JP5346122B2 - 隣接セルの干渉を除去する方法及びシステム - Google Patents
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Description
ステップS502、基地局のカバーエリアからインナーループエリア及びアウターループエリアに区分し、隣接の前記基地局が、互いに占用された周波数帯域を協議し、各の前記アウターループエリアの占用された周波数帯域をそれぞれ相違させ、
具体的に、各の隣接セル基地局が初期化した後、内、アウターループエリアの区分およびアウターループ周波数帯域リソースの協議を完成し、注意する必要があるものは、必ず、各の隣接セルのアウターループエリアに使用された周波数帯域が互いに干渉しなく、このように、有効的にセル間に存在している干渉を除去することができ、例えば、図3に示すように、各の隣接セルがそのアウターループエリアにそれぞれ異なる周波数帯域を占用し、そのうち、斜め格子部分が周波数帯域1を使用することを表わし、右上がり斜線部分が周波数帯域2を使用することを表わし、右下がり斜線部分が周波数帯域3を使用することを表わす。
そのうち、検出信号がプリアンブル(preamble)信号であり、フィードバック信号は、下りCINR(Carrier to Interference Noise Ratio,キャリア対干渉ノイズ比)値を含み、該フィードバック信号は、さらに、受信信号強さ(Receive Signal Strength Indicator,RSSIと略称する)情報を含み、
具体的に、端末が基地局からのプリアンブル信号によって下りCINR値を計算し、且つ該値をリアルタイムに報告し、そのうち、各のセル基地局にとって、インナーループエリアでも、アウターループエリアでも、その送信のプリアンブル信号のパワーは固定であり、Wimax協議規定によって、プリアンブル信号が普通のパケットの送信パワーよりも高く、且つそのパワー値が固定であり、セル基地局のカバーしている範囲内に、端末が基地局から近いほど、受信したpreamble信号が強くなり、端末が基地局から遠いほど、受信したプリアンブル信号が弱くなり、このため、プリアンブル信号の強さによって計算した下りCINR値及びRSSIがセルにおける端末がセル基地局からの距離を反映することができ、そのほか、基地局からのプリアンブルを処理することによって下りCINR値を計算する以外、さらに、基地局からのパイロットに基づいて下りCINR値を計算することができ、且つただ下りCINR値及びRSSIだけによってちゃんと端末から基地局までの距離を反映しない場合、フィードバック信号に相応のほかのパラメートを増加することができ、例えば下りパケットエラーレートなどのサブパラメート、これらのサブパラメートによってさらに基地局のユーザー信号強さに対する判断を向上させることができ、これにより、より正確的にユーザータイプを判断することができる。
具体的に、セル基地局は、端末がフィードバックした下りCINR値及びRSSI情報によって内、アウターループユーザー判定を行なって、基地局は、端末から報告した下りCINR値によって且つローカルデータベースからの端末パラメートを基づいて、端末ユーザーをインナーループユーザー及びアウターループユーザーに区分し、そのうち、端末ユーザーが現在にアウターループユーザーである際、端末が報告した下りCINR値は、CINR_THS_HIGHより大きいであると、端末ユーザーをインナーループユーザーに区分し、そのうち、図4にしきい値を判断する模式図を示し、そのうち、判断しきい値は、第1しきい値CINR_THS_LOW及び第2しきい値CINR_THS_HIGHを含み、CINR_THS_LOWは、インナーループユーザーからアウターループユーザーに切り替える際の下りCINRしきい値を表わし、CINR_THS_HIGHは、アウターループユーザーからインナーループユーザーへ切り替える際の下りCINRしきい値を表わし、且つCINR_THS_LOW<CINR_THS_HIGHである。インナーループエリアとアウターループエリアの間に保護帯域を含み、基地局は、保護帯域内の端末に予定規則に従ってそのユーザータイプを確定し、しきい値CINR_THS_LOW及びCINR_THS_HIGHはそれぞれ該保護帯域の外、内径を構成する。同時に、端末がインナーループとアウターループの間に頻繁に切り替えることによる「ピンポン効果」を防止するために、基地局が下りCINR値によって上記保護帯域を設置し、且つ端末が初期にアクセスする際、端末の内アウターループの属性を判断できない場合に、初期アクセスの際の安定性を保証するために、端末がどんな位置に位置しても、基地局は、ユーザータイプの初期状態をアウターループユーザーに設置する。
上記ステップにおいて、前記ユーザーが前記アウターループエリアから前記インナーループエリアへ切り替える際、又は、前記インナーループエリアから前記アウターループエリアへ切り替える際、前記基地局は、時間ウィンドウ方式を採用して前記フィードバック信号を統計し、連続に受信したN個の(Nが0よりも大きい自然数である)フィードバック信号は、時間ウィンドウの方式に従ってしきい値と比較して、前記端末の対応のユーザータイプを判断する。
ステップS508でユーザーがアウターループユーザーであることを判断する際、ステップS510からステップS516までを実行し、ユーザーがアウターループエリアからインナーループエリアへ切り替える際、「固定ウィンドウ」統計の方式を採用し、即ち、N個の端末が報告した下りCINR値をコレクトする際、そのうちにCINR_THS_HIGHより大きい回数を判断し、該回数がある設定した値より高いと、端末をインナーループに切り替える。毎次の統計が完成した後、統計した内容をすべてクリアして、且つ次回のN個の下りCINR値を統計し始め、再びN個を統計した後、次回の内アウターループ判定を行ない、
ステップS508でユーザーがインナーループユーザーであることを判定する際、ステップS518からステップS524までを実行し、ユーザーがインナーループエリアからアウターループエリアへ切り替える際、端末がインナーループの縁部に位置している際、多いパケットエラーを生成する可能性があり、このため、速い速度で行なう必要があり、このため、「スライドウィンドウ」の統計方法を採用し、即ち、最初のN次の統計を完成した後、統計値をクリアしないで、次回の端末が報告した下りCINR値が到着する際、ただ前に統計した下りCINR値における最初の取得量だけを新しい値に切り替え、内、アウターループの判定を行なう。このN次の統計にCINR_THS_LOWより小さい回数がある設定した値より高いと、端末をアウターループに切り替える。
以上により、第1しきい値及び第2しきい値は、セルネットワークの性能パラメートに基づいて動態的に調整可能である。そのうち、セル内のネットワーク性能の指標が複数のパラメート、例えば、内、アウターループユーザーの比例、全体のセルのスループットの変化などにより構造することができる。セルのインナーループユーザー数およびアウターループユーザー数の比例が大きすぎ、又はインナーループユーザーのスループット及びアウターループユーザーのスループット比例が大きすぎる際、適当にアウターループユーザーのしきい値を向上させることができ、アウターループユーザーを増加させてインナーループユーザーを減少させ、ネットワーク帯域幅の利用率を向上させ、セルのインナーループユーザー数およびアウターループユーザー数の比例が小さすぎ、又はインナーループユーザーのスループット及びアウターループユーザーのスループット比例が小さすぎる際、適当にインナーループユーザーのしきい値を下げることができ、アウターループユーザーを減少させて、インナーループユーザーを増加させ、ネットワーク帯域幅の利用率を向上させ、これにより、全体のネットワークの性能を向上させる。
そのカバーエリアをインナーループエリア、アウターループエリアに区分し、且つ隣接基地局がそれぞれ占用された周波数帯域を協議し、各のアウターループエリアが占用された周波数帯域をそれぞれ相違させて、且つ基地局がそのカバーエリア内の端末へ検出信号を発送し、そのうち、該検出信号がプリアンブル信号である基地局602、
検出信号に応答して下りCINR値を生成する端末604を含む。
Claims (18)
- 隣接セルの干渉を除去する方法であって、前記方法は、
基地局のカバーエリアからインナーループエリア及びアウターループエリアに区分することと、
隣接する前記基地局に、占用する周波数帯域を互い協議させ、そのことで各自の前記アウターループエリアの占用された周波数帯域をお互い相違させることと、
前記基地局がそのカバーエリア内の端末へ検出信号を送信することと、
前記基地局は前記端末が前記検出信号に応答して生成されたフィードバック信号としきい値との比較に基づいて前記端末の対応のユーザータイプを判断し、そのうち、前記ユーザータイプがインナーループユーザー又はアウターループユーザーであり、前記しきい値は、第1しきい値及び第2しきい値を含み、前記第1しきい値は、前記インナーループユーザーから前記アウターループユーザーに切り替えるしきい値を表わし、前記第2しきい値は、前記アウターループユーザーから前記インナーループユーザーに切り替えるしきい値を表わし、且つ前記第1しきい値が前記第2しきい値より小さいことと、及び、
前記ユーザータイプの判断結果に基づいて、前記基地局は、前記端末に端末ユーザータイプと対応の前記周波数帯域を割り当てることとを含み、
そのうち、前記フィードバック信号としきい値との比較に基づいて前記端末の対応のユーザータイプを判断することは、前記フィードバック信号が第1しきい値より小さい場合、前記ユーザータイプがアウターループユーザーであることを確定し、前記フィードバック信号が第2しきい値より大きい場合、前記ユーザータイプがインナーループユーザーであることを確定することを含むことを特徴とする方法。 - 前記インナーループエリアと前記アウターループエリアとの間にさらに保護帯域を含み、前記第1しきい値及び前記第2しきい値がそれぞれ前記保護帯域の外径及び内径を構成し、前記方法は、さらに、
前記保護帯域内の前記端末に対し予定規則に従ってそのユーザータイプを確定することを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。 - 前記保護帯域内の前記端末に対し予定規則に従ってそのユーザータイプを確定するステップにおいて、前記基地局は、連続に受信したN個の前記フィードバック信号を、時間ウィンドウの方式で前記しきい値と比較し、前記端末の対応のユーザータイプを判断し、
そのうち、Nが0より大きい自然数であることを特徴とする請求項2に記載の方法。 - 前記ユーザーが前記アウターループエリアから前記インナーループエリアへ切り替える際、又は前記インナーループエリアから前記アウターループエリアへ切り替える際、前記基地局は、時間ウィンドウ方式を採用して前記フィードバック信号を統計することを特徴とする請求項3に記載の方法。
- 前記ユーザーが前記アウターループエリアから前記インナーループエリアへ切り替える際、前記基地局は、固定ウィンドウ統計の方式を採用して、各のコレクトしたN個の前記フィードバック信号に対して、それが第2しきい値より大きい回数を計算し、且つ前記回数が予定値より大きい際、前記ユーザーを前記インナーループユーザーに切り替えることを特徴とする請求項4に記載の方法。
- 前記ユーザーが前記インナーループエリアから前記アウターループエリアへ切り替える際、前記基地局がスライドウィンドウ統計の方式を採用し、最近にコレクトしたN個の前記フィードバック信号に対して、それが前記第1しきい値より小さい回数を計算し、且つ前記回数が予定値より大きい際、前記ユーザーを前記アウターループユーザーに切り替えることを特徴とする請求項4に記載の方法。
- 前記第1しきい値及び前記第2しきい値は、セルネットワークの性能パラメートに基づいて動態的に調整可能であることを特徴とする請求項1に記載の方法。
- 前記基地局は、前記端末の対応のユーザーをアウターループユーザーに初期プリセットすることを特徴とする請求項1に記載の方法。
- 前記フィードバック信号は、下りキャリアと干渉ノイズの比率、受信信号強さ情報及び/又は下りパケットエラーレートを含むことを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の方法。
- 隣接セルの干渉を除去するシステムであって、前記システムは、
それのカバーエリアをインナーループエリア、アウターループエリアに区分し、且つ隣接の基地局が互いに占用された周波数帯域を協議し、そのことで各自の前記アウターループエリアの占用された周波数帯域をお互いに相違させて、且つそれのカバーエリア内の端末へ検出信号を送信する基地局と、
前記検出信号に応答してフィードバック信号を生成する端末とを含み、
前記基地局は、さらに、前記端末からのフィードバック信号としきい値との比較に基づいて前記端末の対応のユーザータイプを判断する判定装置を含み、そのうち、前記ユーザータイプがインナーループユーザー又はアウターループユーザーであり、前記しきい値は、第1しきい値及び第2しきい値を含み、前記第1しきい値は、前記インナーループユーザーから前記アウターループユーザーに切り替えるしきい値を表わし、前記第2しきい値は、前記アウターループユーザーから前記インナーループユーザーに切り替えるしきい値を表わし、且つ前記第1しきい値が前記第2しきい値より小さく、及び、前記フィードバック信号が前記第1しきい値より小さい場合、前記ユーザータイプがアウターループユーザーであることを確定し、前記フィードバック信号が前記第2しきい値より大きい場合、前記ユーザータイプがインナーループユーザーであることを確定し、
前記ユーザータイプの判断結果に基づいて、前記基地局が前記端末に端末ユーザーのタイプと対応の前記周波数帯域を割り当てることを特徴とするシステム。 - 前記基地局は、さらに、前記インナーループエリアと前記アウターループエリアの間に保護帯域を含み、前記第1しきい値及び前記第2しきい値がそれぞれ前記保護帯域の外径及び内径を構成し、
前記基地局は、さらに、前記保護帯域内の前記端末に対し予定規則に従ってそのユーザータイプを確定するための過渡的な装置を含むことを特徴とする請求項10に記載のシステム。 - 前記過渡的な装置によって、前記保護帯域内の前記端末に対し予定規則に従ってそのユーザータイプを確定する過程において、前記過渡的な装置は、前記基地局が連続に受信したN個の前記フィードバック信号を、時間ウィンドウの方式に従って前記しきい値と比較して、前記端末の対応のユーザータイプを判断し、
そのうち、Nが0よりも大きい自然数であることを特徴とする請求項11に記載のシステム。 - 前記ユーザーが前記アウターループエリアから前記インナーループエリアへ切り替える際、又は、前記インナーループエリアから前記アウターループエリアへ切り替える際、前記過渡的な装置は、時間ウィンドウ方式を採用して前記フィードバック信号を統計することを特徴とする請求項12に記載のシステム。
- 前記ユーザーが前記アウターループエリアから前記インナーループエリアへ切り替える際、前記過渡的な装置は固定ウィンドウ統計の方式を採用して、各のコレクトしたN個の前記フィードバック信号に対して、それが前記第2しきい値より大きい回数を計算し、且つ前記回数が予定値より大きい際、前記ユーザーを前記インナーループユーザーに切り替えることを特徴とする請求項13に記載のシステム。
- 前記ユーザーが前記インナーループエリアから前記アウターループエリアへ切り替える際、前記過渡的な装置は、スライドウィンドウ統計の方式を採用して、最近コレクトしたN個の前記フィードバック信号に対して、それが前記第1しきい値より小さい回数を計算し、且つ前記回数が予定値より大きい際、前記ユーザーを前記アウターループユーザーに切り替えることを特徴とする請求項13に記載のシステム。
- 前記基地局は、さらに、セルネットワークの性能パラメートに基づいて前記第1しきい値及び前記第2しきい値を動態的に調整する調整装置を含むことを特徴とする請求項10に記載のシステム。
- 前記判定装置は、前記端末の対応のユーザーをアウターループユーザーに初期プリセットすることを特徴とする請求項10に記載のシステム。
- 前記フィードバック信号は、下りキャリアと干渉ノイズとの比率、受信信号強さ情報及び/又は下りパケットエラーレートを含むことを特徴とする請求項10〜17のいずれかに記載のシステム。
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