JP5359866B2 - スロットアンテナ - Google Patents

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Description

本発明は、反射板を備えたスロットアンテナに関し、特に薄型であり、且つ複数の周波数帯での動作を可能とするスロットアンテナに関する。
近年の携帯無線端末の薄型化、及び様々な無線ネットワークへの接続機能が求められている。これに伴い、端末に搭載するアンテナについても、実装スペースの制約から来る薄型化と、各種無線サービスに接続する必要性から来るマルチバンド対応の要求が高まりつつある。
携帯無線端末の薄型が進むにつれて、携帯無線端末の使用時に、手や人体などの外部要因と、携帯無線端末に搭載されているアンテナとの距離が近くなることで、影響が受けやすくなる。このため、アンテナ特性の劣化による端末の通信性能の低下、特に通話時のアンテナ特性の劣化という問題が生じる。
外的要因の影響を低減する構造としては、アンテナと外部の損失要因との間に金属板(反射板)を挿入する構造が知られている。反射板を供えたアンテナ構造は、反射板とアンテナの距離が近づくと一般的に動作帯域が狭くなるため、反射板を供えたアンテナ構造の広帯域化の技術として、複数のアンテナエレメントをスタックした構造が開示されている(特許文献1,特許文献2)。
特許文献1に開示された構造は図16(a),(b)に示すように、誘電体基板上に放射素子30を設けたマイクロストリップアンテナの上に無給電素子31を装荷した構成であり、マイクロストリップアンテナと無給電素子による複共振を利用した広帯域化技術である。
特許文献2に開示された構造は図17に示すように、それぞれ共振周波数の異なる2つのマイクロストリップアンテナ40,41を上下に積層した構成であり、それぞれにケーブル42を通して電力を給電することで、2周波共用特性を実現させて広帯域化を図る技術である。
特開2001−326528号公報 特開2003−249818号公報
しかし、特許文献1及び2に開示された技術は、複共振特性を実現するためにアンテナエレメントを上下に重ね合わせた構造であり、アンテナが厚くなるという問題がある。
本発明の目的は、反射板を有するスロットアンテナに関し、上記課題を考慮して薄型化を実現するスロットアンテナを提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明に係るスロットアンテナは、開口孔形状のスロットを有するアンテナエレメントと、前記アンテナエレメントに対向して配置された反射板と、前記アンテナエレメントと前記反射板とに電気的及び物理的に接続された給電手段と、前記アンテナエレメントと前記反射板とを電気的に短絡した短絡手段と、前記スロット上に配置され、スロットの共振周波数を切り換える周波数切換手段とを含むものである。
本発明によれば、アンテナエレメントと反射板とが接近するのに伴うインピーダンスを改善してミスマッチングを防止でき、アンテナエレメントと反射板との距離を縮めて薄型化を図ることができる。
以下に本発明の実施形態を、図を参照しながら説明する。
本発明の実施形態に係るスロットアンテナは図1〜図15に示すように、基本的構成として、開口孔形状のスロット1を有するアンテナエレメント2と、アンテナエレメント2と対向して配置した反射板3と、アンテナエレメント2と反射板3とに電気的及び物理的に接続した給電手段4と、アンテナエレメント2と反射板3との間を電気的に短絡した短絡手段5とを含むものである。ここで、電気的及び物理的に接続するとは、給電手段4をアンテナエレメント2及び反射板3に機械的に結合し、かつ前記結合状態でおいて給電手段4をアンテナエレメント2及び反射板3に電気的に導通させることを意味する。
ここで、給電手段4は、送信アンテナの場合、送信信号を送出するためにアンテナエレメント2及び反射板3に電力給電を行う給電端子として機能し、受信アンテナの場合、到来した電磁波でアンテナ上に誘起される電流を取り込む受電端子として機能する。
反射板を有する関連するスロットアンテナでは、薄型化のためにアンテナエレメントと反射板との距離を縮めると、アンテナのインピーダンスが低下し、無線回路とのミスマッチングが生じ、効率良い送信受信が困難になる。
本発明の実施形態では、アンテナエレメント2と反射板3との間を短絡手段5で電気的に短絡させているため、短絡手段5によってアンテナのインピーダンスを増加させることができ、給電手段4が接続された無線回路とのミスマッチングを解消して、効率よく送受信を行うことができる。
本発明の実施形態は、上記構成に加えて、スロット1の共振周波数を切り換える周波数切り換え手段6を付加した構成として構築してもよいものである。
周波数切り換え手段6を付加した構成によれば、周波数切り換え手段6を用いてスロット1の共振周波数を切り換えることで、マルチバンドに対応することができる。
次に、本発明の実施形態を適用した例を実施例として説明する。
(実施例1)
本発明の実施例1は図1(a),図1(b)及び図1(c)に示すように、開口孔形状のスロット1を有するアンテナエレメント2と、反射板3と、給電手段4と、短絡手段5とを含むものである。
アンテナエレメント2は図1(a)及び図1(b)に示すように、金属製の平板形状の放射板2aにスロット1を形成したものである。スロット1は、使用周波数の1/4波長に相当する電気長をもつ開口孔形状であり、スロット1の開口端1aは、放射板2aの端縁2bに開口され、スロット1の短絡端1bは放射板2aの端縁2bより内側に配置されている。実施例1でのスロット1は、L型形状に形成したが、これに限られるものではない。すなわち、スロット1の形状は、スロット1の開口端1aに電界が集中する形状であれば、いずれの形状であってもよいものである。
反射板3は図1(a)及び図1(b)に示すように、アンテナエレメント2に対向して配置し、電磁波を反射する機能を有している。反射板3は、その外形サイズがアンテナエレメント2の外形サイズより大きいサイズに形成してある。反射板3は、金属製の平板形状であってもよく、また、樹脂板の表面に反射層を形成し、その反射層をアンテナエレメント2に対向させた構造であってもよい。要は、反射板3は、アンテナエレメント2からの電波を効率良くアンテナエレメント2に向けて反射できるものであれば、その反射構造はいずれのものであってもよい。
給電手段4は図1(a)及び図1(c)に示すように、アンテナエレメント2と反射板3とに電気的及び物理的に接続してある。図1(a)では、給電手段4を明確にするため、実線で示してあるが、図1(c)に示すように、給電手段4はアンテナエレメント2と反射板3との間に配置されて、アンテナエレメント2と反射板3とに電気的及び物理的に接続している。給電手段4としては、例えば中心導体と外皮導体とからなる同軸ケーブルを用いることができ、同軸ケーブルの中心導体をアンテナエレメント2に電気的及び物理的に接続し、同軸ケーブルの外皮導体を反射板3に電気的及び物理的に接続する。ここで、電気的及び物理的に接続するとは、給電手段4がアンテナエレメント2と反射板3とに機械的に結合され、かつその結合状態において、給電手段4がアンテナエレメント2と反射板3とに電気的に導通した状態を意味する。
短絡手段5は図1(a)及び図1(c)に示すように、アンテナエレメント2と反射板3とを電気的に短絡するものである。図1(a)では、短絡手段5を明確にするため、実線で示しているが、図1(c)に示すように、短絡手段5はアンテナエレメント2と反射板3との間に配置されて、アンテナエレメント2と反射板3とを電気的に短絡している。短絡手段5は図1(a)及び図1(c)に示すように、給電手段4の近傍にあってアンテナエレメント2と反射板3との間を少なくとも1箇所を電気的に短絡することが望ましいものである。なお、短絡手段5を用いて短絡させる箇所の数は、アンテナエレメント2と反射板3とが接近する距離に応じてアンテナのインピーダンスを増加させる度合いによって決定する。
以上の構成は、アンテナの薄型化に必要な構成であるが、マルチバンドに対応するためには、周波数切り換え手段6を設けた構成として構築してもよいものである。
周波数切り換え手段6は、スロット1の共振周波数を切り換えるものである。
スロットアンテナは一般的に金属板に細長い切り抜きを入れ、それをアンテナとしたものである。スロットの形状としては、細長い切り抜き形状のほかに、片端が開放端である切り欠き形状(ノッチ形状)があり、本発明の実施例1では、後者の切り欠き形状を有するスロットアンテナを対象とするものである。本発明の実施例1に係るスロット1の幅の狭い領域Aに電力を給電手段4で供給することで、スロット1に電界および磁界を発生させ、スロット長が波長の1/4となる時に電界がスロット1の開放端1aで最大、短絡端1bで最小となるような共振を発生することで、アンテナとして動作する。
本発明の実施例1に係るスロットアンテナが送信アンテナとして動作する場合について説明する。
スロット1の電気長を1/4波長とした周波数の電力が給電手段4からアンテナエレメント2と反射板3に供給されると、スロット1で共振が引き起こされ、スロット1上に分布する電界、およびスロット1からアンテナエレメント2及び反射板3に広がった電流により電磁波が放射される。この時、反射板3の作用により、電磁波の放射方向は指向性を有し、スロット1が配置された側により強い放射が生じる。
本発明の実施例1に係るスロットアンテナが受信アンテナとして動作する場合について説明する。
スロット1の電気長を1/4波長とした周波数の電磁波が到来すると、アンテナエレメント2には電流が誘起され、スロット1上には電界及び磁界が誘起され、給電手段4を介して受信する。この時、反射板3の作用により、スロット1が配置されている側から到来する電磁波に対してより高い感度を有する。
反射板を有する関連するアンテナでは、薄型化のためにアンテナエレメントと反射板との距離を縮めると、アンテナのインピーダンスが低下し、無線回路とのミスマッチングが生じ、効率良い送信受信が困難になる。
本発明の実施例1では、アンテナエレメント2と反射板3との間を短絡手段5で電気的に短絡させているため、短絡手段5によってアンテナのインピーダンスを増加させることができ、給電手段4が接続された無線回路とのミスマッチングを解消して、効率よく送受信を行うことができる。
本発明の実施例1では、スロット1の共振周波数を切り換える周波数切り換え手段6を付加した構成として構築することにより、周波数切り換え手段6を用いてスロット1の共振周波数を切り換えることで、マルチバンドに対応することができる。
(実施例2)
図2に示す実施例2は、図1に示す実施例1の中で、アンテナのリアクタンス成分を減少させる調整手段7を採用したものである。
実施例2の調整手段7は図2(a),図2(b)及び図2(c)に示すように、アンテナエレメント2におけるスロット1の開口端1aが形成された端縁2bを反射板3の端縁3aに対して外側に突き出すことで、スロット1に対するリアクタンス成分を減少させる構造である。それ以外の構成は実施例1と同様である。
実施例2は、アンテナエレメント2の端縁2bを反射板3に対して外側にずらして配置した構成であるため、アンテナのリアクタンス成分を減少でき、アンテナ帯域を拡大できる。特に、強い電界成分が集中するスロット1の開放端1aのあるアンテナエレメント2の端縁2bを反射板3に対してずらすことで、その効果が顕著となる。
実施例2は、スロット1の開放端1aのあるアンテナエレメント2の端縁2bをずらして配置することで、アンテナエレメント2の端縁2bと反射板3の端縁3aとの間の距離を離すことができ、アンテナの厚さを増加させることなく、放射や受信を妨げる誘導電流の誘起を抑えられることができ、薄型で効率良い電磁波の放射、及び受信が可能なアンテナを実現できる。
なお、図2では、アンテナエレメント2の端縁2bを反射板3に対して外側にずらして配置した構成としたが、これに限られるものではない。例えば、スロット1に対向する反射板3の一部を取り除く構成としても良い。特に、電界成分の集中するスロット1の開放端1aの直下の反射板を取り除くことで、その効果が顕著となる。要は、アンテナのリアクタンス成分を減少できる構造であれば、いずれのものであってもよいものである。
(実施例3)
図1に示す実施例1は、スロットを単共振型スロットとして構成したが、図3に示す実施例2は、スロットを複共振型スロットとして構成したものである。
実施例3は図3(a),図3(b)及び図3(c)に示すように、スロット1と同様な構成をもつスロット1´を追加し、それぞれのスロット1,1´に周波数切り換え手段6,6を備えている。複共振型スロットを構成するスロット1とスロット1´とは、長さを異ならせている。また、複共振型スロット1,1´に対して給電手段4及び短絡手段5を共通に設けている。スロット1の開口端1a´及び短絡端1b´を含むその他の構成は実施例1と同様である。
実施例3では、長さの異なる2つのスロット1,1´をアンテナエレメント2に設けることにより、それぞれのスロット長に依存した周波数で共振させることができるため、実施例1よりも広帯域なアンテナを実現できる。
(実施例4)
図4に示す実施例4は、図3に示す実施例3のアンテナのリアクタンス成分を減少させる調整手段7を採用したものである。
実施例4の調整手段7は図4(a),図4(b)及び図4(c)に示すように、アンテナエレメント2におけるスロット1,1´の開口端1a,1a´が形成された端縁2bを反射板3の端縁3aに対して外側に突き出すことで、アンテナのリアクタンス成分を減少させる構造である。それ以外の構成は実施例3と同様である。
実施例4は、アンテナエレメント2の端縁2bを反射板3に対して外側にずらして配置した構成であるため、アンテナのリアクタンス成分を減少でき、アンテナ帯域を拡大できる。特に、強い電界成分が集中するスロット1,1´の開放端1a,1a´のあるアンテナエレメント2の端縁2bを反射板3に対してずらすことで、その効果が顕著となる。
実施例4は、スロット1,1´の開放端1a,1a´のあるアンテナエレメント2の端縁2bをずらして配置することで、アンテナエレメント2の端縁2bと反射板3の端縁3aとの間の距離を離すことができ、アンテナの厚さを増加させることなく、放射や受信を妨げる誘導電流の誘起を抑えられることができ、薄型で効率良い電磁波の放射、及び受信が可能なアンテナを実現できる。
なお、図2では、アンテナエレメント2の端縁2bを反射板3に対して外側にずらして配置した構成としたが、これに限られるものではない。例えば、スロット1,1´に対向する反射板3の一部を取り除く構成としても良い。特に、電界成分の集中するスロット1,1´の開放端1a,1a´の直下の反射板を取り除くことで、その効果が顕著となる。要は、スロット1,1´に対するリアクタンス成分を減少できる構造であれば、いずれのものであってもよいものである。
(実施例5)
図5に示す実施例1は、図1に示す実施例1を変更したものである。実施例1では、アンテナエレメント2のスロット1に1個の周波数切り換え手段6を備えているが、実施例5は図5(a),図5(b)及び図5(c)に示すように、アンテナエレメント2のスロット1に2個の周波数切り換え手段6を備えている。その他の構成は実施例1と同様である。また、周波数切り換え手段6を設ける個数は、2以上であればいずれであってもよく、要はマルチバンドに対応することができる個数であればいずれであってもよい。
実施例5では、2つの周波数切換手段6,6をスロット1に設けた構成であり、それぞれの周波数切換手段6,6を個別にON/OFF制御することで、スロット1の電気長が切り換わり、それぞれのスロット電気長が波長の1/4に相当する周波数で共振させることができる。したがって、使用する周波数帯に併せて周波数切換手段6の位置を調整することで、実施例1よりも多くの周波数帯に対応したアンテナを実現できる。
次に、実施例1〜5において用いた周波数切り換え手段6の具体的構成を図に基づいて説明する。
(実施例6)
実施例6に係る周波数切り換え手段6は図6(a)及び図6(b)に示すように、スロット1の短辺方向(X−X´方向)に跨いで直列に配置されたダイオード8及びコンデンサ9と、ダイオード8に直流バイアスを印加する電源10及びバイアス制御線11と、バイアス制御線11上に配置され、電源10側にアンテナエレメント2からの高周波電流の流入を防止するインダクタ12とで構成してある。
電源10は、ダイオード8の両端に直流バイアスを印加する、すなわちダイオード8の両端に順方向バイアス(または逆方向バイアス)を印加するものであり、スイッチ13は、接点がONした場合にダイオード8にバイアスを印加し、接点がOFFした場合にバイアスを切断するものである。コンデンサ9は、直流バイアスがアンテナエレメント2に流れ込むのを防止するものである。
ダイオード8とコンデンサ9との直列回路は、スロット1の短絡端1bの近傍で、スロット1の短辺方向に跨ぐように配置してある。
ダイオード8のアノード電極側は、コンデンサ9の一端に接続してあり、コンデンサ9の他端及びダイオード8のカソード電極側は、スロット1の短辺方向に跨ぐようにアンテナエレメント2に接続してある。ダイオード8にバイアスを印加する電源10は、一方の端子がスイッチ13、インダクタ12を介してダイオード8のアノード電極側に接続してあり、他方の端子が反射板3及び短絡手段5を介してダイオード8のカソード側に接続してある。
インダクタ12は少なくともダイオード8のアノード電極の直近に配置される。インダクタ12は、アンテナエレメント2からコンデンサ9を介してバイアス制御線11に流入する高周波電流を防止する。インダクタ12の数は1個、または複数個であっても良い。インダクタ12の電気特性は、単独または複数の特性のインダクタの組合せにより、使用周波数帯で高インピーダンス(例えば、挿入損失で−20dB以下)となる特性を有するものとする。また、電源10とダイオード8を繋ぐバイアス制御線11のレイアウトは、バイアス制御線11がスロット1を跨ぐことなく、且つ最短距離でアンテナエレメント2から離れるような配置が好ましい。
図7(a)及び図7(b)は、図6(a)及び図6(b)のバイアス方式とインダクタとを変更した例である。すなわち、図7(a)及び図7(b)に示すように、スイッチ13で電源10aと10bとを切り換えることで、順方向バイアスと逆方向バイアスとを選択的に印加している。
インダクタ12a、12bは、少なくともダイオード8のアノード電極の直近およびアンテナエレメント2から出た部位の2箇所に配置している。一方のインダクタ12aは、アンテナエレメント2からコンデンサ9を介してバイアス制御線11に流入する高周波電流の防止用として、他方のインダクタ12bは、アンテナエレメント2とバイアス制御線11との空間結合によりバイアス制御線11に流入する高周波電流の防止用として働く。
インダクタ12a,12bは、それぞれ1個のインタクダ素子から構成されていてもよく、複数のインダクタ素子を組み合わせた構成であってもよい。インダクタ12aと12bとを構成するインダクタ素子の電気特性は、単体または複数の特性のインダクタ素子の組合せにより、使用周波数帯で高インピーダンス(例えば挿入損失で−20dB以下)となる特性を有する。インダクタ12aと12bとは、その電気特性が同一であるものを用いる。インダクタ12aと12bとの配置間隔は、使用周波数に相当する波長に対して充分短い(例えば1/10以下)ことが望ましい。
電源10a,10bとダイオード8を繋ぐバイアス制御線11のレイアウトは、バイアス制御線11がスロット1を跨ぐことなく、且つ最短距離でアンテナエレメント2から出るような配置が好ましい。ダイオード8の実装は図6とは逆向きであっても良いが、この場合、ダイオード8の開放・短絡を制御するスイッチ13の論理は逆となる。
実施例6、実施例7において、ダイオード8に印加するバイアスがゼロ、又は逆方向バイアス(ダイオード8のカソード側が正電圧)の場合、ダイオード8は等価的に数pF程度のコンデンサとなり、開放状態となる。このため、スロット1は、スロット1の電気長を1/4波長とした周波数で共振、アンテナとして動作する。
ダイオード8に順方向バイアス(ダイオード8のアノード側が+正電圧)を印加すると、ダイオード8は等価的に数オーム程度の抵抗となり、短絡状態となる。このため、スロット1は、スロット1の開放端1aから周波数切換手段6を経由した電気長を1/4波長とした周波数で共振、アンテナとして動作する。
以上のように、ダイオード8への印加バイアスを制御することにより、スロットの共振周波数を切り換えることができる。
(実施例8)
図8(a)及び図8(b)に示す実施例8は、図7(a)及び図7(b)に示す実施例7を変更した例である。すなわち、図8(a)及び図8(b)に示す実施例8は、実施例7の直列回路を構成しているダイオード8とコンデンサ9を直列接続した2個のダイオード8a,8bに置き換えたものである。
ダイオードに逆方向バイアスを印加すると、ダイオードは等価的にコンデンサと見なすことができる。アンテナの使用周波数が高くなるに伴いダイオードのアイソレーションが悪化し、アンテナ電流が増加するため、アンテナの共振周波数の切換が徐々に困難になる。
実施例8では、2個のダイオード8a,8bを、アノード電極を共通にして直列に配置する構成とすることで、アイソレーションを改善することができる。図8では、ダイオード8a,8bのアノード電極を共通化した例を示したが、カソード電極を共通化した構成であっても良い。 また、一般的にダイオードは印加される電力があるレベル以上になると、ダイオードの非線形特性により不要輻射を生じる。無線回路の出力電力が大きい場合、ダイオードに印加される電力も大きくなるため、この不要輻射が問題となるが、実施例8の構成とすることにより、個々のダイオードに印加される電力が低減し、ダイオードからの不要輻射を低減させることが出来る。
(実施例9)
以上の説明における周波数切り換え手段6は、ダイオード8、8a,8bを用いた構成として構築したが、これに限られるものではない。例えば、ダイオード8に代えて、図9(a)及び図9(b)に示すような電界効果トランジスタ(FET)14を用いた構成であってもよい。さらには、図10(a)及び図10(b)に示すようなマイクロマシン技術で構築した微小なメカニカルスイッチ15を用いた構成であってよいものである。特に微小メカニカルスイッチは機構部品であり、その入出力特性の直線性が良好であるため、大電力を印加した場合でも不要輻射を生じることは無い。従って無線回路の出力電力が大きい場合でも、周波数切り換え手段に微小メカニカルスイッチを用いた構成とすることで不要輻射を抑制することが可能となる。
次に、周波数切換手段の具体的な実装例について説明する。
(実施例10)
図11(a)及び図11(b)に示す実装例は、図7(a)及び図7(b)に示す周波数切り換え手段6をプリント基板16を用いてアンテナエレメント2に実装した例である。
すなわち、図11(a)及び図11(b)に示すように、図7(a)及び図7(b)に示す周波数切り換え手段6のダイオード8,コンデンサ9、インダクタ12aをプリント基板16に実装し、このプリント基板16をアンテナエレメント2に半田17等を用いて実装する。さらに、アンテナエレメント2以外の箇所にインダクタ12bを実装し、インダクタ12aとインダクタ12bとの間をバイアス制御線11で最短距離で接続する。
(実施例11)
図12(a)及び図12(b)に示す実装例は、図7(a)及び図7(b)に示す周波数切り換え手段6をアンテナエレメント2に直接搭載した例である。それ以外は図11の例と同様である。
(実施例12)
次に、図11(a)及び図11(b)に示す周波数切り換え手段6を実装したアンテナエレメント2と反射板3とを組み合わせてスロットアンテナを構築した具体例を説明する。
図13では、周波数切り換え手段6及びスロット1を反射板3側に向けて、アンテナエレメント2と反射板3とを対向して組み合わせている。アンテナエレメント2側のバイアス制御線11はインダクタ12bの端子から接続ピン18を介して反射板3側のバイアス制御線11に接続し、このバイアス制御線11をバイアス制御用の電源(図示せず)に接続している。このバイアス制御用の電源は、電源10,10a,10bに相当する。
図14では、図13の構成においてスロット1と周波数切換手段6を配置したアンテナエレメント2の面を外側(反射板3と反対側)に向けて、アンテナエレメント2と反射板3と対向して組み合わせている。アンテナエレメント2側のバイアス制御線11はアンテナエレメント2を貫通したスルーホール19及び接続ピン18を介して反射板3側のバイアス制御線11に接続している。それ以外は図13の構成と同様である。
図15では、アンテナエレメント2として、周波数切換手段6をスロット1と反対側の面に実装している。そして、周波数切り換え手段6を反射板3側に向けて、アンテナエレメント2と反射板3とを組み合わせている。この場合、周波数切換手段6はスルーホール20を介してアンテナエレメント2と接続する。
以上の説明では、アンテナエレメント2上に設けるスロット2の形状はL型としたが、これに限られるものではない。例えば、スロット1の形状は、ストレート型やミアンダ型、U字型、Bow-Tie型などの形状から適宜選択することで、スロット1の占有面積を小さくしながら、低い周波数での共振、アンテナ動作や、水平または垂直方向の偏波に感度を持たせることが可能となる。また、スロット1の数についても、それぞれスロットの数が1個または2個の場合の例について説明してきたが、それ以上配置して多共振特性を持たせる構造としても良い。また給電手段4に関しても、終電手段がひとつである様に記載したが、これに限らず、複数の給電手段を搭載しても良い。例えば2個以上のスロットが配置されている場合は、各スロットに給電手段を配置した構成であっても良いものとする。
以上、実施形態(及び実施例)を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施形態(及び実施例)に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
この出願は2007年5月16日に出願された日本出願特願2007−130857
を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
以上のように本発明によれば、スロット上に周波数切り換え手段を配置した構成であり、外部の電源等で電気的に制御することにより、スロットの共振周波数を切り換えることができ、アンテナのマルチバンド対応を実現できる。
周波数切換手段を用いることでアンテナエレメントに配置するスロット数を最小限に抑えることができるので、スロットアンテナの占有エリアが狭くなり、部品の実装可能エリアを広げることができる。
(a)は、本発明の実施例1に係るスロットアンテナを示す斜視図、(b)は、本発明の実施例1に係るスロットアンテナを示す平面図、(c)は、本発明の実施例1に係るスロットアンテナを示す断面図である。 (a)は、本発明の実施例2に係るスロットアンテナを示す斜視図、(b)は、本発明の実施例2に係るスロットアンテナを示す平面図、(c)は、本発明の実施例2に係るスロットアンテナを示す断面図である。 (a)は、本発明の実施例3に係るスロットアンテナを示す斜視図、(b)は、本発明の実施例3に係るスロットアンテナを示す平面図、(c)は、本発明の実施例3に係るスロットアンテナを示す断面図である。 (a)は、本発明の実施例4に係るスロットアンテナを示す斜視図、(b)は、本発明の実施例4に係るスロットアンテナを示す平面図、(c)は、本発明の実施例4に係るスロットアンテナを示す断面図である。 (a)は、本発明の実施例5に係るスロットアンテナを示す斜視図、(b)は、本発明の実施例5に係るスロットアンテナを示す平面図、(c)は、本発明の実施例5に係るスロットアンテナを示す断面図である。 (a)は、本発明の実施例に用いる周波数切り換え手段の具体例を示す平面図、(b)は、本発明の実施例に用いる周波数切り換え手段の具体例を示す断面図である (a)は、本発明の実施例に用いる周波数切り換え手段の具体例を示す平面図、(b)は、本発明の実施例に用いる周波数切り換え手段の具体例を示す断面図である (a)は、本発明の実施例に用いる周波数切り換え手段の具体例を示す平面図、(b)は、本発明の実施例に用いる周波数切り換え手段の具体例を示す断面図である (a)は、本発明の実施例に用いる周波数切り換え手段の具体例を示す平面図、(b)は、本発明の実施例に用いる周波数切り換え手段の具体例を示す断面図である (a)は、本発明の実施例に用いる周波数切り換え手段の具体例を示す平面図、(b)は、本発明の実施例に用いる周波数切り換え手段の具体例を示す断面図である (a)は、本発明の実施例に用いる周波数切り換え手段をアンテナエレメントに実装した状態を示す平面図、(b)は、本発明の実施例に用いる周波数切り換え手段をアンテナエレメントに実装した状態を示す断面図である。 (a)は、本発明の実施例に用いる周波数切り換え手段をアンテナエレメントに実装した状態を示す平面図、(b)は、本発明の実施例に用いる周波数切り換え手段をアンテナエレメントに実装した状態を示す断面図である。 本発明の実施例に用いる周波数切り換え手段を実装したアンテナエレメントと反射板とを組み合わせてスロットアンテナを構築した状態を示す断面図である。 本発明の実施例に用いる周波数切り換え手段を実装したアンテナエレメントと反射板とを組み合わせてスロットアンテナを構築した状態を示す断面図である。 本発明の実施例に用いる周波数切り換え手段を実装したアンテナエレメントと反射板とを組み合わせてスロットアンテナを構築した状態を示す断面図である。 (a)は関連する技術に係るアンテナを示す分解斜視図、(b)は同断面図である。 関連する技術に関するアンテナを示す断面図である。
1 スロット
2 アンテナエレメント
3 反射板
4 給電手段
5 短絡手段
6 周波数切り換え手段
7 調整手段

Claims (11)

  1. 開口孔形状のスロットを有するアンテナエレメントと、
    前記アンテナエレメントに対向して配置された反射板と、
    前記アンテナエレメントと前記反射板とに電気的及び物理的に接続された給電手段と、
    前記アンテナエレメントと前記反射板とを電気的に短絡した短絡手段と、
    前記スロットの共振周波数を切り換える周波数切り換え手段と、
    アンテナのリアクタンス成分を減少させる調整手段とを含むことを特徴とするスロットアンテナ。
  2. 前記短絡手段は、前記スロットの近傍に配置された、請求項1に記載のスロットアンテナ。
  3. 前記周波数切り換え手段は、前記スロットを跨ぐ様に配置したダイオードと、直流バイアスを送出する電源と、前記ダイオードと前記電源の間を接続するバイアス制御線とで構成され、前記ダイオードに前記バイアス制御線を介して前記直流バイアスを印加することで前記スロットの共振周波数を切り換えるものである、請求項1記載のスロットアンテナ。
  4. 前記周波数切り換え手段は、前記ダイオードと、前記バイアス制御線と、前記直流バイアスがアンテナエレメント側に流れ込むのを阻止するコンデンサと、アンテナエレメント側から高周波電流が流れ出るのを阻止するインダクタとを含む、請求項1記載のスロットアンテナ。
  5. 前記周波数切り換え手段は、前記コンデンサをダイオードに置き換えた構成であり、前記ダイオードの組み合わせで前記直流バイアスがアンテナエレメント側に流れ込むのを阻止するものである、請求項4記載のスロットアンテナ。
  6. 前記周波数切り換え手段は、前記ダイオードに印加する順方向バイアスと逆方向バイアスの2種類の直流バイアスで制御する、請求項3又は5に記載のスロットアンテナ。
  7. 前記インダクタは、少なくともダイオードの直近と、アンテナエレメントの外部に配置された、請求項5に記載のスロットアンテナ。
  8. 前記周波数切り換え手段は、前記スロットを跨ぐ様に配置したFET(電界効果トランジスタ)と直流バイアスを送出する電源と、前記ダイオードと前記電源の間を接続するバイアス制御線とで構成され、前記FETに前記バイアス制御線を介して前記直流バイアスを印加することで前記スロットの共振周波数を切り換えるものである、請求項記載のスロットアンテナ。
  9. 前記周波数切換手段は、前記スロットの開放端と反対側の短絡端の近傍に配置されている、請求項1に記載のスロットアンテナ。
  10. 前記周波数切り換え手段は、前記スロットを跨ぐ様に配置した微小メカニカルスイッチと直流バイアスを送出する電源と、前記ダイオードと前記電源の間を接続するバイアス制御線とで構成され、前記微小メカニカルスイッチに前記バイアス制御線を介して前記直流バイアスを印加することで前記スロットの共振周波数を切り換えるものである、請求項記載のスロットアンテナ。
  11. 前記調整手段は、前記スロットに対向する前記反射板の一部として前記スロットの開放端の直下の反射板を取り除いた構造である、請求項1記載のスロットアンテナ
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