JP5343582B2 - シートバックの内部構造 - Google Patents

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本発明は、シートバックの内部構造に関する。
従来、車両に後突が発生すると、車両用シートのヘッドレストを乗員の後頭部側に向けて瞬時に飛び出させる技術が既に知られている。ここで、下記特許文献1には、車両に後突が発生したときの弾みで、車両用シートに着座した乗員のシートバックに強く圧し掛かる荷重を検出して、上述したようにヘッドレストを飛び出させる技術が開示されている。このようにヘッドレストを飛び出させることで、車両に後突が発生したときに乗員の後頭部に生じる衝撃を低減させ安全性を向上させることができる。
特開平11−34708号公報
しかしながら、上述した従来技術では、乗員の背凭れ荷重を検出する荷重受部材(以下、「受圧部材」と記す)は、主として、乗員の腰部からの背凭れ荷重を検出できるように、シートバックの内部のうち乗員の腰部に対応する位置に配置されている。一方、シートバックの内部には、背凭れした乗員の腰部にクッション性を付与するために、シートバックの幅方向を橋渡す格好で略S字形状のバネ部材も配置されている。そのため、乗員の背凭れ荷重によって撓んだバネ部材が受圧部材に干渉するという問題が発生していた。この問題を解決するために、バネ部材が撓んだ状態でも受圧部材に干渉することがないように、撓み分だけバネ部材を受圧部材の前方位置に配置させることが考えられた。しかしながら、この考えでは、シートバックの厚みが増加するという新たな問題が発生することとなっていた。
本発明は、このような課題を解決しようとするもので、その目的は、乗員からの背凭れ荷重を検出する受圧部材と、背凭れした乗員の腰部にクッション性を付与するバネ部材とが備えられている場合であっても、シートバックの厚みを薄くすることができる内部構造を提供することである。
本発明は、上記の目的を達成するためのものであって、以下のように構成されている。
請求項1に記載の発明は、乗員からの背凭れ荷重を検出する受圧部材と、複数の山部と谷部とが交互に形成され、シートバックに背凭れした乗員の腰部にクッション性を付与するためにシートバックの幅方向を橋渡す格好で組み付けられている第1のバネ部材と、を備えたシートバックの内部構造であって、第1のバネ部材は、複数の谷部のうち隣り合う谷部の間に受圧部材が配置されるように組み付けられており、第1のバネ部材と同様に形成された第2のバネ部材を備えており、第2のバネ部材は、複数の山部のうち隣り合う山部の間に受圧部材が配置されるように第1のバネ部材の下方位置に組み付けられており、第1のバネ部材の各山部と各谷部は、第2のバネ部材の各谷部と各山部に対して上下に対向する格好となっていることを特徴とする。

この構成によれば、第1のバネ部材は、複数の谷部のうち隣り合う谷部の間に受圧部材が配置されるように組み付けられている。そのため、乗員からの背凭れ荷重によって第1のバネ部材に撓みが生じている場合でも、撓んだ第1のバネ部材が受圧部材に干渉することはない。したがって、第1のバネ部材を受圧部材の前方位置に配置させる必要がないため、シートバックの厚みを薄くすることができる。
図1は、本発明の実施例に係るシートバックの内部構造を適用させた車両用シートの全体概略図である。 図2は、図1の主要部の拡大図である。 図3は、図1のクラッチ機構の斜視図である。 図4は、図1のクラッチ機構の側面模式図である。 図5は、図1のクラッチ機構の正面模式図である。 図6は、図2の正面図である。
以下、本発明を実施するための形態を、図1〜6を用いて説明する。なお、図1では、シートクッション10、シートバック20およびアクティブヘッドレスト30から構成される車両用シート1の内部構造を分かり易く示すために、これらのクッション構造(例えば、シートバック20のパッド部材など)および表皮構造を省略し内部のフレーム構造のみを示している。また、以下の説明にあたって、上、下、前、後、左、右とは、上述した図に記載した、上、下、前、後、左、右の方向、すなわち、車両用シート1を基準にしたときの上、下、前、後、左、右の方向を示している。
まず、本発明の実施例に係る車両用シート1の全体構成を説明する。図1、2に示すように、車両用シート1は、乗員が着座するシートクッション10と、着座した乗員の背凭れ部となるシートバック20と、着座した乗員の後頭部を支承するアクティブヘッドレスト30とから構成されている。
これらの構成部材のうち、シートバック20とアクティブヘッドレスト30のフレーム構造についてそれぞれ詳述する。なお、シートクッション10については、公知の構成であるため、その詳細説明は省略することとする。はじめに、シートバック20のフレーム構造について詳述する。シートバック20のフレームは、左右一対のサイドフレーム22、22と、これら両サイドフレーム22の上部を橋渡す格好のアッパフレーム24と、これら両サイドフレーム22の下部を橋渡す格好のロアフレーム26とから構成されている。
両サイドフレーム22の下端は、リクライニング機構(図示しない)を介してシートクッション10の左右一対のクッションフレーム12、12の後端にそれぞれ組み付けられている。これにより、シートバック20をシートクッション10に対して傾動させることができ、その傾動範囲のうち所望する傾斜位置でシートバック20を保持させることができる。
アッパフレーム24には、左右一対のホルダ24a、24aがそれぞれ組み付けられている。この両ホルダ24aには、後述するアクティブヘッドレスト30の左右一対のステー34、34をそれぞれ挿入係止可能なサポート24bがそれぞれ組み付けられている。これにより、シートバック20にアクティブヘッドレスト30を組み付けることができる。
なお、両サポート24bのうち、一方のサポート24b(図1において、左側のサポート24b)の内部には、後述するアクティブヘッドレスト30のロック機構Rを解除させるために一方のステー34(図1において、左側のステー34)の内部に配置されたロッド38を突き上げるロッド突上部材(図示しない)が設けられている。このロッド突上部材は、操作ケーブル80を介して後述する第2の揺動部材75と接続されている。この操作ケーブル80とは、筒状に形成されたアウタケーブル82と、このアウタケーブル82の内部を移動可能に差し込まれたワイヤー状のインナケーブル84とから構成された2重構造のケーブル部材である。
この操作ケーブル80のうち、アウタケーブル82の一方側の端部(上端部)は、上述したように左側のサポート24bのロッド突上部材に掛け止めされ、同他方側の端部(下端部)は、後述するベースプレート40の第3のリブ44に掛け止めされている。一方、インナケーブル84の一方側の端部(上端部)は、上述したロッド突上部材の内部にロッド38を突き上げ可能に配置され、同他方側の端部(下端部)は、後述する第2の揺動部材75に掛け止めされている(図3参照)。そして、インナケーブル84に張力が作用すると、ロッド突上部材はロッド38を突き上げてアクティブヘッドレスト30のロック機構Rを解除させる構造となっている。このようにしてシートバック20のフレームは構成されている。
次に、図1に戻って、アクティブヘッドレスト30のフレーム構造について詳述する。アクティブヘッドレスト30のフレームは、アクティブヘッドレスト30の輪郭を成す基部32と、この基部32と一体に組み付けられた左右一対のステー34、34と、この基部32に引っ張りばねとリンク機構(いずれも図示しない)を介して組み付けられた支承板36とから構成されている。
なお、車両に後突が発生する前の通常時、支承板36は引っ張りばねの付勢力に抗して基部32に対して略一体となるように上述したロック機構Rによってロックされている。そのため、このロック機構Rのロック解除が行われると、引っ張りばねの付勢力によってリンク機構が作動することで、支承板36は基部32に対して前方向に瞬時に飛び出る構造となっている。これにより、支承板36によって乗員の後頭部を瞬時に受け止めることができる。このようにしてアクティブヘッドレスト30のフレームは構成されている。
次に、上述したシートバック20に組み付けられるクラッチ機構Cを説明する。このクラッチ機構Cは、図3〜5に示すように、ベースプレート40と、受圧部材50と、連結アーム60、第1の揺動部材70および第2の揺動部材75とから構成されている。以下に、これら各構成部材40、50、60、70、75を個別に説明していく。
はじめに、ベースプレート40を説明する。ベースプレート40は、クラッチ機構Cのベースを成すプレート状に形成された部材である。このベースプレート40は、ロアフレーム26(図3〜5において、図示しない)の前面に締結されている。
次に、受圧部材50を説明する。受圧部材50は、車両用シート1に着座した乗員の背凭れ荷重を受け止め可能に略板状に形成された部材である。この受圧部材50は、ベースプレート40に形成された左右一対の第1のリブ41、41にピン51を介して車幅方向を軸方向とする軸回りに回動可能に組み付けられている。このとき、受圧部材50は、その先端が後述するシートバック20のパッド部材(図示しない)の背面に接触する方向(図4において、矢印A方向)へトーションばね52を介して付勢状態で組み付けられている。
次に、連結アーム60を説明する。連結アーム60は、車両の後突によって生じた乗員からの背凭れ荷重のみを後述する第1の揺動部材70に伝達する略く字状に形成された部材である。この連結アーム60の略く字の折れ曲がり部位には、ベースプレート40の第2のリブ42に形成された長孔43の内部を移動可能なピン65が形成されている。また、この連結アーム60の先端側には、ウェイト64が組み付けられている。
そして、この連結アーム60は、その基端が受圧部材50に形成されたリブ54にピン61を介して車幅方向を軸方向とする軸回りに回動可能に組み付けられている。このとき、連結アーム60は、自身のピン65が長孔43の前面43aに接触する方向(図4において、矢印B方向)へトーションばね62を介して付勢状態で組み付けられている。
続いて、第1の揺動部材70を説明する。第1の揺動部材70は、上述した連結アーム60からの背凭れ荷重を後述する第2の揺動部材75に伝達するプレート状に形成された部材である。この第1の揺動部材70は、ベースプレート40に対してその表面に対する垂直方向を軸方向とする軸回りに回動可能にピン71を介して組み付けられている。このとき、第1の揺動部材70は、その外周の一部から飛び出す格好で形成されている飛び出し部位70aがベースプレート40に形成された第4のリブ45に接触する方向(図5において、矢印C方向)へトーションばね72を介して付勢状態で組み付けられている。
また、この第1の揺動部材70には、その外周の一部から飛び出す格好で第1のアーム73と第2のアーム74がそれぞれ形成されている。これら両アーム73、74の先端には、リブ73a、74aがそれぞれ形成されている。これら両リブ73a、74aのうち、前者のリブ73aは、小さな背凭れ荷重によって連結アーム60のピン65が移動するときに押し当てられるように形成されており、後者のリブ74aは、大きな背凭れ荷重によって連結アーム60のピン65が移動するときに押し当てられるように形成されている。
最後に、第2の揺動部材75を説明する。第2の揺動部材75は、上述した第1の揺動部材70から伝達される背凭れ荷重によって操作ケーブル80を引っ張るプレート状に形成された部材である。この第2の揺動部材75は、第1の揺動部材70と同様に、ベースプレート40に対してその表面に対する垂直方向を軸方向とする軸回りに回動可能にピン76を介して組み付けられている。このとき、第2の揺動部材75は、その外周面に形成されたリブ78が第1の揺動部材70の飛び出し部位70aに接触する方向(図5において、矢印D方向)へトーションばね77を介して付勢状態で組み付けられている。また、この第2の揺動部材75には、既に説明したように、操作ケーブル80のインナケーブル84の他端(下端)が掛け止めされている。このようにしてクラッチ機構Cは構成されている。
次に、上述したクラッチ機構Cの動作を説明する。まず、図4に示す状態から、乗員が、単に、シートバック20に対して背凭れすることによって受圧部材50がパッド部材(図示しない)を介して乗員から背凭れ荷重を受けると、連結アーム60は、そのピン65が長孔43の内部を下方に向かって移動していくように回動していく。このとき、連結アーム60のピン65は、連結アーム60に作用するトーションばね62の付勢力によって長孔43内の前面43aに沿って移動していく。
また、図4に示す状態から、乗員が、降車することによって(または、乗員が、シートバック20を後方に倒した状態で自身の両足を車両フロアにつけて踏ん張ることによって)受圧部材50が乗員からさらに背凭れ荷重を受けると、連結アーム60は、そのピン65が長孔43の内部を、さらに下方に向かって移動していくように回動していく。このときも、連結アーム60のピン65は、連結アーム60に作用するトーションばね62の付勢力によって長孔43内の前面43aに沿って移動していく。そのため、乗員の降車によって生じる背凭れ荷重、または、乗員の単なる背凭れによって生じる背凭れ荷重は、第1の揺動部材70へ伝達されることはない。なお、このことは、乗員の乗車によって生じる背凭れ荷重でも同様である。
また、図4に示す状態から、車両に後突が発生することによって、さらに、受圧部材50が乗員から背凭れ荷重を受けると、連結アーム60は、そのピン65が長孔43の内部を、さらに下方に向かって移動していくように回動していく。このとき、連結アーム60のウェイト64には、車両の後突によって後方に向けて慣性力が作用しているため、連結アーム60のピン65は、連結アーム60に作用するトーションばね62の付勢力に抗して長孔43内の後面43b側に沿って移動していく。
すると、連結アーム60のピン65は、第1の揺動部材70の第1のアーム73のリブ73aを押し当てながら移動していくため、この移動によって連結アーム60のピン65は、トーションばね72の付勢力に抗して第1の揺動部材70を回動させていく。そのため、車両に後突が発生したことによって生じる背凭れ荷重は、第1の揺動部材70へ伝達されることになる。
また、このとき、第1の揺動部材70の飛び出し部位70aが第2の揺動部材75のリブ78を押し当てるため、この押し当てに伴って第2の揺動部材75も、トーションばね77の付勢力に抗して回動していく。すると、操作ケーブル80のインナケーブル84が引っ張られ、その引っ張られたインナケーブル84に張力が作用するため、既に説明したように、ロック機構Rのロック解除が行われて支承板36が乗員の後頭部側に向けて飛び出していく。これにより、車両に後突が発生すると、支承板36によって乗員の後頭部を瞬時に受け止めることができる。
続いて、図2、6を参照して、シートバック20に背凭れした乗員の腰部にクッション性を付与する第1のバネ部材28と第2のバネ部材29とを個別に説明していく。
はじめに、第1のバネ部材28を説明する。第1のバネ部材28は、複数の山部28aと谷部28bとが略S字状に交互に折り曲げ成形されたワイヤ部材である。この第1のバネ部材28は、その両端が、両サイドフレーム22に沿った左右のコンターマットの縦ワイヤ27、27の下部を橋渡す格好となるように張設されている。この記載が特許請求の範囲に記載の「シートバックの幅方向を橋渡す格好で組み付けられている第1のバネ部材」に相当する。このように張設することで、シートバック20に背凭れした乗員の腰部にクッション性を付与することができる。また、第1のバネ部材28は、複数の谷部28bのうち隣り合う谷部28bの間にクラッチ機構Cの受圧部材50が配置されるように張設されている。
次に、第2のバネ部材29を説明する。第2のバネ部材29は、上述した第1のバネ部材28と同様に、複数の山部29aと谷部29bとが略クランク状に交互に折り曲げ成形されたワイヤ部材である。この第2のバネ部材29も、上述した第1のバネ部材28と同様に、その両端が、両サイドフレーム22に沿った左右のコンターマットの縦ワイヤ27、27の下部を橋渡す格好となるように張設されている。このとき、第2のバネ部材29は、第1のバネ部材28の下方位置に張設されている。そのため、この第2のバネ部材29でも、上述した第1のバネ部材28と同様に、シートバック20に背凭れした乗員の腰部にクッション性を付与することができる。
また、第2のバネ部材29も、上述した第1のバネ部材28と同様に、複数の山部29aのうち隣り合う山部29aの間にクラッチ機構Cの受圧部材50が配置されるように張設されている。なお、この実施例のように、第1のバネ部材28の山部28aと谷部28bとの形成周期と、第2のバネ部材29の山部29aと谷部29bとの形成周期とが一致していれば、上述したように第1のバネ部材28と第2のバネ部材29とを配置すると、結果として、第1のバネ部材28の各山部28aと各谷部28bは、第2のバネ部材29の各谷部29bと各山部29aに対して上下に対向する格好となっている。そのため、さらに、シートバック20のクッション性を向上させることができる。
また、第2のバネ部材29は、その複数の谷部29bのうち左右の両谷部29bがフィッシュマウス(屈曲ばね)25を介してロアフレーム26にもそれぞれ組み付けられている。これにより、第2のバネ部材29は、自身に作用する撓み力だけでなく、フィッシュマウス25に作用する撓み力によって前後方向に撓むことができるため、よりさらに、シートバック20のクッション性を向上させることができる。
本発明の実施例に係るシートバックの内部構造は上述したように構成されている。
この構成によれば、第1のバネ部材28は、複数の谷部28bのうち隣り合う谷部28bの間に受圧部材50が配置されるように組み付けられている。そのため、乗員からの背凭れ荷重によって第1のバネ部材28に撓みが生じている場合でも、撓んだ第1のバネ部材28が受圧部材50に干渉することはない。したがって、第1のバネ部材28を受圧部材50の前方位置に配置させる必要がないため、シートバック20の厚みを薄くすることができる。
また、この構成によれば、第2のバネ部材29を備えているため、シートバック20のクッション性を向上させることができる。また、第2のバネ部材29を備えていても、上述した第1のバネ部材28を備えている場合と同様に、第2のバネ部材29と受圧部材50との干渉を回避することができる。
上述した内容は、あくまでも本発明の一実施の形態に関するものであって、本発明が上記内容に限定されることを意味するものではない。
実施例では、クラッチ機構Cは、上から下に向けて、受圧部材50、連結アーム60、第1の揺動部材70の順になるように構成されている例を説明した。しかし、これに限定されるものでなく、下から上に向けて、受圧部材50、連結アーム60、第1の揺動部材70の順になるように構成されていても構わない。すなわち、クラッチ機構Cの各構成部材の配置は、実施例に対して上下に逆の配置であっても構わない。その場合でも、第1のバネ部材28は、複数の谷部28bのうち隣り合う谷部28bの間に受圧部材50が配置されるように組み付けられていれば構わない。
20 シートバック
28 第1のバネ部材
28a 山部
28b 谷部
29 第2のバネ部材
29a 山部
29b 谷部
50 受圧部材

Claims (1)

  1. 乗員からの背凭れ荷重を検出する受圧部材と、複数の山部と谷部とが交互に形成され、シートバックに背凭れした乗員の腰部にクッション性を付与するためにシートバックの幅方向を橋渡す格好で組み付けられている第1のバネ部材と、を備えたシートバックの内部構造であって、
    第1のバネ部材は、複数の谷部のうち隣り合う谷部の間に受圧部材が配置されるように組み付けられており、
    第1のバネ部材と同様に形成された第2のバネ部材を備えており、
    第2のバネ部材は、複数の山部のうち隣り合う山部の間に受圧部材が配置されるように第1のバネ部材の下方位置に組み付けられており、
    第1のバネ部材の各山部と各谷部は、第2のバネ部材の各谷部と各山部に対して上下に対向する格好となっていることを特徴とするシートバックの内部構造。
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