JP5354825B1 - 食パン等のスライス装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 棒状の食パン等を、所望のスライス幅のパン片に切断する複数の丸刃1,1A・・を有し、丸刃1,1A・・を回転可能に支持している駆動軸28を備えた切断部22と、食パン等の被切断物を前記丸刃による切断位置へ移送する移送機構とを具備し、複数の丸刃1,1A・・のうち駆動軸28の中心には中央丸刃1が配置されているとともに、他の丸刃は中央丸刃1を中心として、その左側及び右側に対称となるように一対ずつ、駆動軸28に順次配置された移動丸刃1A〜15Bであり、これらの複数の移動丸刃1A〜15Bは駆動軸28に左右方向に移動可能に嵌合しているとともに、これらの複数の移動丸刃1A〜15Bを駆動軸28に沿ってスライドさせるスライド機構26が設けられている。
【選択図】 図6
Description
同公報記載のスライス装置は丸刃を備えたスライス装置であり、当該丸刃は上下動(往復動〜レシプロ動作)可能に設けられているとともに、当該丸刃とともに上下動するパン片受台を有し、丸刃によって切断されたパン片を、食パン移送部によって順次移送するようになっている。これによって、人手を介在させることなく、食パンのスライス、整列作業を自動的に行うことができるとされている。
また、特許文献2のスライス装置は、比較的安価であるという長所を有しているが、複数のパン片を得るには、丸刃の上下動を繰り返す必要があり、製パン工場などで大量のパン片を得る場合には相当の稼働時間を要し、製造効率の低下を余儀なくされるという課題があった。
また、切断刃の再生を容易に行うことができ、ランニングコストが安価で済み、且つ作業効率に優れるスライス装置を提供することを目的とする。
以下、本発明に係る食パン等のスライス装置の第1の実施形態について、添付図面を参照して説明する。
図1は本実施形態の食パン等のスライス装置の正面図並びに側面図、図2はスライス装置の背面図並びに平面図、図3は内部構造の一部を示す正面図、図4は内部構造の一部を示す平面説明図、図5は内部構造を示す側面説明図である。
これらの図において、スライス装置100は、その外側が外装パネル20によって、装置全体の骨格をなす枠体21をカバーしているとともに、その内側に切断部等の機器類が枠体21に配設されている。図1(a)に示されるように、外装パネル20の正面側には操作部20A、コントローラ等の制御機器が内臓された制御盤20Bが設置されている。
図6は切断部22の要部を拡大して示す正面図であり、図3〜図6に示されるように、切断部22は、棒状の食パン等をパン片に切断する中央丸刃1、複数の移動丸刃1A,1B,2A・・・・14B,15A,15Bの計31枚の丸刃を有し、これらの各丸刃は、枠体21の上部の両端間に架設された駆動軸28によって回転可能に取り付けられている。ここで、本実施形態では丸刃の数は31枚としているが、これに限らず、増減することも可能である。例えば、1斤あたり4枚のパン片の切断作業を専用に行うような場合、丸刃の数は12枚で済むため、スライス装置の使用状況に応じて丸刃の数を増減することができる。
図8Aに示されるように、アタッチメント25は樹脂や砲金、鋼材、ステンレス等によって形成され、前述した丸刃1・・のネジ孔23と接合される取付孔25Aが設けられているとともに、その中央部は駆動軸28が挿通される貫通孔25Bとなっている。貫通孔25Bの内周面には、図9(a)に示される略コ字状のガイド部材27,27,27がキャップスクリュウによって取り付けられている。
図13に示されるように、上部フレーム30は、枠体21の端部にヒンジ40によって、一端を始点として上方へ回動可能に取り付けられており、固定バー42によって回動した状態を保持しながら内部の切断部22、スライド機構26等の保守・点検を行うことができるようになっている。
また、移動丸刃8Bに対するスライダS8Bの挿通孔48にも同様に雌ネジ部48Bが形成され、スクリュウロッド32Gの雄ネジ部50Bと螺合している。雌ネジ部48Aと48B、雄ネジ部50Aと50Bにおけるネジの向きは、それぞれ逆ネジの関係となっており、スクリュウロッド32Gの回転に伴ってスライダS8A,S8Bは、それぞれ逆の方向に、等距離ずつ移動することになる。
図6にも示されるように、駆動軸28には、他の移動丸刃1A,2A・・15Aが中央丸刃1の右側に順次設置され、中央丸刃1の左側に移動丸刃1B,2B・・15Bが設置されている。
図15A及び15Bにも示されるように、移動丸刃1A,1Bに対応するスライダS1A,S2Bは、同軸であるスクリュウロッド32Aの雄ネジ部50A,50Bに、それぞれの雌ネジ部48A,48Bが螺合することによって、ガイドロッド34Aに沿って移動可能に取り付けられている。
つまり、中央丸刃1の左側及び右側に設置されている移動丸刃1A,1BにはスライダS1A,S1B、移動丸刃2A,2BにはスライダS2A,S2B、移動丸刃3A,3BにはスライダS3A,S3Bというように、一つのガイドロッドに左右一対のスライダが対応する一対の丸刃毎に設置されていることになる。
そこで、隣接する2つの移動丸刃1A,1B及び2A,2Bに着目すると、それらに対応して設置されているスライダはS1A,S1B及びS2A,S2Bとなるが、図15A,Bに示されるように、これらのスライダはスクリュウロッド32A及びガイドロッド34Aと、スクリュウロッド32D及びガイドロッド34Dというように、2つのスクリュウロッド、ガイドロッド分だけ隔てて順次設置されている。このように、スライダを2つ分ずつ、ずらして設置していくことにより、移動丸刃同士が近接した場合でも、スライダ同士の干渉がなくなり、移動丸刃の横方向へのスライド動作を支障なく行うことが可能になっている。
図11及び図16に示されるように、上部フレーム30の支持部30A,30Bには、ブラケット54を介して、合計15基のクラッチブレーキ56A〜56Oが、各スクリュウロッド32A,32B・・・32O毎に取り付けられている。クラッチブレーキ(スライド断続クラッチ)は、56A,56C,56E,56G,56I,56K,56M,56Oの計8基が左側面(後面)側に設置され、56B,56D,56F,56H,56J,56L,56Nの計7基が右側面(正面)側に設置されている。
また、図11にも示されるように、駆動軸28には、その軸上に大プーリ28Aよりも小径の小プーリ28Bが設けられている。駆動軸28の上部にはスライド断続クラッチ60が設置され、この断続クラッチ60の回転軸には大プーリ60Aが取り付けられ、プーリ28Bと大プーリ60Aとの間には、連結ベルト62が張設されている。さらに、クラッチ60の回転軸には大プーリ60Aよりも小径の小プーリ60Bが同軸上に取り付けられている。
図1〜図4、図17Aに示されるように、移送機構24は、食パン等の被切断物の入口側、出口側に配置された2基の前段移送部24A、並びに後段移送部24Bとから構成されている。図17において、これらの前段移送部24A並びに後段移送部24Bはコンベア状に形成され、切断位置付近で移送部の先端同士を突き合わせることによって、前段移送部24A並びに後段移送部24Bとの間を接近若しくは連続させ、前段移送部4Aから送られてくる被切断物Xを後段移送部24Bへと送り出すようになっている。
各移送部24A,24Bには、モータ72A,72Bが設置され、当該モータ72A,72Bの回転軸と、先端部分に取り付けられたプーリ74A,74Bとの間に巻回された段付ベルト76A、コンベアベルト76Bによって、3斤の食パンを移送しながら、中央丸刃1、移動丸刃1A,1B,2A・・・・14B,15A,15Bによるスライス作業を行う。
図17C及び図17Dに示される押えガイド90は、搬送方向に延出して形成された一対のガイド部90A,90Bを備え、ガイド部90A,90Bの一部が切り欠かれた中央部には円弧状の摺動部91A,91Bが取り付けられている。摺動部91A,91Bは、フッ素樹脂など、丸刃の回転を妨げない低摩擦の材料で構成され、丸刃中央部の側面に対して両側から当接することにより、回転時における丸刃の横振れを防止するようになっている。なお、丸刃における摺動部91A,91Bと当接する部分にも、これらの摺動部91A,91Bとの間で摩擦を低減できる低摩擦の部材を取り付けておいても良い。
また、押えガイド90は、両端が枠体間に架設された横バー92,92によってスライド可能に支持されており、丸刃のスライド動作に従い、同方向へ移動できるようになっている。さらに、押えガイド90下面のガイド部90A,90Bは、食パンの上面に当接する部分であり、図17Cの場合、鋸刃状に形成しているが、これに限らず直線状とすることも可能である。
このうち、図18は、3斤の棒状の食パンXを12枚切り、つまり28mmピッチのスライス幅に切断する際における丸刃の位置を示している。
同図に示されるように、12枚切りのパン片に切断する場合に使用するのは、中央丸刃1、移動丸刃1A,1B,2A,2B,3A,3B,4A,4B,5A,5B,6A,6Bの合計13枚の丸刃である。その際、切断作業に使用しない他の移動丸刃7A,7B・・・15A,15Bは、待機ポジジョンに移動させ、その場合、移動丸刃7A,7B・・・15A,15の間隔は15mmとなるように設定されている。切断作業に用いる移動丸刃1A,1B・・・6A,6Bは、対応するスライダS1A,S1B,S2A,S2B・・・S6A,S6Bにより駆動軸28に沿って横方向へスライド移動され、中央丸刃1、移動丸刃1A,1B・・・6A,6Bの間隔を28mmの等間隔となるように制御動作を行う。
次いで、本発明に係るスライス装置の第2の実施形態について説明する。前述した第1の実施形態ではスクリュウロッドの駆動源として、1台の駆動モータ55、クラッチブレーキ56A〜56Oを使用していたが、第2の実施形態では、それらを使用せず、サーボモータを用いている点が相違する。
当該実施形態は、図21に示されるように、サーボモータ80が各スクリュウロッド毎に設置されている点が上記実施形態と相違する。サーボモータ80は、それ自体が回転数の検出機構を備え、図示しない制御回路にその検出値が常時入力され、スクリュウロッドの回転数制御をリアルタイムで行うことができるようになっている。
同図に示されるように、中央丸刃1の左側には、合計16枚の移動丸刃1B,2B・・・・15B,16Bが配置されており、切断開始時、中央丸刃1並びに各移動丸刃,2B・・・・15B,16Bは、10mmの等間隔で駆動軸28(図22には図示していない)上に位置して、切断作業が始まる。しかし、丸刃を等間隔のまま、食パンXを切断していくと、それぞれの丸刃に0.75mmの厚みがあることから、丸刃の側面とパンZとの間に生じる摩擦抵抗が増大し、駆動モータに大きな負荷が生じることになる。また、切断されるパン片にも圧縮力が作用すると切断面が粗くなるなどの悪影響が予想される。
なお、前述した移動丸刃1B,2B・・・・15B,16Bの移動制御は一例であって、切断時に移動丸刃をどのように移動させるかは自由に設定することができる。
図23〜25は第3の実施形態を示す概略図である。
これらの図に示されるように、本実施形態では、被切断物である食パンが、主切断部22Aへ移送される前に、被切断物を予め複数のパン塊に切断する予備切断部22Bを設けた点が上記実施形態と相違する。
前段移送部24A´にはスラットコンベア81が用いられ、このスラットコンベア81には複数の可動バー82,82・・が移送方向に対し垂直に設置され、これらの可動バー82,82・・によってテーブル83上の被切断物(3斤食パン)Xを、予備切断部22Bから主切断部22Aへ移送するようになっている。
また、予備切断部22Bには、スラットコンベア81の上方位置に、移送方向に沿って前後動可能な電動シリンダ84が配設されている。シリンダ84のシャフト先端には、押圧部84Aが設けられ、この押圧部84Aによってテーブル83上の被切断物X1〜X3を主切断部22Aへ強制的に押し込むようになっている。
つまり、図24では、予備切断部22Bによって、3斤の棒状食パンを予め3つのパン塊X1〜X3に切断することで、主切断部22Aにおける切断作業を迅速且つ正確に行うことができ、1斤単位で販売されることが多い食パンの流通形態にも配慮したものである。勿論、パン塊の分割数は、駆動軸85上に設置される移動丸刃1C,1Dの位置や枚数を適宜選択することにより、所望の数、厚さに設定することが可能である。
主切断部22Aは、3つ切断群87A,87B,87Cに分割されて移動丸刃が配置されており、1斤単位となったパン塊X1〜X3を所望のスライス幅に切断する。主切断部22A上の各移動丸刃は、図示していないが、上記第1又は第2の実施形態と同様な構成によって、駆動軸28上の任意位置へ移動することができ、食パンの流通形態である1斤単位で、所望のスライス幅のパン片を得ることが可能である。
また、食パンの切り幅を任意に設定することが可能であるために、様々なスライス幅のパン片の切断作業を迅速且つ効率的に行うことができる。
1A,1B,2A・・・・14B,15A,15B 移動丸刃
S1A,S1B,S2A・・S15A スライダ
100 スライス装置
17 支持柱
17A ネジ部
19 内部フレーム
19A 支持片
20 外装パネル
20A 操作部
20B 制御盤
21 枠体
22 切断部
22A 主切断部
22B 予備切断部
24 移送機構
24A 24A´ 前段移送部
24B 24B´ 後段移送部
25 アタッチメント
25A 取付孔
25B 貫通孔
26 スライド機構
27 ガイド部材
28 駆動軸
28A 大プーリ
28B 小プーリ
29 ガイドレール
30 上部フレーム
31 スペーサ
30A 30B 支持部
32A,32B・・・32O スクリュウロッド
34A,34B・・・34O ガイドロッド
40 ヒンジ
42 固定バー
44
挟み部
46 ガイド部
48 挿通孔
48A 48B 雌ネジ部
50A 50B 雄ネジ部
52 エンコーダ
54 ブラケット
55 駆動モータ
55A 出力軸
56A〜56O クラッチブレーキ(スライド断続クラッチ)
58 駆動ベルト
60 断続クラッチ
60A 大プーリ
60B 小プーリ
62 連結ベルト
64A,64B・・・64O 連結プーリ
66A,66B ガイドプーリ
68A,68B・・・68O フリープーリ
70 ガイドベルト
72A,72B モータ
74A,74B プーリ
76A 段付ベルト
76B コンベアベルト
78 押えガイド
80 サーボモータ
81 スラットコンベア
82 可動バー
83 テーブル
84 電動シリンダ
84A 押圧部
85 駆動軸
86 ガイドレール
87A 87B 87C 切断群
90 押さえガイド
90A 90B ガイド部
91A 91B 摺動部
92 横バー
X 被切断物
Y 刃状部
Z 食パン
Claims (11)
- 棒状の食パン等を、所望のスライス幅のパン片に切断する複数の丸刃並びに、該丸刃を回転させる駆動軸を有する主切断部と、
食パン等の被切断物を前記丸刃による切断位置へ移送する移送機構と、
前記丸刃を前記駆動軸に沿ってスライドさせるスライド機構とを具備し、
前記複数の丸刃は、前記駆動軸上の所望位置へスライド移動可能な移動丸刃であり、前記スライド機構によって該移動丸刃を前記駆動軸上の所望位置に配置して、被切断物である棒状の食パン等を所望のスライス幅に切断し得るようにしたことを特徴とする食パン等のスライス装置。 - 棒状の食パン等を、所望のスライス幅のパン片に切断する複数の丸刃並びに、該丸刃を回転させる駆動軸を有する主切断部と、
食パン等の被切断物を前記丸刃による切断位置へ移送する移送機構と、
前記丸刃を前記駆動軸に沿ってスライドさせるスライド機構とを具備し、
前記複数の丸刃のうち、前記駆動軸には中央丸刃が固着して配置されているとともに、他の丸刃は該中央丸刃を中心として、その左側及び右側に対称となるように一対ずつ、該駆動軸に順次配置され、これらの他の丸刃は左右方向にスライド移動可能な移動丸刃であり、
前記スライド機構によって前記中央丸刃を固定した状態で、前記移動丸刃のみをスライドさせて、駆動軸上の所望位置に該移動丸刃を配置し、被切断物である棒状の食パン等を所望のスライス幅に切断し得るようにしたことを特徴とする食パン等のスライス装置。 - 前記スライド機構は、前記駆動軸と平行に移動する複数のスライダと、枠体内部に架設され、前記スライダに対応する複数のスクリュウロッドとを備え、前記各スライダは、前記各スクリュウロッドの回転によって移動可能に構成され、
前記各スライダは前記各移動丸刃に対し横方向の力を作用させて、該各移動丸刃を該駆動軸に沿って移動させることを特徴とする請求項1又は2に記載の食パン等のスライス装置。 - 前記スクリュウロッドは、左右対称に正ネジ並びに逆ネジが形成されたネジ部を有し、これらのネジ部に、前記左右一対のスライダに設けられたネジ部が螺合し、該スクリュウロッドの回転によって、該左右一対のスライダが前記駆動軸と平行に移動し、該スライダによって左右一対の移動丸刃に横方向の力を作用させることにより、該駆動軸上の所定位置に各移動丸刃を移動させるようにしたことを特徴とする請求項3に記載の食パン等のスライス装置。
- 前記スクリュウロッドは、左右に配置されている一対の移動丸刃の数に対応する数だけ前記枠体間に架設されていることを特徴とする請求項3又は4に記載の食パン等のスライス装置。
- 前記複数のスクリュウロッドの回転駆動源として、回転数を検出可能なサーボモータが使用され、該サーボモータによって検出される回転数に基づいて、前記複数の移動丸刃のうち、特定の移動丸刃を任意位置へ移動可能としたことを特徴とする請求項3〜5のうち、何れか1項に記載の食パン等のスライス装置。
- スライス作業時に、前記移送機構における移送部によって移送されつつある被切断物を上側から、該移送部との間にて、押圧力を付与する押えガイドが前記移送機構の上方に設けられているとともに、該押えガイドは被切断物の移送方向に延出して設けられ、前記移動丸刃の側面に対して両側から当接し、該移動丸刃の横方向へのスライド動作に追随しながら横方向に移動可能であることを特徴とする請求項1〜6のうち、いずれか1項に記載の食パン等のスライス装置。
- 前記移送機構は、被切断物の入口側、出口側にそれぞれ配置された前段移送部、並びに後段移送部によって構成され、これらの前段移送部並びに後段移送部は、切断位置付近で、移送部先端同士が突き合わされることによって、前段移送部並びに後段移送部との間を接近若しくは連続させ、該前段移送部から送られてくる被切断物を後段移送部へと送り出しながら、スライス作業を行うようにしたことを特徴とする請求項1〜7のうち、いずれか1項に記載の食パン等のスライス装置。
- 前記移送機構における前段移送部並びに後段移送部は、被切断物の移送方向が、前記駆動軸並びにスクリュウロッドの架設方向に対し、略垂直方向に設置されているとともに、前段移送部並びに後段移送部の基端側が前記枠体に回動可能に取り付けられ、その角度を変更し得ることを特徴とする請求項8に記載の食パン等のスライス装置。
- 前記移送機構における前段移送部には、前記主切断部への移送前に、被切断物を予め複数のパン塊に切断する予備切断部が設けられていることを特徴とする請求項1〜9のうち、いずれか1項に記載の食パン等のスライス装置。
- 前記切断部は、前記枠体内にて設置された昇降手段によって上下動可能であることを特徴とする請求項1〜10のうち、いずれか1項に記載の食パン等のスライス装置。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN109262709A (zh) * | 2018-09-14 | 2019-01-25 | 陈向帆 | 一种猪肉横向切片机 |
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CN109262709A (zh) * | 2018-09-14 | 2019-01-25 | 陈向帆 | 一种猪肉横向切片机 |
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