JP5346900B2 - 情報処理装置および情報処理プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、情報処理装置および情報処理プログラムに関するものである。
ある情報処理装置は、ウェブサーバー機能を有し、クライアントから要求されたHTML(Hypertext Markup Language)データファイルをクライアントへ送信する。クライアントは、そのHTMLデータファイルを受信すると、HTMLデータファイルに基づく画面を表示する。
そのような情報処理装置には、クライアントからの要求を受信したときに、多価関数トークンなどの関数トークンを有するHTMLテンプレートファイルから、HTMLデータファイルを生成して送信するものがある(例えば特許文献1参照)。そのような情報処理装置では、HTMLデータファイル生成時に、関数トークンに対応する関数が実行され、その関数の戻り値(戻り値そのもの、または戻り値をテキストデータ化したもの)で関数トークンを置き換えてHTMLデータファイルが生成される。
特に特許文献1記載の情報処理装置では、HTMLテンプレートファイルにおいて、反復ループ内に多価関数トークンを記述することで、反復ループの記述が、多価関数トークンに対応する多価関数の複数の戻り値に置き換えられる。
図6は、HTMLテンプレートファイルにおける多価関数トークンを含む反復ループの記述およびその記述から置き換えられた記述の一例を示す図である。図6(A)は、HTMLテンプレートファイル内の多価関数トークンを含む反復ループの記述の一例を示す図であり、図6(B)は、図6(A)に示す反復ループの記述が置き換えられた後の記述の一例を示す図である。
図6(A)の反復ループの記述では、ループ先頭の文「<!-- eweb_for 3 -->」とループ終端の文「<!-- eweb_end_for -->」の間に、多価関数トークン「$f_m_getPanelLanguage$」が記述されている。ループ先頭の文「<!-- eweb_for 3 -->」における「3」は、反復回数を示している。
この例では、多価関数トークン「$f_m_getPanelLanguage$」に対応する多価関数は、使用可能な操作パネル言語を戻り値として返す関数であって、図6(B)に示すように、この反復ループの記述は、「English」、「Deutsch」、「Japanese」の3つの記述に置き換えられる。
より具体的には、1回目の反復のときに多価関数が実行され、複数の戻り値のうちの最初の戻り値に、多価関数トークンを置き換えた文(図6(B)における「English」)が生成される。次に、2回目の反復のときには多価関数は実行されず、複数の戻り値のうちの2番目の戻り値に、多価関数トークンを置き換えた文(図6(B)における「Deutsch」)が生成される。そして、3回目の反復のときには多価関数は実行されず、複数の戻り値のうちの3番目の戻り値に、多価関数トークンを置き換えた文(図6(B)における「Japanese」)が生成される。
特開2009−64062号公報
上述のように反復ループを使用して、多価関数トークンを複数の文に置き換える場合、置換後の複数の文は例えば図6(B)に示すように連続して記述される。このため、連続しない後続の箇所で多価関数の戻り値を記述したい場合には、その箇所に多価関数トークンを別途記述して戻り値を再度得なければならない。これにより多価関数トークンが増加し多価関数の実行回数が増えるため、HTMLデータファイルの生成時間が長くなってしまう。
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、要求されたデータファイルの生成時間を短くすることができる情報処理装置および情報処理プログラムを得ることを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明では以下のようにした。
本発明に係る情報処理装置は、データファイルの要求を受け付ける要求受付部と、要求受付部により要求を受け付けたデータファイルを生成するデータファイル生成部とを備える。そして、データファイル生成部は、(a)データファイルに対応するテンプレートファイルを特定し、(b)テンプレートファイルにおける多価関数トークンを検出し、(c)検出した多価関数トークンに対応する多価関数を実行し、(d)多価関数の複数の戻り値を保持し、(e)テンプレートファイルにおけるリターントークンを検出し、(f)検出したリターントークンに対応する多価関数の複数の戻り値のうちの、リターントークンに対応する戻り値を特定し、(g)リターントークンを戻り値で置換してテンプレートファイルからデータファイルを生成する。
これにより、多価関数トークンより後ろの箇所にリターントークンを記述することで、任意の箇所に多価関数の戻り値を記述することができる。このため、多価関数トークンを再度記述する必要がなく、多価関数の実行回数が減るため、要求されたデータファイルの生成時間を短くすることができる。
また、本発明に係る情報処理装置は、上記の情報処理装置に加え、次のようにしてもよい。この場合、データファイル生成部は、多価関数の複数の戻り値を保持する際に、多価関数の複数の戻り値にインデックス番号を付し、リターントークンにおいて指定されているインデックス番号の戻り値を、リターントークンに対応する戻り値として特定する。
これにより、多価関数の複数の戻り値を任意の順序で記述することができる。つまり、インデックス番号を指定することで、例えば最後の戻り値を、他の戻り値より先に記述させることができる。
また、本発明に係る情報処理装置は、上記の情報処理装置に加え、次のようにしてもよい。この場合、多価関数トークンは、多価関数の関数名を含み、多価関数トークンに対応するリターントークンは、その多価関数トークンの多価関数の関数名を含む。
これにより、多価関数トークンとリターントークンとの対応関係を示すテーブルなどを使用することなく、リターントークンに対応する多価関数をただちに特定することができる。
また、本発明に係る情報処理装置は、上記の情報処理装置に加え、次のようにしてもよい。この場合、データファイルは、HTMLデータファイルである。
これにより、情報処理装置がウェブサーバー機能で応答する際に送信するHTMLデータファイルを短時間で生成することができる。
本発明に係る情報処理プログラムは、コンピューターに、(a)要求されたデータファイルに対応するテンプレートファイルを特定するステップと、(b)テンプレートファイルにおける多価関数トークンを検出するステップと、(c)検出した多価関数トークンに対応する多価関数を実行するステップと、(d)多価関数の複数の戻り値を保持するステップと、(e)テンプレートファイルにおけるリターントークンを検出するステップと、(f)検出したリターントークンに対応する多価関数の複数の戻り値のうちの、リターントークンに対応する戻り値を特定するステップと、(g)リターントークンを戻り値で置換してテンプレートファイルからデータファイルを生成するステップとを実行させる。
これにより、多価関数トークンより後ろの箇所にリターントークンを記述することで、任意の箇所に多価関数の戻り値を記述することができる。このため、多価関数トークンを再度記述する必要がなく、多価関数の実行回数が減るため、要求されたデータファイルの生成時間を短くすることができる。
本発明によれば、情報処理装置において、要求されたデータファイルの生成時間を短くすることができる。
図1は、本発明の実施の形態に係る複合機の構成を示すブロック図である。 図2は、図1に示す複合機の動作を説明するフローチャートである。 図3は、図1におけるHTMLテンプレートファイルおよびそのHTMLテンプレートファイルから生成されるHTMLデータファイルの一例を示す図である。 図4は、図1に示す複合機において生成されるHTMLデータファイルに基づく画面の一例を示す図である。 図5は、図4に示す画面のHTMLデータファイルに対応するHTMLテンプレートファイルの一例を示す図である。 図6は、HTMLテンプレートファイルにおける多価関数トークンを含む反復ループの記述およびその記述から置き換えられた記述の一例を示す図である。
以下、図に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る複合機の構成を示すブロック図である。図1に示すように、情報処理装置である複合機1に、周辺機器インターフェースまたはネットワークを介してホスト装置2が接続されている。
複合機1は、画像形成装置の一例であり、プリンター11と、スキャナー12と、ファクシミリ装置13と、操作パネル14と、通信装置15と、記憶装置16と、演算処理装置17とを備える。
プリンター11は、印刷データに基づいて文書画像を印刷する装置である。スキャナー12は、文書から文書画像を光学的に読み取り、文書画像の画像データを生成する装置である。ファクシミリ装置13は、送信すべき文書データからファクシミリ信号を生成し送信するとともに、ファクシミリ信号を受信し文書データに変換する装置である。
また、操作パネル14は、複合機1の筐体表面に配置され、ユーザーに対して各種情報を表示する表示装置と、ユーザー操作を検出する入力装置とを有する。表示装置としては例えば液晶ディスプレイが使用される。入力装置としては、キースイッチ、タッチパネルなどが使用される。
また、通信装置15は、ホスト装置2と通信可能な装置である。通信装置15としては、例えば、USB(Universal Serial Bus)などの周辺機器インターフェース回路、ネットワークインターフェース、モデムなどが使用される。
また、記憶装置16は、各種プログラムおよび各種データを格納可能な装置である。記憶装置16としては、ハードディスクドライブ、不揮発性メモリーなどの不揮発性の記憶媒体が使用される。記憶装置16には、HTML生成プログラム21およびHTMLテンプレートファイル22が予め記憶されている。
HTML生成プログラム21は、演算処理装置17により実行され、HTMLテンプレートファイル22から、ホスト装置2へ送信するHTMLデータファイルを生成するためのプログラムである。この実施の形態では、HTML生成プログラム21は、多価関数コード21aを含む。多価関数コード21aは、HTMLテンプレートファイル22に記述されている多価関数トークンに対応する多価関数のプログラムコードである。
HTMLテンプレートファイル22は、多価関数トークンおよびリターントークンの記述されたテキストデータファイルである。なお、多価関数トークンおよびリターントークンの記述以外の部分は、対応するHTMLデータファイルと同一である。
また、演算処理装置17は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)などを有するコンピューターであり、ROMや図示せぬ記憶装置からRAMへプログラムをロードし、そのプログラムをCPUで実行することにより、各種処理部を実現する。
複合機1の起動後に、図示せぬプログラムが演算処理装置17により実行され、通信処理部31などが実現される。また、通信処理部31によりホスト装置2からの要求が受信されると、HTML生成プログラム21が実行され、HTML生成部32が実現される。
通信処理部31は、通信装置15を使用して、所定の通信プロトコルでホスト装置2とデータ通信を行う。この実施の形態では、通信処理部31は、ウェブサーバー機能を有し、HTTP(Hypertext Transfer Protocol)で通信を行う。
HTML生成部32は、通信処理部31により受け付けた要求のデータファイルを生成する。この実施の形態では、HTML生成部32は、通信処理部31により受信されたHTTPコマンド内の所定のURI(Uniform Resource Identifier)に対応するHTMLデータファイルを生成する。なお、URIとしては、HTMLデータファイル名でもよいし、CGI名でもよい。
HTML生成部32は、(a)要求されたHTMLデータファイルに対応するHTMLテンプレートファイル22を特定し、(b)そのHTMLテンプレートファイル22における多価関数トークンを検出し、(c)検出した多価関数トークンに対応する多価関数コード21aを実行し、(d)多価関数コード21aの複数の戻り値をRAMなどにおいて保持し、(e)そのHTMLテンプレートファイル22におけるリターントークンを検出し、(f)検出したリターントークンに対応する多価関数の複数の戻り値のうちの、リターントークンに対応する戻り値を特定し、(g)リターントークンを戻り値で置換してHTMLテンプレートファイル22からHTMLデータファイルを生成する。
一方、ホスト装置2は、通信装置41、演算処理装置42、および表示装置43を有する。
通信装置41は、複合機1と通信可能な装置である。通信装置41としては、例えば、USBなどの周辺機器インターフェース回路、ネットワークインターフェース、モデムなどが使用される。
また、演算処理装置42は、CPU、ROM、RAMなどを有するコンピューターであり、図示せぬ記憶装置などからRAMへプログラムをロードし、そのプログラムをCPUで実行することにより、各種処理部を実現する。
ホスト装置2の起動後に、図示せぬプログラムが演算処理装置42により適宜実行される。この実施の形態1では、演算処理装置42により、通信処理部51、表示処理部52などの処理部が実現される。通信処理部51および表示処理部52は、例えばウェブブラウザーとして実現される。通信処理部51は、ウェブクライアントとして動作し、通信装置41を使用して、HTTPコマンドを複合機1へ送信し、HTMLデータファイルを受信する。表示処理部52は、受信されたHTMLデータファイルを解析し、HTMLデータファイルに基づく画面を表示装置43に表示させる。
次に、上記複合機1の動作について説明する。図2は、図1に示す複合機1の動作を説明するフローチャートである。
複合機1において、通信処理部31が、ホスト装置2の通信処理部51からのHTMLデータファイルの要求を受信すると、HTML生成プログラム21が実行され、HTML生成部32が起動する。
HTML生成部32は、HTMLデータファイルの生成に使用するHTMLテンプレートファイル22を特定する(ステップS1)。
そして、HTML生成部32は、そのHTMLテンプレートファイル22の先頭から順番に1行を、演算処理装置17内のRAMに読み込む(ステップS2)。
HTML生成部32は、読み込んだ1行の中に多価関数トークンが存在するか否かを判定する(ステップS3)。この実施の形態では、トークンは、「$」で始まり「$」で終わる文字列であり、多価関数トークンは、接頭句「$f_m_」で始まる。
そして、HTML生成部32は、多価関数トークンを発見すると、その多価関数トークンに対応する多価関数を呼び出す(ステップS4)。多価関数が呼び出されると多価関数コード21aが実行される。例えば、多価関数トークン「$f_m_xxxx」が発見されると、多価関数「xxxx」が呼び出される。
HTML生成部32は、多価関数コード21aを実行すると、複数の戻り値を受け取り、その複数の戻り値を、その関数名に関連付けて1つの配列としてRAMに保持する(ステップS5)。
その後、HTML生成部32は、その1行からその多価関数トークンを消去する(ステップS6)。
一方、その1行の中に多価関数トークンが存在しない場合には、ステップS4〜S6の処理はスキップされる。
次に、HTML生成部32は、読み込んだ1行の中にリターントークンが存在するか否かを判定する(ステップS7)。この実施の形態では、多価関数トークンは、接頭句「$r_」で始まる。
HTML生成部32は、リターントークンを発見すると、そのリターントークンから、リターントークンに対応する多価関数の名称および戻り値を選択するためのインデックス番号を特定する(ステップS8)。例えば、リターントークンが「$r_xxxx[2]$」である場合、関数名は「xxxx」であり、インデックス番号は2である。
そして、HTML生成部32は、特定した関数名に関連付けられた配列における、特定したインデックス番号の要素の値(つまり、いずれかの戻り値)を読み出し、その1行においてそのリターントークンをその読み出した値で置き換える(ステップS9)。
一方、その1行の中にリターントークンが存在しない場合には、ステップS8,S9の処理はスキップされる。
その後、HTML生成部32は、トークンが適宜置換された後の1行をHTMLデータファイルの1行としてRAMに保持する(ステップS10)。なお、HTML生成部32は、読み出した1行にトークンが存在しない場合には、その1行をそのまま、HTMLデータファイルの1行としてRAMに保持する。
このようにして、HTML生成部32は、HTMLテンプレートファイル22の終端に到達するまで順番に、ステップS2〜S10の処理を繰り返し実行して、HTMLテンプレートファイル22から1行ずつ読み出してHTMLデータファイルを1行ずつ生成していく。
そして、HTML生成部32は、HTMLテンプレートファイル22の終端に到達すると(ステップS11)、戻り値を記憶していた記憶領域を解放し、HTMLデータファイルの生成を終了する。
HTMLデータファイルの生成が終了すると、通信処理部31は、ホスト装置2の通信処理部51へそのHTMLデータファイルを送信する。ホスト装置2では、通信処理部51によりそのHTMLデータファイルが受信されると、表示処理部52がそのHTMLデータファイルに基づく画面を表示装置43に表示させる。
ここで、1つの具体例を説明する。
図3は、図1におけるHTMLテンプレートファイル22およびそのHTMLテンプレートファイル22から生成されるHTMLデータファイルの一例を示す図である。
図3(A)に示すHTMLテンプレートファイル22には、多価関数トークン「$f_m_getPanelLanguage$」と、その多価関数トークンに対応するリターントークン「$r_getPanelLanguage[1]$」,「$r_getPanelLanguage[2]$」,その多価関数トークンに対応するリターントークン「$r_getPanelLanguage[3]$」が記述されている。
多価関数トークン「$f_m_getPanelLanguage$」を含む1行が読み込まれると、使用可能な操作パネル言語を戻り値として返す多価関数が実行され、戻り値が保持される。
その後、リターントークン「$r_getPanelLanguage[1]$」を含む1行が読み込まれると、複数の戻り値のうちの1番目の戻り値(図3(B)における「English」)が読み出され、リターントークン「$r_getPanelLanguage[1]$」がその戻り値に置き換えられる。また、その後、リターントークン「$r_getPanelLanguage[2]$」を含む1行が読み込まれると、複数の戻り値のうちの2番目の戻り値(図3(B)における「Deutsch」)が読み出され、リターントークン「$r_getPanelLanguage[2]$」がその戻り値に置き換えられる。さらに、その後、リターントークン「$r_getPanelLanguage[3]$」を含む1行が読み込まれると、複数の戻り値のうちの2番目の戻り値(図3(B)における「Japanese」)が読み出され、リターントークン「$r_getPanelLanguage[3]$」がその戻り値に置き換えられる。
このように、図6の場合と比較して、多価関数トークン「$f_m_getPanelLanguage$」が記述されている箇所より後続の任意の箇所に、多価関数の戻り値が埋め込まれる。
別の具体例について説明する。
図4は、図1に示す複合機1において生成されるHTMLデータファイルに基づく画面の一例を示す図である。図5は、図4に示す画面のHTMLデータファイルに対応するHTMLテンプレートファイル22の一例を示す図である。
図4に示す印刷ジョブ履歴の画面では、その時点でのジョブ履歴が表示される。このため、印刷ジョブ履歴画面のHTMLデータファイルに対応するHTMLテンプレートファイル22には、図5に示すように、その時点において実行済みジョブの属性情報を取得するための多価関数トークン「$f_m_getJobList$」およびその戻り値を埋め込むためのリターントークン「$r_getJobList[i]$」(i=1,・・・,5)が記述される。
リターントークン「$r_getJobList[1]$」は、多価関数の1番目の戻り値であるジョブ番号を埋め込むためのトークンである。リターントークン「$r_getJobList[2]$」は、多価関数の2番目の戻り値であるユーザー名(ジョブを実行したユーザーの名称)を埋め込むためのトークンである。リターントークン「$r_getJobList[3]$」は、多価関数の3番目の戻り値であるジョブの実行状況を埋め込むためのトークンである。リターントークン「$r_getJobList[4]$」は、多価関数の4番目の戻り値であるジョブ種類を埋め込むためのトークンである。リターントークン「$r_getJobList[5]$」は、多価関数の5番目の戻り値であるジョブ名を埋め込むためのトークンである。
このHTMLテンプレートファイル22から、図4に示す画面用のHTMLデータファイルが生成される。
以上のように、上記実施の形態によれば、HTML生成部32は、(a)要求されたHTMLデータファイルに対応するHTMLテンプレートファイル22を特定し、(b)そのHTMLテンプレートファイル22における多価関数トークンを検出し、(c)検出した多価関数トークンに対応する多価関数を実行し、(d)多価関数の複数の戻り値を保持し、(e)そのHTMLテンプレートファイル22におけるリターントークンを検出し、(f)検出したリターントークンに対応する多価関数の複数の戻り値のうちの、リターントークンに対応する戻り値を特定し、(g)リターントークンを戻り値で置換してHTMLテンプレートファイル22からHTMLデータファイルを生成する。
これにより、多価関数トークンより後ろの箇所にリターントークンを記述することで、任意の箇所に多価関数の戻り値を記述することができる。このため、多価関数トークンを再度記述する必要がなく、多価関数の実行回数が減るため、要求されたHTMLデータファイルの生成時間を短くすることができる。また、多価関数トークンの記述回数が減るため、HTMLテンプレートファイルのサイズが小さくなる。
なお、上述の実施の形態は、本発明の好適な例であるが、本発明は、これらに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の変形、変更が可能である。
例えば、上記実施の形態において、多価関数コード21aはHTML生成プログラム21とは別のライブラリーとしてもよい。
また、上記実施の形態において、HTMLテンプレートファイル22は、複合機1とは別の装置からHTML生成部32によりダウンロードされるようにしてもよい。
また、上記実施の形態では、複合機1は、HTMLデータファイルを要求に応じて生成しているが、他のマークアップ言語のデータファイルや他の言語のテキストデータファイルを要求に応じて生成するようにしてもよい。
本発明は、例えば、画像形成装置などの組み込みシステムを有する電子機器に適用可能である。
1 複合機(情報処理装置の一例)
17 演算処理装置(コンピューターの一例)
21 HTML生成プログラム(情報処理プログラムの一例)
22 HTMLテンプレートファイル(テンプレートファイルの一例)
31 通信処理部(要求受付部の一例)
32 HTML生成部(データファイル生成部の一例)

Claims (5)

  1. データファイルの要求を受け付ける要求受付部と、
    前記要求受付部により前記要求を受け付けた前記データファイルを生成するデータファイル生成部とを備え、
    前記データファイル生成部は、
    前記データファイルに対応するテンプレートファイルを特定し、
    前記テンプレートファイルにおける多価関数トークンを検出し、
    検出した前記多価関数トークンに対応する多価関数を実行し、
    前記多価関数の複数の戻り値を保持し、
    前記テンプレートファイルにおけるリターントークンを検出し、
    検出した前記リターントークンに対応する多価関数の複数の戻り値のうちの、前記リターントークンに対応する戻り値を特定し、
    前記リターントークンを前記戻り値で置換して前記テンプレートファイルから前記データファイルを生成すること、
    を特徴とする情報処理装置。
  2. 前記データファイル生成部は、
    前記多価関数の複数の戻り値を保持する際に、前記多価関数の複数の戻り値にインデックス番号を付し、
    前記リターントークンにおいて指定されているインデックス番号の戻り値を、前記リターントークンに対応する戻り値として特定すること、
    を特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記多価関数トークンは、前記多価関数の関数名を含み、
    前記多価関数トークンに対応する前記リターントークンは、その多価関数トークンの前記多価関数の関数名を含むこと、
    を特徴とする請求項1または請求項2記載の情報処理装置。
  4. 前記データファイルは、HTMLデータファイルであることを特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載の情報処理装置。
  5. コンピューターに、
    要求されたデータファイルに対応するテンプレートファイルを特定するステップと、
    前記テンプレートファイルにおける多価関数トークンを検出するステップと、
    検出した前記多価関数トークンに対応する多価関数を実行するステップと、
    前記多価関数の複数の戻り値を保持するステップと、
    前記テンプレートファイルにおけるリターントークンを検出するステップと、
    検出した前記リターントークンに対応する多価関数の複数の戻り値のうちの、前記リターントークンに対応する戻り値を特定するステップと、
    前記リターントークンを前記戻り値で置換して前記テンプレートファイルから前記データファイルを生成するステップと
    を実行させるための情報処理プログラム。
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