JP5337686B2 - アプリケーションプログラム生成方法および画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、アプリケーションプログラム生成方法および画像形成装置に関するものである。
近年、プリンタ、コピー機、ファクシミリ装置、複合機などの画像形成装置用のアプリケーション開発環境が提案されている(例えば特許文献1参照)。
ある画像形成装置には、JAVA(登録商標)仮想マシンがされているものがあり、そのような画像形成装置では、アプリケーションとしてJAVAアプリケーションが使用可能である。そのため、JAVAアプリケーションの開発環境が提案されている。
特開2004−185595号公報
上述のようなJAVA(登録商標)仮想マシンを有する画像形成装置においてアプリケーションの追加を簡単に行えるようにするために、JAVA(登録商標)仮想マシン上にOSGiフレームワークを実装し、アプリケーションをバンドルとして実装することが考えられる。
また、画像形成装置内でHTTP(Hypertext Transfer Protocol)を使用し、ウェブブラウザで操作パネルでの画面表示などを行うことが考えられる。その場合、HTTPサーバの他に、サーバ側の処理を行うサーブレットが実装される。したがって、OSGiバンドルとしてのアプリケーションからサーブレットを使用して各種処理を行う必要が出てくる。
図7は、アプリケーションからサーブレットを使用可能な画像形成装置の構成例を示すブロック図である。図7に示す画像形成装置201は、フラッシュメモリなどに格納されたファームウェア211、および演算処理装置212を有する。ファームウェア211には、アプリケーションプログラム221、サーブレットエンジンプログラム222、サーブレットプログラム223、およびパラメータ定義ファイル224が含まれている。画像形成装置201では、オペレーティングシステム(以下、OSという)231が稼働しており、その上でJAVA(登録商標)仮想マシン232が稼働している。そして、JAVA(登録商標)仮想マシン232上にOSGiフレームワーク233が実装されており、OSGiフレームワーク233がアプリケーションプログラム221のライフサイクル(インストール、アンインストール、起動、終了など)を管理している。
そして、アプリケーションプログラム221が実行されると、アプリケーション235として動作する。アプリケーション235からサーブレット236を動作させる場合、アプリケーション235は、サーブレット236の名称を指定してサーブレットエンジン233を呼び出す。このとき、サーブレットエンジン233は、パラメータ定義ファイル224を構文解析してパラメータ定義情報224a(ここでは、サーブレットのマッピング情報)を読み出して、その名称のサーブレット236のURLを特定し、そのURLにより示されるサーブレットプログラム223を呼び出し、サーブレット236を起動する。
このように、OSGiフレームワーク234上で動作するバンドル(アプリケーション235)でサーブレット236を使用する場合、まず、画像形成装置201内にサーブレットエンジン233を実装しておき、また、そのサーブレットエンジン233のパラメータ定義情報を含むパラメータ定義ファイル224(ここでは、web.xmlなるファイル)において、サーブレット名とサーブレットへのURL(Uniform Resource Locator)を登録しておく。そして、サーブレット名を指定してサーブレットエンジン233をHTTPで呼び出すことでサーブレット236が動作する。
このようなサーブレットエンジン233を導入する場合、パラメータ定義ファイル224を構文解析する共通ライブラリは、サーブレットエンジンのプログラムコード223とともにファームウェア211としてフラッシュメモリなどに格納される。
このため、OSGiで新たなバンドルを追加しそのバンドルから新たなサーブレットを使用するために、web.xmlでのパラメータ定義を拡張したい場合、そのパラメータ定義ファイルを解釈する共通ライブラリを変更する必要がある。この共通ライブラリもファームウェア211としてフラッシュメモリなどに格納されているために、フラッシュメモリの書き換えが必要となり、好ましくない。
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、ファームウェアを書き換えることなく画像形成装置に追加できる追加アプリケーションの生成方法、およびその画像形成装置を得ることを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明では以下のようにした。
本発明に係るアプリケーションプログラム生成方法は、アプリケーションプログラム実行時に、ファームウェア内のパラメータ定義ファイルを構文解析するプログラムで、パラメータ定義ファイルに記述されているパラメータ定義情報を読み取る画像形成装置に対して、追加インストールされる追加アプリケーションプログラムの生成方法であって、(a)パラメータ定義ファイルを構文解析するプログラムを使用して追加アプリケーションプログラム用のパラメータ定義ファイルからパラメータ定義情報を抽出し、抽出したパラメータ定義情報をソースコードに埋め込みながら当該ソースコードを生成するステップと、(b)パラメータ定義情報を埋め込まれたソースコードから、パラメータ定義情報を使用するプログラムコードを含めて追加アプリケーションプログラムを生成するステップとを備える。
これにより、追加アプリケーションプログラム用のパラメータ定義情報をその追加アプリケーションプログラム自体に埋め込み、追加アプリケーションプログラムのためにファームウェア内のパラメータ定義情報を使用しないため、ファームウェアを書き換えることなく画像形成装置に追加アプリケーションを追加インストールすることができる。
また、本発明に係るアプリケーションプログラム生成方法は、上記のアプリケーションプログラム生成方法に加え、次のようにしてもよい。この場合、パラメータ定義ファイルは、サーブレットのマッピング情報を含む。そして、パラメータ定義情報で特定されるサーブレットを登録するプログラムコードを追加アプリケーションプログラムに含める。
これにより、追加アプリケーションプログラムが使用するマッピング情報をその追加アプリケーションプログラム自体に埋め込み、追加アプリケーションプログラムのためにファームウェア内のパラメータ定義情報を使用せずにサーブレットを使用できるため、ファームウェアを書き換えることなく画像形成装置に追加アプリケーションを追加インストールすることができる。
また、本発明に係るアプリケーションプログラム生成方法は、上記のアプリケーションプログラム生成方法のいずれかに加え、次のようにしてもよい。この場合、アプリケーションプログラムおよび追加アプリケーションプログラムは、画像形成装置のOSGiフレームワーク上で動作する。そして、パラメータ定義情報で特定されるサーブレットを登録するプログラムコードとして、OSGiフレームワークのHTTPServiceクラスを使用してサーブレットを登録するプログラムコードを追加アプリケーションプログラムに含める。
本発明に係る画像形成装置は、アプリケーションプログラム実行時に、ファームウェア内のパラメータ定義ファイルを構文解析するプログラムで、パラメータ定義ファイルに記述されているパラメータ定義情報を読み取る画像形成装置であって、ファームウェアを格納する第1記憶領域と、追加アプリケーションプログラムを格納する第2記憶領域とを備える。そして、追加アプリケーションプログラムは、パラメータ定義ファイルを構文解析するプログラムを使用して追加アプリケーションプログラム用のパラメータ定義ファイルから抽出されたパラメータ定義情報をソースコードに埋め込みながら生成された当該ソースコードから、パラメータ定義情報を使用するプログラムコードを含めて生成されたものである。

これにより、追加アプリケーションプログラム用のパラメータ定義情報をその追加アプリケーションプログラム自体に埋め込み、追加アプリケーションプログラムのためにファームウェア内のパラメータ定義情報を使用しないため、ファームウェアを書き換えることなく画像形成装置に追加アプリケーションを追加インストールすることができる。
また、本発明に係る画像形成装置は、上記の画像形成装置に加え、次のようにしてもよい。この場合、パラメータ定義ファイルは、サーブレットのマッピング情報を含み、追加アプリケーションプログラムは、パラメータ定義情報で特定されるサーブレットを登録するプログラムコードを含む。
これにより、追加アプリケーションプログラムが使用するマッピング情報をその追加アプリケーションプログラム自体に埋め込み、追加アプリケーションプログラムのためにファームウェア内のパラメータ定義情報を使用せずにサーブレットを使用できるため、ファームウェアを書き換えることなく画像形成装置に追加アプリケーションを追加インストールすることができる。
また、本発明に係る画像形成装置は、上記の画像形成装置のいずれかに加え、次のようにしてもよい。この場合、画像形成装置は、アプリケーションプログラムおよび追加アプリケーションプログラムを動作させるOSGiフレームワークを備える。そして、追加アプリケーションプログラムは、パラメータ定義情報で特定されるサーブレットを登録するプログラムコードとして、OSGiフレームワークのHTTPServiceクラスを使用してサーブレットを登録するプログラムコードを含む。
本発明によれば、パラメータ定義情報を含むファームウェアを書き換えることなく画像形成装置に追加アプリケーションを追加インストールすることができる。
図1は、本発明の実施の形態に係るアプリケーション生成方法を実行するアプリケーション開発環境を有する端末装置の構成を示すブロック図である。 図2は、本発明の実施の形態に係るアプリケーション生成方法を説明するフローチャートである。 図3は、パラメータ定義ファイル、ソースコード、およびアプリケーションプログラムの関係を示す図である。 図4は、パラメータ定義ファイルの一例を示す図である。 図5は、図4のパラメータ定義ファイルから生成されたソースコードの一例を示す図である。 図6は、図1に示すアプリケーション開発環境で生成されたアプリケーションが追加インストールされた画像形成装置の一例を示すブロック図である。 図7は、アプリケーションからサーブレットを使用可能な画像形成装置の構成例を示すブロック図である。
以下、図に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係るアプリケーション生成方法を実行するアプリケーション開発環境を有する端末装置の構成を示すブロック図である。
図1に示す端末装置は、例えばパーソナルコンピュータにアプリケーション開発環境のプログラムをインストールしたものである。この端末装置は、演算処理装置1、記憶装置2、表示装置3、および入力装置4を備える。
演算処理装置1は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)などを有するコンピュータであり、記憶装置2などからRAMへプログラムをロードし、そのプログラムをCPUで実行することにより、アプリケーション開発環境11を実現する。アプリケーション開発環境11では、OSGiフレームワーク上で動作するJAVA(登録商標)アプリケーションが開発される。アプリケーション開発環境11には、アプリケーション生成部22、およびUI処理部23が含まれる。
なお、ソースコード生成部21は、ソースコード生成用コード31が実行されることで実現される。このソースコード生成部21は、パラメータ定義ファイルを構文解析するプログラム(構文解析プログラム31a)を使用して追加アプリケーションプログラム用のパラメータ定義ファイル32からパラメータ定義情報を抽出し、抽出したパラメータ定義情報を埋め込みながらソースコードを生成する処理部である。
アプリケーション生成部22は、そのパラメータ定義情報を埋め込まれたソースコードから、パラメータ定義情報を使用するプログラムコードを含めて追加アプリケーションプログラムを生成する処理部である。
UI処理部23は、表示装置3に操作画面を表示させたり、入力装置4により検出されたユーザ操作に対応する処理を実行する処理部である。
また、記憶装置2は、各種プログラムおよび各種データを格納可能な装置である。記憶装置2としては、ハードディスクドライブ、不揮発性メモリなどが使用される。記憶装置2には、図示せぬアプリケーション開発環境11のプログラムの他に、ソースコード生成用コード31、パラメータ定義ファイル32、および固定ソースコード33が記憶されている。このソースコード生成用コード31により、演算処理装置1でソースコード生成部21が実現される。また、パラメータ定義ファイル32は、アプリケーションプログラム固有のパラメータ定義情報を含む。ここでは、パラメータ定義ファイル32は、アプリケーションプログラムから使用されるサーブレットのマッピング情報(サーブレット名とサーブレットのURLの情報)をパラメータ定義情報として含む。固定ソースコード33は、ソースコード生成用コード31により生成されるソースコードの他にアプリケーションプログラムの生成に必要なソースコードである。固定ソースコード33には、そのアプリケーションプログラム固有のパラメータ定義情報が含まれない。なお、例えば、ソースコード生成用コード31は、固定ソースコード33、およびソースコード生成用コード31により生成されるソースコードとともに、JAVA(登録商標)で記述されたものとされる。
また、表示装置3は、操作画面などを表示する液晶ディスプレイなどの装置である。入力装置4は、ユーザ操作を検出するキーボード、マウスなどの装置である。
次に、上記アプリケーション開発環境11でのアプリケーションの生成について説明する。図2は、本発明の実施の形態に係るアプリケーション生成方法を説明するフローチャートである。図3は、パラメータ定義ファイル、ソースコード、およびアプリケーションプログラムの関係を示す図である。
まず、端末装置1においてアプリケーション開発環境11が起動される(ステップS1)。開発環境11の起動後、入力装置4に対するユーザ操作に基づいて、UI処理部23は、生成すべきアプリケーションプログラムのプロジェクトを特定し、そのアプリケーションプログラムの生成に使用するソースコード生成用コード31およびそのソースコード生成用コード31に適用するパラメータ定義ファイル32を特定する(ステップS2)。
次に、UI処理部23は、ソースコード用コード31を呼び出して実行させ、ソースコード生成部21を起動する。ソースコード生成部21は、構文解析プログラム31aに従って、特定されたパラメータ定義ファイル32からパラメータ定義情報を読み出しつつ、そのパラメータ定義情報を埋め込みつつソースコード41を生成し、一旦、記憶装置2、または演算処理装置1のRAMに格納する(ステップS3)。例えば、ソースコード生成用コード31がJAVA(登録商標)で記述されている場合、開発環境11は、JAVA(登録商標)仮想マシンを有し、そのJAVA(登録商標)仮想マシン上でソースコード生成用コード31が実行される。
図4は、パラメータ定義ファイルの一例を示す図である。図4に示すパラメータ定義ファイル32は、サーブレットを使用するアプリケーションプログラム42に埋め込むパラメータ定義情報を有するXML(Extensible Markup Language)ファイルである。図4に示すパラメータ定義ファイル32では、サーブレット名「myservlet1」、追加パス「/test」およびURL「/servlet/myservlet1.do」が、パラメータ定義情報として記述されている。つまり、これにより、サーブレット名「myservlet1」のサーブレットを、URL「/test/servlet/myservlet1.do」で呼び出すことができることがわかる。
図5は、図4のパラメータ定義ファイルから生成されたソースコード41の一例を示す図である。図5に示すソースコード41は、パラメータ定義情報32aで特定されるサーブレットをOSGiフレームワークに登録するプログラムコードとして、OSGiフレームワークのHTTPServiceクラス(図5におけるregisterServletメソッド)を使用してサーブレットを登録するコードを有する。なお、ソースコード41は、OSGiフレームワークのHTTPServiceクラス(図5におけるunregisterServletメソッド)を使用してサーブレットの登録を抹消するコードも有する。なお、ソースコード41からアプリケーションプログラム42が生成されるため、このコードがアプリケーションプログラム42に含められる。
その後、UI処理部23は、プロジェクトに含まれる固定ソースコード33およびソースコード生成部21により生成されたソースコード41を、アプリケーションプログラム42の生成に使用するソースコードとして選択し(ステップS4)、アプリケーション生成部22を起動させる。アプリケーション生成部22は、選択されたソースコード33,41からアプリケーションプログラム42を生成する(ステップS5)。例えば、ソースコード33,41は、JAVA(登録商標)のソースコードであり、アプリケーションプログラム42は、JAR(Java Archive)ファイルとされる。
そして、生成されたアプリケーションプログラム42は、ネットワークなどの通信媒体やUSBメモリなどの記憶媒体を介して画像形成装置にインストールされる(ステップS6)。
ここで、このアプリケーションプログラム42がインストールされた画像形成装置について説明する。
図6は、図1に示すアプリケーション開発環境で生成されたアプリケーションが追加インストールされた画像形成装置の一例を示すブロック図である。
図6に示す画像形成装置101は、複合機であり、プリンタ111と、スキャナ112と、FAX装置113と、操作パネル114と、通信装置115と、記憶装置116と、演算処理装置117とを備える。
プリンタ111は、印刷データに基づいて文書画像を印刷する内部装置である。スキャナ112は、文書から文書画像を光学的に読み取り、文書画像の画像データを生成する内部装置である。ファクシミリ装置113は、送信すべき文書データからファクシミリ信号を生成し送信するとともに、ファクシミリ信号を受信し文書データに変換する内部装置である。
また、操作パネル114は、画像形成装置101の筐体表面に配置され、ユーザに対して各種情報を表示する表示装置と、ユーザ操作を検出する入力装置とを有する。表示装置としては例えば液晶ディスプレイが使用される。入力装置としては、キースイッチ、タッチパネルなどが使用される。
また、通信装置115は、ネットワークなどの通信路に接続され、この画像形成装置1へ各種ジョブの指示を行うホスト装置との間でデータ通信が可能な装置である。
また、ファームウェア116は、画像形成装置101の動作に必要な各種プログラムおよび各種データを含む。ファームウェア116は、フラッシュメモリなどの書き換え可能な不揮発性メモリに格納されている。つまり、ファームウェア116を書き込まれた不揮発性メモリが、画像形成装置101に搭載されている。
ファームウェア116には、システムプログラム群141、アプリケーションプログラム142、サーブレットエンジンプログラム143、サーブレットプログラム144、パラメータ定義ファイル145などが格納されている。ファームウェア116は、画像形成装置101の起動後に演算処理装置117により適宜実行される。
システムプログラム群141は、オペレーティングシステム121、コントローラ122、JAVA(登録商標)仮想マシン123、およびOSGiフレームワークといったアプリケーション実行フレームワーク124を実現するための複数のプログラムである。コントローラ122は、プリンタ111などの内部装置を制御するための処理部である。
アプリケーションプログラム142は、アプリケーション実行フレームワーク124上で動作するアプリケーション126を実現するためのプログラムである。アプリケーション126は、ユーザによる操作パネル114の操作に基づいて起動/停止をする。また、アプリケーション126は、ユーザによる操作パネル114の操作に基づいて、所定のデータ処理や、コントローラ122を使用した内部装置(プリンタ111など)の制御を行う処理部である。
サーブレットエンジンプログラム143は、サーブレットエンジン125を実現するためのプログラムである。サーブレットエンジン125は、HTTPによる要求を受け付けて、その要求で指定されるサーブレットプログラム143を呼び出してサーブレット127として動作させるプログラムである。サーブレットエンジン125は、パラメータ定義ファイル145を構文解析するプログラムで、そのパラメータ定義ファイル145に記述されているパラメータ定義情報(つまり、サーブレットのマッピング情報)を読み取る。サーブレットプログラム144は、サーブレットエンジン125上で動作するサーブレット152を実現するためのプログラムである。パラメータ定義情報145は、サーブレットエンジン125により参照されるサーブレット127のマッピング情報を含む。ここでは、パラメータ定義ファイル145は、パラメータ定義情報としてサーブレットのマッピング情報を含むweb.xmlなるXMLファイルである。
また、演算処理装置117は、CPU、ROM、RAMなどを有するコンピュータであり、ファームウェア116や、記憶装置131におけるプログラムをRAMへロードし、そのプログラムをCPUで実行することにより、各種処理部を実現する。
記憶装置131は、不揮発性のメモリやハードディスクドライブであって、追加インストールされるアプリケーションプログラム42やサーブレットプログラム162を格納する記憶領域を有する装置である。アプリケーションプログラム42は、上述の方法で生成されたアプリケーションプログラムである。サーブレットプログラム162は、サーブレットエンジン125上でサーブレット152を実現するプログラムである。
なお、追加インストールされるアプリケーションプログラム42やサーブレットプログラム162は、ファームウェア116の記憶される記憶領域とは別の記憶領域に格納される。これらの2つの記憶領域は、2つの記憶装置(フラッシュメモリ等)にそれぞれ格納されるようにしてもよいし、1つの記憶装置における記憶領域を分割して異なる2つの分割された記憶領域にそれぞれ格納されるようにしてもよい。
次に、上記画像形成装置101に追加インストールされたアプリケーションプログラム42の実行について説明する。
追加インストールされたアプリケーションプログラム42は、既存のアプリケーションプログラム142と同様にアプリケーション実行フレームワーク124に登録される。このため、追加インストールされたアプリケーションプログラム42も、既存のアプリケーションプログラム142と同様にアプリケーション実行フレームワーク124によりその起動および停止を管理される。
また、追加インストールされたサーブレットプログラム162については、マッピング情報がファームウェア116におけるパラメータ定義ファイル145に含まれていないため、そのままでは、サーブレットプログラム162を使用することができない。しかし、アプリケーションプログラム42が実行されると、アプリケーション151は、フレームワーク124のHTTPServiceクラス(registerServletメソッド)を使用して、パラメータ定義情報32aに基づいて、そのアプリケーションプログラム42から呼び出されるサーブレットプログラム162をフレームワーク124に登録する。これにより、追加されたアプリケーション151から、サーブレットプログラム162を呼び出しサーブレット152を動作させることができる。
以上のように、上記実施の形態によれば、画像形成装置101は、アプリケーションプログラム142の実行時に、ファームウェア116内のパラメータ定義ファイル145を構文解析するプログラムで、パラメータ定義ファイル145に記述されているパラメータ定義情報を読み取り、アプリケーションプログラム142に記述されている処理に使用する。そして、このような画像形成装置101のための追加アプリケーションプログラム42が、開発環境11で生成される。開発環境11では、(a)パラメータ定義ファイルを構文解析するプログラム(ここでは、コード31)を使用して追加アプリケーションプログラム42用のパラメータ定義ファイル32からパラメータ定義情報32aを抽出し、そのパラメータ定義情報32aを埋め込みながらソースコード41を生成し、(b)パラメータ定義情報32aを埋め込まれたソースコード41から、パラメータ定義情報32aを使用するプログラムコードを含めて追加アプリケーションプログラム42を生成する。また、その画像形成装置101には、ファームウェア116を格納する第1記憶領域と、追加アプリケーションプログラム42を格納する第2記憶領域とがある。
これにより、追加アプリケーションプログラム42用のパラメータ定義情報32aをその追加アプリケーションプログラム42自体に埋め込み、追加アプリケーションプログラム42のためにファームウェア116内のパラメータ定義ファイル145を使用しないため、ファームウェア116を書き換えることなく画像形成装置101に追加アプリケーション42を追加インストールすることができる。
なお、上述の実施の形態は、本発明の好適な例であるが、本発明は、これらに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の変形、変更が可能である。
例えば、上記実施の形態において、固定ソースコード33、ソースコード生成用コード31、およびパラメータ定義ファイル32をインストールパッケージに含めて、インストールパッケージを実機(画像形成装置101)にインストールした後、その実機においてソースコード41を生成するようにしてもよい。さらに、実機(画像形成装置101)においてそれらのソースコード41,33からアプリケーションプログラム42を生成するようにしてもよい。
また、上記実施の形態においては、パラメータ定義情報としてサーブレットのマッピング情報を挙げているが、ファームウェア116に記憶される、既存アプリケーションプログラムの他のパラメータ定義情報についても同様であり、そのような他のパラメータ定義情報を使用する追加アプリケーションプログラムにも、本発明を適用可能である。
本発明は、例えば、画像形成装置への追加アプリケーションに適用可能である。
32,145 パラメータ定義ファイル
32a パラメータ定義情報
42 アプリケーションプログラム(追加アプリケーションプログラムの一例)
101 画像形成装置
116 ファームウェア
124 アプリケーション実行フレームワーク
131 記憶装置(第2記憶領域の一例)
142 アプリケーションプログラム

Claims (6)

  1. アプリケーションプログラム実行時に、ファームウェア内のパラメータ定義ファイルを構文解析するプログラムで、前記パラメータ定義ファイルに記述されているパラメータ定義情報を読み取る画像形成装置に対して、追加インストールされる追加アプリケーションプログラムの生成方法において、
    パラメータ定義ファイルを構文解析するプログラムを使用して前記追加アプリケーションプログラム用のパラメータ定義ファイルからパラメータ定義情報を抽出し、抽出したパラメータ定義情報をソースコードに埋め込みながら当該ソースコードを生成するステップと、
    前記パラメータ定義情報を埋め込まれた前記ソースコードから、前記パラメータ定義情報を使用するプログラムコードを含めて前記追加アプリケーションプログラムを生成するステップと、
    を備えることを特徴とするアプリケーションプログラム生成方法。
  2. 前記パラメータ定義ファイルは、サーブレットのマッピング情報を含み、
    前記パラメータ定義情報で特定されるサーブレットを登録するプログラムコードを前記追加アプリケーションプログラムに含めること、
    を特徴とする請求項1記載のアプリケーションプログラム生成方法。
  3. 前記アプリケーションプログラムおよび前記追加アプリケーションプログラムは、前記画像形成装置のOSGiフレームワーク上で動作し、
    前記パラメータ定義情報で特定されるサーブレットを登録するプログラムコードとして、前記OSGiフレームワークのHTTPServiceクラスを使用して前記サーブレットを登録するプログラムコードを前記追加アプリケーションプログラムに含めること、
    を特徴とする請求項2記載のアプリケーションプログラム生成方法。
  4. アプリケーションプログラム実行時に、ファームウェア内のパラメータ定義ファイルを構文解析するプログラムで、前記パラメータ定義ファイルに記述されているパラメータ定義情報を読み取る画像形成装置において、
    前記ファームウェアを格納する第1記憶領域と、
    追加アプリケーションプログラムを格納する第2記憶領域とを備え、
    前記追加アプリケーションプログラムは、パラメータ定義ファイルを構文解析するプログラムを使用して追加アプリケーションプログラム用のパラメータ定義ファイルから抽出されたパラメータ定義情報をソースコードに埋め込みながら生成された当該ソースコードから、前記パラメータ定義情報を使用するプログラムコードを含めて生成されたものであること、
    を特徴とする画像形成装置。
  5. 前記パラメータ定義ファイルは、サーブレットのマッピング情報を含み、
    前記追加アプリケーションプログラムは、前記パラメータ定義情報で特定されるサーブレットを登録するプログラムコードを含むこと、
    を特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
  6. 前記アプリケーションプログラムおよび前記追加アプリケーションプログラムを動作させるOSGiフレームワークを備え、
    前記追加アプリケーションプログラムは、前記パラメータ定義情報で特定されるサーブレットを登録するプログラムコードとして、前記OSGiフレームワークのHTTPServiceクラスを使用して前記サーブレットを登録するプログラムコードを含むこと、
    を特徴とする請求項5記載の画像形成装置。
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