JP5344954B2 - ロータス管、ダクトスリーブ、ロータス管とロータス管接続ダクトスリーブとの接続構造、ロータス管とロータス管接続ダクトスリーブとの接続方法 - Google Patents

ロータス管、ダクトスリーブ、ロータス管とロータス管接続ダクトスリーブとの接続構造、ロータス管とロータス管接続ダクトスリーブとの接続方法 Download PDF

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本発明は、地中管路に用いられる管体とその接続構造・方法に関する。より詳しくは、通信系の電線共同溝管路システムに用いられるロータス管、ダクトスリーブ、ロータス管とロータス管接続ダクトスリーブとの接続構造、ロータス管とロータス管接続ダクトスリーブとの接続方法に関する。
我が国では、近年、無電柱化推進計画(非特許文献1参照)の策定に伴い、共用FA方式(非特許文献2参照)と呼ばれる通信系の電線共同溝管路システムが地中に埋設されるようになっている。
この電線共同溝管路システムでは、管路に用いられる管体は共用FA管とボディ管であり、これらが特殊部や接続枡などと呼称される筐体に接続される。管体(共用FA管、ボディ管)と筐体(接続枡)との接続部分を図1に示す。
接続枡930は地中に埋設されており、接続枡930の或る側壁932は二つの貫通孔を有する。地表に近い貫通孔に共用FA管に用いられるダクトスリーブ910が挿嵌され、その下方の貫通孔にボディ管に用いられるダクトスリーブ920が挿嵌されている。なお、各ダクトスリーブ910、920と側壁932との隙間は硬化接合剤で埋められており、接続枡930内部への土砂・雨水等の浸入が防止されているとともに、各ダクトスリーブ910、920が側壁932に固定されている。
共用FA管に用いられるダクトスリーブ910の内部に、この地中側開口部から図示しない曲管が挿入され、ダクトスリーブ910と曲管とがゴム輪接合される。また、ボディ管に用いられるダクトスリーブ920の内部に、図1中の矢印で示すように、この地中側開口部から起点用ロータス管922ないし終点用ロータス管924が挿入され、ダクトスリーブ920と起点用ロータス管922ないし終点用ロータス管924とがゴム輪接合される。
図2を参照して、ボディ管に用いられるダクトスリーブ920、起点用ロータス管922、終点用ロータス管924を説明する。
ボディ管に用いられるダクトスリーブ920は、起点用ロータス管922ないし終点用ロータス管924を受け容れる筒状の受口部920aと接続枡930内部に臨むラッパ口を持つ筒部920bが一体に形成された筒状構造を持つ。受口部920aの内壁には環状溝部920cが設けられており、この環状溝部920cにゴム輪920dが装着されている。また、受口部920aの外壁の一部と筒部920bの外壁には砂付加工が施される。
起点用ロータス管922は、図示しない他部材(例えば直管)を受け容れる筒状の受口部922aと円筒状の直管部922bが一体に形成された筒状体を持ち、さらに、この筒状体内部に挿入された複数のさや管ダクトスリーブ928(図では一つのみ図示している。)と、各さや管ダクトスリーブ928を固定支持するさや管ダクトスリーブ固定板922eを持つ。受口部922aの内壁には環状溝部922cが設けられており、この環状溝部922cにゴム輪922dが装着されている。さや管ダクトスリーブ固定板922eは、各さや管ダクトスリーブ928とさや管ダクトスリーブ固定板922eとの各接合部位が同一平面に乗るように、有孔円板状に形成されている。さや管ダクトスリーブ固定板922eは、各さや管ダクトスリーブ928を所定の配置関係に固定支持するスペーサの役割も果たす。さや管ダクトスリーブ固定板922eは、直管部922b側の筒状体端部に固定して取り付けられている。この状態で、各さや管ダクトスリーブ928の一部分は筒状体の外側に突出している。この直管部922b側の筒状体端部は、ボディ管に用いられるダクトスリーブ920の受口部920aにゴム輪接合される部位である。
終点用ロータス管924は円筒状の直管部924aと、この直管部924a内部に挿入された複数のさや管ダクトスリーブ929(図では一つのみ図示している。)と、各さや管ダクトスリーブ929を固定支持するさや管ダクトスリーブ固定板924eを持つ。さや管ダクトスリーブ固定板924eは、各さや管ダクトスリーブ929とさや管ダクトスリーブ固定板924eとの各接合部位が同一平面に乗るように、有孔円板状に形成されている。さや管ダクトスリーブ固定板924eは、各さや管ダクトスリーブ929を所定の配置関係に固定支持するスペーサの役割も果たす。さや管ダクトスリーブ固定板924eは、直管部の端部に固定して取り付けられている。この状態で、各さや管ダクトスリーブ929の一部分は直管部の外側に突出している。この直管部924aの端部は、ボディ管に用いられるダクトスリーブ920の受口部920aにゴム輪接合される部位である。
このようなボディ管に用いられるダクトスリーブ920、起点用ロータス管922、終点用ロータス管924を含む管体などの寸法、材質などは規格で規定されており、また電線共同溝管路システムの施工要領も規定されている(非特許文献3、4参照)。
日本国国土交通省道路局、無電柱化推進計画、平成16年4月14日、[平成21年2月20日検索]、インターネット〈http://www.mlit.go.jp/road/road/traffic/chicyuka/20040414/s1.html〉 C.C.BOX 管路システム研究会、[平成21年2月20日検索]、インターネット〈http://www.jbx.jp/7-fa/frame-cover.html〉 C.C.BOX 管路システム研究会、次世代型電線共同溝通信管路材(共用FA方式)、2005年8月、[平成21年2月20日検索]、インターネット〈http://www.jbx.jp/7-fa/pdf/ccb-c002-2005.pdf〉 C.C.BOX 管路システム研究会、次世代型電線共同溝通信管路(共用FA方式)施工要領、2006年6月、[平成21年2月20日検索]、インターネット〈http://www.jbx.jp/7-fa/pdf/fa-exe.pdf〉
起点用ロータス管922および終点用ロータス管924の寸法、材質などは規格で規定されているため、この規格に適合する起点用ロータス管922および終点用ロータス管924が見込み生産されている。そして、施工現場では、この規格品が使用される都合、所定寸法の掘削が行われる必要がある。つまり、規格品の起点用ロータス管922あるいは終点用ロータス管924を埋設するための良好な地中環境が必要である。
しかし、規格品の起点用ロータス管922および終点用ロータス管924の施工にとって良好な地中環境が常に得られるわけではない。例えば都市部では、地中インフラ設備や建造物付属埋設物等の地中埋設物が多岐に張り巡らされており、規格品の起点用ロータス管922および終点用ロータス管924を埋設するために必要な地中スペースを掘削できないという事態が発生することがある。特に、地中埋設物の配置地図が完全に整備されている状況ではないので、施工現場で掘削作業を開始して、初めて、規格品の起点用ロータス管922および終点用ロータス管924を埋設するために必要な地中スペースを掘削できないという事態に直面する場合がある。
このような場合では、規格品を使用することができないため、施工計画自体を変更して新たな埋設ルートを検討するか、施工現場に適合する規格外の起点用ロータス管922あるいは終点用ロータス管924を受注生産することになる。しかし、前者の場合、施工コストが著しく増大し、後者の場合、現在の施工作業を継続できる反面、迅速な作業性に欠け施工遅延が発生する。
後者については、予め規格外の起点用ロータス管922あるいは終点用ロータス管924を生産しておくという解決方法が考えられる。しかし、上述の事態は必ずしも好発事例ではないため、個別生産ないし小ロット生産にならざるを得ず、コストが高くなってしまう。また、このような解決方法によっても、上記事態を常に予見して施工現場に規格外品を運び込むことをしない限り、迅速な作業性が損なわれる。
そこで本発明は、上記問題に鑑み、地中環境による制限の少ない、ロータス管、ダクトスリーブ、ロータス管とロータス管接続ダクトスリーブとの接続構造、ロータス管とロータス管接続ダクトスリーブとの接続方法を提供することを目的とする。
本発明のロータス管は、複数の可撓性さや管ダクトスリーブと、各さや管ダクトスリーブの一方の端部を固定支持するさや管ダクトスリーブ固定板とを備えており、各さや管ダクトスリーブの他方の端部は、さや管ダクトスリーブ固定板に対して同じ側に位置しており、さや管ダクトスリーブ固定板は、ロータス管の取付対象物との取り付けに用いられる取付部を有し、各さや管ダクトスリーブは、さや管ダクトスリーブ固定板によって固定支持された部位を除き、遊動自在に構成されている。
また、本発明のダクトスリーブは、地中埋設管を受け容れる筒状受口部と、筒状受口部と一体に形成され、地中埋設状態において非地中側に開口することとなる開口部を有する筒部とを備えており、筒部は、開口部の周縁部にダクトスリーブの取付対象物との取り付けに用いられる取付部を有している。
本発明のロータス管とロータス管接続ダクトスリーブとの接続構造は、上述のロータス管と上述のダクトスリーブとの接続構造であり、ロータス管接続ダクトスリーブの内部に、ロータス管接続ダクトスリーブの開口部から、ロータス管の各さや管ダクトスリーブが挿通されており、ロータス管の取付部とロータス管接続ダクトスリーブの取付部とが接続されている。
また、本発明のロータス管とロータス管接続ダクトスリーブとの接続方法は、上述のロータス管と上述のダクトスリーブとの接続方法であり、(a)ロータス管の各さや管ダクトスリーブが、ロータス管接続ダクトスリーブの開口部からロータス管接続ダクトスリーブの内部へと挿入される工程と、(b)ロータス管の取付部とロータス管接続ダクトスリーブの取付部とが接続される工程とを有する。
(1)可撓性の各さや管ダクトスリーブが、さや管ダクトスリーブ固定板によって固定支持された部位を除き、遊動自在に構成されている、(2)ロータス管接続ダクトスリーブの内部に、ロータス管接続ダクトスリーブの非地中側開口部から、ロータス管の各さや管ダクトスリーブが挿通される、という構成であるから、従来の規格品の起点用ロータス管あるいは終点用ロータス管を埋設する地中部位に不動障碍物が存在するような場合であっても、ダクトスリーブに不動障害物を回避する曲管を取り付け、この曲管内部に、ダクトスリーブを通過して突出した各さや管ダクトスリーブを挿通させればよく、地中環境によって受ける制限が少ないなかで施工を行うことができる。
ロータス管とダクトスリーブとの接続構造(従来)を示す図。(A)平面図。(B)正面図(一部に断面図と片側断面図を含む。)。 (A)ダクトスリーブ(従来)の片側断面図。(B)起点用ロータス管(従来)の片側断面図。(C)終点用ロータス管(従来)の片側断面図。 (A)ロータス管の正面図および側面図。(B)ロータス管の正面図および側面図。 さや管ダクトスリーブ固定板の正面図および側面図。 ダクトスリーブの片側断面図および側面図。 ロータス管とダクトスリーブとの接続構造を示す図。(A)平面図。(B)正面図(一部に断面図と片側断面図を含む。)。 ロータス管とダクトスリーブとの接続方法の手順のフロー。
図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
図3(A)は、本実施形態のロータス管100を示している。ロータス管100は、可撓性を有する複数のさや管ダクトスリーブ101、103と、各さや管ダクトスリーブ101、103を固定支持するさや管ダクトスリーブ固定板106とを備えている。
図3(A)に示すロータス管100は、5本のさや管ダクトスリーブ101と5本のさや管ダクトスリーブ103を有している。さや管ダクトスリーブ101とさや管ダクトスリーブ103は、径が異なる以外は同じ構造を持っている。各さや管ダクトスリーブ101、103は、細長い円筒状の形状を持ち、その内径および外径が各さや管ダクトスリーブ101、103の延伸方向で均一となるように形成されている。また、各さや管ダクトスリーブ101、103の材質は例えば軟質ポリ塩化ビニルである。
本実施形態では、各さや管ダクトスリーブ101、103の全長は同じであり、各さや管ダクトスリーブ101、103の両端が揃った状態で、各さや管ダクトスリーブ101、103の一方の端部101a、103aがさや管ダクトスリーブ固定板106によって固定支持されている。このため、各さや管ダクトスリーブ101、103の他方の端部101b、103bは、さや管ダクトスリーブ固定板106に対して同じ側に位置する。さや管ダクトスリーブ固定板106は、図4にも示すように、各さや管ダクトスリーブ101、103とさや管ダクトスリーブ固定板106との各接合部位が同一平面に乗るように、有孔円板状に形成されている。さや管ダクトスリーブ固定板106は、各さや管ダクトスリーブ101、103を所定の配置関係に固定支持するスペーサの役割も果たす。
さや管ダクトスリーブ固定板106は、その周縁部にボルト20が挿通するための4個のボルト用貫通孔108を有している。これらボルト用貫通孔108は、ロータス管100の取付対象物、つまり後述するダクトスリーブ300との取り付けに用いられる取付部である。
各さや管ダクトスリーブ101、103は、さや管ダクトスリーブ固定板106によって固定支持された部位を除き、遊動自在に構成されている。つまり、従来では、さや管ダクトスリーブは上述の筒状体ないし直管部の内部に収められていたため自由な遊動ができなかったが、この実施形態のロータス管100が持つ各さや管ダクトスリーブ101、103は管内に収まっていないため、各さや管ダクトスリーブ101、103の他方の端部101b、103bが任意の方向へ向かうように、各さや管ダクトスリーブ101、103を撓ませることができる。
図3(B)に、本実施形態の変形例であるロータス管150を示す。ロータス管100と同じ構成要素には同じ参照符号を割り当てて重複説明を省略する。ロータス管100とロータス管150との違いは、小径のさや管ダクトスリーブ101の本数と大径のさや管ダクトスリーブ103の本数の違いにある。図3(B)に示すロータス管150は、6本のさや管ダクトスリーブ101と8本のさや管ダクトスリーブ103を有している。このように、本発明では各さや管ダクトスリーブ101、103の本数に格別の制限は無く、また、各さや管ダクトスリーブ101、103の配置関係についても格別の制限は無い。ただし、小径のさや管ダクトスリーブ101は紙面上方、つまりロータス管が地中埋設された状態において地表に近い方にまとまって配置され、大径のさや管ダクトスリーブ103は紙面下方、つまりロータス管が地中埋設された状態において地表から遠い方にまとまって配置される配置関係が好ましい。
図5は、本実施形態のダクトスリーブ300を示している。ダクトスリーブ300は、地中埋設管、例えば図示しない直管や曲管などを受け容れる筒状受口部300aと、筒状受口部300aと一体に形成され、地中埋設状態において非地中側(例えば接続枡930の内部)に開口することとなる開口部310を有する筒部300bとを備えている。筒状受口部300aの内壁には環状溝部300cが設けられており、この環状溝部300cにゴム輪300dが装着されている。また、筒状受口部300aの外壁の一部と筒部300bの外壁には砂付加工が必要に応じて施される。
筒部300bは、開口部310の周壁でありフランジ状に形成された周縁部310aを有し、この周縁部310aにボルト20が挿入される4個のボルト用挿入孔312が設けられている。ボルト用挿入孔312の内周壁にはねじ切り加工が施されている。これらボルト用挿入孔312は、ダクトスリーブ300の取付対象物、つまりロータス管100ないしロータス管150との取り付けに用いられる取付部である。
次に、図6を参照して、ロータス管100とダクトスリーブ300との接続構造およびその方法を説明する。なお、ロータス管150とダクトスリーブ300との接続構造およびその方法も、ここで説明する接続構造およびその方法と同じである。
接続枡930は地中に埋設されており、接続枡930の或る側壁932は二つの貫通孔を有する。地表に近い貫通孔に共用FA管に用いられるダクトスリーブ910が挿嵌され、その下方の貫通孔にボディ管に用いられるダクトスリーブ300が挿嵌されている。なお、各ダクトスリーブ910、300と側壁932との隙間は硬化接合剤で埋められており、接続枡930内部への土砂・雨水等の浸入が防止されているとともに、各ダクトスリーブ910、300が側壁932に固定されている。
ダクトスリーブ300は、その開口部310が接続枡930内部に臨むように、接続枡930の側壁932に取り付けられている。
この状態において、ロータス管100の各さや管ダクトスリーブ101、103が、図6中の矢印で示すように、ダクトスリーブ300の開口部310からダクトスリーブ300の内部へと挿入される(ステップS1)。この際、さや管ダクトスリーブ固定板106がダクトスリーブ300の開口部310に収容されるまで、ロータス管100がダクトスリーブ300に押し込まれる。そして、ロータス管100のボルト用貫通孔108とダクトスリーブ300のボルト用挿入孔312との位置合わせをして、さらにボルト用貫通孔108とボルト用挿入孔312に通された4本のボルト20によってねじ締めされて、ロータス管100とダクトスリーブ300が接続される(ステップS2)。
この実施形態では、各さや管ダクトスリーブ101、103の全長は、ダクトスリーブの全長よりも十分に長いため、ロータス管100がダクトスリーブ300に接続された状態では、各さや管ダクトスリーブ101、103の一部分がダクトスリーブ300の筒状受口部300aの開口部300a1から突出している。この突出した各さや管ダクトスリーブ101、103の一部分は、ダクトスリーブ300の筒状受口部300aに接続された地中埋設管(直管や曲管)の内部に挿入される。
従来では、直管状の起点用ロータス管ないし終点用ロータス管を地中側からダクトスリーブに挿入接続する構成であったが、この実施形態では、ダクトスリーブ300の筒状受口部300aに接続される地中埋設管として直管や曲管を使用できる。このため、直管状の起点用ロータス管あるいは終点用ロータス管を埋設する地中部位に不動障碍物が存在するような場合であっても、ダクトスリーブに不動障害物を回避する曲管を取り付けることによって、地中環境によって受ける制限が少ないなかで施工を行うことができ、迅速な作業性を損なうこともない。
また、ロータス管100やロータス管150は、直管状の起点用ロータス管ないし終点用ロータス管と比較して、構成部材が少ないため、生産コストが低くなるという効果も認められる。

Claims (7)

  1. 地中埋設管であるロータス管とこのロータス管が接続されるロータス管接続ダクトスリーブとの接続構造であって、
    上記ロータス管は、
    複数の可撓性さや管ダクトスリーブと、
    各上記可撓性さや管ダクトスリーブの一方の端部を固定支持するさや管ダクトスリーブ固定板とを備えており
    各上記可撓性さや管ダクトスリーブの他方の端部は、上記さや管ダクトスリーブ固定板に対して同じ側に位置し、上記さや管ダクトスリーブ固定板は、上記ロータス管と上記ロータス管接続ダクトスリーブとの取り付けに用いられるボルトが貫通するボルト用貫通孔を有し、各上記可撓性さや管ダクトスリーブは、上記さや管ダクトスリーブ固定板によって固定支持された部位を除き、遊動自在に構成されており、
    上記ロータス管接続ダクトスリーブは、
    地中埋設管を受け容れる筒状受口部と、
    上記筒状受口部と一体に形成され、地中埋設状態において非地中側に開口することとなる開口部を有する筒部とを備えており
    上記筒部は、上記開口部の周縁部に、上記ロータス管接続ダクトスリーブが接続枡の側壁の貫通孔に硬化接合剤によって固定された際に、上記側壁の上記硬化接合剤によって埋められた部分に上記ボルト先端が露出しないような閉じた空間を有するボルト用挿入手段を有し、
    上記接続構造において、
    上記ロータス管接続ダクトスリーブの内部に、上記ロータス管接続ダクトスリーブの上記開口部から、上記ロータス管の各上記可撓性さや管ダクトスリーブが挿通されており、上記ロータス管の上記ボルト用貫通孔と上記ロータス管接続ダクトスリーブの上記ボルト用挿入手段に上記ボルトが通されることによって、上記ロータス管と上記ロータス管接続ダクトスリーブとが接続されている
    ことを特徴とするロータス管とロータス管接続ダクトスリーブとの接続構造。
  2. 請求項1に記載の接続構造であって、
    上記さや管ダクトスリーブ固定板は円形であり、
    上記ロータス管接続ダクトスリーブの上記開口部は円形であって、その径は上記さや管ダクトスリーブ固定板の径とほぼ同じであり、
    上記さや管ダクトスリーブ固定板が上記ロータス管接続ダクトスリーブの上記開口部に収容されている
    ことを特徴とするロータス管とロータス管接続ダクトスリーブとの接続構造。
  3. 請求項2に記載の接続構造であって、
    上記さや管ダクトスリーブ固定板が上記接続枡の内部空間に突出しない
    ことを特徴とするロータス管とロータス管接続ダクトスリーブとの接続構造。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載の接続構造であって、
    上記可撓性さや管ダクトスリーブの全長は上記ロータス管接続ダクトスリーブの全長よりも長く、上記ロータス管と上記ロータス管接続ダクトスリーブとが接続されている状態にて上記可撓性さや管ダクトスリーブの一部分が上記筒状受口部の開口部から突出しており、
    上記筒状受口部の開口部から突出している上記可撓性さや管ダクトスリーブの一部分は、上記ロータス管が埋設される地中部位における不動障碍物の有無に応じて選択された上記地中埋設管の内部に挿入されている
    ことを特徴とするロータス管とロータス管接続ダクトスリーブとの接続構造。
  5. 請求項1から請求項4のいずれかに記載の接続構造に用いられる上記ロータス管。
  6. 請求項1から請求項4のいずれかに記載の接続構造に用いられる上記ロータス管接続ダクトスリーブ。
  7. 地中埋設管であるロータス管とこのロータス管が接続されるロータス管接続ダクトスリーブとの接続方法であって、
    上記ロータス管は、
    複数の可撓性さや管ダクトスリーブと、
    各上記可撓性さや管ダクトスリーブの一方の端部を固定支持するさや管ダクトスリーブ固定板とを備えており
    各上記可撓性さや管ダクトスリーブの他方の端部は、上記さや管ダクトスリーブ固定板に対して同じ側に位置し、上記さや管ダクトスリーブ固定板は、上記ロータス管と上記ロータス管接続ダクトスリーブとの取り付けに用いられるボルトが貫通するボルト用貫通孔を有し、各上記可撓性さや管ダクトスリーブは、上記さや管ダクトスリーブ固定板によって固定支持された部位を除き、遊動自在に構成されており、
    上記ロータス管接続ダクトスリーブは、
    地中埋設管を受け容れる筒状受口部と、
    上記筒状受口部と一体に形成され、地中埋設状態において非地中側に開口することとなる開口部を有する筒部とを備えており
    上記筒部は、上記開口部の周縁部に、上記ロータス管接続ダクトスリーブが接続枡の側壁の貫通孔に硬化接合剤によって固定された際に、上記側壁の上記硬化接合剤によって埋められた部分に上記ボルト先端が露出しないような閉じた空間を有するボルト用挿入手段を有し、
    (a)上記ロータス管の各上記可撓性さや管ダクトスリーブが、上記ロータス管接続ダクトスリーブの上記開口部から上記ロータス管接続ダクトスリーブの内部へと挿入される工程と、
    (b)上記ロータス管の上記ボルト用貫通孔と上記ロータス管接続ダクトスリーブの上記ボルト用挿入手段に上記ボルトが通されることによって、上記ロータス管と上記ロータス管接続ダクトスリーブとが接続される工程と
    を有するロータス管とロータス管接続ダクトスリーブとの接続方法。
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