JP5349580B2 - サービスノード、その制御方法、ユーザノード、及びその制御方法 - Google Patents

サービスノード、その制御方法、ユーザノード、及びその制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、サービスノード、その制御方法、ユーザノード、及びその制御方法に関する。特に、本発明は、限定される訳ではないが、所与のアクセスネットワーク経由で所与のネットワークと通信可能なユーザノードに対して、他のアクセスネットワーク経由で前記所与のネットワークからサービスを提供できるようにする技術に関する。
「IPマルチメディア・サブシステム」(IMS)と呼ばれるネットワークアーキテクチャが、第3世代パートナーシップ・プロジェクト(3GPP)によって、パケットドメインにおいてマルチメディアサービス及びマルチメディアセッションを扱うためのオープンな標準として開発されてきた(IMSに関する詳細については、http://www.3gpp.org/ftp/Specs/html-info/22228.htmに見られる3GPP TS23.228を参照されたい)。現在、IMS標準に準拠した多様な通信端末及び通信デバイス(以下、IMS端末又はIMSユーザ装置(UE)と呼ぶ)が知られている。IMS端末の典型例は、IMS機能を備えた移動体電話である。パーソナルコンピュータ(PC)や携帯情報端末(PDA)なども、IMS機能を備えれば、IMS端末としての役割を果たすことができる。IMS端末は、例えば、IMSネットワークを介してビデオストリーミングサーバからビデオストリーミングを受信することにより、マルチメディアサービスを提供することができる。
一般的に、UEは、IMSプライベート・ユーザ・アイデンティティ(IMPI)やIMSパブリック・ユーザ・アイデンティティ(IMPU)のようなIMS加入情報を有する。UEは、汎用パケット無線サービス(GPRS)のような移動体アクセスネットワーク経由で、移動体IMSオペレータのネットワーク(以下、移動体IMSネットワークと呼ぶ)にアクセスすることができる。移動体IMSネットワークは、IMS加入情報を使用してUEを認証して許可し、ボイス・オーバーIP(VoIP)のようなマルチメディアサービスをUEに提供する。
UEが移動体IMSネットワークに直接アクセスしてIMSサービスの提供を受ける場合、移動体IMSネットワークは、移動体アクセスネットワーク上でサービス品質(QoS)を制御することができる。
ところで、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アダプタを備えるUEも知られている。そのようなUEは、デジタル加入者線(DSL)のような固定アクセスネットワーク経由で固定IMSオペレータのネットワーク(以下、固定IMSネットワークと呼ぶ)に接続する、LANに参加することができる。
IMSはアクセス技術を問わない(access-agnostic)システムであるため、UEが固定IMSネットワークに登録可能であるという条件下で、WLANアダプタを備えるUEは固定IMSネットワーク経由でIMSサービスの提供を受けることができる。UEの移動体IMSオペレータが固定IMSオペレータとのローミング契約を有する場合や、固定IMSオペレータがUEの移動体IMSオペレータと同じである場合(即ち、UEのIMS加入情報が固定IMSネットワークに対しても有効である場合)などに、UEは固定IMSネットワークに登録することができる。これらの場合、UEが固定IMSネットワークにアクセスしてIMSサービスの提供を受ける際に、固定IMSネットワークは、固定アクセスネットワーク上でQoSを制御することができる。
しかしながら、ローミング契約が存在せず、UEのIMS加入情報が固定IMSネットワークに対しては有効でない場合に、問題が発生する。この場合、固定IMSネットワークはUEからの最初のIMS登録要求を拒絶するので、UEは、固定IMSネットワーク経由でIMSサービスの提供を受けることができない。
状況によっては(例えば、UEのIMS加入者IDモジュール(ISIM)アプリケーションが移動体IMSネットワークのP−CSCFのアドレスを含んでいる場合)、UEは、自分のIMS加入情報を使用して固定アクセスネットワーク経由で移動体IMSネットワークに登録してアクセスすることができる。この場合、UEは、固定アクセスネットワーク経由で移動体IMSネットワークからIMSサービスの提供を受けることができる。しかしながら、移動体IMSネットワークは固定アクセスネットワーク上でQoSを制御する権限を持たないため、QoSは保証されない(図1参照)。
本発明は上述の課題を扱うことを意図しており、所与のアクセスネットワーク(例えば、移動体アクセスネットワーク)経由で所与のネットワーク(例えば、移動体IMSネットワーク)と通信可能なユーザノード(例えば、UE)に対して、他のアクセスネットワーク(例えば、固定アクセスネットワーク)経由で前記所与のネットワークからサービスを提供できるようにする技術をもたらすことを特徴とする。
本発明の第1の態様によれば、制御ノードを含んだ第1のネットワークの中で第1のユーザノードにサービス提供可能なサービスノードであって、前記第1のネットワークは、第2のユーザノードを含んだ第2のネットワークと通信可能であり、前記サービスノードは、
前記第1のユーザノードから、前記第1のユーザネットワーク内で前記第1のユーザノードを識別する第1のユーザIDと前記第2のネットワーク内で前記第2のユーザノードを識別する第2のユーザIDとを含んだリダイレクト要求を受信する要求受信ユニットと、
前記第1のユーザIDと前記第2のユーザIDとの関連付けを格納する格納ユニットと、
前記制御ノードからメッセージを受信するメッセージ受信ユニットと、
前記メッセージが前記第1のユーザIDを宛先として含んでいるか、又は、前記メッセージが前記第1のユーザIDに対応する補助情報を含んでいるかを判定する判定ユニットと、
修正ユニットであって、
前記メッセージが前記第1のユーザIDを宛先として含んでいると前記判定ユニットが判定した場合に、前記関連付けに基づき、前記メッセージの前記宛先を前記第2のユーザIDに修正し、
前記メッセージが前記補助情報を含んでいると前記判定ユニットが判定した場合に、前記補助情報に基づき、前記メッセージの発信元を前記第1のユーザIDに修正する
前記修正ユニットと、
前記修正されたメッセージを前記制御ノードへ送信する送信ユニットと、
を備える、サービスノードが提供される。
本発明の第2の態様によれば、制御ノードを含んだ第1のネットワークの中で第1のユーザノードにサービス提供可能なサービスノードを制御する方法であって、前記第1のネットワークは、第2のユーザノードを含んだ第2のネットワークと通信可能であり、前記方法は、
前記第1のユーザノードから、前記第1のユーザネットワーク内で前記第1のユーザノードを識別する第1のユーザIDと前記第2のネットワーク内で前記第2のユーザノードを識別する第2のユーザIDとを含んだリダイレクト要求を受信するステップと、
前記第1のユーザIDと前記第2のユーザIDとの関連付けを格納するステップと、
前記制御ノードからメッセージを受信するステップと、
前記メッセージが前記第1のユーザIDを宛先として含んでいるか、又は、前記メッセージが前記第1のユーザIDに対応する補助情報を含んでいるかを判定するステップと、
前記メッセージが前記第1のユーザIDを宛先として含んでいると前記判定するステップが判定した場合に、前記関連付けに基づき、前記メッセージの前記宛先を前記第2のユーザIDに修正するステップと、
前記メッセージが前記補助情報を含んでいると前記判定するステップが判定した場合に、前記補助情報に基づき、前記メッセージの発信元を前記第1のユーザIDに修正するステップと、
前記修正されたメッセージを前記制御ノードへ送信するステップと、
を備える、方法が提供される。
本発明の第3の態様によれば、第1のネットワークの中のサービスノード及び第1の制御ノード、及び、第2の制御ノードを含んだ第2のネットワークの中の他のユーザノードと通信可能なユーザノードであって、
メモリから、前記第1のネットワーク内で前記ユーザノードを識別する第1のユーザIDを引き出す引き出しユニットと、
前記他のユーザノードから、前記第2のネットワーク内で前記他のユーザノードを識別する第2のユーザIDを受信するユーザID受信ユニットと、
前記第2のユーザIDを前記他のユーザノード経由で前記第2の制御ノードに登録する登録ユニットと、
前記サービスノードへ、前記第1のユーザID及び前記第2のユーザIDを含んだリダイレクト要求を送信する要求送信ユニットと、
前記他のユーザノードへ、前記第1のネットワーク内で前記サービスノードを識別するサービスノードIDと前記第1のユーザIDに対応する補助情報とを含んだメッセージを送信することにより、前記サービスノードIDにより前記第1の制御ノードが前記メッセージを前記サービスノードへルーティングするようにする、メッセージ送信ユニットと、
を備える、ユーザノードが提供される。
本発明の第4の態様によれば、第1のネットワークの中のサービスノード及び第1の制御ノード、及び、第2の制御ノードを含んだ第2のネットワークの中の他のユーザノードと通信可能なユーザノードを制御する方法であって、
メモリから、前記第1のネットワーク内で前記ユーザノードを識別する第1のユーザIDを引き出すステップと、
前記他のユーザノードから、前記第2のネットワーク内で前記他のユーザノードを識別する第2のユーザIDを受信するステップと、
前記第2のユーザIDを前記他のユーザノード経由で前記第2の制御ノードに登録するステップと、
前記サービスノードへ、前記第1のユーザID及び前記第2のユーザIDを含んだリダイレクト要求を送信するステップと、
前記他のユーザノードへ、前記第1のネットワーク内で前記サービスノードを識別するサービスノードIDと前記第1のユーザIDに対応する補助情報とを含んだメッセージを送信することにより、前記サービスノードIDにより前記第1の制御ノードが前記メッセージを前記サービスノードへルーティングするようにする、ステップと、
を備える、方法が提供される。
本発明の主な利点は次の通りである。所与のアクセスネットワーク(例えば、移動体アクセスネットワーク)経由で所与のネットワーク(例えば、移動体IMSネットワーク)と通信可能なユーザノード(例えば、UE)に対して、他のアクセスネットワーク(例えば、固定アクセスネットワーク)経由で前記所与のネットワークからサービスを提供できる。その理由は、前記所与のネットワーク内のサービスノードが、ユーザノードに関係するメッセージの宛先又は発信元を修正するからである。
本発明の更なる特徴は、添付の図面を参照する以下の例示的な実施形態に関する記述から明らかになるであろう。添付の図面においては、全図を通して、同様の参照符号は同一の又は類似する部分を示す。
図1は、従来技術において発生する課題を概略的に示す。 図2は、本発明の例示的な実施形態に従うネットワーク構成を示す概略図である。 図3は、本発明の例示的な実施形態に従うユーザ装置(UE)の機能ブロック図である。 図4は、本発明の例示的な実施形態に従う仮想ローミング・サポート機能(VRSF)の機能ブロック図である。 図5は、本発明の例示的な実施形態に従う、固定IPマルチメディア・システム(IMS)ネットワークが移動体IMSネットワークとのローミング契約を有するか否かをUEが判定する処理の流れを示すシーケンス図である。 図6は、本発明の例示的な実施形態に従う、UEが仮想ローミングを開始する処理の流れを示すシーケンス図である。 図7は、本発明の例示的な実施形態に従う、UE100に対する着呼が仮想ローミング環境においてどのように処理されるかを示すシーケンス図である。 図8は、本発明の例示的な実施形態に従う、UEからの発呼が仮想ローミング環境においてどのように処理されるかを示すシーケンス図である。 図9は、本発明の例示的な実施形態に従う、UE100が仮想ローミングを終了する処理の流れを示すシーケンス図である。
図2は、本発明の例示的な実施形態に従うネットワーク構成を示す概略図である。
図2において、ユーザ装置(UE)100は、移動体アクセスネットワーク301経由で移動体IMSネットワーク300と通信する。UE100の詳細な構成は、図3を参照して後述する。UE100はまた、無線LAN(WLAN)アダプタ(図2には示さず)経由でローカルエリアネットワーク(LAN)400とも通信する。本実施形態では、UE100はLAN400と無線で通信するものとするが、UE100はLAN400に対する有線での接続を有してもよい。
LAN400は、固定アクセスネットワーク501経由で固定IMSネットワーク500と通信する。移動体IMSネットワーク300と固定IMSネットワークとは、トランジットネットワーク600経由で相互に通信する。
例えば、移動体アクセスネットワーク301は汎用パケット無線サービス(GPRS)を使用して実装可能であり、固定アクセスネットワーク501はデジタル加入者線(DSL)を使用して実装可能である。
移動体IMSネットワーク300は、仮想ローミング・サポート機能(VRSF)200を備える。VRSF200は、UE100に対して固定アクセスネットワーク501経由で移動体IMSネットワーク300からIMSサービスを提供することを可能にする鍵となるノードのうちの1つである(このスキームを、本願では「仮想ローミング」と呼ぶ)。VRSF200の詳細な構成は、図4を参照して後述する。
移動体IMSネットワーク300はまた、呼セッション制御機能(CSCF)302も備える。正確には、CSCFは一般的に、プロキシCSCF(P−CSCF)、インテロゲーティングCSCF(I−CSCF)、及びサービングCSCF(S−CSCF)を含む。しかしながら、単純化を目的として、正確な区別が必要でない限り、本願ではこれらを一般的にCSCFと呼ぶ。
LAN400は、IMSゲートウェイ(IG)401を備える。IG401は、UEの一種であり、その基本的な構成は現在の技術において知られている(例えば、WO2006/045706参照)。特に、IG401は、固定アクセスネットワーク501経由で固定IMSネットワーク500との通信を実行するネットワークアダプタを有する。IG401はまた、1つのIMPIと1つ以上のIMPUとを含んだISIMアプリケーションも有する。IG401は、IMPUの1つを使用して固定IMSネットワーク500(厳密には、固定IMSネットワーク500のCSCF502)に登録可能であり、固定IMSネットワーク500は、IG401と固定IMSネットワーク500との間の通信に関して、固定アクセスネットワーク501上でQoSを制御することができる。注意すべきこととして、IG401の基本的な構成は現在の技術において知られているが、いくつかの動作(例えば、後述するステップS503−505及びS601−602において実行される動作)は、新規であり本発明に特有である。
図3は、本発明の例示的な実施形態に従うUE100の機能ブロック図である。UE100は、例えば、移動体電話であってもよい。UE100の中の各ブロックの機能は、専用のハードウェアによって、又はプロセッサ(不図示)によって実行されるソフトウェアによって、或いはその組み合わせによって、実装可能である。
図3において、無線ワイドエリアネットワーク(WWAN)アダプタ101は、通信標準(例えば、汎欧州デジタル移動通信システム(GSM)、広帯域符号分割多元接続(WCDMA)、CDMA2000など)に従って移動体IMSネットワーク300との通信を実行するネットワークアダプタである。WLANアダプタ102は、通信標準(例えば、IEEE802.11a/b/g)に従ってLAN400との通信を実行するネットワークアダプタである。
引き出しユニット103は、メモリが挿入されるメモリスロットを含み、メモリからIMS加入情報を引き出す。本実施形態では、メモリは、IMS加入情報を含んだISIMアプリケーションを格納したユニバーサルICカード(UICC)150である。IMS加入情報は、1つのIMPIと1つ以上のIMPUとを含み、移動体IMSネットワーク300においてUE100を識別する。
ISIMアプリケーションはUE100に物理的に挿入されるUICC150の中に実装されるものとするが、ISIMアプリケーションは他の形式で実装することもできる。例えば、ISIMアプリケーションは、ネットワーク経由でUE100の信頼済み実行環境へとダウンロード可能なリモート管理されるソフトウェアオブジェクトとして実現することもできるし、UE100内の組み込みチップ(インダストリアル・フォーム・ファクタとも呼ばれる)(これはリモートで管理される場合もある)の中に実装することもできる。
本実施形態では、UE100は無線通信によりLAN400に参加するものとし、移動体IMSネットワーク300からサービスの提供を受けるために、LAN400及び固定アクセスネットワーク501を経由して固定IMSネットワーク500に仮想ローミングするものとする。しかしながら、ネットワーク及びアクセス技術の種類は、これらに限定されない。異なる種類のネットワーク又はアクセス技術が採用される場合、図2のネットワーク構成のコンポーネントの一部がそれに応じて修正される。例えば、固定アクセスネットワーク501が所与の無線ネットワークに置き換えられた場合、IG401は、前記所与の無線ネットワーク経由の通信を実行するネットワークインタフェースを有することになろう。
しかしながら、注意すべきこととして、固定アクセスネットワークは通常移動体アクセスネットワークよりも大きな帯域幅を有するので、本実施形態のシナリオは特に利点を有する。従って、UE100のユーザは、ビデオストリーミングのような帯域幅を消費するIMSサービスを楽しむことを望む場合、固定IMSネットワーク500にローミングすることを好むであろう。
ネットワークID受信ユニット104、登録ユニット105、及びユーザID受信ユニット106は、WLANアダプタ102経由でLAN400内のIG401と通信する。要求送信ユニット107及び問合せユニット108は、WWANアダプタ101経由で移動体IMSネットワーク300内のVRSF200と通信する。メッセージ送信ユニット109は、WLANアダプタ102経由でLAN400内のIG401と通信し、また、WWANアダプタ101経由で移動体IMSネットワーク300内のCSCF302と通信することもできる。各ユニットの動作は、図5−9を参照して後述する。
図4は、本発明の例示的な実施形態に従うVRSF200の機能ブロック図である。VRSF200は、例えば、IMSアプリケーションサーバ(IMS)の一種であってもよい。或いは、VRSF200は、CSCF302に統合されていてもよい。VRSF200の中の各ブロックの機能は、専用のハードウェアによって、又はプロセッサ(不図示)によって実行されるソフトウェアによって、或いはその組み合わせによって、実装可能である。
図4において、ネットワークアダプタ201は、UE100及びCSCF302との通信を実行する。
指示ユニット202、要求受信ユニット203、通知ユニット204、メッセージ受信ユニット205、及び送信ユニット206は、ネットワークアダプタ201経由でUE100及びCSCF302の少なくとも一方と通信する。格納ユニット207、判定ユニット208、及び修正ユニット209は、VRSF200内で所定の動作を実行する。各ユニットの動作は、図5−9を参照して後述する。
図5は、本発明の例示的な実施形態に従う、固定IMSネットワーク500が移動体IMSネットワーク300とのローミング契約を有するか否かをUE100が判定する処理の流れを示すシーケンス図である。
ステップS501で、UE100の引き出しユニット103(図3参照)は、UICC150からIMS加入情報を引き出す。その後、UE100は、IMS加入情報をWWANアダプタ101経由でCSCF302に登録することにより、移動体IMSネットワーク300にアタッチする。
ステップS502で、UE100は、WLANアダプタ102を用いてLAN400にアタッチし、例えばDHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)を使用することにより、LAN400内のローカルIPアドレスを取得する。本実施形態では、UE100は、固定IMSネットワーク500に仮想ローミングしている時であっても、移動体IMSネットワーク300にアタッチしたままであるものとする。
ステップS503で、UE100は、ユニバーサル・プラグ・アンド・プレイ(UPnP)のディスカバリー・メカニズムを通じて、LAN400内のIG401を発見する。本実施形態では、UE100とIG401との間の通信はUPnPメカニズムに基づいて実行されるものとするが、UE100及びIG401が適切に構成されていれば、他のメカニズムも適用可能である。
ステップS504で、ネットワークID受信ユニット104は、そこに対して有効なIMS加入情報をIG401が有する固定IMSネットワーク500のドメイン名をIG401に問い合わせるために、UPnPアクション要求を送信する。
ステップS505で、ステップS504における要求に応えて、IG401はドメイン名(例えば、"fix.net")を返す。このステップにおいて、IG401は、IG401の中に格納されているIMS加入情報からドメイン名を引き出すことができる。例えば、IMS加入情報は、ISIMアプリケーションの中に格納されている。
ステップS506で、問合せユニット108は、"fix.net"によって特定される固定IMSネットワーク500に対してUE100がローミング可能であるか否かを、VRSF200に問い合わせる。換言すると、問合せユニット108は、固定IMSネットワーク500が移動体IMSネットワーク300とのローミング契約を有するか否かを、VRSF200に問い合わせる。なお、VRSF200のアドレスは、UICC150のISIMアプリケーションの中に事前設定しておくことができる。このステップにおいて、VRSF200は、移動体アクセスネットワーク301(これは一般的に認証されたチャネルである)から問合せを受信した場合、この問合せの発信元(即ち、UE100)を認証することができる。或いは、VRSF200は、他の認証されたチャネル(例えば、(GBA(Generic Bootstrapping Architecture)ネットワークアプリケーション機能(NAF)として機能する)VRSF200とUE100との間のGBAによって保護されたUtインタフェースなど)経由で問合せが受信された場合、UE100を認証することができる。
ステップS507で、VRSF200の通知ユニット204(図4参照)は、ステップS506において受信されたドメイン名が格納ユニット207に格納されているか否かを判定する。ドメイン名が格納されている場合、通知ユニット204は、"fix.net"によって特定されるネットワークに対してUE100がローミング可能であるということを示す回答を返す。そうでない場合、通知ユニット204は、"fix.net"によって特定されるネットワークに対してUE100がローミング可能でないということを示す回答を返す。
UE100が固定IMSネットワーク500にローミング可能である場合は仮想ローミングを避けることができるので、UE100にとって、固定IMSネットワーク500にローミング可能であるか否かを知ることは、利点となる。
いくつかの実施形態では、UE100は、代替メカニズムによって、固定IMSネットワーク500が移動体IMSネットワーク300とのローミング契約を有するか否かを判定することができる。例えば、UE100は、セッション開始プロトコル(SIP)サーバに対するDHCPオプションを伴うDHCP要求をブロードキャストすることにより、固定IMSネットワーク500のP−CSCFのアドレスを取得することができる(詳細な情報については、RFC 3361 "DHCP Option for SIP Servers"を参照のこと)。この場合、IG401と一緒に用いられるレジデンシャルゲートウェイは、家庭内のDHCP(中継)サーバとして機能し、LAN400内の他のIMS UEに対してP−CSCFアドレスを広告する。しかしながら、DHCPサーバは得てして、P−CSCFアドレスのみならず、普通のSIPクライアントデバイスをサポートするために自分自身のSIPプロキシサーバアドレス(即ち、IGのB2BUA SIPサーバアドレス)も広告するので、この点で、このメカニズムは問題を引き起こす可能性がある。UE100は、2つのSIPサーバアドレス(或いはホストドメイン名)を受信した場合、どちらがP−CSCFアドレスであるかを知るための標準や確立した手法が存在しないので、概してこれを知ることができない。それゆえ、DHCPサーバがDHCPオプションを通じてP−CSCFアドレスだけを広告するという限られた環境において、このメカニズムは有効に機能する。この場合、UE100は、そのP−CSCFアドレスに対するIMS登録要求が成功すれば、固定IMSネットワークにローミング可能であるということを知ることができる。IMS登録要求が失敗した場合、UE100は、ローミングが不可能であるということを知ることになる。
或いは、UE100は、移動体IMSネットワーク300のドメイン名を提示することにより、UEが固定IMSネットワーク500にローミング可能か否かをIG401に尋ねてもよい。この場合、IG401は、指定された移動体IMSネットワーク300からのローミングを固定IMSネットワーク500が受け入れるか否かに関する質問を、固定IMSネットワーク500の、VRSF200に類似する機能エンティティに対して送信する(或いは、IG401には事前に、IG401の固定IMSネットワーク500がローミング契約を有する移動体IMSネットワークのリストが与えられていてもよい)。IG401はその後、ローミングの利用可能性を示す回答をUE100に返す。
図6は、本発明の例示的な実施形態に従う、UE100が仮想ローミングを開始する処理の流れを示すシーケンス図である。
ステップS601で、UE100のユーザID受信ユニット106は、UE100がIG401に対してSIP登録を実行するために必要な情報を求めるUPnPアクション要求を送信する。
ステップS602で、IG401はユーザID受信ユニット106に対して、IG401のSIPサーバアドレスとIG401によってUE100に割り当てられたIMPU(例えば、"sip:user-x@fix.net")とを含んだ情報を返す。UE100は、その後のIG401を通じたIMS通信のために、このIMPUを使用する。
応答はまた、IG401がサポート可能なIMSサービスのリスト(例えば、ICSI(IMS Communication Service Identifiers))も含む(ICSIに関する詳細については、http://www.3gpp.org/ftp/Specs/html-info/22228.htmに見られる3GPP TS23.228を参照されたい)。注意すべきこととして、IG401が、IG401のIMS加入情報を使用して限られた種類のIMSサービスだけを利用することを許可されている場合もある。この場合、UE100は、固定アクセスネットワーク501を通じて、許可されたIMSサービスだけを利用することができる。他のサービスは、移動体アクセスネットワーク301経由でアクセスされる。
ステップS603で、登録ユニット105は、IG401へSIP Registerメッセージを送信する。SIP Registerメッセージは、ステップS602で受信されたIMPUを含む。
ステップS604で、IG401は、SIP RegisterメッセージをIMS SIP Registerメッセージに変換し、これをCSCF502へ送信する。
ステップS605−S606で、対応する200OKメッセージが、IG401経由でCSCF502からUE100へ返される。
ステップS607で、要求送信ユニット107は、VRSF200に対してリダイレクト要求を行う。リダイレクト要求は、UE100のIMPU(例えば、"bob@mobile.net")と、ステップS602で受信されたIMPU(例えば、"user-x@fix.net")とを含む。リダイレクト要求は、VRSF200に対して、"bob@mobile.net"に宛てられたセッション確立を"user-x@fix.net"へリダイレクトするように指示する。VRSF200の要求受信ユニット203(図4参照)がリダイレクト要求を受信し、格納ユニット207がこの関連付けを格納する。
リダイレクト要求は、いかなる追加の設定(例えばステップS602において受信されたICSIの全て又は一部を指定することによる、どの特定のIMSサービスをリダイレクトすべきか、など)を含んでもよい。他の可能な設定には、UE100が、IPTVのような帯域幅を消費するIMSサービスだけを固定アクセスネットワーク501を介して受信することを望み、メッセージングサービスのようなQoSがデリケートではない他のIMSサービスは移動体アクセスネットワーク301を介して受信することを望むということがある。これらの設定も、格納ユニット207の中に格納される。
このリダイレクト要求を実装するプロトコルは、GBAによって保護されるUtインタフェース上のXCAPであってもよい。或いは、このリダイレクト要求を搬送するために、移動体アクセスネットワーク301を介するIMS SIP Register要求が使用されてもよい(例えば、SIP Register要求のContactヘッダが、"user-x@fix.net"を搬送する)。
ステップS608で、指示ユニット202は、UE100に現在サービス提供しているCSCF302(正確には、S−CSCF)に対して、"bob@mobile.net"のためのあらゆるサービスプロファイルの初期フィルタ基準(IFC)のトリガーポイントを追加するように指示する。追加されるトリガーポイントは、"bob@mobile.net"に宛てて着信するSIP要求がCSCF302によってVRSF200へ転送されるようにするものであり、そうすることで、VRSFは仮想ローミングを実現するために必要な処理を実行する。或いは、"bob@mobile.net"のためのIFCは、VRSF200のためのこのトリガーポイントを含むように静的に事前設定されていてもよい。即ち、"bob@mobile.net"に着信するSIP要求は、UE100が固定IMSネットワーク500に仮想ローミングしているか否かに関わらず、常にVRSF200へ転送される。このようにして、VRSF200は、サービスプロファイルに対する修正(より具体的には、UE100のためのIFCに対する修正)を要求する機能を持つ。この修正には、何らかの新たなIFCの追加と何らかの既存のIFCの削除とが含まれる。
ステップS609で、要求受信ユニット203は、ユーザ固有の識別子(例えば、"1234")を生成し、このユーザ固有の識別子を含んだVRSF200のSIPアドレスを返す。例えば、"sip:vrsf@service.mobile.net;usr=1234"がUE100へ返される。ユーザ固有の識別子とUE100のIMPUとの間の関連付けも格納ユニット207に格納され、そうすることで、VRSFは後でユーザ固有の識別子に基づいてUE100を識別することができる。
結果として、UE100は仮想ローミングを実行する準備ができる。
図7は、本発明の例示的な実施形態に従う、UE100に対する着呼が仮想ローミング環境においてどのように処理されるかを示すシーケンス図である。
ステップS701で、IMSピア701(これは例えば他のUEである)は、bob@mobile.netに宛てられたSIP INVITEメッセージをCSCF302へ送信する。
ステップS702で、CSCF302は、(ステップS608で設定されたIFCに従って)SIP INVITEメッセージをVRSF200へ転送する。VRSF200のメッセージ受信ユニット205(図4参照)が、このSIP INVITEメッセージを受信する。
ステップS703で、判定ユニット208は格納ユニット207を参照して、SIP INVITEメッセージがUE100のIMPUを宛先として含んでいるか否かを判定する。この例では、UE100は固定IMSネットワーク500に仮想ローミングしており、bob@mobile.netとuser-x@fix.netとの間の関連付けが格納ユニット207に格納されている。従って、修正ユニット209は、SIP INVITEメッセージのRequest−URI(即ち、宛先)をuser-x@fix.netに修正する。その後、送信ユニット206は、修正されたSIP INVITEメッセージをCSCF302へ送信する。
なお、VRSF200は、着信するSIP INVITEメッセージが図6のS607の間に行われた設定に合致する場合にのみ、このリダイレクト(即ち、修正)を実行する。即ち、修正ユニット209は、SIP INVITEメッセージによって特定されるサービスタイプをチェックし、このサービスタイプがステップS607において格納ユニット207に格納されているという条件下で、SIP INVITEメッセージを修正する。例えば、着信するSIP INVITEメッセージが要求するIMSサービスが"user-x@fix.net"ではサポートされていないものである場合、VRSF200は、修正無しでSIP INVITEメッセージをCSCF302に返す。その後、SIP INVITEメッセージは移動体アクセスネットワーク301経由でUE100へ送信される。
ステップS704−S706で、修正されたSIP INVITEメッセージは、CSCF502及びIG401を経由してUE100へ転送される。従って、UE100は、固定アクセスネットワーク501経由で着呼を受信することができる。
ステップS707−S708で、UE100は、SIP INVITEメッセージに対して200OKメッセージにより応答する。200OKメッセージは最終的に、IG401経由でCSCF502によって受信される。
ステップS709で、CSCF502は、RACF(Resource Admission Control Function)702に対して、上述のINVITEトランザクションによって確立されたセッションに対して必要なQoSを割り当てるように指示する。従って、固定アクセスネットワーク501上でのQoSが、仮想ローミング環境において制御される。
ステップS710−S713で、200OKメッセージは最終的に、IMSピア701によって受信される。
ステップS714で、UE100及びIMSピア701は、固定アクセスネットワーク501を介してQoS制御下でメディアデータを交換する。
図8は、本発明の例示的な実施形態に従う、UE100からの発呼が仮想ローミング環境においてどのように処理されるかを示すシーケンス図である。
ステップS801で、UE100のメッセージ送信ユニット109(図3参照)は、IMSピア701に宛てられたSIP INVITEメッセージを生成する。メッセージ送信ユニット109は、Fromヘッダを、IG401によって割り当てられたIMPU(即ち、user-x@fix.net)に設定する。加えて、メッセージ送信ユニット109は、SIP INVITEメッセージに、図6のステップS609において受信されたVRSF200のSIPアドレスをRouteヘッダフィールドの中に持たせる。これにより、SIP INVITEメッセージは、宛先に到達する前にVRSF200へルーティングされるようにされる。その後、メッセージ送信ユニット109は、生成されたSIP INVITEメッセージをIG401へ送信する。
注意すべきこととして、メッセージ送信ユニット109は、ステップS609において要求受信ユニット203によって生成されたユーザ固有の識別子(即ち、"1234")の代わりに、UE100のIMPU(即ち、"bob@mobile.net")を補助情報として使用してもよい。ここで重要なことは、補助情報がUE100を識別可能であることである。
加えて、注意すべきこととして、SIP INVITEメッセージは、user-x@fix.netの代わりにbob@mobile.netをFromヘッダフィールドの中に持ってもよい。というのも、Fromヘッダフィールドは純粋に、論理的な発呼者の識別子を搬送するために使用され、SIPルーティングのために使用されはしないからである。しかしながら、そのようなトポロジ上不正確なFromヘッダは時々問題を引き起こすので、UE100が固定IMSネットワーク500に仮想ローミングしているときは、SIP INVITEメッセージはFromヘッダフィールドの中にuser-x@fix.netを持つことが好ましい。
更に、UE100が仮想ローミング環境の中でサービスを開始することを望まない場合(例えば、SIP INVITEメッセージによって要求されるサービスのサービスタイプが図6のS602において受信されたICSIに含まれない場合)、メッセージ送信ユニット109は、従来のやり方でSIP INVITEメッセージを生成して移動体アクセスネットワーク301経由で送信する。
ステップS802で、IG401は、SIP INVITEメッセージを受信し、Routeヘッダフィールドの中に、VRSF200のアドレスの前に固定IMSネットワーク500の必要なCSCFアドレスを挿入する。これにより、SIP INVITEメッセージは、最初に固定IMSネットワーク500へとルーティングされるようにされる。その後、IG401は、SIP INVITEメッセージをCSCF502へ送信する。
ステップS803で、CSCF502は、関連するRouteヘッダ(即ち、図8の例ではcscfs@fix.net)を消費する。残りのRouteヘッダ(即ち、図8の例ではsip:vrsf@service.mobile.net;user=1234)に従い、CSCF502は、SIP INVITEメッセージをCSCF302へ転送する。
ステップS804で、CSCF302は、Routeヘッダに従い、SIP INVITEメッセージをVRSF200へ転送する。VRSF200のメッセージ受信ユニット205(図4参照)が、このSIP INVITEメッセージを受信する。
ステップS805で、判定ユニット208は格納ユニット207を参照して、SIP INVITEメッセージが補助情報を含むか否かを判定する。この例では、UE100は固定IMSネットワーク500に仮想ローミングしているので、SIP INVITEメッセージに含まれる補助情報は格納ユニット207に格納されている。更に、補助情報(即ち、"1234")とbob@mobile.netとの間の関連付けも、格納ユニット207に格納されている。従って、判定ユニット208は、発呼エンティティがUE100であるということを認識する。その後、修正ユニット209は、SIP INVITEメッセージのFromヘッダフィールド(即ち、発信元)を、bob@mobile.netに修正する。修正ユニット209はまた、CSCF502によって追加されるかもしれない、SIP INVITEメッセージのP−Asserted−Identityヘッダも検査することで、SIP INVITEメッセージが本当にuser-x@fix.netから送信されたということを検証する。その後、修正ユニット209は、P−Asserted−Identityヘッダの内容をbob@mobile.netに修正する(或いは、P−Asserted−Identityヘッダが存在しない場合、修正ユニと209は、bob@mobile.netを伴うP−Asserted−Identityヘッダを追加する)。その後、送信ユニット206は、修正されたSIP INVITEメッセージをCSCF302へ送信する。
ステップS806で、CSCF302は、SIP INVITEメッセージを宛先のIMSピア701へ転送する。
ステップS807−S810で、IMSピア701は、SIP INVITEに対して200OKメッセージにより応答し、この200OKメッセージは、着呼の場合と同様のやり方で(図7参照)最終的にCSCF502によって受信される。
ステップS811で、CSCF502はRACF702に対して、上述のINVITEトランザクションによって確立されたセッションに対して必要なQoSを割り当てるように指示する。従って、固定アクセスネットワーク501上でのQoSが、仮想ローミング環境において制御される。
ステップS812−S813で、200OKメッセージは最終的に、UE100によって受信される。
ステップS814で、UE100及びIMSピア701は、固定アクセスネットワーク501を介してQoS制御下でメディアデータを交換する。
図9は、本発明の例示的な実施形態に従う、UE100が仮想ローミングを終了する処理の流れを示すシーケンス図である。
ステップS901で、UE100の要求送信ユニット107(図3参照)は、リダイレクト無効化要求をVRSF200へ送信する。リダイレクト無効化要求は、VRSF200に対して、bob@mobile.netのための仮想ローミングを無効化するように指示する。VRSFは、関連するIFCを削除することにより、CSCF302に対してbob@mobile.netに宛てられたメッセージの転送を停止するように指示することができる。この要求は、例えば、GBAによって保護される。VRSF200の要求受信ユニット203(図4参照)が、リダイレクト無効化要求を受信する。
ステップS902で、要求受信ユニット203は、リダイレクト無効化要求に対して肯定応答を返す。
ステップS903で、UE100は、WLANアダプタ102を用いて、SIP de−RegisterメッセージをIG401へ送信する。
ステップS904で、IG401は、図6のステップS602においてUE100に割り当てられたuser-x@fix.netに関して、IMS de−RegisterメッセージをCSCF502へ送信する。
ステップS905−S906で、200OKメッセージが、IG401経由でCSCF502からUE100へ最終的に返送される。
(本発明の利点)
本発明は、例え移動体IMSネットワーク300が固定IMSネットワーク500とのローミング契約を有さない場合であっても、移動体アクセスネットワーク301経由で移動体IMSネットワーク300と通信可能なUE100が、他のネットワーク(即ち、固定IMSネットワーク500)へ「仮想的に」ローミング可能であり、他のアクセスネットワーク(即ち、固定アクセスネットワーク501)経由で移動体IMSネットワーク300からサービスの提供を受けることができるという点で、利点を有する。
他の非限定的な利点は以下の通りである。
− UE100と移動体IMSネットワーク300との間のサービスのために、固定アクセスネットワーク501上でのQoSがサポートされる。
− 本発明の構成及び手順は、他のネットワークに対するいかなる変更も無しに、任意のネットワークにおいて実装可能である。即ち、固定IMSネットワーク500及び固定アクセスネットワーク501を修正する必要はない。
例示的な実施形態を参照して本発明を説明してきたが、理解すべきこととして、本発明は開示された例示的な実施形態には限定されない。添付の請求項の範囲には、全ての修正物、及び均等な構造及び機能を包含するように、最も広い解釈が与えられる。

Claims (26)

  1. 制御ノード(302)を含んだ第1のネットワーク(300)の中で第1のユーザノード(100)にサービス提供可能なサービスノード(200)であって、前記第1のネットワークは、第2のユーザノード(401)を含んだ第2のネットワーク(500)と通信可能であり、前記サービスノードは、
    前記第1のユーザノードから、前記第1のユーザネットワーク内で前記第1のユーザノードを識別する第1のユーザIDと前記第2のネットワーク内で前記第2のユーザノードを識別する第2のユーザIDとを含んだリダイレクト要求を受信する要求受信ユニット(203)と、
    前記第1のユーザIDと前記第2のユーザIDとの関連付けを格納する格納ユニット(207)と、
    前記制御ノードからメッセージを受信するメッセージ受信ユニット(205)と、
    前記メッセージが前記第1のユーザIDを宛先として含んでいるか、又は、前記メッセージが前記第1のユーザIDに対応する補助情報を含んでいるかを判定する判定ユニット(208)と、
    修正ユニット(209)であって、
    前記メッセージが前記第1のユーザIDを宛先として含んでいると前記判定ユニットが判定した場合に、前記関連付けに基づき、前記メッセージの前記宛先を前記第2のユーザIDに修正し、
    前記メッセージが前記補助情報を含んでいると前記判定ユニットが判定した場合に、前記補助情報に基づき、前記メッセージの発信元を前記第1のユーザIDに修正する
    前記修正ユニットと、
    前記修正されたメッセージを前記制御ノードへ送信する送信ユニット(206)と、
    を備える、サービスノード。
  2. 前記要求受信ユニットは、前記補助情報を生成し、当該補助情報を前記第1のユーザノードへ送信し、
    前記格納ユニットは、前記第1のユーザIDに関連付けて前記補助情報を格納する、
    請求項1に記載のサービスノード。
  3. 前記要求受信ユニットが前記リダイレクト要求を受信すると、前記制御ノードに対して、前記第1のユーザIDを宛先として含んだメッセージを前記サービスノードへ転送するように指示する指示ユニット(202)
    を更に備える、請求項1又は2に記載のサービスノード。
  4. 前記要求受信ユニットは、前記第1のユーザノードから、前記第1のユーザIDを含んだリダイレクト無効化要求を受信し、
    前記指示ユニットは、前記要求受信ユニットが前記リダイレクト無効化要求を受信すると、前記制御ノードに対して、前記第1のユーザIDを宛先として含んだメッセージを前記サービスノードへ転送することを停止するように指示する、
    請求項3に記載のサービスノード。
  5. 前記メッセージは、当該メッセージによって要求されるサービスのサービスタイプを特定し、
    前記リダイレクト要求は、各々がサービスタイプを特定する1以上のサービス識別子を含み、
    前記修正ユニットは、前記第1のユーザIDを宛先として含んだ前記メッセージによって特定されるサービスタイプをチェックし、
    前記修正ユニットは、前記メッセージによって特定されるサービスタイプが前記1以上のサービス識別子によって特定される1以上のサービスタイプの中に含まれているという条件下で、前記関連付けに基づき、前記メッセージの宛先を前記第2のユーザIDに修正する、
    請求項1乃至4のいずれか1項に記載のサービスノード。
  6. 前記格納ユニットは、各々が前記第1のユーザノードがローミング可能なネットワークを特定する1以上のネットワーク識別子を格納し、
    前記サービスノードは、ネットワーク識別子を含んだ問合せに応えて、前記1以上のネットワーク識別子に基づき、前記第1のユーザノードが前記問合せに含まれる前記ネットワーク識別子によって特定されるネットワークにローミング可能であるか否かを前記第1のユーザノードに通知する通知ユニットを更に備える、
    請求項1乃至5のいずれか1項に記載のサービスノード。
  7. 前記第1のネットワークは、第1のIPマルチメディア・サブシステム(IMS)ネットワークであり、
    前記第2のネットワークは、第2のIMSネットワークであり、
    前記第1のユーザIDは、前記第1のユーザノードのIMSパブリック・ユーザ・アイデンティティ(IMPU)であり、
    前記第2のユーザIDは、前記第2のユーザノードのIMPUであり、
    前記メッセージは、セッション開始プロトコル(SIP)要求メッセージであり、
    前記制御ノードは、サービング呼セッション制御機能(S−CSCF)を含み、
    前記修正ユニットは、前記補助情報を含んだ前記メッセージを、当該メッセージのP−Asserted−Identityヘッダの中に前記第1のユーザIDが含まれるように修正する、
    請求項1乃至6のいずれか1項に記載のサービスノード。
  8. 制御ノード(302)を含んだ第1のネットワーク(300)の中で第1のユーザノード(100)にサービス提供可能なサービスノード(200)を制御する方法であって、前記第1のネットワークは、第2のユーザノード(401)を含んだ第2のネットワーク(500)と通信可能であり、前記方法は、
    前記第1のユーザノードから、前記第1のユーザネットワーク内で前記第1のユーザノードを識別する第1のユーザIDと前記第2のネットワーク内で前記第2のユーザノードを識別する第2のユーザIDとを含んだリダイレクト要求を受信するステップ(S607)と、
    前記第1のユーザIDと前記第2のユーザIDとの関連付けを格納するステップ(S607)と、
    前記制御ノードからメッセージを受信するステップ(S702,S804)と、
    前記メッセージが前記第1のユーザIDを宛先として含んでいるか、又は、前記メッセージが前記第1のユーザIDに対応する補助情報を含んでいるかを判定するステップ(S703,S805)と、
    前記メッセージが前記第1のユーザIDを宛先として含んでいると前記判定するステップが判定した場合に、前記関連付けに基づき、前記メッセージの前記宛先を前記第2のユーザIDに修正するステップ(S703)と、
    前記メッセージが前記補助情報を含んでいると前記判定するステップが判定した場合に、前記補助情報に基づき、前記メッセージの発信元を前記第1のユーザIDに修正するステップ(S805)と、
    前記修正されたメッセージを前記制御ノードへ送信するステップ(S703,S805)と、
    を備える、方法。
  9. 前記リダイレクト要求を受信する前記ステップは、前記補助情報を生成し、当該補助情報を前記第1のユーザノードへ送信し、
    前記格納するステップは、前記第1のユーザIDに関連付けて前記補助情報を格納する、
    請求項8に記載の方法。
  10. 前記リダイレクト要求を受信する前記ステップにおいて前記リダイレクト要求が受信されると、前記制御ノードに対して、前記第1のユーザIDを宛先として含んだメッセージを前記サービスノードへ転送するように指示するステップ(S608)
    を更に備える、請求項8又は9に記載の方法。
  11. 前記リダイレクト要求を受信する前記ステップは、前記第1のユーザノードから、前記第1のユーザIDを含んだリダイレクト無効化要求を受信し、
    前記指示するステップは、前記リダイレクト要求を受信する前記ステップにおいて前記リダイレクト無効化要求が受信されると、前記制御ノードに対して、前記第1のユーザIDを宛先として含んだメッセージを前記サービスノードへ転送することを停止するように指示する、
    請求項10に記載の方法。
  12. 前記メッセージは、当該メッセージによって要求されるサービスのサービスタイプを特定し、
    前記リダイレクト要求は、各々がサービスタイプを特定する1以上のサービス識別子を含み、
    前記宛先を修正する前記ステップは、前記第1のユーザIDを宛先として含んだ前記メッセージによって特定されるサービスタイプをチェックし、
    前記宛先を修正する前記ステップは、前記メッセージによって特定されるサービスタイプが前記1以上のサービス識別子によって特定される1以上のサービスタイプの中に含まれているという条件下で、前記関連付けに基づき、前記メッセージの宛先を前記第2のユーザIDに修正する、
    請求項8乃至11のいずれか1項に記載の方法。
  13. 前記格納するステップは、各々が前記第1のユーザノードがローミング可能なネットワークを特定する1以上のネットワーク識別子を格納し、
    前記方法は、ネットワーク識別子を含んだ問合せに応えて、前記1以上のネットワーク識別子に基づき、前記第1のユーザノードが前記問合せに含まれる前記ネットワーク識別子によって特定されるネットワークにローミング可能であるか否かを前記第1のユーザノードに通知するステップ(S507)を更に備える、
    請求項8乃至12のいずれか1項に記載の方法。
  14. 前記第1のネットワークは、第1のIPマルチメディア・サブシステム(IMS)ネットワークであり、
    前記第2のネットワークは、第2のIMSネットワークであり、
    前記第1のユーザIDは、前記第1のユーザノードのIMSパブリック・ユーザ・アイデンティティ(IMPU)であり、
    前記第2のユーザIDは、前記第2のユーザノードのIMPUであり、
    前記メッセージは、セッション開始プロトコル(SIP)要求メッセージであり、
    前記制御ノードは、サービング呼セッション制御機能(S−CSCF)を含み、
    前記発信元を修正する前記ステップは、前記補助情報を含んだ前記メッセージを、当該メッセージのP−Asserted−Identityヘッダの中に前記第1のユーザIDが含まれるように修正する、
    請求項8乃至13のいずれか1項に記載の方法。
  15. 第1のネットワーク(300)の中のサービスノード(200)及び第1の制御ノード(302)、及び、第2の制御ノード(502)を含んだ第2のネットワーク(500)の中の他のユーザノード(401)と通信可能なユーザノード(100)であって、
    メモリ(150)から、前記第1のネットワーク内で前記ユーザノードを識別する第1のユーザIDを引き出す引き出しユニット(103)と、
    前記他のユーザノードから、前記第2のネットワーク内で前記他のユーザノードを識別する第2のユーザIDを受信するユーザID受信ユニット(106)と、
    前記第2のユーザIDを前記他のユーザノード経由で前記第2の制御ノードに登録する登録ユニット(105)と、
    前記サービスノードへ、前記第1のユーザID及び前記第2のユーザIDを含んだリダイレクト要求を送信する要求送信ユニット(107)と、
    前記他のユーザノードへ、前記第1のネットワーク内で前記サービスノードを識別するサービスノードIDと前記第1のユーザIDに対応する補助情報とを含んだメッセージを送信することにより、前記サービスノードIDにより前記第1の制御ノードが前記メッセージを前記サービスノードへルーティングするようにする、メッセージ送信ユニット(109)と、
    を備える、ユーザノード。
  16. 前記要求送信ユニットは、前記サービスノードから前記補助情報を受信する、
    請求項15に記載のユーザノード。
  17. 前記ユーザID受信ユニットは、前記他のユーザノードから、各々がサービスタイプを特定する1以上のサービス識別子を受信し、
    前記要求送信ユニットは、前記サービスノードへ、前記1以上のサービス識別子の全て又は一部を送信する、
    請求項15又は16に記載のユーザノード。
  18. 前記メッセージは、当該メッセージによって要求されるサービスのサービスタイプを特定し、
    前記メッセージ送信ユニットは、前記メッセージによって特定されるサービスタイプが前記1以上のサービス識別子によって特定される1以上のサービスタイプの中に含まれない場合、前記他のユーザノードの代わりに前記第1の制御ノードへ前記メッセージを送信する、
    請求項17に記載のユーザノード。
  19. 前記第2のネットワークを識別するネットワークIDを受信するネットワークID受信ユニット(104)と、
    前記ユーザノードが前記ネットワークIDによって識別される前記第2のネットワークにローミング可能であるか否かを前記サービスノードに問い合わせる問合せユニット(108)と、
    を更に備える、請求項15乃至18のいずれか1項に記載のユーザノード。
  20. 前記第1のネットワークは、第1のIPマルチメディア・サブシステム(IMS)ネットワークであり、
    前記第2のネットワークは、第2のIMSネットワークであり、
    前記第1のユーザIDは、前記ユーザノードのIMSパブリック・ユーザ・アイデンティティ(IMPU)であり、
    前記第2のユーザIDは、前記他のユーザノードのIMPUであり、
    前記サービスノードIDは、前記サービスノードのユニフォーム・リソース・アイデンティファイア(URI)であり、
    前記メモリは、前記第1のユーザIDを維持管理するIMS加入者IDモジュール(ISIM)を格納するユニバーサルICカード(UICC)であり、
    前記メッセージは、セッション開始プロトコル(SIP)要求メッセージであり、
    前記第1の制御ノードは、第1のサービング呼セッション制御機能(S−CSCF)を含み、
    前記第2の制御ノードは、第2のS−CSCFを含み、
    前記メッセージは、当該メッセージのRouteヘッダの中に前記サービスノードIDを含む、
    請求項15乃至19のいずれか1項に記載のユーザノード。
  21. 第1のネットワーク(300)の中のサービスノード(200)及び第1の制御ノード(302)、及び、第2の制御ノード(502)を含んだ第2のネットワーク(500)の中の他のユーザノード(401)と通信可能なユーザノード(100)を制御する方法であって、
    メモリ(150)から、前記第1のネットワーク内で前記ユーザノードを識別する第1のユーザIDを引き出すステップ(S501)と、
    前記他のユーザノードから、前記第2のネットワーク内で前記他のユーザノードを識別する第2のユーザIDを受信するステップ(S602)と、
    前記第2のユーザIDを前記他のユーザノード経由で前記第2の制御ノードに登録するステップ(S603)と、
    前記サービスノードへ、前記第1のユーザID及び前記第2のユーザIDを含んだリダイレクト要求を送信するステップ(S607)と、
    前記他のユーザノードへ、前記第1のネットワーク内で前記サービスノードを識別するサービスノードIDと前記第1のユーザIDに対応する補助情報とを含んだメッセージを送信することにより、前記サービスノードIDにより前記第1の制御ノードが前記メッセージを前記サービスノードへルーティングするようにする、ステップ(S801)と、
    を備える、方法。
  22. 前記リダイレクト要求を送信する前記ステップは、前記サービスノードから前記補助情報を受信する、
    請求項21に記載の方法。
  23. 前記第2のユーザIDを受信する前記ステップは、前記他のユーザノードから、各々がサービスタイプを特定する1以上のサービス識別子を受信し、
    前記リダイレクト要求を送信する前記ステップは、前記サービスノードへ、前記1以上のサービス識別子の全て又は一部を送信する、
    請求項21又は22に記載の方法。
  24. 前記メッセージは、当該メッセージによって要求されるサービスのサービスタイプを特定し、
    前記メッセージを送信する前記ステップは、前記メッセージによって特定されるサービスタイプが前記1以上のサービス識別子によって特定される1以上のサービスタイプの中に含まれない場合、前記他のユーザノードの代わりに前記第1の制御ノードへ前記メッセージを送信する、
    請求項23に記載の方法。
  25. 前記第2のネットワークを識別するネットワークIDを受信するステップ(S505)と、
    前記ユーザノードが前記ネットワークIDによって識別される前記第2のネットワークにローミング可能であるか否かを前記サービスノードに問い合わせるステップ(S506)と、
    を更に備える、請求項21乃至24のいずれか1項に記載の方法。
  26. 前記第1のネットワークは、第1のIPマルチメディア・サブシステム(IMS)ネットワークであり、
    前記第2のネットワークは、第2のIMSネットワークであり、
    前記第1のユーザIDは、前記ユーザノードのIMSパブリック・ユーザ・アイデンティティ(IMPU)であり、
    前記第2のユーザIDは、前記他のユーザノードのIMPUであり、
    前記サービスノードIDは、前記サービスノードのユニフォーム・リソース・アイデンティファイア(URI)であり、
    前記メモリは、前記第1のユーザIDを維持管理するIMS加入者IDモジュール(ISIM)を格納するユニバーサルICカード(UICC)であり、
    前記メッセージは、セッション開始プロトコル(SIP)要求メッセージであり、
    前記第1の制御ノードは、第1のサービング呼セッション制御機能(S−CSCF)を含み、
    前記第2の制御ノードは、第2のS−CSCFを含み、
    前記メッセージは、当該メッセージのRouteヘッダの中に前記サービスノードIDを含む、
    請求項21乃至25のいずれか1項に記載の方法。
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