JP5357956B2 - 手引き式面取り工具 - Google Patents

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Description

本発明はアルミニウムや鉄、銅、プラスチックなどの各種材質から成るワーク(加工物)の面取り作業に使う手引き式面取り工具に関する。
実開昭59−28422号公報には、切削刃(7)の近傍に加工物(W)の一部に係合した状態において、手引き操作に伴なう切削刃(7)の進行方向を案内するためのガイド部(4)を設けた手引き面取り具が記載されている。
これは良好な仕上がり状態を得る目的の考案として、本発明に最も近似する公知技術であると考えられる。
実開昭59−28422号公報
ところが、上記特許文献1に開示されているガイド部(4)の構成では、そのガイド部(4)が加工物(W)の一側面に係合する傾斜状の案内部(5)を備えた直角三角形状であるため、切削面角度が45度以外の面取り作業には使用できず、汎用性がない。
これを逆説的に言えば、その直角三角形をなすガイド部(4)の傾斜した案内部(5)が、手引き操作時に僅かでも振れ動いて、加工物(W)の一側面と正確に面接触しなければ、そのガイド部(4)が刃支持部材(2)との一体物として、鋼板から成ることとも相俟って、例えば加工物(W)がその鋼板よりも軟らかいアルミニウムや銅などの材質から成る場合、その加工物(W)に切り傷や擦り傷などの致命傷を与えてしまうことは必至である。
又、上記ガイド部(4)は刃支持部材(2)との一体物であるとしても、その刃支持部材(2)に切削刃(7)が1本のボルト(11)とナット(取着板)(9)を介して取り付けられており、その切削刃(7)とガイド部(4)とは別個独立しているため、両者の位置関係が上記ボルト(11)とナット(9)とのネジ締結力に左右されることとなり、その位置狂いに起因して、上記加工物(W)を傷付けるおそれもある。
本発明はこのような課題の改良を目的としており、その目的を達成するために、請求項1ではグリップハンドルの先端部へ直かに、又はブレードホルダーを介して間接的に取り付け使用されるブレードが、
断面円形のストレートな取付軸部と、その先端から一旦偏心方向へ鈍角に屈曲延在する傾斜軸部と、その先端から更に逆方向へ鈍角に屈曲する偏心軸部とを一連に具備し、その傾斜軸部から偏心軸部まで移行する領域の腹面に加工された切削刃が、上記取付軸部における長手中心線の存在方向を向く手引き式面取り工具において、
上記ブレードにおける偏心軸部の先端を表面積の大きく凹凸粗面化すると共に、
ワークよりも軟質なエポキシ樹脂接着剤組成物やその他の異種材料用合成樹脂接着剤組成物から成る刃進行ガイドハンプを上記偏心軸部の先端へ、全体的な被覆状態又は部分的な盛り付け状態に固着一体化して、
その偏心軸部の先端から少なくとも上記取付軸部における長手中心線の存在方向へ突出する円弧面部が、手引き操作時にワークの表面へ線接触することにより、切削刃の進行作用を安定させ得るように定めたことを特徴とする。
又、上記請求項1に従属する請求項2では、ブレードにおける偏心軸部の先端へ固着一体化した刃進行ガイドハンプのみならず、そのブレードの取付軸部と傾斜軸部との鈍角な屈曲部にも、ワークよりも軟質なエポキシ樹脂接着剤組成物やその他の異種材料用合成樹脂接着剤組成物から成る別個な刃進行ガイドハンプを、リング形の包囲状態又は部分的な盛り付け状態に固着一体化して、
その鈍角の屈曲部からブレードの取付軸部における長手中心線の存在方向へ突出する円弧面部が、手引き操作時にワークの表面へ線接触することにより、切削刃の進行作用を安定させ得るように定めたことを特徴とする。
更に、上記請求項1又は2に従属する請求項3では、刃進行ガイドハンプを球形として、ブレードにおける偏心軸部の先端へ全体的な包囲状態に固着一体化するか、又はその刃進行ガイドハンプを半球形や三日月形として、上記偏心軸部における先端の腹面だけへ部分的な盛り付け状態に固着一体化したことを特徴とする。
上記請求項1の構成によれば、グリップハンドルに取り付けたブレードの切削刃を、ワークの角部へ押し付け乍ら手引き操作する面取り加工中に、その刃進行ガイドハンプの円弧面部をワークの表面へ線接触させることにより、そのワークの角部に対する切削刃の接当角度と、延いては切削(面取り)角度を一定に保つことができるため、高度の手技や豊富な経験を有さない作業者でも、高品質の均一な面取り加工状態を容易に得られる効果がある。
しかも、上記刃進行ガイドハンプはワークよりも軟質なエポキシ樹脂接着剤組成物やその他の異種材料用合成樹脂接着剤組成物から成るため、その少なくともブレードの取付軸部における長手中心線の存在方向に向かって突出する円弧面部が、ワークの表面へ線接触するに過ぎないこととも相俟って、その刃進行ガイドハンプが切削刃の進行作用に大きな抵抗を与えるおそれがないほか、ワークの表面に擦り傷やその他の損傷を与えるおそれもなく、誰でもすばやく安心裡に面取り作業できるのである。
又、上記ブレードにおける偏心軸部の先端は表面積の大きく凹凸粗面化されているため、その先端に対する刃進行ガイドハンプの固着力を向上させることができる。
更に、上記したワークよりも軟質な材料から成る刃進行ガイドハンプは、面取り工具のブレードと別体物であるため、既製のブレードに対しても後付け式に固着一体化することができ、適応性と量産効果の向上に役立つ。
本発明に係る手引き式面取り工具の正面図である。 別な手引き式面取り工具の正面図である。 ブレードを抽出して示す平面図である。 図3の側面図である。 図4の底面図である。 刃進行ガイドハンプを破断して示す図4に対応する側面図である。 刃進行ガイドハンプの固着状態を示す図4に対応する側面図である。 面取り工具の使用状態を示す斜面図である。 図8の拡大側面図である。 刃進行ガイドハンプの別な固着状態を示す図4に対応する側面図である。 面取り工具の別な実施形態を示す図9に対応する側面図である。
以下、図面に基いて本発明の具体的構成を詳述すると、図1、2はブレード(B)の着脱・交換可能な手引き式面取り工具(T)を示しており、その面取りブレード(B)がブレードホルダー(H)を介して、片手用グリップハンドル(10)の先端部へ取り付け使用されるようになっている。
その場合、図1のブレードホルダー(H)は先端に植え込み凹溝(11)を有する丸棒(12)と、その丸棒(12)の植え込み凹溝(11)に圧入一体化されたブレード軸受け管(13)と、そのブレード軸受け管(13)の径大ヘッド部(13a)と上記丸棒(12)の先端部との相互間へ、スライド自在に套嵌されたカバースリーブ(14)と、同じくブレード軸受け管(13)の径大ヘッド部(13a)を貫通するボール出没口(15)と、そのボール出没口(15)に挿入セットされたボール(16)と、上記カバースリーブ(14)を常時先端方向へ弾圧付勢することによって、そのボール(16)をブレード(B)の後述する凹周溝へ係合させる圧縮コイルバネ(17)とから成り、ブレード(B)の抜け止め状態に保たれている。
又、図2のブレードホルダー(H)はブレード(B)を抱持するコレットチャック(18)と、これへ一体回動し得るように套嵌されたカバースリーブ(19)とから成り、コレットチャック(18)の根元部に螺合締結されたグリップハンドル(10)の回動操作により、そのコレットチャック(18)の口径を収縮させて、ブレード(B)の抜け止め状態に保っている。
但し、このようなブレードホルダー(H)を介したブレード(B)の間接的な取り付けだけに限らず、そのブレード(B)をグリップハンドル(10)の先端部へ直かに取り付け固定したブレード(B)の交換不能なペンシルタイプの面取り工具(T)(図示省略)も、本発明に含まれる。
上記面取り工具(T)のブレード(B)はハイス(高速度鋼)や超硬合金、その他のワーク(加工物)(W)を切削できる高強度な材料から、図3〜6に抽出するようなクランク軸を思わせる基本形状に屈曲形成されている。
即ち、ブレード(B)は一定太さ(D)(例えば約2.6mmの軸径や約3.2mmの軸径)を有する断面円形のストレートな比較的長い取付軸部(20)と、その取付軸部(20)の先端から一旦偏心方向へ鈍角(α)に屈曲延在する傾斜軸部(21)と、その傾斜軸部(21)の先端から更に逆方向へ鈍角(β)に屈曲する比較的短かい偏心軸部(22)とを一連に具備しており、その傾斜軸部(21)から偏心軸部(22)まで移行する領域の腹面に加工された切削刃(23)が、上記取付軸部(20)における長手中心線(O−O)の存在方向を向く関係状態にある。(23a)はその切削刃(23)の鋭利な刃先稜線、(L1)は取付軸部(20)の長さ、(L2)は偏心軸部(22)の長さ、(24)は取付軸部(20)の途中に切り欠かれた円弧状の凹周溝であり、ここに上記ブレードホルダー(H)側のボール(16)が係合することとなる。
その場合、図3〜6に示した切削刃(23)は鋭角の片刃であるが、左利き用と右利き用や右廻り用と左廻り用とを区別しない両刃もあり得る。何れにしても、上記面取り工具(T)のグリップハンドル(10)に取り付けたブレード(B)の切削刃(23)を、ワーク(W)の角部(Z)へ押し付け乍ら手引き操作して、その進行する切削刃(23)の刃先により、上記角部(Z)の面取り加工を行なうことになる。
(25)は上記ブレード(B)における偏心軸部(22)の先端(P1)へ、全体的な被覆状態に固着一体化されたほぼ球形の刃進行ガイドハンプ(瘤)であって、ワーク(W)よりも軟質な材料である異種材料用の合成樹脂接着剤組成物、好ましくは金属への強い接着力を発揮するエポキシ樹脂接着剤組成物から成り、その偏心軸部(22)の先端(P1)から少なくとも上記取付軸部(20)における長手中心線(O−O)の存在方向へ突出する円弧面部(25a)が、フリーハンドでの手引き操作時にワーク(W)の表面へ線接触することにより、そのワーク(W)の角部(Z)に対する切削刃(23)の接当角度(γ)と、延いては切削(面取り)角度を安定に保ち、そのブレード(B)の切削刃(23)が図8、9の矢印(Y−Y)で示す縦方向(上下方向)へ滑り動いたり、或いは同図の別な矢印(X−X)で示す横方向(左右方向)へ振れ動いたりするおそれを防ぐのであり、その結果として高度の手技や豊富な経験を有さない作業者でも、高品質の均一な面取り加工状態を容易に便利良く得られるようになっている。
図3〜6の刃進行ガイドハンプ(25)は上記異種材料用の合成樹脂接着剤組成物を加熱や冷却、紫外線の照射などにより硬化させた(好ましくは主剤に常温硬化用の硬化剤が混合されたエポキシ樹脂接着剤組成物を加熱して、液状から固形樹脂状に生成した)ほぼ球形として、上記偏心軸部(22)の先端(P1)へ全体的な包囲状態に固着一体化しているが、ワーク(W)の表面と線接触し得る円弧面部(25a)が上記取付軸部(20)における長手中心線(O−O)の存在方向に向かって突出する限り、その刃進行ガイドハンプ(25)を図10のように、偏心軸部(22)における先端(P1)の腹面だけへ、例えば半球形や三日月形などの部分的な盛り付け状態に固着一体化しても良い。
その刃進行ガイドハンプ(25)の固着力を向上させるために、上記偏心軸部(22)の先端(P1)は図7に示すような凹凸粗面化やその他の手段によって、表面積の大きく造形されている。上記したエポキシ樹脂接着剤組成物はこのような粗面への強い接着力を有する意味でも有効である。又、刃進行ガイドハンプ(25)の材料は上記合成樹脂接着剤組成物から成るため、これにワーク(W)の表面と異なる各種の着色カラーを与えることも考えられる。
更に、図11は図8、9と対応する別な実施形態を示しており、これではブレード(B)における取付軸部(20)と傾斜軸部(21)とが交叉する鈍角(α)な屈曲部(P2)にも、やはりワーク(W)よりも軟質な上記エポキシ樹脂接着剤組成物やその他の異種材料用合成樹脂接着剤組成物から成る刃進行ガイドハンプ(25)を、連続的なリング形の包囲状態又は部分的な盛り付け状態に固着一体化している。
そして、その鈍角(α)の屈曲部(P2)から少なくともブレード(B)の取付軸部(20)における長手中心線(O−O)の存在方向へ突出する刃進行ガイドハンプ(25)の円弧面部(25a)が、手引き操作時にワーク(W)の表面へ線接触して、そのワーク(W)の角部(Z)に対する切削刃(23)の接当角度(γ)を安定に保ち、切削刃(23)の進行作用を正しく案内することにより、図8、9と同様な縦方向(上下方向)(Y−Y)や横方向(左右方向)(X−X)に沿う切削刃(23)の不正な動きを防止し得るようになっている。
尚、図11の別な実施形態におけるその他の構成は、図1〜10の上記実施形態と実質的に同一であるため、その図11に図1〜10との対応符号を記入するにとどめて、その詳細な説明を省略する。
図8、9は上記した手引き式面取り工具(T)の使用状態を示しており、例えばアルミニウムから成るワーク(W)の角部(直角の稜線)(Z)を面取り加工する場合には、その面取り工具(T)のグリップハンドル(10)を片手(右手)で握り持ち、ブレード(B)の刃進行ガイドハンプ(25)をワーク(W)の表面へ接触させることにより、そのワーク(W)の角部(Z)に対する接当角度(γ)が一定に保たれた切削刃(23)を押し付け乍ら、両図の矢印(F)で示す手前方向へ引き操作して、その切削刃(23)を進行させれば良い。
その場合、ブレード(B)の切削刃(23)を予じめ縦方向(上下方向)(Y−Y)や横方向(左右方向)(X−X)へ動かせることにより、上記接当角度(γ)を最適の調整状態に位置決め設定する。
そうすれば、フリーハンドによる切削刃(23)の引き操作であるにも拘らず、その刃進行ガイドハンプ(25)の働きに基いて、誰でもワーク(W)の角部(Z)を安定良く均一・高精度な仕上がり状態に面取り加工することができるのである。
又、その面取り加工中に上記刃進行ガイドハンプ(25)がワーク(W)の表面を摺擦するとしても、それは円弧面部(25a)での線接触に過ぎないため、刃進行ガイドハンプ(25)自身がワーク(W)よりも軟質な材料から成ることとも相俟って、切削刃(23)の進行作用に大きな抵抗(制動力)を与えたり、ワーク(W)の表面に擦り傷やその他の致命傷を与えたりするおそれはない。
そして、ワーク(W)における管棒(外周面)の角部(円の稜線)や穴(内周面)の表側角部(円の稜線)などを面取り加工するような場合に、そのブレード(B)が作業者の技能程度や好みなどに応じ、グリップハンドル(10)に対して回動されることがあっても、その使用法は図8、9のそれと変らず、上記作用効果を達成することができる。
(10)・グリップハンドル
(11)・植え込み凹溝
(12)・丸棒
(13)・ブレード軸受け管
(13a)・径大ヘッド部
(14)(19)・カバースリーブ
(15)・ボール出没口
(16)・ボール
(17)・圧縮コイルバネ
(18)・コレットチャック
(20)・取付軸部
(21)・傾斜軸部
(22)・偏心軸部
(23)・切削刃
(23a)・刃先稜線
(24)・凹周溝
(25)・刃進行ガイドハンプ
(25a)・円弧面部
(B)・ブレード
(H)・ブレードホルダー
(T)・面取り工具
(W)・ワーク
(Z)・ワークの角部
(D)・太さ
(F)・手引き方向
(P1)・偏心軸部の先端
(P2)・鈍角(α)の屈曲部
(L1)・取付軸部の長さ
(L2)・偏心軸部の長さ
(O−O)・長手中心線
(X−X)・横方向
(Y−Y)・縦方向
(α)(β)・鈍角
(γ)・切削刃の接当角度

Claims (3)

  1. グリップハンドル(10)の先端部へ直かに、又はブレードホルダー(H)を介して間接的に取り付け使用されるブレード(B)が、
    断面円形のストレートな取付軸部(20)と、その先端から一旦偏心方向へ鈍角(α)に屈曲延在する傾斜軸部(21)と、その先端から更に逆方向へ鈍角(β)に屈曲する偏心軸部(22)とを一連に具備し、その傾斜軸部(21)から偏心軸部(22)まで移行する領域の腹面に加工された切削刃(23)が、上記取付軸部(20)における長手中心線(O−O)の存在方向を向く手引き式面取り工具(T)において、
    上記ブレード(B)における偏心軸部(22)の先端(P1)を表面積の大きく凹凸粗面化すると共に、
    ワーク(W)よりも軟質なエポキシ樹脂接着剤組成物やその他の異種材料用合成樹脂接着剤組成物から成る刃進行ガイドハンプ(25)を上記偏心軸部(22)の先端(P1)へ、全体的な被覆状態又は部分的な盛り付け状態に固着一体化して、
    その偏心軸部(22)の先端(P1)から少なくとも上記取付軸部(20)における長手中心線(O−O)の存在方向へ突出する円弧面部(25a)が、手引き操作時にワーク(W)の表面へ線接触することにより、切削刃(23)の進行作用を安定させ得るように定めたことを特徴とする手引き式面取り工具。
  2. ブレード(B)における偏心軸部(22)の先端(P1)へ固着一体化した刃進行ガイドハンプ(25)のみならず、そのブレード(B)の取付軸部(20)と傾斜軸部(21)との鈍角(α)な屈曲部(P2)にも、ワーク(W)よりも軟質なエポキシ樹脂接着剤組成物やその他の異種材料用合成樹脂接着剤組成物から成る別個な刃進行ガイドハンプ(25)を、リング形の包囲状態又は部分的な盛り付け状態に固着一体化して、
    その鈍角(α)の屈曲部(P2)からブレード(B)の取付軸部(20)における長手中心線(O−O)の存在方向へ突出する円弧面部(25a)が、手引き操作時にワーク(W)の表面へ線接触することにより、切削刃(23)の進行作用を安定させ得るように定めたことを特徴とする請求項1記載の手引き式面取り工具。
  3. 刃進行ガイドハンプ(25)を球形として、ブレード(B)における偏心軸部(22)の先端(P1)へ全体的な包囲状態に固着一体化するか、又はその刃進行ガイドハンプ(25)を半球形や三日月形として、上記偏心軸部(22)における先端(P1)の腹面だけへ部分的な盛り付け状態に固着一体化したことを特徴とする請求項1又は2記載の手引き式面取り工具。
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