JP5343154B1 - 軸方向レバー操作型ロック装置を具備する杖 - Google Patents

軸方向レバー操作型ロック装置を具備する杖 Download PDF

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Abstract

【課題】軸方向レバー操作型ロック装置を具備する杖に関する。
【解決手段】半径方向左右両側が切開部(222)として切開されて上部と下部にそれぞれ上部弧形把持片(220)と下部弧形把持片(230)が独立して形成され、上部弧形把持片(220)及び下部弧形把持片(230)それぞれの左右両側に押圧部(224,234)が外延されて、前記上部連結管(2)の端部に固定される把持用チューブ(200)と前記上部弧形把持片(220)及び下部弧形把持片(230)の対向する左右両側の押圧部(224,234)にそれぞれ上下方向に貫通する形態で組み立てられる作動ピン(300)及び、杖の長さ方向に延長される形態の押圧板(410)と、押圧板410の端部に形成されて前記左右作動ピン(300)の上部突出端部に杖の長さ方向に回動される状態でヒンジ結合されるカム型ヒンジ部(420)を有する軸方向レバー(400)を含む。
【選択図】図4

Description

本発明は、軸方向レバー操作型ロック装置を具備する杖に関し、より詳細には、ロックレバーを杖の長さ方向に配置し、連結管の径方向左右両側から締付力を加えるようにすることにより、操作力は少なくかかり、ロック力は増大し、かつロック力の微調整も可能にする軸方向レバー操作型ロック装置を具備する杖に関する。
一般に、杖は、登山、スポーツ競技又は患者の歩行補助用等のように、使用者の身体を支える補助手段として使用される。こうした杖は、ポールの端部にハンドルを具備した形態からなる。ポールは、通常、複数の連結管を互いに挿入、結合して、保管時や使用時にいわゆる“テレスコピック方式”や“アンテナ方式”により長さ方向に伸縮することができるようになっている。
杖のロック装置は、連結管を伸長させた状態や短縮させた状態で隣り合う2つの連結管をロックするようにする機構であり、図1〜図3には、女性や高齢者も苦労せず操作することができるようにした従来のレバー式ロック装置が図示されている。
図1〜図3に示されたところのように、従来のレバー式ロック装置10は、径の大きい上部連結管2の端部に設置され、カムレバー40の操作により把持環20を窄めて径の小さい下部連結管4を締めて固定するようになっている。
ロック装置10の把持環20は、円周方向の一方のみが切開部22により上下に分けられ、切開部22の上下部に延長板24が形成されており、上下の延長板24には作動ピン30が貫通し、作動ピン30にはカムレバー40がヒンジピン50により連結され、カムレバー40にはカム面42が形成された形態からなっている。
このようなロック装置10について図3を参照しつつ説明すると、カムレバー40を把持環20側に押すことにより、カム面42が回転しながら作動ピン30を引くことになり、作動ピン30により上・下部延長板24が引かれながら把持環20を締めるようになり、下部連結管4を加圧して固定するようになる。
ところで、従来のロック装置10は、カムレバー40が連結管2,4の径方向に回動するようになっており、カムレバー40の形状は、連結管2,4の円弧形状に沿って曲がった形態からならざるを得ない。
そのため、カムレバー40の長さ全体を延長するには限界があり、十分なロック力を発揮できず、ロック時には大きな力を必要とするようになるため、高齢者や女性が操作することが容易ではない。特に、図2から分かるように、カムレバー40の端点とヒンジピン50の位置関係、及びカムレバー40が円弧形状である点に起因して、カムレバー40の端部を押してもロックする力がまったく伝達されない。したがって、カムレバー40をロックするために押すべき部分がカムレバー40の中間地点に形成されるため、梃として作用する長さが非常に短くなり、レバー型ロック装置の長所である梃の効果を十分に発揮することができない。
また、把持環20の一方のみが切開され、切開された側でのみ把持環20を締める形態であるため、下部連結管4を加圧する力が円周全体にわたって均一に作用することができない。また、把持環20の円弧の長さがあまりに長いため、下部連結管4を加圧する際に把持環20が伸びやすい。したがって、把持環20を強く締めることができず、ロック力を十分に与えることができず、繰返しの使用によりロック力が急激に低下する。
また、図3から分かるように、カムレバー40をロックしたときに、カム面42と延長板24との接触地点が把持環20の中心から半径方向に遠く離れているので、上下部延長板24を引く力が把持環20に伝達される前に過度に失われる。
特開2011-240111号公報 特開2010-088871号公報 特開2005-278943号公報
本発明は、前記した従来の問題を解決するためのものであり、本発明の目的は、大きな操作力を必要とせず、ロック力を大幅に増大させることができ、繰返し使用にも長期間耐久性を維持することができるようにする軸方向レバー操作型ロック装置を具備する杖を提供することにある。
本発明の他の目的は、ロック力の微調整も可能にすることにある。
上述した目的を達成するために、複数の連結管が長さ方向に伸縮自在に結合され、複数の連結管のうち径の大きい上部連結管に軸方向に伸縮自在に挿入された径の小さい下部連結管をロック又は解除可能な杖であって、半径方向左右両側が切開部として切開されて上部と下部にそれぞれ上部弧形把持片と下部弧形把持片が独立して形成され、上部弧形把持片及び下部弧形把持片それぞれの左右両側に押圧部が外延されて、前記上部連結管の端部に固定される把持用チューブ;前記上部弧形把持片及び下部弧形把持片の対向する左右両側の押圧部にそれぞれ上下方向に貫通する形態で組み立てられる作動ピン;及び、杖の長さ方向に延長される形態の押圧板と、押圧板の端部に形成されて前記左右作動ピンの上部突出端部に杖の長さ方向に回動される状態でヒンジ結合されるカム型ヒンジ部を有する軸方向レバーを含むことを特徴とする。
本発明の他の方向による軸方向レバー操作型ロック装置を具備する杖は、複数の連結管が長さ方向に伸縮自在に結合され、複数の連結管のうち径の大きい上部連結管に軸方向に伸縮自在に挿入された径の小さい下部連結管をロック又は解除可能な杖であって、上部連結管の端部に結合される胴部と、胴部から延長され、半径方向左右両側が切開部として切開されて上部と下部にそれぞれ独立して形成される上部弧形把持片及び下部弧形把持片と、上部弧形把持片及び下部弧形把持片それぞれの左右両側に外延される押圧部を含み、前記左右両側の押圧部を上下に貫通する貫通孔が形成されている把持用チューブ;前記両側の押圧部の貫通孔にそれぞれ上下方向に挿入される作動ピン;及び、杖の長さ方向に延長される形態の押圧板と、押圧板から延長されて前記両側の作動ピンの上部突出端部に杖の長さ方向に回動されるようにヒンジ結合されるカム型ヒンジ部を有する軸方向レバーを含むことを特徴とする。
作動ピンは、前記把持用チューブの押圧部の貫通孔に上下方向に滑動自在に挿入され、上端部に軸方向レバーがヒンジ結合する上部ピンと、前記押圧部の貫通孔に下方から上方へ挿入されて前記上部ピンとねじ結合され、頭部が下部押圧部に掛かる調節ネジからなることが好ましい。
前記把持用チューブの上下押圧部間の切開部には、前記調節ネジの外周を保持して緩みを防止するための緩み防止具を固定して設置することが好ましい。
ここで、緩み防止具は、下部押圧部の上面に固定されるベースと、前記ベースの中間に形成されて前記調節ネジの外周面を弾性加圧する複数の弾性片を含む。
前記把持用チューブの上下部弧形把持片と胴部との間の左右側には、切欠溝が形成される。
本発明に係る軸方向レバー操作型ロック装置を具備する杖によれば、軸方向レバーが杖の長さ方向に配置された構造であり、梃の作用をする軸方向レバーの長さを必要な長さに延長して、少ない力で高いロック力を得ることができる。また、軸方向レバーの延長形態も、力の作用方向に屈曲せず、軸方向レバーに作用した力が把持用チューブに損失なく完全に伝達される。
また、把持用チューブが上部弧形把持片と下部弧形把持片により上下部に2つの要素に分割される一方、軸方向レバーのカムが連結管の径方向左右両側において作動ピンを引いて上下の弧形把持片を締める形態からなっていてロック力が一層増大し、増大したロック力は連結管の外周面全体にバランスよく均一に作用する。
また、連結管に接する上部弧形把持片と下部弧形把持片それぞれの円弧の長さが従来の半分程度に短くなるため、ロック力を大きく加えても簡単に伸びず、それによりロック力を十分に増大させることができ、耐久性も大幅に向上する。
また、作動ピンと押圧部が連結管の径方向両側に配置される一方、カム面が杖の長さ方向に回動する構造であるため、力の作用点が従来に比べて連結管の中心軸により近く位置するようになってロック力をさらに増大させることができ、ロック力が増大しても押圧部が変形するおそれがない。
また、上部ピンと調節ネジのネジ結合により作動ピンの長さを増減させることができるため、必要に応じてロック力を調節できる利便性がある。
従来の杖のロック装置を示した斜視図である。 従来の杖のロック装置の解除状態を示した側面図である。 従来の杖のロック装置のロック状態を示した側面図である。 本発明の一実施例に係る杖のロック装置の斜視図である。 本発明の一実施例に係る杖のロック装置の分離斜視図である。 図4のA‐A線による断面図である。 本発明の一実施例に係る杖のロック装置の解除状態を示した図である。 図7の側面図である。 本発明の一実施例に係る杖のロック装置のロック状態を示した図である。 図9の側面図である。 本発明の一実施例に係るロック装置を適用した杖の一例を示す図である。 本発明の他の実施例に係るロック装置を示した図である。 図12の緩み防止具を詳細に示した図である。 緩み防止具を適用して組み立てた状態の断面図である。
以下、添付図面を参照しつつ、本発明の好適な実施例について具体的に説明する。
図4〜図6に示したところのように、本発明の杖は、径の大きい上部連結管2の端部にロック装置100を設置し、ロック装置100の軸方向レバー400を回動させて径の小さい下部連結管4を固定又は解除するようになっている。
ロック装置100は、半径方向左右両側が切開部222として切開されて上部と下部にそれぞれ上部弧形把持片220と下部弧形把持片230が独立して形成される把持用チューブ200と、上部弧形把持片220と下部弧形把持片230の両側を上下方向に貫通して設置される作動ピン300,300と、作動ピン300,300に結合されて杖の長さ方向に回動する軸方向レバー400を含む。
把持用チューブ200の上部弧形把持片220と下部弧形把持片230は、胴部210から延長され、胴部210は、上部連結管2に結合されて固定される。胴部210と弧形把持片220,230との間の左右両側には、切欠溝212が形成され、それにより弧形把持片220,230がより良好に伸縮することができる。
把持用チューブ200の上部弧形把持片220及び下部弧形把持片230の左右両側にはそれぞれ押圧部224,234が外延され、押圧部224,234には貫通孔226,236が上下方向に形成される。
作動ピン300は、押圧部224,234の貫通孔226,236に下方から上方へ挿入され、上端部が上部押圧部224の上側に突出される。作動ピン300の突出端部にはカム形態の軸方向レバー400がヒンジ結合される。作動ピン300は、軸方向レバー400のカム方式の回動と組み合わせて、上下方向に移動することにより、上下押圧部224,234を締めたり解いたりする。
作動ピン300は、長さの変化を可能にしてロック力を調節することができる形態で構成することが好ましい。このため、作動ピン300は、上部ピン310と調節ネジ320に分割されて、互いにネジ結合された形態で構成していてもよい。上部ピン310及び調節ネジ320は、ネジ部314(図6参照)と、ネジ部322によって結合される。ネジ部314,322の調節により作動ピン300の全体長さを変化させると、押圧部224,234の締付量、すなわち締付力が増減される。調節ネジ320の頭部324は、下部押圧部234に密着する。調節ネジ320の頭部324と押圧部234との間にはワッシャ330を介在していてもよい。
作動ピン300の上部突出端部、すなわち上部ピン310の突出端部には、軸方向レバー400のヒンジ結合のためのヒンジ孔312が形成される。
軸方向レバー400は、押圧板410が杖の長さ方向に延長される形態からなる。押圧板410は、上部連結管2の外周面に適切に覆われるように横断面が弧形からなる。押圧板410の端部にはカム型ヒンジ部420が形成され、カム型ヒンジ部420には、結合孔424が形成され、結合孔424の周辺にカム面422が凸状に形成される。
カム型ヒンジ部420の結合孔424と作動ピン300のヒンジ孔312には、ヒンジピン340が滑動回転可能に挿入される。ヒンジピン340の組立性のために、ヒンジピン340の通過端部には固定ネジ350を締結する形で構成してもよい。
このように構成される本発明は、軸方向レバー400を杖の長さ方向に配置した形態であり、梃の作用をする軸方向レバー400の長さを必要なだけ長く延長することができ、軸方向レバー400の延長形態も力の作用方向に曲げられずに軸方向にまっすぐ延長した形態であるため、軸方向レバー400に作用した力が弧形把持片220,230に完全に伝達されるので、女性や高齢者も苦労せずにロック又は解除することができるように構成することができる。
また、把持用チューブ200が上部弧形把持片220と下部弧形把持片230により上下に2つの半円形要素に分割される一方、軸方向レバー400のカムが径方向左右両側において作動ピン300を引いて上下部弧形把持片220,230を締める形態からなっているため、連結管4の外周面をバランスよく均一な力で圧迫することができ、ロック力も一層増大される。
また、連結管4と接する上部弧形把持片220と下部弧形把持片230それぞれの円弧の長さが短く(従来の約半分水準)、ロック力を大きく加えても簡単に伸びないので、ロック力を十分に増大させることができ、耐久性も向上する。
また、作動ピン300と押圧部224,234が径方向両側に配置される一方、カム面422が杖の長さ方向に回動する構造により、力の作用点が従来に比べて連結管2,4の中心軸により近く位置するようになってロック力をより一層増大させることができ、ロック力が増大しても押圧部224,234が変形するおそれがない。
また、上部ピン310と調節ネジ320のネジ結合により作動ピン300の長さを増減させてロック力を調節することができる利便性がある。
図7〜図10は本発明に係る杖のロック状態と解除状態を示した図である。図7〜図10を通じ、杖をロックし、解除する方法について簡略に説明する。
まず、図7及び図8に示されたところのように、軸方向レバー400を持ち上げた状態では、カム型ヒンジ部420のカム面422が上部押圧部224から外れるようになって上下部押圧部224,234が元のとおり広げられ、上下部弧形把持片220,230と下部連結管4との間に隙間が生じて下部連結管4が自由となるため、上部連結管2内に下部連結管4を押し込んだり、引き抜いたりすることができる。
図7及び図8において、軸方向レバー400を矢印方向(ロック方向)に回動させると、図9及び図10のような状態となる。すなわち、軸方向レバー400のカム面422が作動ピン300の中心軸と一致する状態で回転しながら作動ピン300を引いて上下押圧部224,234を狭め、それにより上下部弧形把持片220,230が下部連結管4の周囲を加圧してロックするようになる。
図11は、本発明に係るロックを適用した杖の構成例を示した図である。
図11に示されたところのように、杖は複数個の連結管2,4,6,…からなるが、隣り合う連結管のうち径が大きいものを“上部連結管”といい、径が小さいものを“下部連結管”という。
杖は、連結管の連結部のうち一つ以上の地点に、本発明に係るロック装置100を自由に適用していてもよい。図11のように、連結管が3段からなる場合には、1〜2段の上部連結管2と下部連結管4には本発明のロック装置100を適用し、2〜3段の上部連結管4と下部連結管6には、通常のボタン型ロック装置101を適用していてもよい。又は、1〜2段と2〜3段の連結部にいずれも本発明に係るロック装置100を適用していてもよい。
図12〜図13は、本発明の他の実施例に係るロック装置を示すものであり、図12は斜視図、図13は緩み防止具を詳細に示した図面であり、図14は、緩み防止具を適用して組み立てた状態の断面図である。
本実施例は、前述した実施例と比べて作動ピン300の構成が異なり、作動ピン300を保持する緩み防止具500が付加された点が異なり、ヒンジピン340と固定ピン350aの結合の構成が異なる。それ以外の構成は前述した実施例と同一であるため、詳細な説明は省略する。
緩み防止具500は、上部ピン310にネジ結合された調節ネジ320を拘束することにより、使用中に振動等により調節ネジ320が緩んで作動ピン300全体の長さが使用者の意思に反して増減される現象を防止するためのものである。
図12に示されたところのように、緩み防止具500は、把持用チューブ200の下部押圧部234の上面に固定され、その内部に貫通する調節ネジ320の外周面を弾性力により保持し拘束するようになる。
このとき、調節ネジ320の外周には、別途の溝部326を形成して緩み防止具500を容易に保持することができるようにしていてもよい。
緩み防止具500が把持用チューブ200の下部押圧部234の上面に固定される形態であり、本実施例においては、下部押圧部234の両横に緩み防止具500の両側面が挿入される挿入顎部238が形成される。
本実施例のように緩み防止具500を適用した場合には、調節ネジ320にあえてワッシャ330(図5及び図6参照)を介在せずともよい。
図13に示されたところのように、緩み防止具500は、ベース510と、前記ベース510の中間に形成されて、前記調節ネジ320の外周面を弾性加圧する複数の弾性片520を含む。弾性片520の弾性力を提供するために、弾性片520の一側には切欠孔530を形成していてもよい。
このような本実施例によれば、図14に示されたところのように、上部ピン310にネジ結合された調節ネジ320の外周面を緩み防止具500の複数の弾性片520が弾性加圧して調節ネジ320が任意に回転する現象を防止することができるので、使用者が調節ネジ320を調整しない限り、所定の長さに調節した状態を持続的に維持することができる。
一方、図12及び図14に示された実施例においては、上部ピン310と軸方向レバー400をヒンジ結合するヒンジピン340に固定ピン350aが強制圧入された構成を有する。
前述した実施例においては、図5及び図6において説明したように、ヒンジピン340に固定ネジ350をネジ結合した形態からなっているが、ネジ結合の代わりに、固定ピン350aにヒンジピン340を強引に圧入して結合する等、多様な構成を採用することができることを示す。
以上においては、本発明の特定の好ましい実施例について図示し、かつ説明してきた。しかし、本発明は、上述した実施例に限定されず、特許請求の範囲において請求する本発明の要旨を超えることなく、本発明が属する技術分野における通常の知識を有する者であれば誰でも多様な変形実施が可能であろう。
2:上部連結管
4:下部連結管
100:ロック装置
200:把持用チューブ
210:胴部
212:切欠溝
220:上部弧形把持片
222:切開部
224,234:押圧部
226,236:貫通孔
230:下部弧形把持片
238:挿入顎部
300:作動ピン
310:上部ピン
312:ヒンジ孔
314:ネジ部
320:調節ネジ
322:ネジ部
324:頭部
326:溝部
340:ヒンジピン
350:固定ネジ
350a:固定ピン
400:軸方向レバー
410:押圧板
420:カム型ヒンジ部
422:カム面
424:結合孔
500:緩み防止具
510:ベース
520:弾性片
530:切欠孔

Claims (10)

  1. 複数の連結管が長さ方向に伸縮自在に結合され、複数の連結管のうち径の大きい上部連結管(2)に軸方向に伸縮自在に挿入された径の小さい下部連結管(4)をロック又は解除可能な杖であって、
    半径方向左右両側が切開部(222)として切開されて上部と下部にそれぞれ上部弧形把持片(220)と下部弧形把持片(230)が独立して形成され、上部弧形把持片(220)及び下部弧形把持片(230)それぞれの左右両側に押圧部(224,234)が外延されて、前記上部連結管(2)の端部に固定される把持用チューブ(200);
    前記上部弧形把持片(220)及び下部弧形把持片(230)の対向する左右両側の押圧部(224,234)にそれぞれ上下方向に貫通する形態で組み立てられる作動ピン(300);及び
    杖の長さ方向に延長される形態の押圧板(410)と、押圧板(410)の端部に形成されて前記左右作動ピン(300)の上部突出端部に杖の長さ方向に回動される状態でヒンジ結合されるカム型ヒンジ部(420)を有する軸方向レバー(400)を含むことを特徴とする、軸方向レバー操作型ロック装置を具備する杖。
  2. 前記作動ピン(300)は、前記把持用チューブ(200)の押圧部(224,234)の貫通孔(226)に上下方向に滑動自在に挿入され、上端部に軸方向レバー(400)がヒンジ結合する上部ピン(310)と、前記押圧部(224,234)の貫通孔(226)に下方から上方へ挿入されて前記上部ピン(310)とネジ結合され、頭部(324)が下部押圧部(234)に掛かる調節ネジ(320)からなることを特徴とする、請求項1に記載の軸方向レバー操作型ロック装置を具備する杖。
  3. 前記把持用チューブ(200)の上下押圧部(224,234)間の切開部(222)には、前記調節ネジ(320)の外周を保持して緩みを防止するための緩み防止具(500)が固定設置されることを特徴とする、請求項2に記載の軸方向レバー操作型ロック装置を具備する杖。
  4. 前記緩み防止具(500)は、下部押圧部(234)の上面に固定されるベース(510)と、前記ベース(510)の中間に形成されて前記調節ネジ(320)の外周面を弾性加圧する複数の弾性片(520)を含むことを特徴とする、請求項3に記載の軸方向レバー操作型ロック装置を具備する杖。
  5. 前記把持用チューブ(200)の上下部弧形把持片(220,230)と胴部(210)との間の左右側には、切欠溝(212)が形成されることを特徴とする、請求項1に記載の軸方向レバー操作型ロック装置を具備する杖。
  6. 複数の連結管が長さ方向に伸縮自在に結合され、複数の連結管のうち径の大きい上部連結管(2)に軸方向に伸縮自在に挿入された径の小さい下部連結管(4)をロック又は解除可能な杖であって、
    上部連結管(2)の端部に結合される胴部(210)と、胴部(210)から延長され、半径方向左右両側が切開部(222)として切開されて上部と下部にそれぞれ独立して形成される上部弧形把持片(220)と下部弧形把持片(230)と、上部弧形把持片(220)及び下部弧形把持片(230)それぞれの左右両側に外延される押圧部(224,234)を含み、前記左右両側の押圧部(224,234)を上下に貫通する貫通孔(226,236)が形成されている把持用チューブ(200);
    前記両側の押圧部(224,234)の貫通孔(226,236)にそれぞれ上下方向に挿入される作動ピン(300);と
    杖の長さ方向に延長される形態の押圧板(410)と、押圧板(410)から延長されて前記両側の作動ピン(300)の上部突出端部に杖の長さ方向に回動されるようにヒンジ結合されるカム型ヒンジ部(420)を有する軸方向レバー(400)を含むことを特徴とする、軸方向レバー操作型ロック装置を具備する杖。
  7. 前記作動ピン(300)は、前記把持用チューブ(200)の押圧部(224,234)の貫通孔(226)に上下方向に滑動自在に挿入され、上端部に軸方向レバー(400)がヒンジ結合する上部ピン(310)と、前記押圧部(224,234)の貫通孔(226)に下方から上方に挿入されて前記上部ピン(310)とネジ結合され、頭部(324)が下部押圧部(234)に掛かる調節ネジ(320)からなることを特徴とする、請求項6に記載の軸方向レバー操作型ロック装置を具備する杖。
  8. 前記把持用チューブ(200)の上下押圧部(224,234)間の切開部(222)には、前記調節ネジ(320)の外周を保持して緩みを防止するための緩み防止具(500)が固定設置されることを特徴とする、請求項7に記載の軸方向レバー操作型ロック装置を具備する杖。
  9. 前記緩み防止具(500)は、下部押圧部(234)の上面に固定されるベース(510)と、前記ベース(510)の中間に形成されて前記調節ネジ(320)の外周面を弾性加圧する複数の弾性片(520)を含むことを特徴とする、請求項8に記載の軸方向レバー操作型ロック装置を具備する杖。
  10. 前記把持用チューブ(200)の上下部弧形把持片(220,230)と胴部(210)との間の左右側には、切欠溝(212)が形成されることを特徴とする、請求項6に記載の軸方向レバー操作型ロック装置を具備する杖。
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