置され、前記作動油が前記下室から前記上室へリークした際に前記作動油に対して浮くように構成されたフロート板と、前記上部カバーに設けられ、前記フロート板までの離間距離を検出する非接触型の距離検出手段と、前記ピストンロッドが伸長側ストロークエンドに達したことを検出するストロークエンド検出手段と、前記作動油の前記下室から前記上室へのリークを判定するリーク判定手段とを備え、
    前記リーク判定手段は、前記距離検出手段により検出される前記離間距離がゼロのときに、前記ストロークエンド検出手段が前記伸長側ストロークエンドを検出していない場合、前記作動油が前記下室から前記上室へリークしていると判定することを特徴とする縦置き型シリンダ。
  3. 前記距離検出手段は、前記離間距離から前記ピストンロッドのストローク量を検出するストローク量検出センサであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の縦置き型シリンダ。
  4. 前記フロート板は、リング形状に形成され、前記ピストンロッドに外嵌されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の縦置き型シリンダ。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の縦置き型シリンダと、荷役用のフォークとを備え、前記縦置き型シリンダによって前記フォークを昇降させることを特徴とするフォークリフト。
JP2012028199A 2012-02-13 2012-02-13 縦置き型シリンダおよび該縦置き型シリンダを備えたフォークリフト Active JP5360845B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012028199A JP5360845B2 (ja) 2012-02-13 2012-02-13 縦置き型シリンダおよび該縦置き型シリンダを備えたフォークリフト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012028199A JP5360845B2 (ja) 2012-02-13 2012-02-13 縦置き型シリンダおよび該縦置き型シリンダを備えたフォークリフト

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013164143A JP2013164143A (ja) 2013-08-22
JP5360845B2 true JP5360845B2 (ja) 2013-12-04

Family

ID=49175615

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012028199A Active JP5360845B2 (ja) 2012-02-13 2012-02-13 縦置き型シリンダおよび該縦置き型シリンダを備えたフォークリフト

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5360845B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104006029A (zh) * 2014-05-12 2014-08-27 天津优瑞纳斯液压机械有限公司 具有漏油检测结构的液压缸

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4841508Y1 (ja) * 1970-10-27 1973-12-04
JPS56165678A (en) * 1980-05-23 1981-12-19 Tokyo Shibaura Electric Co Detector for amount of oil for oil pressure elevator
JPS59194215A (ja) * 1983-04-18 1984-11-05 Hitachi Constr Mach Co Ltd 油圧システムの故障予知装置
JPS60228381A (ja) * 1984-04-26 1985-11-13 三菱電機株式会社 油圧エレベ−タ
JPS62240275A (ja) * 1986-04-09 1987-10-21 株式会社日立製作所 油圧エレベ−タ
JPH0425005U (ja) * 1990-06-26 1992-02-28
JPH0798006A (ja) * 1993-09-28 1995-04-11 Nippon Steel Corp 油圧装置の油漏れ警報装置
JP2000199504A (ja) * 1999-01-06 2000-07-18 Kitamura Valve Seizo Kk 油圧配管系における油漏れ検出装置
JP2005221069A (ja) * 2003-06-20 2005-08-18 Honda Motor Co Ltd シリンダーリーク検出構造及び同検出方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2013164143A (ja) 2013-08-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6944100B2 (ja) 液圧シリンダ装置及び液圧シリンダ装置の作動液漏れ検出方法
KR20180099866A (ko) 액체 누설 검지 장치
EP3357814B1 (en) Hydraulic actuator and accumulator arrangement
US9637364B2 (en) Car lift for motor vehicles
TW201608223A (zh) 液體洩漏檢測單元
JP5360845B2 (ja) 縦置き型シリンダおよび該縦置き型シリンダを備えたフォークリフト
WO2012045995A2 (en) Seal leakage detection
CN104165171A (zh) 一种传感器保护装置、油缸及工程机械
JP2017514150A (ja) シリンダにおけるピストンの位置及び/又は運動を検出する方法ならびにシリンダ装置
KR20230051092A (ko) 내압 피스톤 매체 분리기, 선박의 스티어링 기어를 위한 선형 드라이브 및 잠수함
CN204003778U (zh) 一种传感器保护装置、油缸及工程机械
CN102011763A (zh) 用于驱动自安装采油平台升降的液压缸
CN207848094U (zh) 水下用具泄压检测且能自动补油保压的压力补偿装置
US20160138622A1 (en) Fluid pressure cylinder
CN212337745U (zh) 一种活塞阀式蓄能器
CN106351947B (zh) 浮动轴承用轴承座系统
KR101320032B1 (ko) 축압기
US20150210518A1 (en) Anti-overpressure double-acting threaded jack
JP2019117165A (ja) 液漏れ検知機構の改良
CN203856542U (zh) 集成可测量曲轴箱压力的机油尺
CN108131355B (zh) 水下用具泄压检测且能自动补油保压的压力补偿装置
JP5388144B2 (ja) 油圧システムおよび該油圧システムを備えたフォークリフト
CN111425467A (zh) 一种活塞阀式蓄能器
KR102084698B1 (ko) 드럼에 수용된 유동성 물질을 펌핑하는 펌핑장치
KR102184172B1 (ko) 밸브와 압력 센서를 이용한 다중 유압 실린더의 유압 제어 장치 및 이를 구비한 케이슨 제작용 유압식 리프팅 장치

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130828

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130828

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5360845

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350