JP5336192B2 - 流動性材料用の弁およびその閉鎖手段 - Google Patents

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Description

本発明は、流動性材料用の弁に関する。本発明は特に、流体を分与するための低コストの弁に関する。本発明は更にまた特に射出成型された弁に関する。
様々な流体用包装体に、流体を分与することを可能にするための放出栓用の弁が備えられている。
これらの流体用包装体の多くが、使捨て可能または半ば使捨て可能な形態で使用されている。この種の包装体は、一般に経済的な材料および方法を使用して製造される。使捨て可能または半ば使捨て可能な包装体は、その内容物を分与ることを可能にする弁を必要とする。これらの弁は、包装体の場合と同様に経済的な材料と方法を使用して製造されなければならない。経済的に製造された弁に対するこのニーズのために、プラスチックで射出成型された弁という分野が生まれた。
包装体および弁が経済的に製造できることが望まれるが、これらは同時に高い信頼性を求められることが多い。例えば、弁の漏れは、包装体された製品の在庫を大きく損なう可能性がある。弁を通しての包装体の漏れはまた、包装体された製品を消費者にとって望ましくないものとする可能性がある。
そのため、これらの弁の信頼性を維持しながら製造コストを低減するというニーズが絶えず存在する。
流体用包装体に適した様々な弁が知られている。これらのほとんどは、可動性の弁要素によって一端で閉じられるボアまたは管路を有する。
業界で既知の1つの弁が、米国特許第6,360,925号「液体を分与する放出栓」に開示されている。この弁は、可動性の弁部材で閉じられるボアの側面に開口部を有する。この放出栓は、液体を分与するための開口を有し、かつ閉鎖手段を本体の内部で本体の軸方向を横切る方向に開口に向かい、またそれから離れるように移動する制御部材を備えた、梁条を形成した本体を有する。この放出栓には、本体に向かって押されると流体排出口の覆いを外すように制御部材の動きを作動させるボタンが備えられている。放出栓の本体は概ねバレル(たる)形状をしており、排出口はバレルの側面に備えられている。
制御部材は、本体の側面に形成された排出口に向かい、またはそれから離れるように、バレルを横切る方向に移動する。バレルが閉じられると、制御部材は排出口を覆って閉塞する。制御部材は、バレルと同一線上で動くボタンによって作動する。放出栓は、互いに垂直なボタンと制御部材のそれぞれの運動方向の間で力を移転する作動機構を含む。この機構はまた、ボタンから手を離したときに弁を閉じるように、バネ付勢力によって制御部材を流体排出口に向かわせる。
この作動機構は比較的込み入っており、弁の中に注意深く取付ける必要がある。機構の取付部を設けるために弁本体に比較的微細な構造が成型され、またボタンの近くにある中空の本体の端部は弾性のある膜によって封止する必要がある。
このタイプの放出栓の制約は、特に、ボタンを介して制御部材を作動させるための作動機構が関連する場合、注意とコストを要する組立が必要があることである。
このタイプの放出栓が有する別の制約は、中空の本体が弾性のある膜によってのみ封止されることであり、この構成では、気体の伝達を阻止する能力が限定的である。その結果、放出栓内部で流体が酸化する可能性がある。
このタイプの放出栓が有する別の制約は、本体内部の制御部材の作動機構のために、比較的微細な構造を成型する必要があると言うことである。その結果、放出栓を射出成型するための冶具類の寿命が短くなったり、コストが上昇する可能性がある。微細構造の成型と、成型された部品のバネ付勢機能のために、比較的高価な材料の使用を必要とする可能性がある。
このタイプの放出栓に関する別の欠点は、それが少なくとも4〜5個の部品を必要とすることである。同様の機能を提供するが、しかし低コストの樹脂のみを使用してもっと少ない部品からなる放出栓が実現できれば、大きな利点となろう。
このタイプの放出栓に関する更に別の欠点は、この機構で得られるバネ付勢力では、制御部材による排出孔の封止が限定されたものとなることであり、排出孔に対する内向きの圧力が関係する場合は特にそうである。これはその構造と、柔らかい封止用弁座の使用によるものである。
米国特許第6,360,925号明細書
そこで本発明の目的は、既存の流体放出栓または弁における制約のいくつかを克服または緩和すること、或いは、少なくとも流体を分与する放出栓または弁における有用な選択肢を提供することである。
本発明の別の目的は、3個の部品しか必要としない流動性材料用の弁を提供すること、或いは、少なくとも流動性材料用の弁における有用な選択肢を提供することである。
本発明の更に別の目的は、その排出孔に対して堅固なシールを行う流動性材料用の弁を提供すること、或いは、少なくとも流動性材料用の弁における有用な選択肢を提供することである。
本発明の更に別の態様および利点は、例示のみを目的とする以下の説明から明らかになろう。
本明細書において「ボア」という用語は、弁の部材によって形成された空間であり、該空間に沿って移動可能に弁の他の部材を受容するようにした空間を意味する。当該空間の横断面は円形であってもまた他の形状でもよい。
本明細書において「流れ開口部」という用語は、ボアの入口と出口の両方を含む。
本明細書で引用される特許または特許出願を含む全ての参照は全て、本明細書に参照として組み込まれる。いかなる参照も従来技術を構成することを認めるものではない。参照に関する議論はそれらの著者が主張することを述べるものであり、本出願人は引用された文書の正確さおよび妥当性に対して疑義を表明する権利を留保する。本明細書において多くの従来技術に関する刊行物を参照するが、その参照によってニュージーランド或いは他のいかなる国における従来技術の一般的知識の一部をこれらの何れかの文書が構成することを認めるものではない。
「具備する」という表現は様々な司法制度の下で、排他的または包含的な意味で使用可能であることが、明確に理解される。本明細書の目的のために、またそうでない旨を明確に示されない限り、「具備する」という表現は包含的な意味を有するものとする。すなわち、それが直接述べる列記された要素だけでなく、その他の言及されない要素をも含む意味に理解される。この用法は、方法またはプロセスにおける1つ以上のステップに関して使われる「具備する」という表現にも適用される。
本発明の一態様によれば、内部にボアが形成された本体であって、前記ボアはその側面に流れ開口部を有する本体と、前記流れ開口部の少なくとも一部を覆うことのできる作動部材であって、前記作動部材は前記ボアに沿って移動可能で、前記流れ開口部の覆いを外されて開放された領域の大きさを制御し、それにより前記ボアと前記流れ開口部の間における材料の流れを制御するようになされた作動部材とを具備する流動性材料用の弁が提供される。
好ましくは、前記作動部材は前記ボアと相補的な形状の外部輪郭を有する。
好ましくは、前記弁は作動部材とボアの間に形成されてボアと作動部材の間の材料の流れを阻止するシールを含む。
好ましくは、ボアはリブである。
好ましくは、リブは作動部材のに形成される。
好ましくは、作動部材の端部に隣接してボタンが形成される。
好ましくは、ボタンは前記ボアと並行に押すことができる。
好ましくは、本体はボタンがその中を通って突出できるようになされたボタン開口部を含む。
好ましくは、弁は前記開口を封止するためのダイアフラムシールを含む。
好ましくは、弁は、ダイアフラムシールには本体および/またはボタンが隣接して、ダイアフラムシールを通って気体が移動するのを防ぐ障壁を構成するようになされ、この障壁はダイアフラムシールによって構成される障壁に追加して備えらるものである。
好ましくは、弁はボアの内部に形成された流れ開口部を完全に覆う位置に向かって作動部材を付勢する付勢手段を含み、それにより流れ開口部を通って材料の意図せぬ流れが起きるのを防止する。
好ましくは、ダイアフラムシールは弁に付勢手段を与えるようになっている。これにより、ダイアフラムシールがシールと付勢手段の両方の役割を果たすので、弁の部品数が減少する。この構成により、ハウジング、ダイアフラムシールおよび作動部材(ボタンを含む)という単純な3つの部品のみを使用して、完全な弁を提供することができる。
好ましくは、ダイアフラムシールはエラストマ材料で構成される。
好ましくは、ダイアフラムシールはボアの一方の側における流れ開口部を覆わない位置に作動部材が向かうときに、自分自身の上に折りたたまれるようになっている。
好ましくは、本体とダイアフラムシールはそれらが互いに隣接する領域では互いに協力するかまたは相補的となる形状に形成される。これにより、ダイアフラムシールの表面積が最小となり、ダイアフラムシールを通過して移動する気体は同時に可能な限り本体の部分を通って移動しなければならないようになる。この特徴により、ダイアフラムシールを通って弁の中の材料中に入り、或いはそれから出る気体の体積が減少する。
好ましくは、本体は、ボタンの近傍に配置され、ボタンの作動方向に概ね平行に延びる少なくとも1つの保護突出部を含む。この保護突出部はボタンを意図せずに押してしまうことを防ぐことができる。
好ましくは、本体は、ボタンに略垂直に突出してユーザーがボタンを押すときに握るようになされた少なくとも1つの表面を含む。
好ましくは、作動部材は、流動性材料がボアの中で流れ、またボアの側面にある流れ開口部から出るための内部を貫通する流路を含む。
好ましくは、開口が作動部材によって覆われていない時は、材料のために形成された流路は作動部材を通って延びる。
好ましくは、ダイアフラムシールはボアの一端内に嵌合するようになっている。
好ましくは、ダイアフラムシールをボアの中に固定するために、ダイアフラムシール内に少なくとも1つのリブおよび/または溝を形成することができる。
好ましくは、ダイアフラムシールをボタンの上に固定するために、ダイアフラムシール内に少なくとも1つのリブおよび/または溝を形成することができる。
好ましくは、吐出管路は本体から離れる方向に延びる。
好ましくは、吐出管路は本体に対して角度をなして延びる。
好ましくは、吐出管路は流動性材料用の弁のユーザーによって作動される部分に向かって延びる。
好ましくは、吐出管路はボアの中心軸に対して略45°の角度で延びる。
好ましくは、本体はボタンの上に載置されるようになされたカバーを連結するようになっている。
好ましくは、カバーは、ボタンを露出させるためにカバーの一部を本体から取り除くことができるように破断することができるようになされた、手を加えられた場合にそれがわかるフィラメントによって連結することができる。
本発明の別の態様によれば、内部にボアが形成され、また弁を通過する材料の流れを制御することができるボタンのためのボタン用開口部が内部に形成された本体と、前記ボタン用開口部のためのダイアフラムシールであって、閉鎖されている弁を通過する材料の流れに対応する前記位置に前記ボタンを付勢するダイアフラムシールとを具備する流動性材料用の弁が提供される。
本発明の更に別の態様によれば、内部にボアが形成された本体と、前記ボアの中に備えられたボアのためのブッシュとして形成された外部表面を有する作動部材であって、前記ボアの中で移動可能な作動部材と、前記ボアの態様に形成された流れ開口部であって、作動部材を前記ボアの中に配置することにより流れ開口部を通過する材料の流れを制御するようになされた流れ開口部とを具備する流動性材料のための弁が提供される。
本発明の更に別の態様によれば、開口と、前記開口に略垂直なボタンと、前記ボタンを覆うボタン被覆部と、前記開口を覆う開口被覆部、およびボタン被覆部と開口被覆部を結合するウェブを含む取外し可能な閉鎖手段とを具備する流動性材料用の弁が提供される。
好ましくは、ボタン被覆部はボタンのための凹部からなる。
好ましくは、開口被覆部は開口のためのプラグからなる。
好ましくは、ボタンは凹部の中に備えられ、凹部はボタン被覆部を受けてボタンの上にボタン被覆部を固定するようになっている。
好ましくは、凹部は、ボタンの上でボタン被覆部を概ね封止するためにボタン被覆部上でシーリングヘッドと係合するようになされた下部切り込みを含む。
好ましくは、凹部は、ボタン被覆部の凹部への取外し可能な連結を可能にするようになされた易破断性フィラメントを含む。
本発明の更に別の態様によれば、ボタンを覆うようになされたボタン被覆部と、吐出口管路を閉じるようになされたプラグ部と、ボタン被覆部とプラグを結合するウェブ部とを具備する弁の閉鎖手段が提供される。
好ましくは、ボタン被覆部はボタンのための凹部と、ボタンの上の所定の位置にボタン被覆部を固定するために係合可能となされた凹部係合表面とを含む。
好ましくは、凹部係合表面はフランジからなる。このフランジはシーリングヘッドからなってよい。
好ましくは、閉鎖手段の部分は閉鎖手段の一方の側に関してボタンを受けるために概ね凹形状をなし、閉鎖手段と同じ側に関して開口内に挿入できるように概ね凸形状をなす。
好ましくは、閉鎖手段はプルタブを含む。
好ましくは、プルタブは開口被覆部に連結される。
好ましくは、閉鎖手段は弾性材料で形成される。
本発明の更に別の態様によれば、本体と、本体から延びるボタンとを具備し、本体がボタンに対して概ね横向きの把持表面と本体からボタンよりも先に延びる保護表面を与える少なくとも1つの突起を含む、流動性材料用の弁が提供される。
好ましくは、前記少なくとも1つの突起がボタンから略45°の角度で延びる。
本発明の更に別の態様は、例示のみを目的とする以下の説明を読み、また添付の図面を参照することにより明らかになろう。
図1は、流体のような流動性材料用の弁1の好ましい実施形態の外観の斜視図である。弁1は典型的には一体に成型された要素として形成された本体2を有する。典型的には、本体2は射出成型によって形成される。本体2はボタン用開口すなわち端部開口3を有しており、該開口からボタン4が突出する。図1に示すボタンは、実際にはダイアフラムシール5の背後にある(図2により見やすく示す)。
使用時は、ダイアフラムシール5で覆われたボタン4が押されたときに流体が排出孔6から出る。
本体2においてボタン用開口3の近傍には一対の翼状突起部7が形成されており、これによって、ユーザーが親指でボタン4を押すときに人差指と中指でつかむのに便利な表面が本体を横切るよう設けられる。
本体2は、本体2の前面12から外に延びる2つの保護突起部14を有する。これらの保護突起部14は、保管中に弁2の前面12が壁のような平たい表面に向かって押圧されたときに、ボタン4が誤って押されてしまうのを防ぐものである。
本体2には、弁を流体容器(図示せず)に取付けるのを補助するためにフランジ8が設けられている。弁1を容器(図示せず)に固定するために、本体2の後部9はバレル型の形状を有している。本体の後部9には、容器(図示せず)内に本体2の後部9を固定するのを補助するためにリブ10を備えることができる。
図1には、また、本発明の別の実施形態による弁2の前面12を覆うキャップ(図1には図示せず)の残りの部分であるリング11が示されている。リング11は、不正開封防止のためのフィラメント13の残りの部分を示す。該フィラメントは、リング11に接着され、キャップをひねることで破断するようになっている。弁1は、リング11を備えても、また備えなくてもよい。
図2は、本発明の好ましい実施形態を構成する各部品を分解して示す斜視図である。
弁1は内部部材15を具備し、該内部部材は、作動部材16と、ボタン4と具備している。好ましい実施形態では、内部部材15は一体構造の部品である。ただし作動部材16とボタン4が連結可能な別個の部材として形成される実施形態も考えられる。
内部部材15は、作動部材16をボタン4に取付ける一組のスポーク17を有する。それ以外では、作動部材16は中空の環状の形を有し、本体2の中に形成されるボア(後に示す)にぴったり嵌るように設計される。
ボタン4はダイアフラムシール5の内側にある対応するリブ(後に示す)に係合する溝18を有し、ボタン4がダイアフラムシール5にしっかり係合するようになっている。これにより、シール5を圧縮する力がボタンからシールに伝達され、或いはその代わりにダイアフラムシール5がボタン4に予負荷をかける、すなわち付勢することができる。
作動部材16にはリップまたはリブ状の突起19の形状を有するシールも形成され、作動部材16と、作動部材16が嵌合するボア(後に示す)との間の封止を行う。或いは、同様の形態を有する何らかのシールを作動部材上に備えるか、またはこのシールをボアの上または内部に備えてもよい。当該技術に習熟した者であれば、作動部材16とボア23の間のシールとして適切な様々なものが考えられることが明白であろう。例えばフラップ(垂れぶた)やOリングが含まれるが、これらは単なる一例に過ぎない。
ダイアフラムシール5は、ボタン被覆部20、ドーム形状部21および固定部22を有するものとして図示されている。固定部22には、本体2のに形成された梁条(図示せず)と嵌合する溝22aが形成される。
図2、3に、本発明の好ましい実施形態による弁1を形成するためには、別々に形成することができる3個の部品しか必要でないことを示す。
図3に、本発明の好ましい実施形態による弁1の一部を破断して示す側面図であり、本体2、ダイアフラムシール5および内部部材15の相互の関係を示す。
図3には、ダイアフラム5をボタン4の上に固定するために、ダイアフラム5内の溝18に係合する内部部材15のボタン部4のに形成された梁条27も示されている。
図3には、本体2内に形成された内部のボアで、内部部材15の作動部材16がぴったり嵌合する内部のボア23も図示されている。作動部材16の外部表面は、この実施形態では円形横断面を有するボア23と相補的な形に形成される。
この実施形態では、作動部材16の外部表面はボア23に沿って移動可能なボア23用ブッシュを形成する。材料はボア23の内側に対して封止を行うリブ19(図2に示す)によって作動部材16の外側に沿って流れることが防止される。これにより、本体2と通常は大きな製造上の許容度を有する作動部材15のような、射出成型された2個の部品の間に良好なシールを形成することができる。
ボア23の横断面が円形でないような、他の実施形態が考えられる。しかし作動部材15とボア23の間の接触面積、従って摩擦を最小にするという点で、円形の横断面が好ましい実施形態では選択される。
図3には、ダイアフラムシール5が本体2の一端の中にどのように嵌合するかをも示されている。ダイアフラムシール5内に形成された溝22aと係合するために、本体2の内部にはリブ24が形成される。このリブと溝の構成により、弾性材料で形成されるダイアフラムシール5がボア23内の所定の位置に保持される。
図3において、ダイアフラムシール5は、ボア23の端部を封止して弁1内の流体がボタン4を通って流出するのを防止している。
図3には、ボア23の側面に形成された流れ開口部25と連通する排出孔6が示されている。ここで流れ開口部25はボア23と排出孔6の結合部である。
図3は、開口25が作動部材16によって覆われた(従って封鎖された)状態を示している。この状態では、流体が流れ開口部25を通って排出孔6に流れることが防止され、つまり、た弁は閉じている。
図4、5は、弁1の一部を破断して示す斜視図であり、図4は閉じた状態を、図5は開いた状態を示している。閉じた状態では、作動部材16はボア23の側面に形成された流れ開口部25を覆い、ボア23と開口25および排出孔6を通る流体の一切の流れは止められる。
図5は、作動部材16が本体2の後部9に向かって押され、開口25が露出された状態を示す。弁1の開いた状態では、流体は本体2の後部9を通り、ボア23を通り、かつ中空の環状の形をした作動可能な要素16を越えて流れ、次に開口25と排出孔6を通って出ることができる。
図6、7は、本発明の好ましい実施形態による弁1の一部を破断して示す側面図である。弁が閉じた状態にあるときの内部部材15と作動部材16の位置を図6に示す。これは本体2の前面12に向かうものである。弁1が開いた状態にあるときの内部部材15と作動部材16の位置を図7に示す。
流れ開口部25の一部のみを覆い或いは露出させる位置に作動部材15を移動して流量を制御することができることが、当該技術に習熟した者には明らかであろう。
図7は、弁が開いた状態にあるときにはダイアフラムシール5が自身の上に折り重ねられ、ボタン4が押され、また作動部材16が開口25から離れて本体2の後部9に向かって移動することを示す。ダイアフラムシール5は、例えばエラストマ材料のような弾力性のある材料で形成される。ダイアフラムシール5が有する弾力性と、弁を開いた位置にしたときにダイアフラムシール5が折り重ねられた形になることは、ダイアフラムシール5がボタン4と作動部材16をそれらが弁1を閉じた位置にした(図6に示す)時に取る位置に向かって付勢する傾向にあることを意味する。ダイアフラムシール5が安定して折り畳まれるように、ダイアフラムシール5は典型的には折り畳み領域5aを有する。
リブ24、27およびそれらに対応する溝(図3に最も良く示される22a、18)によって、ダイアフラムシール5が、本体2およびボタン4に対して所定の位置にしっかり保持される。
このようにダイアフラムシール5は、ボタン4をボタン開口(図示せず)から突出させ、かつ作動部材16を開口25を覆う方向に向かわせる力を加えるバネ、すなわち付勢要素として作用する。このことは、ユーザーがボタン4を離すと弁1が閉じることを意味する。当該技術に習熟した者は、付勢がダイアフラムシールとは別の手段によっても行えることを理解するであろう。しかしダイアフラムと付勢手段を組み合わせることにより、弁1の部品点数を削減するという利点が得られる。
図6を参照して、ダイアフラムシール5は本体2のドーム状ボア閉鎖部26と接触している(図2に最も良く示される)。ダイアフラムシール5のボタン4を覆う部分は、本体内の開口3を通って突出する。図3、6から、ダイアフラムシール5があらゆる場所において本体2またはボタン4のいずれかと隣接することがわかる。このことは、ダイアフラムシール5を通過して移動または拡散する気体は、同時にすべて本体2またはボタン4を通過しなければならないということを意味する。弁1内のダイアフラムシールのこの構造により、弁1を通って内部の材料内に侵入する気体の移動が低減される。
図8は本発明の代替的な実施形態の一部を破断して示す側面図であり、リング11によって本体2に取付けられた保護キャップ29を示す(図1に最も良く図示される)。
図9は図8に示された本発明の別の実施形態において、ボタン4のキャップ29を含むものの斜視図である。
好ましい実施形態および代替的な実施形態において、典型的には下記の材料が使用される。本体2、キャップ29およびリング11は典型的にはポリプロピレンで形成される。内部要素15は典型的には高密度ポリプロピレンで形成される。ダイアフラムシール5は典型的にはポリエステルエラストマで形成される。同様の適切な特性を有する別の材料が、当該技術に習熟した者には明白であろう。
図10は、流体のような流動性材料のための弁1の別の代替的な実施形態の斜視図である。この実施形態は図1の実施形態に非常に似ているが、(図1に示すように)ボタン4を取り囲む本体の部分に主な違いがある。図10の実施形態は、本体から横方向に外に延びてボタンの方向に向かう突起37を有する。これらの突起37は、図1〜7を参照して説明した実施形態の翼部7と保護部14の両方の目的を組み合わせた働きをする。
図10には、弁1の閉蓋40が示されている。該閉蓋は、ボタン(図示せず)を覆うキャップ41を含む。これはまた、開口36内に挿入されて開口36を覆うプラグ42も有する。キャップ41とプラグ42はウェブ43によって結合されている。閉蓋40は、弁1から閉蓋を取外すのを容易にするために、プラグ42につながったプルタブ44をも有する。
ボタン(図示せず)の周囲の領域には、キャップ41を受ける凹部45が形成されている。凹部45はキャップ41に係合してこれをボタン(図示せず)の上の所定の位置に保持する。弾性材料で形成されたウェブ43は、凹部45のリップ46の上で曲げられるかまたは延伸され、プラグ42の開口36内への挿入を可能にする。キャップ41は、破断することのできるフィラメント(図示せず)によって、凹部の中の所定の位置に保持される。適切なフィラメントの形状は、当該技術に習熟した者には明白であろう。
図11は図10と同じ弁1の斜視図であるが、この場合はプラグ42が開口36から取外されている。ウェブ43はその弾力性のために真っ直ぐに伸び、その結果キャップ41とプラグ42が同一平面内にある。この図11は閉蓋40が取外される途中の状態を示す。閉蓋40を弁1から取外すには、ユーザーはタブ44を引っ張る。
図12は弁1の同じ斜視図であるが、この場合は閉蓋(図示せず)が完全に取外されてボタン4が露出している。図12では、凹部45のリップ46が凹部のほかの部分から切り離されて、ウェブ(図示せず)がボタン4から開口38まで延びられるようになされた状態を示す。
図13は同じ実施形態の別の斜視図で、凹部45のより多くの部分と、キャップ41内に形成されたロックタブ47を示す。
図14は弁1(図示せず)が無い状態での閉蓋40を示す。閉蓋40が弁1上で使用されている場合にそうなるように、キャップ41とプラグ42が互いに垂直になった状態での閉蓋40を示す。この状態では、ウェブ43がリップ46(図示せず)上でそうなるように曲げられている。
図15は閉蓋40に力がかかっておらず、ウェブ43の弾力性によりキャップ41とプラグ42が略平行な位置に戻った状態を示す。閉蓋40が弁1(図示せず)から取外される途中では、閉蓋40はこの状態にある。
図16は、閉蓋40がボタン4と開口36の所定の位置にある時の、弁1の端部の横断面図である。キャップ41はボタン4を覆うと述べたが、これらがダイアフラムシール5によって分けられていることが、図16から明らかである。
キャップ41は、凹部45の内部形状に適合するフランジ47を有する。フランジ47は、弁1の本体32上で対応した張り出した形状を有するリップ49と係合しそれと共に封止を行うシールヘッド48を有する。閉蓋40を形成する材料の弾力により、張り出し形状のリップ48、49が互いの上に付勢されて閉蓋40を弁1から取外すことが可能となる。それ以外の時は、シールヘッド48と張り出し形状のリップ49の作用によりキャップ41はボタン4の上にしっかりと保持される。
図16は、プラグ42が開口36内にしっかりと嵌合するように形成されていることを示すが、閉蓋40を形成する材料の弾力によって補助された摩擦力により、プラグは開口内に保持される。
図17はシールヘッド48と張り出し形状のリップ49の作用が良く分かるように弁1の端部を拡大した図である。これらはボタン34の周りに延設され、ボタン4の上のキャップ41を封止する。
一例として説明した好ましい実施形態は、複雑な部品を無くすことにより経済的な自動組立が可能となるとの利点を有する。
一例として説明した好ましい実施形態は、独立した部品が3個だけであるとの利点を有する。このことは弁が、射出成型用の治具類および組立の観点から経済的に製造できることを意味する。
図18〜21は、本発明の更に別の実施形態による流動性材料用の弁を示す。この実施形態は図1〜7、図8、9および図10〜17に示した実施形態に類似するが、本体2に対して角度をなして延びる引き伸ばされた管路50と、管路50を封止する膜51を有する点が異なる。
管路50は本体2から外に向かって延び、ユーザーによって作動部材16の端にあるボタン4に向かう。これはまた、使用時は典型的には容器(図示せず)に連結されるフランジ8から離れるように延びる。そのため、管路50は流動性材料を容器(図示せず)からユーザーに向かって導くように作用する。これにより、弁1を介して流体で満たされる受容器と容器(図示せず)の壁の間に付加的な隙間が作られる。
膜51は管路50の端66を覆うように、熱または接着剤によりシールすることができる。適切な膜は当該技術に習熟した者に周知であろう。代替的な封止手段も、当該技術に習熟した者には周知のものであろう。
図19は、狭められた端部4aを有するようになされた本実施形態のボタン4を示す。ボタン4のこの狭められた端部4aは、ダイアフラムシール5の内壁5cによって形成された凹部5b内に収まり、シール5を折り畳むために要する力を軽減するようになっている。
図20は、図18、19に示した弁の代替的な実施形態の分解された各部品を示す。図の一番上に本体2が示されている。
その下にボタン4のキャップ52がある。キャップ52は、凹部45の内部形状に対応する外部形状を有する。キャップは、凹部45の内部形状に対応するように湾曲したプルタブ53をもつ。凹部には、プルタブ53を凹部の縁で露出させるための切り込み60を備えることができる。これによりユーザーがプルタブ53をつかむことが容易になる。プルタブ53は、引き剥がしフラップ61によりキャップ52の残りの部分に連結されている。プルタブ53が引っ張られて引き剥がし部がキャップ52の残りの部分から引き離されるまでは、引き剥がしフラップはキャップ52の一部を形成している。これにより、引き剥がし部はキャップ52の周囲の部分から取り除かれる。これにより、凹部45の周囲に形成された張出し部(図示せず)からキャップを取外すために必要なように、キャップが曲がることができる。
キャップ52の隣には、管路50を封止する膜51が図示されている。これは当業者に周知の任意の適切な膜とすることができる。この膜は管路上で開放され、或いは熱シールすることができる。
キャップ52の下に図示されているのは内部部材15である。内部部材は、一端に形成された作動部材16と他端に形成されたボタン4を有する。
内部部材の下にはダイアフラムシール5が図示されている。
図21に、弁の各部品を組立てた状態からキャップ52を除いたものを示す。
図22にボタン4のキャップまたは閉蓋52を示す。この図は、プルタブが更にユーザーが把持し易いように、穴63がその中に形成された状態を示している。
更に別の好ましい実施形態による弁1では、材料を容器(図示せず)から離れる方向に流して、使いやすさを向上させるという利点が得られる。また、プルタブが凹部45から露出して、ユーザーがそれをつかみ易くなるという利点も得られる。
実施例によりここで説明した実施形態はまた、弁を通って弁内部の材料中に、またその逆方向での気体の移動を最小にすることを可能にする弁を提供する。
本発明の代替的な実施形態は、ボタンと開口の両方に対する閉鎖手段で簡便に取外せるものを備えた弁を提供する。
好ましい実施形態による本体および作動部材の機構は、本質的に単純な形状を有する。内部部材15と本体2内で採用される形状の多くは円形または略円形である。本発明の好ましい実施形態では、複雑な形状の構成要素の必要性を無くした。従って、本発明は比較的経済的な樹脂および成型用治具を使用して製造可能である。
本発明の各態様を例示によってのみ説明してきたが、変更および追加が添付の請求項に定義された範囲を逸脱することなく行えることを理解すべきである。
本発明の好ましい実施形態による流動性材料用の弁の斜視図。 本発明の好ましい実施形態による流動性材料用の弁の3つの構成部品の斜視図。 図1、2に示した本発明の同じ好ましい実施形態による流動性材料用の弁の一部を破断して示す側面図である。 図1〜3に示した本発明の同じ好ましい実施形態による流動性材料用の弁の一部を破断して示す斜視図で、弁を閉じた状態を示す図である。 図1〜4に示した本発明の同じ好ましい実施形態による流動性材料用の弁の一部を破断して示す斜視図で、弁を開いた状態で弁を通過する流路を示す図である。 図1〜5に示した本発明の同じ好ましい実施形態による流動性材料用の弁の一部を破断して示す側面図である。 図1〜6に示した本発明の同じ好ましい実施形態による流動性材料用の弁の一部を破断して示す側面図で、弁を開いた状態を示す図である。 図1〜7に替わる第二の実施形態による流動性材料用の弁の斜視図で、弁のボタンの上に備えられたオプションの保護キャップを追加したものを示す図である。 図8に示した本発明の第二の実施形態による流動性材料用の弁の斜視図である。 本発明の第三の実施形態による流動性材料用の弁の斜視図である。 図10に示した第二の実施形態による流動性材料用の弁の斜視図であり、この場合の閉鎖手段は図10の替わりになる形状である。 図10、11に示した第三の実施形態の斜視図であり、閉鎖手段を取り除いた状態を示す図である。 図10〜12に示した第三の実施形態による流動性材料用の弁の別の斜視図である。 図10〜13に示した第三の実施形態による流動性材料用の弁の閉鎖手段の斜視図である。 図10〜14に示した第三の実施形態による流動性材料用の弁の閉鎖手段の斜視図であり、その図に替わる構成を示す図である。 図10〜13に示した第三の実施形態による流動性材料用の弁の横断面図である。 図10〜16に示した第三の実施形態による流動性材料用の弁の別の横断面図である。 本発明の第四の実施形態による流動性材料用の弁の斜視図である。 図18に示した第四の実施形態による流動性材料用の弁の一部を破断して示す側面図である。 図18、19に示した第四の実施形態による流動性材料用の弁の構成部品の分解斜視図である。 図18〜20に示した第四の実施形態による流動性材料用の弁の一部を破断して示す斜視図であり、ボタンのキャップを取り除いてその下のボタンを露出した状態を示す図である。 図18〜21に示した第四の実施形態による閉鎖手段の斜視図である。
符号の説明
1 弁
2 本体
3 端部開口
4 ボタン
5 ダイアフラムシール
7 翼状突起部
8 フランジ
10 リブ
11 リング
13 フィラメント

Claims (26)

  1. 流動性材料用の弁であって、
    内部にボアが形成された本体であって、前記ボアがその側面に流れ開口部を有する本体と、
    前記流れ開口部の少なくとも一部を覆うことのできる作動部材であって、前記作動部材は前記ボアに沿って移動して、前記流れ開口部の覆われていない領域の大きさを制御し、それにより前記ボアと前記流れ開口部の間における材料の流れを制御する作動部材とを具備し、
    前記本体が端部開口を含み、前記作動部材が該端部開口を通って突出可能となっている、
    流動性材料の弁において、
    前記端部開口を封止するためのダイアフラムシールであって、
    前記本体が、前記ダイアフラムシールに当接して、前記ダイアフラムシール自体による防止作用に加えて、前記ダイアフラムシールとの当接部分からの気体の伝達を防止し
    前記ダイアフラムシールが、閉じた位置への前記作動部材に対する付勢手段となるようにした、
    ダイアフラムシールによって特徴付けられており
    前記作動部材に少なくとも1つの管路が貫通、形成されている、
    流動性材料用の弁。
  2. 前記作動部材が前記ボアに対して相補的な形状の外郭を有する請求項1に記載の流動性材料用の弁。
  3. 前記ボアと前記作動部材との間における材料の流れを防止するために、前記弁が前記作動部材と前記ボアとの間にシールを具備する請求項1または2に記載の流動性材料用の弁。
  4. 前記シールがリブからなる請求項3に記載の流動性材料用の弁。
  5. 前記リブが前記作動部材に形成される請求項4に記載の流動性材料用の弁。
  6. 前記弁が、前記ボアの中に形成された前記流れ開口部を完全に覆う位置に向かって前記作動部材を付勢し、それにより前記流れ開口部を通って材料が流れるのを防止する付勢手段を含む請求項1〜5の何れか1項に記載の流動性材料用の弁。
  7. 前記ダイアフラムシールがエラストマ材料で形成される請求項1に記載の流動性材料用の弁。
  8. 前記作動部材が、前記ボアの側面にある流れ開口部を覆わない位置に向かうときに、ダイアフラムシールが自分自身の上に折り畳まれるようになっている請求項1または7に記載の流動性材料用の弁。
  9. 前記本体とダイアフラムシールが、それらが互いに隣接する領域において互いに協力するかまたは相補的な形状に形成される請求項1、7または8に記載の流動性材料用の弁。
  10. 前記ダイアフラムシールが前記ボアの一端の中に嵌合するようになっている請求項1、7〜9の何れか1項に記載の流動性材料用の弁。
  11. 前記ダイアフラムシールを前記ボアの中に固定するために、前記ダイアフラムシール内に少なくとも1つのリブおよび/または溝を形成できる請求項10に記載の流動性材料用の弁。
  12. 前記ダイアフラムシールを前記作動部材の上に固定するために、前記ダイアフラムシール内に少なくとも1つのリブおよび/または溝を形成できる請求項1、7〜11の何れか1項に記載の流動性材料用の弁。
  13. 前記ダイアフラムシールが前記作動部材のための凹部を規定する請求項1、7〜12の何れか1項に記載の弁。
  14. 前記作動部材の一方の端部がボタンの形状に形成される請求項1、7〜13のいずれか1項に記載の流動性材料用の弁。
  15. 前記本体が、前記作動部材の近傍に配置され、かつ、概ね前記作動部材の作動方向に延びる少なくとも1つの保護突起部を含む請求項1〜14の何れか1項に記載の流動性材料用の弁。
  16. 前記本体が、前記作動部材の一方の端部に設けられたボタンを略横切って突出し、ユーザーが前記ボタンを押すときに握るようになされた少なくとも1つの表面を有する請求項1〜15の何れか1項に記載の流動性材料用の弁。
  17. 前記流れ開口部が前記作動部材によって覆われていないとき、前記作動部材内を通って前記材料の流路が与えられる請求項に記載の流動性材料用の弁。
  18. 流動性材料用の前記弁が、前記流れ開口部から延びる吐出管路であって流動性材料を前記流れ開口部から離れる方向に導くようになされた吐出管路を有する請求項1〜17の何れか1項に記載の流動性材料用の弁。
  19. 前記吐出管路が前記本体に対して角度をなして延びる請求項18に記載の流動性材料用の弁。
  20. 前記吐出管路が前記ボアの中心軸に対して略45°の角度をなして延びる請求項19に記載の流動性材料用の弁。
  21. 前記吐出管路の一端を覆ってシールされた取外し可能な膜を含む請求項18および20の何れか1項に記載の流動性材料用の弁。
  22. 前記本体が、前記作動部材を覆うようになされたカバーを連結するようになっている請求項1、7〜21の何れか1項に記載の流動性材料用の弁。
  23. 前記本体連結して前記作動部材を覆うようになされたカバーであって不正開封防止のためのフィラメントを含むカバーを具備し、前記フィラメントを破断することによって、前記カバーの一部が前記本体から取外され、作動部材が露出ようになっている請求項22に記載の流動性材料用の弁。
  24. 前記カバーがプルタブを含む請求項23に記載の流動性材料用の弁。
  25. 前記本体が、前記作動部材のための開口の近傍に張出した形状を有するリップを含む請求項22または23に記載の流動性材料用の弁。
  26. 前記カバーが、
    前記作動部材を覆う作動部材被覆部と、
    前記流れ開口部を閉じるプラグと、
    前記作動部材被覆部と前記プラグとを連結するウェブ部とを具備する請求項2224の何れか1項に記載の流動性材料用の弁。
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