JP5356404B2 - マルチシャーシaps保護ルータによる回復力のあるppp/ml−pppサービス - Google Patents

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Description

本発明は、概して、自動保護スイッチング(APS)を使用するポイントツーポイントプロトコル(PPP)通信に関する。
ネットワーキングにおいてPPPは、シリアルケーブル、電話回線、幹線、携帯電話、専用無線リンク、または光ファイバリンクを介して2つのノード間で直接接続を確立するために使用されるデータリンクプロトコルである。ほとんどのインターネットサービスプロバイダは、インターネットへの顧客のダイアルアップ接続にPPPを使用している。PPPの2つの一般的なカプセル化方式、すなわちイーサネット(登録商標)上のポイントツーポイントプロトコル(PPPoE)またはATM上のポイントツーポイントプロトコル(PPPoA)が、デジタル加入者線(DSL)のインターネットサービスを用いて同様の役割で使用されている。
非同期転送モード(ATM)は、データトラフィックを小さい固定サイズのセルに符号化する、セルリレー、パケット交換ネットワーク、およびデータリンク層のプロトコルである。ATMは、レイヤ1リンク上で動作するデータリンク層のサービスを提供する。ATMは、レイヤ2を参照すると、フレームとして知られる可変サイズのパケットを使用するインターネットプロトコルまたはイーサネット(登録商標)などのパケット交換ネットワークに基づく他の技術とは異なる。ATMは、コネクション型技術であり、この技術では2つのエンドポイント間で論理コネクションが確立された後に、実際のデータ交換が始まる。
PPPはしばしば、同期および非同期回線による通信用のデータリンク層のプロトコルとして機能するように使用される。このように使用するために、PPPは主として、より古い、非標準のシリアル回線インターネットプロトコル(SLIP)、およびX.25プロトコルスイートの平衡型リンクアクセスプロトコル(LAPB)など、電話会社によって認可された標準に取って代わってきた。PPPは、インターネットプロトコル(IP)など、多くのネットワーク層のプロトコルと共に動作するように設計された。
PPP通信に使用されるルータにおける障害検出への1つの手法が、APSである。ルータにAPS保護を備えた分散型ルーティングシステムでは、PPPの拡張が、マルチリンクPPP(MLPPPまたはML−PPP)である。MLPPPは、帯域幅をオンデマンドで提供するために、必要に応じて2つのシステム間で複数のリンクを接続することができる帯域幅オンデマンド(bandwidth−on−demand)プロトコルである。この技法はしばしば、ボンディングまたはリンクアグリゲーションと呼ばれる。
例えば、ISDNの2つの64Kbit/秒のBチャネルは、単一の128Kbit/秒のデータチャネルを形成するために合成されることが可能である。別の例は、一日のうちのピーク時により大きな帯域幅を提供するために、1つまたは複数のダイアルアップ非同期チャネルを専用同期回線と結び付けることである。
APSルータを使用する多くのPPPおよびML−PPP通信システムは、APSの切換えの間、一時的なデータ損失を被る。このデータ損失は、望ましくない。したがって、APSの切換えの間APSルータを使用するPPP/ML−PPP通信システムのデータ損失を最小限にするメカニズムおよび方法の必要性がある。
本発明の前述の目的および利点は、様々な例示的実施形態によって達成可能である目的および利点を説明するものであって、実現されることが可能であると考えられる利点を網羅するまたは限定するものではない。ゆえに、様々な例示的実施形態のこれらの目的および利点ならびに他の目的および利点は、本明細書で具体化されて、または当業者には理解可能である変形物を考慮して変更されて、本明細書の記載から明らかとなり、あるいは様々な例示的実施形態を実行することから習得可能である。したがって、本発明は、様々な例示的実施形態で本明細書に示して説明する新規の方法、配列、組合せ、および改善にある。
マルチシャーシMLPPPは、MLPPPの広義のカテゴリの中の特定のカテゴリである。マルチシャーシAPS保護ルータによる回復力のあるPPP/ML−PPPサービスの必要性の観点から、様々な例示的実施形態の概要を提示する。次の概要では、いくらか簡略化および省略を行う場合があるが、これは様々な例示的実施形態のいくつかの態様を強調して伝えることを意図するものであり、その範囲を限定することを意図するものではない。当業者が本発明の概念を構築して利用することを可能にするために適切な好ましい例示的実施形態についての詳細な説明を、後の項で行う。
マルチシャーシAPSの切換えは、一般に予備ルータのAPS保護ポートをアクティブにさせる。様々な例示的実施形態では、マルチシャーシAPSの切換え後に、新しくアクティブになったルータの中のAPSポート上のPPP/MLPPPリンクまたはバンドルは、一般にすべてのPPP/MLPPPプロトコルをそのピアと再ネゴシエートする必要がある。この結果しばしば、APSの切換えの間がかなりの時間となり、このときデータの転送は中断される。データの転送におけるこの中断は、ここではデータ障害(outage)と呼ばれる。
様々な例示的実施形態では、何百ものPPP/MLPPPリンクまたはバンドルが、APS保護ポート上で作動している。このような実施形態では、マルチシャーシAPSの切換えの間に発生するデータ障害は、PPP/MLPPPリンクまたはバンドルに依存するエンドアプリケーションの1つまたは複数を切断するまたは終了させるような長さになることが多い。また、APSシャーシまたはルータの再起動の間に、何千ものPPP/MLPPPリンクまたはバンドルが、新しいルータまたはシャーシへ切り換えられることになる。例えば、電話の呼に関するアプリケーションでは、ルータの再起動の間を含む、APSの切換えは、著しい数の接続された電話の呼の損失をもたらす可能性がある。様々な例示的実施形態は、APSの切換えの間のマルチシャーシAPS保護PPP/MLPPPリンクまたはバンドル上のこのような過度のデータ障害を克服することができる。
様々な例示的実施形態では、アクティブルータからのリンクまたはバンドルのPPP/MLPPPの状態が、予備ルータに同期される。したがって、様々な例示的実施形態は、マルチシャーシAPSの切換え時にPPP/MLPPPプロトコルを再ネゴシエートする必要性がなくなる。この結果、マルチシャーシAPSの切換えの間のデータ障害の長さまたは重大性が、呼応して緩和されることになる。様々な例示的実施形態では、以下にさらに詳細に説明するように、マルチシャーシAPSの切換えの間のデータ障害を緩和する程度はかなり大きいものである。
様々な例示的実施形態は、挿入−分岐多重化装置(add−drop multiplexer)と、作動シャーシと、挿入−分岐多重化装置と作動シャーシの間の通信の複数の作動回線と、保護シャーシと、挿入−分岐多重化装置と保護シャーシの間の通信の複数の保護回線と、作動シャーシと保護シャーシの間のマルチシャーシAPS制御リンクとを含む、マルチシャーシAPS保護ルータによる回復力のある通信サービスのためのシステムであり、状態情報を有する作動シャーシの中の複数のアクティブエンティティがその状態情報を、マルチシャーシAPSを経由して保護シャーシの中の並列の非アクティブエンティティに送信し、前記アクティブエンティティのいくつかに状態変化があると、前記アクティブエンティティの前記のいくつかが、変更された状態情報を、前記マルチシャーシAPS制御リンクを介して前記非アクティブエンティティの並列のいくつかに送信し、ダウンであった前記非アクティブエンティティのいくつかがダウン後にアップに戻るとき、ダウンであった前記非アクティブエンティティの前記いくつかが、前記マルチシャーシAPS制御リンクを介して前記アクティブエンティティに現在の状態情報を要求する。様々な例示的実施形態における作動シャーシおよび保護シャーシのそれぞれの役割について、本明細書でさらに説明する。
様々な例示的実施形態は、状態情報を有する作動シャーシの中のすべてのアクティブエンティティが、その状態情報を、作動シャーシと保護シャーシの間で進むマルチシャーシAPS制御リンクを介して保護シャーシの中の並列の非アクティブエンティティに送信することと、前記アクティブエンティティのうちのいくつかが、前記アクティブエンティティのうちの前記いくつかの状態が変わると、前記作動シャーシから前記保護シャーシへ、前記マルチシャーシAPS制御リンクを介して変更された状態情報を送信することと、前記非アクティブエンティティのいくつかが、ダウンの後にアップに戻るとき、前記非アクティブエンティティの前記いくつかが、前記すべてのアクティブエンティティに前記マルチシャーシAPS制御リンクを介して現在の状態情報を要求することとを含む、マルチシャーシAPS保護ルータによる回復力のある通信サービスのための方法である。
様々な例示的実施形態は、作動シャーシの中の複数のアクティブエンティティから保護シャーシの中の複数の並列の非アクティブエンティティへ、前記作動シャーシと前記保護シャーシの間を通るマルチシャーシAPS制御リンクを経由して1つまたは複数のシーケンス番号を有する1つまたは複数のパケットを送信することと、前記1つまたは複数のシーケンス番号を有する前記1つまたは複数のパケットを、前記保護シャーシの中の複数の並列の非アクティブエンティティで受信することと、前記1つまたは複数のシーケンス番号を有する1つまたは複数の肯定応答を、前記保護シャーシの中の前記複数の並列の非アクティブエンティティから前記作動シャーシの中の前記アクティブエンティティへ、前記マルチシャーシAPS制御リンクを介して送信することと、前記1つまたは複数のシーケンス番号を有する前記1つまたは複数の肯定応答を、前記作動シャーシの中の前記アクティブエンティティで受信することとを含む、マルチシャーシAPS保護ルータによる回復力のある通信サービスのための通信方法である。
様々な例示的実施形態をよりよく理解するために、添付の図面を参照する。
マルチシャーシAPS保護ルータによる回復力のあるPPP/ML−PPPサービスの第1の例示的実施形態の概略図である。 マルチシャーシAPS保護ルータによる回復力のあるPPP/ML−PPPサービスの第2の例示的実施形態の概略図である。 マルチシャーシAPS保護ルータによる回復力のあるPPP/ML−PPPサービスのための方法の例示的実施形態のフローチャートである。 マルチシャーシAPS保護ルータによる回復力のあるPPP/ML−PPPサービスにおいて状態情報を送信するための方法の例示的実施形態のフローチャートである。
ここで、同様の参照符号が同様の構成要素またはステップを指す図面を参照すると、様々な例示的実施形態の大まかな態様が開示されている。
図1は、マルチシャーシAPS保護ルータによる回復力のあるPPP/ML−PPPサービスのためのシステム100の第1の例示的実施形態の概略図である。システム100は、1つのAPSグループを含んでいる例である。システム100では、単一の作動回線(WL)120が、挿入−分岐多重化装置(ADM)115を作動シャーシ135と接続する。同様に、単一の保護回線(PL)125が、ADM115を保護シャーシ145と接続する。様々な例示的実施形態では、作動シャーシ135および保護シャーシ145は、7710モデルおよび7750モデルから選択される。
したがって、APSグループ130は、作動回路と、保護回路とを含んでいる。様々な例示的実施形態では、作動回路は、同期光ネットワーク(SONET)/同期デジタルハイアラーキ(SDH)の物理ポートである。
作動およびアクティブという用語は、本明細書では、通常の動作条件下で置き換えられて使用される。同様に、保護および非アクティブという用語は、本明細書では置き換えられて使用される。さらに、この2つに対して本明細書でそれぞれ記載する役割は、戻さないモードでの切り換え時には逆であることは明らかである。また、戻すモードでは、この2つに対して本明細書でそれぞれ記載する役割は、作動回路が再び利用可能になるとすぐに再び逆になる。
様々な例示的実施形態では、作動回路と保護回路とを含むAPSグループ130は、SONET/SDH回線終端機器(LTE)/シャーシの中に構成される。したがって、システム100は、作動シャーシ135と、保護シャーシ145とを含んでいる。この配列は、本明細書ではワンプラスワン(1+1)配列と呼ばれることがある。システム100では、DS1 105が、PPP/MLPPP終端ノードまたはエンドポイント1を表している。DS1 105は、例えばDS1のようなリンク、またはバンドル110を経由して、ADM115に接続されている。
システム100では、マルチシャーシ(MC)APSの1+1の特徴により、保護回路および作動回路が、2つの異なるシャーシまたはルータの中で構成されることが可能になる。やはりこれは、別個の作動シャーシ135および保護シャーシ145を経由して示されている。
マルチシャーシ/ルータAPSシグナリングは、システム100では、作動シャーシ135と保護シャーシ145の間でMC−APS制御リンク140を経由して実現される。MC−APS制御リンク140は、通常、作動シャーシ135と保護シャーシ145の間を直接に通る制御リンクである。様々な例示的実施形態では、APS制御リンク140は、間接的に作動シャーシ135と保護シャーシ145の間を通ることは明らかである。しかしながら、MC−APS制御リンク140は、ADM115を経由して作動シャーシ135と保護シャーシ145の間を通らない。したがって、様々な例示的実施形態では、MC−APS制御リンク140は、IP接続である。
前述に基づくと、システム100のMC−APSの特徴150は、前記のリンクおよび回線の障害に加えて、ノードの障害またはルータの障害から守る。したがって、一方の物理リンクまたは回路における信号の障害または劣化の場合は、もう一方の回線が直ちに引き継ぐことができる。
様々な例示的実施形態では、作動シャーシ135は、PPP/MLPPPエンドポイント2を表し、保護シャーシ145もまた、同じPPP/MLPPPエンドポイント2を表す。さらに、本明細書で、DS1ボックス105の中のPPPエンドポイント1ならびに作動シャーシ135および保護シャーシ145の中のPPP/MLPPPエンドポイント2に言及することは、様々な例示的実施形態において、PPP/MLPPPエンドポイントへの言及でもあると理解されるべきであることに注意されたい。
様々な例示的実施形態では、何百ものPPP/MLPPPリンクまたはバンドルが、単一APSグループ130によって動作している。さらに、様々な例示的実施形態では、作動シャーシ135と保護シャーシ145の間に複数のAPSグループが構成されている。様々な例示的実施形態では、PPP/MLPPPプロトコルは、リンク制御プロトコル(LCP)、インターネットプロトコル制御プロトコル(IPCP)、ブリッジ制御プロトコル(BCP)などである。
図2は、マルチシャーシAPS保護ルータによる回復力のあるPPP/ML−PPPサービスのためのシステム200の第2の例示的実施形態の概略図である。システム200の中のADM115、APSグループ130、作動シャーシ135、MC−APS制御リンク140、保護シャーシ145、およびMC−APS150は、本質的に、システム100と関連して説明したものと同じものである。したがって、これらの構成要素に言及するとき、システム100とシステム200の間で共通の参照符号が使用される。
システム200は、複数の作動回線WL−1からWL−nを含んでいる。同様に、システム200は、複数の保護回線PL−1からPL−nを含んでいる。したがって、nは、1より大きい整数変数を表していることを理解されたい。保護回線PL−1からPL−nは、システム100の保護回線125として、ADM115と保護シャーシ145の間で進む。同様に、作動回線WL−1からWL−nは、システム100の中の作動回線120として、ADM115から作動シャーシ135へ進む。
各作動回線WL−1からWL−n、および各保護回線PL−1からPL−nが、ポートに対応する。したがって、SONET/SDHでは一般に1つのチャネル化されたポートにおよそ512のPPP/MLPPPエンティティがあるので、各作動回線WL−1からWL−nおよび各保護回線PL−1からPL−nは、約512のPPPエンティティに相当する。他の数のPPP/MLPPPエンティティを有する他の実施形態があることを理解されたい。
システム200では、一方のシャーシまたはルータからのアクティブAPS回路によるリンクまたはバンドルのPPPプロトコルの状態は、もう一方のシャーシまたはルータの中の非アクティブAPS回路による関連するリンクまたはバンドルのPPPプロトコルの状態と同期される。様々な例示的実施形態では、PPP状態情報は、独自のプロトコルを使用してMC−APS制御リンク140を通じて送信される。したがって、様々な例示的実施形態は確実に、一方のルータからもう一方のルータへの状態情報の信頼性の高い伝送を行う。
様々な例示的実施形態では、1つのルータ上の非アクティブPPP/MLPPPエンティティが、もう一方のルータの対応するアクティブエンティティから現在のPPP/MLPPP状態情報を取得するために、もう一方のルータのアクティブエンティティに要求を送信する。これについては、図3および図4と関連して、以下にさらに詳細に説明する。
MC−APSの切換え後に、同期されたデータのPPP/MLPPPプロトコルの状態が、「オープン」状態を示し、新しくアクティブになった物理リンクまたはバンドルが動作可能にアップである場合、新しくアクティブになったPPPエンティティは、同期されたデータに基づいてその有限状態機械(FSM)を実行する。したがって、様々な例示的実施形態では、MC−APSの切換えに続いて新しくアクティブになった物理リンクまたはバンドルが、そのピアと再ネゴシエートすることなく動作状態に達することができる。ゆえに、様々な例示的実施形態では、APSの切換え後に、ピアとの再ネゴシエーションが必要である実施形態よりもはるかに速く、サービスが復旧される。
通常は、およそ512のPPP/MLPPPエンティティが各ポートに含まれているSONET/SDHの中の各ポートを再ネゴシエートするのに約15秒かかる。したがって、8つのSONET/SDHポートを含んでいるアプリケーションでは、アプリケーション全体を再ネゴシエートするのに約2分かかる。これは、ルータの8つのポートすべてが含まれるルータ障害と関連して同時に複数のポート障害があるときに発生する。
これに比べて、例示的システム200は、APSの切換えに続いてわずか8秒で、8つのポートのルータが完全な動作状態に達することができる。これは、PPP/MLPPPエンティティあたり2.5ミリ秒未満に相当する。2分に対して8秒で、APSの切換え後の動作状態に達するという動作上の利点が重要であることは明らかである。これについては、以下にさらに詳細に説明する。
図3は、マルチシャーシAPS保護ルータによる回復力のあるPPP/MLPPPサービスのための方法300の例示的実施形態のフローチャートである。方法300は、ステップ302から始まり、ステップ304へと続く。ステップ304は、システム100およびシステム200のようなシステムのシステムセットアップ手順として使用される。ステップ304では、すべてのアクティブエンティティが、その並列保護エンティティに状態情報を送信する。この通信、および本明細書に記載する他のすべての通信は、作動シャーシ135と保護シャーシ145の間でMC−APS制御リンク140を経由してシステム100およびシステム200において行われる。
本明細書における例示的方法300の説明では、順次的な表現を使用するが、様々な例示的実施形態では異なる順序に従うことを理解されたい。例示的方法300の中の様々なステップは、いくつかの実施形態では、例示的方法300の他のステップを除外して行われることも理解されたい。例えば、様々な例示的実施形態では、ステップ306および308は行われるが、ステップ310、312、314は行われない。同様に、様々な例示的実施形態では、ステップ310および312は行われるが、ステップ306、308、314は行われない。同様に、様々な例示的実施形態では、ステップ314が行われて、ステップ304に戻るが、ステップ306、308、310、312は省略される。したがって、次の順次的な説明は、例示的方法300に示される様々なステップの多数の可能な順序のうちの単なる1つの可能な順序を記載すると理解されるべきである。
さらに、様々な例示的実施形態では、例示的方法300のステップのすべてまたは例示的方法300のステップのサブセットが、例示的方法300に示した順とは異なる順序の順で行われる。例えば、このステップのすべてが存在する別の例示的実施形態では、最初にステップ314が行われ、次にステップ310および312が行われ、最後にステップ306および308が行われる。
方法300は、ステップ304に続いてステップ306へ進む。ステップ306では、アクティブエンティティ上でPPP/MLPPP状態情報のいずれかに変更があったかどうか、分析が行われる。アクティブエンティティ上のPPP/MLPPP状態情報に変更がなかった場合、方法300はステップ310に進む。アクティブエンティティ上のPPP/MLPPP状態情報に変更があった場合、方法300はステップ308に進む。
ステップ308では、アクティブエンティティは、事前に対応して変更された状態情報を非アクティブエンティティへ送信する。したがって、非アクティブエンティティに保持されるPPP/MLPPP状態情報は、アクティブエンティティ上のPPP/MLPPP状態情報の変更に直接反応して、最新に維持される。したがって、非アクティブエンティティ上の最新の状態情報を実現するために必要な通信は、APSグループ130を離れる必要がない。ゆえに、このような通信は、ADM115へ伝わらない。逆に、このような通信は、直接的にまたは間接的に、MC−APSグループ130内でMC−APS制御リンク140を介して、作動シャーシ135と保護シャーシ145との間で伝わる。
方法300は、ステップ308に続いてステップ310へ進む。ステップ310では、非アクティブエンティティがダウンであるかどうかの評価が行われる。ステップ310においてダウンである非アクティブエンティティはない、言い換えれば、すべてのアクティブエンティティがアップであるという判断が行われるとき、方法300は、ステップ314へ進む。逆に、ステップ310において、非アクティブエンティティがダウンであるという判断が行われるとき、方法300は、ステップ312へ進む。
ステップ312では、ダウンした非アクティブエンティティがアップに戻った後、その非アクティブエンティティは、アクティブエンティティに現在の状態情報を要求する。方法300は、ステップ312続いてステップ304に戻る。
方法300がステップ314に至るいかなるときでも、制御リンクがダウンしたかどうかの判断が行われる。制御リンクがダウンした場合、その影響に対する判断が行われ、方法300はステップ315へ進む。ステップ315では、ダウンであった制御リンクがアップに戻った後、その影響に対する判断が行われる。その後、制御リングが続いてアップに戻った後、方法300は再びステップ304に戻り、最初のセットアップ手順が繰り返される。制御リンクがダウン中に、あるとすればアクティブエンティティのうちのどれが状態の変化を受けたかはわからないので、これは本質的にスタートアップ手順に相当する。したがって、制御リンクがダウンしたとき、すべてのアクティブエンティティが、その状態情報を非アクティブエンティティへ送信する。
結局、方法300は、ステップ314に到達し、ダウンした制御リンクはないという判断が行われる。ステップ314においてダウンしたリンクがないという判断が行われるとき、方法300はステップ316へ進み、方法300は停止する。
前述によれば、同期されたデータの関連するPPP/MLPPPプロトコルの状態情報が、オープン以外の状態を示すとき、新しくアクティブになったPPP/MLPPPエンティティは、PPP/MLPPPプロトコルの再ネゴシエートを開始する。このように、MC−APSの切換え前に、PPP/MLPPPがアップではなかった場合、またPPP/MLPPP状態情報が十分に同期されなかった場合でも、トラフィックは復旧される。
言い換えれば、方法300によれば、作動シャーシ135と保護シャーシ145の間の同期されたデータのすべてが、MC−APS制御リンク140を経由してアップである場合、作動シャーシ135と保護シャーシ145の間でPPP/MLPPPプロトコルの状態情報を再ネゴシエートする必要がない。そうでない場合は、作動シャーシ135と保護シャーシ145の間で情報を直接に同期するためのMC−APS制御リンク140を含んでいない他のシステムにおいてと同様に、PPP/MLPPP状態情報は、作動シャーシ135と保護シャーシ145の間で再ネゴシエートされる。
異なる言い方をすれば、システム100、システム200、および方法300は、新たな問題を作り出さない。これは、システム100、システム200、および方法300の利点および利益が利用できないときは必ず、システム100、システム200および方法300は、デフォルトであまり望ましくない手法になり、PPP/MLPPPプロトコルの状態情報が、保護シャーシ145と作動シャーシ135の間で、MC−APS制御リンク140を経由した直接的な通信の利益がない状態で全面的にネゴシエートされるからである。
本明細書で使用する、オープン状態とは、PPP/ML−PPP(例えばLCP)をアップにする一環として、レイヤが成功裏にネゴシエートするとき、レイヤの特定パラメータが「オープン」または「アップ」である状況を指すと理解されたい。ダウン状態は、その逆を表す。
図4は、マルチシャーシAPS保護ルータによる回復力のあるPPP/ML−PPPサービスにおいて状態情報を送信するための方法400の例示的実施形態のフローチャートである。この方法400は、ステップ405から始まり、ステップ410へと続く。
ステップ410では、少なくとも1つのパケットが、シーケンス番号と共に送信される。様々な例示的実施形態では、メッセージが合わせて束ねられることは、明らかである。このような実施形態では、より小さいCPUが使用される。したがって、メッセージを合わせて束ねることにより、CPUリソースの最適化を実現する。したがって、本明細書において、方法400の様々なステップへ単数形または複数形で言及することは、代替的には、複数にも単数にも言及すると理解されるべきである。またこれは、パケットが個々に、または一括して送信される様々な例示的実施形態への言及であると理解されるべきである。
方法400は、ステップ410に続いてステップ415へ進む。ステップ415では、ステップ410で送信されたパケットが、そのシーケンス番号と共に受信される。
方法400は、ステップ415に続いてステップ420へ進む。ステップ420では、やはり対応するシーケンス番号と共に、パケットが受信されたという肯定応答が送信される。様々な例示的実施形態では、ステップ420で送信された肯定応答を受信するための間隔が設定される。したがって、様々な例示的実施形態では、ステップ410、415、420は、あらかじめ設定された間隔が終了するまで、順次および/または並行して、繰り返して実行される。
いくつかの実施形態ではあらかじめ決められた間隔の終了を含む、ステップ420に続いて、方法400はステップ425へ進む。ステップ425では、シーケンス番号を含む肯定応答が受信されたかどうかの分析が行われる。対応するシーケンス番号を有する肯定応答が受信されていない場合、方法400はステップ410へ戻り、最初の送信が繰り返される。
反対に、肯定応答が対応するシーケンス番号と共に成功裏に受信されるとき、方法400は、ステップ425からステップ430へ進む。ステップ430では、送信される必要があるさらなるパケットがあるかどうかの分析が行われる。ステップ430において、少なくとも1つのさらなるパケットが送信される必要があると判断されるとき、方法400は、ステップ410へ戻り、方法400の諸ステップが繰り返される。ステップ430において、さらなるパケットが送信される必要はないと判断されるとき、方法400は、ステップ435へ進み、方法400は停止する。
前述によれば、状態情報、肯定応答、メッセージ要求、および方法300および方法400と関連して説明したすべての他の通信は、作動シャーシ135と保護シャーシ145との間でMC−APS制御リンク140を経由して行われる。したがって、様々な例示的実施形態は、MC−APSの切換え後にサービスの迅速な復旧を実現する。同様に、様々な例示的実施形態は、MC−APSの切換えの間のデータ障害を減少させる。
MC−APS150は、単一シャーシAPS(SC−APS)上の冗長性を増大させる。さらにこれは、MC−APS保護ポートおよび回線上に時間的制約のあるアプリケーションを配置できるようにする。様々な例示的実施形態は、(ML)PPPプロトコル全体を再ネゴシエートすることなく、前述の利点を達成する。
本明細書に記載した対象物の様々な実行は、ポートがおよそ500のエンティティを有する、ポートあたり最大1.5秒で、またはそれ以下の回復時間を実現した。一般に、本明細書に記載する様々な例示的実施形態は、ポートあたり約1秒でAPSの切換えから回復する。したがって、様々な例示的実施形態は、およそ4000のPPP/MLPPPエンティティを含んでいる8つのAPSポートを有するルータの障害から、わずか8から12秒で回復する。
様々な例示的実施形態をその一定の例示的態様を特に参照して詳細に説明したが、本発明は他の異なる実施形態が可能であり、本発明の詳細は様々な明らかな点で変更可能であることを理解されたい。当業者には容易に理解されるように、本発明の趣旨および範囲内にありながら、変形形態および変更形態が考えられる。したがって、前記の開示、説明、および図は単に例示の目的のためであって、本発明を決して限定するものではなく、本発明は特許請求の範囲によってのみ定められる。

Claims (27)

  1. マルチシャーシ自動保護スイッチング(APS)保護ルータによる回復力のある通信サービスのためのシステムであって、
    挿入−分岐多重化装置と、
    作動シャーシと、
    挿入−分岐多重化装置と作動シャーシの間の通信の複数の作動回線と、
    保護シャーシと、
    挿入−分岐多重化装置と保護シャーシの間の通信の複数の保護回線と、
    作動シャーシと保護シャーシの間のマルチシャーシAPS制御リンクと
    を含み、
    作動シャーシの中のアクティブエンティティが、その状態情報を、マルチシャーシAPS制御リンクを経由して保護シャーシの中の並列の非アクティブエンティティに送信し、
    前記アクティブエンティティに状態変化があると、前記アクティブエンティティが、変更された状態情報を、前記マルチシャーシAPS制御リンクを介して並列の非アクティブエンティティに送信し、
    ダウンであった前記並列の非アクティブエンティティが、ダウン後にアップに戻るとき、ダウンであった前記非アクティブエンティティが、前記マルチシャーシAPS制御リンクを介して前記アクティブエンティティに現在の状態情報を要求し、作動シャーシの中のアクティブエンティティに対するポイントツーポイントプロトコル(PPP)の状態が、保護シャーシの中の並列の非アクティブエンティティに対するPPP状態と同期される、システム。
  2. 前記複数の作動回線および前記複数の保護回線が、マルチリンクPPPの下で動作する、請求項1に記載のマルチシャーシAPS保護ルータによる回復力のある通信サービスのためのシステム。
  3. 前記複数のアクティブエンティティおよび前記並列の非アクティブエンティティが、PPPエンティティであり、前記複数のアクティブエンティティの数が少なくとも500であり、前記作動シャーシおよび前記保護シャーシがポートを有し、APSの切換え中のデータ障害が、ポートあたり1.5秒未満続く、請求項1に記載のマルチシャーシAPS保護ルータによる回復力のある通信サービスのためのシステム。
  4. 前記APSの切換え中の前記データ障害が、ポートあたり1.2秒未満続く、請求項3に記載のマルチシャーシAPS保護ルータによる回復力のある通信サービスのためのシステム。
  5. 前記作動シャーシおよび前記保護シャーシが、同期光ネットワーキング(Synchronous Optical NETworking)/同期デジタルハイアラーキ(Synchronous Digital Hierarchy(SONET/SDH))のの物理ポートである、請求項1に記載のマルチシャーシAPS保護ルータによる回復力のある通信サービスのためのシステム。
  6. 前記作動シャーシおよび前記保護シャーシが、SONET/SDH回線終端機器の中に構成された、請求項1に記載のマルチシャーシAPS保護ルータによる回復力のある通信サービスのためのシステム。
  7. 前記作動シャーシおよび前記保護シャーシが、並列のPPP通信エンドポイントを含む、請求項1に記載のマルチシャーシAPS保護ルータによる回復力のある通信サービスのためのシステム。
  8. 前記マルチシャーシAPS制御リンクが、インターネットプロトコル(IP)の接続である、請求項1に記載のマルチシャーシAPS保護ルータによる回復力のある通信サービスのためのシステム。
  9. APSの切換え中のデータ障害が、PPPエンティティあたり2.5ミリ秒未満続く、請求項1に記載のマルチシャーシAPS保護ルータによる回復力のある通信サービスのためのシステム。
  10. 前記マルチシャーシAPS制御リンクが、独自のプロトコルによって通信を送信する、請求項1に記載のマルチシャーシAPS保護ルータによる回復力のある通信サービスのためのシステム。
  11. 前記作動シャーシおよび前記保護シャーシが、それぞれ8ポートのルータを含み、それぞれ8ポートのルータが、10秒未満のうちに8つのすべてのポートを含む、APSの切換えに続く完全な動作状態を実現する、請求項1に記載のマルチシャーシAPS保護ルータによる回復力のある通信サービスのためのシステム。
  12. 作動シャーシの中の各作動回線および保護シャーシの中の各保護回線がポートに対応する、請求項1に記載のシステム。
  13. マルチシャーシ自動保護スイッチング(APS)保護ルータによる回復力のある通信サービスのための方法であって、
    状態情報を有する作動シャーシの中のすべてのアクティブエンティティが、その状態情報を、作動シャーシと保護シャーシの間で進むマルチシャーシAPS制御リンクを介して保護シャーシの中の並列の非アクティブエンティティに送信することと、
    アクティブエンティティの状態変化があると、前記アクティブエンティティが、前記作動シャーシから前記保護シャーシへ、前記マルチシャーシAPS制御リンクを介して変更された状態情報を送信することと、
    非アクティブエンティティがダウン後にアップに戻ると、前記非アクティブエンティティが、前記すべてのアクティブエンティティに前記マルチシャーシAPS制御リンクを介して現在の状態情報を要求することとを含み、作動シャーシの中のアクティブエンティティに対するポイントツーポイントプロトコル(PPP)の状態が、保護シャーシの中の並列の非アクティブエンティティに対するPPPの状態と同期される、
    方法。
  14. 前記状態情報が、マルチリンクPPPによる通信の状態情報である、請求項13に記載のマルチシャーシAPS保護ルータによる回復力のある通信サービスのための方法。
  15. 前記作動シャーシおよび前記保護シャーシがポートを有し、APSの切換え中のデータ障害が、ポートあたり1.5秒未満続く、請求項13に記載のマルチシャーシAPS保護ルータによる回復力のある通信サービスのための方法。
  16. 前記APSの切換え中の前記データ障害が、ポートあたり1.2秒未満続く、請求項15に記載のマルチシャーシAPS保護ルータによる回復力のある通信サービスのための方法。
  17. 前記作動シャーシおよび前記保護シャーシが、SONET/SDHの物理ポートである、請求項13に記載のマルチシャーシAPS保護ルータによる回復力のある通信サービスのための方法。
  18. 前記作動シャーシおよび前記保護シャーシが、SONET/SDH回線終端機器の中に構成された、請求項13に記載のマルチシャーシAPS保護ルータによる回復力のある通信サービスのための方法。
  19. 前記作動シャーシおよび前記保護シャーシが、並列のPPP通信エンドポイントを含む、請求項13に記載のマルチシャーシAPS保護ルータによる回復力のある通信サービスのための方法。
  20. 前記マルチシャーシAPS制御リンクが、IP接続である、請求項13に記載のマルチシャーシAPS保護ルータによる回復力のある通信サービスのための方法。
  21. 前記アクティブエンティティおよび前記非アクティブエンティティが、PPPエンティティであり、APSの切換え中のデータ障害が、PPPエンティティあたり2.5ミリ秒未満続く、請求項13に記載のマルチシャーシAPS保護ルータによる回復力のある通信サービスのための方法。
  22. 前記マルチシャーシAPS制御リンクが、独自のプロトコルによって通信を送信する、請求項13に記載のマルチシャーシAPS保護ルータによる回復力のある通信サービスのための方法。
  23. 前記作動シャーシおよび前記保護シャーシが、それぞれ8ポートのルータを含み、各8ポートのルータが、10秒未満のうちにAPSの切換えに続いて完全な動作状態を実現する、請求項13に記載のマルチシャーシAPS保護ルータによる回復力のある通信サービスのための方法。
  24. マルチシャーシ自動保護スイッチング(APS)保護ルータによる回復力のある通信サービスのための通信方法であって、
    作動シャーシの中の複数のアクティブエンティティから保護シャーシの中の複数の並列の非アクティブエンティティへ、前記作動シャーシと前記保護シャーシの間を通るマルチシャーシAPS制御リンクを経由して1つまたは複数のシーケンス番号を有する1つまたは複数のパケットを送信することと、
    前記1つまたは複数のシーケンス番号を有する前記1つまたは複数のパケットを、前記保護シャーシの中の複数の並列の非アクティブエンティティで受信することと、
    前記1つまたは複数のシーケンス番号を有する1つまたは複数の肯定応答を、前記保護シャーシの中の前記複数の並列の非アクティブエンティティから前記作動シャーシの中の前記アクティブエンティティへ、前記マルチシャーシAPS制御リンクを介して送信することと、
    前記1つまたは複数のシーケンス番号を有する前記1つまたは複数の肯定応答を、前記作動シャーシの中の前記アクティブエンティティにおいて受信することとを含み、ダウンであった前記並列の非アクティブエンティティが、ダウン後にアップに戻るとき、ダウンであった前記非アクティブエンティティが、前記マルチシャーシAPS制御リンクを介して前記アクティブエンティティに現在の状態情報を要求し、作動シャーシの中のアクティブエンティティに対するポイントツーポイントプロトコル(PPP)の状態が、保護シャーシの中の並列の非アクティブエンティティに対するPPPの状態と同期される、
    通信方法。
  25. 作動シャーシの中の各作動回線および保護シャーシの中の各保護回線がポートに対応する、請求項24に記載の方法。
  26. マルチシャーシ自動保護スイッチング(APS)保護ルータによる回復力のある通信サービスのための方法であって、
    状態情報を有する作動シャーシの中のすべてのアクティブエンティティが、その状態情報を、作動シャーシと保護シャーシを接続するマルチシャーシAPS制御リンクを介して保護シャーシの中の並列の非アクティブエンティティに送信することと、
    制御リンクがダウンであると判断することと、
    ダウンであった制御リンクが、アップに戻ったと判断することと、
    作動シャーシの中のすべてのアクティブエンティティが、マルチシャーシAPS制御リンクを介して保護シャーシの中の並列の非アクティブエンティティに状態情報を再び送信することとを含み、作動シャーシの中のアクティブエンティティに対するポイントツーポイントプロトコル(PPP)の状態が、保護シャーシの中の並列の非アクティブエンティティに対するPPPの状態と同期される、
    方法。
  27. 作動シャーシの中の各作動回線および保護シャーシの中の各保護回線がポートに対応する、請求項26に記載の方法。
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