JP5342568B2 - 複数のofdmaリソース・エレメントを含む所与のセットにおいて所与の信号が受信されたかを調査する方法及び装置 - Google Patents

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Description

本発明は、OFDMA伝送における信号を調査する方法、当該方法を実行するためのコンピュータ・プログラム、当該調査を実行する受信装置、及び当該受信装置を使用する通信装置に関するものである。
グローバル・システム・フォー・モバイル・コミュニケーションズ(GSM:Global System for Mobile Communications)や広帯域符号分割多元接続(WCDMA:Wideband Code Division Multiple Access)のようなモバイル・セルラ標準規格についての来るべき進化形においては、直交周波数分割多重(OFDM:Orthogonal Frequency Access Multiplexing)のような新たな伝送技術が使用されるであろう。さらに、既存の無線スペクトルにおいて、既存のセルラシステムから大容量かつ高データレートの新たなシステムへ円滑に移行するためには、当該新たなシステムは、柔軟な周波数帯域幅で動作可能でなければならない。そのような新たな柔軟なセルラシステムに関する提案が、第3世代(3G)ロング・ターム・エヴォリューション(LTE:Long Term Evolution)であり、日常言葉のLTEにおいて、それは3GのWCDMA標準規格の進化形と考えることができる。このシステムは、下りリンクにおいて、多元接続技術としてOFDMを使用する、直交周波数多元接続(OFDMA)と称される多元接続技術を使用し、1.25MHzから20MHzまでの範囲にわたる帯域幅において動作可能となる。さらに、最も広い帯域幅において最大100Mb/sのデータレートがサポートされる。しかしながら、3G LTEにおいては、高レートのサービスだけでなく、音声のような低レートのサービスも期待されている。3G LTEは伝送制御プロトコル/インターネット・プロトコル(TCP/IP)を予定しているため、ボイス・オーバ・インターネット・プロトコル(VoIP)が音声を搬送するサービスになるであろう。
LTEに関する別の重要な側面はモビリティ機能であり、従って、ユーザ装置(UE:User Equipment)が他セルの検出及び他セルとの同期を行うためには、シンボル同期、セルサーチ及びアンテナ検出の処理手順が大きな重要性を有する。
図1は、LTEのフレーム構造を概略的に示す。LTEのフレーム構造は、10個のサブフレームを含む1つの無線フレームから成る。各サブフレームは、2個のタイムスロットを含む。その伝送については、図2に示すように、複数のサブキャリヤと利用可能な複数のOFDMシンボルとを含むリソース・グリッドを用いて説明することができ、図2は通常のサイクリック・プレフィックス長の例を示している。当該リソース・グリッド内の各エレメントは、リソース・エレメント(RE)と称され、各REは1つの複素数の変調シンボルに相当する。1スロット当たりのOFDMシンボルの数は、通常のサイクリック・プレフィックス長に対しては7個、拡大されたサイクリック・プレフィックス長に対しては6個である。リソース・ブロックは基本的なスケジューリング単位を意味する。このため、時間領域における7個又は6個の連続するOFDMシンボルと、周波数領域における12個の連続するサブキャリヤとが、1リソース・ブロックとして定義される。
高いデータレートを達成するために、単一のユーザ装置(UE)に対する複数のデータストリームの空間分割多重が提供されてもよい。2個や最大4個までの送信アンテナが使用され得る。
各下りリンク・サブフレーム内で、下りリンク制御シグナリングが最初のn個のOFDMシンボルに位置付けられ、ここでnは3以下である。OFDMシンボル内において、制御シグナリングと共有データとは混合されることはない。下りリンク制御シグナリングは、当該サブフレームにおいて制御に使用されるOFDMシンボルの数を示すフォーマット・インジケータと、上りリンクのデータ伝送に関連付けられた確認応答(acknowledgement)インジケータとを含んでいてもよい。サブフレームはまた、それぞれの送信アンテナについて、グリッドの特定の時間及び周波数位置に、参照シンボルを含む。
LTE動作の基本的な課題は、複数のREを含む所与のセット内で、所与の既知信号が送信されたかどうかを見いだすこと、あるいは、複数のREを含む所与のセット内で、複数の信号の候補を含む所与のセットにおける何れの特定の信号が送信されたかを見いだすことである。この課題は、例えば、第1の同期信号が検出されており、かつ、当該第1の同期信号の次に、多数の第2の参照信号の候補の何れが送信されたのかをUEが検出する必要がある場合に起こり得る。当該課題の別の例は、第2(又は第3、第4)のeノードBの送信アンテナポートの候補についてのいわゆるブラインド検出において起こり得る。そのようなアンテナポートの存在下で、複数のアンテナポートについての複数の特定の既知の参照信号(t1‐t4)が、それぞれ、上記したように送信され、その結果、これらの複数のRE内で受信された複数の信号に関する適切な処理によって、第2、第3又は第4のアンテナポートの存在を検出するために当該参照信号が使用されてもよい。使用される送信アンテナ数についてのUEの知識は、良好な信号電力測定(即ち、モビリティ)を理由として大きな重要性を有するとともに、新たなセルに対するハンドオーバがいったん必要とされると、送信アンテナ数に依存して異なる符号化がなされる制御チャネルの復号の実現性について大きな重要性を有する。
このように、複数のREを含むセットV、又は複数のOFDMシンボルの位置が与えられる。Vの各エレメントは組(i, k)であり、iは問題となっているREの時間インデックスであり、kは問題となっているREの周波数インデックスである。次に、解決すべき問題は、
(i) ある所与の信号ri,k, (i, k)∈Vが、複数のREのセットV内で送信されたか?、あるいは
(ii) 複数の信号のセット
Figure 0005342568
が与えられた場合に、当該セット内の信号の何れが、複数のREのセットV内で送信されか?、ということである。
OFDMシステムにおける信号伝送についての標準的なモデルは、yi,k=hi,ki,k+ei,kであり、ここで、全てのRE(i, k)において、si,kは送信信号、hi,kはチャネル係数、yi,kは受信信号、ei,kは雑音である。これら全ての量は複素数であり、hi,kは、多くの場合、時間・周波数ランダム過程(即ちランダム場)から生じるランダム変数と見なされる一方で、ei,kは、通常、一般に未知のある程度の分散σ2を有する、時間及び周波数の全域で独立な複素対称ガウス・ランダム変数と見なされる。
上記の問題の何れかを解決するための直接的なアプローチは、まずhi,kの推定値h^i,kを算出し、次にsi,kの推定値として、
Figure 0005342568
を算出し、最終的に合計値
Figure 0005342568
を算出することである。ここで、上付きの添え字*は複素共役を意味する。si,kが真にri,kに等しい場合、当該合計値は、ある程度の雑音次第で、おおよそ
Figure 0005342568
に等しくなり、このため大きな値となる。このように、Qが大きな値であることは、信号ri,kが実際に送信されたこと、即ち、上記の問題(i)を解決することを示す。複数の信号を含むセットから1つの候補を決定すべきである場合、即ち、上記の問題(ii)の場合には、Qの最大値を生じさせる信号が選定される。このアプローチは、同期相関処理(coherent correlation)として知られている。このアプローチが有する課題は、チャネル係数hi,kを推定することである。典型的には、時間及び周波数のある程度の範囲(即ち、複数のREを含むグリッド内の時間‐周波数の矩形)にわたって、hi,kが一定であると想定される。次に、推定値h^i,kは、当該矩形の範囲内の(i, k)について、比yi',k'/r'i',k'の平均値として算出される。ここで、r'i',k'は、当該時間・周波数の矩形の範囲内で送信される、ある既知信号であり、インデックス(i', k')は、これらの既知信号が送信される、当該矩形内の複数のREに対して及ぶとともに、従って、h^i,kを形成する平均値は、それらと同一の複数のインデックスについて計算される。既知信号r'i',k'は、例えば、第2の同期信号の近傍に位置する第1の同期信号が検出される場合に、当該第1の同期信号の一部であってもよく、あるいは、それらは常に存在するアンテナポート0からの参照信号であってもよい。異なる複数のインデックス(i, k)についてh^i,kを算出するために、当該矩形は一緒に移動する。要するに、h^i,kは、時間‐周波数RE領域における局所的な平均値として算出される。時には、これは重み付けされた平均値であり、(i, k)の近くのREに対して大きな重みが与えられる。
ここで、hi,kはランダム過程から生じるため、時間‐周波数の矩形の全体で一定ではなく、従って、h^i,kを形成する局所的な平均値は、推定量(estimator)としてのバイアスを受ける。当該矩形として大きなものが選ばれる場合において、特に、速度が早く、それ故にドップラー・スプレッドが大きく、かつ、遅延スプレッドが大きいときには、当該バイアスは大きくなる。他方で、時間‐周波数の矩形が小さい場合にはh^i,kの分散が大きくなり、これは、平均値が小さい値を有するためである。
同期相関処理に関する別の課題は、局部受信機が備える局部発信器に周波数誤差が存在する場合に、それにより、例えば位相シフトΔがRE時間スロット(即ち、OFDMシンボル)ごとに生じることである。これは、同様に、上記のQの値にも影響する。このため、多くの場合、Qそれ自体ではなく絶対値|Q|が考慮される。
同期相関処理に関するさらに別の課題は、上記の問題に関連し、即ち、信号si,kが送信されたことを確定するために、Q又は|Q|がどの程度大きいのかということに関連する。適切な閾値は、送信電力及び雑音レベルに依存し、少なくともその後者は厳密には既知ではない。このため、典型的には、適切な閾値を決定することが難しい。
従って、複数のOFDMシンボルを含む所与のセット内で、所与の信号が送信されたかどうかを判定するための(即ち、上記の問題(i)を解決するための)改良されたアプローチと、何の信号が送信されたのかを判定するための(即ち、上記の問題(ii)を解決するための)改良されたアプローチと、のうちの少なくとも1つが必要である。
本発明の目的は、少なくとも上述の問題を軽減することである。本発明は、以下の理解に基づいている。
第1の側面によれば、OFDMA伝送における信号を調査する方法が提供される。本方法は、前記OFDMA伝送を受信して、当該伝送についての複数のリソース・エレメントを含むリソース・グリッドを獲得するステップと、ペアとなるリソース・エレメントが互いに素である、リソース・エレメントについての複数のペアを含むセットを決定するステップと、それぞれのペアについて、当該ペアに含まれるリソース・エレメントについての信号を比較するステップと、前記比較に基づいて統計的な検定値を決定するステップと、前記信号に関する所望の出力を獲得するために前記統計的な検定値を処理するステップとを含む。
前記信号に関する所望の出力は、所与の信号が、複数のOFDMシンボルを含む所与のセットで送信されたかを示す出力信号(即ち、上記の問題(i)に対する解)、及び、何の信号が送信されたのかを示す出力信号(即ち、上記の問題(ii)に対する解)の、少なくとも何れかであってもよい。
前記統計的な検定値を処理する前記ステップは、前記統計的な検定値を、当該統計的な検定値の統計分布に関する分位値に関連付けられた閾値と比較するステップと、前記統計的な検定値が前記閾値を下回る場合には、前記複数のペアに含まれる複数のリソース・エレメントの信号が存在するとみなし、又は、前記統計的な検定値が前記閾値以上である場合には、前記複数のペアに含まれる複数のリソース・エレメントのうちの少なくとも一部のリソース・エレメントの信号が存在しないとみなすステップとを含んでいてもよい。
前記複数のペアの何れかの決定は、信号が存在する、及び存在しないとそれぞれみなすことが、前記伝送を行う送信局において使用される送信アンテナの数の推定となるように、特定の送信アンテナポートに関連する参照信号を決定することを含んでいてもよい。
前記統計的な検定値の前記決定は、前記複数のリソース・エレメントの信号の候補のそれぞれについて行われてよく、前記処理するステップは、最小値を有する前記信号の候補についての前記統計的な検定値を決定するステップを含み、前記受信された信号は、前記信号の候補であるとみなされる。
前記複数のペアに含まれる複数のリソース・エレメントの信号は、第2の同期信号のショートコードのセットを含んでいてもよく、前記複数のペアの前記決定は、1個のOFDMシンボルから前記複数のペアに含まれる複数のリソース・エレメントの信号を選択することを含む。それぞれのペアに含まれるリソース・エレメントの信号は、隣り合ったサブキャリヤから選択されてもよい。
前記比較の前に、前記複数のペアの何れかに含まれるリソース・エレメントの信号を、他のリソース・エレメントについての少なくとも2個の信号の平均値の信号と置き換えるステップをさらに含んでいてもよい。
第2の側面によれば、コンピュータ・プログラム・コードを実行するプロセッサに、第1の側面に係る方法を実行させるための指示を含むコンピュータ・プログラム・コードを備えることを特徴とするコンピュータ・プログラムが提供される。
第3の側面によれば、受信装置であって、OFDMA伝送を受信して、当該伝送についての複数のリソース・エレメントを含むリソース・グリッドを獲得する受信機と、前記OFDMA伝送における信号を調査する信号プロセッサとを備え、前記信号プロセッサは、ペアとなるリソース・エレメントが互いに素である、リソース・エレメントについての複数のペアを含むセットを決定し、それぞれのペアについて、当該ペアに含まれるリソース・エレメントについての信号を比較し、前記比較に基づいて統計的な検定値を決定し、前記信号に関する所望の出力を獲得するために前記統計的な検定値を処理することを特徴とする受信装置が提供される。
前記信号に関する所望の出力は、所与の信号が、複数のOFDMシンボルを含む所与のセットで送信されたかを示す出力信号(即ち、上記の問題(i)に対する解)、及び、何の信号が送信されたのかを示す出力信号(即ち、上記の問題(ii)に対する解)の、少なくとも何れかであってもよい。
受信装置は、比較器をさらに備えていてもよく、前記比較器は、前記統計的な検定値を、当該統計的な検定値の統計分布に関する分位値に関連付けられた閾値と比較し、前記統計的な検定値が前記閾値を下回る場合には、前記複数のペアに含まれる複数のリソース・エレメントの信号が存在するとみなし、又は、前記統計的な検定値が前記閾値以上である場合には、前記複数のペアに含まれる複数のリソース・エレメントのうちの少なくとも一部のリソース・エレメントの信号が存在しないとみなす。
受信装置は、推定器をさらに備えていてもよく、前記推定器は、信号が存在する、及び存在しないとそれぞれみなすことが、使用された送信アンテナの推定値を形成するように、特定の送信アンテナポートに関連する参照信号を決定することによって、前記伝送を行う送信局において使用される送信アンテナの数を推定する。
受信装置は、信号決定器をさらに備えていてもよく、前記信号決定器は、前記複数のリソース・エレメントの信号の候補のそれぞれについて前記統計的な検定値を作成し、かつ、最小値を有する前記信号の候補についての前記統計的な検定値を決定し、前記受信された信号は、前記信号の候補であるとみなされる。
第4の側面によれば、第3の側面に係る受信装置を備える通信装置が提供される。
当該側面は何れも、統計的に処理された統計的な検定値の形成に依存する。当該検定値に関する適切な統計分布を考慮することによって、信号に関する情報を与える所望の出力が獲得される。
前記統計的な検定値は、
Figure 0005342568
であってもよく、ここで、z1aは、前記受信された信号と、ペアaに含まれる一方のリソース・エレメントの信号に関する参照信号の期待値の複素共役との積であり、aは、1...nであり、z2aは、前記受信された信号と、前記ペアaに含まれる他方のリソース・エレメントの信号に関する参照信号の期待値の複素共役との積であり、nは、比較に用いられるペアの数である。その結果、前記統計分布は、σ2χ2(2n)であってもよい。
前記統計的な検定値は、
Figure 0005342568
であってもよく、ここで、z1aは、前記受信された信号と、ペアaに含まれる一方のリソース・エレメントの信号に関する参照信号の期待値の複素共役との積であり、aは、1...nであり、z2aは、前記受信された信号と、前記ペアaに含まれる他方のリソース・エレメントの信号に関する参照信号の期待値の複素共役との積であり、nは、比較に用いられるペアの数であり、z'1bは、前記受信された信号と、ペアbに含まれる一方のリソース・エレメントの信号に関する参照信号の期待値の複素共役との積であり、bは、1...mであり、z'2bは、前記受信された信号と、前記ペアbに含まれる他方のリソース・エレメントの信号に関する参照信号の期待値の複素共役との積であり、mは、複数のリソース・エレメントの信号が存在することが既知であるように前記リソース・グリッドから選択された、リソース・エレメントについての複数のペアを含む第2のセットにおけるペアの数である。その結果、前記統計分布は、(2n, 2m)の自由度を有するF分布であってもよい。
前記統計的な検定値は、|Z1|2+|Z2|2−2|Z1 H2| であってもよく、ここで、Z1及びZ2は、それぞれエレメントz1a及びz2aを有する長さnのベクトルであり、nは、ペアの数であり、z1aは、前記受信された信号と、ペアaに含まれる一方のリソース・エレメントの信号に関する参照信号の期待値の複素共役との積であり、z2aは、前記受信された信号と、前記ペアaに含まれる他方のリソース・エレメントの信号に関する参照信号の期待値の複素共役との積であり、aは、1...nであり、上付きの添え字Hは、エルミート転置を示す。その結果、前記統計分布は、ほぼσ2χ2(2n−2)であってもよい。
前記統計的な検定値は、
Figure 0005342568
でもよく、ここで、Z1及びZ2は、それぞれエレメントz1a及びz2aを有する長さnのベクトルであり、nは、ペアの数であり、z1aは、前記受信された信号と、ペアaに含まれる一方のリソース・エレメントの信号に関する参照信号の期待値の複素共役との積であり、z2aは、前記受信された信号と、前記ペアaに含まれる他方のリソース・エレメントの信号に関する参照信号の期待値の複素共役との積であり、aは、1...nであり、Z'1及びZ'2は、それぞれエレメントz'1b及びz'2bを有する長さmのベクトルであり、z'1bは、前記受信された信号と、ペアbに含まれる一方のリソース・エレメントの信号に関する参照信号の期待値の複素共役との積であり、bは、1...mであり、z'2bは、前記受信された信号と、前記ペアbに含まれる他方のリソース・エレメントの信号に関する参照信号の期待値の複素共役との積であり、mは、複数のリソース・エレメントの信号が存在することが既知であるように前記リソース・グリッドから選択された、リソース・エレメントについての複数のペアを含む第2のセットにおけるペアの数であり、上付きの添え字Hは、エルミート転置を示す。その結果、前記統計分布は、(2n−2, 2m−2)の自由度を有するF分布であってもよい。
3G LTEのフレーム構造を概略的に示す図である。 複数のサブキャリヤと複数のOFDMシンボルとから成るリソース・グリッドの一例を概略的に示す図である。 方法を示すフローチャートである。 (複数の)検定値の処理に関する一実施形態を示すフローチャートである。 (複数の)検定値の処理に関する一実施形態を示すフローチャートである。 第2の同期信号を含む1OFDMシンボルを概略的に示す図である。 一実施形態に係る、第2の同期信号を含む1OFDMシンボル内におけるペア作成を概略的に示す図である。 一実施形態に係る、第2の同期信号を含む1OFDMシンボル内におけるペア作成を概略的に示す図である。 コンピュータ読取可能な媒体を概略的に示す図である。 受信装置を概略的に示すブロック図である。 通信装置を概略的に示すブロック図である。
本発明の思想は、仮定された(hypothesized)信号がV=V1∪V2として送信される、複数のリソース・エレメント(RE)を含むセットVを区分化(partition)し、次に、RE v1a及びv2aで受信された信号のペアワイズ(pair-wise)比較を、a=1, 2,...,nについてそれぞれ行うことである。ここで、V1={v11, v12,...,v1n}、及びV2={v21, v22,...,v2n}が、等しいサイズnの互いに素なサブセット(即ち、このためVのサイズは2n)である。以下のサブセクションでは、上記の問題(i)及び(ii)についての詳細が与えられる。
上記の問題(i)において説明したように、問題「ある所与の信号ri,k, (i, k)∈Vが、複数のREを含むセットV内で送信されたか?」を解決するために、1つのアプローチは、
(i, k)=v1aの場合、a=1, 2,...,n について、z1a=r* i,ki,k
(i, k)=v2aの場合、a=1, 2,...,n について、z2a=r* i,ki,k
を算出することである。
即ち、Vの各REについて、受信信号が送信信号の候補と相関処理された後、当該処理結果がVの区分に従ってソートされる。
上記の信号伝送モデルの想定下で、
(i, k)=v1aの場合、a=1, 2,...,n について、
1a=r* i,ki,ki,k+r* i,ki,k
(i, k)=v2aの場合、a=1, 2,...,n について、
2a=r* i,ki,ki,k+r* i,ki,k
が見いだされる。
(i, k)∈Vについての送信信号si,kが、仮定された信号ri,kと真に等しい場合、上式は、
(i, k)=v1aの場合、a=1, 2,...,n について、z1a=hi,k+r* i,ki,k
(i, k)=v2aの場合、a=1, 2,...,n について、z2a=hi,k+r* i,ki,k
に簡略化される。ここで、(i, k)∈Vについて|ri,k|2=1であることを想定しているが、その他の絶対値の場合には、r* i,k/|ri,k|を乗算することによって簡易に上記へ戻される。
以下では、Vの区分化は、a=1, 2,...,nの各々について、RE v1a及びv2aが時間‐周波数領域において近接するような方法で行われるものとする。その結果、当然ながら、これらの2個のREにおけるチャネル係数が一致すること、即ち、(i, k)=v1a、及び(i', k')=v2aについて、hi,k=hi',k'であることを、想定又は見積もるものとする。次に、
1a−z2a∈CN(0, 2σ2)
が見いだされ、ここで、CN(μ, τ)は、平均μ、分散τの複素対称ガウス分布を示し、r* i,ki,k∈CN(0, σ2)という事実が使用される。この減算は、真に本発明の基礎と考えられるものであり、即ち、チャネル係数を推定するのではなく、仮定された信号に送信信号が等しく、かつ、比較されるそれぞれのペアにおいてチャネル係数が一致するという想定の下で、それらは相殺されるのである。
CN(0, 2σ2)のランダム変数の実数部及び虚数部は、分散σ2を有する独立な実数のガウス変数であり、従って、
|z1a−z2a|2∈σ2χ2(2)
が見いだされる。ここで、χ2(q)は、自由度qのχ2分布である。さらに、差分z1a−z2aはaの全域で独立である。
その一方で、ペア(z1a, z2a)に含まれる、あるインデックス(i, k)について、si,kがri,kと等しくない場合には、差分z1a−z2aの平均値には相殺が生じず、二乗値|z1a−z2a|2は、σ2χ2(2)のランダム変数よりも大きくなる傾向がある。従って、検定統計量(test static)
Figure 0005342568
を使用して、Cが十分に小さい場合に、複数のRE(i,k)∈Vにおいて信号si,kが真に送信された、と結論付けることができる。
「十分に小さい」とは何かを決定するためには、全ての(i, k)∈Vについてsi,k=ri,kの場合、C∈σ2χ2(2n)であることに留意すべきである。σ2を推定するためには、完全にアナログ的な手法ではあるが、特定の系列を確実に含む複数のRE内の複数の信号に基づいて、統計量C'が算出される。この信号は、例えば第1の同期信号、又はアンテナポート0からの参照信号、即ち、図2に示すt1であってもよく、当該信号は常に存在する。複数の信号を含むこの他のセットが、m個のペアに分割されるものと想定すると、それ故に、利用可能な統計量C'∈σ2χ2(2m)が存在する。次に、比
Figure 0005342568
は、自由度(2n, 2m)のF分布を有するとともに、Fが、自由度(2n, 2m)のF分布の(1−α)分位値(quantile)を超える場合には、水準(level)αにおいて、(i, k)∈Vについてsi,k=ri,kであるという(帰無)仮説は棄却される。Fが当該分位値を超える場合には、当該仮説は棄却されず、si,kが送信されたと結論付けることができる。
以下では、複数のリソース・エレメント(i, k)∈Vにおいて何れの信号r(p) i,k, p=1,...,Pが送信されたのかを判定する状況(即ち、上述の第2の問題)を考える。この課題は、信号r(p) i,kのそれぞれについての上記の統計量Cを算出して、数値C(p), p=1,...,Pを生成することによって、解決される。その結果、選択手順の出力は、最小のC(p)を有するインデックスpの信号となる。
これらの結論は、図3に示すように、OFDMA伝送における信号を調査するための方法において利用される。ここで、調査とは、信号が存在するかしないかを見いだすこと、及び、何の信号が当該伝送において送信されたのかを見いだすこと(即ち、信号を復号すること)、の何れかを意味する。当然ながら、これらの両方の達成が、当該調査の動作に含まれてもよい。
本方法は、受信ステップ300で、OFDMA伝送を受信することを含み、それにより、図2に例として示したリソース・グリッドが獲得される。信号ペア決定ステップ302では、互いに素なREのペアであって、複数のペアが決定される。例えば、それぞれのペアについて、特定の送信アンテナに関連付けられた参照信号を有するREのうちの一方に含まれる第1の信号と、当該特定の送信アンテナに関連付けられた参照信号を有する当該REのうちの他方に含まれる第2の信号と、が選択される。同様に、可能性のある他の送信アンテナに関連付けられた参照信号を有するREを含むさらなるペアが、形成されてもよい。さらなる例としては、いくつかのアプリケーションにおいては常に存在することが知られている、第1の送信アンテナに関連付けられた参照信号を有する複数のREから、ペアが決定される。
その結果、RE比較ステップ304で、決定されたペアは調査の基礎を形成し、当該調査は、上述したように、当該形成されたペアに基づいて、リソース・エレメント又はそれらの関数のペアワイズ比較(例えば、例えば、複数のリソース・エレメントの各信号と、送信信号の期待値若しくは候補値の複素共役とを乗算し、次いで差分z1a−z2aを形成すること)によって実行される。
検定値決定ステップ306で、同様に上述したように、比較されたREに基づいて1個以上の統計的な検定値が決定され、次いで検定値処理ステップ308で、当該1個以上の統計的な検定値が処理される。検定値Cは、全てのペアaで合計した|z1a−z2a|2に基づいていてもよく、Cはσ2χ2分布を有する。検定値Fはまた、特定の信号が存在することが受信側エンティティに既知の、複数のREの信号の、m個のペアから決定される、2個の互いに素なサブセット(例えば、送信側エンティティの第1の送信アンテナにのみ関連付けられた参照信号を有するサブセット)に基づいていてもよいし、同様に、自由度(2m, 2m)のF分布を有する検定値
Figure 0005342568
を形成して、n個のペアについて合計された|z1a−z2a|2に基づいていてもよい。これの利点は、分散が別個に決定される必要がないことである。
初期セルサーチの間に、局部発信器の周波数が、実際のシステムの搬送波周波数と十分に一致しないことがある。このような周波数誤差によって、OFDMシンボル・時間スロットごとに、受信信号に位相シフトが生じる結果となる。比較される各ペアにおける2個の信号が、時間的に共通の距離だけ離れているものとすると、チャネル係数についてより適したモデルは、(i, k)=v1a及び(i', k')=v2aについて、hi,k=hi',k'であり、ここでΔは、それぞれのペアに含まれる2個のRE間の時間にわたる周波数誤差によって引き起こされる位相シフトを表す。実際には、周波数誤差がない場合にも同一のモデルが適する可能性はあり、その結果、時間方向におけるドップラーシフト又は周波数方向におけるチャネル遅延がある程度捕捉される。
このため、さらなる実施形態によれば、長さnのベクトルZ1及びZ2が形成され、nはペアの数であり、当該ベクトルの要素はそれぞれz1a及びz2a, a=1,...,nであり、REの信号は、上記で説明したように信号の期待値又は候補値の複素共役と乗算される。上記のCに対応する統計量は、Δ∈[0, 2π)にわたって|Z1−Z2|2を最小化することによって獲得される。二乗値|Z1−Z2|2を展開することによって、それが|Z1|2+|Z2|2−2Re(e2 H1)と等しいことがわかり、ここで上付きの添え字Hはエルミート転置を示す。明らかに、この式は、Δを適切に選ぶことでe2 H1の実数部がその絶対値|Z2 H1|=|Z1 H2|と等しくなる場合に、最小化される。この場合、統計分布は、σ2χ2(2n−2)に近似される。
この近似は、(i, k)∈Vについての送信信号si,kが、仮定されたri,kと真に等しいという条件下で、現実的なアプリケーションにおいて良好に機能することがわかり、ここでCの分布は、σ2χ2(2n−2)によって適度に良好に近似されることがわかる。本実施形態は、σ2χ2(2n−2)と類似の分布によって近似されるCの分布を同様に満足する場合にも機能し得る。
周波数誤差を取り扱うことと、分散を別個に決定するのを避けることとの両方の場合に対して、統計的な検定値は、
Figure 0005342568
として形成され得る。この式において、Z1及びZ2は、それぞれエレメントz1a及びz2aを有する長さnのベクトルであり、nは、ペアの数であり、z1aは、受信信号と、ペアaに含まれる一方のリソース・エレメントの信号に関する参照信号の期待値の複素共役との積であり、z2aは、受信信号と、ペアaに含まれる他方のリソース・エレメントの信号に関する参照信号の期待値の複素共役との積であり、aは、1...nであり、Z'1及びZ'2は、それぞれエレメントz'1b及びz'2bを有する長さmのベクトルであり、z'1bは、受信信号と、ペアbに含まれる一方のリソース・エレメントの信号に関する参照信号の期待値の複素共役との積であり、bは、1...mであり、z'2bは、受信信号と、ペアbに含まれる他方のリソース・エレメントの信号に関する参照信号の期待値の複素共役との積であり、mは、複数のリソース・エレメントの信号が存在することが既知であるようにリソース・グリッドから選択された、リソース・エレメントについての複数のペアを含む第2のセットにおけるペアの数であり、上付きの添え字Hは、エルミート転置を示す。ここで、閾値は、自由度(2n−2, 2m−2)のF分布に基づいている。
検定値処理ステップ308では、獲得された1個以上の検定値が、信号についての所望の情報(即ち、信号が存在するかしないか、及び当該信号が何であるのか、の少なくとも何れか)を獲得するために処理される。第1の代替例として、送信側において使用される送信アンテナの数に関する情報が、獲得され得る。後者においては、当該信号が復号され得る。当該信号は、それぞれの信号の候補に関する検定値を形成し、かつ、当該信号を、最小の検定値に関連する、それらの信号の候補のうちの1個に決定することによって、復号され得る。このため、検定値は、上記の表記方法に従って、受信信号と、信号ri,kの全ての候補値又は期待値の複素共役r* i,kとを乗算することによって、形成される。
図4は、検定値の処理に関する一実施形態を示すフローチャートである。統計的な検定値は閾値と比較され、当該閾値は、当該統計的な検定値の適切な統計分布についての分位値と関連付けられている。異なる統計的な検定値に対する適切な統計分布については上述した。閾値との比較に基づいて、信号が存在する、又は存在しないとみなされ、即ち、統計的な検定値が当該閾値を下回る場合には信号が存在するとみなされ、当該閾値以上である場合には信号が存在しないとみなされる。
図5は、検定値の処理に関する一実施形態を示すフローチャートである。存在する可能性がある信号の候補のそれぞれについての検定値が比較され、得られた検定値のうちの最小値に関連付けられた信号が、受信信号であるとみなされる。このように、信号の候補のそれぞれについての1個の検定値が、上述したように、受信信号を判定するために形成される。
信号の期待値又は候補値を考慮する際に、REの信号又はその関数が、もう1つと比較されることを説明してきた。代替例としては、仮想的な信号が、2個以上のREについての信号の平均値として形成され、それが上述のような方法で、REの信号として使用されてもよい。これは、高いドップラー効果が存在する場合に有利になり得る。
例えば、図2における第1のスロットのシンボル1のt2に含まれる信号と、第2のスロットのシンボル1のt2に含まれる信号とを比較する代わりに、図2に示す第1のスロットのシンボル5の複数のt2に含まれる2個の信号を平均化し、形成された仮想的な信号(即ち、平均値)と、第2のスロットのシンボル1に含まれる信号t2とを比較することによって、時間的により短い距離が実現される。ここで、高速に変化する信号環境においては、不変のチャネル(即ち、7個の代わりに3個のOFDMシンボルの距離間隔)を想定することが、より優れている。同様の動作方法は、他の信号に対しても可能である。
LTEにおいては、図6に示すように、第2の同期信号(SSS:secondary synchronization signal)が、DCサブキャリヤ上の中央部のギャップを除いて、周波数領域において連続する62個のREで送信される。周波数分割複信(FDD)システムにおいては、SSSは、第1の同期信号(PSS:primary synchronization signal)の直前に、5サブフレームごとに送信される。時分割複信(TDD)システムにおいても、SSSは、5サブフレームごとに送信されるが、PSSよりも3OFDMシンボル後に送信される。
起動時、又は既に接続されているが隣接セルをサーチする際に、UEが新たなセルをサーチする場合、UEは、最初にセルのPSSを検出して、当該セルの基本タイミングを決定し、次いでSSSを検出して、セル識別子とともに当該セルのフル・タイミングを決定する。SSSは、長さ31の2個の系列(いわゆるショートコード)である。それらの各々について、31個の変形が存在するが、168個の異なる組み合わせのみが実際には可能である。当該2個のショートコードは、図6において異なるマーキングがなされたREによって示されているように、周波数領域においてインタリーブされて、それによりフルSSSを形成する。SSSは、FDDについてはサブフレーム0及び5で送信され、あるいは、TDDについては、これらのスロットに続く、下りリンク・パイロット用時間スロット(DwPTS:downlink pilot timeslot)サブフレームで送信される。ショートコードのインタリーブは、これら2個のサブフレーム間で(即ち、最小の番号のサブキャリヤで送信される何れかのショートコードを)交互に入れ替えて、それにより、SSSの検出はまた、UEが、番号0が何れのサブフレームであるかを決定し、それ故にセルのフル・タイミングを決定することを可能にする。さらに、実際のSSSの識別子(168個のうちの1つ)は、PSSについての3個の変形の候補とともに、セルの完全な識別子を与える。
SSSの検出は、多くの場合、同期相関処理によって行われ、FDD LTEのようにPSSがSSSの直前に送信される場合に特に有用である。TDD LTEにおいては、PSSとSSSとの時間的な距離は、上記のように、3OFDMシンボルであり、高いドップラー速度において特性が劣化する可能性がある。
周波数にわたってペアワイズ比較を行うことによって、SSS検出の手順は、時間的に単一のOFDMシンボル期間の(即ち、SSSが潜在的に送信されている場合に)REのみを使用するため、ドップラーの影響をより受けずに構成される。当該ペアは、図7において円弧で示すように、周波数領域において隣接するREをペアとすることによって、あるいは、図8において円弧で示すように、2サブキャリヤ離れたREをペアとすることによって、形成され得る。前者の場合、候補信号のセットは、168個のショートコードの組み合わせの候補から成る一方で、後者の場合、各ショートコードを、31個のショートコードの候補から別個に検出する。このため、前者の手順は、より多数の比較処理を含むものの、各ペアのREが周波数においてより近接するため、チャネルの遅延スプレッドの影響をより受けにくい。その他の全ての点においては、上述した原理が適用される。
本発明に係る方法は、コンピュータ及びプロセッサの少なくとも何れかのような処理手段を用いた実行に適している。従って、処理手段、プロセッサ、又はコンピュータに、図3乃至図8の何れかを参照して説明した実施形態の何れかに係る方法の何れかに関するステップを実行させる指示を含むコンピュータ・プログラムが提供される。コンピュータ・プログラムは、好ましくは、図9に示すように、コンピュータで読取可能な媒体900に格納されるプログラム・コードを含み、当該プログラム・コードは、好ましくは、図3乃至図8の何れかを参照して説明した何れかの実施形態のような、発明の実施形態に係る方法をそれぞれ実行させるために、処理手段、プロセッサ、又はコンピュータ902によってロードされ、かつ、実行される。コンピュータ902及びコンピュータ・プログラム900は、本方法の何れかについての動作が段階的に実行される場合に、当該プログラム・コードを順次実行するように構成されるが、リアルタイムで動作を実行するようにも構成され得る(即ち、リクエスト及び利用可能な入力データの少なくとも何れかに応じて動作が実行される)。処理手段、プロセッサ、又はコンピュータ902は、好ましくは、組込みのシステムと通常呼ばれるものである。このため、図9に表したコンピュータで読取可能な媒体900及びコンピュータ902は、本原理の理解を与えるための、例示を目的としたものと解釈されるべきであり、本要素のいかなる直接の説明としても解釈されるべきではない。
本アプローチは、図10に概略的に示すように、受信装置1000においても使用することができる。受信装置1000は受信回路1002を備え、受信回路1002は、1つ以上のアンテナ1004を介して受信したOFDMA伝送をダウンコンバート及び復調して、複数のリソース・ブロックを受信装置1000の信号調査器1006に出力する。信号調査器1006は、好ましくは信号プロセッサであり、図3乃至図8の何れかを参照して説明した実施形態の何れかに係る動作を実行し、当該動作は図9を参照して説明したように実行され得る。また、受信装置1000は、上述のように、統計的な検定値を、当該検定値の統計分布に関する分位値と関連する閾値と比較して、当該検定値が当該閾値を下回る場合には、調査された信号が存在すると判定し、当該検定値が当該閾値以上である場合には、調査された信号が存在しないと判定する比較器を備えていてもよい。また、受信装置1000は、上述の複数のアンテナポートに関連付けられた複数の信号の存在を決定することによって、OFDMA伝送を行う送信局において使用された、送信アンテナの数を推定する推定器を備えていてもよい。受信装置1000は、さらに、各信号候補について統計的な検定値を調査し、それにより受信信号を、関連する最小の検定値を有する信号に決定する信号決定器を備えていてもよい。比較器、推定器、及び信号決定器は何れも、信号調査器1006に統合され、又は含まれていてもよい。
図11に示すように、受信装置1000は、通信装置1100内で使用され得る。通信装置1100は、携帯電話機、コンピュータにおける通信カード、又は、OFDMA通信システムにおいて通信を実行する他の任意の装置であってもよい。通信装置1100は受信装置1000を備え、受信装置1000は、その出力を通信装置1100の高レイヤ信号処理手段1102へ提供する。通信装置1100は、好ましくは、通信装置1100の動作を制御するプロセッサ1104をさらに備える。受信装置1000の信号調査器1006は、プロセッサ1104に統合されてもよく、その結果、プロセッサ1104が上述した動作を実行する。プロセッサ1104は、好ましくは、メモリ1106を用いて機能し、メモリ1106は作業情報及びコンテンツ情報の少なくとも何れかを格納及び提供する。携帯電話機のように通信装置1100がユーザによって直接的に操作される場合には、通信装置1100は、ユーザ・インタフェース1108を任意的に備えていてもよく、ユーザインタフェース1108は、マイク、スピーカ、表示画面、キー、ジョイスティック、タッチパッド、タッチセンサ・スクリーン等の入力手段及び出力手段を備えていてもよい。

Claims (20)

  1. OFDMA伝送における信号を調査する方法であって、
    前記OFDMA伝送を受信して、当該伝送についての複数のリソース・エレメントを含むリソース・グリッドを獲得するステップと、
    ペアとなるリソース・エレメントが互いに素である、リソース・エレメントについての複数のペアを含むセットを決定するステップと、
    それぞれのペアについて、当該ペアに含まれるリソース・エレメントについての信号であって、それぞれの信号が送信信号の期待値の複素共役と乗算された、当該リソース・エレメントの関数である信号を比較するステップと、
    前記比較に基づいて統計的な検定値を決定するステップと、
    前記統計的な検定値を、当該統計的な検定値の統計分布に関する分位値に関連付けられた閾値と比較し、
    前記統計的な検定値が前記閾値を下回る場合には、前記複数のペアに含まれる複数のリソース・エレメントの信号が存在するとみなし、又は、
    前記統計的な検定値が前記閾値以上である場合には、前記複数のペアに含まれる複数のリソース・エレメントのうちの少なくとも一部のリソース・エレメントの信号が存在しないとみなすことによって、
    前記信号に関する所望の出力を獲得するために前記統計的な検定値を処理するステップと
    を含み、
    前記リソース・エレメントについての信号を比較する前記ステップは、
    前記ペアに含まれるリソース・エレメントについての各信号の値を、当該リソース・エレメントの受信信号と参照信号の期待値の複素共役との積によって算出するステップと、
    前記ペアに含まれる一方のリソース・エレメントについて算出された値を、前記ペアに含まれる他方のリソース・エレメントについて算出された値から減算するステップと
    を含み、
    前記所望の出力は、所与の信号が、複数のOFDMシンボルを含む所与のセットで送信されたかを示す信号と、何の信号が送信されたのかを示す信号と、の任意の組み合わせである
    ことを特徴とする方法。
  2. 前記統計的な検定値は、
    Figure 0005342568
    であり、
    1aは、前記受信された信号と、ペアaに含まれる一方のリソース・エレメントの信号に関する参照信号の期待値の複素共役との積であり、
    aは、1...nであり、
    2aは、前記受信された信号と、前記ペアaに含まれる他方のリソース・エレメントの信号に関する参照信号の期待値の複素共役との積であり、
    nは、比較に用いられるペアの数であること
    を特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記統計的な検定値の前記統計分布は、σ2χ2(2n)であることを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 前記統計的な検定値は、
    Figure 0005342568
    であり、
    1aは、前記受信された信号と、ペアaに含まれる一方のリソース・エレメントの信号に関する参照信号の期待値の複素共役との積であり、
    aは、1...nであり、
    2aは、前記受信された信号と、前記ペアaに含まれる他方のリソース・エレメントの信号に関する参照信号の期待値の複素共役との積であり、
    nは、比較に用いられるペアの数であり、
    z'1bは、前記受信された信号と、ペアbに含まれる一方のリソース・エレメントの信号に関する参照信号の期待値の複素共役との積であり、
    bは、1...mであり、
    z'2bは、前記受信された信号と、前記ペアbに含まれる他方のリソース・エレメントの信号に関する参照信号の期待値の複素共役との積であり、
    mは、複数のリソース・エレメントの信号が存在することが既知であるように前記リソース・グリッドから選択された、リソース・エレメントについての複数のペアを含む第2のセットにおけるペアの数であること
    を特徴とする請求項1に記載の方法。
  5. 前記統計分布は、(2n, 2m)の自由度を有するF分布であることを特徴とする請求項4に記載の方法。
  6. 前記統計的な検定値は、|Z1|2+|Z2|2−2|Z1 H2| であり、
    1及びZ2は、それぞれエレメントz1a及びz2aを有する長さnのベクトルであり、
    nは、ペアの数であり、
    1aは、前記受信された信号と、ペアaに含まれる一方のリソース・エレメントの信号に関する参照信号の期待値の複素共役との積であり、
    2aは、前記受信された信号と、前記ペアaに含まれる他方のリソース・エレメントの信号に関する参照信号の期待値の複素共役との積であり、
    aは、1...nであり、
    上付きの添え字Hは、エルミート転置を示すこと
    を特徴とする請求項1に記載の方法。
  7. 前記統計分布は、ほぼσ2χ2(2n−2)であることを特徴とする請求項6に記載の方法。
  8. 前記統計的な検定値は、
    Figure 0005342568
    であり、
    1及びZ2は、それぞれエレメントz1a及びz2aを有する長さnのベクトルであり、
    nは、ペアの数であり、
    1aは、前記受信された信号と、ペアaに含まれる一方のリソース・エレメントの信号に関する参照信号の期待値の複素共役との積であり、
    2aは、前記受信された信号と、前記ペアaに含まれる他方のリソース・エレメントの信号に関する参照信号の期待値の複素共役との積であり、
    aは、1...nであり、
    Z'1及びZ'2は、それぞれエレメントz'1b及びz'2bを有する長さmのベクトルであり、
    z'1bは、前記受信された信号と、ペアbに含まれる一方のリソース・エレメントの信号に関する参照信号の期待値の複素共役との積であり、
    bは、1...mであり、
    z'2bは、前記受信された信号と、前記ペアbに含まれる他方のリソース・エレメントの信号に関する参照信号の期待値の複素共役との積であり、
    mは、複数のリソース・エレメントの信号が存在することが既知であるように前記リソース・グリッドから選択された、リソース・エレメントについての複数のペアを含む第2のセットにおけるペアの数であり、
    上付きの添え字Hは、エルミート転置を示すこと
    を特徴とする請求項1に記載の方法。
  9. 前記統計分布は、(2n−2, 2m−2)の自由度を有するF分布であることを特徴とする請求項8に記載の方法。
  10. 前記複数のペアの何れかの決定は、信号が存在する、及び存在しないとそれぞれみなすことが、前記伝送を行う送信局において使用される送信アンテナの数の推定となるように、特定の送信アンテナポートに関連する参照信号を決定することを含むことを特徴とする請求項1乃至9の何れか1項に記載の方法。
  11. 前記統計的な検定値の前記決定は、前記複数のリソース・エレメントの信号の候補のそれぞれについて行われ、
    前記処理するステップは、最小値を有する前記信号の候補についての前記統計的な検定値を決定するステップを含み、
    前記受信された信号は、前記信号の候補であるとみなされること
    を特徴とする請求項1乃至10の何れか1項に記載の方法。
  12. 前記複数のペアに含まれる複数のリソース・エレメントの信号は、第2の同期信号のショートコードのセットを含み、
    前記複数のペアの前記決定は、1個のOFDMシンボルから前記複数のペアに含まれる複数のリソース・エレメントの信号を選択することを含むこと
    を特徴とする請求項11に記載の方法。
  13. それぞれのペアに含まれるリソース・エレメントの前記信号は、隣り合ったサブキャリヤから選択されることを特徴とする請求項12に記載の方法。
  14. それぞれのペアに含まれるリソース・エレメントの前記信号は、2個の離れたサブキャリヤから選択されることを特徴とする請求項12に記載の方法。
  15. 前記比較の前に、前記複数のペアの何れかに含まれるリソース・エレメントの信号を、他のリソース・エレメントについての少なくとも2個の信号の平均値の信号と置き換えるステップをさらに含むことを特徴とする請求項1乃至14の何れか1項に記載の方法。
  16. コンピュータ・プログラム・コードを実行するプロセッサに、請求項1乃至15の何れか1項に記載の方法を実行させるための指示を含むコンピュータ・プログラム・コードを備えることを特徴とするコンピュータ・プログラム。
  17. 受信装置であって、
    OFDMA伝送を受信して、当該伝送についての複数のリソース・エレメントを含むリソース・グリッドを獲得する受信機と、
    前記OFDMA伝送における信号を調査する信号プロセッサと
    を備え、
    前記信号プロセッサは、
    ペアとなるリソース・エレメントが互いに素である、リソース・エレメントについての複数のペアを含むセットを決定し、
    それぞれのペアについて、当該ペアに含まれるリソース・エレメントについての信号であって、それぞれ信号が送信信号の期待値の複素共役と乗算された、当該リソース・エレメントの関数である信号を比較し、
    前記比較に基づいて統計的な検定値を決定し、
    前記信号に関する所望の出力を獲得するために前記統計的な検定値を処理し、
    前記受信装置は、比較器をさらに備え、
    前記比較器は、
    前記統計的な検定値を、当該統計的な検定値の統計分布に関する分位値に関連付けられた閾値と比較し、
    前記統計的な検定値が前記閾値を下回る場合には、前記複数のペアに含まれる複数のリソース・エレメントの信号が存在するとみなし、又は、
    前記統計的な検定値が前記閾値以上である場合には、前記複数のペアに含まれる複数のリソース・エレメントのうちの少なくとも一部のリソース・エレメントの信号が存在しないとみなし、
    前記信号プロセッサは、更に、前記リソース・エレメントについての信号の比較を実行する際に、
    前記ペアに含まれるリソース・エレメントについての各信号の値を、当該リソース・エレメントの受信信号と参照信号の期待値の複素共役との積によって算出し、かつ
    前記ペアに含まれる一方のリソース・エレメントについて算出した値を、前記ペアに含まれる他方のリソース・エレメントについて算出した値から減算し、
    前記所望の出力は、所与の信号が、複数のOFDMシンボルを含む所与のセットで送信されたかを示す信号と、何の信号が送信されたのかを示す信号と、の任意の組み合わせである
    ことを特徴とする受信装置。
  18. 推定器をさらに備え、
    前記推定器は、信号が存在する、及び存在しないとそれぞれみなすことが、使用された送信アンテナの推定値を形成するように、特定の送信アンテナポートに関連する参照信号を決定することによって、前記伝送を行う送信局において使用される送信アンテナの数を推定することを特徴とする請求項17に記載の受信装置。
  19. 信号決定器をさらに備え、
    前記信号決定器は、前記複数のリソース・エレメントの信号の候補のそれぞれについて前記統計的な検定値を作成し、かつ、最小値を有する前記信号の候補についての前記統計的な検定値を決定し、
    前記受信された信号は、前記信号の候補であるとみなされること
    を特徴とする請求項17又は18に記載の受信装置。
  20. 請求項17乃至19の何れか1項に記載の受信装置を備えることを特徴とする通信装置。
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