JP5337074B2 - 映像表示装置及び映像表示方法 - Google Patents

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本発明は、映像表示装置及び映像表示方法に関する。
現在、液晶TVの光源となるバックライトユニットに関して多くの提案が出ている。例えば、消費電力低減や高コントラスト実現のためにバックライトの光源を複数に分割し、この分割したエリア毎に映像と相関を持たせてバックライトを点灯するエリア制御の提案がされている。この分割された光源の点灯状態を視覚的に確認する方法として、映像信号の輝度を一律最大に設定し、液晶の光透過率を一定にすることにより、バックライトの点灯値や光源の広がりを、液晶パネルの表示輝度により確認する方法が挙げられる。
例えば特許文献1に記載の内容は、透過型液晶パネル等の透過型表示パネルの背面からバックライトを照射して、透過型表示パネルの欠陥部分の抽出を行うための検査装置であり、透過型表示パネルに、少なくとも2種類以上の異なる階調の表示領域を同時に有する検査パターンを表示させることを特徴とする。
しかしながら、従来用いられる方法では、映像信号の輝度を一律に設定する領域が画面全体や左右半分、上下に数区分された部分のいずれかで不変であり、入力映像との任意の位置での比較や、点灯状態を確認している最中の液晶TVの操作が困難であった。即ち点灯状態確認時の操作性のこれらの制約が問題であった。
特開2009−31332号公報
本発明は、バックライト光源の点灯状態確認時の操作性を向上させる技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の映像表示装置は、複数に分割された光源が配置された発光手段と、入力された映像信号に基づいて前記複数に分割された光源の各点灯値を算出する画像処理手段と、前記画像処理手段により算出された前記点灯値に基づいて前記複数に分割された光源を制御する分割光源制御手段と、設定する領域の、内側の輝度を一定にするか、外側の輝度を一定にするかそれぞれ外部から選択され、それぞれ選択された領域の混合領域、もしくは共通領域を、輝度を一定値にする点灯状態確認領域として設定する点灯状態確認領域設定手段と、前記点灯状態確認領域設定手段による設定に基づいて前記映像信号を変化させ出力する輝度制御手段と、前記点灯状態確認領域設定手段の出力に応じてパネルを駆動するパネル制御手段と、前記パネル制御手段の出力する前記映像信号に応じて前記発光手段からの光を透過して出力するパネルとを備え、前記輝度制御手段は、前記点灯状態確認領域で前記パネルに与える信号の輝度をある一定値に変化させて出力することを特徴とする。
本発明によれば、バックライト光源の点灯状態確認時の操作性を向上させた映像表示装置及び映像表示方法が得られる。
本発明の実施形態に係わる液晶表示装置の構成を示すブロック図。 同実施形態のバックライトをスキャン制御することの出来る光源の例。 同実施形態のバックライト制御手段の方法についての説明図。 同実施形態の映像表示装置の例を示す機能ブロック構成図。 同実施形態に用いられる映像表示装置の効果を示す図。 同実施形態の複数の点灯状態確認領域の設定例を示す図。 同実施形態に用いられる映像表示装置の効果を示す図。 同実施形態に用いられる映像表示装置の効果を示す図。 同他の形態に用いられる映像表示装置を示す機能ブロック図。 同他の形態に用いられる映像表示装置の効果を示す図。 従来の映像表示装置を示す機能ブロック構成図。 従来の映像表示装置で入力映像から得られる点灯値の例を示す図。 従来の映像表示装置の課題を示す図。
以下、本発明の実施形態を説明する。
(実施形態1)
本発明による実施形態1を図1乃至図8及び図11乃至図13を参照して説明する。
図1は、本発明の実施の一形態にかかる液晶表示装置1の構成を示すブロック図である。
同図に示すように、液晶表示装置1は、映像データ受信部10、注目領域処理部15、映像データ処理部20、映像表示制御部30、表示部40、光源としてのバックライト50を備える。
映像データ受信部10は例えば、屋外に設置されたアンテナ(図示せず)と接続されており、このアンテナを介して映像データを受信する。例えば、地上アナログ波、地上デジタル波、衛星放送用電波などに乗せられた種々の映像データが受信可能である。また、映像データ受信部10は、図示はしないが種々の映像再生機器(例えば、HD DVDプレーヤや同レコーダ、DVDプレーヤや同レコーダなど)とも接続することができる。この場合には、映像データ受信部10は映像再生機器が再生した映像データを受信する。
映像データ受信部10は受信した映像データを注目領域処理部15を経由して映像表示制御部30および映像データ処理部20に出力する。映像データ受信部10で受信される映像データは、詳細には4:3、16:9など種々のアスペクト比で構成されている。このアスペクト比とは映像データの横幅と縦幅の比である。
映像データには、この映像データがどのアスペクト比で構成されているかを示す映像アスペクト比情報が付加されている。
映像表示制御部30は、映像データ受信部10から出力された映像データを受けて表示部40に映像を表示させる。
表示部40は、液晶パネル43、ゲートドライバ41、ソースドライバ42から主に構成されている。
液晶パネル43は、アスペクト比が16:9の液晶パネルであり、例えばここでは左右にアスペクト比が16:9の映像データを表示するときには表示領域431、即ち液晶パネル43全体の表示領域で表示し、アスペクト比が4:3の映像データを表示するときには中央の破線部で示した表示領域432を用いて映像を表示する。
表示領域431のアスペクト比は16:9である。表示領域431には16:9で構成された映像が表示される。
表示領域432のアスペクト比は4:3である。表示領域432には4:3で構成された映像が表示される。
液晶パネル43は、特別図示をしないが2枚のガラスの間に液晶材料をはさみこのガラス上に走査線とデータ線を格子状に配置して構成される。走査線とデータ線はそれぞれ液晶パネル43端に配置したゲートドライバ41およびソースドライバ42の駆動によって制御される。ゲートドライバ41は走査線にパルス状の電圧波形を順次出力する機能を有する。
ソースドライバ42はゲートドライバ41によるパルス状の電圧波形の出力に対応して液晶に電圧を供給する。液晶パネル43はこのように、ソースドライバ42とゲートドライバ41の駆動によって液晶に電圧を印加されることにより映像を表示する。
映像データ処理部20は、情報取得部21と、光源制御部22と、メモリ23とから構成されている。また注目領域処理部15は後述の図4の処理のために例えば図示せぬCPU、プログラム用ROM、ワーク用RAM等を備えている。情報取得部21には映像データ受信部10が出力した映像データが入力される。情報取得部21は、入力された映像データに付加されている映像アスペクト比情報を取得し、この取得した映像アスペクト比情報を光源制御部22へ出力する。
メモリ23は、光源制御部22が光源ユニット51の制御を行う際に、光源制御部22によって参照されるバックライト50の点消灯テーブルデータを記憶している。バックライト50の点消灯テーブルデータとはバックライト50を構成する複数の光源ユニット51を点灯または消灯するための情報である。このテーブルデータは、映像データのアスペクト比に応じて異なるテーブルデータを持っている。
光源制御部22は、メモリ23に記憶されたバックライト50の点消灯テーブルデータを読み出す。光源制御部22は、情報取得部21が出力した映像アスペクト比情報と対応するバックライト50の点消灯テーブルデータに基づいて、バックライト50を構成する複数の光源ユニット51の点消灯を制御する。すなわち光源制御部22は点灯制御部として機能する。
バックライト50は表示部40の表示領域431または表示領域432に対して光源ユニット51の光を供給する。すなわちバックライト50は光源として機能する。
バックライト50は液晶パネル43の裏側に設けられる。
バックライト50と液晶パネル43の間には図示はしないが一対の拡散板とこの拡散板に挟まれたプリズムシートが設けられる。拡散板は光源ユニットが供給した光を散乱、拡散させ、表示領域全体を均一な明るさにするためのものである。
プリズムシートは、バックライト50から供給された光の輝度を向上させるためのものである。
光源ユニット51は、RED(以下Rと称す。)、GREEN(以下Gと称す。)、BLUE(以下Bと称す。)の3原色光で発光する複数のLED(Light Emitting Diode)から構成されている。光源ユニット51はRGBのLEDの色を混ぜて白色で発光することができる。
なお、本発明は光源ユニット51に使用されるLEDの構成は特に限定されず、例えば一つのRLED、二つのGLED、一つのBLEDを一組としたものや、二つのRLED、三つのGLED、一つのBLEDを一組としたものなどであってもよい。
また使用するLEDもRGBの3色に限定されることなく4色以上のLEDや白色のLEDなど種々のLEDを光源とすることができる。
また、光源ユニット51を構成する光源はLEDに限定されることなく種々の発光素子を使用することができる。この発光素子は例えば、有機EL(Electro Luminescence)、や無機EL、レーザダイオード(Laser Diode、LD)などである。
次に、バックライトをスキャン制御することの出来る光源の例を説明する。図2(a)、(b)は、バックライト105(図1の50相当)の例を示す。
初めに図2(a)について説明する。これは、導光板を用いたエッジ型のバックライト光源である。バックライト105は、導光板108にて複数に分割されており、この場合は6分割にて示しているが、この分割数にこだわる必要は無く、所望の分割数にしても良い。この場合は6分割により縦方向(ライン方向とは直交方向=映像信号の走査方向とは直交方向)に、6つに独立して点灯制御可能なバックライト点灯手段を構成している。導光板108のエッジには、分割数に合わせて光源部106が配置され、光源部には、RGBを発光する光源107が配置されている。この光源はLED、ELもしくはLDなどで構成されている。なお、本発明は先にも述べた通りRGBではなく、擬似白色のような白色光源としても良い。また、導光板でなく平板面の光源などでも良い。
次に、図2(b)について説明する。これは、光源直下型のバックライト光源である。図1に対応する構成である。バックライト105は、RGBを有する光源106(図1の51相当)にて構成されている。そして、各光源106は、この場合は6×8分割に格子状に配置されている。もちろんこの分割数にこだわる必要は無く、所望の分割数にして良い。後述の図5、図6では8×11分割を示しているが例えば8×8分割、8×16分割などであってもよい。この図2(b)の配置においては、画面のライン方向の一列を同じバックライト輝度に制御することも可能であるし、各分割エリアで異なるバックライト輝度に制御するエリア制御することももちろん可能である。この場合においてもRGBを発光する光源106は前述のLEDにかわり、EL、もしくはLDなどであっても良い。もちろんRGBではなく、擬似白色のような白色光源としても良い。
次に、図2(b)で示したような格子状に分割された光源を用いたバックライトを用いて、バックライト制御手段の方法について説明する。図3はバックライトを構成する1つの光源に注目した場合の説明図である。いま注目する(図3の例ではバックライト105の上から3つ左から5つ目のエリアの)1つの光源106のみを点灯したとする。光源106からの光は、自らの光源の広がりと拡散板などの光学フィルムによる広がりで、本来の分割された領域よりも光が拡散されて液晶パネル43に供給される。バックライトの構成図の右に示すXY軸にて示すグラフ110は、X軸は距離を示し、Y軸は相対的な輝度を示す。光源の広がりを示す簡易的なプロファイル111を示しておく。このプロファイル111は、ガウス分布による広がりまたは、指数関数による広がりで近似することが出来るが、ここで示すプロファイル111は概形を示している。プロファイルの数値などは特に示してはいないが、説明上の理解を助けるための図示である。
ここで既存技術として図11を用いて、液晶表示装置等に用いられる従来の映像表示装置の機能ブロック構成について説明する。
図11に示すように、入力された映像信号から光源の分割領域毎の光源の点灯値の算出や、表示する映像の補正などを行う画像処理手段1101と、映像表示パネルを制御する映像表示部制御手段1102と、映像表示部1103と、光源を制御する分割光源制御手段1104と、バックライトとなる光源1105から、従来の映像表示装置は構成されている。
次に、この構成の動作について説明する。映像信号は、画像処理手段1101に入力される。画像処理手段1101は上記を換言すれば、高画質化の他にバックライトの輝度に合わせた映像信号の補正処理も行っている。画像処理手段1101にて算出された各点灯値は、分割光源制御手段1104へ入力され、バックライトとなる光源1105を制御する。また、画像処理手段1101にて高画質化等の補正処理がなされた映像信号は、映像表示部制御手段1102に入力され、入力された映像信号を元に映像表示部1103を制御する。なお、映像表示部への表示タイミングとバックライトとなる光源を点灯するタイミングを合わせることは言うまでもない。
図12は、従来の映像表示装置で入力映像から得られる点灯値の例を示す図である。
この装置により、図12の例に示すように、暗い部分を表示する場合はバックライト光源を暗く、明るい部分を表示する場合には光源を明るくといったように適応的にバックライト光源を制御することで、明るい部分の明るさを維持したまま、暗い部分はより暗く表示することが可能で、高コントラスト映像表示を実現でき、且つ不要なバックライト光源の点灯を避けることで低消費電力での映像表示が可能である。
次に、従来の映像表示装置での課題を説明する。まず、制御されているバックライト光源の点灯状態を視覚的に確認する方法を図13に示す。パネルの表示輝度がバックライト光源と光透過率で決定されることから、映像信号の輝度を一律最大に設定して表示パネルの光透過率を一定にすることで、光源の点灯値や広がりを、パネルの表示輝度により確認することができる。
このとき、従来の映像表示装置では画像処理手段1101にて映像信号の輝度を一律に設定するが、特別な領域設定は無く画面全体や、左右半分のいずれかなどの、不変の領域の輝度を一律にすることしかできなかった。すると、入力映像との任意の位置での比較ができなくなり、また、映像の内容などを示すロゴや情報が入力映像信号に含まれている場合に、その情報の部分が一律輝度で潰されてしまい認識できず、点灯状態を確認している最中の映像の区別や、液晶TVの操作が困難となっていた。例えば図13は上記画面全体の場合に相当し、以下図5から図8,図10で対する効果を述べる。
そこで本実施形態では、映像信号の輝度を一律に設定しバックライト光源の点灯状態を視覚的に確認する領域を、任意の領域で設定することにより、上記の問題を解決する。
さて図4は、この発明の液晶表示装置1内の一実施形態を示す機能ブロック構成図である。
まず映像表示装置の第1の構成について説明する。図4に示すように、入力された映像信号から、光源の分割領域毎の光源の点灯値の算出や、表示する映像の補正などを行う画像処理手段201と、映像信号に対し、ある設定された領域(この例では複数の領域)の輝度を一律に設定する点灯状態確認領域設定手段206と、輝度制御手段207と、映像表示パネルを制御する映像表示部制御手段202と、映像表示部203と、光源を制御する分割光源制御手段204と、バックライトとなる光源205から構成されている。
次に、この構成の動作について説明する。映像信号は、画像処理手段201に入力される。画像処理手段201にて算出された各点灯値は、分割光源制御手段204へ入力され、バックライトとなる光源205の各分割領域を制御する。また、画像処理手段201にて高画質化等の補正処理がなされた映像信号に対し、点灯状態確認領域設定手段206にて、任意に設定された必要により複数の領域の映像信号の輝度を好ましくは一律最大に設定して(但しこの輝度は最大でなくても一律であればよく、要は所定の輝度に決定し、例えば色は白色にする)に設定し、その領域内ではパネルに表示した際にバックライト光源の点灯状態を視覚的に確認できるようにする。点灯状態確認領域設定手段206の出力は輝度制御手段207に入力され、この入力に基づいて輝度制御手段207は映像表示部制御手段202に指示し、入力された映像信号を元に映像表示部203を制御する。
この構成による効果を図5に示す。入力映像信号に対し、バックライト光源の点灯状態を確認するために、映像信号の輝度を一律に設定する点灯状態確認領域を、任意の2つの領域で設定している。すると、任意位置での点灯状態が確認でき、映像に含まれるロゴや情報を隠すことなく表示することができる。
また、複数設定した領域に対し、内側を点灯状態確認領域にするか、外側(NOT)を点灯状態確認領域にするかそれぞれ選択し、また、それぞれ選択された領域の混合領域(OR)、もしくは共通領域(AND)を最終的な点灯状態確認領域として設定する。図6に例として、左(図6(a))で設定した(1)の領域と(2)の領域に対して、右上から順に(1)OR(2)(図6(b))、(1)NOR(2)(図6(c))、(1)AND~(2)(図6(d))、と設定した領域で点灯状態確認領域設定を示している(ただし~は補領域を示す)。このように論理的に設定できることで、より柔軟な点灯状態確認領域設定が可能となる。図7に例として、画面の左右半分それぞれで別処理を行い、処理を区別するためのロゴを追加した映像信号を入力して、バックライト光源の点灯状態を視覚的に確認する場合を示している。このとき、ロゴを含む2つの領域のNORを取り、点灯状態確認領域とすることで、映像の情報を確認しつつ、点灯状態を視覚的に確認することが容易に実現できる。
さらに、TV本体やTV本体に接続された録画機器などを操作する際に画面に表示されるグラフィック映像が混在するか否か、及び位置座標情報を受け取り、グラフィック映像が混在している場合、グラフィック映像が含まれる領域を外して点灯状態確認領域を設定する。図8に例を示すように、入力映像信号の右上、左端に機器のメニュー画面が含まれている場合、機器の操作と連動して、グラフィック映像の有無と位置座標情報を与え、点灯状態確認領域から外すことで、点灯状態を確認している最中でも操作用のグラフィック映像が確認でき、機器の操作が容易になる。
点灯状態確認領域を設定する手段としては、マウスなどのポインティングデバイスを対象装置に装着しキーボードなども援用して、例えば画面に対話的なメニューを出して領域の座標と論理設定(AND, OR, NOTの組合せ)を行なうようにすればよい。
(実施形態2)
次に、本発明による実施形態2を図1乃至図3及び図9乃至図10を参照して説明する。実施形態1と共通する部分は説明を省略する。
図9は、映像表示装置の第2の構成について説明するための図である。図9に示すように映像表示装置の第2の構成は、入力された映像信号から、光源の分割領域に合わせた点灯値の算出や、表示する映像の補正などを行う画像処理手段301と、映像信号に対し、ある設定された複数の領域の輝度を一律に設定する点灯状態確認領域設定手段306と、輝度制御手段308と、輝度制御手段308の出力に、入力映像信号とは別の画像を重ねて合成する画像合成手段307と、映像表示パネルを制御する映像表示部制御手段302と、映像表示部303と、光源を制御する分割光源制御手段304と、バックライトとなる光源305とから構成されている。
次に、この構成の動作について説明する。映像信号は、画像処理手段301に入力される。画像処理手段301は上記を換言すれば、高画質化の他にバックライトの輝度に合わせた映像信号の補正処理も行っている。画像処理手段301にて算出された各点灯値は、分割光源制御手段304へ入力され、バックライトとなる光源305を制御する。また、画像処理手段301にて高画質化等の補正処理がなされた映像信号に対し、点灯状態確認領域設定手段306にて、任意に設定された複数の領域の輝度を一律に設定し、その領域内ではパネルに表示した際に点灯状態を視覚的に確認できるようにする。さらに、輝度制御手段308の出力に、画像合成手段307で入力映像信号とは別の画像を重ねて合成する。画像合成手段307の出力は映像表示部制御手段302に入力され、入力された映像信号を元に映像表示部303を制御する。
この構成による効果を図10に示す。点灯状態確認領域を追加した映像に対し、さらに、入力映像信号とは別の画像を重ねて合成している。すると、画像処理手段301で算出される各点灯値に影響を与えず、点灯状態確認領域とは独立に出力映像に情報を付加することができる。この別の画像は、本例では“test mode”という文字である。標準として例えば中間調の灰色による表示を行う。変形としては、背景の輝度の高い部分はより黒く背景の輝度の低い部分はより白く表示してもよい。
以上の実施形態の変形として、前記点灯状態確認領域設定手段206または306にて設定される、複数の領域の形状、個数、および論理設定(AND, OR, NOTの組合せ)は拡張可能とする。例えば領域の形状は、装置の製造時等の検証では通常矩形を用いることが多いが、デモに用いる場合には演出効果のために自由に凝った形状としてもよい。
バックライト光源を複数に分割したエリア制御を行う映像表示装置において、映像信号の輝度を一律最大に設定して、液晶の光透過率を一定にすることで光源の点灯状態を視覚的に確認できるが、従来用いられる方法では、映像信号の輝度を一律に設定する領域が画面全体や左右半分のいずれかで不変であり、入力映像との任意の位置での比較や、点灯状態を確認している最中の映像機器の操作が困難であった。
そこで上記のように本実施形態では、映像信号の輝度を一律に設定し点灯状態を視覚的に確認する領域を、任意の複数の領域で設定することにより、点灯状態確認時の操作性を向上させることを可能とした。
なお、この発明は上記実施形態に限定されるものではなく、この外その要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
また、上記した実施の形態に開示されている複数の構成要素を適宜に組み合わせることにより、種々の発明を形成することができる。例えば、実施の形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除しても良いものである。さらに、異なる実施の形態に係わる構成要素を適宜組み合わせても良いものである。
1…液晶表示装置、10…画像データ受信部、15…注目領域処理部、20…画像データ処理部、21…情報取得部、22…光源制御部、23…メモリ、30…画像表示制御部、40…表示部、41…ゲートドライバ、42…ソースドライバ、43…液晶パネル、431…第1の表示領域、432…第2の表示領域、50…バックライト、51…光源ユニット、201…画像処理手段、202…映像表示部制御手段、203…映像表示部、204…分割光源制御手段、205…光源、206…点灯状態確認領域設定手段、207…輝度制御手段、301…画像処理手段、302…映像表示部制御手段、303…映像表示部、304…分割光源制御手段、305…光源、306…点灯状態確認領域設定手段、307…画像合成手段、308…輝度制御手段、1101…画像処理手段、1102…映像表示部制御手段、1103…映像表示部、1104…分割光源制御手段、1105…光源。

Claims (5)

  1. 複数に分割された光源が配置された発光手段と、
    入力された映像信号に基づいて前記複数に分割された光源の各点灯値を算出する画像処理手段と、
    前記画像処理手段により算出された前記点灯値に基づいて前記複数に分割された光源を制御する分割光源制御手段と、
    設定する領域の、内側の輝度を一定にするか、外側の輝度を一定にするかそれぞれ外部から選択され、それぞれ選択された領域の混合領域、もしくは共通領域を、輝度を一定値にする点灯状態確認領域として設定する点灯状態確認領域設定手段と、
    前記点灯状態確認領域設定手段による設定に基づいて前記映像信号を変化させ出力する輝度制御手段と、
    前記点灯状態確認領域設定手段の出力に応じてパネルを駆動するパネル制御手段と、
    前記パネル制御手段の出力する前記映像信号に応じて前記発光手段からの光を透過して出力するパネルとを備え、
    前記輝度制御手段は、前記点灯状態確認領域で前記パネルに与える信号の輝度をある一定値に変化させて出力することを特徴とする映像表示装置。
  2. 複数に分割された光源が配置された発光手段と、
    入力された映像信号に基づいて前記複数に分割された光源の各点灯値を算出する画像処理手段と、
    前記画像処理手段により算出された前記点灯値に基づいて前記複数に分割された光源を制御する分割光源制御手段と、
    映像表示装置に接続された機器が外部から操作される際に映像表示部に表示されるグラフィック映像が混在するか否か判定し、グラフィック映像が混在すると判定された場合にこのグラフィック映像の位置座標情報を前記機器から受信し、このグラフィック映像が含まれる領域外の領域で、点灯状態確認領域を設定する点灯状態確認領域設定手段と、
    前記点灯状態確認領域設定手段による設定に基づいて前記映像信号を変化させ出力する輝度制御手段と、
    前記点灯状態確認領域設定手段の出力に応じてパネルを駆動するパネル制御手段と、
    前記パネル制御手段の出力する前記映像信号に応じて前記発光手段からの光を透過して出力するパネルとを備え、
    前記輝度制御手段は、前記点灯状態確認領域で前記パネルに与える信号の輝度をある一定値に変化させて出力することを特徴とする映像表示装置。
  3. 前記点灯状態確認領域設定手段の出力に画像を重ねて合成する画像合成手段を更に備えたことを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載の映像表示装置。
  4. 複数に分割された光源が配置されて発光し、
    映像処理手段が、入力された映像信号を基にして前記複数に分割された光源の各点灯値を算出し、
    分割光源制御手段が、前記映像処理手段より算出された前記点灯値に基づいて前記複数に分割された光源を制御し、
    点灯状態確認領域設定手段が、設定する領域の、内側の輝度を一定にするか、外側の輝度を一定にするかそれぞれ外部から選択され、それぞれ選択された領域の混合領域、もしくは共通領域を、輝度を一定値にする点灯状態確認領域として設定し、
    輝度制御手段が、前記点灯状態確認領域設定手段による設定に基づいて前記映像信号を変化させ出力し、
    パネル制御手段が、前記点灯状態確認領域設定手段の出力に応じてパネルを駆動し、
    前記パネルが、前記パネル制御手段の出力する前記映像信号に応じて前記光源からの光を透過して出力することを含み
    前記輝度制御手段が、前記点灯状態確認領域で前記パネルに与える信号の輝度をある一定値に変化させて出力することを特徴とする映像表示方法。
  5. 複数に分割された光源が配置されて発光し、
    映像処理手段が、入力された映像信号を基にして前記複数に分割された光源の各点灯値を算出し、
    分割光源制御手段が、前記映像処理手段より算出された前記点灯値に基づいて前記複数に分割された光源を制御し、
    点灯状態確認領域設定手段が、映像表示装置に接続された機器が外部から操作される際に映像表示部に表示されるグラフィック映像が混在するか否か判定し、グラフィック映像が混在すると判定された場合にこのグラフィック映像の位置座標情報を前記機器から受信し、このグラフィック映像が含まれる領域外の領域で、点灯状態確認領域を設定し、
    輝度制御手段が、前記点灯状態確認領域設定手段による設定に基づいて前記映像信号を変化させ出力し、
    パネル制御手段が、前記点灯状態確認領域設定手段の出力に応じてパネルを駆動し、
    前記パネルが、前記パネル制御手段の出力する前記映像信号に応じて前記光源からの光を透過して出力することを含み
    前記輝度制御手段が、前記点灯状態確認領域で前記パネルに与える信号の輝度をある一定値に変化させて出力することを特徴とする映像表示方法。
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