JP5349981B2 - 表示制御装置、及び表示制御方法 - Google Patents

表示制御装置、及び表示制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、表示制御装置、及び表示制御方法に関し、詳しくは同時に受信する複数の映像コンテンツに係る表示制御技術に関する。
放送方式の多様化に伴い、複数の放送方式に対応したデジタルテレビが広く普及している。すなわち、地上アナログ放送や地上デジタル放送だけでなく、BS(Broadcasting Satellite)デジタル放送やCS(Communication Satellite)デジタル放送を受信して再生表示が可能な機種が普及している。
また、電波塔や衛星を経由した無線による放送だけでなく、有線を使用したケーブルテレビ放送方式も存在し、その受信装置も普及している。ケーブルテレビ放送では、地上デジタル放送を始めとする無線放送の再送信も行われている。さらに、地上波放送の地上デジタル放送への完全移行に伴い、地上デジタル放送の放送波が届かない地域や場所等に対するIP(Internet Protocol)ネットワークを使用したIP再送信放送が始まろうとしている。また、インターネット等のネットワークの普及に伴い、ネットワーク上に公開されたコンテンツをストリーミング配信にて受信し、再生する装置も普及してきている。
これらの放送を受信して再生するデジタルテレビは、それら放送信号以外に、外部接続されたハードディスクレコーダやDVD(Digital Versatile Disk)プレイヤーからの映像信号を受信して表示する機能を有するのが一般的である。また、複数のチューナーを搭載し、放送信号同士、及び或いは外部入力された映像を含めて、複数の映像に同時に再生して表示する装置も広く普及している。
また、放送方式の多様化に伴って放送番組に関しても多様化が進んでいるが、同一対象を撮影した映像を、異なる放送局で番組制作して異なる放送方式で放送を行うこともある。例えば、サッカーの国際試合等では、ときおり同一の試合を生放送で、地上波と衛星波で異なる放送局が同時に放送していたりする。その場合、当然解説者等が異なり、別な番組として放送されている。
このことは、今後さらなるインターネット等のネットワークの普及と、そのようなネットワークへのアクセス機能を持ち、IP放送を受信し表示するデジタルテレビの普及に伴い、増加していくと考えられる。例えば、スポーツの試合等の生放送に関しては、次のような放送波による放送とインターネット等のネットワークを利用した放送とが同時に行われることが広まっていくと考えられる。例えば、放送波による放送では従来通り試合全体を、或いは試合の流れに関係するシーンの映像を放送し、それとともにネットワーク上ではユーザが選択した個々の選手、或いはコーチやスタッフを中心とした映像を放送することが考えられる。これは特定のスポーツ等の放送だけではなく、オーケストラを始めとする音楽やミュージカル、その他多くのコンテンツにおいても同様であると考えられる。
ところが一方で、放送には遅延が存在する。例えば、生放送といわれるものであっても、ユーザがデジタルテレビを通して視聴している映像は、正確には現在の映像ではない。生放送用に撮影された映像の信号は、信号処理や信号伝送等の各種処理が施される。それらの各種処理に必要な時間が経過した後、初めてユーザは映像を視聴することができる。したがって、撮影に対してこの時間分だけ遅れて、ユーザは映像を視聴することになる。この遅延時間は、番組が放送される放送方式によって異なってくる。
図9に、放送方式(伝送方式)の違いによって生じる遅延時間の違いを図示する。
一般に、地上アナログ放送では、地上波伝送にかかる時間が遅延の主な要因であり、地上デジタル放送では、さらに各種デジタル処理にかかる時間が大きな要因として付加される。また、衛星放送(BSデジタル放送やCSデジタル放送)では、さらに衛星への伝送時間及び衛星からの伝送時間が遅延の要因として付加される。また、ケーブルテレビ放送やIP再送信放送では、再送信にかかる信号処理がさらに付加されるため、再送信ではない地上波放送や衛星放送よりも遅延時間が大きくなる。このように放送方式毎に遅延時間が異なり、さらに専用線を使用しないインターネットを使用したIP放送では、遅延時間が変化する、所謂揺らぎと言った問題がある。
上述した放送方式による遅延時間の違いから起こる様々な課題を解決するための提案が行われている。例えば、衛星放送が地上波放送に対して伝送距離が長距離になることにより遅延時間が大きくなり、録画の開始が番組の開始に一致しないという課題がある。その課題を解決するため、録画予約された番組が衛星放送での番組である場合には、所定の時間遅延させてから録画を開始させることが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
また、例えばサイマル放送によって同時放送される同じ番組を、地上デジタル放送から地上アナログ放送に切り替えて再生する場合に、放送方式が異なるため、同一番組であるにもかかわらず、映像や音声が時間的にずれて不連続になるという課題がある。その課題を解決するため、2つの放送方式での再生出力の時間差を検出し、地上アナログ放送の再生を検出した時間差分遅延させることで、サイマル放送の切り替えの際でも、同じ番組を連続して再生可能とすることが提案されている(例えば、特許文献2参照。)。
特開2006−128741号公報 特開2006−270824号公報
ここで、例えば、受信した異なる放送方式の複数の放送番組が同一コンテンツを対象としており、それらの番組を同時に表示させて視聴する場合には、放送方式による遅延時間の違いによって次のような不都合が起こりうる。例えば、あるスポーツの試合が複数の放送番組で提供されており、これらを多画面表示により同時表示させて視聴しようとした場合、放送方式の違い等により番組間で遅延時間が異なり、ユーザは同期の取れない違和感のある映像を視聴しなければならなくなる。このような問題を解決する一つの方法として、同時に表示させる2つの映像の遅延時間を算出し、その2つの映像を同期させて再生することが提案されている。
しかしながら、上述のような同一コンテンツを対象とした複数の放送番組を同期させて同時に視聴する視聴形態において、ユーザが見たい場面やオブジェクトを適応的に見ることができず、この視聴形態のメリットを活かしきれていないという課題がある。
そもそも複数の放送番組を同時に見ることは人間にとって不可能である。これは多画面表示により複数の放送番組を同時に表示させたとしても解決できるものではない。このため、視聴者は複数の放送番組を見比べて、より好む方の放送番組、例えば興味対象のオブジェクトが映っている放送番組もしくはより良好に映っている放送番組を選択し視聴する。
この放送番組の選択においては、複数の映像を比較しなければ一つを選択することができないという課題がある。また、表示させる放送番組を順次切り替えて一画面を視聴する形態で映像の比較を行う場合には、放送番組の切り替えを行いつつ映像を比較しなければならならないという課題がある。また、放送番組を多画面表示により同時に表示させ視聴する形態で映像の比較を行う場合には、視点を移さなければならず、ユーザが映像に集中できないという課題がある。また、多画面表示により同時表示された映像を視聴している際に一つの映像に集中してしまうと、他方の映像の興味対象のオブジェクトを見逃してしまうという課題がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、同一コンテンツを対象とした複数の放送番組を同期させて再生する場合に、ユーザが見たいオブジェクトを適応的に見ることができるようにすることを目的とする。
本発明に係る表示制御装置は、第1の放送方式により放送され特定のオブジェクトを含む第1のコンテンツ及び前記第1の放送方式と異なる第2の放送方式により放送され前記特定のオブジェクトを含む第2のコンテンツを受信する受信手段と、前記受信手段によって受信された前記第1及び第2のコンテンツに含まれるフレームにおける前記特定のオブジェクトの位置、大きさ、または、向きを示す抽出情報を抽出する抽出手段と、前記第1のコンテンツに含まれる第1のフレームから前記抽出手段が抽出した前記抽出情報と、前記第2のコンテンツに含まれ前記第1のフレームに対応する第2のフレームから前記抽出手段が抽出した前記抽出情報とを比較した結果に基づいて、前記第1のコンテンツ及び前記第2のコンテンツの表示手段における表示を制御する表示制御手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、コンテンツから抽出した特定のオブジェクトの情報に基づいて、表示装置でのコンテンツの表示状態が制御されコンテンツが表示されることにより、特定のオブジェクトが良好に映っているコンテンツをユーザに明示することができる。したがって、視聴者に比較や選択に係る行為を意識させることなく、同一コンテンツを扱う複数の放送番組のうち、興味対象のオブジェクトがより良好に映っている放送番組の視聴を促すことができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
(第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態について説明する。
図1は、第1の実施形態に係る表示システムの概略構成例を示す図である。第1の実施形態に係る表示システムは、表示制御装置としての放送受信装置10、及び表示装置としてのディスプレイ20を有する。また、放送受信装置10は、受信部A11、受信部B12、同期部13、映像処理部14、表示制御部15、オブジェクト指定部17、及びオブジェクト抽出部18を有する。
受信部A11及び受信部B12は、各種放送を受信するものである。本実施形態では、受信部A11は、地上波アンテナにより放送波が受信される放送(地上波放送)を受信するものとし、受信部B12は、BS/CSアンテナにより放送波が受信される放送(衛星放送)を受信するものとする。受信部A11及び受信部B12の各々は、受信した放送のコンテンツを同期部13へ転送する。
同期部13は、受信部A11から入力されたコンテンツと、受信部B12から入力されたコンテンツとを同期させる同期処理を行う。同期処理終了後、同期部13は、2つのコンテンツを映像処理部14に転送するとともに、2つのコンテンツよりそれぞれ映像を分離してオブジェクト抽出部18に転送する。
例えば、同期部13による同期処理は、各コンテンツから復号されたそれぞれの音声情報を比較することにより2つのコンテンツの遅延時間をそれぞれ求め、その遅延時間に係る情報を使用して2つのコンテンツを同期させる。なお、これに限定されるものではなく、同期部13における同期処理のアルゴリズムについては、任意のアルゴリズムを用いることができる。
映像処理部14は、入力された2つのコンテンツ(詳細には、コンテンツにおける映像成分)の各々に対して必要な映像処理を施して映像表示部15へ転送する。
オブジェクト指定部17は、ユーザが興味対象として示した特定のオブジェクトを指定するオブジェクト指示情報が入力される。例えば、視聴するコンテンツがサッカー中継であるとすると、ユーザはリモコン等のキー入力により注目する選手名を入力する。この場合、その選手名がオブジェクト指示情報となる。オブジェクト指定部17は、入力されたオブジェクト指示情報を記憶するとともに、そのオブジェクト指示情報をオブジェクト抽出部18へ転送する。
ここで、上述した説明では、ユーザによるオブジェクト指示情報の入力方法(興味対象の特定のオブジェクトの指示方法)は、リモコン等を用いたキー入力としたが、これに限定されるものではなく他の方法であっても良い。例えば、ディスプレイ20がタッチセンサーを具備し、ユーザが画面を触れることによって再生中のコンテンツに含まれるオブジェクトを特定のオブジェクトとして直接指示するようにしても良い。
オブジェクト抽出部18は、同期部13より入力された2つのコンテンツ(映像)のそれぞれに対してオブジェクト抽出処理を行い、コンテンツの各々からオブジェクトを抽出する。オブジェクト抽出部18は、例えば、時間の計測を行う時間計測部19を有しており、時間計測部19による計測結果に応じて一定期間毎にオブジェクトの抽出を行う。なお、コンテンツからのオブジェクト抽出は、従来より様々な方法が存在しており、本発明においてはそれらの既知の方法を用いればよい。
図2は、オブジェクト抽出部18によるオブジェクト抽出に係る処理手順の一例を示すフローチャートである。オブジェクト抽出部18でのオブジェクト抽出処理は、同期部13より入力された2つのコンテンツ(映像)の双方に対して行われる。
オブジェクト抽出処理を開始すると、オブジェクト抽出部18は、まず、入力されたコンテンツ(映像)の1フレームに含まれるすべてのオブジェクトを抽出する(S11)。次に、オブジェクト抽出部18は、ステップS11において抽出したすべてのオブジェクトから1つのオブジェクトを選択し(S12)、選択したオブジェクトに対してフレーム上の特徴を抽出する(S13)。ここで、フレーム上の特徴とは、例えば、オブジェクトの大きさ、フレーム上の表示位置等である。
次に、オブジェクト抽出部18は、ステップS12において選択したオブジェクトに所属する特徴を抽出する(S14)。ここで、オブジェクトに所属する特徴とは、例えば、そのオブジェクトがサッカー選手である場合には、ユニフォームの色、背番号、及び顔が含まれるときはその向き等である。
次に、オブジェクト抽出部18は、ステップS14において抽出した情報と予め与えられた情報とを比較してオブジェクトの特定を行う(S15)。例えば、ステップS12において選択したオブジェクトがサッカー選手であれば、チームのユニフォームの色や選手の背番号等について情報を比較し、選手名の特定を行う。
次に、オブジェクト抽出部18は、ステップS15において特定されたオブジェクトの情報と、オブジェクト指定部17から供給されるオブジェクト指示情報との比較を行う(S16)。比較の結果、特定されたオブジェクトの情報とオブジェクト指示情報が一致しなかった場合には(S17のNO)、オブジェクト抽出部18は、ステップS11において抽出したオブジェクトのうち選択していないオブジェクトがあるか否かを判断する(S18)。その判断の結果、未選択のオブジェクトがある場合には(S18のYES)、ステップS12に戻り、オブジェクト抽出部18は、残りのオブジェクトから1つのオブジェクトを再度選択して上述した処理を行う。一方、未選択のオブジェクトがない場合には(S18のNO)、オブジェクト抽出処理を終了する。
ステップS16での比較の結果、特定されたオブジェクトの情報とオブジェクト指示情報とが一致した場合には(S17のYES)、オブジェクト抽出処理を終了する。このとき、オブジェクト抽出部18は、オブジェクト指示情報が一致したオブジェクトから抽出したオブジェクト抽出情報を表示制御部16へ転送する。オブジェクト抽出情報は、例えば、フレーム上のオブジェクトの位置及び大きさや、ユニフォームの色、背番号、及び顔の向き等である。なお、2つのコンテンツのうち一方のコンテンツについてオブジェクト抽出情報がない場合には、その一方のコンテンツに係るオブジェクト抽出情報は何も表示制御部15へ転送されない。
表示制御部15は、オブジェクト比較部16を有する。表示制御部15は、オブジェクト抽出部18から供給されたオブジェクト抽出情報(特定のオブジェクトの情報)の比較をオブジェクト比較部16により行う。また、表示制御部15は、その比較結果に応じてディスプレイ20における表示状態の制御を行い、コンテンツに係る映像をディスプレイ20に表示させる。
供給されるオブジェクト抽出情報があり、かつ2つのコンテンツのオブジェクト抽出情報がそれぞれある場合には、予め定められたオブジェクト情報に関して2つのコンテンツのオブジェクト抽出情報がオブジェクト比較部16により比較される。予め定められたオブジェクト情報とは、例えば、オブジェクトの大きさに係る情報である。オブジェクト比較部16での比較により、2つのコンテンツ(映像)のうち、抽出されたオブジェクトが大きい方のコンテンツ(映像)が特定される。この比較結果に基づき、表示制御部15は、映像処理部14から供給された2つのコンテンツから1つを選択してディスプレイ20に出力する。
また、供給されるオブジェクト抽出情報が1つのコンテンツ(映像)についてのみの場合には、オブジェクト比較部16によるオブジェクト抽出情報の比較は行われない。このとき、表示制御部15は、映像処理部14から供給された2つのコンテンツから、供給されたオブジェクト抽出情報が含まれるコンテンツを選択してディスプレイ20に出力する。
また、供給されるオブジェクト抽出情報がない場合には、表示制御部15は、予め定められた優先度に従い、映像処理部14から供給された2つのコンテンツから、優先度の高いコンテンツを選択してディスプレイ20に出力する。
次に、第1の実施形態に係る表示システムにおいて、放送受信装置(表示制御装置)10でコンテンツを受信しディスプレイ(表示装置)20にコンテンツの映像が表示されるまでの処理の流れ、及び表示例について、図3及び図4を参照して説明する。
本実施形態に係る表示システムは、以下に説明するように、同一コンテンツを扱う複数の放送番組を同時に受信し、これらを同期させて視聴するものであって、複数の放送番組を1つのディスプレイで1つの画面で切り替えながら視聴するものである。図4には、本実施形態において、ディスプレイ20での表示形態が移り変わっていく様子を図示している。図4に示すような移り変わりの様子を順を追って説明する。
図3に示すように表示システムの動作を開始すると、放送受信装置10は、受信部A11及び受信部B12にてコンテンツを受信する(S21)。受信したコンテンツの一例を図4(A)に示す。ここでは、受信部A11により受信したコンテンツを放送A、受信部B12により受信したコンテンツを放送Bとして示している。
次に、放送受信装置10のオブジェクト抽出部18が、それぞれのコンテンツからオブジェクトを抽出する(S22)。図4(A)において、抽出されるオブジェクトは、放送Aではオブジェクト101であり、放送Bではオブジェクト102である。
このステップS22の処理では、上述にように、オブジェクト抽出部18が、さらに各々のオブジェクトの情報(特徴)を抽出し、また、オブジェクトの特定を行う。ここでは、オブジェクトの特徴として、ユニフォームの色及び背番号(胸番号)が抽出され、予め与えられた情報との比較の結果、選手名Xであると特定されたとする。また、例えば、そのオブジェクトの大きさがオブジェクト抽出情報として抽出される。ここで、オブジェクト指定部17に保存された特定のオブジェクトを指定するオブジェクト指示情報が選手名Xであるとする。この場合には、オブジェクト抽出部18は、抽出されたオブジェクトの情報とオブジェクト指示情報が一致するので、オブジェクト101及びオブジェクト102のオブジェクト抽出情報を表示制御部15へ転送する。
次に、放送受信装置10の表示制御部15が、受信した2つのコンテンツのオブジェクト抽出情報に基づいて、各コンテンツにおける特定のオブジェクトの大きさを比較する(S23)。図4(A)に示す例では、オブジェクト101がオブジェクト102よりも大きいと判断されるため、表示制御部15が、放送Aを選択してディスプレイ20に出力する(S24)。このようにして、2つのコンテンツのなかの1つのコンテンツの映像だけをディスプレイ20に表示させるようにし、図4(A)に示すように、ディスプレイ20の表示画面に放送Aの映像103が表示される。
次に、放送受信装置10のオブジェクト抽出部18は、時間計測部19により計測される時間を基に、所定の待機時間の間待機する(S26)。なお、この待機の期間中も、放送受信装置10は、オブジェクト抽出処理に係る部分を除く他の部分が動作し続けており、上述したステップS23での判断に従い、ディスプレイ20では放送Aが継続して表示されている。
所定の待機時間が経過した後、放送受信装置10は、再びコンテンツの受信(S21)、オブジェクトの抽出(S22)、及びオブジェクトの比較(S23)を行う。図4(A)に示すシーンから所定の待機時間が経過した後の各コンテンツの映像が、図4(B)に示すものであるとする。
図4(B)に示す例では、ステップS22でのオブジェクトの抽出により、放送Aにおいてオブジェクト104とオブジェクト105が抽出され、放送Bにおいてオブジェクト106が抽出される。また、ステップS23でのオブジェクトの比較では、図4(A)に示した例と同様にして、オブジェクト104の大きさとオブジェクト106の大きさとの比較が行われる。図4(B)に示す例では、オブジェクト104とオブジェクト106とは大きさに差がないことから、表示制御部15は、予め設定された優先順位に従って放送Aを選択してディスプレイ20に出力する(S24)。このようにして、図4(B)に示すように、ディスプレイ20の表示画面に放送Aの映像107が表示される。
次に、放送受信装置10のオブジェクト抽出部18は、再び時間計測部19により計測される時間を基に、所定の待機時間の間待機する(S26)。所定の待機時間が経過した後、放送受信装置10は、再びコンテンツの受信(S21)、オブジェクトの抽出(S22)、及びオブジェクトの比較(S23)を行う。図4(B)に示すシーンから所定の待機時間が経過した後の各コンテンツの映像が、図4(C)に示すものであるとする。
図4(C)に示す例では、ステップS22でのオブジェクトの抽出により、放送Aにおいてオブジェクト108とオブジェクト109が抽出され、放送Bにおいてオブジェクト110が抽出される。また、ステップS23でのオブジェクトの比較では、同様にして、オブジェクト108の大きさとオブジェクト110の大きさとの比較が行われる。図4(C)に示す例では、オブジェクト110がオブジェクト108よりも大きいと判断されるため、表示制御部15が、放送Bを選択してディスプレイ20に出力する(S25)。このようにして、図4(C)に示すように、ディスプレイ20の表示画面に放送Bの映像111が表示される。
以上、第1の実施形態によれば、興味対象として示された特定のオブジェクトの情報をコンテンツの各々から抽出して特定のオブジェクトの大きさを比較し、大きい方のオブジェクトが含まれるコンテンツを選択し、その映像をディスプレイに表示させる。これにより、比較や選択に係る行為をユーザに意識させることなく、2つのコンテンツのうち特定のオブジェクトが大きく映っているコンテンツの映像を表示させることができる。したがって、ユーザは見たいオブジェクトが良好に映っているコンテンツを容易に見ることができるようになる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
第2の実施形態に係る表示システムの構成は、図1に示した第1の実施形態に係る表示システムの構成と同様であり、その説明は省略する。
第2の実施形態に係る表示システムにおいて、放送受信装置(表示制御装置)10でコンテンツを受信しディスプレイ(表示装置)20にコンテンツの映像が表示されるまでの処理の流れ、及び表示例について、図5及び図6を参照して説明する。
本実施形態に係る表示システムは、以下に説明するように、同一コンテンツを扱う複数の放送番組を同時に受信し、これらを同期させて視聴するものであって、複数の放送番組を1つのディスプレイで表示領域を複数に分け同時に表示し視聴するものである。図6には、本実施形態において、ディスプレイ20での表示形態が移り変わっていく様子を図示している。図6に示すような移り変わりの様子を順を追って説明する。
図5に示すように表示システムの動作を開始すると、放送受信装置10は、受信部A11及び受信部B12にてコンテンツを受信する(S31)。図6(A)は、受信した2つのコンテンツの映像の表示例を示している。図6(A)において、ディスプレイ20の表示画面には、受信部A11により受信したコンテンツである放送Aに係る映像201と、受信部B12により受信したコンテンツである放送Bに係る映像202とが同時に表示されている。すなわち、本実施形態では、ディスプレイ20内の表示領域を複数に分けて、異なる表示領域に各コンテンツの映像を同時に表示させる、いわゆる多画面表示によってコンテンツの映像が表示される。
コンテンツの受信後、放送受信装置10のオブジェクト抽出部18が、それぞれのコンテンツからオブジェクトを抽出する(S32)。図6(A)に示す例において、抽出されるオブジェクトは、放送Aに係る映像201ではオブジェクト203であり、放送Bに係る映像202ではオブジェクト204である。
このステップS32の処理では、第1の実施形態と同様に、オブジェクト抽出部18が、さらに各々のオブジェクトの情報(特徴)を抽出し、また、オブジェクトの特定を行う。ここでは、オブジェクトの特徴として、ユニフォームの色及び背番号(胸番号)が抽出され、予め与えられた情報との比較により、選手名Xであると特定されたとする。また、例えば、そのオブジェクトの大きさがオブジェクト抽出情報として抽出される。ここで、オブジェクト指定部17に保存された特定のオブジェクトを指定するオブジェクト指示情報が選手名Xであるとする。この場合には、オブジェクト抽出部18は、抽出されたオブジェクトの情報とオブジェクト指示情報が一致するので、オブジェクト203とオブジェクト204のオブジェクト抽出情報を表示制御部15へ転送する。
次に、放送受信装置10の表示制御部15が、受信した2つのコンテンツのオブジェクト抽出情報に基づいて、例えば各コンテンツにおける特定のオブジェクトの大きさを比較する(S33)。図6(A)に示す例では、オブジェクト203がオブジェクト204よりも大きいと判断されるので、表示制御部15が、放送Aに係る映像201を放送Bに係る映像202よりも強調してディスプレイ20にて表示させる(S34)。ここでは、強調表示の方法として、映像に太枠をつけ、言い換えれば強調する映像を表示する表示領域を太枠で囲み表示する方法とした。このように強調して表示させることにより、視聴者の興味対象がどちらの映像でより大きくフレーム上で表示されているかを、視聴者に対して明示的に示すことができ、その映像の視聴を促すことができる。
次に、放送受信装置10のオブジェクト抽出部18は、時間計測部19により計測される時間を基に、所定の待機時間の間、待機する(S37)。この待機の期間中も、放送受信装置10は、オブジェクト抽出処理に係る部分を除く他の部分が動作し続けており、上述したステップS33での判断に従い、ディスプレイ20では継続して放送Aに係る映像が強調表示されている。
所定の待機時間が経過した後、放送受信装置10は、再びコンテンツの受信(S31)、オブジェクトの抽出(S32)、及びオブジェクトの比較(S33)を行う。図6(B)は、図6(A)に示したシーンから所定の待機時間が経過した後に受信した2つのコンテンツの映像の表示例を示している。
図6(B)に示す例では、ステップS32でのオブジェクトの抽出により、放送Aに係る映像205においてオブジェクト207とオブジェクト208が抽出され、放送Bに係る映像206においてオブジェクト209が抽出される。また、ステップS33でのオブジェクトの比較では、図6(A)に示した例と同様にして、オブジェクト207の大きさとオブジェクト209の大きさとの比較が行われる。図6(B)に示す例では、オブジェクト207とオブジェクト209とは大きさに差がないことから、表示制御部15の制御による一方の映像の強調表示は行われず、放送Aに係る映像205と放送Bに係る映像206とが同様の表示形態で表示される(S36)。
次に、放送受信装置10のオブジェクト抽出部18は、再び時間計測部19により計測される時間を基に、所定の待機時間の間待機する(S37)。所定の待機時間が経過した後、放送受信装置10は、再びコンテンツの受信(S31)、オブジェクトの抽出(S32)、及びオブジェクトの比較(S33)を行う。図6(C)は、図6(B)に示したシーンから所定の待機時間が経過した後に受信した2つのコンテンツの映像の表示例を示している。
図6(C)に示す例では、ステップS32でのオブジェクトの抽出により、放送Aに係る映像210においてオブジェクト212とオブジェクト213が抽出され、放送Bに係る映像211においてオブジェクト214が抽出される。また、ステップS33でのオブジェクトの比較では、同様にして、オブジェクト212の大きさとオブジェクト214の大きさとの比較が行われる。図6(C)に示す例では、オブジェクト214がオブジェクト212よりも大きいと判断されるので、表示制御部15が、放送Bに係る映像211を放送Aに係る映像210よりも強調してディスプレイ20にて表示させる(S35)。
以上、第2の実施形態によれば、興味対象として示された特定のオブジェクトの情報をコンテンツの各々から抽出して特定のオブジェクトの大きさを比較し、大きい方のオブジェクトが含まれるコンテンツの映像を強調して表示させる。これにより、比較や選択に係る行為をユーザに意識させることなく、2つのコンテンツのうち特定のオブジェクトが大きく映っているコンテンツの映像を強調して表示し、ユーザに視聴を促すことができる。したがって、ユーザは見たいオブジェクトが良好に映っているコンテンツを容易に見ることができるようになる。
また、表示領域を分けて2つのコンテンツを同時に表示させるとともに、特定のオブジェクトが大きく映っているコンテンツを強調して表示させることにより、臨場感を失うことなく、ユーザが特定のオブジェクトを追い続けて視聴することが可能になる。
なお、上述した説明では、コンテンツの強調表示方法として、1つのコンテンツの映像に太枠をつけて表示する方法を一例として示したが、他の強調表示方法を適用しても良いいことは言うまでもない。例えば、他の強調表示方法として、図7に示すように、1つのコンテンツの映像を他のコンテンツの映像よりも大きく表示する方法が考えられる。なお、図7においては、図6に示した構成要素と対応する構成要素に同一の符号を付している。
また、上述した第1及び第2の実施形態においては、受信する放送を地上波アンテナにより受信される放送、及びBS/CSアンテナにより受信される放送としたが、これに限定されるものではない。その他の放送、例えば地上デジタル放送、ケーブルテレビ放送、IP放送等を受信しても構わないことは言うまでもない。また、受信する複数の放送が、上述のどの組み合わせでも構わないことは言うまでもない。
また、第1及び第2の実施形態においては、放送受信装置10が2つの放送を受信するものとしているが、2つ以上、いくつの放送を受信しても構わないことは言うまでもない。
また、第1及び第2の実施形態では、表示制御部15は、オブジェクト抽出情報を基に特定のオブジェクトの大きさを比較し、大きい方のオブジェクトを含むコンテンツの映像を選択又は強調して表示させるようにしているが、これに限定されるものではない。オブジェクト抽出情報に含まれる他の情報を比較に用いても構わないことは言うまでもない。
例えば、オブジェクト抽出情報のうち、特定のオブジェクトのフレーム上の位置を比較に用い、特定のオブジェクトの位置がより中央に近いコンテンツを選択又は強調し、ディスプレイ20に表示させるようにしても良い。また、例えば、オブジェクト抽出情報のうち、特定のオブジェクトの向き(人物であれば顔の向き等)を比較に用い、特定のオブジェクトがより正面を向いている方のコンテンツを選択又は強調し、ディスプレイ20に表示させるようにしても良い。
(本発明の他の実施形態)
上述した実施形態の機能を実現するべく各種のデバイスを動作させるように、該各種デバイスと接続された装置又はシステム内のコンピュータ(CPU又はMPU)に対し、前記実施形態の機能を実現するためのソフトウェアのプログラムを供給する。そして、そのシステム又は装置のコンピュータに格納されたプログラムに従って前記各種デバイスを動作させることによって実施したものも、本発明の範疇に含まれる。
また、この場合、前記ソフトウェアのプログラム自体が上述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラム自体は本発明を構成する。また、そのプログラムをコンピュータに供給するための手段、例えばかかるプログラムを格納した記録媒体は本発明を構成する。かかるプログラムを記憶する記録媒体としては、例えばフレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク(CD、DVD等)、光磁気ディスク(MO等)、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。
また、供給されたプログラムがコンピュータにて稼働しているオペレーティングシステム又は他のアプリケーションソフト等と共同して上述の実施形態の機能が実現される場合にもかかるプログラムは本発明の実施形態に含まれることは言うまでもない。
さらに、供給されたプログラムがコンピュータに係る機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるメモリに格納された後、そのプログラムの指示に基づいてその機能拡張ボード等に備わるCPU等が実際の処理の一部又は全部を行う。その処理によって上述した実施形態の機能が実現される場合にも本発明に含まれることは言うまでもない。
例えば、第1及び第2の実施形態に示した表示制御装置(表示システム)は、図8に示すようなコンピュータ機能800を有し、そのCPU801により第1及び第2の実施形態での動作が実施される。
コンピュータ機能800は、図8に示すように、CPU801と、ROM802と、RAM803とを備える。また、操作部(CONS)809のコントローラ(CONSC)805と、CRTやLCD等の表示部としてのディスプレイ(DISP)810のディスプレイコントローラ(DISPC)806とを備える。さらに、ハードディスク(HD)811、及びフレキシブルディスク等の記憶デバイス(STD)812のコントローラ(DCONT)807と、ネットワークインタフェースカード(NIC)808とを備える。それら機能部801、802、803、805、806、807、808は、システムバス804を介して互いに通信可能に接続された構成としている。
CPU801は、ROM802又はHD811に記憶されたソフトウェア、又はSTD812より供給されるソフトウェアを実行することで、システムバス804に接続された各構成部を総括的に制御する。すなわち、CPU801は、上述したような動作を行うための処理プログラムを、ROM802、HD811、又はSTD812から読み出して実行することで、第1及び第2の実施形態での動作を実現するための制御を行う。RAM803は、CPU801の主メモリ又はワークエリア等として機能する。
CONSC805は、CONS809からの指示入力を制御する。DISPC806は、DISP810の表示を制御する。DCONT807は、ブートプログラム、種々のアプリケーション、ユーザファイル、ネットワーク管理プログラム、及び第1及び第2の実施形態における前記処理プログラム等を記憶するHD811及びSTD812とのアクセスを制御する。NIC808はネットワーク813上の他の装置と双方向にデータをやりとりする。
なお、前記実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化のほんの一例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
本発明の第1の実施形態に係る表示システムの概略構成例を示す図である。 オブジェクト抽出処理の一例を示すフローチャートである。 第1の実施形態に係る表示システムの動作例を示すフローチャートである。 第1の実施形態におけるコンテンツ映像の表示例を示す図である。 第2の実施形態に係る表示システムの動作例を示すフローチャートである。 第2の実施形態におけるコンテンツ映像の表示例を示す図である。 第2の実施形態におけるコンテンツ映像の他の表示例を示す図である。 本実施形態に係る表示制御装置(表示システム)を実現可能なコンピュータ機能を示す図である。 放送方式の違いによって生じる遅延時間の違いを説明するための図である。
10 放送受信装置(表示制御装置)
11、12 受信部
13 同期部
14 映像処理部
15 表示制御部
16 オブジェクト比較部
17 オブジェクト指定部
18 オブジェクト抽出部
19 時間計測部
20 ディスプレイ(表示装置)

Claims (11)

  1. 第1の放送方式により放送され特定のオブジェクトを含む第1のコンテンツ及び前記第1の放送方式と異なる第2の放送方式により放送され前記特定のオブジェクトを含む第2のコンテンツを受信する受信手段と、
    前記受信手段によって受信された前記第1及び第2のコンテンツに含まれるフレームにおける前記特定のオブジェクトの位置、大きさ、または、向きを示す抽出情報を抽出する抽出手段と、
    前記第1のコンテンツに含まれる第1のフレームから前記抽出手段が抽出した前記抽出情報と、前記第2のコンテンツに含まれ前記第1のフレームに対応する第2のフレームから前記抽出手段が抽出した前記抽出情報とを比較した結果に基づいて、前記第1のコンテンツ及び前記第2のコンテンツの表示手段における表示を制御する表示制御手段とを備えることを特徴とする表示制御装置。
  2. 前記特定のオブジェクトを指定する指定手段を有し、
    前記抽出手段は、前記指定手段が指定した前記特定のオブジェクトの前記抽出情報を抽出することを特徴とする請求項1に記載の表示制御装置。
  3. 前記第1のコンテンツと前記第2のコンテンツとを同期する同期手段を有し、
    前記抽出手段は、前記同期された第1のコンテンツ及び第2のコンテンツから前記特定のオブジェクトの前記抽出情報を一定期間毎に抽出することを特徴とする請求項1又は2に記載の表示制御装置。
  4. 前記表示制御手段は、前記第1のフレームから前記抽出手段が抽出した前記抽出情報と、前記第2のフレームから前記抽出手段が抽出した前記抽出情報とを比較した結果に基づいて、前記第1のコンテンツ及び前記第2のコンテンツのうちいずれかのコンテンツを前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項1に記載の表示制御装置。
  5. 前記表示制御手段は、前記第1のコンテンツ及び前記第2のコンテンツのうちより大きい前記特定のオブジェクトを含むコンテンツを前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項1に記載の表示制御装置。
  6. 前記表示制御手段は、前記第1のフレームから前記抽出手段が抽出した前記抽出情報と、前記第2のフレームから前記抽出手段が抽出した前記抽出情報とを比較した結果に基づいて、前記第1のコンテンツ及び前記第2のコンテンツのうちいずれかのコンテンツを強調して表示させることを特徴とする請求項1に記載の表示制御装置。
  7. 前記表示制御手段は、前記第1のコンテンツ及び前記第2のコンテンツのうちより大きい前記特定のオブジェクトを含むコンテンツを強調して前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項1に記載の表示制御装置。
  8. 第1の放送方式により放送され特定のオブジェクトを含む第1のコンテンツ及び前記第1の放送方式と異なる第2の放送方式により放送され前記特定のオブジェクトを含む第2のコンテンツを受信する受信ステップと、
    前記受信ステップにおいて受信された前記第1及び第2のコンテンツに含まれるフレームにおける前記特定のオブジェクトの位置、大きさ、または、向きを示す抽出情報を抽出する抽出ステップと、
    前記第1のコンテンツに含まれる第1のフレームから前記抽出ステップにおいて抽出した前記抽出情報と、前記第2のコンテンツに含まれ前記第1のフレームに対応する第2のフレームから前記抽出ステップにおいて抽出した前記抽出情報とを比較した結果に基づいて、前記第1のコンテンツ及び前記第2のコンテンツの表示手段における表示を制御する表示制御ステップとを有することを特徴とする表示制御方法。
  9. 前記第1のコンテンツと前記第2のコンテンツとを同期する同期ステップを有し、
    前記同期された第1のコンテンツ及び第2のコンテンツから前記特定のオブジェクトの前記抽出情報を、前記抽出ステップにおいて、一定期間毎に抽出することを特徴とする請求項8に記載の表示制御方法。
  10. 第1の放送方式により放送され特定のオブジェクトを含む第1のコンテンツ及び前記第1の放送方式と異なる第2の放送方式により放送され前記特定のオブジェクトを含む第2のコンテンツを受信して表示手段に表示させる表示制御装置に、
    受信した前記第1及び第2のコンテンツに含まれるフレームにおける前記特定のオブジェクトの位置、大きさ、または、向きを示す抽出情報を抽出する抽出手順と、
    前記第1のコンテンツに含まれる第1のフレームから前記抽出手順において抽出した前記抽出情報と、前記第2のコンテンツに含まれ前記第1のフレームに対応する第2のフレームから前記抽出手順において抽出した前記抽出情報とを比較した結果に基づいて、前記第1のコンテンツ及び前記第2のコンテンツの表示手段における表示を制御する表示制御手順とを実行させるためのプログラム。
  11. 前記表示制御装置に、
    前記第1のコンテンツと前記第2のコンテンツとを同期する同期手順を実行させ、
    前記同期された第1のコンテンツ及び第2のコンテンツから前記特定のオブジェクトの前記抽出情報を一定期間毎に抽出する処理を、前記抽出手順において実行させるための請求項10に記載のプログラム。
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