JP5352701B2 - 装身具内部への遺骨等の収納構造 - Google Patents

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Description

本発明は、遺骨、遺髪等をペンダント、イヤリング、指輪、ネクタイピン等の装身具の内部に収納しておくための装身具内部への遺骨等の収納構造に関する。
故人の遺骨は通常、遺骨箱に入れてお墓に埋葬して供養が行なわれる。位牌は仏壇に安置して供養される。しかし、実家から離れて生活する人もが多く、そうした人がお墓や仏壇にお参りすることは困難になってきている。また、生前、自分を可愛がり、育ててくれた親が何時も傍にいて自分を見守り続けてほしいという心情を持つ人も増えている。可愛がっていたペットが死んだ場合も、何時までもそのペットと一緒にいたいと思う人も多い。
こうした心情や要望に応えて、故人や死んだペットの遺骨、遺髪等を収納できるようにした装身具が各種販売されている。装身具に遺骨、遺髪等を収納すれば、それを身に付けることにより故人や死んだペットを何時も身近に感じて偲ぶことができる。それは心の安定にもつながる。
遺骨等を収納できるようにした装身具の構造は各種提案されている。例えば、特許文献1には、貴金属で形成された装飾部に所定の空間を有する孔を穿設し、その空間に遺骨等を収容した状態で孔の開口を閉塞手段で閉塞する装身具が開示されている。また、特許文献2には収納部内に遺骨を収納して溶融体にて固化させると同時に、収納部開口も蓋体で閉塞する宝飾品が開示されている。
しかし、装身具は長く身につけていると傷ついたり変形したりする。また、デザインが古くなって交換したくなることもある。装身具を交換する場合、特許文献1の構造では遺骨、遺髪等の移し替えの際にそれらがこぼれることがある。特許文献2の場合は、溶融体にて固化されているため溶融体を溶解させて移し替えるには大変な手間がかかる。
特開2005−6705号公報 特許第4078390号公報
本発明は、従来技術のこうした問題点を解決するためになされたもので、その課題は、遺骨、遺髪等を収納したペンダント、イヤリング等の装身具を交換する際に、収納されている遺骨、遺髪等を新たな装身具に容易に移し替えできるようにする装身具内部への遺骨等の収納構造を提供することにある。
前記課題を解決するための請求項1に記載の発明は、遺骨、遺髪等を装身具内部に収納しておく装身具内部への遺骨等の収納構造であって、内周面に雌ねじを切った有底の円孔を穿設した装身具本体と、該円孔にねじ込み固定するための雄ねじが外周面に切られた遺骨収納体とからなり、遺骨収納体は円孔の底面に対向する面側から孔を穿設し、該孔に遺骨等を収納した状態でその開口を蓋体にて閉塞し、円孔にねじ込み固定した状態では外面が装身具本体の表面と一致するように構成してあることを特徴とする装身具内部への遺骨等の収納構造である。
このような収納構造によれば、遺骨等は遺骨収納体の内部に収納される。従って、ペンダント等の装身具本体が長期間の使用により傷ついたり変形したりした場合には、装身具本体のみを新しいものに交換し、遺骨収納体は以前のものをそのまま使用することができる。遺骨等は遺骨収納体の内部に収納されたまま新たな装身具本体に移し替えられるので、移し替えの際に遺骨等がこぼれたり大気に曝されたりすることが防止される。また、各種デザインの装身具本体を複数準備しておき、着用する時、場所、服装により装身具本体のみを交換して楽しむことができる利点も有する。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の装身具内部への遺骨等の収納構造において、遺骨収納体の本体部と蓋体とを金属で形成し、遺骨収納体の孔の開口を蓋体にて閉塞した状態にて生ずる両者間の微小な隙間をロウ付けにて塞いだことを特徴とする装身具内部への遺骨等の収納構造である。
このような収納構造によれば、遺骨等が収納された孔内部に湿気等が侵入することを防止できる。
本発明に係る装身具内部への遺骨等の収納構造を採用したペンダント1の外観図である。 ペンダント1の分解斜視図である。 遺骨収納体4の分解縦断面図である。 遺骨14等を収納して蓋体11にて閉塞した状態の遺骨収納体4の断面図である。 遺骨14等を収納した遺骨収納体4をペンダント本体3に固定した状態の断面図である。
以下、本発明に係る装身具内部への遺骨等の収納構造の好ましい実施形態を図面を参照して説明する。図1は本発明に係る装身具内部への遺骨等の収納構造を採用した装身具の一例としてのペンダント1である。装身具としては首から下げるペンダントの他、イヤリング、ネクタイピン、指輪、腕輪、ピアス、ブローチ等でもよい。
図1の(1)はペンダント1の正面側、(2)は背面側の斜視図である。図2はペンダント1の分解斜視図である。ペンダント1はペンダント本体3(装身具本体に相当。)と遺骨収納体4とから構成され、遺骨収納体4をペンダント本体3の背面側に設けた円孔内に埋め込み固定する構造になっている。ペンダント本体3の背面側に穿設された円孔5は断面円形の有底の孔で、円孔内周面には雌ねじ6が切られている。遺骨収納体4は円孔5に嵌まり込む大きさの円柱形状に形成され、その外周面には円孔内周面の雌ねじに螺合する雄ねじ7が切られている。遺骨収納体4の円柱状部長さは、円孔5内にねじ込み固定した状態で外面側がペンダント本体3の表面と一致するように調整してある。固定した状態で外面側となる表面には、ねじ込み固定の際にドライバーを当てるための溝8が切られている。
遺骨、遺髪等は遺骨収納体4の内部に収納される。図3は遺骨収納体4を分解した状態の縦断面図である。遺骨収納体4は遺骨収納体本体10と蓋体11とから構成される。遺骨収納体本体10には、ペンダント本体3に固定した状態で円孔5の底面に対向する面側から孔12が穿設してある。この孔12内に遺骨等を収納し、その開口を蓋体11にて閉塞する。図4は遺骨14等を収納して蓋体11にて閉塞した状態の断面図である。図5は遺骨14等を収納した遺骨収納体4をペンダント本体3に固定した状態の断面図である。
孔12の断面形状は円形の他、矩形、その他の形状でもよい。蓋体11はその開口を塞げる形状に形成する。蓋体11の固定の仕方は様々である。蓋体11の平面形状を孔12の開口形状より僅かに大きくし、周囲に僅かのテーパーをつけてかしめ取り付けしてもよい。また、孔12の開口内周面に雌ねじを、蓋体11の外周面に雄ねじを切ってねじ込み固定してもよい。
これらの取り付け方では遺骨収納体本体10と蓋体11との間に微小な隙間が生ずる。その微小な隙間を塞ぐためには両者を金属で形成してロウ付けで塞ぐとよい。このようにすれば遺骨等収納部への湿気の侵入を完全に防止することができる。ロウ付けは取り外しも比較的容易であるため、必要な場合は取り除いて蓋体11を取り外すこともできる。また、遺骨収納体本体10と蓋体11とを宝石、樹脂等で形成して接着剤にて固定してもよい。
以上説明した装身具内部への遺骨等の収納構造では、遺骨等は遺骨収納体4の内部に収納される。従って、ペンダント等の装身具本体が長期間の使用により傷ついたり変形したりした場合には、装身具本体のみを新しいものに交換し、遺骨収納体4は以前のものをそのまま使用することができる。遺骨等は遺骨収納体4の内部に収納されたまま新たな装身具本体に移し替えられるので、移し替えの際に遺骨等がこぼれたり大気に曝されたりすることが防止される。また、各種デザインの装身具本体を複数準備しておき、着用する時、場所、服装により装身具本体のみを交換して楽しむことができる利点も有する。
図面中、1はペンダント(装身具)、3はペンダント本体、4は遺骨収納体、5は有底円孔 、6は雌ねじ、7は雄ねじ、10は遺骨収納体本体、11は蓋体、12は孔である。

Claims (2)

  1. 遺骨、遺髪等を装身具内部に収納しておく装身具内部への遺骨等の収納構造であって、
    内周面に雌ねじを切った有底の円孔を穿設した装身具本体と、前記円孔にねじ込み固定するための雄ねじが外周面に切られた遺骨収納体とからなり、
    該遺骨収納体は前記円孔の底面に対向する面側から孔を穿設し、該孔に遺骨等を収納した状態でその開口を蓋体にて閉塞し、前記円孔にねじ込み固定した状態では外面が装身具本体の表面と一致するように構成してあることを特徴とする装身具内部への遺骨等の収納構造。
  2. 請求項1に記載の装身具内部への遺骨等の収納構造において、前記遺骨収納体の本体部と蓋体とを金属で形成し、遺骨収納体の前記孔の開口を蓋体にて閉塞した状態にて生ずる両者間の微小な隙間をロウ付けにて塞いだことを特徴とする装身具内部への遺骨等の収納構造。
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