JP5356345B2 - ガスタービンのシュラウド構造 - Google Patents

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Description

本発明は、ガスタービンのタービン部の外側シュラウドと内側シュラウドを備えたガスタービンのシュラウド構造に関する。
ガスタービンでは、タービンガスパス部分とケーシングの間にケーシングに保持されるシュラウドを挿入して、シュラウド内部にシュラウド冷却用の冷却空気を流すことで、ケーシングを高温となるガスパス部分から遮熱している。
公知例の特開昭61−118506号公報に記載されたガスタービンのシュラウド構造において、シュラウドは、水平方向に2つに分割されてケーシングにそれぞれ取り付けられた分割型の外側シュラウドと、この分割型の外側シュラウドの内周側に保持されてタービンガスパス部に面する内側シュラウドとを備えており、内側シュラウドを冷却する冷却空気は外側シュラウドを通過して内側シュラウドに導かれるように構成している。
そして前記ガスタービンのシュラウド構造では特開昭61−118506号公報の図2に示されたように、前記冷却空気が冷却空気の経路の途中から漏洩することを防止するため、内側シュラウドの側面と、この内側シュラウドの側面に面した前記分割型の各外側シュラウドの側面との間隙に断面М型のシール部材をそれぞれ設置した構造となっている。
特開昭61−118506号公報
ところで、前記特開昭61−118506号公報に記載されたガスタービンのシュラウド構造における分割型の外側シュラウドは複雑な構造となっている。そこで、この複雑な構造の分割型の外側シュラウドを、外側シュラウドの構造を簡素化するために一体型の外側シュラウドに形成することを考えると、分割型の外側シュラウドを単に一体化した外側シュラウドに形成しただけでは、内側シュラウドの側面と外側シュラウドの側面との間隙に断面М型のシール部材を設置することは非常に困難である。
即ち、断面М型のシール部材を設置するためには、前記一体化した外側シュラウドの側面に、断面М型のシール部材をタービンの軸方向となるように内側シュラウドの側面に押し付けた状態でこの内側シュラウドを外側シュラウドに組み込む必要があるので、内側シュラウドの側面と外側シュラウドの側面との間隙に断面М型のシール部材を設置することは非常に困難となる。
本発明の目的は、ガスタービンの一体型の外側シュラウドから内側シュラウドへ冷却空気を導入する際に、冷却空気の経路の途中から冷却空気がリークする冷却空気の漏洩量を低減して内側シュラウドを冷却する冷却空気量の低下を抑制し、内側シュラウドを確実に冷却する信頼性を向上させたガスタービンのシュラウド構造を提供することにある。
本発明のガスタービンのシュラウド構造は、周方向に連続したフック保持溝を内周側に有する一体型の外側シュラウドと、外周側に周方向に連続したフックを有し前記外側シュラウドのフック保持溝にこのフックを挿入して外側シュラウドの内周側に保持される内側シュラウドを備え、前記内側シュラウドは周方向に沿って複数個に分割されて構成され、これらの分割された複数個の内側シュラウドの全てを前記外側シュラウドのフック保持溝に保持させることによってリング状の内側シュラウドを形成するガスタービンのシュラウド構造において、前記内側シュラウドに設けたフックの外周側に内側シールプレート溝を設け、前記内側シールプレート溝に挿入するシールプレートを設け、外側シュラウドのフック保持溝と内側シュラウドのフックとの間の隙間に前記シールプレートの一部が突出するように設置したことを特徴とする。
また本発明のガスタービンのシュラウド構造は、周方向に連続したフック保持溝を内周側に有し内部に冷却空気が導入される一体型の外側シュラウドと、外周側に周方向に連続したフックを有し前記外側シュラウドのフック保持溝にこのフックを挿入して外側シュラウドの内周側に保持され、内部に外側シュラウドを通過した冷却空気が導入される内周側がガスパス面に面する内側シュラウドを備え、前記内側シュラウドは周方向に沿って複数個に分割されて構成され、これらの分割された複数個の内側シュラウドの全てを前記外側シュラウドのフック保持溝に保持させることによってリング状の内側シュラウドを形成するガスタービンのシュラウド構造において、前記内側シュラウドに設けたフック外周側に内側シールプレート溝を設け、前記内側シールプレート溝に挿入するシールプレートを設け、外側シュラウドのフック保持溝と内側シュラウドのフックとの間の隙間に前記シールプレートの一部が突出するように設置したことを特徴とする。
また本発明のガスタービンのシュラウド構造は、周方向に連続したフック保持溝を内周側に有する一体型の外側シュラウドと、外周側に周方向に連続したフックを有し前記外側シュラウドのフック保持溝にこのフックを挿入して外側シュラウドの内周側に保持される内側シュラウドを備え、前記内側シュラウドは周方向に複数個に分割されており、それら複数個の内側シュラウドの全てを前記フック保持溝に保持させることで、内側シュラウド全体としてリング状の形状となるガスタービンのシュラウド構造において、前記内側シュラウドに設けたフックの外周側に内側シールプレート溝を設け、この内側シュラウドのフックの外周側に設けた内側シールプレート溝と対抗する前記外側シュラウドの内周側の位置に外側シールプレート溝を設け、前記内側シュラウドに設けた内側シールプレート溝と前記外側シュラウドに設けた外側シールプレート溝との両方に挿入するシールプレートを設け、外側シュラウドの内周面と内側シュラウドのフックの外周面との間に形成される隙間を流れる冷却空気のリーク流れを抑制するように構成したことを特徴とする。
また本発明のガスタービンのシュラウド構造は、周方向に連続したフック保持溝を内周側に有し内部に冷却空気が導入される一体型の外側シュラウドと、外周側に周方向に連続したフックを有し前記外側シュラウドのフック保持溝にこのフックを挿入して外側シュラウドの内周側に保持され、内部に外側シュラウドを通過した冷却空気が導入される内周側がガスパス面に面する内側シュラウドを備え、前記内側シュラウドは周方向に沿って複数個に分割されて構成され、これらの分割された複数個の内側シュラウドの全てを前記外側シュラウドのフック保持溝に保持させることによってリング状の内側シュラウドを形成するガスタービンのシュラウド構造において、前記内側シュラウドに設けたフック外周側に内側シールプレート溝を設けこの内側シュラウドのフックの外周側に設けた内側シールプレート溝と対抗する前記外側シュラウドの内周側の位置に外側シールプレート溝を設け、前記内側シュラウドに設けた内側シールプレート溝と前記外側シュラウドに設けた外側シールプレート溝との両方に挿入するシールプレートを設け、外側シュラウドの内周面と内側シュラウドのフックの外周面との間に形成される隙間を流れる冷却空気のリーク流れを抑制するように構成したことを特徴とする。
また本発明のガスタービンのシュラウド構造は、周方向に連続したフック保持溝を内周側に有する一体型の外側シュラウドと、外周側に周方向に連続したフックを有し前記外側シュラウドのフック保持溝にこのフックを挿入して外側シュラウドの内周側に保持される内側シュラウドを備え、前記内側シュラウドは周方向に沿って複数個に分割されて構成され、これらの分割された複数個の内側シュラウドの全てを前記外側シュラウドのフック保持溝に保持させることによってリング状の内側シュラウドを形成するガスタービンのシュラウド構造において、前記複数個に分割された各内側シュラウドの端部に隣接する内側シュラウドの端部と面した分割面を設け、前記内側シュラウドの分割面の外周側に該分割面に沿った分割面シールプレート溝を設け、前記分割面シールプレート溝に挿入するシールプレートを設け、外側シュラウドのフック保持溝と内側シュラウドのフックとの間の隙間に前記シールプレートの一部が突出するように設置したことを特徴とする。
また本発明のガスタービンのシュラウド構造は、周方向に連続したフック保持溝を内周側に有し内部に冷却空気が導入される一体型の外側シュラウドと、外周側に周方向に連続したフックを有し前記外側シュラウドのフック保持溝にこのフックを挿入して外側シュラウドの内周側に保持され、内部に外側シュラウドを通過した冷却空気が導入される内周側がガスパス面に面する内側シュラウドを備え、前記内側シュラウドは周方向に沿って複数個に分割されて構成され、これらの分割された複数個の内側シュラウドの全てを前記外側シュラウドのフック保持溝に保持させることによってリング状の内側シュラウドを形成するガスタービンのシュラウド構造において、前記複数個に分割された各内側シュラウドの端部に隣接する内側シュラウドの端部と面した分割面を設け、前記内側シュラウドの分割面の外周側に該分割面に沿った分割面シールプレート溝を設け、前記分割面シールプレート溝に挿入するシールプレートを設け、外側シュラウドのフック保持溝と内側シュラウドのフックとの間の隙間に前記シールプレートの一部が突出するように設置したことを特徴とする。
また本発明のガスタービンのシュラウド構造は、周方向に連続したフック保持溝を内周側に有する一体型の外側シュラウドと、外周側に周方向に連続したフックを有し前記外側シュラウドのフック保持溝にこのフックを挿入して外側シュラウドの内周側に保持される内側シュラウドを備え、前記内側シュラウドは周方向に沿って複数個に分割されて構成され、これらの分割された複数個の内側シュラウドの全てを前記外側シュラウドのフック保持溝に保持させることによってリング状の内側シュラウドを形成するガスタービンのシュラウド構造において、前記内側シュラウドに設けたフックの外周側に内側シールプレート溝を設け、前記内側シールプレート溝に挿入する第1のシールプレートを設け、前記複数個に分割された各内側シュラウドの端部に隣接する内側シュラウドの端部と面した分割面を設け、前記内側シュラウドの分割面の外周側に該分割面に沿った分割面シールプレート溝を設け、前記分割面シールプレート溝に挿入する第2のシールプレートを設け、外側シュラウドのフック保持溝と内側シュラウドのフックとの間の隙間に前記第1のシールプレート及び第2のシールプレートの一部がそれぞれ突出するように設置したことを特徴とする。
本発明によれば、ガスタービンの一体型の外側シュラウドから内側シュラウドへ冷却空気を導入する際に、冷却空気の経路の途中から冷却空気がリークする冷却空気の漏洩量を低減して内側シュラウドを冷却する冷却空気量の低下を抑制し、内側シュラウドを確実に冷却する信頼性を向上させたガスタービンのシュラウド構造が実現できる。
本発明のガスタービンのシュラウド構造が適用されるガスタービンの概略構造図。 本発明の第1実施例であるガスタービンのシュラウド構造を示す部分図。 第1実施例のガスタービンのシュラウド構造における第1段内側シュラウドを示す斜視図。 本発明の第2実施例であるガスタービンのシュラウド構造を示す部分図。 第2実施例のガスタービンのシュラウド構造における第1段内側シュラウドを示す斜視図。 本発明の第3実施例であるガスタービンのシュラウド構造を示す部分図。 本発明の第4実施例であるガスタービンのシュラウド構造における第1段内側シュラウドを示す斜視図。 第4実施例のガスタービンの第1段内側シュラウドのB−B方向部分断面図。 本発明の第5実施例であるガスタービンのシュラウド構造における第1段内側シュラウドを示す斜視図。
本発明の実施例であるガスタービンのシュラウド構造について図面を引用して以下に説明する。
本発明の第1実施例であるガスタービンのシュラウド構造について図1乃至図3を用いて説明する。
図1は本発明の第1実施例であるガスタービンのシュラウド構造が適用されるガスタービンの概略構造図である。図1において、本実施例のガスタービンのシュラウド構造は、ガスタービンのケーシング3の内部に第1段静翼4と、この第1段静翼4の下流側に位置する第1段動翼5とが配置され、これらの下流側に、第2段静翼6と、この第2段静翼6の下流側に位置する第2段動翼7がそれぞれ配置されている。
前記第1段静翼4、第1段動翼5、第2段静翼6及び第2段静翼7が存在するガスタービンのケーシング3の内部の空間をタービンガスパスと呼び、矢印10はタービンガスパス内部をタービン軸方向に流下する作動流体の流れ方向である。
また、第1段動翼5の半径方向外周側となるケーシング3の内周には一体型の第1段外側シュラウド1が設置され、この一体型の第1段外側シュラウド1の内周側には、第1段動翼52に面して第1段内側シュラウド32が設置されている。同様に、第2段動翼7の半径方向外周側となるケーシング3の内周には、第2段シュラウド8が設置されている。
タービンガスパス内部を流れる作動流体は高温となっており、矢印10の上流側ほど温度が高い。第1段外側シュラウド1、第1段内側シュラウド32、第2段シュラウド8は、高温の作動流体からケーシング3を遮熱するために設けられている。
前記一体型の第1段外側シュラウド1及び第1段内側シュラウド32には、ケーシング3の外部から冷却空気9をそれらの内部に導入して、一体型の第1段外側シュラウド1及び第1段内側シュラウドを冷却している。
前記一体型の第1段外側シュラウド1及び第1段内側シュラウド32に導入される冷却空気9には、ガスタービンの圧縮機から抽気した空気を使用する例や、外部に別置の圧縮機を設けてその圧縮空気を使用する例が考えられる。なお、図1では冷却空気9のリークを表す矢印の表示は省略している。
本実施例のガスタービンのシュラウド構造において、高温のタービンガスパスに面する前記第1段内側シュラウド32には高温に耐えることのできる耐熱材を使用し、第1段内側シュラウド32の半径方向外周側に設置されて比較的低温となる前記一体型の第1段外側シュラウド1には、耐熱性に劣る低コスト材を使用することで、高コストとなる耐熱材を使用する領域を第1段内側シュラウド32に限定して、コスト低減を図っている。
図2は、図1に示した第1実施例のガスタービンのシュラウド構造における一体型の第1段外側シュラウド1及び第1段内側シュラウド32の周辺の構造を示す部分拡大図である。また、図3は、図1に示した第1実施例のガスタービンのシュラウド構造における一体型の第1段外側シュラウド1のみを示す斜視図である。
図2に示すように本実施例のガスタービンのシュラウド構造における一体型の第1段外側シュラウド1の内周側の両側面には、周方向に連続した断面がコ状のフック保持溝21がそれぞれ設けられている。
そして一体型の第1段外側シュラウド1に組み込まれる第1段内側シュラウド32の外周側には、第1段外側シュラウド1の内周側に設けた前記各フック保持溝21に係合するように水平方向に伸延したフック33、34がそれぞれ設けられている。
前記第1段内側シュラウド2は、周方向に複数個に分割されており、組み立てた際に全体としてリング状の第1段内側シュラウド2を構成するようになっている。
図3は、分割された前記第1段内側シュラウド32の一つの部品を示す斜視図である。矢印10はタービンガスパスを流下する作動流体の流れ方向、矢印26は周方向である。図3に示したように、第1段内側シュラウド32に設けたフック33、34は周方向に連続的に形成されている。この第1段内側シュラウド32と、周方向に沿って隣接する第1段内側シュラウド32との間には、それぞれ分割面13、14を有して相互に当接するように形成されている(図3には隣接する第1段内側シュラウドは図示せず)。
図3に示すように、第1段内側シュラウド32のフック32、33を、第1段外側シュラウド1の内周側に設けた各フック保持溝21にそれぞれ挿入することによって、第1段内側シュラウド32は一体型の第1段外側シュラウド1に保持されるように組み込まれる。
第1段内側シュラウド32のフック32、33と、第1段外側シュラウド1の内周側の各フック保持溝21との間には隙間24、25がそれぞれ存在している。図2及び図3に示した矢印27、28は、それぞれ第1段外側シュラウド1と第1段内側シュラウド32との間の前記隙間24、25を通って第1段外側シュラウド1の内部に供給された冷却空気9の一部がリークする流れ方向を示しており、図2に示した矢印29は、第1段外側シュラウド1の内部に供給された冷却空気9の一部が第1段内側シュラウド32の内部の空間に流入する流れを示している。
図3に示した矢印27、28は、図2に示した冷却空気9のリーク流れ27、28である。また、図2には示していないが、周方向にも図3に示したように矢印11、12で示した冷却空気9のリーク流れが存在する。
リーク流れ27、28、11、12は冷却空気9の経路から分岐している為、その分、第1段内側シュラウド32に到達する冷却空気29の量は減少する。この為、第1段内側シュラウド32の冷却が不足した場合には、メタル温度が上昇して第1段内側シュラウド32に焼損等が発生して信頼性が低下する可能性がある。
また、リークによる第1段内側シュラウド32の冷却不足を補う為に、あらかじめ冷却空気9の流量を多く流すことも考えられるが、冷却空気9にはガスタービンの圧縮機からの抽気空気や、別置圧縮機の圧縮空気を使用するため、冷却空気9の流量を多くした場合にガスタービンの効率が低下することになる。
図2及び図3に示したように、第1段内側シュラウド32のフック33、34の外周側の面には周方向に沿って複数の溝である内側シールプレート溝81、82が形成されている。
そして前記第1段内側シュラウド32のフック33、34の外周側には、これらの内側シールプレート溝81、82の内部に周方向に伸びたシールプレート35、36をそれぞれ挿入されるように設けられている。
フック33、34の内側シールプレート溝81、82に挿入されたシールプレート35、36はその外周側が第1段内側シュラウド32のフック33、34の外周側より半径方向外方の隙間24、25に突出するように設置されており、隙間24、25に突出したシールプレート35、36によって、この隙間24、25を流れる冷却空気9のリーク流れ27、28を低減するように機能している。
本実施例のガスタービンのシュラウド構造によれば、隙間24、25中を流れる冷却空気9のリーク流れ27、28の流れが隙間24、25に突出したシールプレート35、36によって抑制されるため、冷却空気9のリーク流れ27、28の流量を低減することができ、その分、第1段内側シュラウド32に到達する冷却空気29の流量を増加させて第1段内側シュラウド32のメタル温度を低下させることで、前記第1段内側シュラウド32の焼損等を防ぎ、第1段内側シュラウド32の信頼性を向上させることが可能となる。
また、本実施例のガスタービンのシュラウド構造によれば、隙間24、25中を流れる冷却空気9のリーク流れ27、28の流れが第1段内側シュラウド32のフック33、34の外周側の面に設けたシールプレート35、36によって抑制されるため、供給される冷却空気29の量を一定に保って、リーク流れ27、28が低減された分は冷却空気9の供給量を減らすことも可能である。この場合、冷却空気9の供給量を減らしたことによってガスタービンの効率を向上させることができる。
また、隙間24、25が狭すぎると第1段内側シュラウド32のフック33、34を第1段外側シュラウド1の各フック保持溝21に挿入する際に、摩擦力によって挿入が困難となって組立性が悪化する可能性があるが、本実施例のガスタービンのシュラウド構造によれば、隙間24、25が狭い領域は第1段内側シュラウド32のフック33、34の外周側の面に設けたシールプレート35、36が隙間24、25に突出している部分に限られる為、第1段内側シュラウド32のフック33、34を第1段外側シュラウド1の各フック保持溝21に挿入する際の摩擦力の増加を少なくでき、組立性の悪化も抑えることができる。
また、シールプレート35、36の外周側突出部の摩擦力が大きく、組立性が悪い場合には、シールプレート35、36の外周側を加工して隙間を広げる必要があるが、シールプレート35、36は薄板構造であるため加工が容易であり、迅速に加工して組立性を改善することができる。
本発明の実施例によれば、ガスタービンの一体型の外側シュラウドから内側シュラウドへ冷却空気を導入する際に、冷却空気の経路の途中から冷却空気がリークする冷却空気の漏洩量を低減して内側シュラウドを冷却する冷却空気量の低下を抑制し、内側シュラウドを確実に冷却する信頼性を向上させたガスタービンのシュラウド構造が実現できる。
次に本発明の第2実施例であるガスタービンのシュラウド構造について図4及び図5を用いて説明する。
本実施例のガスタービンのシュラウド構造は、図1乃至図3に示した第1実施例のガスタービンのシュラウド構造と構成がほぼ同じであるので、両者に共通した構成の説明は省略し、相違する部分についてのみ以下に説明する。
図5は、第2実施例であるガスタービンのシュラウド構造の一体型の第1段外側シュラウド1と、第1段内側シュラウド42の周辺の拡大図を示す。
一体型の第1段外側シュラウド1に組み込まれる第1段内側シュラウド42の外周側には、第1段外側シュラウド1の内周側に設けた前記各フック保持溝21に係合するように水平方向に伸延したフック43、44がそれぞれ設けられている。
第1段内側シュラウド32のフック43、44のうち、一方のフック44の外周面には周方向に沿って内側シールプレート溝83が設けられている。この内側シールプレート溝83の内部には周方向に伸びたシールプレート46が挿入されるように設けられている。
フック44の内側シールプレート溝83に挿入されたシールプレート46はその外周側が第1段内側シュラウド42のフック44の外周側より半径方向外方の隙間24、25に突出するように設置されており、隙間24、25に突出したシールプレート46によって、この隙間24、25を流れる冷却空気9のリーク流れ27、28を低減するように機能している。
図5は、第1段内側シュラウド42の斜視図である。フック44に内側シールプレート溝83が設けられており、内側シールプレート溝83の内部にシールプレート46が挿入されている。
本実施例のガスタービンのシュラウド構造によれば、隙間25中を流れるリーク流れ27の流れがシールプレート46によって抑制されるため、リーク流れ27の流量を低減することができ、その分、第1段内側シュラウド42に到達する冷却空気29を増加でき、第1段内側シュラウド42のメタル温度を低下させて該第1段内側シュラウド42の焼損等を防ぎ、信頼性を向上させることができる。
また、冷却空気29の量を一定に保って、リーク流れ27が低減された分は冷却空気9の量を減らすことも考えられる。この場合、冷却空気9を減らしたことによってガスタービンの効率を向上させることができる。
また、タービンガスパスは矢印10の上流側ほど温度が高いため、タービンガスパスに面する第1段内側シュラウド42も上流側ほどメタル温度が高い傾向にある。
本実施例のガスタービンのシュラウド構造では、フック44の上流側となるフック43には内側シールプレート溝およびシールプレートを設けていないため、リーク流れ28は阻害されることが無く多くの量が流れ、リーク流れ28で第1段内側シュラウド42の上流側を冷却してメタル温度を低下させて焼損等を防ぎ、第1段内側シュラウド42の信頼性を向上させている。
そして、下流側となるフック44には内側シールプレート溝83およびシールプレート46を設けることによって隙間25中を流れる冷却空気9のリーク流れ27が抑制されるため、リーク流れ27が低減された分だけガスタービンの効率を向上させることができる。
また、本実施例のガスタービンのシュラウド構造では、隙間24、25のうち、シールプレートで狭くなる部位は隙間25のみである為、第1の実施例のガスタービンのシュラウド構造よりも第1段外側シュラウド1の内周側の各フック保持溝21に第1段内側シュラウド42のフック43、44を挿入時の摩擦力の増加が少なく、組立性の悪化も抑えることができる。
更に、シールプレート46の外周側突出部の摩擦力が大きくて組立性が悪い場合には、シールプレート46の外周側を加工して隙間を広げる必要があるが、第1段内側シュラウド42のフック44の外周面に設けたシールプレート46は1本だけであるので加工する部位が少ない分、迅速に加工して組立性を改善することができる。
本発明の実施例によれば、ガスタービンの一体型の外側シュラウドから内側シュラウドへ冷却空気を導入する際に、冷却空気の経路の途中から冷却空気がリークする冷却空気の漏洩量を低減して内側シュラウドを冷却する冷却空気量の低下を抑制し、内側シュラウドを確実に冷却する信頼性を向上させたガスタービンのシュラウド構造が実現できる。
次に本発明の第3実施例であるガスタービンのシュラウド構造について図6を用いて説明する。
本実施例のガスタービンのシュラウド構造は、図1乃至図3に示した第1実施例のガスタービンのシュラウド構造と構成がほぼ同じであるので、両者に共通した構成の説明は省略し、相違する部分についてのみ以下に説明する。
図6は、第3実施例のガスタービンのシュラウド構造である一体型の第1段外側シュラウド51と、第1段内側シュラウド52の周辺の拡大図を示す。
一体型の第1段外側シュラウド51に組み込まれる第1段内側シュラウド52の外周側には、第1段外側シュラウド51の内周側に設けた前記各フック保持溝21に係合するように水平方向に伸延したフック53、54がそれぞれ設けられている。
第1段内側シュラウド52のフック53、54の外周面には周方向に沿って複数の内側シールプレート溝85、86がそれぞれ設けられている。また、一体型の第1段外側シュラウド51の内周面となる前記内側シールプレート溝85、86と対抗する位置にも、周方向に沿って複数の外側シールプレート溝87、88がそれぞれ設けられている。
そして第1段内側シュラウド52のフック53の外周面に設けた内側シールプレート溝84と、一体型の第1段外側シュラウド51の内周面に設けた外側シールプレート溝86の両方に亘って、共通のシールプレート55が挿入されるように設けられている。
また、第1段内側シュラウド52のフック54の外周面に設けた内側シールプレート溝85と、一体型の第1段外側シュラウド51の内周面に設けた外側シールプレート溝87の両方に渡って、共通のシールプレート56が挿入されるように設けられている。
前記第1段内側シュラウド52と第1段外側シュラウド51との間に亘って設けられた前記シールプレート55、56は、第1段内側シュラウド52のフック53、54と第1段外側シュラウド51との間に形成された隙間24、25を流れる冷却空気9のリーク流れ27、28を阻止するように機能する。
本実施例のガスタービンのシュラウド構造によれば、隙間24、25中を流れるリーク流れ27、28の流れがシールプレート55、56によって阻止されるか、或いは大幅に抑制される。
前記シールプレート55、56は、第1段内側シュラウド52のフック53、54の外面に形成した内側シールプレート溝84、85から、第1段外側シュラウド51の内面に形成した外側シールプレート溝86、88に渡ってそれぞれ挿入されているため、リーク流れ27、28の低減効果は第1実施例及び第2実施例のガスタービンのシュラウド構造の場合よりも大きく、第1段内側シュラウド52の信頼性を向上や、冷却空気9の低減によるガスタービンの効率向上に、より大きな効果を期待できる。
また、内側シールプレート溝84、85から外側シールプレート溝86,87に渡るシールプレート55、56を、第2の実施例のガスタービンのシュラウド構造の場合のように下流側のフック54のみに設けることも考えられる。
本発明の実施例によれば、ガスタービンの一体型の外側シュラウドから内側シュラウドへ冷却空気を導入する際に、冷却空気の経路の途中から冷却空気がリークする冷却空気の漏洩量を低減して内側シュラウドを冷却する冷却空気量の低下を抑制し、内側シュラウドを確実に冷却する信頼性を向上させたガスタービンのシュラウド構造が実現できる。
次に本発明の第4実施例であるガスタービンのシュラウド構造について図7及び図8を用いて説明する。
本実施例のガスタービンのシュラウド構造は、図1乃至図3に示した第1実施例のガスタービンのシュラウド構造と構成がほぼ同じであるので、両者に共通した構成の説明は省略し、相違する部分についてのみ以下に説明する。
図7は、第4実施例であるガスタービンのシュラウド構造である第1段内側シュラウド65の斜視図を示す。矢印9、11、12、27、28は、図3に示したものと同一の冷却空気9のリーク流れを示す。
円周方向に複数に分割された各第1段内側シュラウド65の端部には、隣接する第1段内側シュラウド65に面した分割面63、64が備えられている。これらの分割面63、64の外周側には該分割面63、64に沿ってタービン軸方向に形成されたシールプレート溝88がそれぞれ設けられており、前記シールプレート溝88の内部にシールプレート61、62がそれぞれ挿入されている。シールプレート61、62はその外周側が分割面63、64の外周面よりも半径方向外方に突出するように形成されている。
図8は、図7おける第1段内側シュラウド65のB−B位置における第1段外側シュラウド1と、第1段内側シュラウド65の周辺の断面図である。第1段内側シュラウド65の分割面63の外周側と第1段外側シュラウド1の内周側との間には隙間66が形成されている。前記したように、シールプレート61は隙間66にまで半径方向外方に突出している。尚、図8には示していないが、第1段内側シュラウド65の分割面64の外周側と第1段外側シュラウド1の内周側との間にも隙間66と同様に隙間67が存在し、シールプレート62は隙間67にまで半径方向外方に突出している。
本実施例によれば、隙間66、67中を流れる図7に示す冷却空気9のリーク流れ11、12が前記シールプレート61、62によって抑制されるためリーク流れ11、12の流量を低減することができ、その分、第1段内側シュラウド65に到達する冷却空気9を増加させ、第1段内側シュラウド65のメタル温度を低下させて焼損等を防ぎ該第1段内側シュラウド65の信頼性を向上させることができる。
また、第1段内側シュラウド65に到達させる冷却空気の量を一定に保って、リーク流れ11、12が低減された分は冷却空気9の量を減らすことも考えられる。この場合、冷却空気9を減らしたことによってガスタービンの効率を向上させることができる。
本発明の実施例によれば、ガスタービンの一体型の外側シュラウドから内側シュラウドへ冷却空気を導入する際に、冷却空気の経路の途中から冷却空気がリークする冷却空気の漏洩量を低減して内側シュラウドを冷却する冷却空気量の低下を抑制し、内側シュラウドを確実に冷却する信頼性を向上させたガスタービンのシュラウド構造が実現できる。
次に本発明の第5実施例であるガスタービンのシュラウド構造について図9を用いて説明する。
図9は、第5実施例のガスタービンのシュラウド構造である第1段内側シュラウド67の斜視図を示す。
本実施例のスタービンのシュラウド構造である第1段内側シュラウド67は、第1実施例と第4実施例の各ガスタービンのシュラウド構造における第1段内側シュラウドを組み合わせた構成となる第1段内側シュラウド67である。
図9に示した本実施例のスタービンのシュラウド構造における前記第1段内側シュラウド67では、この第1段内側シュラウド67のフック33、34の外周側に周方向に伸びた内側シールプレート溝81、82を形成しており、これらの内側シールプレート溝81、82の内部に周方向に伸びたシールプレート71、72をそれぞれ挿入して設けている。
更に、円周方向に複数に分割された各第1段内側シュラウド67の端部に、隣接する第1段内側シュラウド67の端部に面した分割面63、64が設けられており、これらの分割面63、64の外周側に、この分割面63、64に沿ってタービン軸方向に形成されたシールプレート溝88がそれぞれ設けられている。
そして、第1段内側シュラウド67の分割面63、64の外周側となる前記シールプレート溝88の内部にシールプレート73、74がそれぞれ挿入されている。前記シールプレート71、72、73、74はその外周側が分割面63、64の外周面よりも半径方向外方の間隙(図示せず)に突出するように形成されている。
本実施例のスタービンのシュラウド構造においては、第1段内側シュラウド67の外周側に前記シールプレート71、72、73、74を設けた為に、第1段内側シュラウド67と第1段外側シュラウドとの間の間隙を流れる冷却空気9のリーク流れ11、12、27、28の全ての流れを抑制することができるので、リーク量の低減効果が大きく、第1段内側シュラウド67の信頼性を向上、及び冷却空気9の低減によるガスタービンの効率向上に大きな効果を期待できる。
また、第1段外側シュラウドの内周面にも第3実施例のガスタービンのシュラウド構造の場合と同様に、周方向に沿って複数の外側シールプレート溝を形成し、この外側シールプレート溝と第1段内側シュラウド67の外周側に形成した内側シールプレート溝81、82との両方に亘って前記シールプレート71、72を共通のシールプレートとして挿入するように設けても良い。この場合、前記シールプレート71、72の高さは間隙を超えた寸法となるように高く形成することになる。そして上記のように共通のシールプレート71、72を備えた場合には、第1段内側シュラウド67と第1段外側シュラウドとの間の間隙を流れる冷却空気9のリーク流れ11、12、27、28をさらに抑制することが可能となり、ガスタービンの効率を更に向上させることができる。
本発明の実施例によれば、ガスタービンの一体型の外側シュラウドから内側シュラウドへ冷却空気を導入する際に、冷却空気の経路の途中から冷却空気がリークする冷却空気の漏洩量を低減して内側シュラウドを冷却する冷却空気量の低下を抑制し、内側シュラウドを確実に冷却する信頼性を向上させたガスタービンのシュラウド構造が実現できる。
本発明はガスタービンのタービン部のシュラウド構造に適用可能である。
1、51:第1段外側シュラウド、9:冷却空気、11、12、27、28:リーク流れ、21:フック保持溝、24、25:隙間、32、42、65、67:第1段内側シュラウド、33、34:フック、35、36:シールプレート、55、56:シールプレート、61、62:シールプレート、71、72:シールプレート、73、74:シールプレート、81、82、83、84、85、86、87、88:シールプレート溝。

Claims (11)

  1. 周方向に連続したフック保持溝を内周側に有する一体型の外側シュラウドと、
    外周側に周方向に連続したフックを有し前記外側シュラウドのフック保持溝にこのフックを挿入して外側シュラウドの内周側に保持される内側シュラウドを備え、
    前記内側シュラウドは周方向に沿って複数個に分割されて構成され、これらの分割された複数個の内側シュラウドの全てを前記外側シュラウドのフック保持溝に保持させることによってリング状の内側シュラウドを形成するガスタービンのシュラウド構造において、
    前記内側シュラウドに設けたフックの外周側に内側シールプレート溝を設け、前記内側シールプレート溝に挿入するシールプレートを設け、外側シュラウドのフック保持溝と内側シュラウドのフックとの間の隙間に前記シールプレートの一部が突出するように設置したことを特徴とするガスタービンのシュラウド構造。
  2. 請求項1に記載のガスタービンのシュラウド構造において、
    一体型の外側シュラウドのフック保持溝と、このフック保持溝に挿入される内側シュラウドのフックをガスタービンの軸方向の上流側と軸方向の下流側にそれぞれ1箇所ずつ配置し、
    前記内側シュラウドに設けた両方のフックの外周側に前記内側シールプレート溝を複数個設け、前記複数個の内側シールプレート溝に複数個のシールプレートをそれぞれ設けたことを特徴とするガスタービンのシュラウド構造。
  3. 周方向に連続したフック保持溝を内周側に有し内部に冷却空気が導入される一体型の外側シュラウドと、
    外周側に周方向に連続したフックを有し前記外側シュラウドのフック保持溝にこのフックを挿入して外側シュラウドの内周側に保持され、内部に外側シュラウドを通過した冷却空気が導入される内周側がガスパス面に面する内側シュラウドを備え、
    前記内側シュラウドは周方向に沿って複数個に分割されて構成され、これらの分割された複数個の内側シュラウドの全てを前記外側シュラウドのフック保持溝に保持させることによってリング状の内側シュラウドを形成するガスタービンのシュラウド構造において、
    前記内側シュラウドに設けたフック外周側に内側シールプレート溝を設け、前記内側シールプレート溝に挿入するシールプレートを設け、外側シュラウドのフック保持溝と内側シュラウドのフックとの間の隙間に前記シールプレートの一部が突出するように設置したことを特徴とするガスタービンのシュラウド構造。
  4. 請求項3に記載のガスタービンのシュラウド構造おいて、
    一体型の外側シュラウドのフック保持溝と、このフック保持溝に挿入される内側シュラウドのフックをスタービンの軸方向の上流側と軸方向の下流側にそれぞれ1箇所ずつ配置し、
    前記内側シュラウドに設けた両方のフックの外周側に前記内側シールプレート溝を複数個設け、前記複数個の内側シールプレート溝に複数個のシールプレートをそれぞれ設けたことを特徴とするガスタービンのシュラウド構造。
  5. 周方向に連続したフック保持溝を内周側に有する一体型の外側シュラウドと、
    外周側に周方向に連続したフックを有し前記外側シュラウドのフック保持溝にこのフックを挿入して外側シュラウドの内周側に保持される内側シュラウドを備え、
    前記内側シュラウドは周方向に複数個に分割されており、それら複数個の内側シュラウドの全てを前記フック保持溝に保持させることで、内側シュラウド全体としてリング状の形状となるガスタービンのシュラウド構造において、
    前記内側シュラウドに設けたフックの外周側に内側シールプレート溝を設け、
    この内側シュラウドのフックの外周側に設けた内側シールプレート溝と対抗する前記外側シュラウドの内周側の位置に外側シールプレート溝を設け、
    前記内側シュラウドに設けた内側シールプレート溝と前記外側シュラウドに設けた外側シールプレート溝との両方に挿入するシールプレートを設け、外側シュラウドの内周面と内側シュラウドのフックの外周面との間に形成される隙間を流れる冷却空気のリーク流れを抑制するように構成したことを特徴とするガスタービンのシュラウド構造。
  6. 請求項5に記載のガスタービンのシュラウド構造おいて、
    一体型の外側シュラウドのフック保持溝と、このフック保持溝に挿入される内側シュラウドのフックをスタービンの軸方向の上流側と軸方向の下流側にそれぞれ1箇所ずつ配置し、
    前記内側シュラウドのフックの外周側に設けた内側シールプレート溝と対抗する前記外側シュラウドの内周側の位置に外側シールプレート溝を設け、
    前記内側シュラウドに設けた内側シールプレート溝と前記外側シュラウドに設けた外側シールプレート溝との両方に入るように前記シールプレートを挿入し、外側シュラウドの内周面と内側シュラウドのフックの外周面との間に形成される隙間を流れる冷却空気のリーク流れを抑制するように構成したことを特徴とするガスタービンのシュラウド構造。
  7. 周方向に連続したフック保持溝を内周側に有し内部に冷却空気が導入される一体型の外側シュラウドと、
    外周側に周方向に連続したフックを有し前記外側シュラウドのフック保持溝にこのフックを挿入して外側シュラウドの内周側に保持され、内部に外側シュラウドを通過した冷却空気が導入される内周側がガスパス面に面する内側シュラウドを備え、
    前記内側シュラウドは周方向に沿って複数個に分割されて構成され、これらの分割された複数個の内側シュラウドの全てを前記外側シュラウドのフック保持溝に保持させることによってリング状の内側シュラウドを形成するガスタービンのシュラウド構造において、
    前記内側シュラウドに設けたフック外周側に内側シールプレート溝を設け
    この内側シュラウドのフックの外周側に設けた内側シールプレート溝と対抗する前記外側シュラウドの内周側の位置に外側シールプレート溝を設け、
    前記内側シュラウドに設けた内側シールプレート溝と前記外側シュラウドに設けた外側シールプレート溝との両方に挿入するシールプレートを設け、外側シュラウドの内周面と内側シュラウドのフックの外周面との間に形成される隙間を流れる冷却空気のリーク流れを抑制するように構成したことを特徴とするガスタービンのシュラウド構造。
  8. 請求項7に記載のガスタービンのシュラウド構造おいて、
    一体型の外側シュラウドのフック保持溝と、このフック保持溝に挿入される内側シュラウドのフックをスタービンの軸方向の上流側と軸方向の下流側にそれぞれ1箇所ずつ配置し、
    前記内側シュラウドのフックの外周側に設けた複数の内側シールプレート溝と対抗する前記外側シュラウドの内周側の位置に複数の外側シールプレート溝を設け、
    前記内側シュラウドに設けた複数の内側シールプレート溝と前記外側シュラウドに設けた複数の外側シールプレート溝との両方に入るように複数個の前記シールプレートをそれぞれ挿入し、外側シュラウドの内周面と内側シュラウドのフックの外周面との間に形成される隙間を流れる冷却空気のリーク流れを抑制するように構成したことを特徴とするガスタービンのシュラウド構造。
  9. 周方向に連続したフック保持溝を内周側に有する一体型の外側シュラウドと、
    外周側に周方向に連続したフックを有し前記外側シュラウドのフック保持溝にこのフックを挿入して外側シュラウドの内周側に保持される内側シュラウドを備え、
    前記内側シュラウドは周方向に沿って複数個に分割されて構成され、これらの分割された複数個の内側シュラウドの全てを前記外側シュラウドのフック保持溝に保持させることによってリング状の内側シュラウドを形成するガスタービンのシュラウド構造において、
    前記複数個に分割された各内側シュラウドの端部に隣接する内側シュラウドの端部と面した分割面を設け、前記内側シュラウドの分割面の外周側に該分割面に沿った分割面シールプレート溝を設け、前記分割面シールプレート溝に挿入するシールプレートを設け、外側シュラウドのフック保持溝と内側シュラウドのフックとの間の隙間に前記シールプレートの一部が突出するように設置したことを特徴とするガスタービンのシュラウド構造。
  10. 周方向に連続したフック保持溝を内周側に有し内部に冷却空気が導入される一体型の外側シュラウドと、
    外周側に周方向に連続したフックを有し前記外側シュラウドのフック保持溝にこのフックを挿入して外側シュラウドの内周側に保持され、内部に外側シュラウドを通過した冷却空気が導入される内周側がガスパス面に面する内側シュラウドを備え、
    前記内側シュラウドは周方向に沿って複数個に分割されて構成され、これらの分割された複数個の内側シュラウドの全てを前記外側シュラウドのフック保持溝に保持させることによってリング状の内側シュラウドを形成するガスタービンのシュラウド構造において、
    前記複数個に分割された各内側シュラウドの端部に隣接する内側シュラウドの端部と面した分割面を設け、前記内側シュラウドの分割面の外周側に該分割面に沿った分割面シールプレート溝を設け、前記分割面シールプレート溝に挿入するシールプレートを設け、外側シュラウドのフック保持溝と内側シュラウドのフックとの間の隙間に前記シールプレートの一部が突出するように設置したことを特徴とするガスタービンのシュラウド構造。
  11. 周方向に連続したフック保持溝を内周側に有する一体型の外側シュラウドと、
    外周側に周方向に連続したフックを有し前記外側シュラウドのフック保持溝にこのフックを挿入して外側シュラウドの内周側に保持される内側シュラウドを備え、
    前記内側シュラウドは周方向に沿って複数個に分割されて構成され、これらの分割された複数個の内側シュラウドの全てを前記外側シュラウドのフック保持溝に保持させることによってリング状の内側シュラウドを形成するガスタービンのシュラウド構造において、
    前記内側シュラウドに設けたフックの外周側に内側シールプレート溝を設け、前記内側シールプレート溝に挿入する第1のシールプレートを設け、
    前記複数個に分割された各内側シュラウドの端部に隣接する内側シュラウドの端部と面した分割面を設け、前記内側シュラウドの分割面の外周側に該分割面に沿った分割面シールプレート溝を設け、前記分割面シールプレート溝に挿入する第2のシールプレートを設け、
    外側シュラウドのフック保持溝と内側シュラウドのフックとの間の隙間に前記第1のシールプレート及び第2のシールプレートの一部がそれぞれ突出するように設置したことを特徴とするガスタービンのシュラウド構造。
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