JP5357353B2 - 表示装置およびテレビジョン受像機 - Google Patents
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以下、本発明に係る表示装置の一実施形態について図面を参照して説明する。
まず、図1を参照して、実施形態に係る表示装置10の概略構成について説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る表示装置10の概略構成を示す分解斜視図である。特に図1は、表示装置10を背面側から見た時の、その構成を示している。なお、以降の説明において、図中におけるZ軸正方向側を表示装置10の前側(すなわち、映像が表示される側。正面側と呼ぶ場合もある)としており、Z軸負方向側を表示装置10の後側(背面側と呼ぶ場合もある)としている。
本実施形態の表示装置10においては、バックライトシャーシ36は、その長手方向における複数の締結位置で、ビス42によってフレーム14に締結される。図2は、その締結位置における切断面の内部構成を示すものである。
ここで、放熱板40について具体的に説明する。放熱板40は、LED基板34に対して平行な上側壁部と、バックライトシャーシ36に対して平行であり、かつ上側壁部に対して垂直な後側壁部(第3の壁部)とを有する。放熱板40の上側壁部は、LED基板34と互いに重なり合っている。すなわち、放熱板40の上側壁部は、LED基板34と互いに面接触している。また、放熱板40の後側壁部は、バックライトシャーシ36と互いに重なり合っている。すなわち、放熱板40の後側壁部は、バックライトシャーシ36と互いに面接触している。
バックライトシャーシ36は、さらに、その長手方向における複数の締結位置で、ビス42によって放熱板40に締結される。図3は、その締結位置における切断面の内部構成を示すものである。
ここで、図3を参照して、パネルガイド18の構成について具体的に説明する。パネルガイド18は、表示パネル16を支持するだけでなく、LED基板34に生じた熱がフレーム14に伝わらないようにも構成されている。
なお、表示装置10の長手方向において、非締結位置(図2および図3に示す締結位置以外の位置)の内部構成は、図3に示す締結位置と略同様であるが、ビス42、放熱板40の貫通孔40A、およびバックライトシャーシ36の空孔36Aが設けられていない点で、図3に示す締結位置と異なる。但し、非締結位置におけるパネルガイド18の構成は図3と同様であるため、非締結位置においても、図3に示す締結位置と同様に、“LEDアレイ35に生じた熱をフレーム14に伝わり難くする”という効果を奏することができる。
以下、図4〜図8を参照して、本実施形態に係る表示装置10の構成および作用についてさらに説明する。
図5〜7に示すように、表示装置10のいずれの断面においても、放熱板40は、バックライトシャーシ36に対しては面接触する一方、パネルガイド18に対しては、線接触している。この構成により、パネルガイド18との接触部分の熱抵抗が高くなるため、LED基板34から放熱板40へ伝わった熱は、バックライトシャーシ36(すなわち、表示装置10の背面側)に伝わり易くなっている。
また、表示装置10のいずれの断面においても、放熱板40とパネルガイド18との間(互いの接触部分を除く)には、空気層10Cが形成されている。この構成により、LED基板34から放熱板40へ伝わった熱は、パネルガイド18との接触部分以外からは、パネルガイド18へ伝わり難くなっている。
また、表示装置10のいずれの断面においても、パネルガイド18は、フレーム14に対しては線接触している。この構成により、放熱板40からパネルガイド18へ伝わった僅かな熱は、フレーム14に伝わり難くなっている。
また、表示装置10のいずれの断面においても、パネルガイド18とフレーム14との間(互いの接触部分を除く)には、空気層10A,10Bが形成されている。この構成により、放熱板40からパネルガイド18へ伝わった僅かな熱は、フレーム14との接触部分以外からは、フレーム14へ伝わり難くなっている。
特に、第2の断面構造(図6)においては、ボス15が放熱板40を貫通しており、当該貫通部分において、両者が接触しないように、両者の間に空気層が形成されている。この構成により、LED基板34から放熱板40へ伝わった熱は、金属製のボス15へ直接伝わらないようになっている。
(1)LED基板34に生じた熱は、当該LED基板34に面接触している放熱板40へ伝わる。
(2)放熱板40に伝わった熱の殆どは、当該放熱板40と面接触しているバックライトシャーシ36(すなわち、表示装置10の背面側)に伝わり、さらにその一部は、バックライトシャーシ36から放熱される。
(3)放熱板40に伝わった熱の一部は、当該放熱板40と接触しているパネルガイド18に伝わる。しかしながら、パネルガイド18と放熱板40との接触は、壁部18Dによる線接触であり、これにより、パネルガイド18と放熱板40との間の熱抵抗が高められている。
(4)パネルガイド18に伝わった僅かな熱は、パネルガイド18と接触しているフレーム14(すなわち、表示装置10の正面側)に伝わる。しかしながら、パネルガイド18とフレーム14との接触は、壁部18A〜Cによる線接触であり、これにより、パネルガイド18とフレーム14との間の熱抵抗が高められている。
本実施例では、実施形態で説明した表示装置10を改良することで、異なる熱対策が施された複数の表示装置を用意し、各表示装置について各測定対象位置の温度測定を行うことで、本発明の有効性を確認した。
本実施例では、図10に示す位置P1〜P15を測定対象位置とした。図10は、本実施例に係る表示装置10における測定位置を模式的に示す図である。この図10は、表示装置10の前面側を示しており、点線丸印で示されたP1〜P15は、本実施例における測定対象位置を示している。また、各測定位置において、フレーム14の温度を測定した。
本実施例では、以下熱対策A〜Cの組み合わせを、複数の表示装置で異ならせることとした。
本実施例では、熱対策A〜Cの組み合わせが異なる表示装置(1)〜(2)を用意した。各表示装置に適用する熱対策は以下のとおりである。いずれも、順に、熱対策Aの適用有無、熱対策Bの適用有無、熱対策Cの適用有無を示している。
表示装置(2):「あり、あり、あり」。
なお、本実施例では、以下を共通条件として、各表示装置に適用した。
表示する画像 :全白画像。
各表示装置の測定結果を、図11に示す。図11は、本実施例に係る表示装置10による測定結果を示す。すなわち、図11は、表示装置(1),(2)の各々の測定結果を示すグラフである。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能である。すなわち、請求項に示した範囲で適宜変更した技術的手段を組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
以上のように、本実施形態に係る表示装置(表示装置10)は、表示パネル(表示パネル16)と、前記表示パネルの背面から前記表示パネルへバックライト光を導くバックライトパネル(バックライトパネル32)と、前記バックライトパネル内に前記バックライト光を照射するバックライト光源(LEDアレイ35)と、前記表示パネルの前面側から、当該表示パネルを支持するフレーム(フレーム14)と、前記バックライトパネルの背面側から、当該バックライトパネルを支持するバックライトシャーシ(バックライトシャーシ36)と、前記バックライト光源の基板(LED基板34)および前記バックライトシャーシに接触しており、前記バックライト光源の熱を前記バックライトシャーシへ逃がすための放熱板(放熱板40)と、前記フレームと前記バックライトシャーシとの間に挟持され、前記表示パネルを支持するパネルガイド(パネルガイド18)とを備え、前記パネルガイドは、前記フレームに向かって立設された第1の壁部(壁部18A,18B,18C)を有しており、当該第1の壁部の頂部が前記フレームと当接することによって、前記フレームによって支持されるとともに、前記フレームとの間に空間(空間10A,10B)を形成することを特徴とする。
10A〜C 空間
12 ベゼル
14 フレーム
15 ボス(固定軸)
16 表示パネル
18 パネルガイド
18A〜C 壁部(第1の壁部)
18D 壁部(第2の壁部)
20 シート類
30 バックライトユニット
32 バックライトパネル
34 LED基板(バックライト光源の基板)
35 LEDアレイ(バックライト光源)
36 バックライトシャーシ
36A 空孔
40 放熱板
40A 貫通孔
42 ビス(固定具)
Claims (5)
- 表示パネルと、
前記表示パネルの背面から前記表示パネルへバックライト光を導くバックライトパネルと、
前記バックライトパネル内に前記バックライト光を照射するバックライト光源と、
前記表示パネルの前面側から、当該表示パネルを支持するフレームと、
前記バックライトパネルの背面側から、当該バックライトパネルを支持するバックライトシャーシと、
前記バックライト光源の基板および前記バックライトシャーシに接触しており、前記バックライト光源の熱を前記バックライトシャーシへ逃がすための放熱板と、
前記フレームと前記バックライトシャーシとの間に挟持され、前記表示パネルを支持するパネルガイドと
を備え、
前記フレームは、
固定具が結合される固定軸が前記バックライトシャーシ側に固設されており、
前記バックライトシャーシは、
空孔が形成されており、当該空孔を前記固定具が貫通した状態で、前記固定具と前記固定軸とが結合されることによって前記フレームと締結され、
前記放熱板は、
前記バックライトシャーシの前記フレーム側において、当該バックライトシャーシと互いに重なり合う第3の壁部を有しており、当該第3の壁部には、前記固定軸が貫通する貫通孔が形成されている
ことを特徴とする表示装置。 - 前記固定軸は、
前記貫通孔に内接していない
ことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。 - 前記バックライトシャーシは、
その長手方向において、前記バックライト光源の熱を当該バックライトシャーシ側に逃がすことが所望される第1の位置においては、前記固定具によって前記放熱板と締結され、前記バックライト光源の熱を前記フレーム側に逃がすことが所望される第2の位置においては、前記固定具によって前記フレームと締結されている
ことを特徴とする請求項1または2に記載の表示装置。 - 前記バックライトシャーシは、
その長手方向において、前記バックライト光源の熱を当該バックライトシャーシ側に逃がすことが所望される第3の位置においては、前記フレームとの間に形成される空間の容積が、前記バックライト光源の熱を前記フレーム側に逃がすことが所望される第4の位置よりも多くなっている
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の表示装置。 - 請求項1から4のいずれか一項に記載の表示装置を備えることを特徴とするテレビジョン受像機。
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