JP5340209B2 - 光起電力素子およびその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、光起電力素子およびその製造方法に関するものである。
石油等の化石燃料は、将来の枯渇懸念による供給不安や、地球温暖化現象の原因となる二酸化炭素排出の問題を抱えている。近年の環境意識の高まりやシステムの低価格化などにより太陽光発電システムの普及が拡大してきており、太陽光発電は化石燃料の代替エネルギーとして期待されている。
一般的な太陽電池は、バルク太陽電池と薄膜太陽電池とに分類される。バルク太陽電池とは、単結晶または多結晶シリコンや、ガリウム砒素化合物等のバルク結晶の半導体を用いて作られるものであり、現在既に量産技術が確立されているものが多い。しかし、最近ではバルク太陽電池においても、バルク太陽電池の急激な生産量の増加による原料不足や、低コスト化の困難性という問題がある。
それに対して薄膜系太陽電池は、半導体の使用量を大幅に減らすことで原料不足の解消と大幅な低コスト化を実現する可能性を有しており、次世代型の太陽電池として注目されている。具体的には、バルク太陽電池は数百μmの厚さの半導体基板を有するのに対して、薄膜系太陽電池は半導体層の厚さが数μm〜10μm以下である。
このような薄膜系太陽電池の構造は、一般に下記の2つのタイプに分類することができる。すなわち、透過性基板上に透明導電層、光電変換層(半導体層)、裏面電極層が順次積層され、透光性基板側から光を入射するスーパーストレートタイプと、非透光性基板上に裏面電極層、光電変換層(半導体層)、透明導電膜、金属グリッド電極が順次積層され、金属グリッドの電極側から光を入射するサブストレートタイプである。
前者は、住宅の屋根などに太陽電池パネルを設置した場合に、ガラス面が表になって積層膜を保護する役割を有し、施工・保修業者がパネル上を歩行できるなどのメリットがある。また、後者は、基板の材料・厚みを問わず、折り曲げ可能な太陽電池パネルを提供することができ、搬送が容易となるメリットある。
薄膜太陽電池は、前述のとおり半導体の使用量がバルク太陽電池に比べて圧倒的に少ない。このため、光電変換効率向上のためには、同一体積中で高い変換効率を得なければならない。同一体積中で高い光電変換効率を得るためには、半導体層に入射する光を有効に利用する技術が非常に重要である。
このための技術の1つとして、光閉じ込め技術が挙げられる。光閉じ込め技術とは、光電変換層と、屈折率が該光電変換層と異なる材料との界面に光を屈折・散乱させるような構造を形成することによって、光電変換層内での実質的な光路長を伸ばすことにより光吸収量を増加させ、光電変換効率を向上させる技術である。具体的にはテクスチャーと呼ばれる物理的な凹凸を設ける技術が広く用いられている。この技術は、入射光を太陽電池素子内で乱反射させることによって、起電力を発生するための半導体層中を通る総光量を増加させる光閉じ込め技術である。
しかし、物理的な凹凸を有するテクスチャー構造の場合は、特に凸部では半導体層の欠陥が生じる、半導体層の膜厚にばらつきが生じるなどにより、生産性の低下や太陽電池素子間の特性のばらつきを招く、という問題点があった。また、半導体層と電極間における接合破壊や電流のリーク、オーミックロスなどが生じ、電気出力の低下を引き起こすことがあった。
このような問題を克服するために、物理的な凹凸を設けない平坦形状による光閉じ込め技術が提案されている。例えば特許文献1においては、電極と半導体層との間に、パターニングとイオン注入を用いて屈折率の異なる領域が分布する薄膜からなる乱反射層を設けることで光閉じ込めを実現している。
特開平7−202231号公報
しかしながら、上記特許文献1の技術によれば、製造工程としてレジスト塗布工程、写真製版によるパターニング工程、イオン注入工程、レジスト除去工程、熱処理工程を実施する。これらの各工程で用いる処理装置としては、微細な半導体素子とは異なり太陽電池のような大型製品の製造プロセスにおいては何れも大型なものが必要となり、設備コストが増大する、という問題があった。また、パターニング工程やレジスト除去工程においては、大量の産業廃液が発生し、環境負荷が大きい、という問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、製造における環境負荷が少なく生産性および光電変換効率に優れた安価な光起電力素子およびその製造方法を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる光起電力素子は、基板上に第1電極層と光電変換を行う光電変換層と第2電極層とをこの順で有し、前記第1電極層または前記第2電極層のうち光の入射側の電極層が、前記基板と反対側の表面が平坦であり且つ前記光の入射側の電極層内において局所的に屈折率が他の領域と異なり光を乱反射させる乱反射領域を膜内部に有する透明電極層であり、前記乱反射領域は、前記光の入射側の電極層中に不純物が拡散されて形成されて主成分組成が前記光の入射側の電極層における前記乱反射領域以外の領域と同一とされ、前記基板と反対側の面が、前記光の入射側の電極層の前記基板と反対側の面と同一平面上にある平坦面であり、前記基板の面方向における面積が前記基板と反対側の面から前記基板側に向かって縮小する形状を有すること、を特徴とする。
本発明によれば、製造における環境負荷が少なく生産性および光電変換効率に優れた安価な光起電力素子が得られる、という効果を奏する。
図1は、本発明の実施の形態1にかかるスーパーストレート型の光起電力素子である薄膜太陽電池の構成を示す断面図である。 図2−1は、実施の形態1にかかる薄膜太陽電池の製造工程の一例を説明するための断面図である。 図2−2は、実施の形態1にかかる薄膜太陽電池の製造工程の一例を説明するための断面図である。 図2−3は、実施の形態1にかかる薄膜太陽電池の製造工程の一例を説明するための断面図である。 図2−4は、実施の形態1にかかる薄膜太陽電池の製造工程の一例を説明するための断面図である。 図2−5は、実施の形態1にかかる薄膜太陽電池の製造工程の一例を説明するための断面図である。 図3は、本発明の実施の形態1にかかる薄膜太陽電池の製造工程の一例を説明するためのフローチャートである。 図4は、本発明の実施の形態1にかかる拡散源層の面内におけるレーザ照射位置の一例を示す平面図である。 図5は、本発明の実施の形態2にかかるスーパーストレート型の薄膜太陽電池の構成を示す断面図である。 図6は、本発明の実施の形態3にかかるサブストレート型の薄膜太陽電池の構成を示す断面図である。 図7は、本発明の実施の形態4にかかるサブストレート型の薄膜太陽電池の構成を示す断面図である。 図8は、本発明の実施の形態5にかかるスーパーストレート型の薄膜太陽電池の構成を示す断面図である。 図9は、実施の形態5にかかる拡散源層の面内におけるレーザ照射位置の配置を示す平面図である。 図10は、本発明の実施の形態5にかかる拡散源層の面内における1つ目の周期配置のレーザ照射位置の一例を示す平面図である。 図11は、本発明の実施の形態5にかかる拡散源層の面内における2つ目の周期配置のレーザ照射位置の一例を示す平面図である。 図12は、本発明の実施の形態5にかかる拡散源層の面内における3つ目の周期配置のレーザ照射位置の一例を示す平面図である。
以下に、本発明にかかる光起電力素子およびその製造方法の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、本発明は以下の記述に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。また、以下に示す図面においては、理解の容易のため、各部材の縮尺が実際とは異なる場合がある。各図面間においても同様である。また、平面図であっても、図面を見易くするためにハッチングを付す場合がある。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1にかかるスーパーストレート型の光起電力素子である薄膜太陽電池の構成を示す断面図である。実施の形態1にかかる薄膜太陽電池は、透光性基板1の上に、乱反射領域3が内部に分布した下部透明電極層(第1電極層)2、半導体光電変換層4、上部透明電極層(第2電極層)5、金属反射層6が順次積層された構成を有する。この薄膜太陽電池においては、基板1側から光を入射させる。
透光性基板1としては、ガラス基板、ポリイミド若しくはポリビニルなどの耐熱性を有する光透過性樹脂、又はそれらが積層されたものなどを適宜用いることができるが、光透過性が高く、薄膜太陽電池全体を構造的に支持しえるものであれば特に限定されない。また、これらの表面に、透過性の高い金属膜、透明導電膜、絶縁膜を成膜したものであってもよい。
下部透明電極層2および上部透明電極層5は透光性導電材料からなり、例えば酸化錫(SnO)、酸化亜鉛(ZnO)、酸化インジウム(In)、酸化鉛(PbO)、酸化カドミウム(CdO)などを用いることができる。ただし、酸化鉛(PbO)および酸化カドミウム(CdO)は毒性を持つため、酸化錫(SnO)や酸化亜鉛(ZnO)、酸化インジウム(In)などを用いることが好ましい。なお、下部透明電極層2および上部透明電極層5の膜中に微量の不純物が添加されていてもよい。また、下部透明電極層2および上部透明電極層5は、これらの材料の積層膜であってもよい。
乱反射領域3は、下部透明電極層2と異なる屈折率を有する材料により下部透明電極層2内において局所的に分布して設けられ、入射した光を乱反射させる。乱反射領域3の構成材料は、例えば下部透明電極層2の構成材料が酸化亜鉛(ZnO)である場合はアルミニウム(Al)ドープ酸化亜鉛(ZnAlO)が用いられる。また、乱反射領域3の構成材料は、例えば下部透明電極層2の構成材料が酸化錫(SnO)である場合はアンチモンドープ酸化錫(SnSbO)やSnFOやSnBOを用いることができる。また、乱反射領域3の構成材料は、例えば下部透明電極層2の構成材料が酸化インジウム(In)である場合はITO(InSnO)を用いることができる。また、乱反射領域3の構成材料は、例えば下部透明電極層2の構成材料が酸化鉛(PbO)である場合はPbBiOを用いることができる。また、乱反射領域3の構成材料は、下部透明電極層2の構成材料が酸化カドミウム(CdO)である場合はCdInOを用いることができる。
半導体光電変換層4は、少なくとも1組のpn接合またはpin接合を有し、入射する光により発電を行って光起電力を発生させる薄膜半導体層が1層以上積層されて構成される半導体層である。半導体光電変換層4は、例えば受光面側(透光性基板1側)から順番に第1導電型半導体層であるp型半導体層、真性半導体層であるi型半導体層、第2導電型半導体層であるn型半導体層の各半導体層を有する。
金属反射層6は、例えばアルミニウム(Al)、銀(Ag)、銅(Cu)、クロム(Cr)、金(Au)、マグネシウム(Mg)、インジウム(In)、チタン(Ti)など、光を反射することができる材料からなる反射層である。
上述した下部透明電極層2、半導体光電変換層4、上部透明電極層5、金属反射層6の各層は、例えばCVD(Chemical Vapor Deposition)法、スパッタリング法、蒸着法などの公知の方法によって作製できる。
以上のような実施の形態1にかかる薄膜太陽電池は、下部透明電極層2と異なる屈折率を有する材料により下部透明電極層2内において局所的に分布して設けられた乱反射領域3を有する。このような乱反射領域3を有することにより、実施の形態1にかかる薄膜太陽電池では、基板1側から入射した光を乱反射させて半導体光電変換層4内での実質的な光路長を伸ばすことにより光吸収量を増加させ、光電変換効率を向上させることができる。
また、乱反射領域3および該乱反射領域3が形成された下部透明電極層2の表面は平坦であるため、物理的な凹凸に起因した半導体光電変換層4の欠陥の発生、半導体光電変換層4の膜厚のばらつきの発生が無く、生産性の低下や太陽電池素子間の特性のばらつきや太陽電池素子特性の低下が生じない。
また、乱反射領域3が下部透明電極層2の内部に形成されているため、特許文献1の技術よりも光閉じこめに関与する層の数を1つ減らすことができ、製造工程の短縮と製造コストに優れる。
したがって、実施の形態1にかかる薄膜太陽電池によれば、光電変換効率に優れたスーパーストレート型の薄膜太陽電池が実現されている。
つぎに、上記のように構成された実施の形態1にかかる薄膜太陽電池の製造方法について説明する。図2−1〜図2−5は、実施の形態1にかかる薄膜太陽電池の製造工程の一例を説明するための断面図である。図3は、実施の形態1にかかる薄膜太陽電池の製造工程の一例を説明するためのフローチャートである。以下では、下部透明電極層2および上部透明電極層5を酸化亜鉛(ZnO)により形成し、乱反射領域3をアルミニウム(Al)ドープ酸化亜鉛(ZnAlO)により形成する場合を例として説明する。
まず、透光性基板1の上に酸化亜鉛(ZnO)からなる下部透明電極層2を形成する(図2−1、ステップS1)。透光性基板1としては例えばガラス基板を使用する。また、下部透明電極層2として、例えばCVD法により1μm厚の酸化亜鉛(ZnO)を製膜する。
次に、下部透明電極層2の上に例えば100nm厚のアルミニウム(Al)からなる拡散源層7を例えばスパッタリング法などの公知の方法により成膜する(図2−2、ステップS2)。次に、拡散源層7上に局所的にレーザLを照射することにより、下部透明電極層2の内部に、ZnOと屈折率の異なるZnAlOからなる乱反射領域3を局所的に形成する(図2−3、ステップS3)。レーザLを拡散源層7に照射することにより、該拡散源層7においてレーザ照射位置10のみが局所的に加熱され、該拡散源層7よりアルミニウム(Al)が下部透明電極層2に拡散する。これにより、図2−3に示すように下部透明電極層2の膜内部にアルミニウム(Al)ドープ酸化亜鉛(ZnAlO)からなる乱反射領域3が局所的に形成される。ここで、乱反射領域3が形成された後も、下部透明電極層2の表面は平坦な状態が保持される。
図4は、拡散源層7の面内におけるレーザ照射位置10の一例を示す平面図である。なお、図4は平面図であるが、理解の容易のためレーザ照射位置10にハッチングを付してある。本実施の形態においてはレーザ照射位置10を1.5μm周期の配置としたが、他の寸法の配置としてもよい。レーザLの波長は、下部透明電極層2の材料または拡散源層7の材料の吸収波長を選択することが好ましい。これにより、レーザ照射位置10を効率良く局所的に加熱することができる。本実施の形態においては、レーザLの波長として、拡散源層7の吸収波長である900nmを選択する。
次に、拡散源層7をエッチングにより除去する(図2−4、ステップS4)。本実施の形態においては、水酸化ナトリウム(NaOH)水溶液を用いたウェットエッチングにより、アルミニウム(Al)からなる拡散源層7のみをエッチング除去する。また、エッチングはウェットエッチングに限らず、ドライエッチングを用いてもよい。
つぎに、例えばアモルファスシリコンからなる半導体光電変換層4をプラズマCVD法により形成する(図2−5、ステップS5)。半導体光電変換層4としては、下部透明電極層2側からからp型のアモルファスシリコン膜(a−Si膜)、i型のアモルファスシリコン膜(a−Si膜)、n型のアモルファスシリコン膜(a−Si膜)を順次積層形成する。
つぎに、例えば酸化亜鉛(ZnO)からなる上部透明電極層5を例えばCVD法により形成する(図2−5、ステップS6)。つぎに、例えば銀(Ag)からなる金属反射層6をスパッタリング法により形成する(図2−5、ステップS7)。以上の工程を実施することにより、図1に示す実施の形態1にかかるスーパーストレート型の薄膜太陽電池が得られる。
以上のような実施の形態1にかかる薄膜太陽電池の製造方法においては、下部透明電極層2と異なる屈折率を有する材料からなる乱反射領域3を下部透明電極層2内において局所的に分布して形成する。このような乱反射領域3を形成することにより、基板1側から入射した光を乱反射させて半導体光電変換層4内での実質的な光路長を伸ばすことにより光吸収量を増加させ、光電変換効率を向上させることができる。
また、乱反射領域3および該乱反射領域3が形成された下部透明電極層2の表面は平坦であるため、物理的な凹凸に起因した半導体光電変換層4の欠陥の発生、半導体光電変換層4の膜厚のばらつきの発生が無く、生産性の低下や太陽電池素子間の特性のばらつきや太陽電池素子特性の低下が生じない。
また、実施の形態1にかかる薄膜太陽電池の製造方法においては、下部透明電極層2上に拡散源層7を形成した後、レーザ照射を行うことにより乱反射領域3を形成する。このため、大型設備が不要であり設備コストが抑えられるため、安価に薄膜太陽電池を製造できる。また、産業廃液などの発生も無いため、環境負荷が小さい。
また、乱反射領域3を下部透明電極層2の内部に形成するため、特許文献1の技術よりも光閉じこめに関与する層の数を1つ減らすことができ、製造工程の短縮と製造コストに優れる。
したがって、実施の形態1にかかる薄膜太陽電池の製造方法によれば、光電変換効率に優れたスーパーストレート型の薄膜太陽電池を、環境負荷を抑制しつつ安価に作製することができる。
実施の形態2.
図5は、本発明の実施の形態2にかかるスーパーストレート型の薄膜太陽電池の構成を示す断面図である。図5において、実施の形態1の図1と同様の部材については同じ符号を付し、詳細な説明は省略する。図5に示すように実施の形態2にかかるスーパーストレート型の薄膜太陽電池は、透光性基板1の上に、乱反射領域3が内部に分布した下部透明電極層(第1電極層)2、半導体光電変換層4、乱反射領域8が内部に分布した上部透明電極層(第2電極層)5、金属反射層6が順次積層された構成を有する。この薄膜太陽電池においては、基板1側から光を入射させる。
乱反射領域8は、上部透明電極層5と異なる屈折率を有する材料により上部透明電極層5内において局所的に分布して設けられ、入射した光を乱反射させる。乱反射領域8の構成材料は、例えば上部透明電極層5の構成材料が酸化亜鉛(ZnO)である場合はアルミニウム(Al)ドープ酸化亜鉛(ZnAlO)が用いられる。また、乱反射領域8の構成材料は、例えば上部透明電極層5の構成材料が酸化錫(SnO)である場合はアンチモンドープ酸化錫(SnSbO)やSnFOやSnBOを用いることができる。また、乱反射領域8の構成材料は、例えば上部透明電極層5の構成材料が酸化インジウム(In)である場合はITO(InSnO)を用いることができる。また、乱反射領域8の構成材料は、例えば上部透明電極層5の構成材料が酸化鉛(PbO)である場合はPbBiOを用いることができる。また、乱反射領域8の構成材料は、上部透明電極層5の構成材料が酸化カドミウム(CdO)である場合はCdInOを用いることができる。
このように構成された実施の形態2にかかるスーパーストレート型の薄膜太陽電池は、実施の形態1にかかるスーパーストレート型の薄膜太陽電池の製造方法において上部透明電極層5の成膜後に、乱反射領域3の製造方法と同様にして乱反射領域8を上部透明電極層5の内部に分布させて形成することで得られる。
以上のような実施の形態2によれば、実施の形態1にかかるスーパーストレート型の薄膜太陽電池と同様に、下部透明電極層2と異なる屈折率を有する材料により下部透明電極層2内において局所的に分布して設けられた乱反射領域3を有する。このような乱反射領域3を有することにより、実施の形態1にかかる薄膜太陽電池では、基板1側から入射した光を乱反射させて半導体光電変換層4内での実質的な光路長を伸ばすことにより光吸収量を増加させ、光電変換効率を向上させることができる。
また、実施の形態2によれば、上部透明電極層5と異なる屈折率を有する材料により上部透明電極層5内において局所的に分布して設けられた乱反射領域8を有する。このような乱反射領域8を有することにより、実施の形態2にかかる薄膜太陽電池では、半導体光電変換層4内を通過した光を乱反射させて再度半導体光電変換層4内に戻す。これにより、半導体光電変換層4内に再入射した光の半導体光電変換層4内での実質的な光路長を伸ばすことにより光吸収量を増加させ、光電変換効率をより向上させることができる。
また、実施の形態1にかかるスーパーストレート型の薄膜太陽電池と同様に、乱反射領域3および該乱反射領域3が形成された下部透明電極層2の表面は平坦であるため、物理的な凹凸に起因した半導体光電変換層4の欠陥の発生、半導体光電変換層4の膜厚のばらつきの発生が無く、生産性の低下や太陽電池素子間の特性のばらつきや太陽電池素子特性の低下が生じない。
また、半導体光電変換層4の形成後に乱反射領域8が形成され、且つ、乱反射領域8および該乱反射領域8が形成された上部透明電極層5の表面は平坦であるため、物理的な凹凸に起因した半導体光電変換層4の欠陥の発生、半導体光電変換層4の膜厚のばらつきの発生が無く、生産性の低下や太陽電池素子間の特性のばらつきや太陽電池素子特性の低下が生じない。
したがって、実施の形態2によれば、より光電変換効率に優れたスーパーストレート型の薄膜太陽電池を、環境負荷を抑制しつつ安価に得ることができる。
実施の形態3.
図6は、本発明の実施の形態3にかかるサブストレート型の薄膜太陽電池の構成を示す断面図である。図6において、実施の形態1の図1と同様の部材については同じ符号を付し、詳細な説明は省略する。図6に示すように実施の形態3にかかるサブストレート型の薄膜太陽電池は、基板9の上に、金属反射層6、下部透明電極層(第1電極層)2、半導体光電変換層4、乱反射領域8が内部に分布した上部透明電極層(第2電極層)5が順次積層された構成を有する。この薄膜太陽電池においては、上部透明電極層5側から光を入射させる。
基板9の材料は固体であれば特に限定されないが、例えば金属、半導体、ガラス、セラミクスなどが好ましい。また、実施の形態3にかかるサブストレート型の薄膜太陽電池は、基板9上に金属反射層6、下部透明電極層2、半導体光電変換層4、上部透明電極層5、乱反射領域8を順次形成することにより得られる。各層の製造方法は実施の形態1および実施の形態2と同様であるため、上記の説明を参照することとしてここでは省略する。
以上のような実施の形態3によれば、上部透明電極層5と異なる屈折率を有する材料により上部透明電極層5内において局所的に分布して設けられた乱反射領域8を有する。このような乱反射領域8を有することにより、実施の形態3にかかる薄膜太陽電池では、上部透明電極層5側から入射した光を乱反射させて半導体光電変換層4内での実質的な光路長を伸ばすことにより光吸収量を増加させ、光電変換効率を向上させることができる。
また、半導体光電変換層4の形成後に乱反射領域8が形成され、且つ、乱反射領域8および該乱反射領域8が形成された上部透明電極層5の表面は平坦であるため、物理的な凹凸に起因した半導体光電変換層4の欠陥の発生、半導体光電変換層4の膜厚のばらつきの発生が無く、生産性の低下や太陽電池素子間の特性のばらつきや太陽電池素子特性の低下が生じない。
また、乱反射領域8が上部透明電極層5の内部に形成されているため、特許文献1の技術よりも光閉じこめに関与する層の数を1つ減らすことができ、製造工程の短縮と製造コストに優れる。
したがって、実施の形態3によれば、光電変換効率に優れたサブストレート型の薄膜太陽電池を、環境負荷を抑制しつつ安価に得ることができる。
実施の形態4.
図7は、本発明の実施の形態4にかかるサブストレート型の薄膜太陽電池の構成を示す断面図である。図7において、実施の形態1の図1と同様の部材については同じ符号を付し、詳細な説明は省略する。図7に示すように実施の形態4にかかるサブストレート型の薄膜太陽電池は、基板9の上に、金属反射層6、乱反射領域3が内部に分布した下部透明電極層2、半導体光電変換層4、乱反射領域8が内部に分布した上部透明電極層5が順次積層された構成を有する。この薄膜太陽電池においては、上部透明電極層5側から光を入射させる。
基板9の材料は固体であれば特に限定されないが、例えば金属、半導体、ガラス、セラミクスなどが好ましい。また、実施の形態4にかかるサブストレート型の薄膜太陽電池は、基板9上に金属反射層6、下部透明電極層2、乱反射領域3、半導体光電変換層4、上部透明電極層5、乱反射領域8を順次形成することにより得られる。各層の製造方法は実施の形態1および実施の形態2と同様であるため、上記の説明を参照することとしてここでは省略する。
以上のような実施の形態4によれば、実施の形態1にかかるサブストレート型の薄膜太陽電池と同様に、上部透明電極層5と異なる屈折率を有する材料により上部透明電極層5内において局所的に分布して設けられた乱反射領域8を有する。このような乱反射領域8を有することにより、実施の形態4にかかる薄膜太陽電池では、上部透明電極層5側から入射した光を乱反射させて半導体光電変換層4内での実質的な光路長を伸ばすことにより光吸収量を増加させ、光電変換効率を向上させることができる。
以上のような実施の形態4によれば、下部透明電極層2と異なる屈折率を有する材料により下部透明電極層2内において局所的に分布して設けられた乱反射領域3を有する。このような乱反射領域3を有することにより、実施の形態4にかかる薄膜太陽電池では、半導体光電変換層4内を通過した光を乱反射させて再度半導体光電変換層4内に戻す。これにより、半導体光電変換層4内に再入射した光の半導体光電変換層4内での実質的な光路長を伸ばすことにより光吸収量を増加させ、光電変換効率をより向上させることができる。
また、半導体光電変換層4の形成後に乱反射領域8が形成され、且つ、乱反射領域8および該乱反射領域8が形成された上部透明電極層5の表面は平坦であるため、物理的な凹凸に起因した半導体光電変換層4の欠陥の発生、半導体光電変換層4の膜厚のばらつきの発生が無く、生産性の低下や太陽電池素子間の特性のばらつきや太陽電池素子特性の低下が生じない。
また、乱反射領域3および該乱反射領域3が形成された下部透明電極層2の表面は平坦であるため、物理的な凹凸に起因した半導体光電変換層4の欠陥の発生、半導体光電変換層4の膜厚のばらつきの発生が無く、生産性の低下や太陽電池素子間の特性のばらつきや太陽電池素子特性の低下が生じない。
したがって、実施の形態4によれば、より光電変換効率に優れたサブストレート型の薄膜太陽電池を、環境負荷を抑制しつつ安価に得ることができる。
実施の形態5.
図8は、本発明の実施の形態5にかかるスーパーストレート型の薄膜太陽電池の構成を示す断面図である。実施の形態5にかかる薄膜太陽電池の基本的な構成は実施の形態1にかかるスーパーストレート型の薄膜太陽電池の構成と同じである。実施の形態5にかかる薄膜太陽電池が実施の形態1にかかる薄膜太陽電池と異なる点は、複数の周期を重ね合わせたレーザ照射位置でのレーザ照射により乱反射領域3が形成されていることである。すなわち、実施の形態5にかかる乱反射領域3は、下部透明電極層2の面内において複数の周期を重ね合わせた位置に形成されている。
実施の形態1においては、図4に示したように単一周期のレーザ照射位置10の配置によりレーザ照射を行って乱反射領域3が形成されている。それに対して実施の形態5では、図9に示すように複数周期を重ね合わせたレーザ照射位置でのレーザ照射により乱反射領域3、2つ目の乱反射領域11および2つ目の乱反射領域(図示せず)が形成されている。図9は、実施の形態5にかかる薄膜太陽電池における乱反射領域3を形成する際の拡散源層7の面内におけるレーザ照射位置の配置を示す平面図である。
図9に示すレーザ照射位置の配置は、異なる3つの周期のレーザ照射位置の配置を重ね合わせた配置とされている。図10は、拡散源層7の面内における1つ目の周期配置のレーザ照射位置12aの一例を示す平面図である。図11は、拡散源層7の面内における2つ目の周期配置のレーザ照射位置12bの一例を示す平面図である。図12は、拡散源層7の面内における3つ目の周期配置のレーザ照射位置12cの一例を示す平面図である。なお、図10〜図12は平面図であるが、理解の容易のためレーザ照射位置にハッチングを付してある。
1つ目の周期のレーザ照射位置12aは、図10に示すように0.4μm周期で配置されている。2つ目の周期のレーザ照射位置12bは、図11に示すように0.6μm周期で配置されている。3つ目の周期のレーザ照射位置12cは、図12に示すように1.3μm周期で配置されている。実施の形態5にかかる薄膜太陽電池は、実施の形態1において説明した薄膜太陽電池の製造方法においてレーザ照射位置10の配置を図9に示した配置に変えることで得ることができる。
このようにレーザ照射位置10の配置は単一周期である必要はなく、複数の周期を重ね合わせた配置でレーザ照射を実施してもよい。レーザ照射位置の配置の実際の最適な配置は、半導体光電変換層4の分光感度領域内の波長帯域の周期である。また、半導体光電変換層4が複数層設けられたタンデム型の薄膜太陽電池の場合に、それぞれの半導体光電変換層層の分光感度領域の波長帯域に合わせた周期を重ね合わせることで、光電変換効率の高い素子を得ることができる。
以上のように、本発明にかかる光起電力素子は、製造における環境負荷を抑制しつつ光電変換効率に優れた光起電力素子を効率良く且つ安価に製造する場合に有用である。
1 透光性基板
2 下部透明電極層
3 乱反射領域
4 半導体光電変換層
5 上部透明電極層
6 金属反射層
7 拡散源層
8 乱反射領域
9 基板
10 レーザ照射位置
11 2つ目の乱反射領域
12a 1つ目の周期配置のレーザ照射位置
12b 2つ目の周期配置のレーザ照射位置
12c 3つ目の周期配置のレーザ照射位置
L レーザ

Claims (14)

  1. 基板上に第1電極層と光電変換を行う光電変換層と第2電極層とをこの順で有し、
    前記第1電極層または前記第2電極層のうち光の入射側の電極層が、前記基板と反対側の表面が平坦であり且つ前記光の入射側の電極層内において局所的に屈折率が他の領域と異なり光を乱反射させる乱反射領域を膜内部に有する透明電極層であり、
    前記乱反射領域は、
    前記光の入射側の電極層中に不純物が拡散されて形成されて主成分組成が前記光の入射側の電極層における前記乱反射領域以外の領域と同一とされ、
    前記基板と反対側の面が、前記光の入射側の電極層の前記基板と反対側の面と同一平面上にある平坦面であり、
    前記基板の面方向における面積が前記基板と反対側の面から前記基板側に向かって縮小する形状を有すること、
    を特徴とする光起電力素子。
  2. 前記第1電極層が前記透明電極層であり、
    前記基板が透光性を有し、
    前記基板側から光が入射されるスーパーストレート型構造を有すること、
    を特徴とする請求項1に記載の光起電力素子。
  3. 前記第2電極層が前記透明電極層であり、
    前記基板が透光性を有し、
    光を反射する反射層を前記第2電極層上に有し、
    前記基板側から光が入射されるスーパーストレート型構造を有すること、
    を特徴とする請求項1に記載の光起電力素子。
  4. 前記第2電極層が前記透明電極層であり、
    前記第2電極層側から光が入射されるサブストレート型構造を有すること、
    を特徴とする請求項1に記載の光起電力素子。
  5. 前記第1電極層が前記透明電極層であり、
    光を反射する反射層を前記第1電極層の前記基板側に有し、
    前記第2電極層側から光が入射されるサブストレート型構造を有すること、
    を特徴とする請求項1に記載の光起電力素子。
  6. 前記乱反射領域が、前記透明電極層の面内において一定周期の間隔で配置されていること、
    を特徴とする請求項1に記載の光起電力素子。
  7. 前記乱反射領域が、前記透明電極層の面内において複数の異なる一定周期が重ね合わされた間隔で配置されていること、
    を特徴とする請求項1に記載の光起電力素子。
  8. 前記一定周期の間隔が、光電変換層の分光感度領域の波長帯に含まれる値であること、
    を特徴とする請求項6または7に記載の光起電力素子。
  9. 前記光電変換層を複数備え、
    前記複数の異なる一定周期が、それぞれ異なる前記光電変換層の分光感度領域の波長帯に含まれる値であること、
    を特徴とする請求項7に記載の光起電力素子。
  10. 基板上に第1電極層と光電変換を行う光電変換層と第2電極層とを形成する工程を有する光起電力素子の製造方法において、
    前記第1電極層または前記第2電極層のうち光の入射側の電極層を形成する工程が、
    透明導電膜を形成する工程と、
    前記透明導電膜上に拡散源層を形成する工程と、
    前記拡散源層に対してレーザ照射により局所的に加熱を行って前記拡散源層の元素を前記透明導電膜に拡散させることにより、前記透明導電膜と屈折率が異なり光を乱反射させる乱反射領域を前記透明導電膜内に局所的に形成する工程と、
    を含むことを特徴とする光起電力素子の製造方法。
  11. 前記乱反射領域を、前記透明電極層の面内において一定周期の間隔で配置すること、
    を特徴とする請求項10に記載の光起電力素子の製造方法。
  12. 前記乱反射領域を、前記透明電極層の面内において複数の異なる一定周期が重ね合わされた間隔で配置すること、
    を特徴とする請求項10に記載の光起電力素子の製造方法。
  13. 前記一定周期の間隔が、光電変換層の分光感度領域の波長帯に含まれる値であること、
    を特徴とする請求項11または12に記載の光起電力素子の製造方法。
  14. 前記光電変換層を複数形成し、
    前記複数の異なる一定周期が、それぞれ異なる前記光電変換層の分光感度領域の波長帯に含まれる値であること、
    を特徴とする請求項12に記載の光起電力素子の製造方法。
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