JP5358249B2 - 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、顔の位置の検出と顔の特徴量の算出を行う画像処理装置、画像処理方法及びプログラムに関する。
SDメモリなどの、デジタルカメラに使用される記憶媒体が大容量化していることもあり、個人がパソコン等に保存している画像データの量が多くなる傾向にある。このため、保存している画像データの中から、望みの画像データを探し出す事が困難になってきている。
そこで、デジタルカメラから、パソコン等に画像データを取り込む際に、画像データ中での顔の位置の検出と、顔の特徴量の算出を行い、この顔の位置が記述された情報と、顔の特徴量が記述された情報とを画像データと関連付けし、保存し、この顔特徴量の情報を使用し、検索を行うという方法が存在する。
顔の位置としては、まず、顔の写っている領域を推定し、図1に示すように、その領域の矩形を切り出す。例えば、図1のような画像データであれば、次のように顔領域の矩形が切り出される。図1には、二人の人物の顔が写っており、それぞれの顔に対して、(X1、Y1)、(X1、Y2)、(X2、Y1)、(X2、Y2)の4点により形成される矩形と、(X3、Y3)、(X3、Y4)、(X4、Y3)、(X4、Y4)の4点により形成される矩形とが切り取られ、これらの座標値が顔位置の情報として保存される。図1では、画像データの左上を原点とし、右方向をX方向、下方向をY方向としたXY座標系を使用している。
また、この顔の特徴量としては、いろいろ考えられるが、例えば、目の位置や大きさ、口の位置や大きさなどに対する数値などが考えられる。例えば、目の大きさであれば、顔位置として切り取られた矩形の横幅に対する、画像から算出される目の長さの割合などを求め、求められた値を配列として、顔位置として切り取られた矩形それぞれに対して、顔特徴量の情報として記述するようにすると良い。
このように顔位置の情報と顔特徴量の情報を画像データとともに保存しておくことにより、顔特徴量を使用し、画像データを保存された画像データから検索することができるようになる。図1の右の人物が写っている画像データを検索したいときに、例えば、図1の画像データを表示し、右の人物の矩形部分にカーソルを移動し、その位置でクリックをすることで、この人物の写っている画像データを検索することをできるようにしたりすることができる。
例えば、上記のように、人物を選択したときに、この選択された人物の顔領域の矩形で算出された顔特徴量と同じ顔特徴量である矩形を持った画像データを検索することにより、選択された人物の写っている画像データを検索する方法が実用化されている。
また、特許文献1では、画像データの撮影された時刻、撮影された場所も画像データに付加しておき、顔の特徴量とともに、この時刻と場所のデータも使用し、画像データの検索を行う方法が開示されている。
特開2008−117271号公報
しかしながら、通常、デジタルカメラで撮影され、保存される画像データは、デジタルカメラの、CCD(charge coupled device)、CMOS(complementary metal-oxide semiconductor)などの撮像装置が得た情報をデジタル化されただけのものではなく、さらにJPEG(Joint Photographic Expert Group)形式などのデータ量の小さいファイル形式に圧縮変換されている。このため、情報量が少なくなっており、顔位置の検出や顔特徴量の算出が難しい場合もある。
この顔位置の検出や顔特徴量の算出を、JPEG形式のファイル等に圧縮変換される前の段階で行うことができれば、より精密な、顔位置の検出や顔特徴量の算出が可能になることが期待できる。また、変換された後では、顔位置の検出や顔特徴量の算出が難しかった画像データであっても、圧縮変換される前の段階で行うことができれば、顔位置の検出や顔特徴量の算出が容易に行われる場合があることも期待できる。
そこで本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、より正確な顔の位置と検出と顔の特徴量の算出を行う画像処理装置、画像処理方法及びプログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明における第1の画像処理装置は、撮像データを保存する一時保存部と、前記撮像データから顔の位置を検出する顔位置検出部と、前記顔位置検出部により検出された前記顔の位置に基づき、前記撮像データから顔の特徴量を算出する顔特徴量算出部と、前記撮像データを所定のファイル形式に変換し、当該変換された前記撮像データに、前記顔位置検出部により検出された前記顔の位置の情報と、前記顔特徴量算出部により算出された前記顔の特徴量の情報を付加し、画像データを生成する画像データ変換部と、前記画像データ変換部により生成された前記画像データを保存する保存部と、を有し、前記一時保存部は、撮影時の撮像データと、撮影時の前の撮像データと、撮影時の後の撮像データの少なくとも3つの撮像データを保存し、前記顔位置検出部は、前記3つの撮像データそれぞれから前記顔の位置を検出し、前記顔特徴量算出部は、前記3つの撮像データそれぞれから前記顔の特徴量を算出し、前記画像データ変換部は、前記撮影時の撮像データを所定のファイル形式に変換し、当該変換された前記撮像データに、前記3つの撮像データそれぞれから検出された前記顔の位置の情報と、前記3つの撮像データそれぞれから算出された前記顔の特徴量の情報を付加し、前記画像データを生成することを特徴とする。
また、本発明における第2の画像処理装置は、画像データを展開するデータ展開部と、前記データ展開部に展開された前記画像データに顔の位置の情報と顔の特徴量の情報が付加されているとき、前記顔の位置の情報と前記顔の特徴量の情報とを抽出する顔検索部と、前記画像データと前記顔の位置の情報と前記顔の特徴量の情報とを記憶する記憶部と、を有し、前記顔検索部は、前記データ展開部に展開された前記画像データに、撮影時の撮像データと撮影時の前後の撮像データの3つの撮像データそれぞれから検出された前記顔の位置の情報と、当該3つの撮像データそれぞれから算出された前記顔の特徴量の情報が付加されているとき、前記顔の位置の情報として、前記撮影時の撮像データから検出された前記顔の位置の情報を抽出し、前記顔の特徴量の情報として、前記撮影時の撮像データから顔特徴量が算出できないときは、前記撮影時の前後の撮像データそれぞれから算出された前記顔の特徴量のうちの1つの前記顔の特徴量を抽出し、前記3つの撮像データすべてから前記顔の特徴量が算出できないときは、前記顔の特徴量はないと記述された情報を抽出することを特徴とする。さらに、本発明における第2の画像処理装置は、画像データを展開するデータ展開部と、前記データ展開部に展開された前記画像データに顔の位置の情報と顔の特徴量の情報が付加されているとき、前記顔の位置の情報と前記顔の特徴量の情報とを抽出する顔検索部と、前記画像データと前記顔の位置の情報と前記顔の特徴量の情報とを記憶する記憶部と、を有し、前記顔検索部は、前記データ展開部に展開された前記画像データに、撮影時の撮像データと撮影時の前後の撮像データの3つの撮像データそれぞれから検出された前記顔の位置の情報と、当該3つの撮像データそれぞれから算出された前記顔の特徴量の情報が付加されているとき、前記顔の位置の情報として、前記撮影時の撮像データから検出された前記顔の位置の情報を抽出し、前記顔の特徴量の情報として、前記3つの撮像データそれぞれから算出された前記顔の特徴量の情報のうちで、精度の最も良い前記顔の特徴量を抽出することを特徴とする。
また、本発明における第1の画像処理方法は、撮像データを保存する一時保存ステップと、前記撮像データから顔の位置を検出する顔位置検出ステップと、前記顔位置検出ステップにより検出された前記顔の位置に基づき、前記撮像データから顔の特徴量を算出する顔特徴量算出ステップと、前記撮像データを所定のファイル形式に変換し、当該変換された前記撮像データに、前記顔位置検出ステップにより検出された前記顔の位置の情報と、前記顔特徴量算出ステップにより算出された前記顔の特徴量の情報を付加し、画像データを生成する画像データ変換ステップと、前記画像データ変換ステップにより生成された前記画像データを保存する保存ステップと、を有し、前記一時保存ステップは、撮影時の撮像データと、撮影時の前の撮像データと、撮影時の後の撮像データの少なくとも3つの撮像データを保存し、前記顔位置検出ステップは、前記3つの撮像データそれぞれから前記顔の位置を検出し、前記顔特徴量算出ステップは、前記3つの撮像データそれぞれから前記顔の特徴量を算出し、前記画像データ変換ステップは、前記撮影時の撮像データを所定のファイル形式に変換し、当該変換された前記撮像データに、前記3つの撮像データそれぞれから検出された前記顔の位置の情報と、前記3つの撮像データそれぞれから算出された前記顔の特徴量の情報を付加し、前記画像データを生成することを特徴とする。
また、本発明におけるプログラムは、画像処理装置を、撮像データを保存する一時保存手段と、前記撮像データから顔の位置を検出する顔位置検出手段と、前記顔位置検出手段により検出された前記顔の位置に基づき、前記撮像データから顔の特徴量を算出する顔特徴量算出手段と、前記撮像データを所定のファイル形式に変換し、当該変換された前記撮像データに、前記顔位置検出手段により検出された前記顔の位置の情報と、前記顔特徴量算出手段により算出された前記顔の特徴量の情報を付加し、画像データを生成する画像データ変換手段と、前記画像データ変換手段により生成された前記画像データを保存する保存手段として機能させ、前記一時保存手段に、撮影時の撮像データと、撮影時の前の撮像データと、撮影時の後の撮像データの少なくとも3つの撮像データを保存させ、前記顔位置検出手段に、前記3つの撮像データそれぞれから前記顔の位置を検出させ、前記顔特徴量算出手段に、前記3つの撮像データそれぞれから前記顔の特徴量を算出させ、前記画像データ変換手段に、前記撮影時の撮像データを所定のファイル形式に変換させ、当該変換された前記撮像データに、前記3つの撮像データそれぞれから検出された前記顔の位置の情報と、前記3つの撮像データそれぞれから算出された前記顔の特徴量の情報を付加し、前記画像データを生成させることを特徴とする。
本発明により、より正確な顔の位置と検出と顔の特徴量の算出を行うことができる。
顔領域を囲む矩形を説明する図である。 画像処理装置の構成の一例を示す図である。 画像処理装置における処理動作の一例を示す図である。 画像処理装置の構成の一例を示す図である。 画像処理装置における処理動作の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る画像処理装置の構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る画像処理装置の生成する画像データを説明する図である。 本発明の実施形態に係る画像処理装置における処理動作を示す図である。 本発明の実施形態に係る画像処理装置の構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る画像処理装置における処理動作を示す図である。 本発明の実施形態に係る画像処理装置における処理動作を示す図である。 本発明の実施形態に係る画像処理装置における処理動作を示す図である。 本発明の実施形態に係る画像処理装置における処理を説明する図である。 本発明の実施形態に係る画像処理装置における処理を説明する図である。 本発明の実施形態に係る画像処理装置における処理を説明する図である。
以下に、本発明を実施するための形態について図面を参照して詳細に説明する。
図2は、デジタルカメラにおいて、撮像装置200により取得された情報をデジタル化した撮像データを処理する第1の画像処理装置100の構成の一例を示す図である。第1の画像処理装置100は、一時保存部101と、制御部102と、画像データ変換部103と、保存部104とにより構成される。
一時保存部101は、CCD(charge coupled device)、CMOS(complementary metal-oxide semiconductor)などの撮像装置200で得た情報をデジタル化した撮像データを一時的に保存する。
画像データ変換部103は、一時保存部101に保存されている撮像データを変換し、例えば、JPEG(Joint Photographic Expert Group)形式などのデータ量の小さいファイル形式の画像データを生成する。また、画像データ変換部103では、ファイル形式の変換とともに、明るさやコントラストの補正などの画像処理も行われることもある。
保存部104は、画像データ変換部103により生成された画像データを保存する。
制御部102は、入力装置500から撮影指示の入力を受けると、この撮影指示の入力時に撮像装置200が取得した撮像データを一時保存部101から取り出し、画像データ変換部103に送る。そして、この撮像データから生成された画像データを画像データ変換部103から受け取り、この画像データを保存部104に送る。
第1の画像処理装置には、例えば、図2に示したように、撮像装置200や表示装置300や送受信装置400や入力装置500などが接続されている。通常、撮像装置200は、デジタルカメラの電源が入っている状態において、常に、撮像を行っているため、第1の画像処理装置100の一時保存部101には、常に、撮像データが送られてきて、一時保存が行われている。そこで、例えば、表示装置300は、一時保存部101に一時保存された撮像データを表示し、ユーザはこの表示装置による表示を確認しながら撮影できるようになっている。また、例えば、送受信装置400を介して、接続された他の装置に画像データを出力できるようになっている。または、例えば、保存部104が第1の画像処理装置から取り外し可能になっており、他の装置が保存部と接続することにより、画像データを取り込むことができるようにもなっているものもある。
図3は、デジタルカメラでの撮影の際に通常行われる処理動作の一例を示した図である。まず、ユーザがシャッターを押す(S101)。つまり、ユーザにより、シャッターボタンという入力装置500から、撮影の指示の入力が行われる。入力装置500からの入力された撮影指示に従い、制御部102は、一時保存部101に保存されている、シャッターの押された時間、つまり、撮影指示が入力された時間に撮像装置200により取得された撮像データを取り出し、画像データ変換部103に送る(S102)。画像データ変換部103は、送られてきた撮像データを変換し、所定のファイル形式の画像データを生成する(S103)そして、この画像データ変換部103により生成された画像データは、制御部102に返され、制御部102は、この画像データを保存部104に送る。保存部104は、この送られてきた画像データを保存する(S104)。
通常、この保存部104に保存された画像データは、パソコンなどの情報処理装置に取り込まれ、情報処理装置に記憶され、整理される。
図4は、顔検索を行うことができるように画像データを保存することが可能な第2の画像処理装置600の構成の一例を示す図である。第2の画像処理装置は、パソコン等の情報処理装置に備えられている。データ展開部601と、データ管理部602と、顔検索部603と、顔位置検出部604と、顔特徴量算出部605と、記憶部606とにより構成される。
データ展開部601は、上記の第1の画像処理装置の保存部104から取り込まれた画像データを展開する。
データ管理部602は、データ展開部601に展開された画像データを顔検索部60に送り、顔検索部60から顔位置の情報と顔特徴量の情報を返され、この顔位置の情報と顔特徴量の情報と、画像データとを記憶部606に送る。
顔検索部603は、データ管理部から送られてきた画像データを顔位置検出部604と顔特徴量算出部605に送り、顔位置検出部604と顔特徴量算出部605から顔位置の情報と顔特徴量の情報を返され、この顔位置の情報と顔特徴量の情報をデータ管理部に返す。
顔位置検出部604は、顔検索部603から送られてきた画像データから顔の位置を検出し、検出された顔位置の情報を顔検索部603に返す。
顔特徴量算出部605は、顔位置検出部604により検出された顔位置に基づき、顔検索部603から送られてきた画像データから顔特徴量を算出し、算出された顔特徴量情報を顔検索部603に返す。
記憶部606は、データ管理部602から送られてきた画像データと顔位置の情報と顔特徴量の情報を記憶する。
図5は、図4の構成の際に行われる処理動作の一例を示した図である。まず、第1の画像処理装置100の保存部10に保存された画像データが取り込まれ(S201)、データ展開部601は、この取り込まれた画像データを展開する(S202)。データ管理部602は、この展開された画像データを顔検索部603に送る。顔検索部603は、この送られてきた画像データを顔位置検出部604と顔特徴量算出部605に送る。顔位置検出部604は、この送られてき画像データから顔の位置を検出し(S203)、この顔位置の情報を顔検索部603に返す。また、顔特徴量算出部605は、顔位置検出部604により検出された顔位置に基づき、送られてきた画像データから顔特徴量を算出し(S203)し、この顔特徴量の情報を顔検索部603に返す。顔検索部603は、この返された顔位置の情報と顔特徴量の情報をデータ管理部602に返す。データ管理部602は、この返された顔位置の情報と顔特徴量の情報と、画像データとを記憶部606に送る。記憶部606は、この送られてきた顔位置の情報と顔特徴量の情報と画像データを記憶する(S204)。ここで、顔位置の情報と顔特徴量の情報は、画像データに関連付けて保存される。
このように、画像データを取り込むとともに、画像データの顔位置の情報と顔特徴量の情報とを記憶することにより、顔検索を行うことが可能になる。
顔検索は、例えば、次のように行う。上記の第2の画像処理装置に表示装置を接続し、記憶部606に記憶された画像データの1つを表示装置に表示する。この画像データとともに、記憶部606に記憶されている、この画像データに関連付けられた顔位置の情報に基づき、画像データ上の顔領域に矩形を表示する。また、画像処理装置にマウスやタッチパネルなどの入力装置も接続し、ユーザはこの表示を見ながら、検索したい人物の顔領域の矩形を選択し、入力装置から選択情報を入力する。顔検索部602は、この入力された選択情報に基づき、この選択された顔領域の矩形の顔特徴量と顔特徴量が記述された情報を記憶606から検索する。顔特徴量の情報が検索された後、この検索された顔特徴量の情報が関連付けされた画像データを記憶部606から抽出する。そして、検索結果として、この抽出された画像データのリストやサムネイルなどを表示装置に表示する。
しかしながら、上記に示した、通常の処理動作では、顔位置の検出と顔特徴量の算出は、撮像データを変換し、生成された画像データを基づき行う。通常、デジタルカメラでは、なるべく多くの画像データを撮影し、保存することができるようにするために、撮影されたデータは小さく圧縮され、保存される。つまり、撮影時に得たデータより情報量の落ちたデータを使い、顔位置の検出と顔特徴量の算出を行うことになる。そこで、本発明では、撮影時に得たデータにより、顔位置の検出と顔特徴量の算出を行うため、デジタルカメラ側に、つまり、第1の画像処理装置に顔位置の検出と顔特徴量の算出を行う機能を持たせることにする。
また、撮影時の瞬間の撮像データだけでは顔位置の検出と顔特徴量の算出が難しい場合がある。そこで、撮影時の瞬間の撮像データだけでなく、撮影時の瞬間の前後の撮像データも用い、顔位置の検出と顔特徴量の算出を行うことにする。
図6は、本発明の実施形態に係る第1の画像処理装置の構成の一例を示す図である。これは、図2の構成に、新たに、顔位置検出部105と、顔特徴量算出部106とを加えた構成になっている。
この構成において、一時保存部101は、少なくとも3つの撮像データを一時保存できるとする。通常、撮像装置200により取得される情報は、所定時間ごとにデジタル化され、一時保存部101に保存される。つまり、この構成において、撮像された時間が所定時間間隔で連続している撮像データが少なくとも3つが一時保存部101に保存されていることにする。
また、この構成において、制御部102は、入力装置500から撮影指示の入力を受けると、一時保存部101に一時保存されている、撮影指示の入力時に撮像装置200により取得された撮像データと、この撮像データの一つ前の撮像データと、一つ後の撮像データの3つの撮像データを、まず、顔位置検出部105と顔特徴量算出部106に送ることにする。また、制御部102は、顔位置検出部105と顔特徴量算出部106から返される、3つの顔位置の情報と、3つの顔特徴量の情報と、撮影指示の入力時に撮像装置200により取得された撮像データとを画像データ変換部10に送り、画像データ変換部103から返された画像データを保存部104に保存する。
また、この構成において、画像データ変換部103は、制御部102から送られてきた撮像データを所定のファイル形式に変換し、図7に示すように、制御部102から送られてきた3つの顔位置の情報と3つの顔特徴量の情報も付加し、1つの画像データを生成する。例えば、JPEG形式のファイルであれば、撮像データから変換された画像についての情報以外に、3つの顔位置の情報と3つの顔特徴量の情報も付加することが可能である。
顔位置検出部105は、制御部102から送られてきた画像データから顔の位置を検出し、検出された顔位置の情報を制御部102に返す。
顔特徴量算出部106は、制御部102から送られてきた画像データから顔特徴量を算出し、算出された顔特徴量に情報を制御部102に返す。
上記の構成では、顔位置検出部105と顔特徴量算出部106に送られる撮像データは3つであるが、これを撮影指示の入力時に撮像装置200により取得された撮像データの1つにし、顔位置検出部105と顔特徴量算出部106が返す顔位置の情報と顔特徴量の情報を1つずつにしても良い。このとき、画像データ変換部において、画像データに付加されるのは、この1つの顔位置の情報と1つの顔特徴量の情報であるようにすると良い。
図8は、図6の構成の際に、本発明の実施形態に係る第1の画像処理装置において行われる処理動作の一例を示した図である。まず、ユーザがシャッターを押す(S301)。つまり、ユーザにより、シャッターボタンという入力装置500から、撮影の指示の入力が行われる。入力装置500からの入力された撮影指示に従い、制御部102は、一時保存部101に一時保存されている、撮影指示の入力時に撮像装置200により取得された撮像データと、この撮像データの1つ前の撮像データと、1つ後の撮像データの3つの撮像データを取り出し(S302)、顔位置検出部105と顔特徴量算出部106に送る。顔位置検出部105は、制御部102から送られてきた撮像データから顔の位置を検出し、検出された顔位置の情報を制御部102に返す(S303)。顔特徴量算出部106は、顔位置検出部105により検出された顔位置に基づき、制御部102から送られてきた撮像データから顔特徴量を算出し、算出された顔特徴量に情報を制御部102に返す(S303)。次に、制御部102は、顔位置検出部105と顔特徴量算出部106から返された、3つの顔位置の情報と、3つの顔特徴量の情報と、撮影指示の入力時に撮像装置200により取得された撮像データとを画像データ変換部10に送る。画像データ変換部103は、制御部102から送られてきた撮像データを所定のファイル形式に変換し、制御部102から送られてきた3つの顔位置の情報と3つの顔特徴量の情報も付加し、1つの画像データを生成する(S304)そして、この画像データ変換部103により生成された画像データは、制御部102に返され、制御部102は、この画像データを保存部104に送る。保存部104は、この送られてきた画像データを保存する(S305)。
上記の処理動作では、顔位置検出部105と顔特徴量算出部106に送られる撮像データは3つであるが、これを撮影指示の入力時に撮像装置200により取得された撮像データの1つにし、顔位置検出部105と顔特徴量算出部106が返す顔位置の情報と顔特徴量の情報を1つずつにしても良い。このとき、画像データ変換部において、画像データに付加されるのは、この1つの顔位置の情報と1つの顔特徴量の情報であるようにすると良い。
このようにすることにより、圧縮等の変換を受けた後の画像データではなく、撮像装置200が取得した情報をデジタル化しただけである、撮像データを使い、顔位置の検出と顔特徴量の算出できるようになる。これにより、より情報量のある撮像データで、顔位置の検出と顔特徴量の算出を行うことになり、より精密に、顔位置の検出と顔特徴量の算出を行うことができるようになることが期待できる。
上記の構成の第1の画像処理装置により生成される画像データには、顔位置の情報と顔特徴量の情報が付加されている。このため、顔検索を行えるように情報処理装置に取り込み、保存する際にも、情報処理装置側の画像処理装置により、新たに顔位置の検出と顔特徴量の算出を行う必要がない。
図9は、図6の構成の第1の画像処理装置により生成された画像データを取り込む際に使用する、本発明の実施形態に係る第2の画像処理装置の構成の一例を示す図である。これは、図4の構成から顔位置検出部604と、顔特徴量算出部605とを除いた構成になっている。
この構成において、顔検索部603は、データ管理部602から送られてきた画像データから顔位置の情報と顔特徴量の情報を抽出し、この顔位置の情報と顔特徴量の情報をデータ管理部602に返す。
図10は、図9の構成の際に、本発明の実施形態に係る第2の画像処理装置において行われる処理動作を示す図である。まず、第1の画像処理装置100の保存部10に保存された画像データが取り込まれ(S401)、データ展開部601は、この取り込まれた画像データを展開する(S402)。データ管理部602は、この展開された画像データを顔検索部603に送る。顔検索部603は、この送られた画像データから、顔位置の情報と顔特徴量の情報とを抽出し(S403)、この抽出した顔位置の情報と顔特徴量の情報をデータ管理部602に返す。データ管理部602は、この返された顔位置の情報と顔特徴量の情報と、画像データとを記憶部606に送る。記憶部606は、この送られてきた顔位置の情報と顔特徴量の情報と画像データを記憶する(S404)。ここで、顔位置の情報と顔特徴量の情報は、画像データに関連付けて保存される。
このようにすることにより、顔位置の情報と顔特徴量の情報とが付加された画像データを取り込む際は、改めて、顔位置の検出と顔特徴量の算出とを行わなくても良くなり、画像データの取り込みにかかる時間を短縮することができる。また、顔位置の情報と顔特徴量の情報とが抽出され、保存されるため、これらの情報を使用した、前述のような方法で顔検索を行うことができる。
図7に示すように、撮影指示が入力された時間に撮像装置200により取得された撮像データと、この撮像データの1つ前の撮像データと、1つ後の撮像データの3つの撮像データそれぞれから顔位置の検出と顔特徴量の算出が行われたとする。このとき、画像データ変換部103により生成される画像データには、3つの顔位置の情報と3つの顔特徴量の情報が付加されている。上記の処理動作において、顔検索部603は、この3つの顔特徴量の情報のうち、どの顔特徴量の情報をデータ管理部602に返すのかを判断しなくてはならない。
顔検索部603が、3つの顔特徴量の情報のうち、どの顔特徴量の情報をデータ管理部602に返すのかを判断する際、まず、撮像データすべてからちゃんと顔位置の検出できているのか、顔特徴量が算出できているのかという問題がある。
そこで、3つの顔特徴量の情報のうち、どの顔特徴量の情報をデータ管理部602に返すのかを判断する際に、本発明の実施形態に係る第2の画像処理装置において行う処理動作を、図11を参照しながら説明する。この処理動作では、基本的には、撮影指示が入力された時間に撮像装置200により取得された撮像データにより算出した顔特徴量をデータ管理部602に返すことにする。
まず、撮影指示が入力された時間に撮像装置200により取得された撮像データから顔特徴量が算出できた場合(S501、Yes)、この撮影時の撮像データから算出された顔特徴量の情報をデータ管理部602に送る(S502)。
撮影時の撮像データから顔特徴量が算出できていないときには(S501、No)、撮影時の撮像データの1つ前の撮像データにより顔特徴量が算出できているのかどうかを調べる(S503)。この1つ前の撮像データにより顔特徴量が算出できている場合(S503、Yes)、この1つ前の撮像データから算出された顔特徴量の情報をデータ管理部602に送る(S504)。
この1つ前の撮像データから顔特徴量が算出できていないときは(S503、No)、撮影時の撮像データの1つ後の撮像データにより顔特徴量が算出できているのかどうかを調べる(S505)。この1つ後の撮像データにより顔特徴量が算出できている場合(S505、Yes)、この1つ後の撮像データから算出された顔特徴量の情報をデータ管理部602に送る(S506)。
この1つ後の撮像データから顔特徴量が算出できていないときは(S505、No)、顔特徴量なしと記述した情報をデータ管理部602に送る(S507)。
つまり、上記の処理動作では、撮影指示が入力された時間に撮像装置200により取得された撮像データから顔特徴量を算出された顔特徴量を使うことを考える。この撮影時の撮像データから顔特徴量が算出できていないのであれば、この撮影時の撮像データの1つ前の撮像データから算出された顔特徴量を使うことを考え、さらに、この1つ前の撮像データから顔特徴量が算出できていないのであれば、この撮影時の撮像データの1つ後の撮像データから算出された顔特徴量を使うことを考える。
この撮影時の撮像データから顔特徴量が算出できていないときに、まず、この撮影時の撮像データの1つ後の撮像データから算出された顔特徴量を使うことを考え、この1つ後の撮像データから顔特徴量が算出できていないのであれば、その後に、撮影時の撮像データの1つ前の撮像データから算出された顔特徴量を使うことを考えるようにしても良い。
また、顔特徴量に精度の尺度を設けて、この精度の尺度を用いて、3つの顔特徴量の情報のうち、どの顔特徴量の情報をデータ管理部602に返すのかを判断するようにしても良い。精度の尺度としては、例えば、目の大きさに関する特徴量、口の大きさに関する特徴量などの、複数の特徴量が存在しているならば、この複数の特徴量のすべてが算出できているときの顔特徴量の精度が一番高く、算出できてない特徴量が増えていくごとに精度が低くなっていくようにしても良い。
上記のような精度の尺度を使用し、3つの顔特徴量の情報のうち、どの顔特徴量の情報をデータ管理部602に返すのかを判断する際に、本発明の実施形態に係る第2の画像処理装置において行う処理動作を、図12を参照しながら説明する。
撮影指示が入力された時間に撮像装置200により取得された撮像データから顔特徴量が算出できた場合(S601、Yes)、この顔特徴量から精度を算出する(S602)。撮影時の1つ前の撮像データから顔特徴量が算出できた場合(S603、Yes)、この顔特徴量から精度を算出する(S604)。撮影時の1つ後の撮像データから顔特徴量が算出できた場合(S605、Yes)、この顔特徴量から精度を算出する(S606)。この3つの撮像データから顔特徴量が算出できたかどうかの判断の順番は上記のものとは限らない。上記の処理動作の部分では、顔特徴量の算出ができている撮像データに対しては精度を算出することができていれば良いため、精度の計算はどの撮像データから始めても良い。
3つ撮像データのどれかからは顔特徴量が算出できており、顔特徴量の精度が算出できている場合は(S607、Yes)、算出できている精度のうち、一番精度の良い顔特徴量をデータ管理部602に返す(S608)。3つの撮像データのどれからも顔特徴量が算出できていない場合は(S607、No)、特徴量なしと記述された情報をデータ管理部602に返す(S609)。
図13に示すように、撮像データに2人以上の人物が写っているとき、同じ人物の顔領域が、3つの撮像データそれぞれにおいて、どの矩形に対応するのかを判断する必要がある。図13に示す場合のように、それぞれの人物のずれが小さい場合は、3つの撮像データから抽出した矩形を重ね合わせることにより、3つの撮像データにおける矩形の間の対応関係を判断することができる。
例えば、まず、撮影時の撮像データの矩形Aに着目する。この矩形Aを撮影時の1つ前の撮像データに重ね合わせる。そして、矩形Aと矩形C、矩形Aと矩形Dの重なり具合を調べる。例えば、重なった領域の面積を求め、これを矩形Aの面積により割ることにより、重なりの比率を計算する。1つ前の撮像データのうち、この比率が一番大きい矩形を矩形Aと同じ人物の顔領域を覆う矩形であると判断する。これを撮影時の撮像データの矩形Bにも行い、撮影時の撮像データの矩形と、撮影時の撮像データの1つ前の撮像データの矩形との対応関係を判断する。
同じ処理を、撮影時の1つ後の撮像データに対して行うことにより、撮影時の撮像データの矩形と、撮影時の撮像データの1つ前の撮像データの矩形との対応関係を判断することができる。
3つの撮像データにおける人物の位置の変化が小さいときは、上記の方法により、同じ人物の矩形を選び出すことができるが、図14に示すように、人物の位置の変化が大きい場合は、矩形の重なりがなくなり、上記の方法では、同じ人物の矩形を選び出す事ができなくなる。
そこで、このようなときは、次のような方法をとると良い。まず、撮影時の撮像データの矩形Aを選び、図15に示すように、これを撮影時の1つ前の撮像データの矩形の1つである矩形Cと重ね合わせる。重ね合わせ方はいろいろ考えられるが、例えば、図15に示すように、2つの矩形の中心を一致させるように重ねると良い。ここで、撮影時の撮像データにおいて、矩形A以外の矩形Bに着目する。矩形Aと矩形Cを重ねたときに、この矩形Bと一番距離の近い矩形を撮影時の1つ前の撮像データから選び、その距離を計算する。図15では、矩形Dが、矩形Bと一番距離が近い。そこで、矩形Bと矩形Dの距離を計算する。距離としては、例えば、2つの矩形の中心を結ぶ直線の長さを2つの矩形の距離とすると良い。図15では、撮影時の撮像データには、矩形Aと矩形Bの2つしかないが、3つ以上ある場合は、矩形A以外のそれぞれの矩形に対して、一番距離の近い矩形を撮影時の1つ前の撮像データから選び、その距離を計算する。そして、計算されたすべての距離を足し合わせ、合計距離として求める。図15では、矩形Aと矩形Cを重ねたときの合計距離は矩形Bと矩形Dの距離である。
これを、図15に示すように、矩形Aと矩形Dを重ね合わせたときと、矩形Aと矩形Eを重ねあわせたときにも行い、それぞれの重ね合わせに対する合計距離を計算する。そして、この合計距離が最小のときの重ね合わせが、同じ人物の顔領域の矩形を重ね合わせたものであると考える。つまり、図15では、矩形Aと矩形Cの重ね合わせのときに、合計距離が最小になるので、矩形Aと矩形Cが、同じ人物の顔領域の矩形であると判断する。また同時に、ある一定以上の領域が重なり合う矩形Bと矩形Dも、同じ人物の顔領域であると判断する。
この処理を、撮影時の撮像データの矩形すべてに行うことにより、撮像時の撮像データの矩形と、撮像時の1つ前の撮像データの矩形の対応関係を判断することができる。また、撮影時の撮像データと撮影時の1つ後の撮像データに対して、この処理を、行うことにより、撮影時の撮像データの矩形と、撮影時の1つ後の撮像データの矩形の対応関係の判断ができる。
また、撮影時の撮像データから顔位置ができなかったが、前後の撮像データでは顔位置が検出できたような場合、この前後の撮像データにより検出された顔位置により、撮影時の撮像データの顔位置を補完することができる。例えば、前後の撮像データの矩形の中間位置を、撮影時の撮像データの矩形とするようにしても良い。
以上、本発明の好適な実施の形態により本発明を説明した。ここでは特定の具体例を示して本発明を説明したが、特許請求の範囲に定義された本発明の広範囲な趣旨および範囲から逸脱することなく、これら具体例に様々な修正および変更が可能である。
例えば、上述した実施形態における処理動作は、ハードウェア、または、ソフトウェア、あるいは、両者の複合構成によって実行することも可能である。
なお、ソフトウェアによる処理を実行する場合には、処理シーケンスを記録したプログラムが格納されているROM(Read Only Memory)から、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータ内のメモリ(RAM)にプログラムを読み込んで実行させるか、あるいは、各種処理が実行可能な汎用コンピュータにプログラムをインストールして実行させることが可能である。
例えば、プログラムは、記録媒体としてのハードディスクやROMに予め記録しておくことが可能である。あるいは、プログラムは、フロッピー(登録商標)ディスク等の磁気ディスク、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)等の光ディスク、MO(Magneto Optical)ディスク等の光磁気ディスクなどのリムーバブル記録媒体に、一時的、あるいは、永続的に格納(記録)しておくことが可能である。
このようなリムーバブル記録媒体は、いわゆるパッケージソフトウェアとして提供することが可能である。
なお、プログラムは、上述したようなリムーバブル記録媒体からコンピュータにインストールする他、ダウンロードサイトから、コンピュータに無線転送したり、LAN(Local Area Network)、インターネットといったネットワークを介して、コンピュータに有線で転送したりし、コンピュータでは、転送されてきたプログラムを受信し、内蔵するハードディスク等の記録媒体にインストールすることが可能である。
また、上記実施形態で説明した処理動作に従って時系列的に実行されるのみならず、処理を実行する装置の処理能力、あるいは、必要に応じて並列的にあるいは個別に実行するように構築することも可能である。
また、上記実施形態で説明したシステムは、複数の装置の論理的集合構成にしたり、各装置の機能を混在させたりするように構築することも可能である。
また、本発明における第1の画像処理装置は、前記画像データ変換部は、前記撮影時の撮像データを所定のファイル形式に変換し、当該変換された前記撮像データに、前記撮影時の撮像データから検出された前記顔の位置の情報と、前記3つの撮像データそれぞれから算出された前記顔の特徴量の情報のうちの1つの前記顔の特徴量の情報を付加し、前記画像データを生成するようにしても良い。
また、本発明における第1の画像処理装置は、前記画像データに付加される前記顔の特徴量の情報は、前記撮影時の撮像データから顔特徴量が算出できないときは、前記撮影時の前と後の撮像データそれぞれから算出された前記顔の特徴量のうちの1つの前記顔の特徴量であり、前記3つの撮像データすべてから前記顔の特徴量が算出できないときは、前記顔の特徴量はないと記述された情報であるようにしても良い。
また、本発明における第1の画像処理装置は、前記画像データに付加される前記顔の特徴量の情報は、前記3つの撮像データそれぞれから算出された前記顔の特徴量の情報のうちで、精度の最も良い前記顔の特徴量であるようにしても良い。
また、本発明における第1の画像処理装置は、前記画像データに付加される前記顔の位置の情報は、前記撮影時の撮像データから前記顔の位置が検出できないときは、前記撮影時の前後の撮像データに基づき求められた前記顔の位置であるようにしても良い。
また、本発明における第の画像処理装置は、前記顔検索部は、前記データ展開部に展開された前記画像データに、撮影時の撮像データと前記撮影時の前後の撮像データの3つの撮像データそれぞれから検出された前記顔の位置の情報と、当該3つの撮像データそれぞれから算出された前記顔の特徴量の情報が付加されているとき、前記顔の位置の情報として、前記撮影時の撮像データから前記顔の位置が検出できないときは、前記撮影時の前後の撮像データに基づき求められた前記顔の位置を算出するようにしても良い。
100 第1の画像処理装置
101 一時保存部
102 制御部
103 画像データ変換部
104 保存部
105 顔位置検出部
106 顔特徴量算出部
200 撮像装置
300 表示装置
400 送受信装置
500 入力装置
600 第2の画像処理装置
601 データ展開部
602 データ管理部
603 顔検索部
604 顔位置検出部
605 顔特徴量算出部
606 記憶部

Claims (10)

  1. 撮像データを保存する一時保存部と、
    前記撮像データから顔の位置を検出する顔位置検出部と、
    前記顔位置検出部により検出された前記顔の位置に基づき、前記撮像データから顔の特徴量を算出する顔特徴量算出部と、
    前記撮像データを所定のファイル形式に変換し、当該変換された前記撮像データに、前記顔位置検出部により検出された前記顔の位置の情報と、前記顔特徴量算出部により算出された前記顔の特徴量の情報を付加し、画像データを生成する画像データ変換部と、
    前記画像データ変換部により生成された前記画像データを保存する保存部と、を有し、
    前記一時保存部は、撮影時の撮像データと、撮影時の前の撮像データと、撮影時の後の撮像データの少なくとも3つの撮像データを保存し、
    前記顔位置検出部は、前記3つの撮像データそれぞれから前記顔の位置を検出し、
    前記顔特徴量算出部は、前記3つの撮像データそれぞれから前記顔の特徴量を算出し、
    前記画像データ変換部は、前記撮影時の撮像データを所定のファイル形式に変換し、当該変換された前記撮像データに、前記3つの撮像データそれぞれから検出された前記顔の位置の情報と、前記3つの撮像データそれぞれから算出された前記顔の特徴量の情報を付加し、前記画像データを生成することを特徴とする第1の画像処理装置。
  2. 前記画像データ変換部は、前記撮影時の撮像データを所定のファイル形式に変換し、当該変換された前記撮像データに、前記撮影時の撮像データから検出された前記顔の位置の情報と、前記3つの撮像データそれぞれから算出された前記顔の特徴量の情報のうちの1つの前記顔の特徴量の情報を付加し、前記画像データを生成することを特徴とする請求項1に記載の第1の画像処理装置。
  3. 前記画像データに付加される前記顔の特徴量の情報は、前記撮影時の撮像データから顔特徴量が算出できないときは、前記撮影時の前と後の撮像データそれぞれから算出された前記顔の特徴量のうちの1つの前記顔の特徴量であり、前記3つの撮像データすべてから前記顔の特徴量が算出できないときは、前記顔の特徴量はないと記述された情報であることを特徴とする請求項2に記載の第1の画像処理装置。
  4. 前記画像データに付加される前記顔の特徴量の情報は、前記3つの撮像データそれぞれから算出された前記顔の特徴量の情報のうちで、精度の最も良い前記顔の特徴量であることを特徴とする請求項に記載の第1の画像処理装置。
  5. 前記画像データに付加される前記顔の位置の情報は、前記撮影時の撮像データから前記顔の位置が検出できないときは、前記撮影時の前後の撮像データに基づき求められた前記顔の位置であることを特徴とする請求項2から4のいずれか1項に記載の第1の画像処理装置。
  6. 画像データを展開するデータ展開部と、
    前記データ展開部に展開された前記画像データに顔の位置の情報と顔の特徴量の情報が付加されているとき、前記顔の位置の情報と前記顔の特徴量の情報とを抽出する顔検索部と、
    前記画像データと前記顔の位置の情報と前記顔の特徴量の情報とを記憶する記憶部と、を有し、
    前記顔検索部は、前記データ展開部に展開された前記画像データに、撮影時の撮像データと撮影時の前後の撮像データの3つの撮像データそれぞれから検出された前記顔の位置の情報と、当該3つの撮像データそれぞれから算出された前記顔の特徴量の情報が付加されているとき、前記顔の位置の情報として、前記撮影時の撮像データから検出された前記顔の位置の情報を抽出し、前記顔の特徴量の情報として、前記撮影時の撮像データから顔特徴量が算出できないときは、前記撮影時の前後の撮像データそれぞれから算出された前記顔の特徴量のうちの1つの前記顔の特徴量を抽出し、前記3つの撮像データすべてから前記顔の特徴量が算出できないときは、前記顔の特徴量はないと記述された情報を抽出することを特徴とする第2の画像処理装置。
  7. 画像データを展開するデータ展開部と、
    前記データ展開部に展開された前記画像データに顔の位置の情報と顔の特徴量の情報が付加されているとき、前記顔の位置の情報と前記顔の特徴量の情報とを抽出する顔検索部と、
    前記画像データと前記顔の位置の情報と前記顔の特徴量の情報とを記憶する記憶部と、を有し、
    前記顔検索部は、前記データ展開部に展開された前記画像データに、撮影時の撮像データと撮影時の前後の撮像データの3つの撮像データそれぞれから検出された前記顔の位置の情報と、当該3つの撮像データそれぞれから算出された前記顔の特徴量の情報が付加されているとき、前記顔の位置の情報として、前記撮影時の撮像データから検出された前記顔の位置の情報を抽出し、前記顔の特徴量の情報として、前記3つの撮像データそれぞれから算出された前記顔の特徴量の情報のうちで、精度の最も良い前記顔の特徴量を抽出することを特徴とする第2の画像処理装置。
  8. 前記顔検索部は、前記データ展開部に展開された前記画像データに、撮影時の撮像データと前記撮影時の前後の撮像データの3つの撮像データそれぞれから検出された前記顔の位置の情報と、当該3つの撮像データそれぞれから算出された前記顔の特徴量の情報が付加されているとき、前記顔の位置の情報として、前記撮影時の撮像データから前記顔の位置が検出できないときは、前記撮影時の前後の撮像データに基づき求められた前記顔の位置を算出することを特徴とする請求項6又は7に記載の第2の画像処理装置。
  9. 撮像データを保存する一時保存ステップと、
    前記撮像データから顔の位置を検出する顔位置検出ステップと、
    前記顔位置検出ステップにより検出された前記顔の位置に基づき、前記撮像データから顔の特徴量を算出する顔特徴量算出ステップと、
    前記撮像データを所定のファイル形式に変換し、当該変換された前記撮像データに、前記顔位置検出ステップにより検出された前記顔の位置の情報と、前記顔特徴量算出ステップにより算出された前記顔の特徴量の情報を付加し、画像データを生成する画像データ変換ステップと、
    前記画像データ変換ステップにより生成された前記画像データを保存する保存ステップと、を有し、
    前記一時保存ステップは、撮影時の撮像データと、撮影時の前の撮像データと、撮影時の後の撮像データの少なくとも3つの撮像データを保存し、
    前記顔位置検出ステップは、前記3つの撮像データそれぞれから前記顔の位置を検出し、
    前記顔特徴量算出ステップは、前記3つの撮像データそれぞれから前記顔の特徴量を算出し、
    前記画像データ変換ステップは、前記撮影時の撮像データを所定のファイル形式に変換し、当該変換された前記撮像データに、前記3つの撮像データそれぞれから検出された前記顔の位置の情報と、前記3つの撮像データそれぞれから算出された前記顔の特徴量の情報を付加し、前記画像データを生成することを特徴とする第1の画像処理方法。
  10. 画像処理装置を、
    撮像データを保存する一時保存手段と、
    前記撮像データから顔の位置を検出する顔位置検出手段と、
    前記顔位置検出手段により検出された前記顔の位置に基づき、前記撮像データから顔の特徴量を算出する顔特徴量算出手段と、
    前記撮像データを所定のファイル形式に変換し、当該変換された前記撮像データに、前記顔位置検出手段により検出された前記顔の位置の情報と、前記顔特徴量算出手段により算出された前記顔の特徴量の情報を付加し、画像データを生成する画像データ変換手段と、
    前記画像データ変換手段により生成された前記画像データを保存する保存手段として機能させ、
    前記一時保存手段に、撮影時の撮像データと、撮影時の前の撮像データと、撮影時の後の撮像データの少なくとも3つの撮像データを保存させ、
    前記顔位置検出手段に、前記3つの撮像データそれぞれから前記顔の位置を検出させ、
    前記顔特徴量算出手段に、前記3つの撮像データそれぞれから前記顔の特徴量を算出させ、
    前記画像データ変換手段に、前記撮影時の撮像データを所定のファイル形式に変換させ、当該変換された前記撮像データに、前記3つの撮像データそれぞれから検出された前記顔の位置の情報と、前記3つの撮像データそれぞれから算出された前記顔の特徴量の情報を付加し、前記画像データを生成させることを特徴とするプログラム。
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